獣人達の死体が転がり、血みどろの地獄絵図となった獣人街の中で、レックスは獣人達のボスであるリュカオンとの一騎打ちを仕掛けていた。
リュカオン「アォォォォォォォォォォォォン!!!!」
リュカオンは遠吠えすると、周りにまたしてもリュカオンに似た獣人達があちこち現れた。
レックス「仲間を呼んでの戦闘か。さっきの一騎打ちはどこへ行った。」
リュカオン「ケッ!知るかよ!!そもそもこの国は真剣勝負なぞ必要ねえんだよ。ただ単に勝てば良いんだよ!勝てばァ!!!」
リュカオンの遠吠えによって周囲に現れた獣人達は、下品な笑い声を上げており、レックスはその笑い声に苛立ちをした。
レックス「………………」
しかしレックスは冷静に保ったまま、無言でリュカオン達の様子を見ていた。
リュカオン「あ?来ないんなら、こっちからやってやるよ。お前ら!!あの男をぶっ殺せ!!!」
獣人達「アイアイサー!!」
獣人達はリュカオンの号令と共に、レックスに向かって襲い掛かった。しかしレックスは、飛びかかって来た獣人の頭を鷲掴みし、そのままフルスイングし、もう一体の獣人に思い切りぶつけた。
『バギィ!!!!』『ゴキッ!』『ボキッ!!』
「グヘェ!?」「がふぅ!!」
レックスによって身体ごとフルスイングされた獣人は、そのまま別の獣人との激突により、骨が砕かれた。
レックス「おるぁ!!!」
レックスは骨が砕かれた獣人をそのままリュカオンに目かけてぶん投げた。
リュカオン「ふんっ!!」
『バチィィン!!』
「キャインッ!!!」
リュカオンはぶん投げられた獣人をそのまま弾き返し、弾き返された獣人はそのまま壁に激突した。
リュカオン「物を武器にして攻撃するとは、テメェ中々の下衆だな!!」
レックス「下衆はテメェの方だろ。」
リュカオン「おいおいおい。まだまだ仲間はいるぜぇ?コイツらはてめえが弱り果てるまでに徹底的に蹂躙するんだよ。」
レックス「そうか、なんならここら辺をもっと血塗れにしてやるよ。オラ!来い!!!」
レックスは怒号のある声で獣人達を挑発し、彼らはレックスに目かけて一斉に襲い掛かった。
◇◆◇
その頃………
ルル「うえぇ…血の臭いがキツイよ…お兄ちゃん…」
ルーク「レックスのおっさんが思う存分暴れたんだろうな。」
ルークとルルは、獣人街の近くで、レックスの後を追っていた。
奉仕国家の一部であるこの獣人街にいた獣人達は、上半身と下半身が真っ二つに分かれた死体となっている獣人がいれば、上顎が無い死体や、目玉を抉り取られて死亡した獣人もいた。これらは全てレックスがやったのだと、ルークは確信していた。
「た、助け…て…くれ…まだ死にたくねぇ………」
ルル「ひっ!!」
ルルは下半身を失い、地面を這いずりながら助けを求める獣人を見て青ざめた。
ルーク「ルル、コイツはほっとけ。」
ルル「……………ご、ごめんなさい…!」
ルルは助けを求める獣人を見捨て、そのまま前へ進んだ。そして見捨てられたその獣人は、絶望と共に死亡した…。
◇◆◇
「ひ、怯むなぁ!!相手は一体だぞ!!」
「で、でも、たった一人で俺たちの仲間を惨殺しやがったんだぞ!!あんなの勝てるか!!」
「ヒィィィィ!!!命だけはァァァァ!!!」
僅かに残った獣人達は、獣人達の返り血を浴びたレックスを見て、これまでに無い恐怖を感じ、もはや逃げ腰状態になっていた。
レックス「今まで弱え奴らを蹂躙して、女を犯し、挙句には集団で女を犯したんだろ。今度は俺の様な悪魔に蹂躙される体験でもするんだな。」
レックスは鬼の形相で怯える獣人達を睨み付け、獣人達は戦意喪失状態になっていた。
リュカオン「チッ、どいつもこいつも役立たずばかりじゃねえか。なんなら、俺が相手となってやるよ。」
レックス「ようやく親玉がやる気になったか。来やがれ。」
レックスは中指を立て、リュカオンに挑発した。
リュカオン「俺に向けて汚ねえ挑発するんじゃねえ!!!」
リュカオンは咄嗟にレックスに向かって爪で斬り裂こうと攻撃して来た。
レックス「ッ!!!」
レックスはリュカオンの攻撃を躱し、そのまま右フックでリュカオンをぶん殴った。
『ボコォ!!』
リュカオン「グホッ!?て、テメェ!!」
リュカオンは回し蹴りでレックスを蹴り、攻撃を受けたレックスはそのまま受け身を取る。
リュカオン「グルルルルル…(な、なんだアイツ…俺が今相手になってる奴…プレッシャーが半端ねえ…!!)」
リュカオンはレックスの姿を見て、多少の怖気を感じたが、彼は身震いを抑えながらレックスに攻撃を仕掛ける。
リュカオン「死ねぇ!!」
リュカオンの爪がレックスの顔面を斬り裂こうした時、レックスはそのまま下にしゃがんでリュカオンの攻撃を避ける。
リュカオン「なっ!?」
レックス「………」
『ガシィ!!』
リュカオン「!?」
レックスはリュカオンの右腕を掴み、腕が曲がる方向とは逆の方向を曲げ、そのまま関節技でリュカオンの右腕の関節を容易く折り砕いた!!
『ボキィ!!!』
リュカオン「ウガァァァァ!!!」
余りの痛さでリュカオンは悲鳴を上げるも、レックスの右ストレートがリュカオンの顔面にヒットし、そのまま後ろへ吹き飛ばされた。
「お、親分!!」
リュカオン「て、てめぇら………アイツを殺れ!!!」
「ヒィ!?で、でもアイツは!!」
リュカオン「良いからやれ!!俺に殺されたいのか!!!?」
「ヒィィ!?う、ウオオオオオオ!!!」
レックスに怯えた獣人達は、リュカオンの怒号の命令で一か八かレックスに襲い掛かった。
レックス「一か八か俺を襲ったとでも、無意味なんだよ!!」
レックスはそう言って飛び掛かって来た三体の獣人を連撃で一掃し、彼らを一掃した後、その前にリュカオンが襲い掛かった。
リュカオン「馬鹿め!!」
リュカオンがレックスを斬り裂こうしたその時、レックスはカウンターでリュカオンを地面へ叩き落とし、リュカオンはレックスに頭を足に踏まれた。
レックス「今度はこれだ!!」
『ドガッ!ドガッ!ゲシッ!ゲシッ!ゲシッ!!ゲシッ!!』
リュカオン「ぐえっ!?がはっ!!あぐっ!?ぐへぁ!?ぐほっ!?ごふっ!!」
レックスはリュカオンの頭を何度も踏みつけながら、レックスは後ろに回って、リュカオンの金的を思う存分蹴り上げた。
リュカオン「グギャアアアア!!!!!」
レックスによる金的攻撃により、リュカオンはほぼ戦意喪失に陥った。フラフラとふらつくリュカオンの前には、レックスの姿が見え、彼はそのまま怖気ついた。
レックス「さて、もうそろそろフィニッシュと行くか。」
レックスはそう言うと、リュカオンを力強く引っ張り、そのままリュカオンを無理やり引っ張った。そしてリュカオンを連れて行ったところは、無駄に作られた獣人像の前に着いた。
レックス「遠心力に耐える準備は出来てるよな?」
リュカオン「な、何を、する気、だ?」
リュカオンは弱々しい声を上げてレックスに問いをかけるも、レックスはその言葉を聞かず、彼を掴んでそのままジャイアントスイングを仕掛けた。
『ブォン!!ブォン!!ブォン!!ブォン!!!』
リュカオン「ヒィ、ヒィィ、ヒィィィィ…」
レックスによるジャイアントスイングで呆気なく遠心力に負けるリュカオンは、もう声すらも出せなかった。
レックスのジャイアントスイングは1分経った時、レックスはそのままリュカオンを獣人像に向けて放り投げ、リュカオンはそのまま獣人像に激突し、獣人像は呆気なく崩れ落ちた。
リュカオン「………………………」
さっきの衝撃でリュカオンはもう既に生き絶えていた。
レックス「おい、クソ犬。あの世で仲間と共に裁き殺され続けるんだな。」
レックスはリュカオンの頭を右ストレートで粉砕した。
レックス「さて、ここはもう用済みだな。」
レックスはそのまま後ろへ振り向き、獣人街を後にした。
そしてこの後、頭部を失ったリュカオンの遺体は、ゾンビ化した狐人達によって喰い漁られていき、他の獣人達の遺体も彼の最期と共にした………
次回、ルル、淫紋に苦しむ(エロ要素アリッ!!)