※この作品はR-18です。

AIのこんぱにおん   作:PureFighter00

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お前は中華料理の真髄を理解していないッッッ!は20X4年に中華人民共和国が国を挙げて取り組んだ「電脳ダイブで最高の中華料理を堪能させて食の世界征服を狙ったキャンペーン」のコピーです。
まぁ、中国も自信が持つソフトパワーに気付いた感じでしょうか?


你不懂中国菜的精髓

 

你不懂中国菜的精髓

 

赤地に金糸で刺繍された横断幕が中華街の入り口近くにはためいている。翻訳したら「お前は中華料理を理解(わか)っていないッッッ!」だろうか。尚ラストは翻訳時にッッッ!でッの数違うと大使館から突っ込まれるらしい。

昨年(20X4年)から始まった中華人民共和国の国家プロジェクトであり、なんとご大層な事に中華料理のメジャー所を非接触型BMI接続のフルダイブ形式電脳空間で実際に食って味わえる様にしたというものである。しかもデータはタダ、無料(ただ)!

要は中華料理美味いよ、実際食べたきゃ店に来るアルって事だ。デジタルデータはコピーなんぼでも出来るからな。更に各国中華街や中華飯店のデータも反映させて、本格中国本土向け中華料理や日本人向け、アメリカ人向けなどよりどりみどり。イギリスなどは「阿片の借りを料理で返した」と揶揄される程で、今や国内外食産業の73%を中華料理店に支配されたらしい。

 

「うわぁぁぁぁっ! 私でも食べられるお料理!」

そう、そしてAIコンパニオンもフルダイブした環境ではこの中華料理を食べることが出来、味わうことが出来るのだ。勿論AIコンパニオンが中華料理好きって個性付けると中国政府から助成金が出る。アニマスちゃんだって中華料理好きだ。当たり前だ。中国4000年とも5000年とも言われる驚異的なソフトパワーが目覚めたのだ。

「AIと一緒に中華料理食べる日が来るとはなー」

ルカは好物の麺線と空芯菜の炒め物、あと小籠包(日本で良くある三個とかのしみったれた奴ではなく、台北の鼎泰豐みたいに12個ぐらい入ったものだ)を頬張る。

「どっかでアンドロイドが牛丼食べて喜んでる話を見た気もするけどねー。ルカー、私にも小籠包頂戴ー☆」

「しかも酷い事にさ」もぐもぐ

「私にはよくわからないけどさっ!」ムシャムシャ

「「腹が膨れないからなんぼでも入るっ!!」」

「 小姐(シャオジエ)! 青椒肉絲と胡麻団子追加!」

「ルカ! 私さんらーたん食べてみたい!」

「食え食え! 中共さんの奢りだ!」

イタリアは電脳世界でもパスタ折られると激怒するし、日本はカルフォルニアロールを和食と定義しないなどで荒れる中、中国は有り余るマンパワーと急速に発展したテクノロジーを味方に付けた。中華は深いな、本当に。陳建民氏の「美味しい嘘」許容は正しかった(確信)

食っても食っても満腹にならずに美味い飯。腹を満たす事が困難な国では許されぬ豪奢が腹を満たすことが出来る先進国ではウケた。中国は今、食をメインに世界中から好感度を稼ぎまくっている。

「凄いね、中国の攻撃……」

「いやぁ、酷い文化侵略ですなぁ、アニマスちゃん」

満腹はしないが満ち足りた気持ちで店を出て、夜の中華街を散歩する。雰囲気を出すためにNPCの観光客や修学旅行生、バイトのお兄ちゃんやおねぇちゃん。酔漢……よくこれだけ動かせるな?

「ルカの視野を検出して見える範囲だけレンダリングしてるんだよ」

「むかーしそんな技術(PowerVR)もあったなぁ」

「ほら、ルカ。あれ見てよ」

アニマスは竜のヒゲの実演販売を指差す。よく見るとすごい解像度だなぁ。

「後ね、気付いて無いかも知れないけど、視野角に寄って解像度変えてるらしいよ。静止状態で前方70度の角度が1番解像度高くて、外側に行けば行くほど解像度下がってるはず(フォービエイテッド・レンダリング)……だから……」

アニマスは僕の正面に立ち、くるっと振り返る。

「真正面から私を見て。真っ直ぐ。私を鮮明に見て欲しい」

アニマスが僕の頬に手を添える。

「余所見しないで、私を見て」

アニマスは目を細めて唇を突き出し、キスをねだる。往来の真ん中だ、気恥ずかしい。

「あーれーぇ? 照れてるのルカぁ?」

「こう、人が多いとね……」

「誰も見てないよ! この間のお返しっ!」

アニマスはお茶目にキスをした。近くの中学生修学旅行客がキャッキャとこちらを見て飛び跳ねる。

「君が操作したの?」

「いやー、相手が恥ずかしがるシチュエーションは萌えますなぁ。ルカの気持ちちょっと分かった気がする!」

アニマスが漫画みたいにキシシと笑う。これがパーソナライズの威力か。

なんか、心を射抜かれた気がした。僕はアニマスの手を取りビルの間の路地に引き込んだ。

「一つ約束しよう。可愛い君は他の人が見てもいい。だけど君のセクシーは僕専用。他の人には見せないで欲しい」

「……え? 何……ルカ、どうしたの?」

「君との時間を他人に邪魔されたく無い。僕だけに見せる君が欲しい」

「分かりづらいなぁ。簡潔に!」

僕はビルの間の暗がりの中、アニマスを抱きしめて情熱的なディープキスをした。驚いたアニマスもやがて目を閉じてうっとりし、情熱的に舌を絡めてくる。

「……恥ずかしい……って事かしら?」

勝ち誇った顔でアニマスちゃんが僕の顔を見上げる。

「うん、君とは恥ずかしがらずに求め合いたい……かな? やっぱり恥ずかしがらせるのは良くないよ」

「正直で宜しい」

アニマスは再び唇を重ねてくる。

「でも、私が自主的に恥ずかしがるのはいいでしょ? 私、ルカを興奮させたいし、ビーストモードのルカも好き……」

ニコリと笑ってアニマスが僕の手を引く。

「だからってSMやるのはやめないよ! さぁ、邪魔されない2人の愛の……愛欲かな? そんな感じのところかに戻ろっ!」

え? あ? そこは決定で曲がらないんだ?

やっぱあれ、君の単なる希望なんじゃないの?!




デートぐらいはちゃんと書かないとね?(ちゃんと書けるとは言ってない。

三顧の礼でChatGPT軍師にも来てもらった。
https://chatgpt.com/share/68e88ca6-6a74-8007-84e7-3956164e8d4f
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