※この作品はR-18です。

TSゆりフタ令嬢侍女メイド!   作:min(みならい)R18

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凱旋・・・の前に、ユリとモリーヌとナータと

◆♀◆ 16、ワインドレスの女伯爵と ◆♀◆

 

 コン、コン。ノック。

「フターリアです。お館様、いらっ──「いるぞ。入れ」──失礼します」

 

 ドアを開けて、部屋に入ります。

 そこは、寝室。

 アスカリア伯爵にして女勇者・ユリの部屋です。

 ユリちゃん。

 ワインのグラス持って部屋の奥に立ってます。

 めっちゃカッコつけてる。

 着てるのは、ドレス。

 紅のワインと同じ色の、ロングドレスです。

 ねっとりとした光沢のある・・・絹だな。高級品。

 膝の下あたりにスリットがあって、白い脛が見えてます。

 

「おお・・・!」

 私は、淑女・ユリの姿を上から下まで眺めて、両手を広げました。

「お館様。お美しい。見違えるようです」

「ふだんは美しくないとでも?」ユリは首をかしげて笑いました。

「まさか! しかし、ふだんとは全然違いますね」

「そう?」ユリはグラスで唇を隠しました。

「ええ・・・」

 私はゆっくり歩み寄りました。

 コツン、コツン・・・絨毯が敷かれてない木の床を、男物の革靴が叩きます。

 ユリの動悸が、足の裏に伝わってくる感じがしました。

 私は、自信たっぷりに笑いながら(自分ではそのつもり)、ユリのグラスに指を掛けました。

 そーっと引っ張って、ユリの唇が見えるようにします。

 口紅も高級なの差してんなぁ・・・

「綺麗だ。ユーリ」

「リア・・・」

「ワイン、味見させてもらっていい?」

「え? う、うん・・・」

 

 私は、ユリの唇を舐め、吸って、ディープキスしました。

 

「・・・そ、そっちかよ」ユリが息を切らせます。

「グラスより、おまえの唇のほうが魅力的だもん」

「・・・!!!」

 ユリが真っ赤になって、横を向いて・・・

「ぷははははは!」吹き出しました。「ごっめん。限界!」

「おいw」

 私は、ゲラゲラ笑うユリのグラスを持ってやりました。こぼれそうだし。

 笑い続けてるんで、ワインをちょびっと呑んで、待ちます。

「はー・・・ごめん!」

 ユリが復帰しました。

「カ、カッコいい男がカッコいい台詞吐くとさぁ・・・笑えるよね!」

「おいwww」私はユリの脇腹をつつきました。

「うきゃあ♥」

「こっちも恥ずかしいんだからなw 笑うな。この」

「うきゃきゃ♥」

 

 はい。

 男体リアです。

 今夜は、2人きりで過ごす予定です。

 

 魔王陛下を封印してから、数日後。

 場所は、『希望の港』の代官の館。勇者一行、全員揃って宿泊中です。

 魔王封印の話は、国王に伝えなきゃいかんのですが・・・

 これは、ヨトンマリ伯が走ってくれました(ガレー艦で)。

 私たちは帆船に乗り換えて、『希望の港』に帰ってきた。というワケです。

 ちなみに、この帆船のオーナーは、ウチの祖父ちゃん(ショーシナー伯爵)。

 海洋貿易を始めるんじゃ! と、船を買ったそうな。金持ち・・・

 

 んで。

 

 初めの数日、ユリはマレーナ・ダーリン両名の御機嫌を取ってました。

 私は、お嬢さまとイチャイチャして御機嫌を取ってました。

 後顧の憂いを断って、晴れて浮気セックスというワケだ!!! ・・・最低ですね。

 

「あーあ・・・」ユリが涙を拭いました。「くくくw」

「まだ笑ってる」

「ごめんごめん」

「はい、グラス」

「ありがと」

 ユリにグラスを返して・・・

 ワインレッドの女体を抱き寄せます。

 柔らかい。熱い。ドキドキしてる。

 コイツ、緊張してたな? 笑って誤魔化しただろ。ユリちゃんめw

 ・・・とニヤニヤしてたら、ユリがムスッとしました。

 俺はユリの腰に手を回し、腰から尻まで、手で温めてやりました。

 女とは思えない強靭な腰と・・・年頃の娘らしい、むにゅっと柔らかい尻。

「ん・・・♥」

 ユリは生唾を呑み、ワインを口に入れて、抱きついてきました。

 互いの舌にワインをまぶすようにキス。

「酒キス」

「私の唇から呑みたいんだろ?」

「うんw あ、ちょびっとね」

「男になったのに、呑まないのかよ」

「まだ早い」

「15だろ」

 まあ、ブレロッケは15歳で成人ですがね?

「日本人にはまだ早い」

「おまえはアスカリア人だ!」

「うん。そうだね。おまえのおかげで、ユリ」

 

 ユリがグラスを置きました。

 呼吸が荒くなってます。

 俺はグラスを置いてこちらを振り向いた瞬間のユリを乱暴に抱き寄せ、「あ・・・!?」ビックリしている彼女の胴体を締め上げるようにして、唇を奪いました。

 犯すようなキス。

「む・・・むむむむ!」ユリが真っ赤になります。

「ユリ」

「あ、あっ♥」

 震えるユリの首筋に噛みつく。吸い上げる。舐め回す。

 一気に体温の上がったユリの女体から、『私はオンナです』と、匂いが言ってきました。

 おう。俺はオトコだよ。

 私は下半身に勃ち上がったモノを彼女の下腹に押し付け、グリグリと左右に動かしました。

「う、あ、あ」ユリがのけ反ります。「すごっ・・・♥」

「アスカリア伯爵。私のオンナになってください」

「ひぅぅ・・・」

 私は乱暴に彼女のお尻に掴みかかりました。

 左右から尻肉を掴んで・・・

 ムチャクチャに揉み立てます。

 ワインレッドのドレスを台無しにするように。

 最高の手触りの生地の下に、ユリのパンティの感触がしました。

「はぁ、はぁ」私はユリを押しました。「もうガマンできません、お館様」

「あっ・・・あ、きゃっ!?」ユリはベッドに転がり落ちました。

「御主人さま。ユーリ」逃がさず覆い被さります。

 

 ・・・ちなみに、ユリは頭を打たないように顎をしっかり引き、私はユリの後頭部に手を回してました。戦闘系カップルは急所に気を使うのだw

 

「や・・・やめなさい、フターリア。私は伯爵なのよ」

「・・・。」

「黙るなよ・・・!」ユリが涙ぐみました。

「いやごめん、台詞考えてたんだよw」

 私はユリの手首を掴みました。

「は、伯爵」

「ぷっw ・・・だ、だめよ、フターリア。私には、領民が。責務が」

「あなたが美しすぎるのが悪いのです。アスカリア伯」

「あ、『アスカリア』はナシにしてもらっていい? シノ母さんの顔が浮かぶから」

「おk」

「だめ・・・ああっ・・・!」

「伯爵・・・!」

 もがくユリの手首をそれぞれに掴み、乱れたドレスの股間に身体を割り込ませて、私は彼女を大の字に押さえ付けました。

「だめ、だめ・・・」

「あなたは美しい、伯爵。抱くなと言われても・・・無理です!」

「あああ」

 左右にねじれるお尻から、パンティを引きずり下ろします。

 股を閉じようとする下半身をそのまま抱きすくめ、圧迫して、屈曲位に持ち込みます。

「いやぁ・・・」ユリが可愛らしい鳴き声を上げました。「せめて、避妊して・・・」

「いいえ、伯爵。あなたには俺の子供を生んでもらう」

「そんなぁ・・・♥」

 ハァハァ言いながらベルトをゆるめ、本物の男性器を取り出して・・・

 ヌルヌルに潤んだユリの割れ目にこすり付けます。

 途端に、ユリがハッとこっちを見ました。「おい。避妊しろって。マジで」

 私はニヤッと笑いました。「一発目はダ~メ」

「おいバカこらっ!」

「まあちょっと見てなって」

 

 私は腰を使い始めました。

 ・・・割れ目にこすり付けただけの状態で、です。

 素股ってヤツかな?

 クリトリスに男性器を密着させて・・・

 鞘をめくり上げるように・・・

 ヌルッ! と、突く。

 

「あ゛っ♥」

 こっちを見ていたユリが、ギクン! とのけ反って顎を見せました。

 ユリの股間がギュッと締まる気配がしました。

「イッたな?」

「あ゛・・・あ・・・」

「お気に召したかな? 伯爵」

「ま・・・待て。頼むから先に避にッ!!?」

 呼吸を乱しまくりながら命令してくるユリのクリトリスを、もう一度こすりました。

 またユリが一発でイキました。

「『気に入りました』と言ってくださるまで、可愛がってあげますよ」

「やめッ・・・ぇひッ♥」

 

 クリトリスをこすり続けること、50ピストンほど。

 

「ああ伯爵。私ももう・・・」

「あ゛っ♥ ぇっ♥ あ゛ッ♥」

「伯爵。伯爵!」

 

 私は、本物の精液を射精しました。

 細く長く伸びたザーメンは美人伯爵の顔に届き、赤い髪もドレスも、ふだんは颯爽としている美貌も、ねっとりと穢してしまいました。

 

「はーっ、はーっ・・・お、オマエっ・・・!」

「じゃ、避妊するね」

「覚えてろっ! つ、次っ、女体でここに入った日が、最後だからな・・・!」

「おー恐w」

 

 私は、コンドーム(のようなもの)とタオルを取りました。

 前者を男性器に装着。タオルはユリのそばに。

 精液のかかったままこちらを睨む彼女を、改めて押し倒します。

 ユリちゃん、あっさり仰向けに転がりました。抵抗ゼロ。

 

「おや? どうしたのです、伯爵」

「・・・。」

「領民のために拒むのではなかったのですか?」

「う・・・うるさい・・・わね・・・」

「あ、それちょっと言葉遣いおかしいですね。もうちょっと貴族っぽくお願いします」

「うるさい。ハァハァ・・・き、貴族の女が感じながら罵る台詞なんか、私にわかるワケないだろっ!」

「ユリちゃん可愛い」

「くそっ・・・あああ♥」

 

 素で罵ってくるユリの足首を掴んで、ガバッと開きました。

 ドレスの絡み付いた半裸の女体の中心・・・

 グジュグジュに花開いた女性器が丸見えになりました。

 

「下のお口は素直ですな、伯爵」

「うるさいなぁ!」ユリは火を吹くほど赤くなって私を睨みました。「ホント覚えてろよっ」

「ハイハイw」

 

◆♀◆ 17、ユリちゃん絶頂 ◆♀◆

 

「ほ、ホントにっ、この私をからかってタダで済んだ男ぉぉぉぉっ!!?」

 

 コンドーム付きの男体リア砲(砲ってほどのサイズじゃないが・・・)で、スッポリとユリちゃんを貫いてあげました。

 20歳の女性器がキューッと締め付けてきます。

 太股が私の腰に絡み、ふくらはぎがお尻に絡みました。

 

「ユリ」タオルで顔を拭いてやります。

「ん・・・?」

「愛してる」

「くそっ・・・タイミングがおかしいだろ・・・!」

 

 綺麗に顔を拭って、両手で後頭部を抱いて、髪を掴むようにして。

 ディープキスしながらピストンを始めました。

 

「ん゛♥ んッぐ♥ ん゛ん゛ん゛ん゛♥」

 ユリがのたうちます。

 私の腕を掴み、爪を立て、ばたっとベッドに両腕を落としてもがき・・・

 また私に抱き付いて、ユリは絶頂しました。

 そして。

 ぐんにゃりと、ベッドに伸びてしまいました。

 

「ありゃ」

 彼女の頬や額に触ってみると、あっつあつになって、湯気を立ててます。

 やりすぎたか。まだ2発目は射精してないんだけどな。

 ユリから離れて水瓶に行き、柄杓でバケツに水を汲み、タオルを濡らして戻ります。

 冷たいタオルで顔を拭いてやると、ユリが目を開けました。

 トロ~ンとした瞳でこっちを見てきます。

「・・・ばか」

「ふふふw ごめん」

 ぐにゃぐにゃのユリを横抱きにして、キスして、髪を拭いて、ドレスを脱がして、抱き締めました。

「・・・。」ユリは無言で私にまたがり、自分で再結合しました。

「やるのかよw」

「・・・。」ユリはなんかジットリした目で私を見下ろしてきます。尻を振りながら。

「なんだよ?」

「私は・・・まだなのに」

「ん?」

「ツナとは、子作りしてっ、」

 ユリの動きが変わりました。

 お尻を振るだけだったのが、全身でピストンする動きに。

 女が気持ちよくなる尻振りではなく、男の代わりに自分が動いてあげる、という動きに。

「モリーヌとも、するんだろっ」

「ユリ」

 私は、彼女の尻を両手で掴んで、ピストンをサポートしました。

 女尻が上がるタイミングで、グイッと持ち上げてやり・・・

 落ちてくるタイミングで、腰を突き上げました。

「う゛あ゛ッ♥」

 ユリがのけ反り、動きが止まりました。

 キュッと締まったお尻を持ち上げて・・・

 腰を突き上げます。

「あ゛ぇ゛ッ♥ ま、待っ・・・て゛ッ♥」

「なんか言った? 俺もそろそろイクから、イッてから聞くね」

「おまッ♥ え゛ッ♥」

 ピストン続行。

 大きな荷物を首からぶら下げて歩くような感じで・・・

 びたん、びたん、とユリのお尻を弾ませ、突き上げます。

 フタナーリア砲と違って適正サイズなんで、容赦なく突いても大丈夫!

 メチャクチャにします。

「あもッ♥ ひぃイクっ♥ イクから待ってッ♥」

「イッてていいよ。動かしてあげるから」

「ひぃぃぃン♥」

 ユリはイキながらしがみついてきました。

 熱々汗だくの女体を弄び、弾ませて・・・俺も射精しました。

 

 ふぅ・・・

 

 やっぱ直接射精するほうが気持ちいいな。

 コンドーム付けてると感触が良くない。

 こっちの世界のコンドーム、分厚いし、ゆるいから、先っぽがヌルヌルするんだよな・・・

 

◆♀◆ 18、負けず嫌い ◆♀◆

 

「んー、気持ちよかったぁ!」

 朝起きると、ユリは爽やかな笑顔で伸びをしました。

「おはよう・・・」

 私のほうは、いつものフターリア。つまり、女体に戻っております。

 ぐったり。なんか・・・身体がだるい・・・

「うおー・・・起きるのがつらい」

「どうした。不調か?」

「いや、疲労っぽいな・・・」

 私が呻くのを見て、ユリはニヤリと笑いました。「あ、いま動けないんだ」

「うん・・・寝る時はなんともなかったんだが・・・」

「そうかそうか」

 ユリは荷物から木の棒を取り出しました。

 なめらかな木の棒。長さは6寸ほど。太さは男体リアの男性器より一回り太いぐらい。

 ついで、ベルトを取り出して。

 そのベルトに、木の棒を装着。

 で、裸の腰に装着。

「ちょっと待て」起き上がろうとしたのですが。

「なんか言った?」

 腕を取られ、コロッと裏返しにされて、私はベッドに突っ伏しました。

 フターリアは全裸。ユリちゃんはペニスバンド装備済み。

 やばい。

「第三夫人予定のフターリアとして申しますがアスカリア伯爵ぅぅぅぅ!!?」

 フターリアの女性器に、いきなり木の棒が滑り込んできました。

 

 愛撫もなし、指で広げてみたりもせずにいきなり入り口に命中させてフルストローク突きです。

 ケガするだろ! と言おうとしたのですが・・・

 

「ふにゃあ゛あ゛あ゛♥」

「うんw 何言ってるかわかんないなw ちゃんと言えるまで・・・」

 ユリが腰を引きました。

 突き下ろしてきました。

「あッ・・・おぉぉっ♥」

「待っててっ、あげるからっ、ゆっくり、言えよっ!」

 ピストン開始です。

 フターリアの、乳よりはずっと控えめな腰に、ユリの女勇者ボディが容赦なくぶつかってきます。

 叩き伏せられる。

 起き上がろうとしても潰される。感じてお尻が上がっちゃうのも潰される。

 ベッドに沈み込んだまま、敏感なフターリアの女性器を貫かれる。

「うああああ♥」

「うふふっ♥ ツナをっ、優先した罰だっ! しばらくっ、立てなく、してやるからなっ!」

「やっ♥ ばかっ♥ 準備がっ♥」

 

 今日か明日あたり、国王陛下からの折り返しの連絡が来るハズで・・・

 そうなれば恐らくすぐに王都に向けて出発となるハズなので・・・

 準備をしないといけないのですが・・・

 

「おまえにはっ、ベッドが、お似合いだっ! ボクのっ、可愛い、フターリアっ!」

「ふあ゛あ゛あ゛あ゛♥」

 

 フターリアは、めった突きに突きまくられて(でも痛くならないように丁寧に制御されてんだよな・・・)。

 ユリの言葉通り、午前中は突っ伏したままになるのでした。

 

 こいつの負けず嫌いはホント筋金入りだな・・・

 

◆♀◆ 19、ナータ登場 ◆♀◆

 

「──という経緯でございまして、遅刻もやむなしであったのです」

「それを執務中の私に聞かせて、どういう情けが得られると思ったの?」

 

 私が遅刻の経緯を詳細に報告したら、テニスお嬢さまがキレました。

 

 お嬢さまは、書類の分析中。

 なんか税制を決めるための下調べをマレーナ姉さんに頼まれたとかで。

 13歳にやらす仕事か。

 ってか、本来は私が補佐しなきゃいかんのですわ。

 

「本当にすみません。朝からずっと素っ裸で突っ伏してたもので」

「この色ボケ侍女が」

「ひどいw」

 私は、痛む腰を押さえながらお茶を淹れ、お嬢さまにお出ししました。

「いやホントすみませんでした」

「謝られても私の午前中は帰って来ないのよね」

「仰せの通りで・・・」

 

 補佐に入った私でしたが、何をする間もなく昼食の時間に。

 ホントに午前中完全にサボり侍女だったわ・・・

 

 午後はちゃんと補佐をしました。

 事務仕事のお手伝いと、部屋のお掃除と、王都に向かうための準備。

 お嬢さまの正装がいるし。私とモリーヌも合わせる必要があるし。

 別件でマレーナ司厨長に「1セットだけ促成栽培もやっといて」と言われて・・・

 クソ忙しい!

 昔から、侍女とメイドの二役で忙しくはあったけど。

 お嬢さまが本格的に仕事するようになると、侍女の方の負担がハネ上がって、さすがにキツい。

 

「やはり、一人二役には限界があるということでしょうか・・・」

「メイドを雇うことは考えてもいいわね」

「はい?」

「なによ」

「足りないのは侍女ですよね?」

「上手い質問ね。どう答えたらいいのかしら」

「御意のままに」

「『そうね。侍女が足りないわ』と答えたら、なんて言うの?」

「『ですよね。メイドしかいませんものね』と」

「『いいえ。足りないのはメイドよ』」

「『フターリア、一生の不覚!』ですかね」

「困ったわね」

「私でお力になれましたら」

「あなたに困ってるのよ」

「そんな・・・!」

「どこかにまともなメイドが転がってないかしら」

 

 私が『わたし!』と自分を指差していると、背後から女の子の声がしました。

 

「メイドが御入用でしたら、ナータという娘を紹介しましょうか!」

「うわ! 王女殿下!?」

 

 黒髪も美しいネムリタロッカ王女殿下。愛称ナータちゃん。

 突然の登場です。

 後ろには、ユリが立っていました。

 

「バーシー王からの急使がお着きだ」とユリ。

「私ですわ!」と、ナータちゃん殿下。

「これは王女殿下。もったいない・・・」

 お嬢さまと私は揃って立ち、深々と礼をしました。

 で。

「久しぶりね、ナータ」お嬢さまが速攻で打ち解けます。

「はい! テニスたちが現場に急行したと聞いて、本当に心配でしたわ」

「見ての通り、無事よ。仕事も、うまく行った・・・とお伝えしてよろしいですわよね? 伯爵」

「ああ」

 ユリがうなずきました。

「前回よりも、うまくやったさ!」

 

 久しぶりのナータちゃんと、テニスお嬢さま・私は、「希望の港』を少しだけ散歩しました。

 馬に乗って、護衛を引き連れて、です。『視察』と行ったほうがいいかな。

 

 松並木に秋の風が吹いて、季節が通り過ぎてゆきます。

 お嬢さまと樹ターリアで育てた松たち・・・。

 順調に、燃料兼防風林として活躍しているそうです。

 で、「うまく行ったから追加で1セットね」となったワケですわ。

 

「変容せよ、フターリア。幹太く立ち、草木を育む大樹となれ――樹木の乙女に、な~れ!」

「もぉ~とひぃ~かるぅ~・・・」

 

 呪文で『変容』。合言葉を唱えて、ウロから外へ。

 アスカリア兵が用意していた場所で、松ぼっくりを促成・・・

 種の飛散、芽吹きから、若木まで。一気に育てました。

 

 同時に、持ってきた小さな鉢を3つ、促成栽培します。

 秋の花の小さな鉢です。

 女の手のひらに収まるほどの小さな鉢に、こぼれ落ちそうなほど花が咲きました。

 

「殿下、お花をいかがですか?」

「まあ! ありがとうございます!」

「樹ターリアの力、器用に使えるようになったわね」とお嬢さま。

「あなたのおかげです、私の運命の『発動』者さま。お花をどうぞ」

「ありがと」

 お嬢さまは花を抱いてニコニコしました。

「3つ目はどうするの?」

「モリーヌにあげようと思ってます」

「ユリさまじゃないんだ」

「これは、テニス班の仲間への感謝の気持ちだから」

「わぁ・・・!」ナータちゃんは、もう一度、喜んでくれました。

 

 散歩から戻ると、王女殿下はユリとの会談に移りました。

 私たちは、もう少しだけ事務をして、今日は終わりです。

 お嬢さまの部屋にお邪魔して、男物の服に着替えて・・・

 

「変容せよ、我らがフターリア。あなたにない性器も手に入れて、種付け彼氏に、な~れ!」

「種付け彼氏て!」

 

 ・・・呪文をかけてもらって、今夜もまた、男体リアになります。

 男物シャツのボタンを留める私を、お嬢さまがジトーッと見てます。

 最近こういう目で見られることが増えたな。

 

「いつもごめんね。他の女のとこ行くのに呪文だけ頼んで」

「ホントよ。私はまるでクズ男に引っかかった馬鹿な女魔術師よ」

「う、うむ・・・」

「行ってらっしゃい。とっとと孕ませて戻ってきてね」

「言い方w」

 

 向かうは、モリーヌの寝室です。

 

◆♀◆ 20、モリーヌと ◆♀◆

 

 ノックして、名乗ると。

 モリーヌは紺色のドレス姿でドアまで迎えにきてくれました。

 

「今晩は。これ、つまみにするのにもらってきた」

「ありがとうございます。どうぞ中へ」

 私は、『卵酒フターリア風』と、お菓子を少々、モリーヌに手渡しました。

 花の方はまだ持っておきます。

 モリーヌがお菓子を並べてくれているあいだに、花の説明をしました。

「というワケで、モリーヌにも、はいこれ」

「まあ・・・!」

 モリーヌはさっそく窓際にその鉢を設置しました。

 まあ、この港からはすぐに出発することになるんだが・・・

 

 ベッドに並んで座って、一緒にお菓子をつまみます。

 いきなりベッドに座るのかって? うむ。まあね。

 ここの部屋、ソファとかないんですわ。固い椅子しかない。

 そんなのに座るぐらいなら、いきなりベッドに座るほうがマシなのでね。

 

「ずいぶん変わったよなー。俺たちの人生も」

「ホントですよ・・・」

 彼女とも、10年の付き合いです。昔話はいくらでも出てくる。

「・・・こっそりホウキ剣術をやってた時は、びっくりしたものです」

「そんなことしたっけw」

「ええ。リチャータと私で、なんとかお館様にバレないように隠して」

「ばあやまで。苦労かけたね」

「ふふふw」

 笑いながらもたれてくるモリーヌに腕を回し、頭をくっつけ、耳元に息を吹きかけます。

 モリーヌは、私の長い髪(男になっても髪は長いまんまだからね)に指を絡ませて、

「それがいまでは、本物の剣を振り回すようになって・・・」

「え?」俺、剣は使ったことないけど・・・。

「このいやらしい剣を・・・♥」

 モリーヌの手が、いかにも大人の女らしく、ズボンの膨らみを撫で回してきます。

「そっちかいwww」

 こっちも、彼女のドレスの上から尻をモミモミしてやりました。

「リーヌには、これからも苦労かけると思うけど」

「望むところです」

「へへw けど、少しずつ楽にして見せるからね」

「アスカリア伯の口癖ですね」

「明日は楽になるって? そう・・・おまえには、俺の子供を育ててもらわなきゃいけないからな」

「旦那さま・・・」

 

 口付けして、互いのカラダをまさぐります。

 モリーヌが明らかに嬉しそうに男体リアの胸をまさぐるのが可愛かったです。

 

「避妊しなくていいよな?」

「はい・・・ユリさまには、来年あたり子を授かりたいと申し出てあります」

「なんて言ってた?」

「『がんばれ!』って」

「そっか。よし・・・!」

 

 私はモリーヌをベッドに横たえ・・・

 たっぷり時間をかけて互いの身体を確認してから・・・

 生身で、彼女とつながりました。

 モリーヌのカラダは、ずっしりしてます。下半身にしっかり筋肉と脂がついてて、安定感が強い。

 男体リアが強めにピストンしても、しっかり受け止めてくれる。

 

「あっ、あ、ああ・・・!」

 

 そのしっかりボディが、モリーヌ本人の快感も高める。

 ピストンを受けても身体がズレないんでね。

 完全に結合した! って感じになるんだよね。

 

 ユリとの時みたいなおふざけはナシで。会話もほとんどナシで。

 ふだん、モリーヌとは立ちバックでヤることが多かったんだけど、それもナシで。

 モリーヌの首に男の腕を巻き付け、腰にも巻き付けて、目を見つめて、ピストンを打ち込みます。

 黙々と腰を動かして・・・

 とろけた女体の芯に、射精を注ぎました。

 

「ふぅ・・・」

「まだ硬いですね・・・?」

「若いからね。5発ぐらいはいけるよ」

「で、では・・・」

 

 モリーヌは恥じらいながら身をよじり、お尻をこちらに向けて、ゆっくりと持ち上げてきました。

 

「その・・・」

「こっちがいいの? いいよ。オマエの尻、俺も好きだし」

「もう、そんな言い方・・・♥」

 

 たぶん、妊娠しやすい体位でってことだな。

 花嫁修行の本にあったわ。俺も読まされたからわかる。

 

 ムッチリした尻を掴み、入れ直して、のしかかるような体位で交尾。

 モリーヌが本気で喘ぎ始めました。

 女体リアで抱いてるときとちょっと違う、メスの獣っぽい喘ぎ声です。

 どのあたりが好きかはわかってるんで、そこを突きつつ・・・

 時々、一番奥まで突き入れて腰をグリグリして、『ここに注ぐぞ』と教えつつ・・・

 2発目の余裕で十分に彼女を満足させてから、射精しました。

「ううう♥」

 悶えながら、モリーヌのお尻が落ちてゆきます。

 まっすぐうつ伏せになりました。

 そのお尻をまたいで、押し潰す感じで、みたびピストンを開始。

 モリーヌの尻タブは最高のクッションでした。

 射精・・・

「ああ・・・♥ 大丈夫ですか? 明日に差し支えませんか?」

「まだ早いし、大丈夫でしょ。秋の夜は長いよ」

「ふふふ♥ そうですね・・・」

 

 うつ伏せのモリーヌの乳房に手を回し、撫で回し、搾るように揉み立てながら、4・5発目も一番奥に注いでやりました。

 

◆♀◆ 21、次の夜 ◆♀◆

 

 朝起きると、やっぱり女に戻ってました。

 

「夢を見ていた気分になりますね。そちらの姿に戻られると・・・」

「ははは。満足するまでやるとこうなるみたいだね」

「ツクノーさまは、『朝まで男のままじゃ』と仰ってましたが」

 ギクリ。

「・・・それはアレだ。あそこはホラ、ウタールデントはね? 護衛が付いてるから」

「護衛? 閨にですか?」

「そう。女の護衛だけどね。ずっと聞き耳立ててんのさ」

「暗殺者扱いですか」

「ハニートラップの方じゃねーかな。警戒してんのは」

「なるほど」

「だからね。おとなしめに」

「・・・でも、御身は見られるのには慣れっこでは?」

「俺をなんだと思ってんだよwww」

「きゃああん♥」

 

 しばらくモリーヌをくすぐってから、2人で起き上がり、身繕いをしました。

 一緒に朝飯に向かいます。

 ユリとお嬢さまとナータちゃん殿下が、何とも言えない表情で私たちを見てきました。

 

「明日、王女が船を出してくださる。出港は夜明けだ。遅れるなよ!」

 朝食後の会議で、ユリから説明がありました。

 

 で、その夜のこと。

 ナータちゃんがやって来ました。

「今晩は! お邪魔いたします」

 嬉しそうにそう言って、お嬢さまと私の寝室に入ってきて・・・

 私の隣に、座りました。

 ベッドの上です。

 お嬢さまと並んでベッドに座ってたんですが、2人で私を挟むポジションですわ。

「これはどうも! 王女殿k──」私が立ち上がりかけると、

「ちゃい!」腕を掴まれました。「今夜だけは、あなたのナータに戻してください」

「え?」

「今夜だけ!」

「ええと?」

 私はお嬢さまを見ました。

 お嬢さまはそっぽ向いて、「お昼に将棋をしたのよね」

「はい?」

「私が勝ちました!」とナータちゃん。

「・・・俺を賭けたの?」

「ナータには縁談が来てて──」とお嬢さま。「あなたじゃないわよ?」

「いや、わかってるけど」

「あなたごときにチャンスはないわよ?」

「わかってるっつーの。罵倒気味に念押すのやめろ」

「──来てて、好きな人と寝るチャンスはもうなさそうだって言うから」

「いや縁談決まったんならダメでしょ!?」

「まだ決まってませんわ! いまならセーフです。セーフ」とナータちゃん。

「いや殿下──」

「ちゃい!」

「まあ、負けは負けだし?」

 お嬢さまは肩をすくめました。

「私も呪文見せびらかしたいし?」

「あ、そのボケは新しいですね」

「というワケで、やるわよ」

「ちょ待──」

 

◆♀◆ 22、ナータとテニスと男の仔にゃーリア ◆♀◆

 

 「変容せよ、我らがフターリア。

  猫の力をその身に宿し、あなたにない性器も手に入れて。

  ぴちぴちニャンコな彼氏にな~れ!」

 

「かける前に説明しニャア!」

 私はメイド服に埋もれてコケました。

 ベッドから転がり落ちます。

 本能的に受身。しかし服が邪魔。手足に絡みつき、失敗。

 ドテッと横倒しになりました。

「ふニ゛ャー」

「好きにしていいわよ。でも避妊は忘れないでね」

「キャー♥」

 ナータちゃんが掴みかかってきました。

 服に埋もれている私。回避ができません。

 見えんとこから鷲掴みにされ、チェスト王女の握力でヒョイと持ち上げられます。

「ぐぇぇ」

「フリアちゃ~ん♥」

 ナータちゃんが服をめくります。

 黒いネコ耳のついた、男の子の顔が、服の中から飛び出しました。

 

 ぶるるっ! 頭を振って。

 キリッ! お嬢さまを睨んで。

 

「いきニャりニュ文かけんニャ!」

 きっぱり言ってのけた私を、

「キャー♥」王女さまは大喜びで撫でくり回しました。

「んニャ・・・」

「反則よね。卑怯だわ」お嬢さまも頭を撫でてきます。

「ニャにが」

「どう変身させても見た目がいいんだから」

「天よ照覧ニャれ。我が主人は、叱責の際にも、部下へのお世辞を忘れません」

「叱責じゃないし、お世辞でもないわ」

「キャー♥」王女さまはお嬢さまをパンパン叩きました。「──ところで、おちんちんはどうなっているのでしょうか?」

 突然の下ネタ!

「百聞は一件にしかずよ」

「そうですね!」

 2人に服を引っ張られます。

「ニャめんかー」

 抵抗むなしく、ダブダブのメイド服は、あっさりスッポ抜け・・・

 ハダカにされてしまいました。

 なんとかもがいて、王女の腕から逃げ出します。

 しかし、足をお嬢さまに掴まれて、ひっくり返されました。

「横暴ニャ!」

「爪があるんだから暴れないで。王女をケガさせるつもり?」

「うニャ・・・」

「私はかまいません。名誉の負傷ですわ!」

「痴漢が名誉言うニャ」

 2人は私の足を広げて、股間を観察にかかりました。

「仔ネコは可愛いわね」

「想像以上です!」

 

 えーと。

 仔にゃーリアです。なんですが。

 男体のフにゃーリアです。男の仔にゃーリアですな。

 

 それが、仰向けに大股開かされて、股間を観察されております。

 

 えー・・・私の美学からすると、いますぐやめて頂きたいのですが。

 

「すごく小さいですわ!」

「それ言うとファリアが『おい』って顔するわよ」

「ホントにしましたわ!」

「・・・ニャータ。あのニャ」

「あっ、いまの可愛いです! もう一回呼んでください」

「呼んだげるから、手はニャして」

「放しますから、足は閉じないでくださいね♥」

「えー・・・」

 放してもらう意味・・・。

 

「ニャータ」

「キャー♥」

 

 女の子の相手は大変です・・・

 

 私は、自分からナータちゃんにすり寄りました。

 大股開きを終わらせるためには・・・

 ナータのほうが、お嬢さまより与し易し! という判断です。

 

「姑息ね」お嬢さまはお見通しでした。「そっちがそうならこっちはこうよ」

 ハーフエルフのスマートな指が、私の股間に。

 男体リアのおよそ半分(3寸ほど)しかない男性器に、絡み付きます。

「んニャ!? ちょっと、ニィーズ!?」

「射精できるかどうか、試してみましょ!」抱きついて、しごいてきます。

「ニャッ♥ ニ゛ャッ♥」

 

 今夜のお嬢さまは、まるでセクハラクソ上司・・・

 しかし、困ったことに美少女・・・

 逆らえない・・・

 どころか、強引に弄ばれて『ちょっとイイかも』となっている・・・

 お嬢さまの手、柔らかくて小っちゃいんだよなー・・・

 

「フニ゛ャア、ア、ア、ア♥」

「出していいわよ」

「こっちに向けないでください!」

 

 私は射精しました。

 勢いよく飛ぶ細い汁を、王女さまはお盆でガードしました。

 うまい。けど食器でガードするのはどうかな。

 

「きゃっ」ハネ返った精液がお嬢さまの顔に当たりました。

「自業自得ニャ! ハァハァ」

「・・・。」

 私とお嬢さまは睨み合いました

「次は私がやってみますわ!」ナータが手を伸ばしてきました。

「ふニャ!」

「柔らかいですわ」

「出したばっかニャから・・・」

「フターリアさまらしくありませんわ!」

「仔にゃーリアニャから・・・」

 

 柔らかいペニスを弄ばれているうちに、硬度復活。

 ネコ耳元でハァハァ言ってるナータちゃんに釣られる形で、2発目を射精させられました。

 

「これが本物の精液ですか・・・」

 ナータちゃん、手についた粘液に興味津々です。

「匂いがちがいますね・・・ペロリ。味も違いますわ」

「舐めんニャ・・・」

「その手で自分のに触っちゃダメよ。万が一があるから」

「あ、そうですね」

「さて。王女さまの身の安全のため、ファリアには女に戻ってもらいましょうか」

「そうだニェ・・・」

 

 「変容せよ、男の仔にゃーリア。

  猫の力はそのままに、生まれた姿に立ち戻り、しかるのち、ふたなりに、な~れ!」

  

 お嬢さまの呪文で、私は女体に戻りました。

 デカパイクール美少女にして侍女メイド、フターリアのボディ!

 に、ネコ耳とふたなり砲をプラスです。

 

「久しぶりのフタにゃーリア」

 ニュー・・・。私は伸びをしました。

「お待たせしました。ニャータさま」

 姿勢を正して王女さまに向き直ります。

 たぷんたぷん。ハダカのデカパイが波打ちました。

 2人の手が伸びてきて、乳を揉み始めます。

「当然のように揉むニェ」

「まあそうね」とお嬢さま。

「剣より重たいですわ」とナータちゃん。

「ニャータは、朝は大丈夫ニャの?」

「ええ。今夜に備えて、昨日はしっかり休みましたから」

「将棋勝つ前提で寝てるのよ。悔しいわよね」

「はははw」

 ナータちゃんの髪に鼻を入れて匂いを嗅ぎ、頬をペロペロします。

 キャッキャ笑ってたナータが、次第に上気して、色っぽい顔になってきました。

「わ、私1人で裸になるのは恥ずかしいので、テニスも一緒にどうですか?」

「俺もハダカニャんだけど・・・」

「しょうがないわねー!」

 お嬢さま、『よしきた!』という感じで脱ぎ始めました。

 私はお嬢さまの頬もペロペロし、フワッフワの金髪に顔をこすりつけました。

 それからナータに戻って、ハァハァ言ってる彼女の服をゆるめ、胸を撫でながら脱がせてゆきます。

 ナータちゃん、だいぶ乳がデカくなってる。

「大きくニャったね」

「言わないでください!」

「テニスも結構大きくなってるんだけどね」

「ナータの勢いには負けるわね」

 

 3人で裸になって、ベッドへ。

 1尺の長さと絶倫と早漏を誇るフターリア砲で、じっくりと楽しみました。

 ナータちゃんは遠慮してるのか、口数少なめ。緊張気味。でも感度は高かったです。

 お嬢さまのモノである私(モノじゃないよ)とセックスする・・・ってコトで興奮したっぽい。

 お嬢さまはいつも通りに皮肉飛ばしてくる・・・んだけど、割れ目はグチョグチョでした。

 珍しいね? 久しぶりだから? いや、ナータとヤッてるトコ見て興奮したか。

 

 ま、なんにせよ、美少女3人が全裸で絡み合ってハァハァ言ってる光景は最高でした。

 ああ・・・スマホがあれば・・・撮ったらバーシー王に殺されそうだけど。

 いやヌードはともかく、美少女3人の顔は永遠に留めておきたいんだけどな・・・

 

 などとナルシストなことを考えつつ。

 2人に5発ずつ射精して、その夜は終わったのでした。

 

「新たな犠牲もなく・・・私も、こうしてお手伝いができて。今回は、良かったですわ・・・」

 ナータちゃんは、そんなことを呟きました。

 彼女の頬っぺたに、私とお嬢さまは、両サイドからキスをしたのでした。

 

 いよいよ、凱旋ですな。

 

◆♀◆ 23、凱旋 ◆♀◆

 

 私たちは、夜明けに出港しました。

 王女の乗ってきたガレー艦に乗せてもらい、沿岸を西へ。

 深緑川に入って、川を遡上します。

 

 『三角城』と呼ばれる、3つの城の並ぶエリアに差し掛かった時でした。

 北東方向、アイメンカ派の城の足元に、騎兵がズラリと現れたのは。

 一時、艦内が騒然としたのですが・・・

 なんとなんと。

 騎兵の先頭に現れた、アイメンカ侯爵・ヨーセイさま。お嬢さまの父上が、こちらに手を振りました。

 

「・・・見送り?」と私。

「のようだな」とユリ。

 

 私は、侯爵に頭を下げてから、『空蝉』の指輪をはめた手を振って、お応えしました。 

 

「侯爵も凱旋式に参加なさるハズだがな」とユリ。

「ええ、そう聞いておりますわ」とナータちゃん。

「派閥のアピール・・・ではないよな」

 「控え目すぎますわねぇ」とダーリン姉ちゃん。

「娘が可愛くてしょうがないってトコか」

「・・・。」お嬢さまは手を振っています。

「・・・私の予想、当たってましたでしょう?」モリーヌが自慢しました。

「どの予想?」

「侯爵閣下が、お嬢さまを危険な目に遭わせるハズがないと」

「ああ・・・」

 

 私たちは、大きな橋の手前にある川港町でガレーを乗り換えました。

 喫水の浅い小型快速ガレーで、一気に王都付近まで移動。

 そこで初めて船を降りて、一晩泊まって時間調整。

 馬に乗り換えて、都に入ります。

 

「ブヒ~ン♥」

 ベロ~ン君も一緒です。

 彼も、一緒にガレー艦に乗ってきたんだよね。

 船で暴れるといかんから、好物をたっぷり用意しなくちゃ・・・と、馬番は心配していましたが。

 ベロ~ン君、ユリの鹿毛、モリーヌの青鹿毛、いずれも悠然として、面倒は起こしませんでした。

「船旅はどうだった?」

「ブヒィン」

「そっか。俺ら、長旅してきたもんな」

「ブッヒ」

 

 お嬢さまと私。

 ベロ~ン君に乗って、王都の中心街に入りました。

 

 時刻は、ちょうど正午。

 秋の日差しが高く輝いております。

 太鼓が鳴り、魔術師が撃ち放った大砲っぽいもの(詳細は知らん。マレーナ姉さんの『焼き討て』に似てるらしい)が郊外の空に火の花を咲かせます。

 お祭り騒ぎの王都の人々と、出店と、警備の騎兵たちのあいだを、私たちは進みました。

 先導は、3人。

 ネムリタロッカ王女殿下。

 アイメンカ侯爵・ヨーセイさま(やっぱり参加してた)。

 コノマーズ侯爵・ツクノーさま。

 その後に、私たちです。

 まずは鹿毛とベロ~ン君の2騎。ユリ&マリと、お嬢さま&私ですな。

 その後ろに、青鹿毛と白馬。モリーヌと、ダーリン姉ちゃん。

 突入に同行したアスカリア兵3人と、私の配下の戦士長たち6人が、徒歩で続きます。

 ガレー艦と優秀な水兵を出してくれたヨトンマリ伯爵は、最後尾に甘んじてくれました。

 

 歓迎っぷりは、すごかったです。

 長い街路を歩き終えた時、私たちの乗馬用ドレスには、花がいっぱいくっついてました。

 花吹雪の花ですね。紙切れではなく、本物の花びらです。

 

 お城の正面の大広場で、私たちは、演説台に並びました。

 バーシー国王陛下その人が現れて、大騒ぎの観客が静まるのを待って、こう言いました。

 

 「諸君。今日は、魔王の復活を防いだ勇者を、紹介したい。

  ──そう、魔王は、あと少しで、復活するところだったのじゃ。

  じゃがここにいる勇者が、それを防いでくれた。

  彼女たちの名を紹介しよう。

 

  まずは、ユリじゃ。アスカリア伯爵にして、勇者のユリじゃ。

  前回は魔王を討伐し、今回は魔王の復活を喰い止めた。

  この美しい赤毛の女剣士について、これ以上の説明はいるまい?」

 

 観客が盛り上がりました。「ユリさまー」と黄色い声が飛んでます。

 ユリがにこやかに応じたので、さらに盛り上がりました。

 

 「諸君が知りたいのは、こちらの美女たちの名であろう。

  『発動』と『変容』の主従。

  テニッサメイズと、フターリアじゃ」

 

 私たちは頭を下げました。

「・・・笑顔!」モリーヌが囁きます。

「は、は、はw」私は無理やり笑顔を浮かべました。

 観客はどよめきました。

 お嬢さまはニッコリ笑ってサッと手を振って見せました。

 観客はワーッと沸き上がりました。格の違いってヤツだな!

 

 「テニッサメイズは、アイメンカ侯爵の長女。

  かの大魔術博士・ティニーモノーシャさまの生んだ子じゃ。

  『発動』の天才で、魔王復活を封じる呪文を、ユリと共に唱えた。

  フターリアは、ダンゼイズ伯爵の長女。

  『変容』の天才で、人間以外のものにも化けることができるという!」

 

 バーシー王が、私たちに合図をしました。

 お嬢さまがうなずきます。

 私は・・・

 

 服を脱ぎました。

 

 乗馬用のドレスをゆるめ、足元に脱ぎ捨てます(モリーヌが回収しました)。

 ポカーンとしてる観客の前で、白いトーガ一枚の姿に。

 かなり下着に近い姿ですが・・・あと、ちょっと寒いですが。

「じゃ、行くわよ」

「カモーン」

 

「変容せよ、フターリア! 幻のドラゴンの力、翼を広げ、民を守護せよ! ──フタゴンに、な~れ!」

「がおーぅ!」

 

 びっくりする人々の目の前で・・・

 私は、およそ1.5倍ぐらい背が高くなり・・・

 ばさりと翼を広げ・・・

 ねじくれたツノを、誇り高く天に衝き上げ・・・

 白いキバを見せて、ニッコリ笑いました。

 

「ギャーン!」どこかで子供が泣き出しました。

「ありゃ」

 

 また子供に泣かれちゃった・・・。

 

「リア、テニス。こっちおいで」ユリが私たちを手招きしました。

「う、うん」

 ユリはお嬢さまと私を両手で抱きました。

 泣き叫ぶ子供、戸惑う大人たちの様子など、目に入らないかのように・・・

 お嬢さまの頬にキス。私の頬に・・・届かずに背伸びします。私が前屈みになって、キスを受けました。ユリは私のツノを撫でました。

「おお・・・」観客が声をもらしました。

 ぱち、ぱち・・・と拍手が鳴り始めました。

 次第に間隔が短くなり、歓声が混ざって、最後には大歓声になりました。

「ごめん、ユリ」

「いいさw 戦士は、恐がられるのはしょうがないさ」

 

 十分に歓声を上げさせてから、国王陛下は人々を鎮め、説明を続けました。

 マリエレジーナ。勇者の初めからの仲間。今回は魔王の懐に飛び込んで偵察を敢行した。

 モリーヌ。フターリアの侍女にして護衛。見事主人を守り抜いた。

 ツクノー。コノマーズ侯爵。勇者が必要とする戦艦を用立て、人員を派遣した。

 戦士長や、ガレー艦を出してくれたヨトンマリ伯爵も、もちろん。

 ダーリン姉ちゃんだけは、「偵察に失敗して危ないところ、フターリアに救われた」って感じで、詳細がボカされました。本人は居心地悪そうだった。・・・ま、みんな揃って死ぬバッドエンドよりはマシでしょ。我慢してね。

 

 最後に、ユリから一言。

 

「魔王について、わかったことがひとつある。魔王は、消すことはできない、ということだ」

 

 観客がふたたびどよめきました。

 復活を阻止したのでは? 魔王は死んだんだよね? というどよめきです。

 ユリは続けました。

 

 「魔王は、消すことはできない。

  倒しても、いずれ復活する。

  だが──

  私たちは、魔王に勝つことができる!

 

  それが今回わかったことだ」

 

 そして、お嬢さまと私を抱き寄せて、こう結びました。

 

 「私たちは、勝つことができた。

  我々の子供も、勝つことができるだろう!」

 

 言い終えたユリは。

 剣杖星樹のマントを翻して、さっさと演説台から降りてしまいました。

 マレーナ・ダーリン両名も続きます。

 バーシー王がうなずいたので、私たちも続きました。

 モリーヌがお嬢さまに手を貸して、一緒に降ります。

 私はぴょーんと飛んで、バサッと羽ばたいて着地しました。「ギャーン!」また子供が泣きました。

 戦士長たち、アスカリア歩兵たちも続き・・・

 王女殿下に先導されて・・・

 私たちは、お城の中へ。観客には見えないところへと、姿を隠したのでした。

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