※この作品はR-18です。

TSゆりフタ令嬢侍女メイド!   作:min(みならい)R18

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絶望を克服せよ! ニーズとぐちょぐちょ

◆♀◆ 12、小さな神殿へ ◆♀◆

 

「うわーん!」

 フにゃーリアです。

 絶虚壺(ゼウッツボー)とかいう、蛇の魔物に、お尻を噛まれてしまいました。

 キズは、ツクノーさまが治してくださったのですが・・・

 

「もうダメだ。俺は死ぬんだ。15歳で。また」

 

 ・・・そのキズから入った『絶望の毒』に、フにゃーリアは冒されてしまったのです。

 

「ニ゛ャーーー・・・!」

「しっかりしなさい、ファリア」

「こっちだ。近くに神殿がある」

 お嬢さまとユリが、右肩と左肩を支えて、歩かせてくれるのですが。

 フターリアは、パニックになって。みじめに泣き叫ぶばかりです。

 ネコ耳がペタンと後ろになり、尻尾は股間にくっついています。

「やっぱり15で死ぬんだ・・・! また。今回も・・・!!」

「やっぱりって何よ」

「絶虚壺の毒は、こういうのなんだ」

 ユリが説明しています。

「自分は死ぬ――そう思い込んで、ホントに死んじゃうんだ」

「思い込みで?」

「そう。心を蝕まれて、衰弱して、自殺する」

 ユリとお嬢さまは、細い山道を登り始めました。

「俺は最低だ。お嬢さまには迷惑かけて、ユリにも」

「何言ってんの」

「とにかく、神殿へ。早く」

 

 運び込まれたのは、居心地のいい、小さな神殿でした。

 石造り。

 半地下式――短い階段を下ったところが『1階』です。

 中は、まるで洞窟のようでした。

 壁が分厚くて、暖炉の熱で、ポカポカと温かかくて。

 声がよく響いて・・・

 

「あ~ん♥」

「おお・・・うおお・・・!」

 

 ・・・なんか、男女のエロい声が聞こえてくるのですが?

 

「勇者さま?」お嬢さまが微妙な顔をしました。「ここ、本当に神殿ですか?」

「神殿だよ」

 廊下を歩いてゆくと、奥から、司祭らしき美女が現れました。

 30歳ぐらい? すごい色気のある女です。

「これはこれは、ユリさま・・・緊急ですか?」

「司祭さま。この娘が、絶虚壺に噛まれて」

「こちらへ!」

 女司祭はすぐさま奥の部屋に通してくれました。

 お手伝いの娘を呼んで、お湯を沸かすように命じます。

 泣きじゃくるフターリアは、温かく居心地のよい寝床に迎えられました。

「テニス、ごめん。私は陛下を案内しないと・・・」

「はい」

「ダーリンを置いていく。絶虚壺の治療の経験あるから!」

 ユリは出て行きます。

 入れ替わりに、女司祭とモリーヌが入って来ました。

「具合はいかがですか?」

「お嬢さま! しっかりなさってください」

 モリーヌが手を握りますが、フターリアは泣きじゃくるだけです。

 お嬢さまは、そんな侍女の髪を撫でていますが、なす術がありません。

 女司祭は、フターリアにぬるいお茶を呑ませました。

「特効薬とか、魔術とかは・・・」と、お嬢さま。

「絶虚壺の毒に、解毒法はありません」

 女司祭さまは、フターリアの襟元のリボンをゆるめて・・・

「このお嬢さまに、恋人はいらっしゃいますか? 添い寝できるような」

「・・・。」「・・・。」

 モリーヌとダーリンは、テニスお嬢さまを見ました。

「では、肌を合わせて、慰め、愛してあげてください」

 

 こうして。

 フターリアは、お嬢さまの手で、素っ裸にされることになりました・・・

 

◆♀◆ 13、絶望を克服せよ! ニーズとぐちょぐちょ ◆♀◆

 

 司祭たちは退出。

 お嬢さまだけが残りました。

 フターリアと二人っきり。いつもの状況です。

 しかし・・・

 いつもとは、勝手がちがう。

 フターリアが、背中を向けて泣いていて。

 お嬢さまを見てくれないのです。

「ええと・・・」

 お嬢さま、困惑。

 手を伸ばして侍女の背中に触りますが、その先が続きません。

「ファリア? えーと。ねえ。私が付いてるわ。しっかりして?」

「お嬢さま。ごめんなさい。私はもうダメです」

 フターリアはグズグズ言いました。

「私は、死ぬんです。また。好きな人を残して。ホントにダメな男です」

「えー・・・?」

 テニスお嬢さまは、フターリアの、メイド服の背中を撫でました。

 年上の侍女の背中。

 大きいハズでした。

 お嬢さまの小さな手にくらべれば。

 それが、いまは小さく感じられました。

「元気出して?」

「ごめんなさい・・・ごめん・・・」

「ファリア」

 お嬢さまは、身体をくっつけました。

 ふるえる侍女を、抱き締めます。

「あなたは死んだりしないわ。身体は何ともないんだから」

「何ともなくても、死ぬときには死ぬんです。前もそうだった。病気でもなんでもなかったのに」

「前って?」

「うううう・・・!」

 

 しばらく、そんなやりとりをした後で・・・

 

「ふっ!」

 テニッサメイズお嬢さま。

 強いため息をついて。

「埒があかないわね! じゃ、勝手にかけるわよ!」

 と、宣言すると――

 

「変容せよ、フにゃーリア! 身内に眠る活力を、燃えたぎる性欲にして――ふたなりに、なれっ!」

 怒ったみたいな声で、呪文を唱えました。

 

「あ、ひぇっ!?」

 フターリアが、飛び跳ねました。

 横になったまま、前屈みになって。

 お腹を抑えて、悶え始めました。

 ビン! ビン! ネコ娘の尻尾が、踊ります。

「あ・・・ああっ・・・!」

 フターリア砲が勃ち上がったようです。

 メイド服のスカートの下で・・・

 下着の中で・・・

 元気に硬くそそり立って、困ったことになっているのでしょう。

「うううっ」

 フターリアは、慌てて何とかしようとするのですが・・・

 それを、テニスお嬢さまが邪魔しました。

 後ろから抱きついて、「私がしてあげるから!」

「あっ♥ ちょ、やめっ、いま触んなっ!」

「いいでしょ。もう。なんだか知らないけど、イチャイチャしてれば治るんだって!」

「なんで怒って・・・ふああ♥」

「ファリアがグズグズ言うからでしょ!」

「ひぃぃ。ごめんなさい・・・!」

 身悶えるフターリアのスカートをめくり、タイツを引っ掴んで無理やり下ろし・・・

 ハーフエルフのお嬢さまは、年上の侍女を、犯しにかかります。

 甘い悲鳴を上げて逃げようとする侍女。

 そのパンティを掴んで、引き戻し、ぷりんとめくります。

 白いお尻を撫で回します。

「うん、キズはないわね。綺麗に治ってるわ。良かったわね!」

「ううう」

「ほら、こっち向いて?」

「いやですぅ・・・」

「もう。どうせ、ココは元気なんでしょ?」

 お嬢さまは、侍女のお尻の谷間に手を突っ込みました。

 ビックリして身をよじる侍女ですが。

 お嬢さまは、ネコの尻尾を片手で掴んで・・・「ぎにゃー!?」

 動きを封じ込めておいて、するりと手を突っ込みました。

 ハーフエルフの小さな手を。

 侍女のお尻から・・・

 前へ・・・

 女の谷間の頂点、クリトリスのある位置へと。

 そこには、ガチガチに勃起した肉のカタナがありました・・・!

 

 フターリアの、肉刀。

 ふたなりの擬似男根。

 お嬢さまの小さな手で、ギュッと握れる程度の太さ。

 それでいて、長さは常識外れ。

 なんと、1尺!

 これぞ、フターリア砲!

 テニスお嬢さまの『発動』と、フターリアの『変容』――

 2人の魔術の才能が実らせる、淫らな果実です!

 

「やっぱり・・・♥」

 ハーフエルフの美少女は、白い美貌をほんのりと淫らに染めました。

「もう、こんなになって・・・」

「あっ!? やめっ、握んなっ・・・! うううっ!?」

 フターリアは、のけ反りました。

 スカートのめくれ上がったメイド服で・・・

 エプロンを乱し、はみ出た胸元の生地をパンパンに張り詰めさせて・・・

 

 フターリアは、射精しました。

 

 擬似男根から、綺麗な白い粘液を糸引かせて、勢いよく放ちました。

 粘液はベッドに着弾し、はみ出して石の床にも垂れ落ちます。

「う・・・はっ・・・♥」

「楽になった?」

「わ、わかんニャ・・・」

「じゃ、もう一度やるわね」

「何が『じゃ』ニャ――のぉぉぉおっ!?」

 

 お嬢さまは。

 射精の痙攣が収まったばかりの、フターリア砲を。

 両手でギュッと、握り締めました!

 メイド服の侍女に後ろから抱きついて、両手を回して。

 左右から、ギュッ! と。

 

「いつ握ってもすごいわね」

 可愛らしいハーフエルフの手では、両手で握っても、まだ先端が飛び出てしまいます。

「あなた、馬かなんかなの?」

「失礼だろオマエ・・・ぇぇぇええっ♥」

 息を切らせて言い返す侍女の、『変容』の肉刀を・・・

 お嬢さまは、ゴシゴシと、しごき立てました。

 ギュッと握ったままのゴシゴシです。

「痛ッてててて!」

「あら、痛かった? ごめんね」

 きゅぅ・・・。

 動きを止めて、優しく握り直します。

「ふあっ♥」

 フターリアは、射精しました。

 お嬢さまのお腹に、跳ね踊るネコ尻尾が当たります。

 そのリズムは、射精と呼応していて。

 可愛らしいわね、と、お嬢さまは笑いました。

「こういうのがイイの?」

「ちがっ・・・やっ、待っ、ちがっ♥」

 

 ギュ! きつく握って、乱暴にしごいて・・・・・・・・・フワッとゆるめて、優しく撫でる。

 意地悪と愛情を交互に繰り返すような愛撫を、お嬢さまが始めました。

 

「あ゛♥」

 フターリアは射精しました。

「落ち着いた?」

「お゛っ・・・落ち着くって、ぇッ・・・!? ひぃぃ♥」

「まだダメなのかしら? じゃ、もう1発ヤッてみるわね」

「そんな馬の世話するみたいに、ひぃぃぃン♥」

 フターリアは射精しました。

 ここまで4発。すべて、手でしごかれただけでの暴発です。

「ほんと早漏ね」

「そうろう・・・言うニャッ・・・! ふあああ♥」

「うふふ♥」

 

 ダークブルーのメイド服をグチャグチャにして、汗だくになって。

 黒髪の美女が、射精をくり返します。

 ふだんは、その美貌が冷たくトゲトゲしく見えるほどのフターリア。

 そんな彼女が、耳まで真っ赤に火照らせて、1人で射精の快感にのたうって・・・

 

「ふふふふ♥」

 テニスお嬢さまは、そんな年上の美女を、仰向けに押し倒しました。

 両手を、頭の上に押さえ付けて。

 ハァハァ喘ぐお腹にまたがって。

 ジワジワと、唇を近付けながら、囁きました。

「落ち着いたら、『落ち着いた』って言うのよ? でないと、わからないでしょ?」

「こッ、こんなコトされて、落ち着いてられるか・・・!」

 フターリアは涙目で言い返してきました。

「オマエっ・・・これ、どんなに敏感か、わかってないだろ・・・!?」

「どんなに敏感なの?」

 喘ぐ美女の唇に、お嬢さまは唇をかすらせました。

 途端に、フターリアの抗議がフニャフニャになります。

「どんなって・・・ものすごく・・・ん・・・あン♥」

 唇に唇をくっ付けると。

 文句は消えて、侍女のほうから唇を差し出してくるようになりました。

 お嬢さまはそれを笑いながら、ゆーっくりと唇を押し付け、舌で舐め回してゆきます。

 フターリアはもう夢中です。お嬢さまの舌を嬉しそうに舐め始めました。

「ニーズ・・・」

「中で出したい?」

「うん・・・!」

「いいわよ」

 2人はキスしながら互いの服をむしりました。

 お嬢さまは、侍女のメイド服を上へ上へ、たくし上げて。

 ブラジャーが丸出しになるまで、ワンピースとシャツを一緒くたに押し上げてゆきます。

 侍女は、お嬢さまのお尻を撫で回し、スカートをめくって、シルクの下着を脱がせました。

 小さな女性器に、長すぎる肉刀をキスさせます。

 そーっと、ゆっくりと、フターリアはその先端を、女主人の中に入れてゆきます。

「お嬢さま。俺のお嬢さま。可愛いニーズ」

「ふぁ・・・あ・・・♥」

 2人は呻きながら抱き合い、腰を揺すり始めました。

 次第に熱が入って・・・

 フターリアが射精しました。

「早いんだから」

「うるさい」

 お嬢さまが煽ると、フターリアは射精しながら無理やり動き始めました。

 お嬢さまが上にまたがったままで、もう1発。

 お嬢さまがフターリアにしなだれかかると、ゴロンと横に転がって・・・フターリアが上になって、次の1発。

 動きを止めず、グチョグチョとお嬢さまの蜜肉を掻き混ぜながら、上体を起こして・・・

 少し力を入れてピストンして・・・

 尻尾でバランスを取ってのピストンです。だんだん調子に乗って、激しくなってゆきます。

 お嬢さまが「あっ♥ あっ♥」と悲鳴を上げると、さらにピストンが加速しました。

 ついに、ハーフエルフのお嬢さまの喉から、獣のような絶頂の声がほとばしります。

 そこで、1発。

「はぁ、はぁっ・・・!」

「タリア・・・」

 お嬢さまが、両手を伸ばして求めました。

「ニーズ」

 あらためて抱き合って、最後の1発。

「きゅ・・・休憩しても、いいかしら・・・?」

「ああ」 

 ここで、お嬢さまからストップが入りました。

 フターリアは、抱擁をゆるめます。

 上半身を起こし、汗だくのお嬢さまのお腹を撫でます。中にたっぷりと精の貯まったお腹を。

 フターリアのほうも、乱れたメイド服を頭から脱ぎ捨てました。

 ブラジャーを外し、たぷん! と、乳房を解放します。

 揺れる白乳に、下からお嬢さまの手が伸びました。

 白い乳に白い指が、汗を光らせて溶け合います。

 その痕が、うっすら赤く残りました。

「・・・どう?」

「よくわからん。・・・けど、ごめん。死ぬとか言って」

 フターリアは、ちょっと不貞腐れた感じで、お嬢さまに答えたのでした。

「いいのよ・・・」

 

 しばらく、無言でいた2人でしたが。

「訊かないんだ」フターリアが、先に口を開きました。

「なにを?」

「『前もそうだった』って言ったの」

「・・・。」

 テニスお嬢さまは、『よっこらしょ』という感じで、裸体を起こしました。

 ほっそりした身体なのに、ずいぶん重たげな動作です。

 フターリアが手を伸ばすと、ぐったりと裸体を預けてきました。

「大丈夫?」

「ちょっと腰が痛いだけよ」

 ・・・体力の限界のようですな。

「あなたには、秘密があるんだろうなー、とは、思っていたわ」

「気付いてたんだ。いつから?」

「覚えてないわ。ずっと前」

「・・・。」

「ファリア?」

 お嬢さまは、灰緑色の瞳で、フターリアを見ました。

 

「あなたが恐れているもの。それが何にせよ――襲ってくる時は、私も一緒よ」

「テニス・・・!」

 

 しばらく頬と頬をくっつけて、抱き合っていると。

「ふわぁ」お嬢さまが、あくびをなさいました。

「もう夜中かな?」

「でしょうね・・・」

「子供は寝る時間ですな」

「私は子供じゃないわ」

「はいはいw」

「後で・・・覚えてなさいよ・・・Zzz」

 

 眠りに落ちたお嬢さまを、ベッドに残して。

 フターリアは、部屋を出ました。

 

 その黒い目には、まだ絶望の影が残っていました。

 

◆♀◆ 14、ダーリン姉ちゃんと ◆♀◆

 

「どこ行かれるんです?」

「・・・ダーリン姉ちゃん」

 部屋を出たフターリアは、すぐに、ダーリンに呼び止められました。

 

 茶色の肌をした、ダークエルフの姉ちゃん。

 本名、メイダーリン。略してダーリンです。

 

「ちょっと・・・外の空気を吸いたいなって」

「外は、雪ですわ。出たら、迷子になりますよ」

「・・・。」

「ユリさまが戻るまでは、中に居ってください・・・ね?」

 ダーリン姉ちゃんは。

 フターリアに、抱きついてきました。

 温かい女の身体が、フターリアの背中にくっつきます。

 長身のフターリアよりも、さらに背の高いダーリン姉ちゃん。

 ネコ耳のあたりに唇を近付けて、「部屋に戻りましょ?」と、囁いてきます。

「・・・放っといて」

「ん?」

「俺みたいな雑魚、放っといて・・・」

「ざこ?」

「俺なんか、ただの雑魚だし」

「んなアホなw」ダーリンは笑いました。「ドラゴンの姫が、雑魚て」

「あれは、お嬢さまの呪文だし」

「んー・・・?」

 ダーリンは、フターリアの黒髪とネコ耳を撫でながら、

「ユリさま、メッチャ悔しがってますのに・・・」

「ユリが?」

「フタゴンさまを見たとき、自分じゃ真似できへん! っちゅうて、悔しがってたんですよ」

「ホントに?」

「はい。そのうち試合せなアカン! て」

「なんで試合・・・?」

「自分のほうが強いって証明するためですわ」

「はぁ?」

「不安になるんですよ、ユリさまは。強い御方を見ると」

 ダーリンは、ほほえみました。

「勇者の称号、取り上げられるんちゃうか? ・・・って」

「そんなバカな。ユリのが強いでしょ。指揮だってできるし」

「本人は不安なんですよ」

「そうなんだ・・・」

「秘密ですよ? 言うたんバレたら、ウチ、メッチャ叱られますから」

「悪い奴隷だなぁ」

「そやねぇ」

 

 フターリアは、抱きつかれたまま、ダーリンの部屋に引っ張り込まれました。

 

「・・・モリーヌは?」

「向こう側の部屋に居られますよ」

「あー、両方で見張ってたワケか」

 フターリアを、ソファに座らせて。

 ダーリンは、お茶を淹れてくれました。

 ぬるくて薄いお茶です。胃にも優しい。

「ごちそうさま。・・・じゃ、戻るね」

「ええ? 行かはるんですか・・・?」

「だって、邪魔でしょ?」

「いいえ? ウチ、夜は強いですから」

「そうなの?」

「ダークエルフは、夜のがラクなんです」

「へぇ」

「寒いのはダメですけどね・・・?」

 ダーリンは、上目づかいにフターリアを見ながら、すり寄ります。

 フターリアは、彼女の腰に腕を回しました。

 すると、ダーリンは、完全にしなだれかかって、フターリアに密着しました。

「浮気した! ・・・って、怒られない? ユリに」

「『リアならいいよ』って言われてますから」

「ホンマかいな」

「ホンマですよ」

 ダーリンは、挑戦するみたいに唇を近付けてきました。

 フターリアは、お嬢さまの唇の感触がまだ残っている唇で、キスをしました。

 ダーリンの手が、メイド服のスカートを撫でます。

「お慰めしましょか?」

「・・・う、うん」

「ほな・・・」

 

 ダーリンは、キスをしながら、ソファから降りました。

 フターリアの前に、ひざまずいて・・・

 メイド服の下に、スムーズに指を忍び込ませます。

 ふたなりの肉刀に、長い指が触れます。くすぐるように愛撫を始めました。

 フターリアの息が乱れ始めたところで・・・

 スカートをめくって、唇を寄せていきます。

 1尺より少し短くなった肉刀に、唾液たっぷりの舌を、這わせます。

「男の方の相手は・・・したこと、ないんですけど・・・」

 熱い吐息も交えて、下から上まで、フターリアの肉刀を舐め上げます。

「・・・ファリアさまの、すごい・・・♥ 奉仕したぁなります・・・ぅ♥」

「ダーリン・・・!」

 フターリアは、ダークエルフの髪を、掻き混ぜました。

 曇り空のような色をした、短い髪が・・・

 冬の海の泡立つ波のように、乱れました。

 ダーリンは唇をひらいて、肉刀の切っ先を咥え、喉の奥まで迎え入れます。

「・・・んん♥ これ、難しいですね。長すぎて」

「気持ちいいよ。あったかくて」

「ふふ♥ ほな、頑張りますね・・・」

 ダークエルフの美女のフェラチオが、フターリアを楽しませます。

 ネコ尻尾がダーリンの肩に乗って、ぱたぱた踊りました。

「うう・・・もうイキそう」

「どうぞ、出してください・・・」

 ダーリンは、自分で胸元をゆるめ、火照った乳房をフターリアの足に押し付け・・・

 ジュルジュルと長いストロークで肉刀を吸い上げて・・・

 さらに、根元に指を添えて、しごいて・・・

 トドメに、フターリアの女性器にも、愛撫を加えました。

 多重に襲いかかる快感に、フターリアは小さな悲鳴を上げました。

 そして。

 ダークエルフの美女の喉に、射精をほとばしらせました。

「ん・・・んぐ・・・!」

 美女は、涙目になりながら、噴射を飲み干します。

「大丈夫?」

「ん・・・!」

 ぼろぼろ涙を流しつつ、

「・・・これ、ちょっと、楽しいですね」

「そう?」

「相手がイッたのが、はっきりわかりますもん」

 ダーリンは、茶色の美貌に、色っぽい笑みを浮かべたのでした。

 

「ダーリン。いまさらだけど」

「なんです?」

 あらためて、2人でお茶を呑みながら。

「ユリ、あとで怒鳴り込んできたりしない・・・?」

 フターリアは、ヘタレました。

「大丈夫ですってw」

「でも、ユリの第二夫人じゃん。ダーリンは」

「・・・ユリさまもマレーナさまも、お優しいですから」

 ダークエルフの美女は、寂しそうに笑いました。

「ダーリン。ユリのこと、好きじゃないの?」

「大好きですよ」

 ダーリンは、フターリアの隣に座り直しました。

 フターリアが肩に手を回すと、頭をもたせかけてきました。

「生命の恩人やし。素敵なご主人さまですし」

「だよね」

「・・・ウチの故郷は、海沿いの洞窟にあったんですけど。いま『吸血都市』って言われとるあたりの」

「もしかして、魔王に?」

「はい。滅ぼされました。ウチは、まだ子供でしたが、吸血鬼の姫の『飼い猫』にされて」

「・・・。」

「血ィ吸わんと、人間のまま可愛がるっちゅう、ヤツらの遊びですけどね」

 ダーリンは、静かに説明しました。

「恐ろしい人生でしたわ。身の回り、血ィ吸われた同胞だらけで」

「ダーリン・・・」

「ウチはねぇ、分裂したまんまなんです」

「分裂」

「『飼い猫』の自分と、今の自分が、どうしても1人にならへんで・・・」

 ため息をついて。

「・・・そやから、いっそ『2回目や』って思うようにしてるんですわ」

「2回目」

「2回目の人生や、得したわぁ! って」

「得した、か・・・」

「ええ」

 ダークエルフの美女は、身の上話を終えました。

「ミジンコみたいなウチですけど、ユリさまに喰らい付いて、お役に立つつもりです」

「なんだよミジンコってw」

「ドラゴンのフターリアさまが雑魚なら、ウチなんか虫ケラですもん」

「あー・・・、ごめん。そんなつもりじゃなくてさぁ」

「ふふふw」

 

 さて。

 フターリアが、服を直して。

 お嬢さまの寝ている部屋に、戻ろうとしますと・・・

「フターリアさま?」

「あ、モリーヌ」

 今度は、モリーヌと出くわしました。

 モリーヌ。手鍋を持ってます。湯気が立ってます。

 いい匂いがする。スープを作ってくれてたようです。

「・・・なぜ、ダーリンの部屋から」

「あー、いや、これはですね」

「なるほどわかりました!」

 がしっ!

 モリーヌは、フターリアの腕を掴んで。

「ちょ、痛い」

「この新米侍女・モリーヌに、すべてお任せください!」

 自分の待機していた部屋に、女主人フターリアを引きずり込むのでした。

 

◆♀◆ 15、モリーヌと ◆♀◆

 

「私がうっかりしていました。テニスお嬢さまとお休みだとばかり・・・!」

「モリーヌ?」

「大丈夫です。ダークエルフの手など、もう借りる必要はありません」

 モリーヌ。

 持っていた手鍋を、テーブルの上の鍋敷きに置きました。

「あの、その鍋なに? いい匂いがするね?」

「後です」

「はい」

「・・・フターリアさまっ!」

 モリーヌ。

 両手で、掴みかかりました。

 メイド服を掴んで主人を動けないようにし、リボンをほどいでシャツの襟をゆるめ、背中に手を回してボタンを外してワンピースをずり下ろし、帯をゆるめる。ここまで一息でやってしまいました。

「御身のっ! たった1人の侍女モリーヌがっ! ありあまる性欲っ、すべてっ・・・!!」

「待たんかい」

「私がお気に召さないと!?」

「好きだよ」

「ならいいですよね!!?」

 モリーヌ。

 引き裂くような勢いで、シャツを左右に開こうとします。

「しょうがないヤツだな」

「お嬢さまが、ご主人さまが悪いんですからね。私のカラダに、火をつけてっ・・・!」

「わかったわかった」

 フターリアは、反撃に出ました。

 モリーヌの襟を乱暴に掴んで、首が締まりそうなほど引き上げます。

「あ・・・ぐ・・・」

 戦士の装いのモリーヌは、麻のシャツの上に、綿の詰め物入りの鎧下を着ていました。

 この鎧下の、胸のところの紐をほどく。

 引きずり下ろす。

「きゃん・・・!」

 女らしい肩と乳房のふくらみを、解放します。

 でも、まだシャツが邪魔ですね。

 そのシャツを掴んで、壁に押し付けました。

「ガマンしてたんだ?」

「・・・はい」モリーヌは俯きました。

「出る前に、馬に乗れないぐらいヤッてあげたじゃん」

「あ、アレのせいで・・・思い出して、カラダが疼いて」

「欲張りなカラダだなぁw」

「ううっ・・・!」

 涙ぐむモリーヌのベルトを外し、ズボンをずり落とさせて、壁に手をつかせます。

 立ったままで、お尻を突き出す姿勢にさせました。

「ま、また、こんな・・・端女みたいな扱い・・・っ!」

「お尻がエロいんだもん。モリーヌは」

「い、意地悪・・・ああン♥」

 戦士のズボンの中から出てきたオンナの尻に、フターリアは肉刀をこすり付けました。

 モリーヌは、壁に押し付けられた身体を悶えさせて、女主人を見上げます。

「俺のモリーヌ」

「は・・・はい・・・!」

「好きだよ。あとで、ちゃんとベッドで抱いてあげるから」

「はいっ♥」

 女戦士は、張り出したヒップを主人に押し付けてきました。

 フターリアはその牝尻を抱え込み、貫きました。

 彼女は、あっさりと入り口を開きました。

 12歳年上の女の尻。打ち付ける腰より大きくて、激しいピストンにも耐えてくれます。

「あっ♥ あっ、あっ、ああ゛ッ♥」

 ・・・理性は、即座に落城したようですが。

 フターリアは意地悪な気分になって、年上の美女を責め抜きました。

 1発、2発、3発・・・立て続けに、彼女の中に射精します。

「もッ♥ もう、立ってられません・・・!」

 モリーヌが泣き出しました。

 意地悪なセックスは、これで終わり。

 彼女を抱き締めて、あやしながらベッドに連れ込みます。

 仰向けに寝かせて。

 残っている服をすべて剥ぎ取って。

 ねっとりとキスをしてから、正常位で貫いて。

 お互いにボリュームのある乳房をくっつけ合って・・・

「俺のモノになってからは、これが初めてだね」

「あ・・・ああっ・・・! はい・・・」

「俺、主人としては、まだまだだけど。今日みたいになったりもするけど、」

「・・・。」

「ついてきてくれ、モリーヌ」

「はい! フターリアさま!」

 ・・・キスしながら、最後の1発を、メチャクチャに突き入れました。

 モリーヌは手も足もしがみついて、むさぼるように射精を迎え入れたのでした。

 

「はー・・・」

「・・・落ち着かれました?」

 丸裸のままベッドに並んだ主従は、腕を絡めて、ボソボソとしゃべりました。

「まだ、ビビってはいるけどね」

「何にです?」

「役に立つのかなって」

「役に」

「テニスお嬢さまや、ユリのね。力になりたいのに、ドジばっかり踏んでさ」

「・・・。」

「今日は特にひどかったけど。そもそも、お嬢さま、俺よりずっと賢いし」

「なんだ、そんなコトですか・・・」

「そんなコトってなんだよ」

「いえ、」モリーヌは笑いました。「私と同じコトを考えておられたんだな・・・と」

「どういうこと?」

「フターリアさま、私よりずっと強いじゃないですか。もう」

「・・・。」

 フターリアはモリーヌを見ました。モリーヌは見つめ返しました。

「似たもの主従だな」

「そのようですね♥」

 

◆♀◆ 16、ユリと ◆♀◆

 

「ごめんリア! 殿下に、てこずって・・・大丈夫?」

「んあ・・・?」

 

 フターリアです。

 ウトウトし始めたところで、ユリに起こされました。

 強烈に眠いんですが・・・

 

「・・・ニャんだよ? ユリ」

 とりあえず、起きてドアを開けた私ですが。

 不機嫌です。

 ネコを無理に起こしてはいけません。

 私は、尻尾を左右にビシッ、バシッと動かしつつ、ユリを睨みました。

「毒ニャら、もう抜けたよ。心配かけたニャ」

「・・・。」

「もういい? じゃ、おやすみ・・・」

 寝直そうとすると、

「待てコラ」尻尾を掴まれました。

「ギニャ!」

「オマエが心配で、雪の中、走って来たんだぞ!?」

 ユリは声をうわずらせました。

 廊下で、お手伝いの娘が「うわあ!」と、嬉しそうな顔をしてます。

 ユリもその気配に気付いたようで、私をグイグイ押して、部屋に戻しました。

 で、ユリ自身も押し入って。

 泣きついてきました。「リアぁ~~~!!!」

「ニャんだよ・・・」

「お嬢さまともダーリンともヤッといてぇ~~~!」

 そのまま、ベッドまで押し込まれました。

「・・・なに? なんなの?」お嬢さまが起きてしまいました。

「すみません、お嬢さま。勇者さまが、ちょっと頭がおかしくなって」

「はァ・・・?」

 お嬢さまは『ものすごく迷惑です』というメッセージを、全身で表しました。

 それから、ベッドの向こう側に寄って、あっち向いて、寝直しました。

 冷てぇ・・・。

「みんなとはヤッといてさぁ~!」

 グラグラグラ。

 ユリに揺さぶられます。

「いや・・・ホラ、もう、ふたなり解消しちゃったし」

 私は、スカートをめくって見せました。

 ゆったりした下着だけの股間。完全に、女のものに戻ってます。

「・・・。」

 ユリは、物悲しげな顔で私の股間を撫でてきました。

「その顔やめて? すごくかわいそうになるから」

「・・・。」

 ユリはお嬢さまを見ました。

 お嬢さまは背中を向けたままでした。

 ――でしたが、手だけをこっちに突き出して、

 

「フタにゃーリアにな~れ・・・」

「おざなりニャ!?」

 

 ふたなりに戻された私は。

 精魂尽き果てるまで、ユリに搾られるのでした。

 

◆♀◆ 17、フターリア、本業に復帰します! ◆♀◆

 

「いったい、何をしとったのじゃ。陛下も殿下も、身共に押し付けて」

「リアと楽しんでた」

「・・・アスカリア伯よ。本気で怒るぞ?」

 

 翌日のお昼前。

 ツクノーさまがやって来まして。

 ユリと私は、静か~な声で、怒られました。

 

「私は被害者なんですけどね」

「仲よしじゃろ。連帯責任じゃ!」

「ええ~・・・」

 

 私たちは、神殿を出ました。

 昨日はじっくり見る余裕もなかった小さな神殿ですが・・・

 

「改めて見ると、ヘンな神殿だよな」

「失礼なヤツだな」

 ユリには、たしなめられましたが。

 確かに、生命の恩人ではありますが。

 でも、おかしいって。絶対。

「ホラ。あの玄関脇の柱みたいなの。アレなんだよ」

「女神さまの神話だけど?」

「いや神話って・・・」

 

 玄関の両脇に建てられた柱。

 マンガみたいな感じで、コマ割りされた彫刻が施されているんですがね?

 その内容がですね。

 

 一番下のコマ。女と出会った、若い男。

 その上のコマ。ハダカになった女を、ありがたく拝む男。

 次のコマ。セックス。露骨に本番です。ズッポリ入ってます。

 そして、一番上。最後のコマ。

 

 仰向けになったガイコツの上で、尻を振る女。

 

「・・・死んでんじゃん! 男のほう!」

「そうだよ?」

 ユリは、ほほえみました。

「サアーラメグミーテさまの神話だもん。見初められた男は、みんな死ぬのさw」

「なるほどね」お嬢さまが、あくびをしました。「淫魔神さまの神殿だったのね」

 

 なんと。

 この小さな神殿。

 性の女神・サアーラメグミーテさま――別名『淫魔神』さまの神殿だったようです!

 

「非常時じゃったから、黙っておったがのう、」

 ツクノーさまが、ユリを冷たい眼で眺めました。

「伯爵が、おおっぴらに出入りする神殿ではないぞ?」

「はっはっは。御忠告、ありがとうございます」

 ユリは笑い飛ばしました。

「――それより、侯爵。お忘れではないでしょうな?」

「なにをじゃ」

「去る王女救出のおり、御身は、私と賭けをなさった」

「・・・。」

「そして、こういうことになっていたハズです――」

 

「メイド服を着て、丸一日、このユリに仕えて下さると!」

 ユリは、満面の笑みを浮かべて、女侯爵に迫りました。

「いい機会です! 明日あたり、いかがですか?!」

 

「いや、アレはじゃな、」

 ツクノーさまは、うろたえました。

「あの時は、そなたは勇者じゃったから、」

「いまも勇者ですよ?」

「いや、それはそうじゃが、」

「コノマーズの侯爵は、たった1日の約束も守れないと仰る?」

「ヌ、ヌウ」

 ツクノーさまは、やり込められて。

 なんでか、私をチラッと見て・・・

「・・・わ、わかった。では、ひとつだけ、条件を付けさせてもらいたい」

 などと、言い出しました。

「どんな条件です?」

「フターリア姫じゃ」

「リア?」

「うむ。彼女が同じ仮装をしてくれるなら、このツクノーも、仮装をしよう」

「仮装?」

 私は首をひねりました。

 ユリを見ます。

 ユリは私の服を見ました。

 

 私の服。

 昨日と同じ。

 メイド服です。

 

「・・・これは、仮装ではありませんが?」

「そなた、伯爵の娘じゃろ」

「はい。ですが、本業はメイドで」

「本業は侍女よ」「御身は私の主人です」

 お嬢さまとモリーヌから異議が出ましたが。

「そのへんは置いとくとしてですね、」

 私、ツクノーさまに迫りました。

「このメイド服。私は、実用性と思い出で着ているのです。気に入っておりまして!」

「あ、うん。いやその、つまりじゃな、」

 ツクノーさまは、真っ赤になりました。

「私は、メイドの経験がないゆえ。先輩として、そなたに指導を頼みたいと・・・」

「なるほど?」

 ユリが、話を引き継ぎました。

「テニスさま。リアのこと、お借りしてもいいかな?」

「ええ。高名なコノマーズ侯爵のお役に立てるなら、お受けしますわ!」

「リアもいい?」

「お嬢さまがそう仰るなら、喜んで」

「なら、決まりだね!」

 

 と、いうワケで。

 次回は、このフターリアが、本業に戻る――ということになりそうですわ!

 

「本業は侍女よ!」

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