TSゆりフタ令嬢侍女メイド! 作:min(みならい)R18
◆♀◆ 11、お風呂にて ◆♀◆
「はぁ・・・」
フターリアです。
真っ暗な中で、お湯につかって、ぐったりしてます。
お風呂です。
私1人です。
お嬢さまも後から来るそうですが。
メッチャクチャ汚れてたので、主を差し置いて、最初に入れてもらえました。
「助かった・・・」
ホゥ、ホゥ。
フクロウが、相槌みたいに、鳴きました。
ここは、コシモン村。
街道三叉路を守る、宿場村よ。
旅人の宿でもあり、小さな砦でもある。
商人から徴税もしてるらしい。侯爵の代官がいて、別荘を管理してくれてます。
その侯爵家別荘に、さっき入ったとこです。
「はー・・・侯爵、最高」
侯爵家別荘。
いいトコですわ。
石造+木造2階建て。こぢんまりして。庭を囲む石垣にはバラが巡らせてあって。
風呂は別棟。本館の裏。
窓はナシ。ランプの明かりだけがお伴。ちょっと、お化けとか出そう。
文句は言いませんよ。これが平民なら、公衆浴場に行くしかないので。絶対追い返されたと思いますからね。「呑馬狼に喰われかけまして」「入るな! ヨダレがうつる!」ってね。
やはり、侯爵はいい。
サービスがちがう。
勇者に助けられたのも幸運だった。でなきゃ、また死ぬとこだった。
・・・あ、勇者ってのは、国王陛下が認めた身分でして、
・戦馬を所有してよい
・いつでも帯剣してよい
・自分と部下の指揮権を持つ
などの特権があります。
現在は1人だけ。つまり、私たちが会った御方だけですね。
『アスカリアの勇者』と名乗っておられましたが・・・アスカリアは何だっけかな?
あー。俺も侯爵か勇者になりてぇ。
・・・などと妄想してたら、いらっしゃいました。
「フターリア、いる?」
「あ、はい! ただいま」
「自分で開けるわ! ・・・開けるわよ?」
「どうぞー」
仰向けに伸びてるので、股間のモノが見えてますが。
フターリアちゃんのフタナリ砲ね。まだ勃起してまして。
ネッシーみたいに、勃ち泳ぎしてるんですよ。困ったヤツですね。
ま、お嬢さまなら、いいだろ。
ガラガラガラ。
「勇者さまも一緒よ!」
「お邪魔します」
──先に言わんかい!!!
あわてて、白いお尻を湯船に沈める。
だが、勇者の眼は誤魔化せなかった。
「・・・フターリアさまは、殿方でしたか」
赤毛の女勇者。
魔物から我々を助けてくれた、美人剣士。
麻のワンピース一枚の質素な姿。雰囲気は若いが、優しく盛り上がった胸には、大人の色気。
ジッと、私を見る。
「いえっ! ち、ちがいます!」
「見ましたよ」
「これはですね、」
「見てしまったのね」お嬢さまは、澄まし顔。「じゃ、説明するわ。ユリさま、入ってちょうだい」
「いいえ」
勇者さまは、首を振った。
硬い表情。警戒心──を通り越して、『私は怒りを表明します』という表情だ。
「テニッサメイズお嬢さま。私は、娼婦ではありませんよ? では失礼」
クルリと踵を返して、立ち去ってしまった。
「何してくれてんの?」私、怒る。
「あなたこそ、なに見せつけてるのよ」
「はい」私、反省する。「・・・とは言え、お嬢さまもいけないのですよ」
「なにが」
「中に入れって。勇者さま、怒るに決まってるじゃないですか」
「・・・。」お嬢さまは、肩をすくめた。「誤解を解いて来るわ」
「はい」
「やれやれね」
「こっちのセリフだよ。──あ、アスカリアって何でしたっけ?」
「聖女だそうよ。勇者さまの育ての親なんですって」
恩返しってことかな?
「礼儀にうるさい人なのでしょうか」
「そのようね」
これはいけませんわ。
◆♀◆ 12、村で一泊 ◆♀◆
「・・・信じがたいお話ですね」
赤毛の美人勇者は、首を振った。
私が淹れたお茶には、指一本触れずに。
「テニッサメイズさまの御母堂の噂は知ってます。偉大な魔術師だったと。しかし」
「ありがとう。テニスでいいわよ」
「御言葉に甘えて、テニスお嬢さま。──女に男のモノを生やすなんて、信じられません」
応接室です。
ランプを灯しての会談です。
フワフワ金髪ハーフエルフの侯爵令嬢と、赤毛の美人勇者。
議題『フターリアのチ×ポは本物か?』。
ひどい会談ですね・・・。
私は、自分の席に着きました。
いまは、侍女モード。メイドではない。なので、私も座ってお茶を呑みます。
髪はポニーテイル。お嬢さまに合わせて。
服は侍女のドレス。これもお嬢様に合わせて、繻子織りで。飾りも同じ。色はブルー。春の花のようなお嬢さまに、夜の湖のような私が並ぶ。侍女らしいかなと。・・・ま、私が明るい色着ると乳が目立ち過ぎるというのもあるけど。
澄ましてお茶を呑んでると、女勇者さまの視線が、チロチロと私の乳のラインに。
あれ? コイツ意外と・・・。
「困ったわ。このままでは、フターリアの名誉がねぇ」
お嬢さま、ため息。
「証明させてもらえないかしら?」
「どうやって?」
赤毛の美人、私を流し見る。
私、その視線を無表情に受け止めてから、目を伏せて、お茶で唇を隠す。
赤毛さん。ちょっと目元が赤くなりました。
お? 勇者さま。ドキッとした?
残念! オマエがドキッとしたフターリアは、前世:男子高校生だよ。
彼女とヤレなかったのを思い出して泣く。
鏡を見て「こっちでもいいのに」ってまた泣く。
そんなヤツだよ。
初体験したかった。フターリアと。──あ、ちがう、彼女と。
そんなこと考えてたら、こっちも頬が赤くなってしまった。いかんいかん。
「似たような魔術を使ってみせるわ。『変容』の才能がわかるように」
「ふむ」
勇者は、私が淹れたお茶を持ち上げた。
「私の仲間を呼んでも構いませんか?」
勇者さまの仲間。2人いるらしい。
私は顔を見てないんだけど。顔合わせのとき、スカート破れてたからね・・・。
「秘密を広められては困るんだけど」
「秘密の重さは知ってる女です」
「そう・・・?」お嬢さま、私を見る。
「・・・はい」私、楚々とうなずく。「恥ずかしいですが、女の方なら」
お嬢さまが『私、すごく奇妙なものを見たわ!』みたいな顔をした。その顔やめろ。
「──いいわ。連れて来てちょうだい」
「わかりました」勇者さまは、お茶を一口飲んで、立ち上がった。
やって来たのは。
ローブを着た、女魔術師であった。
「マリエレジーナです。マレーナとお呼びください」
分厚いローブを揺らして、女魔術師は、お辞儀した。
◆♀◆ 13、マリエレジーナ(マレーナ) ◆♀◆
マレーナさん。
物静かな美人である。
ダークグレーの髪が、優しく肩にかかっている。色は白髪っぽいけど、ツヤは若々しい。
目は黒い。そして、鋭い。礼儀正しく伏せてるけど・・・こっちを何とも思ってない目だね。
肌はうっすらと日焼けしてる。頬っぺたは柔らかそう。これは自宅にお風呂のある肌ですわ。
歳は勇者さまと同じぐらい。つまり、はたちぐらい。
「マレーナは本物の魔術師です。大学では学士に過ぎませんが──」
女勇者が、自慢する。
「私と組んで3年になる。王都防衛戦にも参加しまして」
「あの王都防衛戦に。それは本物だわ」
などと、お嬢さまが相手をする間に、私はお茶を淹れる。
お湯も茶葉も入れ替えたので、淹れたてである。竈で待機してくれてる料理人に感謝。
「・・・どうぞ」
「ありがとうございます」
マリエレジーナさん。会話には加わらず、勇者の隣で黙って聞く構え。
侍女っぽい。
・・・私とキャラかぶってますね?
こっちはクール美女で、あっちは深窓の令嬢(行き遅れ)だけど。
え? 『行き遅れ』はひどいって?
前世ならね。
現世は厳しいのだ。15で成人。婚約はそれより前に決まって当然。
『行き遅れのフターリア』とか陰口叩かれてる15歳の娘もいるのだ。
そのフターリアちゃんが座ってお茶呑もうとしたら、
「立って」
タイミング悪いな?
お嬢さま、なんか目をショボショボさせてますが。
なんや? 眠いんか? おねむかお嬢ちゃん?
「じゃ、やるわよ」
・・・いやな予感。
「お待ちくだs」
「変容せよ、フターリア。猫の力をその身に宿し、密かに優美に敏捷に。──ネコ娘に、な~れ!」
お嬢さまが、呪文を唱えた直後。
「ふニ゛ャッ!!?」
私は飛び上がった。ズダダダダッと、応接室から逃げ出した!
「お嬢さま?!」
扉を守っていたモリーヌ(27歳独身)を突き飛ばして逃げる。
石の床で足を滑らせながら、斜めになって、駆け抜ける。
「痛ッてててて!! お尻っ、お尻ッ!?」
お尻と腰の中間が痛い!
突き指したみたいに!
スカートの中、というかパンティの中で、ゴキゴキって!
パンツ! パンツ脱がないと! どこで!?
部屋! どっか部屋に入って──
私が、手近なドアを開けようとすると。
「誰や!」
中から、ダークエルフの女が飛び出してきました。
◆♀◆ 14、メイダーリン(ダーリン) ◆♀◆
茶色の肌に、長い耳。
曇り空のようなショートカットの髪に、翡翠の色した目が輝く。
「どっから入った、このドラネコぉ!」
ギラリ。刃が輝いた。
短剣の構え。プロだ! これは・・・殺し合いを経験してるヤツの迫力ですわ!
「わッ、私です。フにゃーリアです!」
「ぶwww」勇者が吹き出す声がした。
「え」
「フ、ター、リア、です」
「・・・ダンゼイズ伯の、お嬢さま?」
「はい」
「失礼いたしました!」
ダークエルフのお姉さん。
武器を石床に投げ捨てて、土下座しました・・・。
「──私の奴隷が、大変失礼いたしました」
「いえ。私も、いきなり部屋に近付いニャので」
ダークエルフの姉ちゃん。
勇者の、もう1人の仲間だったらしい。
「名は、メイダーリン。ダーリンと呼んでやってください」
ダークエルフのダーリンですか。覚えやすくていいですね。
にしても・・・
ダーリン姉ちゃん。
ゾクゾクするぐらい、綺麗な顔してる。
目は宝石みたいだし、唇はエロいし。
胸や腰のラインも色っぽいけど、この美貌はすごいわ。
この姉ちゃんにフターリア・カスタムのメイド服着せたらエロいぞ・・・
・・・ヤバい。フターリア砲がちょっと伸びた。
ってか、それどころじゃないし。お尻が。
「あの、ちょっと・・・どこか、部屋に入っていいですか。お尻が痛くて」
「お尻がどうかしたの?」お嬢さま登場。私のお尻を触る。
「ニ゛ャッ!!!」私は飛び上がった。
◆♀◆ 15、フニャーリア、お尻を見せる ◆♀◆
──応接室に戻って。
私は。
タイツとパンティを、膝まで下ろして。
侍女のドレスを、自分で握って、持ち上げて。
裾を・・・・・・腰の上まで、めくり上げました。
「ど、どうぞ」
ハダカのお尻を。
お嬢さまと、勇者さまと、マレーナさんに、お見せしたのです。
フターリアのお尻。
ちょっぴり大人の雰囲気。
シルエットは大人。でも、尻たぶはぷりんとしてる。肌が若い!
お嬢さまの目が、そのぷりんとしてる尻たぶを舐め回してる。
あともう1人。赤毛の美人の焦茶の目が、お尻の谷間をウロチョロと・・・。
「尻尾だね」
「ネコの尻尾ですね」
「さすがフターリアね!」
なにが『さすが』だ・・・。
次予告ナシで変身かけたらブン殴るからな・・・?
私の、お尻。
ネコの尻尾が生えてきたのです。
先ほどの醜態も、この尻尾のせい。
パンティとタイツをはいた状態で生えてきたので。
ホントびっくりしたんですよ。いきなりお尻の先がゴキゴキッって・・・
「・・・折れるかと思いました」私がグズると、
「私が試した時は、耳だけだったのよ」お嬢さまが言い訳した。「この耳に、毛が生えただけで」
「・・・今度見せてください」
「イヤよ」
オマエなァ!
「お、耳も動いてる!」
私の、耳。
ネコの耳が生えてきたのです。
いまは
 ̄(・_・) ̄
こんな状態。怒りの耳伏せモードですね。
結構デカい耳です。私が手をいっぱいに広げたのと同じぐらいある。
色は、耳が黒灰色。尻尾は黒とのシマシマでした。
「失礼。触ってもよろしいですか?」
「どうぞ」
ハダカのお尻を出したままの私。なすがままです。
マレーナさんが、優しく耳に触れてきました。
耳の先っちょに触られると、頭の後ろがビクッと痙攣して、耳が勝手に動きました。
「ふむ。幻ではない。耳の後ろの筋肉も再現されている。動きも不随意な感じで、極めて本物に近いです」
「尻尾も触っていい?」
勇者さまが私の隣に来た。ネコ耳にささやく。耳がビクッとした。背筋に電流が走る。
「・・・はひっ♥ ど、どうぞ」
勇者さまの手が、私の尻尾を持ち上げるようにした。
バケツの把手を持つような感じで、下から持ち上げる。
あ、あ、あ。
フターリア砲が♥
急に反り返って。
勇者さまの指が、毛を逆撫でて、付け根に・・・!
ビシッ!
気が付くと、勇者さまの手を、力一杯叩いてました。
「・・・あ。ごめんなさい、反射的に」
「お、すごいね!」
勇者さまは、笑った。
かなり強く叩いたはずだが・・・そう言えば、手応えなかったな?
「動きも速くなってるよね? フターリアさま」
笑う勇者さま。『私よりは遅いけどね』との、挑発を感じる笑いである。
「・・・そうですね」
「逆撫ではダメだった? これならどうです?」
勇者さま。
今度は、付け根を上から撫で下ろしてきました。
掴むのではなく、手を広げて、平らに・・・ついでに、お尻にも指先を軽く当てて・・・
「あぉン・・・♥」
「本物っぽい反応だね! もう一回──痛ッててて」
勇者さま。マレーナさんに耳を摘まれて、お触りタイム終了です。
「フにゃーリアさま。お尻──じゃなかった、尻尾触らせてぇ」
「イヤにゃ」
タガの外れた女はダメだ。出直して来な。
『娼婦ではありませんよ?』のアンタなら、抱かれても良かったがな・・・。
お嬢さまも、なんか言ってやってください。
「ふぁーあ・・・」
あくびしてますわ! お嬢さま、おねむですわ!
◆♀◆ 16、2階へ ◆♀◆
「わかりました。男性器の件、魔術による一時的なものと信じましょう!」
勇者はそう結論して、
「明日は一緒に入りましょうね!」
颯爽と引き上げた。
・・・カッコつけたつもりか?
「女好きね。あの勇者」
ほら、お嬢さまにもバレてる。「そのようで」
「気持ちはわかるけどね」
「ん?」
お嬢さまが背後から接近してきた。
私、ぐるーんと身体をねじって振り向く。
お嬢さま、反対に回り込む。
私、ぐるーんと身体をねじって対応する。
「柔らかいわね」
「言われてみれば、そうかも」
「ネコの胴体ってことかしら?」
「さて・・・?」
「動かないでね」
お嬢さま、回り込む。
私、ぐるーんと身体をねじって対応する。
「なんで動くの?」
「なんでお尻に回り込むの?」
「ずるい。勇者にだけ触らせて」
「・・・。」
私は押し負けそうになったが、踏み止まった。
「いえ、いけません。ここは応接室ですから。明日も朝から動かねばなりませんし──」
「じゃ、私の部屋に行きましょ」
「え」
「元に戻さないといけないでしょ?」
「それは当然ですが」
「じゃ、行きましょ」お嬢さま、部屋を出る。
「待たんかい」
私、あわててお茶の道具を片付ける。
調理場へ。
「えっ!? フ・・・フターリアお嬢さまでいらっしゃいますか???」
当然、料理人に仰天される羽目になった。
私は「魔術の練習で」と、ほほえんで、立ち去った。
尻尾を振りながら、2階に上がる。
──スカートの中、パンティとタイツは、ズラしたまんまでね!
尻尾だけでも消して欲しかったよね!
◆♀◆ 17、寝室で ◆♀◆
コシモン村、侯爵家別荘、2階。
中央の客室で、お嬢さまが待っていました。
ドレスはゆるめて、少女らしい胸元を見せて、ベッドに座っていらっしゃいます。
「来て」
「はい」
手招きされたので、側まで行きました。
パンティとタイツはずらしたままなので、近付くと緊張します。
そんな私の手を、お嬢さまが持ち上げました。
「・・・来て」
引っ張られました。
ベッドに膝をつく形になります。
お嬢さまは、さらに私を引っ張る。で、御自身は後ろに倒れました。
なんと無防備な・・・
「お嬢さま」
「治さないといけないでしょ」
「それは、はい。ですがその、」
「じゃ、服、脱いで?」
「なんで?」
─(・_・)─
「わかりましたよ。脱ぎますよ。もう」
私はドレスの襟をゆるめ、袖をゆるめ、腰紐をゆるめて、「よっこいしょ」と脱皮しました。
下は、シルクのシャツと、タイツとパンティです。後者はずらしてるので、すでに下半身は露出狂状態ですが・・・
私が手で股間を隠すと、お嬢さまが手を引っ張ってきました。
「ちょ」
「治すんでしょ?」
「え、こっち?」
「『猫変身』は、醜聞にはならないわ。でも、こっちは」
「ほにゃッ♥」
お嬢さまの手に、股間のモノを握られました。
ヤバいって! 出る、出るから!
「待って待って待って」
「この服にかかったら大変ね?」お嬢さまは、ほほえんだ。「脱がせて?」
「は・・・はひっ?」
「脱がせて、フターリア」
お嬢さまは、私から手を離し、ベッドにぱたんと両手を広げました。
「私の処女、もらって・・・」
冗談ではないぞ。二重の意味で。
お嬢さまは本気だ。冗談ではない。「私を抱け」と、本気でおっしゃっておられる。
侯爵令嬢の処女を奪うなど、冗談ではない。ちっぽけな伯爵家を潰す気か!?
「お嬢さま。私は、あなたのことが好きです。しかし、その・・・」
「じゃ、あなたの処女ももらうわ」
お嬢さまは、荷物の中からエロいものを取り出した。
男根である。
木製の。
張り型というヤツである。
「『じゃ』じゃないんですよ。ってか、何持ってきてんの」
「あなたの処女をもらおうと思って」
「何企んでんの!?」
「絶対怖じ気づくと思ったから」
「そりゃそうですよ・・・」
「結婚までに処女をなくす娘もいるわ。そう珍しいことじゃない。言い訳もできるわ」
「それはそうですが・・・」
「はぁ」お嬢さまは、ため息をついた。「意気地なし。こんなモノを付けてるくせに」
木製の張り型で、私のフターリア砲をツンツンとつつく。
「それはやめろ」
「なんで?」
「不快だから」
「じゃ、抱いて」
私は、ひとまず彼女の御機嫌を取ることにしました。
添い寝します。股間のモノが触れないように、上半身だけくっつけます。
ネコ胴体の柔軟性が生きました。おっぱいをくっつけて、お嬢さまの頬に唇が触れるぐらいに近付きます。
お嬢さまの御機嫌が、グッと良くなったのを感じました。
よしよし・・・。
「こうして一緒に眠るのでは「ダメよ!」・・・ダメですか」
「出さないと落ち着かないんでしょ」
「・・・それは、まあ」
「でしょ。花嫁修行の本ぐらい、私も読んだわ」
「うむ。私も読みました」
侯爵家の本だからね。アンタが読む2年前に私も読んだわ。
前世のエロ知識にかかればこんなもの! と思って読んだら、意外とつらかった。
セックスのノウハウは平気だったけど。出産ね。死ぬこともあるってのが。
女が生まないと、人類は滅ぶ。でも、生むのは生命懸け。苦い現実だ。
「呑むと、苦いから」
「はい。すみません」
「ここならいいかなって」お嬢さま、お腹を押さえる。
「そんな理由!?」
「・・・勇者が気になってるんでしょ?」
「美人なのに、バカだなーとは思ってます」
「恋ね」
「ちがうと思います」
「・・・私ね。ずーっと、夢見てたことがあってね」
「・・・なんです?」
「子供っぽい空想なんだけど」
「はい」
「自分が、色んなものに変身してね。
世界中を自由に飛び回って。
男とも女とも、恋愛して、セックスしてみたい・・・って、空想してたの」
◆♀◆ 18、お嬢さまの、なりたいもの ◆♀◆
テニッサメイズ。13歳。侯爵令嬢。ただし妾腹。
父はヨーセイ・アイメンカ侯爵。王国の北部国境を守る、重要な貴族である。
母はエルフの大魔術師ティニーモノーシャ。魔王との戦いで活躍していた。
2人は戦場で出会って、一目惚れ。お嬢さまを儲けた。
同じ年、王家の第一王子が殺された。呪殺である。魔王による暗殺と考えられている。
戦況は悪化した。
ティニーモノーシャはふたたび前線に駆り出された。
娘が育つのを見ることもできず、戻って来ることもできなかった・・・
『子供っぽい空想』。
私は、笑うことはできなかった。
「・・・楽しい空想ですね」
「そう思う?」
「私も、じつは」
「そういう空想を?」
「うん。私の場合は、男に戻れ──男になれたらなぁ、と」
「そう」
お嬢さまは私の目の中を探るような目をした。
しばらく見つめ合う。
いかん。股間のモノが、ギンギンに。
可愛いからな。テニス・・・。
本物ですよ。至近距離でじーっと見て「やっぱり綺麗だ」ってなる子って。
健気だし・・・。
私が母親なら、この子を抱いてキスして撫で回せるのに・・・と、ずっと思ってた。
私は、ドキドキしながら、テニスお嬢さまの頬を撫でました。
お嬢さまはうれしそうです。
「やっぱり、あなた、男だった──男になりたかったのね」
「やっぱり?」
「そういう感じだったし」
「そうでしたか。なんかすみませんね」
「いいのよ」お嬢さまは、私に唇を近付けてきました。「あなたが、うらやましい・・・」
「そ・・・そうですか?」
「かっこいいんだもの」
「中身はバカですよ」
「見た目はかっこいいと思ってるのねw」
「まあ、私が男なら、抱きたい程度には」
「そういう視点なのね」
「はい」
「入れ替われたらいいのに」唇を触れ合わせて、ささやくお嬢さま。「あなたになって、抱かれたい」
「お嬢さま・・・」
「それが無理なら、」
「はい」
「あなたのモノになりたい」
「ああ・・・!」
私は、お嬢さまとキスをしました。
「も・・・もうダメです!」
「なにがダメなの?」お嬢さまは、笑う。
「もうガマンできません。本当にヤッちゃいますよ。いいんですね?」
お嬢さまは、私の首に腕を回してきました。
「うん♥」
「ああああ。お嬢さま。お嬢さま!」
彼女のドレスを掴んで、乱暴にたくし上げる。彼女は腰を浮かしてくれた。
タイツの太腿を撫で回す。細くてしなやか。でも、柔らかい。時々ギュッと若い筋肉の反応が返ってくる。『私も気持ちいいわ』と、彼女の太腿が言っている。
太腿から股間に。
テニッサメイズお嬢さまの割れ目のあるところに、手をすべらせた。
熱い。湿っている。グニグニと揉むと、お嬢さまが聞いたことのない声で喘いだ。「ああン♥」
タイツをむしり取る。
シルクのパンティを、震える手で、引きずり下ろした。
お嬢さまが腰を曲げて、足を上げた。小さくて丸いお尻を私に差し出してくれた。
私はフーフーと雄猫みたいに喘ぎ、1人で汗だくになって、腰をそこに合わせた。
ふたなりの巨根を。
お嬢さまの小さな割れ目に。
ふと、我に返った。
血が出たら・・・と、お嬢さまのドレスをもっとしっかり、たくし上げる。
お嬢さまに見抜かれた。「はい、タオル」
「あ、どうも」
可愛いお尻の下に、タオルをしく。
ちょっと冷めた。
この時なら、逃げることもできたと思う。
そして、これもお嬢さまに見抜かれたようだ。
「タリアぁ・・・♥」
呼ばれたことのない呼び方で、抱きつかれた。
「ニーズ!」
私も呼び返した。
そして、お嬢さまの小さな花芯に、魔術の巨根を突き入れた。
「う、ぐ」
「あああ」
うめくお嬢さまの奥まですべり込んで──
フターリアは、子種のない射精を、お嬢さまの奥に浴びせかけた。
あ。
ネコのまんま初体験ヤッちゃいましたわ。
◆♀◆ 19、お嬢さまと、処女交歓 ◆♀◆
深々と貫いて、つながって、抱き合ったまま、フターリアは2発目を放った。
モゴモゴと不器用に腰を動かし始める。
巨根は、可愛いお嬢さまには入り切らない。
奥の壁にぶつかるまで入れても、根元が少し余ってる。
それでも、快感は凄まじい。
お嬢さまとこすれ合う感触に目が眩んで──3発目。
・・・ここで、私は気付きました。
フターリア砲、感度高すぎて、ダメです。まともに動かせませんわ。
「あっ♥ あ、あっは♥」
「タリア。可愛い」
「あ、あ、ニーズ♥ 私のニーズ♥」
フターリア、立て続けに4発目、5発目を射精。
注いだ精液──愛液? 潮噴き?──が、お嬢さまの中から流れ落ちるのを感じる。
やっと落ち着いてきた・・・
というか、息切れして動けなくなりましたわ・・・
お嬢さまの上にブッ倒れそうになるのを、何とかガマンして、腕だけで身体を支える。
しばし、呼吸を整え──ようとしたところで、お嬢さまが尻尾を触ってきた。
「尻尾ニャッ!?!♥」
6発目。
射精してる最中に尻尾を根元までなぞられ、毛の生え際とフターリアちゃんのお尻の穴を撫でられて、7発目。
痙攣しながらお嬢さまの手を払うと、お嬢さま、「痛ったーw」と笑いました。
「しっぽは、はッ♥ はッひっ、やめてくにゃさい♥」
「にゃーん♥」
お嬢さま、めげない。今度は両手で私の太腿をモゾモゾと這い上がり、股に手を入れてきた。
右手は私の割れ目をくすぐり、トロトロと垂れる女の汁を弄ぶ。
左手は──またお尻に!
「お尻はニャめれす♥」
「でも、気持ちいいんでしょ?」
「お、男は、お尻触られるの、嫌いニャんです! ううっ♥」
はい7発目。
お嬢さまはお尻からは手を離してくれましたが、『勝った』みたいな笑みです。
クチュクチュと私の割れ目をかき混ぜながら、汗に濡れた顔で見上げてきました。
「そろそろ、いいかしら?」
「ニャっ、なにが?」
「これ」
おーっと、ここで張り型登場だー。
フターリアの割れ目はトロットロ、挿入を拒むことはできそうにないぞー。
何を突っ込まれても陥落だー。
「・・・は、はひ♥」
私、お嬢さまの顔にポタポタ汗を垂らしつつ、うなずく。
顔を近付けて、お嬢さまの視界を私の顔でふさいで、小さな唇を私のいやらしい唇でふさいで・・・舌を入れて、乳姉妹の唇の内側をたっぷり舐め回してから・・・
「舌、ザラザラしてるぅ♥」
「入れてください」
あらためて、ディープキス。
体重をかけて、お嬢さまに甘える。お嬢さまは「ぐぇ」と小さくうめいたが、キスからは逃げず、手を私のお尻に当てた。
そっちはダメだって言ってんだろ!
私が起き上がると、お嬢さまは笑って、鉾先をズラす。
私が体重を掛けると、お嬢さまはお尻を狙ってくる。
はい。すみませんでした。
私は肘をついて、お嬢さまを優しく抱き締めた。
「よろしい♥」
くるくると円を描いて動き回った張り型が──なめらかな切っ先が──フターリアの溶け切った花びらを押し分けた。
ぐにゅり。
一瞬苦痛があった・・・ハズ。だが。
私の記憶は、真っ白だ。
入り口を開かれて、誇張された張り型のエラが、ヌルッと入った瞬間、
「に゛ゃッ♥♥♥」
ものすごい快感が脳髄にほとばしり、苦痛はどっか飛んでった。
──これ、後でわかったことなんですけどね。
フタナリ状態の時は、膣内も少し変化するらしいんですよ。
Gスポットと呼ばれるあたりが、膨らむというか、盛り上がるというか。
ちょっと何か挿入されたら、確実にそこにヒットして・・・
「あ゛ッ♥ あっ待っ♥ 待っやめっ♥」
「出して、タリア。私の中に出して。気持ち良くなって」
気持ち良すぎて死にそうだから待ってって言ってるんですわ!
──と、言い返すこともできずに、フターリアは連射させられて。
たぶん10発目あたりで、意識を失って、ブッ倒れてしまいました。
「すごく重たかったのよ」
朝。
やっと目が覚めたところで、お嬢さまにニヤニヤと文句言われました。
「私このまま死ぬのかなと思ったわ。腹上死ならぬ、浴びせだお死ね!」
「だから待ってって言ったのに・・・」
「次やるときは、あなたが下でないとダメね!」
名実ともにネコになれと? ──それもいいでしょう!
◆♀◆ 20、調子に乗って ◆♀◆
翌日。
私は、朝から動く覚悟だったのですが。
そうはなりませんでした。
「騎兵を先行させることになったわ。さすがに、代官にも騎兵班長にも猛反対されてね」
朝食の席で、お嬢さまが説明してくれました。
「侯爵閣下の命令だと言ったけど、『お嬢さまを危険に晒す命令など、閣下の本意のはずがございません』って」
「そうですか」
「だから、今日はここで身体を休めましょう。ゆっくり食べてね」
「かしこまりました」
食べているのは、4人です。
主人の席にお嬢さま。隣に乳母のリチャータ。
向かい合って、私(侍女モード)と護衛のモリーヌです。
馬車に乗ってた4人ですね。身内の食事ですわ。給仕は出入りしてますけどね。
あ、ネコ耳はもう消えてます。尻尾もね。「元にも~どれ!」で、綺麗に消えました。
それと・・・
起きたら、なくなってました! フターリア砲!
100%、女に戻った!
ちょっとうれしかった。「戻ってますよ!」とお嬢さまに見せてしまった。
そしたらイタズラされて1回イカされました。朝から・・・♥
「ファリア。あなたの護衛にも、意見を伺っていいかしら?」
「はい。モリーヌ、どう思いますか?」
「代官殿・騎兵班長殿に、全面的に賛成いたします」
モリーヌは、そう答えました。
「それと・・・これは、私の推測なのですが、」
「聞かせてちょうだい」
「では。まったくの推測ですが、侯爵閣下は、勇者さまの動きを御存知だったのではないでしょうか?」
「勇者さまの動きを?」
「はい。お嬢さまと遭遇なさることを、予想しておられたのではないかと」
「私を勇者さまに会わせて、どうしようと?」
「そこまでは」
「なぜ、そう思った?」と私。
「お嬢さまがお生まれになられた時、私は侯爵領にいたのです。その時は、ばあやの護衛でしたが」
「そうでしたね」乳母のリチャータがうなずく。
「お嬢さまを抱き上げる侯爵閣下は、本当に嬉しそうでした」
「そう・・・」
「閣下が、お嬢さまを危険な目に遭わせるとは、どうしても考えられないのです」
「わかったわ」お嬢さまは、うなずいた。「ありがとう」
「・・・ところで、ファリアお嬢さまに、ひとつ苦言がございます」
モリーヌが、しばらく食事が進んでから、そんなことを言い出した。
「私に? ここで?」
「はい。はい」
お嬢さまがいるところで苦言を呈する。つまり、お嬢さまにも聞かせたい内容ですと。
はい、もう中身わかりましたね!
「・・・聞きましょう」
「昨夜は、お戯れが過ぎました。侍女として、お仕えする女主人の部屋で騒ぐというのは」
声がデカ過ぎたか・・・。
これは、勇者さまにも聞かれたなー、間違いなく。
モリーヌにも聞かれたかー。アレをなー。
私は、モリーヌをジッと見た。
モリーヌは頬を若干明らめている。淡々とした彼女には珍しい表情である。
「そうね。調子に乗りすぎたわ」
「おわかり頂けましたか」
「ええ。私に『変容』の才能があるとわかって、浮かれてしまったのよ」
「なるほど」
モリーヌはうなずいた。『その建前で行くのですね。了解です』のうなずきである。
「たしかに。あれほど猫っぽくなれる御方は、初めて見ました」
「そうね、そっちもそうだけど」
「?」
「ふふ♥ 秘密よ」
「・・・。」
モリーヌは私の顔を見て、ため息をついた。『調子に乗ってんなぁ』のため息である。
まあね?
調子に乗ってますよ?
もう無理だと思ってた初体験、可愛いお嬢さまとヤッちゃいましたからね?
幸せだなー。この幸せ、みんなに分けてやりたいなー。
私は、モリーヌ(27歳独身)をジッと見た。
「・・・なにか?」
「モリーヌにも、見せてあげようか?」
「はい?」
すると。
対面にいたお嬢さま、にっこり笑って、
「調子に乗ってはいけないわ、フアーリアお姉ちゃん♥」