※この作品はR-18です。

芭蕉扇とカウベル   作:moriko774


原作:ファントムオブキル
タグ:R-18 ファンキル 牛
芭蕉扇が知ったマスターの趣味を全力で叶えるお話。

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コスプレ

 芭蕉扇はマスターの全てを知り尽くしている。

 

 彼の好きな食べ物はもちろん、ファッション、趣味、考え方、好みに体位のみならず、体のどこにいくつホクロがあるかなどその全てを。

 

「昨晩のマスターったら可愛かったわ~。あんなに甘えん坊になってくれるなんて。ふふっ」

 

 マスターが仕事に出かけている間に部屋を掃除していた芭蕉扇は、昨晩のプレイを思い出しながらそう独り言ちていた。

 

 至る所に飛び散った液体の痕跡から愛の営みの激しさが伝わってくる。

 

 芭蕉扇がそれらを拭き取るため、ベッドの下に目をやると本が挟まっているのを見つけた。

 

 ベッドの下にある隠された本。それが何かなど芭蕉扇でも容易に想像がつく。

 

「もうっ! 私というものがありながらこんなものを読むなんて!」 

 

 毎晩愛し合っていながら薄い本を持っている。それは芭蕉扇のプライドを傷つけるのに十分な理由だった。業を煮やした芭蕉扇にプライバシーを配慮する気など毛頭ない。即座に引っ張り出してその中身を確認する。

 

 ぺら、ぺら、ぺらりとページをめくる微かな音が部屋に響く。だが、ページが進めば進むほど芭蕉扇の表情は青ざめていくのだった。

 

 そして最後を確認し終えた芭蕉扇はがっくりとうなだれる。

 

「そんな……マスターにこんな趣味があったなんて……」

 

 ベッドの下から出てきたものを見て芭蕉扇は愕然とした。自分の知らないマスターの趣味を知った瞬間はあまりのショックで気絶しそうになるほどだった。

 

 だが、こんなことで芭蕉扇はへこたれたりはしない。マスターがそれを望むならば自分の体で魅了してあげれば良いのだ。

 

「待っててねマスター。私、あなたのためならどんなことだってしてあげるわ」

 

 芭蕉扇はそう心に誓うと必要なものを通販サイトで買い漁るのだった。

 

 

 

 

 

******

 

 

 

 

 

 週末。仕事を終えて帰ってきたマスターが玄関を開けると芭蕉扇が出迎えてくれていた。

 

「あなた、おかえりなさい」

 

「ちょ、芭蕉扇、その姿は……」

 

 一瞬狼狽えたマスターの目線の先には牛柄のマイクロビキニにオペラグローブとハイニーソでコスプレした芭蕉扇の姿だった。首には金色のカウベル、頭には牛の角を模したカチューシャまで身に着けている。

 

 普段の芭蕉扇が絶対に見せないであろう衣装にマスターは戸惑いを隠せない。

 

「い、いきなりどうしたんだ!?」

 

 マスターがそう尋ねると芭蕉扇は荷物を受け取りながらこう答えた。

 

「あなたがベッドの下に隠していたエッチな本見つけちゃったの」

 

「あ、あれを見たのか!?」

 

 狼狽えるマスターをしり目に芭蕉扇は続ける。

 

「確かに際どい内容だったわ……。でも、私はあなたの趣味を否定したりはしないのよ?」

 

 芭蕉扇はそう言うとマスターの近くに歩み寄り、顔の輪郭を指でツーっとなぞる。

 

「それどころか、あなたが遠慮してしまっていることの方が私にとってはショックだったわ。せっかく夫婦になったのに、お互いをさらけ出せないなんて窮屈じゃない」

 

「いや、でも、あの内容は……」

 

 マスターはそう言うが、芭蕉扇はマスターの口を指をあてて続きをしゃべらせない。

 

「大丈夫。私があなたの欲望を全部受け止めてあげるわ。ねぇ、あなた。あの本に書いてあったこと、やってみましょう?」

 

「……本当に良いんだな?」

 

 マスターはごくりと唾を飲み込むと念を押すように芭蕉扇に尋ねた。

 

「もちろんよ。あなたが思うままにして良いわ。それじゃあなた、ご飯にする? お風呂にする? それとも……?」

 

「ベッドに行こうか」

 

「ふふっ、そうこなくっちゃ」

 

 

 

 

******

 

 

 

 

 

 マスターは薄暗い部屋に散らばる玩具を見て芭蕉扇が本気なのだということを改めて理解するのだった。

 

 大きな立ち鏡の前でマスターは玩具に手を伸ばす。天井から吊り下がる鎖の先には手錠がついており、マスターはその手錠を芭蕉扇の手首に嵌めた。そしてゆっくりと鎖を引き上げ、芭蕉扇の両腕を持ち上げ天井に向かせる。

 

 立ち鏡には両手首を頭上まで持ち上げられた芭蕉扇と牛柄のビキニからこぼれそうな胸が映し出されていた。

 

「ふふっ、本当に牛なった気分ね」

 

「これからそうなるんだよ」

 

 マスターはそう言うと芭蕉扇の背後に立つとその胸を両手で遠慮なく鷲掴みにした。

 

「んんっ」

 

 芭蕉扇の吐息が漏れると同時にマスターは揉みしだく。マイクロビキニはあっという間にめくり上がり、桜色の乳首が露わになった。

 

「あの本を読んだってことは当然あれはやってるんだろうな?」

 

「もちろんよ。アスクレピオスに頼んで特別なやつを処方してもらったんだから」

 

「じゃあもうそろそろか」

 

 マスターはさらに芭蕉扇の胸を揉み上げる。特に乳首を摘まみ上げ搾り出すかのようだ。

 

「あっ、なんだか胸の中が張ってきて……。あっ、出る、出るっ!」

 

 マスターが一際強く摘まむと乳首から一筋の母乳が弧を描いて鏡に噴きかかった。乳輪からは噴き出しきれなかった分がじんわりと滲みだし、乳房の縁に沿って滴り落ちていく。

 

「あっ、出ちゃった……」

 

 芭蕉扇の恍惚な表情が鏡に映るが、マスターはそんなことに関心がないのか揉みしだくをのをやめない。むしろこれからが本番と言わんばかりに丹念に揉み上げていく。

 

 母乳によって張っていく胸をこねくり回し、機会を見計らうかのような手際で乳首を摘まみ上げる。噴き出る量がその度に増え、芭蕉扇の顔はどんどん紅潮していった。

 

「あなたっ……乳首そんなにつねったら……また――っ」

 

 薬のせいか乳首の感度が良くなっていく芭蕉扇。普段では感じられないシチュエーションも相まってか、太ももが次第に内股になっていき、パンツに染みがどんどん広がっていく。

 

「どうした? そんなに母乳を噴き上げるのが気持ち良いのか?」

 

「良いわ……。想像以上に気に入っちゃったかも」

 

 普段見せないマスターのS気質が芭蕉扇の昂りを加速させていた。

 

「そうか、そんなに乳を噴き出したいなら雌牛らしくもっと搾らないとな」

 

 マスターはそう言うと揉み上げる力を強める。指先が肉に食い込み、乳房が歪に変形するほどの力強さは噴き上がる量をさらに増やしていった。乳首から何本もの放物線が迸り、床を、鏡を濡らしていく。

 

「あっ、あんっ、そんなに強く揉んだら……んんっ!」

 

 一際大きく体をしならせた芭蕉扇。何度も体をびくつかせ、紅潮した顔が快楽に塗れる。足元にはパンツから滴り落ちた愛液が小さな水溜りを作っていた。

 

「乳搾りだけでイクなんて随分と感度が良いな。だったら良いものがあるぞ」

 

 マスターはそういうと近くに置いてあった機械を取り出した。

 

「パンパンに張った胸で苦しいだろ。家畜用の搾乳機で余さず搾り取ってやろう」

 

「そんなのいやよ、機械じゃなくてあなたに搾ってほしいの」

 

「口答えをするな」

 

 マスターはそう言うと芭蕉扇を突き出したお尻を平手打ちで思いっきり叩いた。ばちぃんという子気味良い音が部屋に響くと同時に芭蕉扇の口から吐息が漏れだす。

 

「んんっ! わ、私はただあなたに――」

 

「雌牛がどうして人の言葉を喋っている?」

 

 マスターは冷たい声色でそう言いながら芭蕉扇の顎を掴んだ。鋭い視線を芭蕉扇に飛ばし、言い聞かせるように続ける。

 

「しばらく黙っていてもらおうか」

 

 ギャグボールを取り出したマスターは芭蕉扇の口を開かせ強引にはめ込んだ。

 

「んーっ! んんーーっ!」

 

「早く前屈みになって地面に胸を突き出せ」

 

 搾乳しやすくするために前屈みなるようを芭蕉扇に要求する。しかし、芭蕉扇はなかなか言うことを聞かない。ぐずぐずする芭蕉扇に対しマスターはもう一度芭蕉扇の背後に回ると再びお尻を平手打ちした。

 

「んんーっ!!」

 

 赤く染まった手の型が左右の尻肉にくっきりと表れる。芭蕉扇の目元は涙が滲み、マスターの言いつけに従ってようやく前屈みになった。お尻を突き出しながら両足を広げ、さらに前屈みになって両胸を地面に突き出すという屈辱的な体勢。高飛車な芭蕉扇からは想像もできない姿だ。

 

 マスターはそれを見て搾乳機を作動させた。ガラスでできた筒状の吸引部分から空気を取り込む音が聞こえ始める。

 

 無言のまま芭蕉扇の垂れ下がる胸に吸引部分をゆっくりと近づける。そしてじゅぽっという音と共に芭蕉扇の乳首が吸い込まれていった。

 

 ガラスの筒の中に母乳が一気に迸り、白く染め上げる。それと同時にブシューッ、ブシューッという母乳がガラスの筒を叩く音が部屋に響き渡った。

 

「あっ、あんっ、んっ、んんっ!」

 

 一定の間隔で搾り出される母乳に応じるかのように、芭蕉扇のくぐもった喘ぎ声が口から漏れだす。

 

 芭蕉扇の目の前に設置された大きな鏡がその痴態を隈なく見せつけている。両胸に搾乳機を取り付けられ無様に乳を噴き出している雌牛としての姿が芭蕉扇の両目には映っていた。

 

「気持ちが良いみたいだな。ならもっと感じさせてやろう」

 

 マスターはそう言うと芭蕉扇の紐パンツを解き、お尻を露出させる。愛液でべとべとになった秘所はパンツとの間に糸を引き、物欲しそうにぴくぴくと蠢いていた。

 

 そんな熟れた肉壺にマスターは中指と薬指を突っ込ませた。

 

「あうっ!」

 

 芭蕉扇の喘ぎ声が上がるがマスターは気にも留めない。緩急をつけて抜き差しし、クリやGスポットを的確に刺激する。

 

「あっ、あっ、くっ、うぅ……っ!」

 

 喘ぎ声はさらに大きくなり膣内の締りも良くなっていく。愛液の量も増え絶頂までもう間もない。締りがきつくなったのを見計らいマスターは抽送を一気に早めた。

 

 卑猥な水音が部屋に響くと同時に芭蕉扇のくぐもった喘ぎ声がさらに大きくなる。

 

「あえっ、あっ、あんっ……。い、イクッ、イクッ! あぁっ!!」

 

 絶頂した膣内は一気に痙攣し、それに合わせてマスターの指も壊さんとばかりにGスポットを強く押し返した。

 

 秘所からは潮が一気に飛沫上がり、マスターの手と腕をいやらしく濡らした。

 

 絶頂の反動で全身をガクガクと痙攣させると胸に取り付けられた搾乳機が揺れてぶつかり合う。よく見ると先ほどより多くの母乳が出ていた。

 

「絶頂したら母乳の量が増えたな。たくさん搾るつもりだったから良いことを知った」

 

 マスターの手は緩まない。長さ20cmはあろうかという極太のディルドを取り出し、芭蕉扇に見せつけた。

 

 芭蕉扇は首をふるふると左右に振って拒むが、そんな弱々しい態度でマスターが手を止めるはずもない。

 

「んんーーっ! んっ! ん――!」

 

 涙目になっている芭蕉扇の願いは虚しく、絶頂で感度が良くなっている肉壺にディルドが根元まで一気に挿入された。

 

 最奥に届いたディルドの先端は固く閉じた子宮口に叩きつけられ、子宮を物理的に押し上げる。

 

「んおっ!」

 

 野太い声が一瞬だけこだまする。芭蕉扇の表情は涙目ながらも蕩けきっており、アクメ顔をキメながら次に来るであろう一撃を待っているようでもあった。

 

 間髪おかずにディルドは抽送され、再び一気に挿入される。

 

「んいぃっ!」

 

 どちゅっ、どちゅっ、どちゅっ。何度もディルドを往復させ、その度に子宮口を嬲るかのようにぐりぐりと押し付けていく。

 

 小刻みに繰り返される軽い絶頂を何度も経験し、その度に母乳と潮を迸らせ、芭蕉扇の膣内と子宮口はじっくりと開発されていった。

 

「よし、もうそろそろだな」

 

 マスターはそう言うと芭蕉扇の膣内に突っ込んでいたディルドを引き抜く。

 

「母乳の出は良くなったがそれでもまだ足りないな。やはり薬に頼ったのが間違いだったようだ」

 

 芭蕉扇の目の前に移動したマスターはギャグボールを口から外しながらさらに続ける。

 

「牛乳は本来子供を産んだ雌牛から得るもの。なら、それに従うべきだ」

 

 そう言ったマスターは履いていたズボンを降ろし、臨戦態勢となった肉棒を露わにさせる。先ほど使用していたディルドよりはるかに凶悪なそれが芭蕉扇の目の前に差し出された。

 

「ディルドではできなかった種付けを行う。だが、俺の息子はまだ本調子じゃない」

 

 意味深な言葉を発するマスターだが、芭蕉扇はその言葉の真意をはっきりと理解する。

 

 芭蕉扇は肉棒に顔を近づけ、舌を伸ばしてその先端を舐め上げた。そして口を大きく開けその先端を頬張る。

 

 愛おしそうに肉棒にしゃぶりつき、舐め上げ、唾液と舌を組み合わせて一生懸命に愛撫を始めた。

 

「はむっ、ちゅぱ、んむぅ……」

 

 じゅぽじゅぽと卑猥な音が部屋に響き渡り、芭蕉扇の感度はさらに高みへと押し上げられていく。肉棒から伝わる脈動をじっくりと味わい、口だけでなく喉まで使う乱れっぷりを披露していく。

 

 マスターの肉棒はさらに大きくなり、あふれ出る先走り汁を芭蕉扇が丁寧に舐めとっていく。そして完全にバキバキとなった肉棒が出来上がるとマスターは芭蕉扇の口から肉棒を引き抜いた。

 

「あぁん、もっと欲しいのぉ」

 

 もっとしゃぶっていたいのにお預けを食らった芭蕉扇は物欲しそうに舌を伸ばしておねだりした。

 

「上の口じゃなくて下の口にたっぷりと注いでやる。それまで我慢だ」

 

 だがその言葉を聞いた芭蕉扇は一気に期待に胸を膨らませた様子でにっこりと笑顔を見せる。そしてお尻をふりふりと揺らしながらマスターの肉棒が突っ込まれるを今か今かと待っていた。

 

「ようやく素直になったな。優秀な家畜は素直が一番だ」

 

 後ろに移動したマスターは差し出されたお尻を両手でがっちり掴み、愛液を垂れ流している肉壺に肉棒を添える。何度も割れ目に擦り付け愛液を肉棒にまぶし挿入の準備を整えた。

 

「お待ちかねの種付けだ。気合入れろ!」

 

「来て! あなたっ! ああぁっん!」

 

 膣内に迎え入れられた肉棒は何の障害もなくあっという間に最奥へと到達する。そこで待ち構えているのは陥落寸前の子宮口だ。ディルドの刺激によってぼこぼこに痛めつけられ、余力がない状態での本命。どうなるかなど火を見るよりも明らかだ。

 

 子宮口が肉棒の鈴口によって熱烈なキスをお見舞いされると芭蕉扇が吼える。

 

「んいぃっ!」

 

「お、今のでイったのか? 随分と具合が良いな。ずっとお預けして悪かったな」

 

 芭蕉扇の上体が起き上がり、背中が思いっきり反り上がる。搾乳機で絞られる母乳がさらに増えていく。

 

「あん、あっ、あ、あなた……もっと……もっと激しくしてぇ……」

 

 連続で絶頂したの疲労のせいで息が上がっているのにもかかわらず、芭蕉扇はおねだりをする。

 

「そんなに欲しいなら今から出してやるからな。種付けが上手くいくように、たくさん出してもらえるようにもっと腰を動かせ」

 

 それを聞いた芭蕉扇はマスターのピストンに合わせて腰を前後に揺さぶる。愛するマスターの家畜としてその精をたっぷりと注いでもらうため一心不乱に腰を振り続けた。

 

 肉と肉がぶつかり合う音がより一層激しくなり、それに伴って二人の体液の混合液が結合部周辺に飛び散っていく。床には大小さまざまな水溜りが出来上がり、芭蕉扇が体をびくつかせるたびにその面積は大きくなっていった。

 

「イクっ……またイクぅっっ!!」

 

 激しく乱れ狂う芭蕉扇の絶頂は肉棒を強烈に締め付ける。前戯の段階である程度出来上がっていた肉棒から根こそぎ搾り取ろうという意思があるかのようなうねり。もはや長時間耐えられるようなものではない。

 

 限界を感じてきたマスターは遂に本気になる。一気に速度をつけ肉棒を奥の奥へと押し込んでいく。

 

「ぐぅっ! やっぱり芭蕉扇は最高の雌牛だ! イクぞっ! 種付けするぞっ!」

 

「来てぇっ! 私の中でいっぱい種付けしてぇっっ!」

 

 一際大きな肉のぶつかり合う音が部屋に響いた。そして先ほどまで激しく動いていた二人の動きが急に止まる。

 

 いや、二人の結合部だけは激しく波打っていた。

 

 マスターの大量の精液が肉棒を通じて芭蕉扇の膣内に注ぎ込まれていく。精液が飛び出る場所は膣内でも最奥の最奥、子宮口だ。

 

 鈴口と子宮口は濃厚に絡み合い、ほとんどその先端は飲み込まれていた。脈動が起き精液が鈴口から放たれた瞬間に一滴も漏らすことなく吸い上げられていく。ごくごくと飲み込まれた精液は何の障害もなく子宮へと運ばれ、芭蕉扇を妊娠させるべく動き始めるのだった。

 

 最初に動きを見せた芭蕉扇はビクビクと痙攣し、足先から頭までその振動で揺れている。快楽にすべてを支配され、種付けを乞うことしかできないその姿はまさしく家畜だった。

 

 マスターは肉棒を引き抜く。すると飲み込み切れなかった精液がドロッとこぼれ落ち、床の水溜りと混ざった。

 

 だが種付けの精液をこぼすとは家畜としてなっていない。

 

「おい、せっかく注いだ精液をこぼすな。しっかり締め付けて飲み込め」

 

 マスターはそう言うと芭蕉扇のお尻を平手打ちした。

 

 芭蕉扇は電流を流されたように大きく体をびくつかせ、か弱い声で反論する。

 

「だ、だって、あなたをもっと味わっていたかったのにすぐ抜いちゃうから……」

 

「種付けしたのにこぼしていたら意味がないだろ」

 

「そ、それなら、こぼれた分を補うようにもう一回注ぐのはどう……?」

 

 物欲しそうな声色を上げ、マスターの慈悲をもう一度賜ろうという浅はかな考え。芭蕉扇の表情は再び種付けしてほしいという期待に染まっている。

 

 だがマスターがそんな見え透いた考えに気が付かないはずがない。先ほど使ったディルドを取り出すと肉壺に無造作に突っ込んだ。

 

「んあぁっ! そんなぁ……!」

 

「一回種付けしてもらったからって調子に乗りすぎだ。もう一回注いでほしければ言うべきことがあるだろ」

 

 マスターのサディスティックな一面。種付けを乞う言葉をその口から言えという圧力。

 

 だが芭蕉扇にはむしろそれすらご褒美だった。

 

「はい……。あなた専用の家畜雌牛である芭蕉扇がこれからずっと……たくさんご奉仕いたしますので、どうか子種を恵んでください……」

 

 両手を縛られ、お尻を突き出すように立たされ、搾乳機で母乳を搾られ、家畜としか形容できない痴態を鏡の前で宣言させられる。そんな状態でありながら、芭蕉扇はマスターの子種でもう一度種付けしてほしいと乞うた。

 

 その言葉を聞いたマスターの口角と肉棒は一気に上向きになる。

 

「分かった。家畜雌牛だというなら種付けしない理由はない」

 

 マスターはディルドを引っこ抜くと、間髪入れずに再び自らの肉棒を膣内に挿入する。

 

「また種付けするからには絶対に孕むんだぞ?」

 

「孕むっ! 孕むからいっぱい出してぇっ!」

 

 なりふり構わなくなった芭蕉扇の子宮口目掛けてマスターの肉棒は突撃する。精液と愛液が混ざりあった膣内は先ほどよりスムーズに肉棒を受け入れ、あっという間に最奥に到達した。

 

 精液を貪りたくて仕方がない子宮は完全に降りきり準備万端。誰でも簡単に落とすことができる雑魚となり下がった子宮口を肉棒はこれでもかと虐める。激しくピストンして衝撃を伝えたり、子宮口周辺をぐりぐりと抉ったり、あえて手前のGスポット付近を執拗に責めたりと様々だ。

 

 その度に芭蕉扇は大きな喘ぎ声を上げ痙攣する。ピストンの振動による体の揺れか絶頂による体の揺れか、はたまたその両方か。いずれにせよ芭蕉扇の体は家畜としてすっかり馴染みきっていた。

 

「2発目イクぞ! 雌牛の底力を見せろ!」

 

 マスターがラストスパートに入ると芭蕉扇がタイミングを合わせて腰を振る。そして一際大きい溜めを作ってその一撃を叩きつけた。

 

 再びの一瞬の静寂。あれほど続いていた喘ぎ声が鳴りやみ、二人のわずかな体の震えだけがそこにはあった。

 

 2発目の精液であってもその濃さは変わらない。むしろ最初より量も濃さも増している。そんな精液の濁流を受け止めるのはクソ雑魚と化した子宮口だ。孕むことしか考えていない子宮口は注がれる精液を手当たり次第に飲み込んでいく。

 

 すでに満タンである子宮はその体積を強引に広げることでしか解決策を見いだせない。芭蕉扇のお腹はゆっくりと確実に膨らんでいくのだった。

 

 何度も何度も交わり種付けを繰り返した結果、芭蕉扇のお腹は妊婦のように大きくなり張り上がっていた。搾乳機が取り付けられた両胸からは妊娠したと錯覚したのか大量の母乳が作られ、その全てが余すことなく搾り取られている。

 

 そんな立っていることさえやっとな芭蕉扇の膣内からマスターは肉棒を引き抜くと、用意していたディルドで素早く栓をしこぼれるのを防ぐ。

 

「おっ……おふぅ……」

 

 マスターからの責めを受けきった芭蕉扇は恍惚な表情を浮かべている。雌牛としての役割を全うできたことにご満悦のようだ。

 

「よく頑張ったな」

 

 労うマスターに芭蕉扇はわずかに体をびくつかせながらも首を縦に振って応えた。

 

「あなたの欲望……全部受け止めきれたかしら?」

 

「ここまで応えてくれて俺は嬉しいよ」

 

「ふふっ、愛する夫を受け入れるのは妻として当然の役目だもの! それに、あなたのSっ気にすっごくゾクゾクさせられちゃった。せめて1週間に1回くらいなら……またしたいわ」

 

「ありがとう、芭蕉扇。それなら次は今回より気合い入れないとな」

 

「ふふっ楽しみにしてるわ」

 

「それにしても……すごい格好だな。本当に家畜みたいだ」

 

 両胸に搾乳機を取り付けられ今なお稼働しているそれは家畜の搾乳と何ら変わらない。プレイ中にずっと搾りっぱなしだった関係上、専用のタンクには想像以上の母乳が溜まっていた。それどころか芭蕉扇の胸は依然として張っており、まだまだ止まりそうにない。

 

「そうよ、あなたが搾乳したいっていうからおっぱいがたくさん出るように調整したの。でも、せっかくだから機械じゃなくてあなたの口で直接吸ってほしいわ」

 

 芭蕉扇はそう言って上体を上げた。搾乳機が付いた両胸が持ち上げられプルンと震える。そして誘惑するように片方の乳房を持ち上げるとマスターに見せつけた。

 

 マスターは誘蛾灯に引き寄せられる虫のように近づくと、稼働する搾乳機を無理やり引きはがす。そしてシャワーのように母乳を噴き出し続ける乳首を遠慮なく咥えた。

 

 迸る母乳の奔流を口の中で感じながら乳首を吸う。

 

「あらあら、一生懸命吸っちゃって。さっきとは大違いね」

 

 まるで我が子をあやすように、乳首に吸い付き母乳を飲み続けるマスターを芭蕉扇は見つめる。

 

 しばらくそんな光景が続いた時だった。

 

 マスターは咥えた乳首を口から離すとこう切り出した。

 

「たくさん飲んだら、また元気になってきた……」

 

 芭蕉扇が目線を下半身に移すと、先ほどと遜色ないほど肉棒が屹立している。母乳を吸って得た活力なのか血管が浮き出るほどバキバキだ。

 

「もうっしょうがないわね。これならあと5回戦くらいはできそうかしら? ふふっ」

 

 芭蕉扇はそう言うとマスターにお尻を向け、ディルドが詰めこまれた肉壺をマスターに再び差し出した。秘所からはディルドの隙間から大量の愛液が滲みだし準備万端。

 

 マスターは注いだ精液がこぼれないよう素早くディルドを引き抜くと間髪入れずに肉棒を突っ込んだ。

 

 週末の夜は長い。結局5回戦で足りなかった二人は夜通し営みを続けるのだった。


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