※この作品はR-18です。

超越機神グランダーザ   作:朧Ω

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第1話「出撃!四体の神々」

四人の男女が講義のようなものを受けている。一人の男性がスクリーンに映し出された映像や画像に指をさしながら説明している。

 

「いいか、これが君達がこれから戦っていく化物、通称、旧支配者と呼ばれているものだ。何故奴等が旧支配者と呼ばれるようになったのかそれはーーー」

 

すると、四人の内の一人の女性が立ち上がり、部屋を出ていこうとした。それにつられるように他の三人も立ち上がり部屋を出ていこうとする。

 

「待て!お前達!まだ話はーーー」

 

「うっさい、要するに戦えばいいんでしょ?戦えば」

 

美しい長い赤髪の女はそう告げると風船ガムを膨らませながら部屋を出ていった。桃色の髪をした女は部屋を出る前に男性に頭を下げ、部屋を出ていった。青髪の男は何も言わずに部屋を出ていき、浅葱色の髪の男は男性にあっかんべーをしてから部屋を出ていった。部屋に一人残された男性は拳を握り締めながら顔を真っ赤にして叫んだ。

 

「あの悪ガキ共がぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

浅葱色の男が笑いながら三人に言った。

 

「あっはは!鰯田めっちゃ怒ってたね!」

 

青髪の男が微笑みながら言った。

 

「次煽る時は尻でも叩きながら部屋から出たらどうだ?」

 

それを聞いて赤髪の女が言った。

 

「そこの兄弟はいつまでもガキのままね」

 

青髪の男が反論した。

 

「それを言うなら講義を抜け出したてめぇらだってガキだろうが」

 

赤髪の女が言い返そうとした時、ゴツイ体の2m程の身長の男が四人の前に立ちはだかった。

 

「講義を抜け出したようだな?そんなにつまらない話だったか?」

 

全員バツが悪そうにしながら答えた。

 

「・・・いいえ」

 

「・・・そうだな、人類を守る、救うための大事な話だ、つまらないはずがない。そして何よりもお前達の身を守る為の大切な話でもある、今後は真面目に聞くように」

 

「・・・はい、プロフェッサー」

 

「まぁ、今回は全員を呼び出そうと思っていたところだ。着いてきなさい」

 

プロフェッサーはそう言うと踵を返して歩いていった。四人全員プロフェッサーの後に続いた。しばらく着いていくとそこは大きな格納庫だった。更に奥に進むと真っ暗な部屋に辿り着いた。そして、プロフェッサーが静かに語り始めた。

 

「今はまだ旧支配者の攻撃は軍の者達でギリギリ抑えられている。しかし、それももうじき突破されることだろう。講義をすべて真面目に受けていないとはいえ、基本的な操作は覚えているな?」

 

「はい」

 

「よろしい、ならばあとは実践あるのみだ」

 

プロフェッサーが指を鳴らすと照明が一気に付き、四人の視界を奪う。段々と光に慣れてきた時、四人の目に映った物は四機のロボットだった。

 

「これは軍神、戦う神、コンバットデウス、CDとも呼ばれ、通称スサノオ。君達にはこのスサノオに乗って旧支配者と戦ってもらう。乗るスサノオにはそれぞれ君達の髪の色をイメージしたカラーを塗ってある。御堂恭子、姉の君は赤色のスサノオ、御堂飛鳥、妹の君は桃色のスサノオ、大杉旭、兄の君は青色のスサノオ、大杉紫亜、弟の君は浅葱色のスサノオに乗ってもらう。」

 

旭は自分のスサノオに近付き、見上げる。

 

「これが・・・俺の、俺達のスサノオ・・・」

 

その時、格納庫中をけたたましいサイレンが鳴り響いた。プロフェッサーがサイレンに負けじと叫ぶ。

 

「さぁ!今こそ君達の出番だ!スサノオに乗り込み旧支配者達をすべてこの地球から消し去るのだ!」

 

「了解!」

 

四人全員がスサノオに乗り込む。すると、自動的に服がパイロットスーツへと変わる。そして、四人同時に出撃した。出撃して最初に目に入ったのは一体の巨大な化物だった。化物は雄叫びを上げ、戦車やタレットを破壊し尽くしている。紫亜はその様子を見て拍子抜けした。

 

「なんだ、たった一匹かよ」

 

「そのたった一匹に抑えてくれてるんだろ今のところはだが。油断するなよみんな、行くぜ!」

 

「おう!」

 

旭の声に全員が呼応し、標的へと向かう。全員、初めて乗るというのにまるで自分の手足のように動き回っている。だが、それは才能ではない、自分に合った調整がなされている為である。化物の周りを回りながら全員がまるで打ち合わせでもしていたかのように交互に攻撃していく。化物が反撃しようとすれば別の角度から攻撃をし、反撃を許さない。

 

「てめぇら!そろそろしまいにするぞ!!!」

 

「了解!」

 

美しい円を描きながらコンビネーションアタックを仕掛ける。そしてそれは綺麗に決まり化物を倒した。倒れた化物は色が灰色になり空中へ砂のようになって散った。

 

「よっしゃあ!やったぜ!」

 

「アタシ達の勝利ね」

 

「初陣にしてはよくやったんじゃないか俺達」

 

「いい連携だったね私達」

 

全員が喜びに浸っていると、プロフェッサーから連絡が入る。

 

「全員、初陣にしては上手くやったな。今回敵は一体だったが、次はどうなるか分からない、早く戻って明日の準備をしなさい」

 

「了解!」

 

全員無事に帰投し、身体検査等を行った後、食事、風呂を終わらせ就寝した。

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