※この作品はR-18です。

Mad empire 黒獣黙示録   作:YU-GO

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もう気づいたらもう12月!?早いな!!


第7話 ~腐れ魔術師~

ニコラ「て、てめえなんか、俺の秘術でコテンパンに出来るほどやってやんよ!!」

 

ニコラは身震いしながら杖をレックスに向けた。

 

ニコラ「俺だって、魔術師なんだよ!!魔法は使えるんだよ!!この様になぁ!!!」

 

ニコラはそう言うと、火炎魔法を乱れ撃つかの様に撃ち、レックスはその攻撃を防いだ。

 

ニコラ「ギャハハははは!!このぐらいじゃ流石に耐えきれねえだロォ!?もっと火炎魔法でジューシーに焼いてやるよ!おっさ『ボコォ!!』ぶへらぁ!?」

 

炎の中からレックスが突進していき、レックスはお得意の右フックでニコラの頬に殴り付け、レックスに殴り付けられたニコラはそのまま吹き飛ばされた。

 

レックス「てめえの火炎魔法、貧弱過ぎるぜ。」

 

ニコラ「なんで平気なんだよ!?俺の火炎魔法、完璧だったはずなのに!!!」

 

レックス「てめえのそれ、弱者を殺す為の弱え火炎魔法だろ。戦士であるこの俺に喧嘩を売るとは良い度胸じゃねえか、この反吐が出る程の汚ねえ根暗が。」

 

ニコラ「反吐が出る程の汚ねえ根暗…だと…てめえ何言ってんだよ!!俺はこの奉仕国家のエリート魔術師のニコラだよ!!リュカオンが死ななかったら、てめえなんかコテンパン『バキッ!!』だわバッ!?」

 

今度はレックスの回し蹴りでニコラの脇腹を蹴った。

 

レックス「五月蝿えなぁ。とっととくたばれ!!」

 

レックスは右腕の魔導コアを起動させ、ニコラをぶん殴ろうとしたその時、ニコラの前にマジックシールドが貼られ、レックスの攻撃が弾かれた。

 

レックス「ッ!!」

 

レックスは右腕の魔導コアを停止させ、ニコラを睨みつける。すると目の前には、肉が腐敗し、ネクロマンサーの様な姿へと変わり果てていく

 

ニコラ「ギヒ、ギハハハ…がぎゃぎゃぎゃ…!!」

 

肉が腐敗するも、その瞳は赤く光っており、レックスに向けて禍々しい笑みを浮かべた。

 

レックス「魔薬に溺れた果てにこうなるのか…反吐が出るぜ…!」

 

ニコラは杖を振り回すと、杖を地面に強く設置し、彼の周りに魔法生物が召喚した。

 

ニコラ「さぁ行け…俺ノ最高傑作ヨ………!!」

 

ニコラの命令により、魔法生物達はレックスを標的にして襲い掛かった。

 

レックス「グロテスクな奴らだが、俺の敵ではねぇ!!」

 

レックスは魔法生物達を己の力で思う存分葬り始めた。

 

◇◆◇

 

ルル「お、お兄ちゃん、凄く気持ち悪い…うえぇ…」

 

ルーク達は貧民街の中を歩いており、レックスが暴れた跡を走っていた。

 

ルーク「魔薬はこんなにも臭いがキツいのかよ…!」

 

ルーク達は魔薬の臭いに翻弄されながらも、急いでレックスの所へ向かって行った。するとその時、目の前に黒いフードを被り、肉が腐敗した魔術師が現れ、ルーク達はその魔術師を躱し、今度はレックスがその魔術師を追いかけていた。

 

レックス「待ちやがれ!!この野郎がッ!!」

 

ルル「お兄ちゃん…今のって、レックスさん?」

 

ルーク「だな…ってか、向かって行った場所って、確か…!」

 

ルル「私達もレックスさんを追った方が良いかも…!行こう!お兄ちゃん!!」

 

ルルはレックスの後を追うかの様に走って行った。

 

ルーク「お、おい!ルル!!…ったく、しょうがねえな…!!」

 

ルークもルルを追いかけて行った。

 

◇◆◇

 

ニコラを追うレックス。そしてそのレックスを追うルルとルーク。レックス達がたどり着いた場所は、かつて様々な身分・種族の性奴隷や奴隷達が日々売買されていた『奴隷市場』だった。

 

ルーク「あちこち瓦礫が転がってるな…ここもやられたんだろうな…!」

 

ルル「骨までも転がってる…こ、怖いよ…(ぶるぶる)」

 

この奴隷市場は、奴隷達が売買されているだけではなく、表立っては取り扱われることのない危険で貴重な薬品や魔法具などが取引されていた。しかしそれらの物はこの荒れ果てた奉仕国家の中で葬られており、その遺品すらも存在しない。

 

ルーク「使えそうといってもな…危険だからな…使い道謝ったらヤバい事になるからな…ん?」

 

ルークは使えそうな物を探していると、近くにレックスがいて、彼は何かを見ているかの様にジッとある物を見ていた。

 

ルーク「レックス、何を見ているんだ?」

 

レックス「ルークか。実はこの武器は使えそうだなってな。」

 

レックスは見ていたのは、銃の様な物だった。この銃はおそらくこの奴隷市場の中で取引されていた魔法具の一つだと知れない。しかも二丁もあり、二丁拳銃に向いた銃だろう。

 

ルーク「なんでそれを興味を持っていたんだ?」

 

レックス「コイツは使えそうだな…ってな。」

 

レックスはその銃を装備したその時、ニコラが現れた。

 

レックス「この反吐が出る市場へ逃げて、今度は顔を出すとはな。何をする気だ?」

 

ニコラ「ぎへへ…ここでお前ヲぶっ殺ス…!今ココデ、ナァ!!!」

 

ニコラは戦闘態勢を取り、レックス達を攻撃し始めた。レックス達はニコラの攻撃を躱した。

 

レックス「狭い中で俺とやる気か…ルーク、ルル。隠れてろ。」

 

ルーク「あ、ああ…ルル、俺たちは隠れよう。」

 

ルル「レックスさん…」

 

ルーク達は隠れ、レックスは装備していた二丁の銃を取り出した。

 

レックス「丁度てめえを的代わりにしたかったんだよ。」

 

レックスはそう言うと二丁の銃をクルクルと回しながらニコラに向けた。




次回、腐れ魔術師をブチ射抜け!!!
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