※この作品はR-18です。

もし、ヒロイン達が『最後の一線♡』を超えたなら 〜キスシーンで終わり? 朝チュンでごまかす? …「お約束」で守られた純潔なんて、もう、いらない♡〜   作:のびすけ。

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とある科学の超電磁砲 佐天涙子編
セブンスミストの噂と、本当の“初めて”


第七学区、夕暮れのファミリーレストラン。

いつものメンバー…あたし、初春、御坂さん、そして白井さんと、学校帰りの他愛ないおしゃべりに花を咲かせていた。

 

「…それでですね、最近また新しい都市伝説が流行っているんですよ」

 

初春が、少し興奮したように切り出した。彼女はこういう話が大好きだ。

 

「なんでも、『セブンスミスト』っていうアロマを嗅ぐと、能力がなくても、好きな人と身も心も結ばれる夢が見られる…とか」

 

「まあ、くだらないですわね。そんな非科学的なもの」

 

白井さんは、いつものようにツンと鼻を鳴らす。でも、御坂さんは少しだけ興味深そうに耳を傾けていた。

あたしは…といえば、その都市伝説よりも、窓の外をぼんやりと眺めていた。

 

(好きな人と、身も心も結ばれる…か)

 

あたしの脳裏に浮かんだのは、一人の男の人の顔。

あたしが“レベルアッパー”事件で道を踏み外しそうになった時、何も言わずに助けてくれた、少し年上の大学生。

 

彼は能力者じゃないけど、誰よりも頼りになって、優しくて…。あたしは、そんな彼に、ずっと密かな恋心を抱いていた。

 

「佐天さん? 聞いてますの?」

 

「へ? あ、うん、聞いてる聞いてる! それで、そのセブンスミストって、どこで手に入るの?」

 

あたしの食いつきように、みんなが少し驚いた顔をする。

でも、あたしの心は、もう決まっていた。

 

(都市伝説なんかに、頼らない)

 

あの白い空間で、あたしたちは誓ったはずだ。

脚本(シナリオ)に用意された役割を待つんじゃなくて、自分の意思で、欲しいものを掴み取りにいくって。

 

あたしが欲しいのは、夢なんかじゃない。

本物の彼に触れて、彼の熱を感じて、あたしの全部で彼を受け止めて…本当の意味で、“結ばれ”たい。

 

その日の夜、あたしはスマホを握りしめ、彼の番号を呼び出した。

震える声で、たった一言だけ、伝える。

 

「…今夜、会えませんか? どうしても、あなたに確かめてほしい“都市伝説”があるんです」

 

彼の部屋のドアを開けた瞬間、ふわりと、あたしがいつも使っているボディソープの甘い香りがした。

彼が、あたしのために、わざわざ同じものを用意してシャワーを浴びて待っていてくれたのだとわかって、胸の奥がきゅん、と熱くなる。

 

「…それで、確かめてほしい都市伝説って?」

 

少し緊張した面持ちの彼に、あたしは最高の笑顔で向き合った。

そして、ゆっくりと、自分の制服のベストのボタンに手をかける。

 

「…レベル0(あたし)でも、大好きな人をめちゃくちゃにできる、っていう都市伝説」

 

そう言って、にひひ、と笑ってみせると、彼の顔が驚きで固まった。

あたしは、そんな彼の反応を楽しむように、ゆっくりと、一枚、また一枚と服を脱いでいく。

 

ベストを脱ぎ、ブラウスを脱ぎ…キャミソールだけの姿になったとき、彼がごくり、と喉を鳴らす音が聞こえた。

 

「さ、佐天さん…?」

「涙子」

「え?」

「あたしのこと、涙子って呼んで。…今夜、あたしは、あなたの涙子になりたいの♡」

 

もう、後戻りはできない。

あたしは彼の前に立つと、その大きな手を、あたしの胸にそっと持ってきた。

 

「…触って」

 

彼の指先が、キャミソールの布越しに、あたしの胸の膨らみに触れた瞬間、びくっ、と身体が震えた。

 

「ひゃぅっ…!♡」

 

(すごい…! 触られただけなのに、電気が走ったみたい…!)

 

彼の指が、おそるおそる、あたしの胸を揉み始める。

きゅ、きゅ、と柔らかく、でも確実に熱を帯びた手つきで。

あたしの小さな突起が、きゅん、と硬くなっていくのが自分でもわかった。

 

「あっ、んぅ…♡ だ、め…そんなふうに、優しくされたら…♡」

 

あたしは彼の首に腕を回して、その唇に、自分からキスをした。

最初はただ触れるだけだった唇が、彼の舌が侵入してきたことで、一気に濃厚なものへと変わっていく。

 

「んんっ…♡ ふ、ぁ…♡」

 

ちゅぷ、じゅる…っと、いやらしい水音が部屋に響く。

彼の舌があたしの舌に絡みつき、口の中の隅々までを探るように動き回る。

頭がくらくらして、立っていられなくなって、あたしたちはそのまま、ベッドになだれ込んだ。

 

彼が、あたしの上に乗っていたキャミソールを、ゆっくりと捲り上げていく。

そして、露わになった素肌のブラジャーのホックに、その指をかけた。

プチ、と小さな音を立てて解放されたあたしの胸が、ぽすん、と彼の前に晒される。

 

「…きれいだ、涙子」

「…見ないでよ、えっち…♡」

 

(でも、嬉しい…! もっと、あなたのその瞳に、あたしの全部を焼き付けて…!)

 

彼の顔が近づいてきて、その唇が、あたしの胸の先に、ちゅぷ、と吸い付いた。

 

「あああんっ♡♡♡ だ、だめぇ…! そこは、だめだってばぁ…!♡」

 

(なにこれ、なにこれ! 感じたことない感覚…! 吸われてるだけなのに、身体の奥が、ずくんずくんって熱くなる…!)

 

きゅぅ…と吸われて、じゅるじゅるって舌で弄ばれて。

もう、わけがわからなくなって、ただ彼の頭を抱きしめて、可愛く喘ぐことしかできない。

 

「あっ、んくぅっ…♡き、もち、い…♡もっと、もっとぉ…♡」

 

彼の大きな手が、あたしのお腹を撫で、そして、ゆっくりとスカートの中へと滑り込んできた。

 

「ひぃっ…!?♡♡」

 

パンティの上から、あたしの秘密の場所が、指の腹で優しく、くるくると円を描くようになぞられる。

 

「あ、あんっ♡♡♡ も、もう、そこ、濡れちゃっ…♡」

 

彼の指が、パンティのゴムを少しだけずらして、中に侵入してくる。

そして、愛液でぬるぬるになった割れ目を、直接、こりこりと刺激した。

 

「あああああんっ♡♡♡♡♡♡ いっちゃ、う! そんなとこ、されたら、あたし…!」

 

彼はいったん指を離すと、あたしのスカートとパンティを、一緒に、ゆっくりと引き下げていった。

そして、露わになったあたしの花園に、その顔をうずめる。

 

「え…? な、なに…? 嘘…♡」

 

じゅるっ…

 

彼の温かくて、ざらりとした舌が、あたしの割れ目を、一本の線を描くように、下から上へと舐め上げた。

 

「きゃあああああんっ♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

(だめだめだめだめ! 気持ちよすぎる! 頭が真っ白になっちゃう! こんなの、知らない…!)

 

くちゅ、くちゅ、くちゅ…♡ じゅぷっ、じゅぷっ…♡

 

彼の舌は、あたしの花びらを一枚ずつ丁寧に開き、その内側の柔らかい粘膜を、吸い上げるように舐め回していく。

 

一番敏感な、小さな豆を見つけると、そこに舌先を押し当て、ちゅぷ、ちゅぷ、と小刻みに吸い始めた。

 

「あっ、あ、あひぃっ♡♡♡ そ、そこ! そこ、いちばん、だめなとこぉぉぉ!! いっちゃいます! いっちゃいますからぁぁぁ!!!」

 

腰が、びくん、びくん!と痙攣し、シーツをぐしゃぐしゃに握りしめる。

ねちゃ、ぐじゅ、と、あたしの身体から溢れ出る蜜と、彼の唾液が混じり合う音が、脳に直接響いて、あたしの理性を完全に破壊した。

 

ぴゅっ、ぴゅっ、と、あたしの身体から、熱い潮がシーツに飛び散る。

びく、びく、と痙攣するあたしの身体を、彼は優しく抱きしめ、そのお尻を大きな手で包み込んでくれた。

 

「…すごい、濡れてるな、涙子」

 

「…あ、なたの、せいです…♡」

 

息も絶え絶えに答えるのが精一杯。

彼は、自分の服をすべて脱ぎ捨てると、熱く、硬く、あたしの見たこともないくらいに膨れ上がったペニスを、その手に握った。

 

(お、大きい…! あんなに大きくて、硬いおちんちんが、あたしの中に…)

 

怖い。でも、それ以上に、早く、早くあれでぐちゃぐちゃにされたい、という欲望が、あたしの身体を支配していた。

 

彼は、あたしの足を持ち上げ、大きく開かせると、そのペニスの亀頭を、潮と愛液でぐしょぐしょになったあたしの入り口に、ぐりぐりと押し付けた。

 

「…っ♡♡♡」

 

「…涙子、入れるぞ。初めてだから、痛いかもしれないけど、我慢できるか?」

 

「…はい♡ あなたのなら、どんな痛みだって、あたし、嬉しいです…♡」

 

あたしの言葉に、彼は少しだけ目を見開いた後、愛おしそうに微笑んで、ゆっくりと、そのペニスをあたしの中に沈めてきた。

 

ず…っ、ずぶ…っ。

 

先端が、ぬるぬるとした粘膜を押し広げながら、中に入ってくる。

 

「んんっ…!♡ い、痛い…けど…っ、奥に、何かが…♡」

 

みち、みちち…っ。

今まで誰も入れたことのない、あたしだけの聖域が、彼の大きなペニスによって、無理やりこじ開けられていく。

 

処女膜が、ぷつり、と小さく破れる感覚。

鋭い痛みに顔をしかめたけど、それ以上に、彼と完全に繋がれたという、とてつもない幸福感が、あたしの全身を包み込んだ。

 

ずぶり、と湿った音を立てて、彼のおっきいおちんちんが、根本まで、あたしの奥深くに埋まる。

 

「…っ、はひ…♡ お、奥の、いちばん奥まで…入ってます…♡」

 

(すごい…! 熱い…! 硬い…! あたしの中が、あなたの大きいおちんちんで、いっぱいにされちゃってる…♡)

 

彼は、あたしが痛みに慣れるまで、しばらく動きを止めてくれていた。

そして、あたしがこくん、と頷くのを確認すると、ゆっくりと、本当にゆっくりと、腰を動かし始めた。

 

ずぷ…ん、ちゅぽ…♡ ぐぷ…ん、ぬぷ…♡

 

「あっ…♡ん…っ♡ふ、ぁ…♡」

 

最初は、ただただ彼のペニスが体内を往復する感覚に戸惑っていたけど、すぐに、それがとてつもなく気持ちいいことなのだと、あたしの身体が理解し始めた。

 

おちんちんが、中の一番敏感な壁を、ぐり、ぐりと擦り上げるたびに、背筋に甘い痺れが駆け上がっていく。

 

「きもち、い…♡ あなたのおちんちん、あったかくて、硬くて…すっごく、気持ちいいです…♡」

 

「涙子…っ、お前、本当に可愛いな…」

 

彼の腰の動きが、だんだんと、力強く、そして速くなっていく。

 

ぱん! ぱん! ぱん!

 

あたしたちの肌がぶつかる音と、ぐちゅ、ぐちゅ、という膣内から聞こえる水音が、いやらしいハーモニーを奏で始めた。

 

「あああっ♡♡♡ んあっ♡♡♡ きもち、いい! きもちいいです! もっと、もっと激しく、あたしの中を、ぐちゃぐちゃにしてくださいぃぃ…!♡♡」

 

「涙子…! 涙子…!」

 

彼は、あたしの名前を、まるで喘ぎ声のように何度も呼びながら、ただひたすらに、あたしを突き続けた。

 

もう、どちらの汗なのかもわからない。

肌と肌がぶつかる音、いやらしい水音、そして、私たちの喘ぎ声だけが、世界に響いている。

 

ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ、ぱん、ぱん、ぱん!

 

(ああ、ああ、ああ…! 壊れちゃう…! あなたと、一つになって、あたし、ぐちゃぐちゃに壊れちゃう…!)

 

彼のペニスが、あたしの中で、さらに一回り大きく、硬くなったのがわかる。

びくん、びくん、と、中で何かが暴れている。

 

「涙子っ…! ごめん、もう、出る…!」

 

「…はいっ♡」

 

あたしは、彼の首に腕を回して、最高の笑顔で、言った。

 

「いっぱい…いっぱい、あたしの中に、あなたのぜんぶをください…♡ あたしを、あなたの赤ちゃんができる身体に、してくださいぃ…♡♡」

 

その言葉が、最後の合図だった。

 

「うおおおおおおっ!」

 

びゅるるるるるっ…!

 

どくっ、どくっ、どくっ…!

 

熱くて、ドロリとした生命の雫が、私の身体の、一番奥深くにある子宮に、何度も、何度も、激しく注ぎ込まれる。

 

「んくぅぅぅ…っ♡♡♡♡」

 

あたしは、その熱い奔流を、一滴残らず受け止めながら、彼の背中を、きつく、きつく抱きした。

 

都市伝説なんかじゃない。

あたしは、あたしの意思で、今、大好きな人と、本当に、一つになったんだ。

 

ーーーーー

 

彼が、あたしの中にぜんぶを注ぎ終えても、二人の身体はまだ、熱く結合したままだった。

少しだけ休んだ彼のペニスが、あたしの中で、またゆっくりと硬さを取り戻していくのが、内側の粘膜を通して、はっきりと伝わってくる。

 

「…涙子」

「…はい♡」

「…まだ、したい」

 

その言葉を、あたしは待っていた。

一度知ってしまった、この極上の快感。一度で終わらせるなんて、もったいない。

 

「…あたしが、動かしたいな」

 

あたしは、彼にそうお願いした。

彼は、少し驚いた顔をしたけど、すぐにこくりと頷いてくれて、あたしの身体をそっと支えてくれた。

 

あたしはゆっくりと体勢を入れ替え、彼の上に跨る。彼とあたしが、向かい合う形…対面座位という体位だ。

 

さっきまで彼に貫かれていたおちんちんが、一度、ぬぷり、と抜け落ちる。

そして、今度はあたし自身の手で、その熱く硬くなったペニスを掴んで、ゆっくりと、あたしの入り口へと導きました。

 

ぐぷ、ぐぷ、ぐぷ…♡

 

今度は、上から下へと、自分の重みで彼のおちんちんを飲み込んでいく。

その感覚は、下からただ受け入れるのとはまったく違った、背徳的で、能動的な快感だった。

 

彼が苦しそうに、でも、気持ちよさそうに喘ぐ顔が、すぐ目の前にある。それが、あたしの支配欲を煽って、たまらなく興奮した。

 

「んくぅっ…!♡♡」

 

奥まで完全に収まると、あたしはゆっくりと腰を揺らし始めました。

きゅっ、きゅっ、と、あたしの膣が彼のおちんちんを締め付けるのが、自分でもわかります。

 

「…涙子、すごい…締まってる…」

「…っ♡(こくん)」

 

恥ずかしくて声も出せず、頷くのが精一杯。

あたしは、自分で一番気持ちいいと感じる角度と深さを探りながら、少しずつ動きを大きくしていく。

 

腰をくるくると回したり、浅く出し入れしたり、彼の反応を見ながら、あたしは完全にこのセックスの主導権を握っていた。

 

ぬちゃ、ぐちゃ、ぬぷっ♡

 

いやらしい水音が、先ほどよりも大きく部屋に響き渡ります。

 

「あっ♡あっ♡あんっ♡あんっ♡♡」

 

「はぁ…っ、ねぇ…♡ きもち、いい…?♡ あたしが“上”なの、どうかな…?♡」

「ああ…! 最高だ、涙子…! お前にめちゃくちゃにされてるみたいで…たまらない…」

 

その言葉にあたしは大満足して、さらに腰の動きを速めました。

彼のペニスが、あたしの子宮の入り口を、ぐり、ぐり、と何度も強く擦り上げる。

 

(ああ、だめ…! また、きちゃう…!)

 

「んあっ♡♡♡ あたし、また、いっちゃうぅぅ…!」

 

あたしが小さく果てたのと同時に、彼が「代われ」と言って、あたしの腰を掴んだ。

そして、今度は彼が、下から激しく突き上げるように、腰を動かし始めたのだ。

 

「ひゃあああんっ♡♡♡ さっきと、ちがう! ふかい、とこまで、くるぅ…!」

 

視界がぐらんぐらんに揺れて、快感の波状攻撃にあたしの身体はもう為す術もない。

しばらくそうしていると、彼がまた動きを止め、あたしの耳元で囁いた。

 

「…今度は、後ろからでもいいか?」

「…はい♡ あなたの、好きなように、あたしをめちゃくちゃにして…♡」

 

その言葉に、彼の目の色が変わったのがわかった。

 

ーーーーー

 

あたしは彼の身体から降りると、言われるがままに、ベッドに四つんただいまになりました。

熟れた果実のように突き出したお尻を、彼が後ろから、大きな手でわしづかみにする。

そして、愛液でぬるぬるになったペニスを、後ろから一気に突き刺してきました。

 

ずんっ!

 

「きゃあああんっ♡♡♡♡」

 

今までで一番深いところまで、彼のペニスが突き刺さる。

お腹の奥を、ぐり、と抉られるような、強烈な衝撃と快感。

 

「あ、あ、あ、ああっ♡♡♡ ふかい、ふかいです! 奥まで、ぜんぶ、入ってきちゃって…!」

 

彼は、あたしの髪を優しく掴んで固定すると、まるで獣のように、激しく腰を振り始めた。

 

がぷ、がぷ、がぷ! ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ!

 

「ひぃっ、ひぃっ、んひぃっ♡♡♡♡ だめ、だめだめ! そんな、そんな激しくされたら、あたし、本当に壊れちゃうぅぅ!!」

 

ぴゅっ、ぴゅっ、と、あたしの前から、また熱い潮がシーツに飛び散るのがわかった。

びく、びく、と痙攣するあたしの身体を、彼は気にすることもなく、さらに奥へ、奥へと突き続ける。

 

「ああ…♡ もう、だめ…♡ あなたの、オモチャみたい…♡」

 

自分の口から、そんな恥ずかしい言葉が漏れていた。

でも、本当にそうだった。

 

あたしは、彼の快感のためだけに存在する、ただの肉人形になったみたいだった。

しばらく、嵐のようなピストンが続いた後、彼がふっと動きを止めた。

 

「…涙子、こっち向いて」

 

ぐったりとしているあたしを、彼は優しく仰向けにさせました。

そして、乱れた髪を優しく撫で、汗で濡れた額に、ちゅ、とキスをしてくれる。

 

「…ごめん、少し、激しくしすぎた」

「…ううん、すごく、気持ちよかったです…♡」

 

彼の目が、さっきまでの獣のような色から、いつもの優しい色に戻っている。

彼は、あたしを優しく抱きしめると、最後は、あたしの顔をちゃんと見ながら、もう一度、ゆっくりとペニスを挿入してくる。

 

「…最後は、お前の可愛い顔、ちゃんと見ながらしたい」

 

ずぶ、ずぶ、ずぶっ…

 

さっきまでの激しさが嘘のように、愛おしむような、優しいピストン。

 

「あっ…♡ん…っ♡ふ、ぁ…♡」

 

あたしは、彼の首に腕を回し、彼の瞳をまっすぐに見つめながら、その愛を受け止めました。

 

「好き…大好きです…♡」

「俺もだよ、涙子」

 

そして、三度目の熱い奔流が、あたしの中に注ぎ込まれていく。

あたしは、そのすべてを、一滴残らず受け止めながら、幸せな気持ちで、彼の胸に顔をうずめた。

 

#ピロートーク:レベル0(あたし)でも、できること

行為が終わった後、あたしたちは、一つの毛布にくるまって、ただ静かに抱き合っていた。

彼の腕の中は、温かくて、安心できて、少しだけ、泣きそうになる。

 

「…すごい夜だったな」

「…うん」

「佐天さん…いや、涙子が、あんなに積極的だなんて、思わなかった」

「…あたしだって、女の子ですから」

 

あたしは、少しだけ拗ねたように言って、彼の胸に顔をうずめた。

 

「あたしね、ずっと、コンプレックスだったんです。レベル0(無能力者)だってこと」

 

「……」

 

「御坂さんみたいに、すごい能力があるわけじゃない。白井さんみたいに、風紀委員(ジャッジメント)として活躍できるわけでもない。初春みたいに、天才的なハッカーでもない。あたしには、何もないんだって、ずっと思ってた」

 

白い空間での出来事も、少しだけ話した。

みんな、それぞれの世界で、すごい力を持ってて、輝いてて。

あたしだけが、空っぽな気がしたこと。

 

「でも、決めたんです。能力がなくたって、あたしにしかできないやり方で、幸せになってやるんだって」

 

「…涙子」

 

「あなたとこうして結ばれたのも、あたしの意思です。誰かに与えられた物語じゃない。あたしが選んだ、あたしだけのハッピーエンドなんです」

 

そう言うと、彼は、あたしのことを、今までで一番優しい力で、ぎゅっと抱きしめてくれた。

 

「…お前は、空っぽなんかじゃないよ。お前のその笑顔に、俺は、何度も救われてきたんだから」

 

その一言で、あたしの心は、完全に満たされた。

 

ーーーーー

 

次の日の放課後。

あたしは、いつものファミレスで、いつものメンバーとおしゃべりをしていた。

 

「そういえば、佐天さん。例のセブンスミストの噂、どうやらガセだったみたいですよ」

 

「へぇ、そうなんだ」

 

初春の報告に、あたしは興味なさそうに相槌を打つ。

もう、そんなものに興味はなかった。

 

だって、あたしは、夢なんかよりもずっと素敵な“現実”を手に入れたのだから。

 

ちらり、と窓の外を見る。

そこには、待ち合わせの相手である、彼が立っていた。

あたしに気づいて、少し照れくさそうに手を振ってくれる。

 

「ごめん、みんな! あたし、今日用事あるから、お先に!」

 

あたしはみんなに手を振って、彼の元へと駆け寄った。

そして、ごく自然に、その腕に自分の腕を絡める。

 

「お待たせ!」

「いや、俺も今来たとこだよ」

 

あたしの名前は、佐天涙子。

何の能力も持たない、ただのレベル0。

でも、あたしは今、世界で一番、幸せだ。

 

これから先、この学園都市で、またいろんな事件が起こるんだろう。

でも、もう大丈夫。

あたしには、この人がいる。あたしの全部を受け止めてくれる、最高の彼氏が。

 

「ねぇ、今日の夜、また“都市伝説”の検証、しない?」

 

あたしが悪戯っぽく笑いかけると、彼は顔を真っ赤にして、「しかたないな。涙子が望むなら、いくらでも」と小さく呟いた。

 

あたしたちの日常は、どんな都市伝説よりも、ずっと刺激的で、甘くて、最高に楽しいものになる。

だって、あたしたちはもう、本当の意味で“結ばれ”たのだから。

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