※この作品はR-18です。

よう実 in Bクラス   作:弱虫さん

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11話 不協和音

 

「みんなおはよう。HRの前に質問を受付けるよ」

 

一之瀬が手を挙げる。

 

「帆波ちゃん何が聞きたい」

 

「はい、今朝Ptを確認したのですが6万Ptでした、理由は何ですか?」

 

「それはね、授業中に携帯やお喋り等した結果だよ」

 

「それが理由ですか」

 

「そうだよ、君たちは小学校中学校と9年間言われてきたでしょ、お喋りはダメだとね違う。この学校は実力で生徒を測ると明記されてるでしょ、高校生にもなって注意されないといけないのかな、でも入学式にこのSシステムを理解しわたし達教師と契約を交わしてPtを入手した生徒がこのクラスにいるけどね、九条くん」

 

すると一斉に視線が集まった。

 

一之瀬

「ホントなの九条くん」

 

柴田

「なら俺達に、教えてくれればよかっただろ」

 

「そうだよ」「なんで黙ってたんだ」

 

「ああ、鬱陶しいな。確かに入学式の日にSシステムを理解し1年の担任達と喋れば退学のオマケ付きで誓約書を交わし沈黙料を貰った、ならお前達に教えて俺は退学になればよかったのか」

 

柴田

「だけどよ、注意は出来たろう」

 

「そうだ」「柴田の言う通りだ」

 

「はぁーお前ら、知恵ちゃんも言ってたろう小学校中学校と9年間、何を習って来たんだ。もう一度小学校からやり直せ」

 

一之瀬

「みんな落ち着いて、九条くんそんな言い方しないで柴田くんも」

 

「なぁ知恵ちゃん」

 

「うん、何かな九条くん」

 

「そのPtを減らしたヤツ等をPtを支払えば、公開出来るよな」

 

「10万払えば、可能だよ」

 

一之瀬

「待ってください、九条くんも待って」

 

「何を待つんだ」

 

白波

「帆波ちゃんが待ってって言ってるんだから待てばいいの!」

 

一之瀬

「犯人捜しは止めてくれないかな」

 

「犯人捜しをするのは当たり前だと思うぞ、何せ俺を初め真面目に授業を受けてた人は、ソイツらのせいでPtを減らされたのだからな、知恵ちゃんAクラスのPtは幾つか教えてくれる」

 

星乃宮

「じゃあ今から発表するよ」

 

星乃宮は持って来た丸まった紙を広げ、黒板に貼った。

 

Aクラス 940

Bクラス 600

Cクラス 490

Dクラス 0  ✕ 100

 

「この数字はクラスポイント、通称Cpでコレに100掛けたのが君達に支給されるPtとなるよ。仮にこのCpがAクラスより上なら君達がAクラスに昇格してAクラスが降格してBクラスになるの」

 

 

「なぁ知恵ちゃん、俺達全員が真面目に授業を受けた場合Aクラスと同じになってたのかい」

 

「うーん、同じかは分からないけど、近くにはなれたかな」

 

「すると、俺達は毎月3万、1年で36万、3年で108万を減らされた事になるな、一之瀬コレでも犯人捜しは不要か」

 

「そうよ、九条くんの言う通りだよ」「わたしも九条くんに賛成」

 

一之瀬

「でも・・今更犯人捜しをしても」

 

白波

「そうだよ、帆波ちゃんが正しい。そう言えば九条あんた水泳の先生から500万貰ってるんだから100万位でケチケチしないでよ」

 

一之瀬

「千尋ちゃん止めて」

 

「なら白波、お前が真面目に授業を受けた生徒達全員に100万払え!出来ないなら黙ってろや!」

 

殺気を放つとクラス内が静かになった。星乃宮も少し気後れしていた。

 

「知恵ちゃん、10万出すから減少させたヤツ等の名前と減少が0のヤツ等の名前を公開してくれ」

 

星乃宮

「・・・えっ、はい公開ね」

 

一之瀬

「先生待って下さい!九条くんもお願い」

 

「ならば、一之瀬お前が全て支払うでいいんだな」

 

一之瀬

「それは・・・」

 

「そこのバカにも言ったはずだ、払えないなら黙ってろ!」

 

星乃宮

「いいのね、じゃあ「待って下さい」帆波ちゃん」

 

「一之瀬」

 

神崎

「九条、俺からも頼む公開は控えてくれ」

 

「神崎までか」

 

小橋

「わたしからもお願いします」

 

「小橋、お前は多分まともに授業を受けてた印象だ、それでもいいのか」

 

小橋

「確かにわたしは授業をちゃんと受けていました。それは帆波ちゃんも神崎くんも同じです。わたしはその減少分はいりませんから、犯人捜しは賛成しません」

 

神崎

「俺も小橋の意見と同じだ」

 

「他に2人の意見に賛同するヤツはいるのか?減少させた自覚の有るヤツは除く」

 

すると数人が手を挙げた。

 

「みたところ俺以外が犯人捜しに反対で減少分が要らないみたいだな、知恵ちゃん公開は無しに、それと一之瀬お前が俺に補填しろ」

 

白波

「帆波ちゃんが支払うこと無いよ。コイツ以外みんな要らないって言ってるんだし」

 

柴田

「そうだ、一之瀬が払う必要無い」

 

神崎

「九条、お前の言い分も分かるが、みんなこう言っている、此処は九条お前が折れてくれないか」

 

小橋

「お願いします九条くん」

 

「致し方無いか、分かった俺が折れよう」

 

神崎

「助かる九条」

 

小橋

「有難う御座います九条くん」

 

星乃宮

「話しは纏ったね、じゃあ次に行くよ」

 

星乃宮はもう一つの筒状の紙を広げ黒板に貼る。

 

星乃宮

「コレは先日行った小テストの結果ね」

 

赤のラインが引かれた。

 

星乃宮

「今回の小テストの赤点ラインね、残念だけど3人は赤点だよ。コレが本番の中間や期末なら退学となるからね」

 

一之瀬

「先生、補習は無いのですか?」

 

星乃宮

「残念ながら無いよ、学校が決めたルールだから諦めてね、それと、さっき言いわすたんだけど進学や就職の100%の恩恵は卒業時にAクラスになって無いと受けられないからね、コレも学校が決めたルールだからね。何か質問がある人はいるかな」

 

一之瀬

「Cpを上げるにはどうすれば良いですか?」

 

星乃宮

「そうね、直近では中間テストかな、最大で100上がるよ。分からなければ九条くんに聞いてね。今度の中間では退学者が出ないと信じてるからね。後の時間は好きに使っていいからね」

 

星乃宮は教室を出て行った。

 

 

 

 

 

 

 

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