TSゆりフタ令嬢侍女メイド! 作:min(みならい)R18
◆♀◆ 6、ツクノーさま、涙目になる ◆♀◆
「よく来てくれた。・・・しばし、この街で過ごしてもらいたい」
南海の女侯爵。ツクノーさま。
貴族的な言い方を、なさいました。
ウチのお嬢さまが、それに応じます。
「素晴らしい港町ですわ。・・・ここで休めるのなら、明日にでも出陣できそうです」
「光栄じゃ。・・・アスカリアの諸君は、実によく準備をして来てくれた」
コレはアレか?
アスカリアは、よく準備をして来てくれた = 別の勢力は、よく準備をせずに来やがった?
私たちは、大邸宅に案内されました。
ハクアミの港を見下ろす、丘の上の大邸宅です。
ユリ邸を横に4~5館くっつけたぐらいの屋敷が、3つ並んでいるという・・・。
正面は政府の建物ということで、私たちは左の迎賓館へ。
「伯爵には、こちらの部屋を用意した。自由に使うて下され」
ツクノーさまが、豪華な扉を押し開けました。
そこは、広い客間でした。
大きな暖炉に火が入っていました。
天井にはシャンデリアが。
・・・日本人がイメージするような、装飾キラキラのシャンデリアじゃないですけどね。
銅の輪っかから、ロウソク皿が8枚ぶら下がってるだけという。
でも、磨かれた銅が光を反射して、いい感じでしたよ。
私は、荷物を部屋に入れました。
ユリのも、お嬢様のも、私のも、です。
アイツ寂しがりだからね! 同室してやんないと!
・・・真面目な話、アイツあんま寝てないんですよ。旅の間、毎晩見回りしてて。伯爵なのにね。
せめて、ここで休んでもらわないと。身の回りのことは何でもやってあげますよ!
長櫃に荷を収め、鍵を掛けて、その鍵を胸元に入れます。OK!
「夕食は、半刻ほどで用意できる。メイドに声をかけてくれ」
ツクノーさまは、いたずらっぽい流し目を、私にくれました。
「はい! ただいま着替えますので!」ふざけてみたら、
「そなたはお預けじゃw」ツクノーさまは、私の腕を叩いてくれました。「本拠地を取り戻したら、私も付き合うゆえ・・・」
「おお!」
「さて。それでは、私は失礼するが、」
ツクノーさまは、お嬢さまに向き直りました。
「テニッサメイズ姫。フターリア姫。ひとつだけ、訊いておきたいことがある」
ふむ。でしょうな。
侯爵おん自らが案内なさったわけですから、当然、理由はあったのでしょう。
「はい。なんでしょう?」と、お嬢さま。
「そなたらは、戦に出たいのか? つまり、人間同士の争いに、ということじゃが」
と、ツクノーさま。
「望んではおりませんし、得意でもありませんが、」
お嬢さまは、スムーズに答えました。
「――私の未来は、アスカリア伯爵と共にあります」
「伯爵の?」
「はい。じつはこのたび、実家を出て、アスカリア伯爵に仕えることになりまして」
「なんと・・・!」
ツクノーさまは、礼儀正しく驚かれました。
「・・・それは、婚約とか、養子とかではなく?」
「はい。縁組ではなく。見習い魔術師・文官補佐として、アスカリアに勤めます」
「それは初耳じゃ」
南海の女侯爵は考え深げな表情になり、そして、ほほえみました。「そうか」
お嬢さまもうなずきました。「はい」
・・・なんじゃ?
なんか通じ合っとるようだが?
「御挨拶が遅れたこと、お許し下さい。王都の騒ぎの後に決まった話で」
「そうであったか。ならば、仕方あるまい」
女侯爵は、鷹揚でした。
「身共も、歯痒く思うておったのじゃ! 親しく感じておるそなたらと、話もできず」
「光栄ですわ」
「なるほどのう」
「そういうワケですから、」
お嬢さまは、胸を張って、女侯爵を見上げました。
「私は、アスカリア伯爵についてゆきます。
いかなる危難の道であっても・・・
伯爵を支え、ともに乗り越える覚悟でおりますわ」
「そうか!」
ツクノーさまはうなずきました。
私もうなずきました。エエ話や・・・。
「で、」ツクノーさまが、私を見ました。「そなたはどうじゃ?」
「え?」
「・・・。」
ヤバい! 間が空いた!
侯爵閣下の質問にダンマリで返すとかあり得んぞ!? あわわ!
「はい! 私は、お嬢さまのメ――侍女ですから!」
私は礼をしました。
この礼に意味はありません。顔を隠して時間稼いでるだけです。
「お嬢さまの成功を支えて・・・以って、私の成功にも繋げたいと、そう考えております!」
「そうか」
ツクノーさまは首を傾げました。
「なあ、フターリアよ」
「はっ!」
「これは、そなたを、王女救出の冒険以来の友人――と思えばこそ、申すのじゃが、」
「はい。ありがたく伺います」
「うむ」
ツクノーさまは、私の腕を優しく掴んで、話をなさいました。
「そなたは良き従者じゃが、従者もまた、一個の生き物じゃぞ?」
「・・・はい?」
「我が家には黒ヒョウが居った。クロという名のな。そなたは知っておろうが」
「ええ」
眠りの城で、夢に見ましたからね。私の夢の中ではネコでしたが。
「ペットに野性の自由はない。されど、クロには、『己』というものがあった」
「はい」
「イヤな時にはそっぽを向き、怒ったときには噛みつく」
「はい・・・?」
「嬉しい時には抱きついて、顔をペロペロ舐め回す」
「・・・。」
「そうであってこそ、真の愛情が成り立つというものじゃ! そうは思わんか!?」
ツクノーさま。茶色の瞳がキラキラしてます。
「・・・あの、ツクノーさま?」
「なんじゃ?」
「私は、いまは侍女という、仮の姿ではござ「それが本業よ」すが、」
「うむ」
「正体は人間でして」
「うむ?」
「ネコでもヒョウでもないですからね?」
「・・・・・・・・・わかって・・・おるが?」
ツクノーさまは、ちょっと涙目になって、去ってゆかれました。
「なに御機嫌損ねてんの!」お嬢さまがキレました。
「『己』というヤツですよ」
◆♀◆ 7、停滞 ◆♀◆
「アイメンカは、コノマーズ侯爵閣下を全面的に支援いたします。
つきましては、あと1か月、お待ち頂きたい!」
――それは、翌朝のことでした。
中央の建物で、会議に出席したんですがね?
反乱鎮圧のための、軍の会議ですね。
列席者は・・・
ネムリタ王女殿下・・・バーシー王の代理。人生初の出陣になるとか。今朝も黒髪が美しいです。
ツクノーさま・・・コノマーズ侯爵。今回の当事者。当然、一日も早く出陣したいでしょう。
ボンロウケさま・・・アイメンカ侯爵の代理。
ユリ・・・我らがアスカリア伯爵。
50代ぐらいの男・・・ハクアミ伯爵。世話係です。出陣予定はなく、発言もしません。
・・・となっておりまして。
冒頭の発言は、ボンロウケさま――アイメンカ侯爵代理人の発言です。
コレかぁ・・・! ツクノーさまが言ってたのは・・・。
私は、ユリの後ろで羽根ペン走らせながら(筆記係ですね)、驚愕しました。
アイメンカが足引っ張ってたんか・・・!
ユリが、テニスお嬢さまとヒソヒソ声で相談してます。
内容は聞こえませんでした。周りもザワついてたからです。
そのザワつきを、女侯爵の声が鎮めました。
「我らコノマーズは、本日、ただいま、出陣したいぐらいじゃが?」
ツクノーさまです。
口調は淡々としてますが、ザワつきを鎮めるぐらい存在感がありました。
「アイメンカは、出陣したくないと仰るのか?」
「いえいえ! ただ、時間を頂きたいと」
「1か月のんびりしたいと?」
「準備を急いでおると申s――」
「そうか。アスカリア伯爵。あなたにも、意見を伺いたいのじゃが」
「私は、王女殿下をお守りするのが任務でございます」ユリは、一旦かわしました。
「うむ。私からも、お頼み申す。して、軍略としてはどうじゃ?」
「今すぐ出陣すべきでしょうな」
「その理由は?」
「コノマーズの都――ウタールデントは、並外れた堅城と聞く」
「うむ」
「険しい山が海のすぐそばまで伸び、騎兵での攻略は困難。してまた、」
ユリは、ツクノーさまを見ました。
「――海上にもバリスタが睨みを利かせており、船での接近も困難と」
「よく御存知じゃな。その通りじゃ」
「でしたら、反逆者どもに時間を与えてはなりませぬ。守りを固める前に叩きましょう」
「いやいや!」
ボンロウケさまが割り込みました。
「すでに敵は籠城済み。準備が必要です! アイメンカの食料と攻城兵器をお待ちあれ!」
「おお!」ツクノーさまは、笑顔になりました。「攻城兵器を! 私に下さるのか」
「は――い、いえ! 友軍として、攻撃に参加いたすということでして」
ボンロウケさまは、冷や汗です。
『はい』って言わなくてよかったね。まあコノマーズの筆記官には『はい、ええ、友軍として』って書かれるだろうけどね。
「フン。そうか。して、いまどのあたりじゃ?」
「・・・間もなく、深緑大橋の三角城に到着する見込みですぞ」
「まだ三角城も過ぎておらんのか。ウタールデントには、いつ着くのじゃ?」
「・・・それは、ですから、1か月頂きたいと」
「雪が解けておらぬ。牛車では大渋滞になるぞ。船で来るのか?」
「いやぁ、アイメンカの船乗りは、冬の川に慣れておりませんので」
「ほう?」
ツクノーさまは・・・
「コノマーズの騎兵に、『攻城兵器に合わせて歩け』と命じるか、ボンロウケよ!!!」
と、怒鳴りました。
ものすごい大声でした。
会場はシーンとなりました。
「いえ、そのような・・・」
「コノマーズ侯爵に命令するか! アイメンカの代理人よ!」
「いえ! 命令など、しておりませぬ!」
「そうか。それは失礼した」
ツクノーさまは、一転、ニッコリとほほえみました。
「なにぶん、急いでおるのでな? 『ノロノロ歩け』などと命じられたら、敵と断じてしまうところであった」
「ハハハ・・・まさか、そんな」
「ボンロウケさま?」
ここで。ネムリタ王女が、口を開きました。
「攻城兵器を、三角城に集めておられる・・・と、仰いましたか?」
「いえ。ウタールデントを目指して移動中と、申し上げました」
「三角城に到着見込みと、確かに仰いましたわ」
「それは、経由するということで・・・」
「アイメンカは、王家との盟約を破るのですか!?」
ネムリタ王女は、立ち上がりました。
「三角城には、いずれの国も攻城兵器を持ち込まぬと、約束したではありませんか!」
「移動するだけですぞ」
「持ち込むのですね! わかりました。この件は、陛下に報告します!」
「おお、殿下! コノマーズを助けたい一心のアイメンカに、冷たいお言葉・・・!」
◆♀◆ 8、かような次第 ◆♀◆
「――かような次第じゃ!」
ツクノーさまが、ソファにどっかと座りました。
ふたたび、私たちの客間。
朝の会議を終えて戻って来たとこです。
「放っといて出陣すりゃいいじゃありませんか」
ユリは、マントを脱ぎ捨ててベッドに倒れます。
私はマントを拾ってモリーヌに渡し、お茶の準備を始めました。
「うむ。そうする。アイメンカに引き留められた――という事実を作ってからな」
ツクノーさまの視線が、私を捉えました。
「・・・メイドに言えっちゅうのにw」
「いいえ! お忙しいところを来てくださったのですから、アスカリアのメイドが歓待を」「あなたは侍女よ」
「ふふふ」
「三角城は、厄介なことになりそうですな」とユリ。
「うむ・・・」
三角城。
深緑大橋――という、大きな橋を見守る、3つの城の呼び名です。
持ち主は、王家、イマック家、アイメンカ家。
三すくみの城ですわ。
ここからは距離があるんで、直接の影響はないのですが。
コノマーズが動けないタイミングを狙って、王家と争うつもりか?
という懸念を、ユリとツクノーさまは共有してるワケです。
「・・・魔王との戦いでは、役に立ったんじゃがのう」
「あの橋も、激戦地でしたからなぁ」と、ユリ。
「うむ。じゃが、いまとなっては、邪魔でしかない」
「王家は『取り壊せ』と言いたいワケだ」
「そうじゃ。アイメンカは従わんじゃろうが」
「『取り壊せ』の次は、『死ね』かも知れませんからな」
「おや。バーシーを疑うのか?」
「まさか! 私は、陛下が大好きですから!」
「初耳じゃのー」
「ご冗談をw」
2人は軽く睨み合いました。
「・・・『譲れ』と言われて、ホイホイ譲ってちゃ、侯爵は勤まらんでしょうに?」
「・・・まあ、そうなんじゃよな」
ここで、私がお茶を出しました。
「ありがとう、ファリア」
ツクノーさまは茶を呑んで、
「ウチの反乱じゃがな、」
と、話し始めました。
「首謀者の、叔母と司厨長じゃが。いずれも、過去にアヤツリアと接触があるのじゃ」
「アヤツリアですか・・・」
「これは、我が領の秘密なのじゃが。ネムリタ姫の安全のため、伝えておく」
「はい」ユリは起き上がりました。
「・・・ウォン・グル・ウォーンさまが、我が領土に招かれたと、報告があった」
「『狂犬』が?!」
ウォン・グル・ウォーンさま。
悪霊の一柱です。
犬や狼に狂犬病をもたらすという、狂犬の悪霊。
さらには、人間をオオカミ男に『変容』させることもできるとか。
「招かれた・・・まさか、召喚ですか?」と、お嬢さま。
「いや。悪霊の召喚となれば、年単位の大事業じゃからな。そこまではゆくまい」
ツクノーさまは、首を振りました。
「じゃが、アヤツリアなら・・・」
「儀式ナシで、悪霊と話をしていても、おかしくない・・・」
「そうじゃ」
「わかりました。ありがとうございます」ユリが頭を下げました。
「王女の守り。まこと、頼んだぞ」
「はい」
ここで、ノックの音。
ツクノーさまの侍女がやって来たようです。
「やれやれ。戻らねばならぬようじゃ!」
ここで、ツクノーさま。
「最後に、これを見せておこう」
と言って、自分の頭を両手で押さえて・・・
「野性の黒よ、このツクノーを変容せしめよ。ヒョウの姿よ、この身にあ~れ!」
・・・呪文を唱えました。
そして、手を離すと。
ピョコン。パタパタ・・・。
女侯爵の頭に、赤黒まだらのネコ耳が、生えているではありませんか!
◆♀◆ 9、ツクノーさまと、ぺろぺろ ◆♀◆
「ネ・・・ネコ耳だと!?」私は驚愕しました。
「うむ」
ツクノーさまは、羞じらいました。ネコ耳が左右にちょっと倒れます。
「我が祖先が、エルフの大魔術師に教わったのじゃ」
「・・・。」私はお嬢さまを見ました。
「うむ。私も、その御方ではないかと思うておる」
「名は訊かなかったので?」
「訊いたが、『いまは世を忍んでおりますれば』と言うて、教えてくれなんだ」
「いつの話です?」とユリ。
「魔術王シーツァーオーの御世、バーシーが生まれた年のことじゃ」
「その後は?」
「父が、ドラゴン退治でお会いして訊いたが、『さあ?』とトボケられたそうな」
「逸話の多い母上やな・・・」
私は、左右に動いているツクノーさまのネコ耳を眺めました。
「・・・あ、尻尾は大丈夫なんですか?」
「大丈夫じゃ。私の場合、尻尾は生えて来ぬゆえ」
ツクノーさま、うなずく。ネコ耳がパタッとしました。
「毛の色もこんなじゃから、あまり見せとうないのじゃが」
キツネみたいで可愛いですよ! と言いかけたのですが。
キツネはないやろ・・・この人ネコ派やぞ・・・と思って、やめました。
「ネコ耳仲間ができた・・・!」
「うむ。これはヒョウじゃがな」
「・・・あの、お嬢さま。いやちがった伯爵!」
「なに――なんなの?」「私かよ。なに?」
「お嬢さまの呪文を1発、使用許可頂きたく・・・」
「ああw」
「変容せよ、フターリア。猫の力をその身に宿し、人の心を盗んじゃえ。──ぴちぴちニャンコに、なれっ!」
しゅるしゅるしゅる。
私は、小さく縮んで。
侯爵のおっぱいよりも低いぐらいの背丈になりました。
「フにゃーにアでニュ」
「・・・!!!」
「お気に召しましたら、どうぞ抱っこしてあげてください」とモリーヌ。
「よ・・・よいのか・・・?」
「ニャ」私は手を伸ばしました。
「おおお・・・!!!」
ツクノーさまは、ネコ耳をピーンと立てて、私を抱え上げました。
「こんな姿にもなれるのか。そなたは本当に『変容』の天才じゃな」
「みんニャに、人気ニャのニ゛ェ、ツにゃさミャにも、お見せしニャいと思っニェニェ」
「おおお・・・♥」
ツクノーさまが頬っぺた押し付けてきました。
私も頬をこすりつけ、いったん戻して鼻と鼻を合わせ、反対側の頬をこすりつけ・・・
ふと気が付くと。
お互いの顔を、ペロペロと舐め合ってました。
「んニャ・・・」
「ん~ん?」
ツクノーさまは、ネコ撫で声を出しました。とても可愛い声でした。
「なんじゃ? どうした」
「クロニャまに、嫉妬されそうニェす」
「ふははw」
ツクノーさまは、私を下ろして。
自分のネコ耳を消して。
「やれやれ。楽しい時間の、なんと短いことか!」
と嘆いて。
部屋を出てゆかれました。
「・・・なあ、テニス」
「ん゛ニャ」私は、ユリに捕まりました。抱き上げられ、撫で回されます。
「・・・なんでしょう? 伯爵」
「この呪文は取り扱い注意だな。はい」
「同感ですわ。よいしょ」
「ん゛ニャ」私は、お嬢さまにパスされました。
「他人に見られないうちに、戻しておきましょうか?」
「そうだな」
「あ、あっ・・・! お待ちを! 私も・・・!」
「ん゛ニャ」私は、モリーヌにパスされました。
「よしよし。にゃーリアちゃーん♥」
「前から思ってたんだけどさー」とユリ。「リアって、女誑しだよな?」
「同感ですわ!」
「ニャに言っニェんニャ!」
キッパリ否定した私でしたが。
その夜。
事もあろうか、ツクノーさまを誘惑してしまったのです・・・
◆♀◆ 10、フターリア、女侯爵を誘惑する ◆♀◆
その時、私は、フタナーリア状態だったんですがね?
ふたなりになってたワケですわ。
「今夜は、ちょっと4人でセックスしようぜ」と、ユリに誘われましてね。
ちょっと4人ってなんだよって感じですが。
お嬢さまとモリーヌも、ノリノリでねぇ。私もですが。
「変容せよ、フターリア。女性器/クリトリスよ、疑似男根に。──ふたなりに、な~れ!」
・・・で。
始めるかーって時に、「水が足りないね」ってなった。
部屋の水ね? 水瓶に汲み置きされてるヤツ。
セックスの後始末を考えると、足らんかった。
で、ユリと私で、汲みに出たんですよ。
「モリーヌと行くってのに」
「ダンゼイズをコキ使ってるみたいになるからまずい」
「伯爵が水汲むほうがまずいと思うがなー・・・」
ユリ、本音は、私としゃべりたかったんだと思います。
いや自惚れじゃなくてね?
「マリがさぁ」
「うん」
「体調は治ったけど、機嫌が悪いって、ダーリンがさぁ」
「ああー・・・!」
みたいな話をされましてね。
私も、真面目に応じてたんですよ。
そのせいで、ちょっと意識が逸れてましてね。
ツクノーさまと、ぶつかっちゃったんですわ。
ゴリッと。
「ん?」
「あっ・・・!?」
私があわてて飛びのくと。
「動くな」
半身になったツクノーさまは、左手を前に出して。
右手で、腰の小剣の柄を握って。
「動くでない! ・・・私に、そなたを斬らせんでくれ、ファリア」
「なんの冗談です?」と、ユリが訊くと。
「スカートに何を隠しておるのか。改めさせてもらいたい」
・・・と、こうなっちゃったワケです。
私がとっさに『まずい!』みたいな反応したせいで、誤解されたようです。
隠し武器を持っておるのか!? という疑惑ですね。
ユリが側にいたんで、交渉してくれたんですが・・・
「未婚の娘ですぞ!」とユリ。「どうしてもというなら、侯爵1人に限らせて頂く」
「ふむ・・・まあ、よかろう」
「それから、濡れ衣であった場合。領主閣下といえど、貴族の娘を辱めて、賠償ナシとはいきませんぞ」
「何を要求する気じゃ?」
「そうですね。フターリア姫の裸体にふさわしいものを頂きましょう」
「・・・うん? ま、交渉は認めるとしておこう」
「よし決まりだ!」
・・・で、交渉終わり。
私は小部屋に連れ込まれました。ユリの手で。
「おい!?」
「パッと脱いじゃえよ。一緒に風呂入った仲じゃん」
「あれはお風呂の話であって!」
ツクノーさまが私を見ています。
護衛の女剣士が2人、こちらは私に背中を向けてますが。室内にいます。
・・・この状況で脱ぐの!?
「では、御覧頂きましょう。フターリア姫が、恥を忍んで見せてくれるモノを!」
ヘンな言い方すんな!
手が震えてきただろ!!
「あ・・・あの、ツクノーさま。これは、『変容』の結果でして、」
「・・・ふむ?」
「つまりその・・・色々と事情がありまして」
「とっとと脱いじゃえよ。お嬢さまが心配するぞ?」
「うわあ!」
ユリが私のメイド服を引っ掴んで、エプロンとワンピースを一緒くたに引きずり下ろしました。
シャツに包まれた乳が飛び出します。私は体勢を崩しました。
馬鹿野郎。デカパイは重たいんだよ! 急に揺らすな!
・・・とかユリを睨んでるスキに、シャツのボタンを外されました。
「おい、ちょ、やめッ」
「オマエわかってないだろ。『変容』の天才は疑われやすいんだぞ」
「え・・・?」
「ツクノーさまだから、待って下さるんだ。とっとと無実を証明しようぜ」
「え、え・・・?」
『変容』の天才は疑われる?
・・・正体不明の化け物みたいに思われてんの?!
私はショックを受けて、ツクノーさまを見ました。
「いや、あの」ツクノーさまは、うろたえました。「私が確認したいのは、隠し武器であって」
「ホラ疑われてるだろ?」
「違うだろ!?」
「違うぞ」
「いーや疑われてる。さあ疑いを晴らそうぜ! ・・・どうしたの? 恥ずかしい?」
ユリが唇を私の耳に当ててきました。
「そ、そりゃ・・・!」
「・・・でも、興奮してんだろ?」
「・・・ううっ♥」
「脱げよ」
私は、シャツのボタンを外しました。
上目でツクノーさまを見ながら、ブラジャーを外して(ユリに取られました)。
腰(というかアレ)に引っかかっていたワンピースを、震える手で、足元に下ろしました・・・。
「なんじゃと!?」
「うわぁ・・・!」
「はいダメダメ、ちゃんと立って」
しゃがみ込もうとした私を、ユリが抱き起こします。
ガッチリ胴体を締め上げるユリの腕の上で、白いデカパイがプリンみたいに揺れました。
アレも。
そそり立って、揺れて、ユリの腕にビターンと当たりました。
「タイツも脱げよ」
「も・・・もう、いいだろ・・・!?」
「う、うむ。そうじゃな。確かに『変容』じゃ。もうええぞ」
「ダぁーメ♥」
「あ、ちょっ・・・!?」
ユリに、タイツを掴まれました。
引きずり下ろされます。
股間もお尻も、一気に涼しくなりました。
私は混乱しました。
ユリを突き飛ばしたいが、1人じゃ立ってられない。
そのせいで、ユリにしがみつく・・・みたいになって。もうどうしたらいいのか。
そんな気配を察したユリ。
「ハイ、1人で立って」私を押し出しました。
「オマエぇ~~~・・・!」
私は、ツクノーさまの眼前に立たされました。
ふたなりの擬似男性器を、乳房の近くまで勃起させて。
太腿を透明な粘液で濡らして。
私のことを『友人』と呼んでくれた侯爵の前に。
「あ・・・うぁ・・・♥」
「なるほど。いや、よくわかった。フターリア姫は無実じゃ。隠し武器はなかった!」
ツクノーさまは宣言しました。
護衛の女剣士たちに「下がれ」と命じて、退室させます。
で、怒りました。
「ユリよ。そなた、いつもこのような悪さをしておるのか? 娘を泣かすような」
いいぞ! もっと言ってやって!
「いえ? してませんよ。泣かされてるのは私のほうですね」
「なんじゃと・・・?!」
「リアはねぇ、ちょっと・・・スゴいんですよ。サイズも見ての通りなんですが、」
「あ・・・!?」
ユリが抱きついてきました。
ギュッと、私のフターリア砲を握ってきました。
「あっバカっ急にッ・・・!!」
フターリアは射精しました。
あわてて両手でかばったので、侯爵にかかったりはしませんでしたが。
両手が、種のない透明な射精で、ネチョネチョに・・・。
ハネ返った粘液は、ユリの手にもかかります。ユリはそれを私の勃起に絡めて、しごきました。
「連射速度がすごくてね」
「あっ、あ、あっひッ♥」
フターリアは射精しました。
手の中に熱い汁が飛び散る屈辱・・・!
「私なんて、失神するまで抱かれて、もうリアから離れられませんよ」
「・・・。」
ツクノーさまは言葉もありません。
さっきの勢いはどうした・・・!
ユリを止めてくれ・・・。
「――さて、これで潔白は証明できましたかな? では、賠償をお願いしましょうか」
「ユリ! これじゃから、王女には近付けたくないのじゃ!」
ツクノーさまは呻きました。
「失礼な。私だって、失神するようなセックスなんか、知りたくありませんでしたよ」
「ウソつけ・・・!」
「では賠償ですが。この子の恥辱を慰めて頂けますか?」
「・・・どうしろと言うのじゃ」
「ご自由にw 私は席を外しますので。仲間に、無事だと伝えておかないとね」
「なに・・・?」
「んじゃ!」
ユリは出てゆきました。
「・・・すみませんでした。どうかお許しを」
私は謝りました。クールに言ったつもりが、涙声になってしまった。
「ツ・・・ツクノーさまに、こ、こんな姿、お見せするつもりは・・・ううっ・・・!」
すると。
ツクノーさまは、外の護衛に「誰も入れるな」と命じて、ドアに閂を掛けました。
そして、私のところに戻って来るなり、マントを外して・・・
胴着の帯を、解いて・・・
「なにを・・・?」
「そなただけに、恥ずかしい思いはさせぬ!」
「は?」
美しい女侯爵は、胴着を脱ぎ捨て、シャツのボタンを外し。
黒いブラジャーを晒して、タイツを脱ぎ始めました。
「ツ、ツクノーさま」
「私のハダカなぞ、いらんか?」
「い・・・いえ、そんな意味では! ですがその」
「自分で脱いでおるのじゃ。そなたのせいではない。心配はいらぬ」
女侯爵は、タイツを下ろして、ブーツを脱いで。
タイツを完全に足から引き抜き、下着姿になりました。
背中に手を回して、ブラジャーの留め具も外します。服と一緒に、テーブルの上へ。
そして、両手を下ろして。
私の前で、ニッコリ笑いました。
「すまなんだ。私で良ければ、いくらでも見てよいぞ?」
「ツクノーさま・・・」
丸み豊かな、大人の女のヌードです。
芸術的な・・・と言っていい。ただ、今夜はそのカラダが、ちがって見えました。
「子供ができては困るので、男と女の交わりはできぬがな、」
「あ、いえ・・・」
説明しようとする私の前で。
女侯爵は、膝をつきました。
「コノマーズの女は、花嫁修行には熱心じゃぞ。見せてやろうか?」
「ツクノーさま!?」
「ツナ」私の股間に顔を近付けながら、女侯爵はウインクしてきました。
「ツ・・・ツナちゃん・・・」
「よろしい♥」
女にしては力強い手が、私の腰の後ろに回りました。
1人ぼっちで立っていた身体には、温かい支えです。
優しく引き寄せられて・・・
侯爵の唇に、ふたなりの肉刀が、触れました!
「うああ・・・♥」
「綺麗なモノじゃな。初々しい・・・じゃのに、勇者を泣かせておるのか?」
「う、う・・・それは・・・ユリもユリで、しつこいので・・・」
「ふふふ♥」
美しい女侯爵は、唇を横に動かしました。
汁を垂らしている先端を、拭うようにキスしてきます。
そして・・・!
フターリアの肉刀を、唇の中に迎え入れてくれました。
◆♀◆ 11、ツクノーさまの、ぺろぺろ ◆♀◆
「あ♥ お、ぉっ・・・♥」
「ん・・・ん・・・♥」
温かい口内。這い回る舌の感触。上手に締め付けてくる唇。
「こ、侯爵」
「・・・ん、ん!」
「ツナ。ああ、ツナ・・・!」
「んふ♥」
ツナちゃん。フェラめっちゃ上手かった。
私は、嫉妬しました。
・・・誰で練習したの? 誰に仕込まれたの?
誰だよ、オマエが初めて咥えた男は! などと。
女侯爵は、ネコみたいに笑って、唇から引き抜いて・・・
「私には、婚約者候補が居ってな」
「こ・・・婚約者・・・」
・・・当然か。侯爵だもんな。
ってか、未婚なのがおかしいんですわ。この人。
権力持ってたら、第二・第三夫人とかいて当然の世界ですよ。なんで独身なの?
「もう15年も前のことじゃ」
「じゅ・・・15年?」
「私はまだ11歳じゃったから、婚約ではなく、候補だったワケじゃがな?」
女侯爵は、フターリアのモノを巧みにしごきながら、話をしました。
「はっ、はっ・・・はい、いッ・・・♥」
「子供じゃというのに、はしゃいでな。本を読み漁って、特訓したものじゃ」
「特訓って・・・」
「そう。コレのな♥」
侯爵は、ふたなりのペニスを咥えました。
吸い上げ、締め付け、口の中でペロペロペロペロ舐め回し・・・
もう限界! というところでスッと抜いて休ませ・・・
ニッコリ笑って、ふたたび咥え込んで。
フターリアがこんなに耐えられるハズがない! というぐらい、楽しませてくれました。
上手くて気持ちよくて、しかも長持ちさせてくれるとか。
いやマジでどこで仕込まれたんだよ・・・!
クッソ!
ツナ! オマエが11歳のときに出会いたかった!
「ふわあああッ・・・!!♥」
フターリアは射精しました。
女侯爵は、それを口内で受け止めて、
「男のモノより、苦いのう」
「ち・・・ちくしょう・・・」
「ん?」
「ツナちゃんに、こんなことさせたヤツがいるなんて・・・」
「うっふっふ♥」
ツナは、顔を傾けて。
赤みの強い金髪を、片側に流して。
潤んだ瞳で、私を見上げてきました。
「そなたが一番大きくて、一番元気じゃぞ。それに、ダントツで美人じゃ」
「そりゃそうでしょうよ・・・!」
「自信家じゃのう?」
「男とくらべて美人って言われてもね・・・」
「女とくらべてもじゃ」
「女ともヤッたコトあるの・・・!?」
「そなただってやっとるじゃろ」
「・・・うん」
「おあいこじゃろ」
「う・・・うむ。そうですな」
「そなたこそ、清純そうなツラをして・・・こんな乳をして・・・」
手が伸びてきました。
乳房を下から揉み上げられます。
ギュム、ギュム・・・と、左右交互に押しながら・・・女侯爵は、フェラチオを再開しました。
・・・ネコがオッパイ吸うときの動作やんけ!
両手で交互にモミモミしながらチュッチュするヤツ!
ネコ娘の経験豊富な私にはわかるぞ!
おっぱいを求められながら、ふたなりを吸い舐めしゃぶられて・・・
「うわー! ツナ・・・ツナっ、俺もうダメだ・・・!」
フターリアは射精しました。
◆♀◆ 12、その名はナゴローシン ◆♀◆
ユリの手で2発、ツナの唇で2発、搾り取られて。
落ち着いた私は、ツナと裸体をくっつけて、暖炉の前に座りました。
ちなみに、暖炉は私が脱ぐ前に着火されてましたので、十分あったまっております。ハイ。
・・・正直、『お嬢さま泣いてるだろうな』と、心が痛んだのですが。
どうやって切り上げようか考えてる最中に、ドキッと来る話をされて。
その選択肢が飛んでしましました。
それは、こんな話でした。
「婚約者候補じゃがな。名を、ナゴローシンと言うてな」
「ナゴローシン・・・?」
「聞いたことがあるか?」
「ええ。つい最近――」
フターリアの若い頭脳は、速やかにあの声を思い出しました・・・
『我が名はナゴローシン。吸血将軍ナゴローシン。
かつてはコノマーズの騎兵じゃった』
・・・冬至の夜の、あの恐ろしい声を。
「まさか!?」
「ナゴローシンは、父が認めた勇士であった。"コノマーズの黒"を授けたほどのな」
ツクノーさまは、汗に濡れた赤毛を、私の肩に乗せました。
私は、座るのに使っていたシーツを拾って、彼女の肩を抱いてやりました。
「じゃが、武者修行に出たナゴローシンは、『希望の港』で消息を断ったのじゃ・・・」
彼女は私の首に頭をこすりつけました。
「・・・ずっと、気になっておったのじゃ。討伐されたと聞いて、やっと、落ち着いた」
「・・・ツナちゃん。ごめん。俺、知らなくて」
「ちがうぞ」
「はい?」
「ナゴローシンは、15年前に死んだのじゃ。吸血鬼に殺されてな」
彼女は頭で私を押してきました。
「ユリとそなたが殺したのは、下手人じゃ。私の想い人の仇を、討ってくれたのじゃ・・・」
「ツナ」
「そなたは、死ぬなよ」
首に、彼女の鼻の感触がしました。
熱い滴の感触もです。
私は彼女の肩にグッと力を入れました。
「死にませんとも! 私には、まだお見せしていない、強力な『変容』がありましてね!」
「それもテニスの魔術じゃろ?」
「・・・ハイ」
「そなたも、天才じゃ。じゃが、『変容』は、『発動』あってこそじゃからな?」
「そうじゃな」
「死ぬなよ。そなたは」
「・・・そっちもだよ」
「私は侯爵じゃ。領地を失い、取り戻せなんだら、『サッサと死ね』と罵られる身じゃ」
うん。シロクナー・イマック侯爵みたいにね。
『臆病侯爵』とか陰口叩かれて生きてくことになるね。
「・・・俺は罵ったりしねえよ」
「そなたは人をダメにする女じゃなw」
「・・・え、そう?」ユリ甘やかすのやめるか。
「慰める時と、ケツを叩く時があろう?」
「ああ」
ぺちっ。私は、彼女のお尻の上のあたり(腰骨近く)を叩きました。
「弱音吐いてんじゃねーよ。ツナ。オマエは強い。ユリだってついてる。俺もいるよ」
「ふふふw 付け焼き刃じゃのう」
「難しいなぁ・・・!」
「歳上の相手は、難しいものじゃ」
ツナは水を少し飲んで・・・
私の首筋にキスをしました。
「思いがけぬ夜であったが、楽しかったぞ。疑ったことは、すまなんだ。許せ」
「いやもう全然・・・こっちも。あ、俺のコレだけど、子供はできないらしいんで」
「なんじゃと?」
「おじょ――テニスさまが、ええと、調べた限りでは」
「ちッ・・・!」
「え、なに?」
「いや・・・いや、どのみち、ちゃんと調べるまで避妊ナシとは行かんか」
「侯爵は、そのへん大変ですか」
「当たり前じゃろ!w」
女侯爵は私を小突いて、立ち上がりました。
「さて。そなたのお仲間も、待ちくたびれとるじゃろうし」
そして、見事なヒップを私に見せつけながら・・・
元通りに服を纏って。黒ヒョウの家紋入りのマントを、颯爽と翻して。
「ほじゃの」小部屋から、出てゆかれました。
ぽつんと部屋に残った私。
暖炉を掻き回して・・・
「帰れねえ・・・」
お嬢さまの表情を想像して、自分勝手にへこたれるのでした。
◆♀◆ 13、あなたをオンナにしてみるわ ◆♀◆
「申し訳もございません」
帰って頭を下げたところ。
「・・・ま、いいわ。時間がもったいないし」
寝っ転がってこっちに尻向けたお嬢さまに、気の抜けた声で言われました。
「いま、ケンカしたくないし。溜めといて、無事に帰れたら、ぶつけるわ」
「・・・はい」
「それまでは、あなたは淫魔みたいな生き物だと思っておくわ」
「そんなー・・・」
わりとキツい。しかし言い訳もできん。
「じゃ、ヤッちゃおっか!」ユリが飛びかかってきました。
「オマエは反省しろや!」
ユリとは1発だけヤッて。文句言ってくるのをガマンさせて。
モリーヌとお嬢さまに、それぞれ3発ずつ奉仕して。
最後はほとんど痕跡がなくなって、セックスになってませんでしたが。
お嬢さまを抱いてキスして、2人で同時に寝落ちして。
やっと終わった・・・と、内心グッタリしていると。
ヌルリ・・・と、股間に棒が滑り込む感触がしました。
「こら、ユリぃ~!」
「私よ」
「え」
腰を押さえつけてくる相手を振り向くと、お嬢さまでした。
ユリは後ろでニヤニヤしてます。
「え? あの」
「あなたを捕まえておく方法を、色々試そうと思ってね?」
お嬢さまは、私の背中にのしかかってきました。
「今夜は、あなたをオンナにしてみるわ・・・!」
「あ、えっ、ああっ・・・!?」
ピストンが始まりました。
小さくて軽いお嬢さまの、不器用なピストンです。
なめらかな木の張り型がフターリアの割れ目に滑り込み、中をグチョグチョ掻き回して・・・
荒い息をもらすお嬢さまが、抱きついてきて・・・
「あっ♥ あッ、ああっ、ふぁぁン♥」
「あれ? 可愛い声出せるじゃん。リア」ユリに髪を撫でられて。
「とても色っぽいですわ。お嬢さま」モリーヌに耳元で囁かれて。
「どこにも行けなくしてあげる」お嬢さまにピストンを突き込まれて。
「い・・・い、くぅ・・・♥」
フターリアは、妹のように思っているお嬢さまに、オンナにされてしまったのでした。
「終わった? じゃ次コッチね」
「え、えっ!?」
「ホント可愛らしい声で鳴いてさぁ・・・ココ開発したの、私なのにさぁ!」
「あッ♥ あっ、ちょっと待って、いまイッ・・・イ゛ッ♥」
「浮気するからだろw 反省しろっ」
「オマエが反省ッ・・・っひぃィン・・・♥」
「ほーら、可愛い可愛いw リぃーアちゃん? オンナにな~れ」
「オマッ・・・えぇッ・・・覚えてよろ・・・! ふあぁぁあ♥♥」
「・・・私も試してみていいですか?」
「・・・モリーヌ。しゅじんとして命令しゅるけど、」
「はい」
「だめ」
「かしこまりました♥」
「だめって言っらぁ・・・ッ♥」
「キスしましょう、お嬢さま。キス。いつも私は後ろからばっかりで・・・!」
「ごめっ・・・ごめんっ♥ 謝るからもう、あ゛ッ♥ あ、も゛ッ、ンンンンン♥♥♥」
いやー。ひどい目に遭いましたわ。
けどまあ、これでお嬢さまが許して下さったのなら・・・
「おはよう、淫魔。今朝もオンナの子になっておく?」
「うわぁん・・・! ごめんなさいぃ・・・♥」
このページの修正記録
2026/04/04
「9、ツクノーさまと、ぺろぺろ」
編集ミスで会話がおかしくなっていたところを修正。
↓のようになっていたあたりです。コピペミスでセリフの順番が狂ってました。
> 「ん゛ニャ」私は、お嬢さまにパスされました。
> 「同感ですわ」
> 「他人に見られないうちに、戻しておきましょう」
ついでに、仔にゃーリアを抱っこしたモリーヌのセリフを追加しました。