※この作品はR-18です。

Mad empire 黒獣黙示録   作:YU-GO

8 / 10
第8話 ~腐れ魔術師をブチ射抜け!!~

奴隷市場にて、レックスは二つの銃を敵に向けて構えている。彼の目の前にいるのは、魔薬に溺れ、肉体が腐敗し、アンデッドへと成り果てた奉仕国家の魔術師『ニコラ』がいた。

 

ニコラ「ぎひゃ!!ぎひゃひゃひゃ!!そんな銃で俺の身体を射抜ける気か!?」

 

レックスは無言のままニコラを狙い付ける。

 

ニコラ「黙っていネエデさっさと喋れ!!俺は喋らネェ奴ガ嫌イでネ!!攻撃シてこねぇナらこっちカラ攻めテやる『ズドォンッ!!!』イギィ!!?」

 

ルーク/ルル「ッ!!!」

 

レックスはニコラは杖を持っていた右手を見事に射抜いた。

 

ニコラ「ギャアアアアアッ!!!痛エエエエエッ!!!俺ノ右手ガァァァァ!!!?」

 

レックス「隙だらけなんだよ。この腐れ魔術師、いや、腐れ頭巾が。」

 

ニコラ「テメェ!!俺の眼を潰して、今度は俺の右腕をぶち壊しヤがッて!!許さネ『ズキィ!!』グアアッ!?」

 

ニコラは右腕に異常な激痛が走ったのを感じ取った。

 

ニコラ「ナ、ナンダこの激痛は!?俺の人生ノ中では感じた事のナイ激痛だっ!!マ、まサカ、あの銃は…!!」

 

ニコラはレックスが持っていた銃に付いて知っていた。この銃は、魔薬と火薬を調合した弾丸を放つ魔銃で、この奴隷市場で取引される前にあった物だった。この奉仕国家の多くの戦士達がそれを狙っていたと、彼は直ぐに理解した。

 

ニコラ「コの残ル激痛…毒カ!」

 

更にその銃の弾丸には魔法で造られた毒素が仕組まれており、その激痛は尋常じゃ無い程で、最終的には壊死するという。

 

ニコラ「まだ生きてイタのカ…こノ危険ナ銃ヲ………!!」

 

レックス「この銃が危険なのは知らねえが、流石に古びてたし、コイツを使ってテメェを射抜こうと思っただけだ。どうせコイツもボロボロになるだろうしな。テメェを的代わりとして最後まで使いきってやろうと思っただけだ。」

 

ニコラ「調子ニのルンじゃねぇぞ!!!この異邦ノクズ野郎ガァァ!!!!(怒)」

 

ニコラは怒りの余りに魔力を暴走させ、無数の火球がレックスに向けて一斉に襲ってきた。だがレックスは見えているのか、襲ってくる無数の火球を一つも撃ち漏らさずに撃ち落とした。

 

ニコラ「な、ナニィ!?なラばコレなラどうダァ!!」

 

今度は鋭く尖った氷を召喚し、レックスを串刺しにしようと狙って放った。

 

『ガッシャァァァァンッ!!!!』

 

ニコラ「ギャハハハハハハ!!見事ニ直撃したナ!!おっさん!!コレでテメェは終わリだ『終わってねぇよ。』ッ!!?」

 

ニコラの背後にレックスがおり、レックスは銃口をニコラの尻穴に差し込んだ。

 

『ズドォンッ!!!』

 

ニコラ「アギャアアアアアアアアアッ!!!!!!??」

 

レックスによって尻に射抜かれたニコラは、尋常じゃ無いほどの苦痛に満ちた悲鳴を上げた。

 

ニコラ「ギャアアアアアアアアアアアアアッ!!!!」

 

これまでにない苦痛を感じたニコラは、あまりの苦痛でもがき苦しんだ。

 

レックス「根暗の癖に動きは激しい野郎だな。まぁいい。そろそろフィナーレと行くぜ。」

 

レックスは二丁の銃を回した後、ニコラに向けた。

 

ニコラ「ヤメ…テ…クヘ………命ダケ…ハ………」

 

命乞いをするニコラ。その顔はもう殆どが腐敗し、骨が見え始めている。

 

ニコラ「オレヲ…生カセ、タラ、オマエニ、魔法ヲ…ヤル…カラ…命ダケ…ハ…!」

 

レックス「……………死ね。」

 

レックスは問答無用で銃を連射し、ニコラは連続で射抜かれ続けた。

 

『ズドォン!!ズドォン!!ズドォン!ズドォン!!ズドォン!!ズドォン!!!』

 

ニコラ「ギヘッ、ギヒャ、アギャ、グヒェ、ゲボォ、ガハッ、アギィ、グヒャッ………!!」

 

ルーク/ルル「……………ッ!!」

 

ニコラを連続で射抜くレックスを見るルーク達は、声が出ないほど絶句した。

 

◇◆◇

 

レックスに蜂の巣され続けたニコラは、赤く、そして黒く染まった立ち尽くす死体へと変わり果てていた。

 

ルル「………ッ!!うえぇ…!!」

 

ニコラの変わり果てた姿を見て、ルルは嘔吐した。

 

レックス「この銃も使い道が無くなったな…あと一発打ち込んだら完全に壊れるな。せめてなら…。」

 

レックスは銃を『ニコラだったもの』を向け、そのまま銃を発射した。

 

『ズドォンッ!!!』

 

レックスに射抜かれた『ニコラだったもの』は無惨に砕かれ、転がった骨は塵となって消えていった。

 

ルーク(レックスの奴…アンタは一体何者なんだ…!!)

 

◇◆◇

 

その頃………

 

???「リュカオンに続いて、ニコラがくたばったか…所詮アイツらはもう既に用済みだ…」

 

???「次は私が行きましょうか?ディレク殿。」

 

ディレク「いや、出番はまだだレイモンド。」

 

奉仕国家の城の中では、漆黒の鎧を纏った魔王と、邪教の化身となった邪神官がいた。

 

ディレク「リュカオンとニコラが消えようとも、あのレックスを殺せる奴がまだいるからな………レックス………どこかで聞き覚えがある様だな…思い出せん………。」

 

ディレクはレックスを見て、どこか懐かしんでいた。

 

ディレク「それに………ルカの奴………どこでやっている…」




次回、ハーフなダークエルフとの共闘。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。