※この作品はR-18です。

もし、ヒロイン達が『最後の一線♡』を超えたなら 〜キスシーンで終わり? 朝チュンでごまかす? …「お約束」で守られた純潔なんて、もう、いらない♡〜   作:のびすけ。

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翼センセーション④

ふと、意識が浮上する。

なんだか、すっごく、幸せな夢を見ていた気がする。

 

キラキラしていて、身体の芯までとろけちゃうくらい、甘い夢。

ゆっくりと目を開けると、見慣れない天井がぼんやりと見えた。

 

「…おはよう、翼」

 

すぐそばから、大好きな声がした。

 

「…ん…おはよ、お兄ちゃ…」

 

えっ? お兄ちゃん? あたし、なんでお兄ちゃんのベッドに…? そこで、あたしは気づいた。

あたしは、なにも着ていない、裸んぼだ。

隣で微笑んでいるお兄ちゃんも、同じく裸で…。

 

「―――好きです!あたし、ずっと、お兄ちゃんのことが、好きでした…! ―――キス、して…♡ ―――セックス…して、ほしいな…♡ ―――あああああああああああああーーーーーーーーっっ!!!!♡♡♡♡」

 

さっきまでの出来事が、一気に、鮮明に、頭の中に蘇ってくる。

夢じゃ、なかった。

全部、本当に、あったことなんだ。

 

そう思った瞬間、あたしのまんこの奥から、じゅわっ、と、なにかがあったかいものが溢れてくる感覚があった。

シーツに、白い、とろりとした液体が染みを作っていく。

お兄ちゃんの、精子だ。 あたしの中に、こんなにたくさん…。

 

「うわっ…!」

 

顔が、かぁーっ!と熱くなる。

恥ずかしくて、布団を頭まで被ると、お兄ちゃんが、くすくす笑いながら、優しく言った。

 

「翼、すっごく、かわいかったよ」

 

その一言が、嬉しくて、恥ずかしくて、愛おしくて。

あたしは布団から飛び出して、力いっぱい、彼に抱きついた。

 

「…お兄ちゃん」

 

「ん?」

 

「あたし、今、世界で一番幸せだよ。お兄ちゃんが、あたしの初めての人で、ほんとによかった…!」

 

「俺もだよ」

 

「これからも、ずっと、お兄ちゃんのこと、大好きでいさせてください!アイドルも、もっともっと頑張るから!お兄ちゃんに、世界一キラキラしてるあたしを、見ててほしいから…!」

 

あたしの今の気持ちと、これからの気持ち、ぜんぶ。

彼は、うん、うん、と頷きながら、あたしの告白を、ぎゅっと抱きしめて、聞いてくれた。

 

ーーーーー

 

翌日、765プロ

レッスン中なのに、どうしても、にやけちゃう。

 

昨日の夜のこと。

お兄ちゃんの優しい顔、熱い身体、あたしの中に入ってきた時の感覚…。

思い出すだけで、顔が熱くなって、口元が緩んじゃう。

 

でも、不思議だった。

ダンスのキレは、いつもよりずっと良かったし、歌声も、トレーナーさんに「感情が乗っていて、すごくいい」って褒められたんだ。

 

「お疲れ様ー!」

 

レッスン後の休憩中。

あたしが床に座って、まだ昨日の余韻に浸っていると、未来と静香が隣に座ってきた。

 

「ねぇねぇ、翼!なんか、すっごく良いことでもあった?」

 

未来が、きらきらした目で、あたしの顔を覗き込んでくる。

 

「なんだか今日の翼、すっごくキレイだよ?レッスンも、ビビッときてたじゃん!」

 

「…ずっと、にやにやしてるよね」

 

今度は、静香が、じとーっとした目で指摘する。

 

「見てて、こっちが恥ずかしくなるくらい。…もしかして、例のお兄さんと、何か進展があったとか?」

 

二人の鋭いツッコミに、あたしは、もう降参するしかなかった。

ううん、違う。

 

本当は、誰かに、この幸せを、言いたくて、言いたくて、仕方がなかったんだ。

 

「…うん。あったよ。すっごいこと」

 

そこからは、もう、全部白状するしかなかった。

あたしの、初めての体験。

 

昨日、彼に告白したこと。

キスをして、身体中を触られて、おっぱいを弄られただけで「イっちゃった」こと。

 

「…えっ!?おっぱいだけで!?」と驚く未来。

 

「それは…翼さんがすごく敏感だったのね…」と、なぜか少し詳しい静香。

 

「それからね、彼、あたしのまんこに、顔をうずめてきて…」

 

「きゃあっ!?」

 

「く、クンニじゃない…!それで?それで!?」

 

未来と静香の食いつきがすごい。

 

「なんかね、真ん中の硬いとこの皮を剥かれて、直接舐められたら、もう、すっごいキラキラが来ちゃって…!そしたら、なんか、おしっこみたいのが、びゅーって!」

 

「潮吹き…!本に書いてあった通りのことを、本当に…!」

 

静香が、顔を真っ赤にしながら、ぶつぶつ解説してくる。

耳年増ってやつかな?

 

そして、焦らされながら、お兄ちゃんのおちんちんを、中に入れられたこと。

最初は痛かったけど、すぐに、今までで一番の幸せな気持ちになったこと。

 

優しくされて、激しくされて、何度も何度もイかされて、最後に、子宮の奥に、あったかいのを、いっぱい注ぎ込まれたこと。

 

ぜんぶ、話し終わった後。

あたしも、未来も、静香も、三人で、しばらく、ぼうっとしてしまった。

なんだか、お腹の奥が、きゅん、て疼く。

 

「…すごい…」

 

未来が、ぽつりと呟いた。

 

「…アイドルの恋愛って、すごいわね…」

 

静香が、うっとりした目で、どこか遠くを見ている。

 

あたしは、二人の顔を見て、ふふっ、と笑った。

そして、勢いよく立ち上がる。

 

「じゃあ、あたし、今日も、お兄ちゃんのところにいくから!お先!」

 

ぽかんとしている二人を残して、あたしはレッスン室を駆け出した。

早く、会いたい。 大好きな、あたしだけのお兄ちゃんに。

 

ーーーーー

 

あたし、伊吹翼は、ずっと「ビビッとくる」何かを探していた。

それは、ステージの上で、ファンのみんなの声援を浴びる中にあるんだって、そう思ってた。

 

でも、違った。

あたしが本当に見つけたかったキラキラは、スポットライトの中じゃなかった。

 

ずっと隣で、あたしだけを、静かに、でも、誰よりも熱く、見守ってくれていた、彼の腕の中にあったんだ。

 

恋を知って、愛を知って、初めてのセックスを知って。

あたしは、ただのアイドルから、一人の「女の子」になれた。

 

でも、それは、終わりじゃない。

この、胸いっぱいの幸せと、身体の奥で疼く甘い熱を、全部、力に変えて。

 

あたしは、もっと、もっと、輝ける。

ステージの上で、今まで誰も見たことのないくらい、キラキラのアイドルになってみせる。

 

大好きな彼と、応援してくれるみんなのために。

あたし、伊吹翼の、本当のセンセーションは、まだ、始まったばかりなんだから!

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