※この作品はR-18です。

Mad empire 黒獣黙示録   作:YU-GO

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第3話 ~獣人街(ビーストネスト)~

「アオォォォォォォンッ!!!」

 

「ウオォォォォォォォォォン!!」

 

「グルルルルル………」

 

「ガルルルルルルル………」

 

レックス「五月蝿え獣人どもだぜ…」

 

レックスが今いる場所は、餓狼族と呼ばれる獣人達が巣食う場所にいた。レックスの周りには、凶暴化した餓狼族や、遠吠えして仲間を呼び寄せる餓狼族がおり、レックスは彼らの遠吠えで苛立ちをしていた。

 

レックス「ゾンビになっても、獣としての本能は失っていねえが、より凶暴になってやがるな…」

 

一匹の餓狼がレックスを標的として、襲い掛かる。

 

「グガアアアッ!!!」

 

レックス「ふんっ!!」

 

『ボコォッ!!!』

 

「グヘェ!?」

 

レックスを襲った餓狼は、レックスの裏拳によって腹を殴られた。

 

「ガァァァァ!!!」

 

「グガアアア!!!」

 

レックス「おるぁッ!!」

 

『バキッ!!ボコッ!!ドゴォ!!!』

 

「ガフッ!?」

 

「キャイン!!?」

 

二匹の餓狼は、レックスにぶん殴られ、更に回し蹴りによる追い討ちを受けた。

 

レックス「てめえの様な汚ねえ狼野郎は…こうだッ!!!」

 

『ドスッッ!!!』

 

「ギャアアアア!!!」

 

レックスは落ちていたナイフで餓狼の右目を刺し、グリッグリと目玉を抉り取った。

 

レックス「おらどうした?力こそが正義で、弱者や敗者には慈悲が無えクソ犬さんよ。」

 

「グルルルルル………」

 

レックス「あ?そっちの狼さんよ。やれるモンならやってみろ。」

 

「ッ!!!」

 

レックスの挑発により、彼を睨んでいた餓狼族の戦士は怒りのままレックスを噛み殺そうと飛びかかった。

 

レックス「そう来ると思ったぜ!!なんならこれでも食っとけ!!」

 

レックスは爆発物を餓狼の口に咥え込み、レックスに爆発物に咥え込まれた餓狼はもがきながら口に入れられた爆発物を取り出そうとした。

 

レックス「一つ言い忘れたが、もう既にそいつは起爆する。」

 

「ッ!!?」

 

レックス「何かを言うチャンスは無え。向こうのアイツらと纏めてあの世へ逝きやがれ!!!」

 

レックスは爆発物を咥えられた餓狼を力いっぱい彼を、餓狼の集団がいる向こう側へぶん投げた。

 

「ッ!!ッ!!!!」

 

「ナニ、ヲ、シテイル!?」

 

「ナニ、ヲ、咥エラレテ?」

 

「コレ、爆薬!!?」

 

餓狼達が爆薬である事を気づくも時既に遅く、餓狼の集団の中から爆発が起き、彼らの内臓や身体の一部が飛び散った。

 

レックス「汚ねえ花火だな………」

 

◇◆◇

 

遡る事1日前…

 

レックス「獣人街(ビーストネスト)?」

 

ルーク「ああ、この場所から近い所といったら、獣人街(ビーストネスト)だ。」

 

レックス「その街は文字通り五月蝿え獣人どもがいる街なのか?」

 

ルーク「そうだ。アイツらは狐人の女達を犯し、ケダモノの如く女を犯す事しか頭の無い餓狼どもがいる場所だ。」

 

「中でも、彼らを率いるのが、ボスのリュカオンっていう奴だ。」

 

レックス「リュカオン?」

 

「そいつは餓狼族の戦士で、力こそ正義という信念を下に、弱者や敗者に対する哀れみや情を一切かけない非情さと、獣人特有の身体能力と戦闘力を持っており、切り込み隊長として獣人部隊を率いる奴だ。」

 

レックス「要するに脳筋で弱え奴らを蹴散らすヘドロ以下のクソ犬だな。反吐が出るぜ…」

 

レックスはリュカオンの事を聞いた時、ペッと唾を吐いた。勿論ゴミ箱に向けながら唾を吐いた。

 

レックス「で、そのクソ犬のリュカオンが支配するその獣人街はどこにある?」

 

ルーク「そうだな。この地下教会から出て、北側の方角にある。だが、奴らはさっき言った通り、獣人特有の身体能力と戦闘力を持っている。」

 

レックス「スピードとパワーで敵を翻弄するのか。だが、俺の前では無意味なんだがな。」

 

ルル「レックスおじさん…私は信じるよ。おじさんが、あの悪い狼さんを懲らしめれるって、私は信じてるよ!!」

 

レックス「俺の事を信用できる可愛いお嬢ちゃんだな。」

 

レックスは彼を強く信じるルルをわしゃわしゃと撫でた。レックスにわしゃわしゃと撫でられるルルは、笑顔を浮かべる。

 

「いやールルちゃんの笑顔は、周りを和ませる特殊な力がある様だ。」

 

「いやいやいや。そんな能力はないわよ。」

 

◇◆◇

 

レックス「ほらどうした?さっきの威勢はどこに行った?」

 

「キャウウウン…」

 

「クゥゥゥン…」

 

「ヒィィィィ…………」

 

獣人達はレックスの暴れっぷりを見て、既に降伏状態に陥っており、犬の様な鳴き声を上げながら命乞いをしている。

 

レックス「ここの獣人街の連中、凶暴なケダモノと化した汚ねえ欲の塊がいる場所と思いきや、蓋を開けたら俺の様な強え奴に好き勝手やられて、尻尾を巻いて逃げる気の逃げ腰どもじゃねえか。」

 

レックスは既に息が途切れている獣人の心臓を抉り取り、その抉り取った心臓を握り潰した。

 

???「おうおうおう。これはド派手にやられてるじゃ無えかよ。随分情けねえなぁ。」

 

レックスは声がした方向を見ると、見るからに獣人たちのボスらしき獣人が現れた。

 

レックス「てめえが力こそが正義で、弱者や敗者に対する一切や情を持たねえクソ犬のリュカオンか?」

 

リュカオン「クソ犬とは失礼だな。もっとカッコ良い異名があるだろ?例えば戦場の狼とかよ。」

 

レックス「いや。どう見てもそう言った異名が見えねえ。てめえの様な狼野郎はクソ犬にお似合いだぜ。」

 

リュカオン「ケッ!この俺をクソ犬と呼ばわりされるのは嫌だぜ。おっと、自己紹介が遅れたな。俺はリュカオン。黒犬騎士団の切り込み隊長にして、ディレクに忠実を誓う戦狼だ。」

 

レックスの目の前にいるドス黒い心を持った獣人こそが、リュカオンである。彼は力こそが正義である事を信念を下に、弱者や敗者に対する一切や情を持たない非情さを持ち、この奉仕国家の切り込み隊長である。

 

リュカオン「てめえはどうやら俺の子分達を好き放題殺して、挙句にこの街を全部血みどろに変えた様だな。」

 

レックス「てめえの子分っていう奴らは俺の前でヒィヒィ鳴いていたぜ。呆気無え奴らだったぜ。」

 

リュカオン「呆気無え奴らは切り捨てる。敵も含め、味方をも弱え奴らは切り捨てる。この世界は力こそが全てなんだよ。」

 

レックス「味方までも捨てる奴か。救い様の無え野郎だな。」

 

レックスは腕を鳴らし、首を鳴らした後、戦闘態勢を取る。

 

リュカオン「へっ。どう見てもお前、俺と同じ匂いがするな。俺らの様に弱者や敗者どもを一切や情を持たねえ非情野郎の様な匂いだな。」

 

レックス「………………(てめえには言われたく無えよ)」

 

レックスは無言のままリュカオンを殺意に満ちた眼で睨みつける。

 

リュカオン「んじゃ、こっちも殺す気でてめえをぶっ殺す!!!俺ら餓狼族、獣人特有の身体能力と戦闘力でな!!!」

 

リュカオンも戦闘態勢を取り、獣人街は緊迫の空間が生まれ、レックスとリュカオンの一騎打ちが始まろうとした………!!




topics
リュカオン
黒犬騎士団の古参として、奉仕国家の切り込み隊長。獣人族の一つ、餓狼族の戦士で、主に獣人部隊を率いる。力こそが正義である信念を下に、弱者や敗者に対する一切や情を持たない非情さを持つ。

次回、卑劣で卑怯で反吐以下の糞狼をぶっ飛ばそう。
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