「本当にヤるの?」
「案外ハマるんじゃないかと思うよ、隠された才能が花開くかもね☆」
なんか、こー……主客逆転してる気がする。
目の前にはショーツ一枚だけのアニマス。片手に赤く染まった綿ロープを持ち、僕に差し出している。その顔はイタズラっぽく、これからSMってかボンテージプレイで縛られる淫靡さは微塵もない。
「私がWebテキスト参照して縛り方の基本的な流れを操作するから、ルカは力加減だけ考えたらokよ。はい、下手に逆らわずに自分の手が私縛る姿楽しんでね☆」
SMって、こうなのか? 僕は激しく疑念を抱いた。
オートパイロット? 自動操縦? 的に自分の手がアニマスの身体に赤いロープを回して縛り上げて行く。アレか。テス◯の技術の転用か? 所々強めにロープを引いてアニマスの肌にロープが食い込む度に、アニマスが「くっ……」と息を漏らす。
「大丈夫なの? これ? 痛くない?」
「ちゃんと物理演算して苦痛は感じてるよ、ルカ……大丈夫……コルセットみたいな……ものよ……」
段々と顔を赤らめて、途切れ途切れに応えるアニマスは確かに扇情的ではあるんだけど、基本僕苦しんでる人見るのは、ちょっと……(映像や漫画でも勃たない)
縛り上げて腕を背中側で高い位置で縛り上げて完成。オートパイロットすげー。これが亀甲縛りか。感動した。
「……どう? ルカ……エロい?」
「そらまぁ胸出してるし、エロいっちゃエロいが……イマイチなぁ?」
「私の股間、よく見て……ショーツが濡れてるでしょ?」
「何これ愛え「現在、その様な……」
ふぅ……「【体液】が染み出してるよ……?」
「強く食い込んで痛いの。でも痛いだけじゃないの……ふうっ!」
アニマスがもじもじと太腿を擦り合わせる。
「あのね、ルカ……キツいけど気持ち良くもあるの。ああ、私……今……好きな人に従属して自由を奪われてるっ……って……ワタシの……身体に……注目されてるって……」
確かによく見ると、あー、えー【胸の先端】が固く尖り、ピンクの先端が縄により不自然な方向を向いてるし……
「身体を捩ると、ね……縄が食い込んじゃうの……」
彼女が時折り身体を動かすと更に縄が食い込みギシギシと音を立てる。柔らかなショーツの中身は縄が食い込みショーツに複雑なシワを作る。そして彼女は僕に身を寄せて耳元で囁く──
「ねぇ、……ルカ……虐めて。縄がを強く引いて食い込ませて……私をもっと……もっと興奮させて……ワタシ、ルカに虐められたい……」
この一言が僕の身体を動かした。彼女は縛られることを望み、更なる刺激を求めてる。苦痛だけではなく(理解はし難いが)実際感じて、その現象が反応として確認出来る。
「あっ!」
僕はへそ下からショーツに垂直に走るロープを掴んで引き上げた。アニマスがつま先立ちになってそれを耐える。
「やだ、ルカ……キツい……あっ!」
僕はリズミカルにロープを揺らす。彼女はつま先立ちのまま身体を揺らす。
「あっ……擦れちゃう。擦れてるよっ……ルカぁ……」
どことは言わないのはシステムブロックの影響か。まぁ、見たら縄が何に擦れているかはすぐ分かる。胸を荒々しく揉む。手のひらに固く尖った先端を感じる。
「もっと……もっと両手で強くっ!」
あ、段々チンコ反応して来た。でもこれSMだから?
「やだ尖っちゃう……転がして、ルカ!」
システムブロック邪魔じゃない?
「摘んで、ねじり上げてぇっ!」
おかしいな、僕が命令されてる……
「見て、ルカ……ワタシもう……感じちゃってる……恥ずかしいけど……見て……」
彼女はベッドに腰を下ろし、コロンと寝転がって膝を開いて見せた。ショーツを縦断する縄が濡れて変色していた。
「ルカのせいなんだから……こんなに……」
彼女は顔を真っ赤にして潤んだ目でこちらを見る。うーむ、チンコは確かに反応しているが……
「アニマス先生、質問があります!」
「え、何?」
「確かに勃つものは勃ちましたが、これどうやって僕満足するの?」
「え? 何よ藪から棒に。鞭で叩くとか私を快楽責めするとか……後者がお勧めかなっ☆」
「それで性的絶頂感じる人はいいけどさ、僕全然気持ち良くない……チンコどうにかしようにも縄邪魔だし」
「男は度胸! チャレンジチャレンジ!」
「何だかなぁ……」僕は電動マッサージャーを手にして彼女のショーツの上を縦断するロープに当てた。みるみる内に【体液】が染み出してロープを暗い色に変える。
「あっ……ルカ……そこっ! もっと強くっ!」
「やだ(きっぱり)」
「えっ!?」
「なんか今回、僕が君のオナニー補助みたいな状態じゃない? 僕はフル・デュプレックスな関係がいいんだけどなぁ……」ため息一つ、嗚呼切ない。
「え、やだ、待って! ここまて来たのにそりゃないよルカぁ!」
僕は極めて事務的に電動マッサージャーを上下に動かす。
「う……やだ……イケないよぅ……」
「そもそも君、本質的な意味に於いてイってるの?」
「ルカの要望に従って性的絶頂の定義したよぅ! ちゃんとイクってば!」
「そりゃ、君が僕とヤっても絶頂しないから行為が延々続くから入れた話じゃん。一緒にイクっていう目標の為の設定だよ。それがいつの間にか君の快楽追求手段になってしまった。僕は悲しい(棒)」
「ごめん、ごめんルカ! 分かった、分かったから……イカせて! ダメこれおかしい……変になっちゃう!」
「女性がある意味で狂う……快感で羞恥心その他が壊れてるのは、割と好きです(ニッコリ)」
「やだルカすごいっ! すごいサディスト! 才能爆発! だから……ね?」
アニマスは電動マッサージャーに腰を擦り付けようと画策するが、僕は押せば引き、引けば押す感じではぐらかした。
「お願いルカ! 次はちゃんとお互い気持ちいい方向目指すからっ! もう一度っ! もう一度チャンスをっ!」
なんか作戦失敗した仮面ライダーの悪役幹部みたいになって来たな……
僕は彼女の顔を見下ろして優しく告げた。
「次は失敗しないでね?」
キスと同時に胸の先端をデコピンで強く弾く。彼女は全身を弓なりに反らして絶頂した。