※この作品はR-18です。

よう実 in Bクラス   作:弱虫さん

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12話 中間テストに向けて

 

小テストの結果の紙の1番上には、九条承太郎100、次に小橋夢85、一之瀬帆波80、神崎隆二80で赤点ラインの下に南方こずえ35、長谷川尊35、白波千尋30の3人が赤点だった。比企谷は65で中間辺り麻子とユキは75と上位にいた。

 

「(あのクソ教師、何が九条くんに聞いてだ。赤点の算出も言わないで)」

 

一之瀬

「今度の中間テストに向けて勉強会を開こうと思うんだけどどうかな」

 

白波

「帆波ちゃんと離れたく無いから、勉強教えて帆波ちゃん」

 

南方

「勉強会、参加する」

 

長谷川

「俺も参加で」

 

すると、次々に俺もわたしもと手を挙げる。

神崎と小橋が俺の席にやって来た。

 

神崎

「九条、折れてくれ感謝する」

 

小橋

「有難う御座いました。それでですね、九条くん勉強会の講師を頼めないですか?」

 

「う〜ん・・・止めとくよ。俺に教わりたく無いだろうからな」

 

一之瀬

「九条くん、そんな事無いと思うよ。わたしは九条くんに講師をお願いしたいかな」

 

白波

「こんなヤツに教わるなんて、わたしはヤダ!帆波ちゃんに教えて欲しい」

 

一之瀬

「ダメだよ千尋ちゃん、そんな事言っちゃ」

 

白波

「だってこの男、わたしをバカって」

 

一之瀬

「うん言ったね、じゃあ2人してお互いに謝ろうっか、九条くんお願い」

 

「はぁ何を言ってるのか分からない、バカにバカと言って何が悪い」

 

一之瀬

「九条くん、ダメだよ人のことバカなんで言っちゃ」

 

白波

「ほら、帆波ちゃんこんな男と話してたらクズが移るから向こう行こうよ」

 

小橋

「白波さん、貴女がいると話しが進まないから向こう言ってくれますか」

 

白波

「ふん、言われなくてもコイツの側になんていたくないから行こ帆波ちゃん、ほら早く」

 

白波は一之瀬の腕をグイグイと引っ張り、一之瀬は白波に連れられ離れた。

 

神崎

「九条、気分を害したか」

 

「まぁ少しな、人を苛立たせる女だな」

 

小橋

「すみません、九条くん」

 

「何も小橋が謝る必要は無いと思うぞ」

 

小橋

「でも凄いですね、入学式の日にSシステムを理解したのは」

 

神崎

「そうだな、水泳では世界記録をそして小テストで満点とな、だから九条、講師の件考えて見てくれ」

 

神崎と小橋が離れて行った。

 

昼休み、食堂で飯を食べていると一之瀬が1人でやって来た。

 

「此処座ってもいい?」

 

「ああ」

 

「ねぇ九条くん、もっとみんなと仲良くしてくれないかな」

 

「仲良くしてどうする」

 

「みんなでAクラスを目指したい」

 

「なぁ一之瀬、そんなんでAクラスになれるとホントに思っているのか?」

 

「なれるよ、みんなで力を合わせれば」

 

「みんなとは俺も入っているのか?」

 

「勿論そうだよ」

 

「それで俺に何の得が有るんだ、はっきり言って何処の大学にも入れる俺には、Aクラスの恩恵を受ける必要が無い」

 

「その力をみんなのために、貸してくれないかな」

 

「ギブアンドテイクって知ってるか」

 

「知ってるよ」

 

「ならその見返りはなんだ、一之瀬は俺に何を提供するんだ。まさか、見返りも無しに俺に協力だけしろと言うのか」

 

「見返りが無きゃダメかな」

 

「俺に慈善事業をしろと、ふざけてるのか一之瀬。話しにならない、俺に協力して欲しいなら何を提供出来るかよく考えて、話しを持ってこい。あっそうだ思いだした、髪飾りだったな」

 

「えっ、髪飾り」

 

「じゃあな」

 

「待って九条くん・・・髪飾りって・・なんで」

 

 

先に教室に戻り席に着いた。ギリギリで教室に戻った一之瀬の顔には困惑の色が表れていた。

白波がそんな一之瀬を心配して、俺を睨んでいた。

 

休み時間になると白波が勢いよく席を立ち俺の前に立った。

 

「なんだバカか」

 

白波

「あんた、帆波ちゃんに何をした!」

 

声を荒らげて問いただしてきた、その声に一之瀬が席を立ち上がる。

 

一之瀬

「千尋ちゃん、九条くんは何もしてないよ」

 

白波

「だって、昼休みから戻ってきた帆波ちゃんヘンだった、絶対にコイツが何かしたに違いない」

 

「おいバカ女、一之瀬は何もされて無いって言ってるぞ、決めつけるな」

 

白波

「ゔぅ゙ぅ゙バカじゃ無い!」

 

一之瀬

「もう止めて!千尋ちゃんも九条くんも」

 

白波

「帆波ちゃん」

 

白波が一睨みして戻って行く。

比企谷は冷やかな眼差しでコッチを見ていた。

 

 

放課後、ケヤキモールに行くと比企谷を見掛け、話し掛けてみた。

 

「比企谷」

 

「えっと九条だよな」

 

「なぁ少し話せるか」

 

「いいけど」

 

「カラオケ屋に行くぞ」

 

「男2人でか」

 

カラオケ屋で部屋を借りて座る。

 

「ここならある程度防音が効いている、内密な話しに最適だろ」

 

「なる程、そうだな。それで、俺に話しって」

 

「お前、Sシステム気がついていたな」

 

「・・・九条には敵わないな、そうだなある程度だ絶対に10万払うはず無いくらいだ、まさか個人の査定がクラスまで及ぶとは思わなかった」

 

「そうか、それと今度の中間テストではどうだ」

 

「そうだな、何か有るとは思っているが、それが何かは分からない」

 

「何故そう思う?」

 

「普通言わないだろ、退学者が出ないと信じてるなんて」

 

「流石だな」

 

「九条はもう知ってるみたいだな」

 

「ああ勿論」

 

「聞いたら教えてくれるのか?」

 

「今はまだ教えられない」

 

「そうか、別にいいよ」

 

「なぁ比企谷、お前なんで総武に行かなかった」

 

「九条なんで俺が総武中だと知ってる、誰にも話して無いが」

 

「雪ノ下、由比ヶ浜が原因か」

 

「・・・・そうだ、あの2人から離れたくて此処に来たんだが、まさかあの2人もとは思わなかった」

 

「そうか」

 

「揃って来た訳では無いのか」

 

「バカを言うな俺は、2人はそのまま総武に行くと思っていた」

 

「それともう一つ」

 

「なんだ」

 

「中間テストでは、何か有る事を誰かに話すか?」

 

「それは・・・聞かれれば話すと思う」

 

「なる程、了解だ。比企谷俺と連絡先交換しないか」

 

「いいぞ」

 

比企谷と連絡先を交換した。

 

「まだ、時間が有る。俺は出るが歌って行くか」

 

「いや、俺も出るよ」

 

 

カラオケ屋の代金は付き合わせたので俺が支払い比企谷と別れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

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