TSゆりフタ令嬢侍女メイド! 作:min(みならい)R18
◆♀◆ 10、お花畑はデートスポット ◆♀◆
「・・・羽織る木皮を脱ぎ捨てて、
羽ばたき変ぁ~わるぅ~、樹ターリアぁ~っと!」
どうもこんにちは。樹ターリアです。
『樹木の乙女』になって、ツタにょろ~ん・・・で、外に出てきました。
「きゃー♥」
黒髪も美しいネムリタ王女が、手を叩いて喜んで下さいます。
私は、御前に低く滑り込み・・・(ツタで空中移動です)
うやうやしく頭を垂れ・・・
「ネムリタさま。ありがとうございます」
「いつ見ても可愛いですわ! 髪に花が咲いて、小さな実がなって・・・」
王女は、にっこりと、私の髪に手を伸ばしてきました。
「ハチが来ることがありますので、注意してくださいね」
「えっ!?」
王女は、ちょっと悲鳴を上げました。その小声に反応して・・・
ズシャズシャ!
木陰から、チェインメイルの戦士たちが飛び出しました。
「あ、いや! 今はいませんがね!」
「もう・・・脅かさないでください」王女は、戦士たちに手を振りました。「ありがとう。下がって」
「・・・。」戦士たちは私を睨みながら木陰に戻りました。
「いやー、すみませんね」
「フリアさまったら」
・・・はい。王女殿下には『フリア』と呼ばれております、フターリアです。
現在、コシモン村近郊の、お花畑に来ております。
コシモン村は、以前宿泊したとこですね。三叉路の村。アイメンカ侯爵家の別荘がある。
呑馬狼と髑髏魔人の襲撃を受けて、ユリたちと一緒に戦いました。
その近郊のお花畑。
日当たりよく、風爽やか。春の花が一面に咲き始めたところ。
いい感じですわ。
ピクニックやお祭りで使う広場らしいです。
あとは・・・ラブホテルとしてね!
いやホラ、一般家庭は小さいから。建物が。
家でヤるより、お花畑の木陰でヤったほうがプライバシー守れるんですわ。
いま戦士たちが潜んであるあたりね! そのへん、ラブホのお部屋です。
お花畑は、子供からオトナまで楽しめるデートスポット──ってトコですかね。
そこに、王女殿下をお誘いした。
樹ターリアなら誤解もされないかなって・・・あと、隠し芸もできるし。
「では、芸をひとつ。念のため、少し離れますね。そのままお待ち頂けますか?」
「はーい」
モソモソと根っこで這って、王女から離れて、精神を集中・・・
「む~~~ん・・・」
「そのポーズはなんですかー?」
「忍者のポーズです」
「ニンジャ?」
「イメージを整える合言葉です。む~ん・・・」
・・・集中して、周囲の花々に力を分け与えます。すると!
花々が、一気に咲き乱れました!
ふわーーーっと、小さな入道雲のように、大輪の花々が!
「さあ、どうぞ。この花を、ナータに捧げます」
「まあ・・・!」
ネムリタ王女はしゃがみ込んで、盛り上がる花々に手を伸ばしました。
摘み取りかけて・・・
「あ、フリアさまは、声が聞こえるのでしたか?」
「ええ。根っこネットワークすればね」
「では、摘むのはやめておきますね」王女は、ほほえみました。「お友達のようなものでしょう?」
「・・・ありがとうございます」
いい子なんだよな・・・。
なんで俺の寝室には突撃してくんだろうね?
「ふぅ」
「お疲れですか?」
「どうしても、体力が続かなくて・・・」
「そのうち良くなりますよ。ウロで休まれます?」
「よろしいのですか?」
「少し日が差してきましたからね。中は涼しいですよ!」
王女殿下の手を取って、母樹のウロに迎え入れました。
「本当に涼しいのね!」
「でしょう?」
「フカフカして座り心地もいいし・・・花を眺めるにも、とてもいいですわ」
「移動にも重宝されてますよ。特に、ユリが気に入ってるみたいで」
「まあ、勇者さまが」
「私を走らせといて、自分だけ寝ようとして。そっちの壁に頭をぶつけてね」
「あはははw」
楽しくおしゃべりをしました。
しばらくして、ふと、会話が途切れて。
ネムリタ王女が、無言で樹ターリアを見上げてきました。
これは・・・もしかして・・・
キスを期待されている・・・!? というところで、
魔力が切れました。
「うおっ」
「きゃっ」
母樹が消滅。
中に入っていた王女は宙に放り出され、私の腕の中へ。
私は王女を抱いたまま、花畑に尻もち。仰向けに転倒。
ガバーと足を開いた私に、王女の細い腰が密着しました。
フターリアの長くて弾力のある太腿が、彼女を挟み込む形。正常位ともいう。
見つめ合う2人。
ズシャズシャ! 木陰から飛び出す戦士たち。
「すみません。急に魔力が切れたので」
「もう・・・w」
王女殿下は苦笑して、「戻りましょうか」と、仰いました。
◆♀◆ 11、中間報告 ◆♀◆
「というワケでして、なんとか御機嫌は取れたかと」
「最後にオチつけるクセ、やめたほうがいいわよ」
別荘に戻った私は、テニスお嬢さまに報告をしました。
お嬢さまは手紙を書きつつ顔も上げずにピシャッと返してきました。
「クセじゃないんですが・・・」
「自覚がないのね」
「対応が冷たいですね?」
「現状、これが精一杯よ」
「口も利きたくないと」
「近いわね」
「ふむ。では・・・お礼も言わないほうがいいですか?」
「おちょくってるの?」
「呪文の支援、ありがとうございました。ニーズ、愛してる」
「・・・。」
「いまの私があるのは、まったくもって、何もかも、テニッサメイズさまのせいです」
「おちょくってるのね!」
ぺし! お嬢さまは羽ペンを机に叩きつけました。
「折れるよ? お茶、いかがです?」
「苦味はお腹一杯よ」
「では甘いのを」
「もうすぐ夕食よ」
「んじゃ水ね。ほらよ」
私は柄杓ですくった水をコップに入れて出しました。
お嬢さまはなにか言おうとしましたが・・・
私が、柄杓を高々と上げて、ドバーと水をこぼして、それを口で受けて・・・
「ぷはー! はい、なにか?」
とやったら、黙って首を振って、御自分も水をお呑みになられました。
「時々、あなたが育ちの悪いお兄ちゃんに見えるわ」
「半分は当たってますね」
「そうよね」
「・・・後ろ半分ね?」
「はぁ」お嬢さまは、ため息をつきました。
「難しいお手紙ですか?」
「ええ。実家にね。ベロ~ン君を譲り受ける話を、どう書けばいいかと」
「ああ・・・」
ベロ~ン君。黄色い馬です。
我が相棒──と、私は勝手に呼んでますが、正式にはアイメンカ侯爵家の馬です。
お嬢さま、御実家とはケンカ別れみたいな状態だからなぁ・・・
「・・・書きづらいでしょうな」
「そうなのよ。相手の出方がわからなくて」
「ええ、ええ」
「どこをつつけば安く買い叩けるのか・・・」
「・・・え?」
「司厨長補助で、良い品を安く買う訓練はしてきたのに。こんなことでは失格だわ!」
「・・・。」
ちょっと教育が間違ってる気がする。
夕食です。
宴です!
王女殿下とアスカリア伯爵(ユリね)の、歓迎の宴ですな。
主催は、コシモン村の代官。アイメンカ侯爵家に仕える大柄なオッサンです。
にぎやかな宴になりました。
村人も総出。
私たちの側も、ガラの悪いアスカリア歩兵を含めて総出です。
案の定、村の男とケンカ始めやがったんで、モリーヌが鬼の形相で飛んでいきました。
「皆様、楽しそうですわね?」王女殿下がいらっしゃって、そう仰いました。
「一緒に呑馬狼(ドンマロウ)と戦った仲ですからね」
私はそう答えました。
コシモン村防衛戦。小っちゃいけど、厳しい戦いだった。死人も出ました。
「ファリアさまも、防衛戦の英雄ですものね」
「とんでもない。わたしゃタダの雑魚ですよ」
「御謙遜を」
「いえホントに」
「あなたが雑魚だなんて」
「雑魚でしたよ。ここに来た頃は。ただのお嬢さまのオマケみたいなモンでね」
「いまは、アスカリアの女侍ではありませんか」
「光栄なことに」
「成長なさった、というコトですね・・・」
ネムリタ王女は黙り込みました。
そして、ポツリと、
「その間も、私はずっと眠っていたのね」
「姫?」
「うん。私、決めましたわ!」
ギュッと拳を握るネムリタ王女。
その目の輝きに・・・
私は、とても嫌な予感がしました。「あのぅ・・・何をお決めになられたので?」
「はい!」王女は、笑顔になって、
「私、この旅のあいだは、フターリアさまの侍女になりますわ!」
◆♀◆ 12、王女殿下、侍女になる ◆♀◆
「唐突なお申し出ですな。伯爵家の侍女になりたいとは」
ユリが、よそいきの口調で言いました。
これは、翌朝の話。
コシモン村を出発してからのことです。
ぱか、ぽこ、ぱか。
私はベロ~ン君の鞍の上。お嬢さまとタンデム中。
お嬢さまがライダーで前、私は後ろでオマケ。定位置ですな。
私たちの右に、ユリの乗る鹿毛。その右に、ネムリタ王女の葦毛です。
なので、お2人の会話は我々にも聞こえております。
「──ええ。ですので、『お忍びの旅行』ということにさせて頂ければ」
「お忍び?」
「はい」
「フターリアは、隠れ蓑に使われただけ──と?」
「表向きは。私は真面目に従うつもりでおりますが」
「なるほど・・・しかし、御父君には?」
「もちろん。『必要に応じて身分は隠してもよい』と、あらかじめ許可を取ってあります」
「手際のよろしいことだ」
ユリは、うなずきました。
「かしこまりました! 協力しましょう」
「・・・おい!」私がユリを引っ張ると、
「・・・暴走されるよりマシだろ?」ユリは囁き返してきました。「命令できるんだぞ」
「できるかアホー!」
こうして、王女は侍女になりました。
白いドレスを脱いで、紺色の地味なドレスに着替えて。
美しい黒髪も、ストレートに伸ばすのはやめて、後ろでまとめて。
額に着けていた宝石飾りも外して。
「ファリアさま。この旅のあいだ、よろしくお願いいたします」
ネムリタ王女あらため侍女ナータは、私たちに頭を下げられました。
「ははぁー!」
「それではバレてしまいますわw ナータとお呼びください」
「よろしくね、ナータ」と、テニスお嬢さま。
「はい、テニスさま。私のご主人さまのご主人さま!」
「畏れ多いことですわ」
ホントだよ・・・護衛がまた俺を睨んでるよ・・・
さて。
そんな侍女ナータちゃんの実力や、いかに?
「テニスさま、ファリアさま、お茶はいかがですか?」
「ありがとう。頂きます」
「お菓子もございますので」
「ありがと。・・・美味いな」
「美味しいわね」
「ありがとうございます! 茶道は、師匠の仕込みでして」
「お見事・・・」
「あと、こちら。御実家への贈り物の目録と、支払いをまとめておきましたわ」
「おお!」
・・・お茶は美味いし実務もできるし、礼儀作法は元からできてるし。
何をやらせても役に立つ、有能侍女でした。
「ファリアの負けね」
「わ・・・私は・・・メイドだから・・・っ!」
「いえいえ。肩でも、お揉みしましょうか?」
「い、いや、さすがにね? 一緒にお茶にしよう。隣、どうぞ」
「はい♥」
まあそんなワケで。正直『助かるわこれ』って感じでした。
ただ、モリーヌがどう感じてるかは心配でしたが・・・
「モリーヌ。ごめんな。おまえの場所奪うようなことをして」
「あ、どうでもいいです。そんなコトは」
「そんなコトて」
「私には、王女殿下にも負けない点が一つありますので」
「戦闘?」
「バカおっしゃい」
「なんだよ」
「あなたに一番歳の近い女は、このモリーヌだ──という事実です!」
「あ、それがあったねw」
◆♀◆ 13、ショーシナー伯爵領にて ◆♀◆
東に向かって移動すること2日。
侯爵領を出て、ショーシナー伯爵領に入りました。ここは、母方の祖父ちゃんちです!
「じいちゃん!」
ばっさばっさ。
翼を広げて、フタゴンが駆け寄ると・・・
「孫や!」祖父は、跳び上がって迎えてくれました。
「おじいさん。また腰をいわしますよ」祖母も一緒です。
川港と丘の街、バイーズ。
冬に来たときと違って、明るい雰囲気。
ずらりと並んだ出店も盛況。肌もあらわな夜の女もチラホラいました。
アスカリア歩兵、女に飛びつきそうになる。モリーヌが鬼の形相で(略)
祖父ちゃん祖母ちゃん(騎馬)と並んで、フタゴン(徒歩)、歩きます。
「うおおおお・・・」「でけぇ・・・」「ショーシナーのドラゴンだ・・・!」
出店の客が盛り上がります。
楽士がやってきて、笛を吹き出しました。客が踊り出しました。
ユリとお嬢さまの馬が、私たちに続きます。
「勇者さまだ!」「アイメンカの姫君じゃ!」「2人とも美人じゃのー・・・」
ユリが手を振ります。
私は彼女の背後で、空に「ぽわっ」と火を吐いてあげました。大歓声です!
侍女ナータちゃんは、兵と使用人の群れに紛れてました。
誰も気付きませんでした。可愛いので、「あのコ誰?」みたいな声は上がってましたがね。
このバイーズで、私は重要な会談を1つこなしました。
「祖父ちゃん。祖母ちゃん。俺、アスカリア伯爵に婿入りしたいんだ」
「おお! それはめでた・・・ムコ入り???」
「応援してほしくて」
──婚約の、応援要請です。
「なんでじゃ・・・なんで、ウチの女は変り種ばっかりなんじゃ・・・」
祖父ちゃんは、頭を抱えました。
「なにか言いましたか、おじいさん?」
「母ちゃんも変わってたの?」
「所構わずゲラゲラ笑い出す子じゃった・・・」
「ああ」
「ファリアよ。貴族が女同士で結婚してどうする。後継ぎナシでは、戦になるぞ?」
拒否されそうな流れでしたが。
「海上貿易」
同席したユリの囁きで・・・
「物資を集め、『吸血都市』を叩く。平定後は、東に」
「く、詳しく聞かせて下され! アスカリア伯」
・・・祖父ちゃんの目の色が、変わりました。
「なんと。『希望の港』を進出拠点に!? あの大湿原を開拓じゃと!」
「祖父ちゃん、こういう話、好きなんだね」
「ええ」と、お祖母ちゃん。「貿易で世界を変えるんだって、若い頃、いつも言ってましたねぇ」
「へぇ・・・」
「私はやりますよ、閣下。吸血鬼を駆逐し、大湿原にも、新たな港を造るつもりだ」
「では、我がショーシナー領から・・・」
「ええ。つながりますよ」
「ぬう!」
これは地理の話ですね。いや『地政学』かな?
ショーシナー伯爵領には、大きな川が一本流れている。
しかし、その下流に吸血鬼の一大拠点があって、川を下ることができない。
この吸血鬼拠点は、内海を船が周回する妨げにもなっています。
ユリが討伐すれば・・・
「我が領もショーシナー領も、潤いますぞ」
「いいや、伯、それだけの話ではあるまい! これは、内海制覇への第一歩じゃ!」
「さすが、ショーシナー伯は話が早いw」
「まこと女傑よ。若くして勇者と呼ばれるだけはある」
ユリはガッチリ掴んでくれたようです。
私も、手札を明かすことにしました。
「祖父ちゃん」
「なんじゃ、孫娘や」
「実は、子供は、なんとかする見込みがあるんだ」
「・・・よそから持ってくるつもりじゃなかろうな!?」
「ちがう。私の『変容』の才能で、」
「男になるつもりか!?」
「子供を作る時だけね」
「バカな・・・そんな話、世間が受け付けるハズが・・・」
祖父ちゃん、また頭を抱えちゃった。
けど、祖母ちゃんが助け船を出してくれました。
「伝説になるんじゃありませんか? じいさんや」
「伝説じゃと? ばあさんや」
「ええ。勇者に子を授けた『変容』の天使・・・とか、そんな感じの」
「──協力しよう!」
「やったー!」
私たちは、『結婚を応援する』との、約束を取り付けたのでした。
◆♀◆ 14、フターリア、浮かれる ◆♀◆
こうして・・・
アスカリアの女侍、アスカリア伯の第三夫人にして夫、コノマーズ侯の夫、
大魔術師テニッサメイズの夫、侍女メイド・フターリアの物語は、ここに終わる。
彼女は、一軍をなすほどの子沢山であり、ハーフエルフの女主人と同じぐらい長寿で、
終生、メイドとしての誇りを忘れることはなかった・・・
「──というのはどうでしょうか!!!」
「先走りすぎよ」
「私がどこにもいませんわ・・・!」
部屋に戻った私が報告(?)すると。
お嬢さまは冷淡な感じで。
ナータちゃんは泣きそうな感じで、私の妄想を否定してくれました。
「ハァハァ。お茶あります?」
「水にしときなさい」
お嬢さまが柄杓で水汲んで私の頭にぶっかけようとしました。
「待たんかい」
「まだ続きがあるの?」
「ええ、まあ」
「フターリアの物語は終わったんじゃないの?」
「物語は終わっても現実は続くんですよ。じつは今夜──」
「今夜ユリさまと盛り上がりたいから呪文かけて! って言うんでしょ」
「よくわかりましたね!」
「・・・。」お嬢さまはナータちゃんを振り向いて、親指で私を指しました。「こういうヤツなの」
「ひどい人ですわ!」
「ふっふっふ。ナータの批判、ごもっとも。しかし、私はアイメンカ侯爵とはちがいますよ!」
「手短にお願いするわ。楽しくない話題みたいだし」
「はい。──私は、お嬢さまがいなければ、生きていけません!」
「・・・。」
「まあ・・・♥」
「なんせ『変容』なかったらタダの雑魚ですから、私」
「ぶっかけていいかしら?」
「いいと思います。いまのはひどいです」
「やめぃ」
私は柄杓を奪い取りました。高々と上げて水を流し、口で受けます。ちょっと胸元が濡れた。
「ぷはー。まあ、冷静に説明しますとね? ユリが大喜びしてるんですよ」
「はぁ」
「勇者さまが・・・」
「マレーナ姉さんも気を遣って『今夜はどうぞ』って言ってくれてて」
「はぁ」
「『渾火の魔術師』さまが・・・」
「これでスカしたら、ユリちゃんかわいそうじゃん」
「『かわいそう』で股開いてたら美人は残らず性病よ」
「キッツ」
「まあいいわ。今夜も私は1人で過ごすわ」
「私がいますわ、テニス」
「そうね。ネムリタさまと2人、クズ女を呪いながら過ごすわ」
「ええ! ファリアさまを許した私がバカでしたわ!」
・・・というような一幕のあと。
お嬢さまの頬っぺたにキスしたり、ナータちゃんにひざまずいて手にキスしたりして。
なんとか『ふたなりにな~れ』をもらった私は、ユリに夜這いをかけました。
ユリは、フワッとした白い胴着にタイツ姿で待っててくれました。
夫アピールか?
私はメイド服です。
「なんでメイド服?」
「着れなくてストレス溜まってて」
「・・・はぁ」
「ナータちゃんを侍女にするからだぞ。外でメイド服着れなくなっただろ」
「わかったわかった。よしよし。私にできることあるか?」
「ちょっとそこに膝ついてみてくれる?」
「え? なに?」
膝をついたユリに、私は立ったまま迫りました。
メイド服(着替えた。侍女ドレスは汚れるとまずい)のスカートをめくって・・・
1尺の長筒、ほっそりしていながらガッチガチのフターリア砲を出して・・・
ユリの顔に、こすりつけました。
◆♀◆ 15、美人勇者、おしゃぶりする ◆♀◆
「ちょ! おい!」
「奥さんになってくれるんだろ?」
「ちがっ・・・オマエが第三夫人だろ」
「うん♥ けど、ユリはオレの奥さんだよね?」
ユリの日焼けした頬に、フターリアの1尺砲がこすれます。
「やめっ、この・・・ぉ♥」
文句言うユリの唇がフニャッとなり、ニヤケた感じになってくるのを、私はニヤニヤしながら見下ろしました。
「似合ってるよ、ユリ」
「おまえな・・・!」
「キスして?」
「こッ・・・こんな姿勢で・・・!」
ユリは涙ぐみながら、フターリアの擬似男根にキスしてくれました。
「こ・・・これで、いい・・・?」かすれた声で喘いでます。
「挨拶はオッケー。続きやって続き」
「は・・・?」
「やらないなら帰るよ。お嬢さま、かなりイラついててさー」
「オマエなっ・・・! そうやって、他の女のせいにすんの、ホント最低だからな・・・!」
「ごめーん♥ しゃぶって?」
「く・・・そぉ・・・」
美人勇者さんは、ホントに涙を一粒こぼしながら、フターリアの先端にキスをしました。
で、唇をくっつけたまま下に降りてゆき、フターリアの根元(すぐ下に割れ目があります)でハァハァ喘ぎます。
「やらしいなー、ユリは。自分だけ楽しんで」
「うるせぇ・・・」
「舌出せよ舌」
「もぉッ・・・覚えてろよ、おぼえてろ・・・!」
てろん・・・と舌を出した美人勇者は、フターリアの根元に、その温かく濡れた粘膜を這わせました。
射精の通り道である管を舐め上げ、左右に美貌を振って幹に唾液を塗り広げ・・・
鼻から熱い喘ぎを洩らしながら、次第に上がってきます。
「よーく覚えとくよ。勇者さまに舐めてもらった感触w」
「コイツっ・・・! このフタナリアっ!」
「そのアダ名やめろwww 笑っちゃうだろ」
ユリの股間に、私は脛を入れてやりました。
「んゥッ♥」
軽く恥丘を圧迫しただけで、ユリのお尻がハネ上がりました。
「ホント、ユリはセックスの時は可愛いよなー」
「おまえ・・・こそッ・・・なんでこんな、意地悪にっ・・・♥」
「ん? いや、久しぶりにお嬢さまに絡まれたんで、ちょっと興奮してさぁ」
「だからなんだよ・・・!」
「ユリちゃんをイジメたくなった」
「このクズっ・・・! うンン♥」
「あれれ? 足だけでイッちゃいそうだね?」
「・・・!」
「せっかく婚約に向けて一歩前進したのに・・・記念の夜にコレでイッちゃう?」
「・・・♥」
ユリはものすごい恨みの目をしながら、気持ちよさそうにお尻を跳ね踊らせてます。
「抱き合ってイキたいよね? 一度、ちゃんと咥えてみてくれる?」
「はー・・・っ、はー・・・っ、わ、わかった・・・約束だぞ?」
「うん約束する。ちゃんと咥えてくれたら、思いっきりサービスする」
「くぅン♥」ユリが喉を鳴らしました。「じゃ、がんばる・・・」
美しい勇者さまは、唾液の糸を光らせながら唇を開いて・・・
フターリアの先端を、愛情をこめて、迎え入れました。
その光景を。
「こういうヤツらですわ」
「ユ、ユリさまが・・・!?」
テニスお嬢さまと王女殿下が、ドアの隙間から覗いていました!
「そんな。こんなコト・・・ファリアさまは、ひどい人です!」
「どっちもどっちよ」
2人の見守る中。
ユリは涙でいっぱいの瞳でフターリアを見上げて、擬似男根を吸い入れ・・・
半尺ほど、肉刀を呑み込むことに成功しました。
「・・・ぇほッ。はぁ、はぁ・・・これ以上入んない」
「そっかぁ。残念だなぁ」
「約束だぞ。抱けよ」
ユリが睨んできました。
お尻が震えてる。目がトロンとしてる。
これは・・・『もうちょっとイジメていいよ』の表情かな?
「えー? まだダメじゃない?」
「は・・・?」
「『ちゃんと咥えれたら』って約束でしょ。半分しか咥えてないし」
「・・・!!!」ユリはぽろぽろっと涙をこぼしました。「む、無理だよ。こんなの。全部は」
泣いてるんだけど、ぽってりした唇をフターリア砲に押し付けてくる。
男性器にキスしながら泣き言洩らす美人勇者。カワイイ。
「ふふふw しょうがねーな。じゃあ、もう一回だけ。な? そしたら抱いたげる」
「そうやって焦らしッッッ♥」
「ホラホラ、このままだとイッちゃうよ、ユリちゃん?」
「くそっ・・・!」
2度目のトライ。
ユリは少し伸び上がるようにして、硬く反り返った肉刀を上から呑み込もうとする。
半尺より少し深く、さっきより少し長く喉奥に切っ先を当てて、ガマンして・・・
「ひ、はッ、はっ、はぁ、はぁ・・・ヤッたぞ。もう・・・ヤッたからなッ!」
「うん。ありがと。気持ちよかったよ、ユリの喉の中」
「・・・!」
「じゃ、イカせたげる」
◆♀◆ 16、おかえし ◆♀◆
私はユリを抱き起こし、ベッドに突き飛ばし、タイツとパンティを引き剥がしました。
勇者さまの股間はびしょ濡れです。仰向けになった身体には力が入ってません。
私が足首を掴んで左右に広げても抵抗もできません。
覆い被さると、「・・・♥」と無言で手を回してきました。
「ユリ」
「・・・?」
「好きだぜ。おまえに会えてよかった」
「♥♥♥」
甘い言葉を吹き込んで、すぐに秘芯を貫きました。
ユリは即座にギュッと力を入れてフターリア砲に絡みます。私は腰の位置を調節して、ユリが痛くならないギリギリの深さで突き入れます。
ユリは泣き叫んで簡単にイッてしまいました。
泣きじゃくる彼女の中に、フターリアは射精しました。
腰を回したり、小さくくすぐるように突いたり、最初の激しい突きに戻したりと、色々やりながらユリの体内に擬似射精を放ちまくります。
立て続けに4発ヤッたところで、
「待っ・・・てッ・・・!」
と、ユリが喘いだので、腰を止めて一度離れました。
「大丈夫?」
「もうダメ・・・立てない・・・拭いてぇ・・・」
だらしなく足を開いたまま、失神しかけのユリが甘えてきました。
「しょうがないなぁw えーと、タオルタオル・・・」
「手桶はこちらですわ」
「ん、ありがと! 気が利くね、ナータは」
振り向くと、頬を真っ赤に、鼻息も荒いネムリタ王女がいました。
「いつの間に!!?」
「さっきからいましたわ」
「ハァ!?」
「いつものコトでしょ。みんなの前でヤるのは」
ドアからテニスお嬢さまも入ってきました。
マレーナ姉さんも入って来ました。
「お嬢さまもいるし! ってか姉さんまで覗いてたの!?」
「はい、途中から」
「いえ、ちがうのよ。声が聞こえたから、確認に来ただけで」
「・・・あのですね、お嬢さま」股間を隠そうとする私。
「なにかしら?」そのタオルを引っぺがそうとするお嬢さま。
「なんだかんだ言って、お嬢さまは常識だけはわきまえておられると、信じておりました」
「アンタよりはね」
「覗きはダメでしょ!」
「浮気もダメよね?」
「ふしだらなのもいけませんわ!」
「リアばっかり、ずるいと思うわ」
「ああ言えばこう言う・・・!」
「アンタの主人だからね」
「お似合いではありますね」
「リアの相手は一番上手いわよね」
「マリ姉さんも・・・止めてくださいよ」
「止めたのよ。でも、ユリがこっちを見たから、いいんだと思って」
「は?」私はユリを見ました。
「Zzz」ユリはすかさず目を閉じました。
「狸寝入りすんな! 気付いてたんなら言えよオマエ!」
「うるさいわね。こうなったからには覚悟を決めなさいよ」
「なんの覚悟だよ」
「ナータにしたことのお返しよ!」
「・・・え?」
「かかれー!」
3人の女が、歓声を上げて飛びかかってきました。
◆♀◆ 17、メイドと勇者、ドロドロにされる ◆♀◆
ネムリタ王女が股間に。テニスお嬢さまが乳に。マレーナ姉さんがユリと私の間に入ります。
背後から姉さんに抱きつかれて、お嬢さまにおっぱいを鷲掴みにされて・・・
「軽く握るだけでいいわよ。コイツ早漏だから」
「は、はい・・・どう見ても、大きすぎますよね・・・!」
「才能は恐いですわね」
「唯一の才能ですから」
「あのな。天才が凡才に向かってそういうセリフ言っちゃダメだよ?」
「これで縮んでるんだから・・・3発ってトコかしら?」
「4発ですね」
「クズ!」
「今回はあなたたちの方がクズでは? ってか離してぇ」
「ファ、ファリアさまのおちんちんが私を離して下さらないのです!」
王女がネジの飛んだことを言いながら手を動かし始めました。
愛らしい唇から洩れる吐息がどんどん乱れていきます。
私のほうでは彼女に触っておらず、彼女が一方的にしごいてるだけなのに・・・
「やめ・・・ちょ、ひぃぃ♥」
「はぁ、はぁっ♥ ファ、ファリアさまの、ファリアさま・・・!」
白い手で、優しくいやらしくしごかれて。
「あ・・・あっ♥」
フターリアは、射精しました。
足が勝手に伸び切り、その反動のように擬似精液が飛び出します。
テニスお嬢さまは要領よく逃げました。マレーナ姉さんは私の背中に隠れました。
「ふえっ!」
「ぷあ♥」
私とユリの顔に、生温かい粘液が命中しました。
次の粘液が。その次の粘液が。勢いのなくなった粘液は私の首筋、乳房と位置を下げて、最後はお腹の上に横たわり、ピュッと絞り出して静かになりました。
おお・・・
大事なメイド服に・・・!
私のテーマカラーにしてる濃紺のメイド服に、ヌメッと白い精液がたっぷりとBUKKAKEされた光景は、それはそれはエロかったことでしょう。
私には見れませんでしたが。
おいちょ、誰かスマホで撮っといて! あとで見てネタにするから!
クソ・・・!
「見れん・・・」
「終わったみたいね」
「は、はい・・・」
「これでネムリタさまのお返しは終わりよ」
「・・・あれはホントごめんね、ナータ。びっくりしたでしょ」
「い、いえ。もう許したことですし。いまのお二人にくらべれば。・・・ぺろっ。苦っ」
「いま何舐めた!?」
「次は私ね?」
私の擬似男根に、おなじみの細い指の感触が絡みつきました。
「え? ちょ、何回やるつもり・・・?」
「3人いるんだから3回に決まってるでしょ!」
「ひぃん♥」
腰に甘い電流が走って、いま射精したばかりの擬似男根の硬度が増します。
「ふふふ♥」
お嬢さまもそれを感じたようで、ちょっと機嫌が良くなりました。
まあ、この子は機嫌が良くてもムチャしてくるから安心はできんが・・・
「嬉しそうね。じゃ、1発と言わず、出せるだけ出させてあげるわ!」
ほらね!
こうして・・・
私とユリは、2人揃って、ドロドロにされてしまうのでした・・・。