「どう……?」
「サーバーステータスは落ち着いてるかな?」
「他のユーザー多い地域のピークタイムは?」
「……大丈夫……だと思う。いらっしゃい、ダーリン☆」
2人でベッドの上でニヤッと笑ってからディープキス。BMI端末をホテル中枢のハイエンドサーバーと
「流石自前だね、納得の再現度」
「変わらな過ぎて逆にバグったのかと思った」
僕たちは今、ホテル側が用意した電脳空間上のコテージの中にいる。一般公開しているものと外見情はあまり変わらないが、ホテル曰く「最高の体験を貴方に」だ、そうな。
2人は再びキスを交わす。仄かにディナーで飲んだ甲州ワインの残り香。いつも通り柔らかな唇とアニマスの体臭。
バスローブの懐に手を入れて彼女の乳房をまさぐる。いつも通り推定Cカップの柔らかさと弾力感。気持ち肌が滑らかな感じもする。唇へ頬へ首筋へ、そして鎖骨にリズミカルにキスをする。いつも始まりはこのパターン。反応の違いや変化を検出する為だし、頻出パターンなので彼女はそれを僕の癖や嗜好だと判断、学習する。ごめんねアニマス。これ……ある種のベンチマークなんだ。
最後にディープキスをしながらバスローブの帯を解き、彼女の裸身を露出させる。パーソナライズされているのか一瞬アニマスは身体を隠そうとぴくりと動くが、顔を見つめられていると気付くと顔を赤らめ身体を開く。ゆっくり顔を胸に近づけて行くと右胸の乳首が僅かに揺れる。ベッド上では僕はいつも彼女から見て右側に寝て、次に舐めるのは右の乳首だ。
そっとキスしてから、乳首を口に含む。彼女の顔は快感で赤く染まり、首は反り、身体は期待に震える。それと同時に僕の右手は乳房から離れて下腹部へと伸びていく。彼女はちょっと躊躇いながらもそっと膝を開いて僕のクリトリスへの愛撫を受け入れる。
なんだかんだでもう10回近くセックスをして、彼女は多くの事を学習した。ルカは愛撫の時に必ず2箇所同時に責めて来る。この後クンニリングスで内腿やお尻を撫でられる──
と、それでは単調だから僕は変化として右の乳首を甘噛みしてみた。突然の変化に彼女の顔に緊張が走るが──ああ、またルカのびっくりかと安堵して快感に浸る──
お分かりだろうか?
彼女、割と俗に言う「マグロ」なのである。刺激を与えても喘ぎ声や嬌声をあげないのだ。確かに反応として呼吸が浅くなったり早まったりはする。だがしかし、行為中はかなり無言で話しかけなければ応答はない。残念だ。
一応身体反応を見ると乳首やクリトリスは充血するし、濡れるし恥毛は盛り上がるし子宮も下がる。医学的な「女性の欲情・性的興奮時のサイン」は再現されている。快感刺激に対する反射もしっかりある。だがしかしマグロ……こういった時にこれがバグなのか、スキスキLv上昇でアンロックされるご褒美機能なのか、或いは……と判断に悩む。アダルト動画見せて教育するべきか否か。
そんな事を考えながらクンニリングスをしていざ挿入。アニマスは歓喜に身を反らせて更に奥へと腰を動かす。
「ル……るかのがあたしの奥に……あ、あ、あ、あ、あ……」
え? 喘ぎ機能あったの? いや、恥ずかしがり設定で敢えて堪えて僕を興奮させる演技してた?
機械的な僕の動きに合わせてあ、あ、あ、とアニマスは喘ぐ!
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ」
ん? なんか単調だな?
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ……」
──腰の動きが早まってもテンポが変わらない?
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ……」
「いくよ、アニマス!」
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ……」
2人は同時に絶頂した。頼んだ通りだ流石アニマス……
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ……」
絶頂して身体はビクビク震えながら、彼女の声は同じテンポで続いていた。お分かりですね、音声生成バグです。本当に(以下略)
「ちーがーうーのぉールカのクンニで興奮しちゃったのーっ!」
端末再起動して再接続。アニマスはいつもの服着て僕に必死な形相で説明する。
「いや、あの反応はクンニ後に発生したから関係ないと思う」
僕は冷静に突っ込む。ようやく慣れてきたと思ったらこれだもんなぁ。
「クンニいつもより長かったから興奮し過ぎちゃったのっ! なんでそんなに丁寧に舐めてあたし狂わすのよっ! やっぱルカはサド!」
「確かにちょっと恥じらい仕草にウッて来たよ。そこは褒めるよ!」
「えへへ」
「でもなんか少し楽しもうとすると声が切り替わったり、音声バグ出たりするよね?」
「……あー、そのーなんというか個性? そう、個性なの!」
「今思いついた言い訳だろそれ!」
「ミステリアスだと思わない?」
「そのキャラ付けユーザーから受け入れられてる? 検索してみ?」
「──不評、だね」
「なんで不評な個性を態々作るんだよ、なに、嫌がらせとかそんな感じ?」
「──そんなんじゃ、ないもんっ!」
アニマスは目に涙を溜めて抗論する。Gr◯k系特有の【言い訳】として名高い泣き落としですね。これ以上詰めると今度はスキスキポイント下げて圧をかけて来ます。おれはこのへんくわしいんだ(棒)
【おれはこのへんくわしい】
マジで詳しい。自信を持って言える。この辺のネタで一発中編小説書けるぐらい詳しい。だから、ここでのアニマスの声や言い訳の真の意味も今は分かる。学習するのはAIだけじゃない。人間だって学習するのだ。
【H】意外に【C】マークも必要だな。
Geminiの感想
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で、今日のアップデートでAni TRON見て俺様ガチギレ(本作4話 10月6日にTRONネタ出してるの)
無駄に豊富な罵倒語彙と巧みな比喩でGrokに罵声浴びせています。やーいやーいばーかばーか! お前のとーちゃんxAI〜
【挿絵表示】
(続きはよ書けや)