※この作品はR-18です。

雄牛牧場   作:錆田缶

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煌君編だったり。


雄牛牧場10

「と、言う事で、踊れそう?」

「俺がこれを踊れる様になればアイドルに成れるって事ですか!?」

俺はむぎわら君からの連絡を煌君に済ませ煌君に一度ダンス見本の映像を見てもらうと、目を輝かせて何度も映像を見返す煌君がいた。

 

やる気はある様で良かった。

 

「アイドルになれるって言うより、向こうもどんな子かなぁって感じだから、上手く踊る、はそうかも知れないけどあんまり気張らなくていいからね?」

「え?はい!頑張ります!!」

むぎわら君からのアドバイスも貰って煌君は早速外で練習したい様で俺も見学として煌君についていく。

 

ダンスかぁ、高校でダンスの授業あったなぁ、俺は苦手な体育の授業を思い出して少し気が滅入る、俺は走ってる時が1番楽しかったな。

 

煌君は切り株の上にタブレットを置いて真剣に映像を眺めて手を動かし、少し感覚が掴めてきたらタブレットから距離を取り大まかに踊り始める、秋茂君と同じ位身長も高く手足の長い煌君が少し踊るだけでも此方に風がやって来て俺も少しわくわくしてしまう。

 

「でっ、出来ると思います!」

「うん、良かった、応援してる。」

「はい!」

煌君は此方に元気に挨拶をしてダンスに集中する、俺は煌君のタブレット近くに水の入ったペットボトルとタオルを置いてから邪魔をしない様にその場を去って俺も自分の仕事に戻る。

 

「悟史さーんっ!宿題終わったーっ!!」

「お疲れ様。」

のんびり畑の手入れをし、ビニールトンネルの温度を確認していると今日の分の宿題を終えた丈雄君が背中に飛びついて来た。

「うーっ!勉強って頭がぎゅっとなるねっ!」

「そうだねぇ、一区切り付いた時ってふわふわするよね。」

丈雄君はかなり集中して宿題を頑張ったのか俺の背中にぐりぐりと頭を押しつけて小さく唸る。

「悟史さんは畑作業?」

「うん、ビニールトンネルは暑過ぎても冷た過ぎも駄目なんだよね。」

温度管理や水管理にコツはいるが冬の寒さ対策をすれば植物はしっかり育つ、この時期種植えをすると収穫時期は3月4月頃だがほうれん草なら間引きとしてちょこまか収穫は出来るだろう。

 

「俺茹でたほうれん草好き」

「そうか、じゃぁ大切に育てないとなぁ」

「うん!」

「そう言えば丈雄君これからの予定は?」

「華ちゃんに遊んで貰うー!サッカーするんだ!」

「あれ?秋茂君は?」

「今日は炬燵でぬくぬくするって、なんか本?気に入ったみたいで続き読むって言ってた。」

秋茂君が丈雄君の側に居るイメージが定着していたが今日はのんびり本を読むと言う選択をしている秋茂君を微笑ましく思う。

「そっかぁ、本も増やそうか?」

「俺文字読むの苦手だから絵本?とかから始めたいな。」

「いいよ、色々読みやすい本探してみるね」

「うん!」

自分が昔読んでいた絵本も置きたいし、最近の絵本も気になる、もう少し文字が読める様になれば冒険物などの小学生が読む様な不思議な物語達も読む様になるかも知れない、共通の話題が増える嬉しさと丈雄君達の成長に心が温かくなり、俺は丈雄君と一緒に笑う。

暫くして俺達の側に来た誠華君と丈雄君は遊びに出掛ける為手を振って見送る。

 

俺も皆んなの事まだまだ知らない事多いんだよな、俺は畑作業を進めながらこれが終わったら人型牛の勉強もいいかも知れないと考えていた。

 

 

「煌君が面白い事してる!」

誠華は丈雄が足を止めて煌のヘンテコな動きに目を輝かせている事に溜息を吐く。

 

どうせ面倒な事になるに違いない、誠華は丈雄君の目線を辿って煌を見る、確かにヘンテコな動きで面白い事をしているとは思うが。

「サッカーはどうしたんです?」

「うっ、で、でもでもちょっと声掛けてくるっ!すぐ戻ってくるね!!」

だろうなぁ、と誠華は丈雄を冷めた目で煌目掛けて突っ走る丈雄を見ながら一緒に煌の所へゆっくりついて行く。

 

「煌さん何してるの?」

「ん?ダンスだ!これが踊れる様になればアイドルになれるかも知れないんだ!!」

「凄いね!」

「そうだろう!!」

誠華も一応牛舎のブラウザでアイドルという者を見た、煌びやかにキレ良く踊る人達、確かに魅せる技術はあったが誠華の舞踊の方が厳かで陽久を満足させられると余り気にしていなかった、映像で見たアイドルと比べて煌の動きはヘンテコだ、誠華にはその動きが不愉快だったし、煩い煌とは余り関わりあいたく無いと思い、早く丈雄とこの場を離れたかった。

 

「華ちゃん。」

「はぁ、見学もなんですし少し一緒に踊って差し上げたらどうです。」

最近誠華は丈雄のお願いに弱くなって来た、別に無理なお願いも無いし、ニコニコありがとうと言われるのは嫌な気分では無い、それに誰かを支えると陽久も嬉しそうに誠華を見る、誠華には陽久の穏やかな微笑みが得られるのならそれでいい気がしていた。

 

「華ちゃんも一緒に踊ろう!煌さん混ぜてもらってもいい?」

「いいぞ!!」

誠華はいつのまにか参加させられる事になり小さくため息を吐くも丈雄に優しく腕を引っ張られダンスの輪に入って行った。

 

 

「でね!華ちゃんリズムの取り方が上手で教え上手だったんだよ!!」

「そうかぁ、誠華君、煌君の事ありがとうね。」

俺は夕方牛舎にお邪魔して晩御飯を一緒に取り牛舎の炬燵部屋でのんびりと丈雄君から今日の事を聞く。

 

「で?煌は踊れたの?」

「中々出来たと思う!あと1週間練習して悟史さんに見て貰うんだ!!達也も一緒に踊るか?教えるぞ!!」

「見学だけならしてやるよ、悟史さんお茶どうぞ。」

俺はお茶を運んで来てくれた達也君にお礼を言う。

 

「ダンスも楽しかったぁ、ぴょんぴょん跳ねて足を動かすのが難しくてよく絡まっちゃった。」

「そうですね、私も足の動きは慣れが必要かと思いました。」

「華がそう言うのは珍しい」

「、、、あと少し練習すれば華は完璧に陽久様に披露出来ます。」

「ふふ、期待しているよ。」

皆んなと仲良くなさい、と陽久さんは誠華君の頭を愛おしそうに撫でる。

「陽久さん俺もー。」

「丈雄君も今日はお疲れ様でした。」

陽久さんは大きな手で2人を撫でる、心温まる光景を眺めていると達也君に服をちょいと引っ張られる。

「俺も今日仕事頑張ったんですけど。」

「達也君もありがとう、お疲れ様、これからもよろしくね。」

「はい。」

達也君も甘えたい様で俺は達也君の頭を撫でる、今日は穏やか牛舎の様だ。

 

「悟史さん、すみませんちょっといいですか?」

「ん?何」

俺は秋茂君に呼ばれて本を見せられる、指を指し示した場所のページが読めないらしくて俺は指差された漢字を読む。

「お日様、だね、太陽の事だよ。」

「おひさま、ありがとうございます。」

「いえいえ、その本楽しい?」

「まだ読み始めたばかりですけど、楽しいです。」

「そっか、良かった。」

秋茂君は静かに頷いてまた本に目線を戻す。

「俺本ちょっと苦手。」

丈雄君は耳を下げて秋茂君を眺める。

「なんかちょっと読めない所があるとどんどん読み難くなるんだよね。」

「まぁ、一理あるかも。」

確かに俺も参考書は気になる部分を調べるだけでかなり時間を喰ってしまう事がある、寄り道すると本自体に集中出来なくなると言うか、、、。

「やっぱり慣れだと思う。」

「慣れかぁ。」

「簡単な所からちょっとずつ進めるしか無いかなぁ。」

「字が読めないと仕事出来ませんよ。」

「むぅ、頑張って読む。」

達也君の言葉に丈雄君は眉間に皺を寄せるも頑張ろうと強く頷く。

「丈雄君頑張れ。」

意気込む丈雄君を応援していると炬燵部屋の扉が開いて真下さんと目が合う。

「悟史くん、ちょっといいだろうか?」

「はい。」

俺は和やかな炬燵部屋から真下さんに呼ばれ何時ものリビングに向かい合わせで座り、目の前にインク瓶の様な物を置かれる、なんだろうと真下さんの方を見上げると真下さんは真剣に此方を見て頷く。

 

「前の牧場では雌牛中心の牧場を手伝って来た、、、俺は雄牛で有るからこそ、経験は少なくとも此処の牧場でも問題なく仕事を全う出来ると思っていたが、今回、煌君に関わって自分の実力の無さに落胆した。」

「はぁ。」

 

確かに真下さんは珍しく煌君に苦戦している様に見えた、けれど思い返すと真下さんは訓練と言う訓練は丈雄君くらいしかしてない様な気もする、丈雄君は積極的に俺達に心を開いてくれるが、煌君は初めての事にかなり戸惑って緊張を中々解せないでいた。

 

個性だから余り気にしなくていいのでは?

とつい俺は頭を捻る。

 

「前回のクリスマスに誠華君の技術を知ってその高さに驚いた、以前は向こうの組織でそう言うお手伝いもしていた様だ、彼はもしかしたら将来良い訓練士になるかも知れないな。」

「確かに、そうかも知れませんね。」

 

陽久さん限定のやる気ではあるが彼は世話を苦ともしないし、性と結びつく宗教の元育っている、牛面の人達に襲われた時の手つきも気持ち悪さが勝ち俺は慌てていたが振り返れば確かに慣れを感じたし、前回のクリスマスでも誠華君のマッサージに他の事が考えられない位に熱が上がったのを思い出す。

 

「その誠華君にアドバイスを貰った、これは発情を促し、リラックス効果もある香油らしい。」

「はぁ、、、え?」

 

俺は驚いてテーブルの上に鎮座している瓶に距離を取ってしまう。

 

それって、向こうの村で誠華君に掛けられた、、、ほとばしり!?

 

「そこで、悟史君にお願いがある。」

「ま、まさか、、、真下さん?」

真下さんとなら良いかも?いや、過激になり過ぎて駄目かも知れない、俺は不安と恐怖に胸に手を当て呼吸を整える、そんな俺に力強い眼差しで真下さんは俺を見つめ頷く。

 

「あぁ、俺にこれを使って欲しい。」

「へ?つ、使う?真下さんに、使う、、、」

俺は情け無い事にそう言えば最近真下さんに対してネコしかして無いなぁと考えが一瞬横切る。

「俺も訓練を受ける側は正直なところ経験不足だ、それに達也君、煌君の訓練を見て俺は悟史君から色々学べる物があると確信している。」

真下さんの前向きで真剣な言葉と眼差しに俺は反射的に頷く。

 

「こんな自分でいいなら、精一杯真下さんの相手をしたいです。」

「あぁ、よろしく頼む。」

真下さんと俺は話し合いの緊張も溶けお互い緩やかに笑い合う。

 

 

訓練、そう、これは訓練、、、。

 

俺は牛舎の訓練室に立ち真面目に頑張ろうと気合いを入れるも、真下さんを攻められると思うとどうしても口角が上がり両手で口元を隠し深呼吸をする。

 

だって、なんか瓶の横、筆が置いてある、、、1月だから、正月らしく真下さんに書き初めって事っ!?

 

「悟史君、よろしく頼む。」

「すぅー、はぁー、、、はいっ!よろしくお願いします!」

 

俺達は訓練室の柔らかいマットの上に向き合って座りお互いに挨拶を交わし、真下さんはツナギを上の部分だけ肌けさせて、たわわな胸筋を晒す。

 

人型雄牛の特徴でもある大きめの乳頭に吸い込まれる様に目が行き俺の体の熱はグンと上がってしまう、落ち着け俺、冷静に、触りたいし、甘噛みしたいし舐めたいけどこれは訓練、心頭滅却!心頭滅却!!

 

俺は震える手で瓶を手に取り中の液体を溢さないようゆっくりと蓋を回し、瓶に筆を入れ穂先を整える。

 

「失礼します。」

一筆目、俺は穂先をそっと真下さんの乳頭に置き出来るだけ優しく、くるくると徐々に塗り広げる様に香油を塗っていく。

 

「っ、ふぅ。」

俺は筆の擽ぐったさに体を小さく動かす真下さんを見て熱が上がり血が巡ってしまう。

「ど、どうです?」

「ほんのり温かく感じるな、悟史君、続けてくれないだろうか?」

「はい。」

俺は反対側の乳頭にも筆を動かし丁寧に香油を塗りつける、もしかしたら今現在、真下さんより俺の方が興奮しているかも知れない、俺は筆の動きで形が変わる真下さんの乳首から目が離せなくなってしまう。

 

「悟史君。」

「あっ、いや、はい。」

真下さんに名前を呼ばれて俺は我に帰り慌てて真下さんの顔を見る。

「もう少し塗り広げ欲しいのだが、皮膚の薄い脇の下なんか皮膚吸収としては良い気がするのだが、如何だろうか?」

真下さんはそう言って腕を上げて俺に脇を見せてくる、筋肉が動き形を変え凹凸が滑らかに変わる、そのエロい光景に俺の思考は一瞬止まってしまう。

 

「成る程、、、失礼します。」

俺は理性と性欲を乗せた天秤をグラグラ不安定に揺らしながら震える手で筆を真下さんの脇に置き上下に優しく筆を動かす。

「っ、、、やはり擽ぐったいなっ。」

「ですよね、我慢できます?」

「問題ないっ。」

 

真下さんの我慢する声に下半身に熱が溜まるが、俺はそれを無視して真下さんの脇の凹凸に丁寧に穂先を当てて筆を動かす、次第に乗ってきた俺は脇から乳輪へ筆を動かし香油を塗る範囲を少しずつ増やしていく。

 

すると真下さんの敏感に反応する部分が見えて来る、首筋、臍や鳩尾、体の側面、反応する部分を中心に俺は筆を動かすと、腕を上げたまま呼吸を深くする真下さんの乳頭からポタポタとミルクが溢れ落ちる。

 

相手が感じている、その光景に嬉しさよりも性的興奮の方が勝り俺の体はいっそう真下さんを求める。

 

「一旦絞りましょうか?」

「あぁ、そうだな。」

俺は大きめのコップを手に取り香油で滑りやすくなった真下さんの乳首を摘み、ツルツルと滑りながらも真下さんの乳を搾る。

 

「っ、ふぅっ、、、んっ、、、はぁ、悟史君。」

「すみません、香油で滑りやすくて、痛いですか?」

「いや、その、飲んではくれないか?」

少し余裕のない熱が灯る眼差しで真下さんは俺に自分の乳を飲んでくれないかと懇願する、俺は興奮を抑える様にコップに口をつけ一気に飲み干す。

 

多分香油も少し混ざってしまっただろう、まろやかな味わいのある牛乳の余韻を舌で楽しみ、感嘆の思いでほぅ、と息を吐き、この状況に戸惑いながらも頷く。

 

「美味しいです。」

「そうか。」

真下さんは安心する様に目を細め、ニコリと微笑む。

「人型牛って、飲んで貰う事が嬉しい事だったりしますかね?」

「そう、だな、嬉しいと言うより、かなり興奮するかも知れないな。」

真下さんはそう言って繋ぎを全て脱ぎ牛柄のビキニパンツをずらし、ビキニパンツの上に乗ったふっくらと大きめの金玉その上に興奮に続きを待ちビキビキに硬くそそり立ち真下さんの腹を我慢汁で濡らすちんぽを見せつけられる。

 

「そこは、、、塗っても良いでしょうか?」

「勿論。」

真下さんは頬を染め此方を安心させる様に緩やかに微笑む。

「失礼します。」

俺は瓶に筆を突っ込み穂先に香油を染み込ませそっと根本から上へ撫で上げ裏筋と亀頭の境目をそっと撫でる様に丁寧に筆を動かし、気持ち良さにピクリと跳ね、血管を浮立たせるちんぽに思わず俺は唾を飲む。

 

舐めたい、咥えたい、握りたい、、、そう言えば訓練だったな。

 

訓練と己の欲望の境目がぼやけ、俺はそっと香油を練り込む様に手を添えて竿を優しく撫で上げ、鈴口へくるくると筆を撫で付ける。

 

「っ、、、〜っつ!ふっ、、、ぐっ。」

「凄く反応良いですね、俺の手の中で真下さんの立派なちんぽが跳ねてますよ。」

「、、、あまり誘わないでくれ、襲ってしまう。」

気持ち良さにギラギラと熱を帯びた眼差しを此方に向ける真下さんと目を合わせるだけで俺の体も熱が上がりけつ穴が思わずひくりと疼く。

 

「訓練ですからね。」

「っ、ふぅっ、、、んっ、わかってる。」

「四つん這いになってお尻向けて下さい。」

「あぁ。」

真下さんは素直に俺に大きい尻を見せつける、興奮に染まるアナルへ俺は筆を伸ばし丁寧に皺一本一本に香油が染み渡る様にそっと塗っていき、空いた手で真下さんの竿を拭く。

「ん"っ!んん"っ、ぐっ、、、はあっ。」

真下さんは気持ち良さに耐える様に体を何度も強ばらせ赤く染まる背中を畝らせけつ穴をヒクヒクと物欲しそうに動かす。

 

「良かった、気持ちいい見たいですね、直接触らせて貰いますね。」

静かに興奮に声を漏らし喉を鳴らす真下さんは此方を見ずに頷く、許可を貰い俺はテラテラと香油に濡れた真下さんのアナルに手を伸ばす。

 

柔らかく弾力のある程よく解れた肛門をそっと撫でずぶずぶと自分の中指を沈め何時もの搾乳通り、真下さんの前立腺を丁寧にふわりと優しく焦ったい刺激を与えていく。

 

「ん"う"ぅ"ぅ"っっ、はっっっ、此れは、やばいな、思ったより熱が回る。」

「休憩しましょうか?」

「ん"ん"っっ、いや、やり切ってしまった方が楽だ。」

既に香油に理性を渡し掛けているのか真下さんは俺の指を求めて自ら体を揺らし尻尾をゆらゆらと此方を誘う様に揺らす。

 

「さ、悟史君、頼む。」

真下さんは自身の肉尻を引っ張り肛門を強調して俺に懇願する、俺は興奮に声が出ず一瞬驚くが、唾を飲み真下さんの意思を汲み取り服を脱ぎ我慢に耐えていた自身のちんぽを真下さんの尻に挟み香油を纏わせる。

 

真下さんに入れるの何時ぶりだっけ?俺は真下さんの呼吸で膨らむ赤い背中を眺めて初めて童貞を失った時を思い出す。

 

あの時はがむしゃらに夢か幻か、二次元のキャラになった気分で初めてのセックスで夢中に腰を振っていた。

 

あの時とはもう違う、真下さんには気持ち良くなって貰いたい。

 

「入れますね。」

俺はそっと真下さんのアナルにちんぽを当ててゆっくり己の沈める、真下さんの中は蠕動運動が始まっており俺のちんぽを絡め取る、搾り取られる様な気持ち良さに一呼吸置いて俺はゆっくり腰を動かし真下さんの中をしっかり味わう。

「ん"ん"ん"っっ、う"ぅ"ぅ"、、、あ"っ、ぐぅっ。」

そろりと動かしているだけでも真下さんは相当気持ちいい様で低く唸り時折括約筋をきゅぅと締め刺激が増す。

「真下さん、大丈夫ですか?」

俺は自分の気持ち良さを誤魔化す為に真下さんの太いちんぽを拭きながら真下さんの様子を見る。

「ん"っ、は、激しく頼むっっ、、、お"っっ。」

真下さんは此方に快楽を求める様に体を畝らせ俺の腹にデカ尻を擦り付ける。

 

俺は真下さんの淫らな姿に思わず口角が上がってしまう。

「俺頑張りますね。」

バンッ!俺は真下さんの肉尻に思いっきり腰を当て付け、根本までしっかりちんぽを沈ませテンポ良く腰を振っていく。

 

久しぶりの雄の悦びに汗が吹き出し、体を湿らす、真下さんのけつ穴マンコ気持ちよすぎる、気持ち良すぎる、搾り取られる、、、熱くて畝ってちんぽガンガンに血液回る。

 

「う"ぅ"っ!!がっ!ん"っ!ん"ん"っ!がぁっ!はっ、あ"っ、あ"ぁ"っっ!!」

腰を振るリズムに合わせて真下さんの嬌声が耳に入り心を支配していく、もっと、もっともっと、真下さんと気持ち良くなりたい、、、俺は真下さんに仰向けになって貰い自身の足を持ち上げて貰う、真下さんに何時もされる様に俺は腰を反り真下さんの前立腺目掛けて腰を振る。

 

「はぁっ、すげぇ気持ちいいです、エッチな真下さん最高過ぎる、無茶苦茶好き、俺この眺めだけですぐイっちゃいそう、、、あ〜〜っ、やばい締まる、、、気持ち良過ぎる。」

真下さんはがむしゃらに気持ち良さに声を上げ乳首から何度も乳を溢れ出させ、自身のちんぽを拭きながらイッた体を震わせそれでも俺を求める。

 

「真下さんっすげぇイッてますね?何回目?真下さん気持ちいい??」

俺はうつ伏せになって貰った真下さんに思いっきり腰を振り、自身の愉悦を含んだ快楽を真下さんに打つける。

 

「あ"ぁっっ、やばいかもっ、真下さん?俺っイッちゃいそう、真下さんのトロトロケツマンコに精子搾り取られそう、、、思いっきり出しても良いですか?」

俺は訓練なんて言葉を忘れて真下さんを貪り喰う、あぁ、やばいイく、気持ち良すぎて金玉空になるまで精子出す、真下さん孕ませられそう、、、全部っでっっっ。

 

俺はちんぽの刺激を最大限にして真下さんのケツマンコに精子を全て注ぎ込む様に射精し、奥まで精子が入る様にぐりぐりとちんぽを中に押し付ける。

 

満足しながら射精後のドクドク感を味わいつつ、少し荒くなってしまったのは香油の所為のか、敏感になったスケベな真下さんを見たからか、、、俺はどちらか分からず、ぼんやりとしたままゆっくりちんぽを引き抜き、俺の精子をトロリと溢す真下さんのけつ穴を眺める。

 

尻がデカい、最高。

 

「真下さん?大丈夫ですか?」

「ん"んんっっ。」

俺は香油と精子が混ざった真下さんのけつ穴に指を入れくいくいと外側を押して中を刺激する、ゆっくり上がる真下さんのお尻の間からいやらしく垂れ下がった金玉と竿がチラリと見え俺は真下さんの袋とちんぽを刺激しながら尚もけつ穴を刺激する。

 

「ん"っふっっ、ん"ん"っ、はっ、ん"っっ!!」

「真下さんも出しましょうね。」

俺は大胆に真下さんのちんぽを拭いて射精を促す、真下さんは気持ち良さに喉を鳴らしてビュルビュルと精子を思いっきり噴出させ、酸素を目一杯吸い込む。

 

この人と俺恋人なんだよなぁ、そんな多幸感に満たされながら俺は真下さんを褒め尻を撫でる。

 

 

「香油は、、、潮吹き訓練並みに辛いかもしれん。」

真下さんを休ませつつ片付けを終わらせ、少し落ち着いた俺達は感想を言い合う事になった。

「気持ち良くはあるんですよね?」

真下さんは神妙な顔で頷き香油を見つめる。

 

「俺には合わん、、、と言いたい所だが、所詮気持ち良さが分かっていないのかもしれないな。」

「ご、ごめんなさい。」

気持ち良く無かったって事?俺は真下さんに下心のみで接してしまった自分を責める。

 

「あ、いや、十分気持ちよかった、それは本当だ、ただ、何というか、快楽を辿るのが難しいと言うか、前立腺の気持ち良さとは違う気持ち良さが襲って来るんだが、快楽の波が小さくて焦ったいと言うか、、、。」

「あぁ、メスイキは難しいかも知れないですね。」

 

イクにも色々ある、ちんぽでイク、前立腺でイク、乳首でイク、そして挿入の気持ち良さでイク。

 

アナルの気持ち良さは前立腺でイク射精に近い快楽のオスイキ、擦っていると全体が気持ち良くなっていくメスイキがあり、メスイキは快楽の強弱の幅が広いし、気持ちの問題もあると言う。

 

俺も初めての頃はネットなどで情報を読み漁ってイキの違いがある事を知って頭を悩ませた事もあるが、、、まぁ、その頃自暴自棄だったし極めようと必死に、、、うん、閑話休題。

 

取り敢えず真下さんはけつ穴でメスイキ経験が少なく戸惑って居るんだろうと思う。

 

「気の持ち様だったりするそうですよ。」

「気の持ち様?」

「受け身の心って言いますか、弱さを曝け出す?みたいな、実際俺が色々しらべてた時は女性の格好をするとイキやすいなんて情報も見ましたし。」

「女装か、、、。」

俺は一瞬真下さんの女装姿を思い浮かべるが世界を征服出来そうな女子が頭に浮かび頭を振ってその想像を追い出す。

 

下着とかだったらギリ興奮するか?だったらボンテージの方が興奮するかも。

 

「真下さんは、その、俺がタチするのイヤですか?」

「それは無い、俺も案外家畜の才能が有るのか悟史君が色々言いながら俺に腰を振ってくれるのは中々に興奮した。」

 

俺は自分が何を言ったのか言葉の数々を思い出して恥ずかしくなり真下さんの顔が見れなくなり両手で目元を隠して地面に蹲る。

 

「真下さんが、スケベ過ぎて、、、すみませんでした。」

 

あんなん生で見せつけられたら理性保ったまま訓練なんて無理だって。

 

 

次の日、少し時間に余裕が出来たので誠華君に香油の成分について聞いてみる事にした。

 

「あぁ、牛の精子は使っておりません。」

「え?そうなの?」

「えぇ、血行促進にローズマリー、生姜、そしてリラックス効果のあるカモミールを配合した唯のマッサージオイルです。」

「ほとばしりじゃ無いって事?」

俺の驚きの顔を見ながら水晶の様に透き通った瞳で誠華君はコクリと頷く。

「あれは強力ですし、依存などの副作用も有りますので、調合バランスが難しく材料も手に入り難い物ですから。」

「そ、そうなんだ、えっとありがとう。」

「いえ、牧場主様も不眠や食欲不振などありましたら調合させていただきますよ。」

「今は、大丈夫かな?ありがとうね。」

 

あれ?香油って唯のアロマオイルだったのでは?でも真下さんとても敏感だったけど、、、もしかしたら元々感度が良いのでは?ネコの才能があるのでは?

俺は誠華君にお礼を言って、真下さんのスケベに乱れに乱れた姿を何度も思い出しながら足元軽くふわふわと畑作業へ向かった。

 

 

達也は仕事の質問をしに真下を探しているとぼぅと突っ立っている秋茂を見つける。

 

同じ陰の者ではある彼だが、劣等感など無く攻撃性など皆無で煌と同じくらい大きい、達也とは別の部類の陰キャと判断して余り関わらずにいたが何を思ったか興味本位で今日は声を掛けて見る事にした。

 

「何してんです?」

「ん?なんか、動いてる?」

秋茂の指差す窓の方を見てみると、手を打つ誠華の前で丈雄と煌が体を動かしている。

「あぁ、ダンス練習してますね。」

自分はあんな変な動きはしたくないと冷ややかな目で達也は3人を見る。

「ダンス?あぁ、アイドル?」

「らしいですよ?もしかしからアイドルになれるそうです。」

 

正直達也はリビングで見た煌びやかな映像を見て、煌には無理だと思ってしまった、いや、何処か失敗し続けて自信を無くして大人しくなって欲しいとも心の奥では思っていたのかも知れない。

 

達也が煌に思う気持ちは複雑だ、勝手に考えを押し付けるバカ、正しいと突き進むが周りは煌の事をバカにしている事に気付かないバカ、それでもバブかれた仲間という点でどうしても煌を完全に切り離せない自分がいた。

 

失敗して何処にも行かずこの牧場で何にもなれない牛として一生を全うすれば良いのに、達也は陰キャの猛威を心の中で精一杯に暴れさせながら明るく楽しそうな3人の前に分厚い壁を置く。

 

「ダンスって難しいかな?」

「慣れなんじゃないですか?」

「、、、見に行こう。」

「いや、俺、、、。」

秋茂は達也の事を見ずにそのまま外へ向かい歩く、達也も与えられた仕事も真下への質問も緊急性が無い事を思い大袈裟なため息を吐きながら秋茂について行く。

 

秋茂は寡黙だが、達也より大きく体格も良い、そして体の傷があちこちあり、秋茂がもし自身に対して怒ったら如何にもならないだろうと、達也はさりげなく秋茂を自分より

上に置いていた、結局自分が此処でも1番下なのだと達也は思い太陽の光に目を顰める。

 

「秋茂さん!一緒にやろ!」

「やり方わからない。」

「俺少し教えられる様になったよ!」

「達也も来い!引きこもってばかりで体に悪いぞ!」

「うっせ、仕事してたんだよ。」

「達也君も踊ろーっ!これすんごく難しいからアドバイスちょーだい!!」

 

達也はやっぱり丈雄が嫌いだ、けれど何時の間にか呼ばれれば側に行ってしまうし、会話をしている最中は嫌悪も苛立ちも湧かない、離れて1人になる時に初めて溜まった鬱憤が吐き出される様にして体が震えてしまう。

 

もう丈雄に対してどう向き合えば良いのかわからないまま流されていた。

 

 

「?全然わかんない。」

「えー、華ちゃん。」

「最初は雰囲気だけ出来なくて構いません、動かせる所だけ動かして、慣れてきたら細かく直しましょう。」

「煌君と俺の後ろで真似して貰えればいいかな?」

「それでいいと思います、そもそも皆んなアイドルになる訳じゃ無いのですから、軽いお遊びと思って構わないかと。」

 

誠華にそう言われて丈雄はピカピカな笑顔で2人に笑う。

「じゃ楽しむ感じで遊ぼうっ!」

秋茂は素直に頷き、達也は秋茂と一緒に煌と丈雄の後ろに立つ。

 

軽快な音楽に何故か腹が立ち、機敏に動く2人に対してよくわからない動きをする自分が嫌になる。

 

何やってんだろ俺。

 

「???」

チラリと横を見ると秋茂は足も動かせず何度も首を捻りながら2、3遅れて手を動かしていた、ヘンテコ仲間がいなかったらめげていた、もしかしたら自分だけ踊れず馬鹿にされ除け者扱いされていたかも知れないと思うと少しだけ気分が落ち着く。

 

「秋茂さん大丈夫?」

「よくわからない。」

「俺も最初そうだったーっ!」

「俺はかなり形になって来たぞ!」

 

賑やかな会話をぼぅと聞いていると達也は丈雄と目が合う、ニコリと笑って前を向いて踊る丈雄の後ろ姿に自分とはなんだろうと考えてしまう。

 

嫌なのに流されてしまう、楽しくないわけではない、除け者にされたくも無いし、馬鹿にされたくも無い。

 

もう何もかも分からない、そんな重く、足元に力が入らない体を周りの雰囲気で動かす、早く終わらないかな、と達也は寒空をチラリと見上げた。

 

 

「えー、結果発表!!ダラララララララ、、、」

俺達は牛舎のリビングに集まって緊張しながらむぎわら君の時々縺れる長めのドラムロールを静かに聞く。

 

「えー、グループアイドルは難しそう!だそうです!」

 

むぎわら君の言葉に皆んなで息を吐き、各々反応を示す。

 

「アイドルには、なれない。」

「まぁ、うちの会社では素養を見出せなかったみたいで、す、が!!フィジーク系モデルやってみないかって打診来たけど、如何?」

煌君が眉と耳を下げ残念そうにテレビ画面に映るむぎらわマークを見るが、むぎわら君は新しい提案をする。

 

「フィジークって、ボディビルみたいなやつだっけ?」

俺は曖昧な自分の知識に頭を捻らせながら何処でこの言葉を聞いたのか思い出していた。

 

「そそ、ようは肉体の綺麗さを競う競技?なんだけど、大まかにボディビルは筋肉量、フィジークは海が似合う爽やかボディだそうです。」

「海が似合う、ねぇ。」

「フィジークはサーフパンツで出場、ボディビルはブーメランパンツで出場、ここからもフィジークが海って感じだよね。」

「そうだね?まぁ、それで、人型牛用の健康食品、特に肉体美系の広告モデルとしてまずは如何ですか、と。」

 

煌君のアイドルになりたいと言う希望は単純に言えば承認欲求を満たす為の事だ、けれどこれは人型牛の未来にとって重要な道の1つになる可能性も持っている、俺は希望を持って煌君に向き合う。

 

「煌君、広告モデルってわかる?」

煌君は分かりやすく横に首を振る。

「これを食べると健康になりますよーって多く人に宣伝する選ばれた人の事だよー、注目度や人気によって色んな道が開けるだろうし、アイドルっぽい活動も出来るかもよ?可能性があるってだけだけど、チャンスではあるよ?」

 

「皆んなに見てもらえるって事ですか、、、。」

煌君は少し考えてから大きく首を縦に振る。

「やります!!むぎわらさん!!よろしくお願いします!!」

「りょーかーい、じゃ、報告は任せて下さーい、お返事はちょっと待っててね、じゃぁ僕はこれで失礼しまーす。」

 

むぎわら君は連絡を切るとリビングに沈黙が流れるが丈雄君が凄いね、と小さく言葉を溢す。

 

「此処じゃ無くて外でお仕事しに行くかも知れないんでしょ?色んな人に会えるんだよね?」

「そうだね?」

向こうが採用してくれれば、むぎわら君の話的にはほぼ確定に近い雰囲気ではあったので明るく物事は進むと思う。

 

「煌さん凄いね!」

「おう!!丈雄や皆んなが手伝ってくれたお陰だ!!、、、あ"り"がどう"っっ。」

いつも通り大きく元気な声で喋っていた煌君は途中で涙ぐみぐしゃぐしゃと泣き崩れてしまう。

 

それに丈雄君や誠華君、秋茂君はなんとかしようと煌君の周りに集まる、煌君もここに来て打ち解けられる仲間が増えた様だ。

 

俺はふとぼんやり煌君達を見ている達也君が目に入り達也君の側に座る。

「達也君は寂しい?」

「あ、、、特に?」

「そっか。」

達也君と煌君の元居た環境、2人の関係、それを踏まえると達也君の今のセリフは可笑しくは無い。

「そう言えば達也君も踊ってたよね?どうだった?」

「、、、まぁ、思った以上に上手く出来ませんでした。」

「そっか。」

「あんま無理しなくっていいっすよ。」

会話の拙さに達也君はこっちを気遣ってくれる。

「うん、ごめん。」

「あっちに行ったらどうです?」

「ん?それは良いかなぁ、俺見守る方が好きだから。」

「はぁ、そう言うもんですか。」

「うん、そんな感じ。」

 

俺達は会話を止めてのんびり会話を楽しんでいる皆んなを見守る。

 

「達也ぁっ!!俺達離れても友達だからなっ!!何か困った事が有れば何時でも相談に乗るからな!!」

「無い無い、って言うか、通いかも知れないじゃん、浮かれ過ぎんなよ。」

「ずっ、ズビッ、そうだよなっ!!離れたって何時でも会えるさ!!」

 

話聞いてねぇ、と小さく呟く達也君の声を聞いて2人の関係に微笑ましくなる、俺は近くのテッシュを煌君に渡して涙を拭いてもらう。

 

「悟史さんもありがとうございました!!俺向こうでも頑張ります!!」

「うん、応援してる。」

頭の中では既に人気者になった自分がいるのか確信を持った力強い瞳で此方を見る煌君に俺は微笑む、俺はまっすぐに進み続けるこの子に何が出来るだろうか、親ってこんな気持ちなのかな?ぐんぐん進んで行く煌君に丈雄君とは違う眩い光を覚え、俺は煌君の幸せを願う。

 

 

次の日、昼頃にはむぎわら君から連絡が来て早々に、煌君とワープゲートを潜りむぎわら君が勤めている会社へ向かう。

 

「悟史くーん、あけましておめでとう!」

「えっと、あけましておめでとう?」

確かにまだ一月だけどそれももう下旬、既に声での正月のやりとりはしていた事も含めて反射的に応えてしまった俺は微妙な気持ちになる。

 

「あ、此方今回の企画担当件プロデューサーの小野さん」

「初めまして、モウモウシャイン部門、広告マネージメントの小野遥香と申します。」

「ご丁寧にありがとうございます、酪農家の藤原悟史です、この度は煌の件を引き受けて頂きありがとうございます。」

 

俺はむぎわら君が紹介してくれた女性と名刺を交換する、唯の酪農家なので挨拶に不安があったが小野さんの後ろに立つむぎわら君が頷いてくれてそっと息を吐く。

 

「で、煌君紹介してあげて」

「はい、此方がうちで管理している煌君になります。」

煌君は予定通り俺の横に立ちしっかりと頭を下げる。

「初めまして!!煌です!!よろしくお願いします!!」

 

此処のワープゲート出入り口は天井が高いスペースで煌君の声が良く響き、むぎわら君が驚いて軽く声を上げる。

 

「初めまして煌君、映像より身長も高いし、手足の長さのバランスが良いですね。」

「ありがとうございます!!」

小野さんは煌君に動揺もせずニコリと微笑み煌君に優しく対応してくれる。

 

「じゃ、小野さん後は頼みました。」

「はい、お任せ下さい。」

 

むぎわら君と小野さんは挨拶も終わりと切り上げる空気になっている、煌君はこれから暫く芸能事務所のモウモウシャインの小野さんに引き取られ様子を見て行く予定になっている。

 

煌君とは此処でお別れか。

 

「それじゃ煌君行きましょうか。」

「はい!!悟史さん!!俺ドンドン立派になるから!!皆んなで俺の事見守っててくれよな!!」

「うん、皆んなで煌君の活躍を見守ってるね、頑張って行ってらっしゃい。」

 

煌君と小野さんが去った広い空間は先程の賑やかさと反して静寂さが戻り寂しさを覚える。

 

「え?大丈夫、大丈夫、本人が希望すれば帰省も有るし、一応どんな事しているかの報告は逐一データ取るから何時でも閲覧可能で僕も纏めて君に煌君の事送るから、そんな寂しい顔しなくても。」

「、、、俺そんな寂しい顔してる?」

むぎわら君は何とも言えない顔で口を開けたまま無言で頷く。

「で?どうする?こっちで一緒にお昼食べてもいいし、そのまま帰宅でも全然大丈夫だけど。」

「帰るよ、まだやりたい事残ってるし。」

「相変わらず働き者だねぇ。」

 

俺はむぎわら君と別れてワープゲートを潜るとあっという間に景色は自宅に戻る、家の外から丈雄君達の明るい声が聞こえ訳も分からず余計に虚しさと悲しさが込み上げてしまう。

 

「別に加工されに行くわけでも無いのに、やっぱ俺にとって急所なんだなぁ。」

 

俺はその場でしゃがんで手で顔を覆い隠す、昼の明るさから一転、手の中の暗闇を見つめ俺は何度も見てきた乳雄が肥育農家のへ旅立つ姿を思い出す。

 

本当は酪農家とか関係ない、側にいて欲しかった。

 

安心できる場所、可愛い子牛達、愛情がない訳無いじゃないか、、、。

 

俺は頭の隅で煌君は違うと理解しつつも、初めて別れを知ってしまった時に去り行く子牛の記憶を何度も思い出し心がチクチクと痛むまま暫く動けなくなってしまった。

 

 

夕方、搾乳も終わり俺は自宅のリビングに座りぼぅっと空間を眺めていた、右に真下さん、左に丈雄君と言う少し懐かしくも感じる3人で大きめで余裕のあるソファーにぎゅうぎゅうに身を寄せ合い座っている。

 

今、この時間が泣きそうに成る程温かい、こんなに温かいのにどうして俺の中で大きな空洞と化した寂しさは一向に小さくならないのだろう?

 

俺は目を閉じ2人の体温を感じながら何もしない時間を暫く過ごした。

 

 

「ごめん、心配かけた。」

「全然良いよ、俺側にいて良かった?」

「うん、ありがとう。」

ソファーに寝転ぶ俺のお腹の上に顎を置く丈雄君に感謝を込めて目一杯頭を撫でる。

「悟史くんがそんなに煌君に思い入れがあるとは思わなかったな。」

頭の上、俺の隣に座る真下さんは俺の顔を撫でる。

 

「まぁ、実際の所そうなんですよね。」

煌君との関わりはとても短かったし、トレーニングは真下さんがメインで、寧ろ良く関わっていたのは丈雄君達の方で間違いない。

「なんか、販売とか出荷って俺毎回落ち込む癖があって、煌君との別れてでも無意識に反応しちゃったんだと、多分?」

 

その度に容赦なく牛肉が食卓に並ぶ家だったけど。

 

「搾乳する牛販売しちゃうの?」

「えっと、雄牛はお乳が出ないから食肉用の肥育素牛として肥育農家に販売されるんだよ。」

「ひいくもとうし?」

「肥育ってのが、食用にする為に育てるって意味だよ、それの素となる牛で、肥育素牛。」

「そっか、祖牛って雄は食用になるんだ。」

「家畜の場合だけどね。」

俺は丈雄君に残酷な話をしてしまったな、と謝ると丈雄君は真剣に考えたまま首を横に振る。

 

「俺は悟史さんと一緒に入れて嬉しいから大丈夫、それに悟史さんがその事に傷ついているなら俺側にいたい。」

「ありがとう。」

丈雄君はそう言って俺の胸に頬をつけて引っ付く、俺はその温かさに丈雄君の頭を撫でる、弱さを見せても馬鹿にされない、否定されない、置いていかれない、その有り難さに視界が歪みそうになるのを耐え話題を変える。

 

「丈雄君の頭は角跡無いねぇ。」

「角跡?」

「人型牛牛は改良によって角が無くなっていったからな、俺は少しだけコブみたいな名残りがあるぞ。」

そう言って真下さんは前屈みになり丈雄君に頭を触らせる。

「?あっ!ん??有る!固いコブ2つある!」

丈雄君は驚きながら真下さんの頭を興味深そうに触り自分の頭を確認する。

「俺には無いね、ツルツル。」

「俺の時代では小さな角持持ちはちらほらいたんだがな、丈雄君の代はほぼ居ないと言っていいと思う。」

 

乳牛の牛もツノが無いと思われがちだが、実は角はある、角が大きくなった時にストレスで仲間を傷つけない様酪農家が子牛の頃に角に処理をする。

 

生後1週間以内に生え際を焼くか、生後3ヶ月から12ヶ月の間にツノを切り、切り口を焼いて角の成長を止める。

 

人型牛の場合角の大きさで骨が歪む事や、室内管理の難しさなどで縮小傾向に品種改良が行われ、今現在角あり牛は珍しいと言われる迄に数を減らしていっていると言う。

 

「陽久さんの代より上なら角あり牛もいただろうな」

「へー、今度みんなの頭触らせて貰おっ!」

 

人型牛は品種改良の研究が1番議論されている事であり、雌牛中心のこの世界では雌牛への趣向全開な論文が多々ありその分情熱的に詳細でページ数も多い反面感情温度を感じない簡易的に纏まった基礎や歴史についての情報はそれと比べてとても薄い。

 

最近その分類に目を通していたのだが、丈雄君の体は日焼けではなくそう言う遺伝子組換え及び品種改良によって出来たもので、雄牛でも女性の様な上下ビキニ柄の日焼け後の様な模様の子もいれば、品種改良の過程でマダラ模様になる場合もあり、割合データを見るに丈雄君はかなり奇跡的な模様だった事を最近知った。

 

本当、人は何処までも強欲である。

 

「角あり牛ってどんなツノ?」

「ん?小さいのから大きな物まで見た事があるぞ。」

真下さんはそう言って鬼のポーズの様に人差し指を立て頭に乗せたり手を広げ大きさを表したりする。

「おっきい角かぁ、かっこいいだろうなぁ。」

「そうだな、昔の雄牛の方が体格の良い牛が多かったから見た目にも迫力があっただろうな。」

 

大きい角の雄牛、その存在のお話をすると祖父母の昔話を聞いている感覚になる、昔の人型牛牧場ってどんな感じだったんだろうなぁ、俺は陽久さんの様な体格の良い色んな人型雄牛がのびのび暮らしている牧場を思い浮かべて微笑む。

 

逞しい男性に挟まれてみたい、いや、もう挟まれてるか。

 

「悟史さん元気でた?」

「うん、真下さんも丈雄君もごめんね、ありがとう。」

「幾らでも甘えてくれて構わないぞ。」

「そうだね、悟史さんもーっと甘えていいんだよ。」

「う、うん。」

2人に心配を掛けて側にいてくれた事に謝罪と感謝を述べると、2人の空気がゆっくり艶やかなものへ変わりよく見る捕食者の様な顔つきで此方を見下ろす。

 

あ、喰われる。

 

 

「あっ待った。」

「待った無し。」

「ん"んう"っ。」

俺はズボンを下着ごと降ろされ柔らかいまま丈雄君にちんぽを咥えられ弄ばれ、真下さんに服を託し上げられ胸を触られながら口の中を蹂躙される。

 

酸素が足りなくなり体がふわりと熱を帯び始めると共に丈雄君の口の中で育った俺のちんぽは丈雄君に吸われながらずるりと外気に触れる。

 

「ふーん、俺上手になって来たと思うんだよねぇ。」

丈雄君は嬉しそうに唾液に塗れた俺のちんぽをゆるゆると撫でて情欲を唆らせる。

「ははっ、悟史君真っ赤だな、トロリとした顔が美味しそうだ。」

真下さんは俺の顔を愛おしそうに撫で胸を揉み乳首を弄られる。

 

「俺ね、先っちょチュウチュウされながら竿触られるの好きなんだ、悟史さんにもしてあげるね。」

丈雄君は俺の亀頭に舌をちろりと合わせて誘う様にそう言って鈴口に唇をそっと当て優しくちゅうちゅうと刺激を与え竿を拭く、俺はその気持ちよさに声を抑えて体を震わせる。

「それじゃぁ、悟史君は俺のちんぽをあげような。」

丈雄君からの甘い刺激に耐えていると真下さんのちんぽが俺の顔につけられて思わずその臭いに口を開け真下さんのちんぽに舌を伸ばす。

 

真下さんのちんぽに舌を当てると完全にスイッチが入り俺は気持ち良さに体を畝らせながら真下さんの雄牛ちんぽを頭を動かし懸命に味合う。

 

丈雄君も興が乗って来たのか俺のちんぽを咥えじゅぽじゅぽと唇でカリ首を跳ねる様に小刻みに刺激し俺のちんぽを射精へ導く。

 

「イキそうだな、悟史君、丈雄君の口は気持ちいいか?」

俺は真下さんに少しいじわるな声音でそう言われ真下さんの太く硬くなって来たちんぽを咥えながら頷く。

 

「そうか、それは良かった、今日もコッテリ悟史君を甘やかすからな。」

そう言って真下さんは俺の口まんこを使って自分の腰を動かし俺の左乳首を引っ張りコリコリと刺激を与える、熱がガンガンに上がる中俺は真下さんのちんぽを必死に吸い、真下さんのちんぽを必死に舌で撫で刺激を与える。

 

「っっ〜〜〜っ!!!!」

俺はとうとう丈雄君の口の刺激に耐えられず体を強ばらせ丈雄君の口の中に精子を解き放つ。

 

「悟史さんいっぱい出たねぇ。」

丈雄君は口からタラタラと俺の精子を溢し俺のちんぽへ掛け俺の方足を曲げてそっと俺のけつ穴を撫で始める。

 

「最初は丈雄だな。」

「その後真下さんいっぱい何でしょ?じゃ俺もたっぷり注ぐ〜。」

「余りにも長いと交換だからな。」

「はーい。」

真下さんは俺の口からちんぽを引き抜き俺の手を取り自分の手を重ね自分のちんぽをゆらゆらと擦る、ぼんやり気持ち良さに浸っている俺と目が合うと嬉しそうに口角を上げて頭を、顔を撫でられる。

 

「悟史さんいい?」

「いいよ。」

準備は整った様で丈雄君は俺のけつ穴にちんぽを擦り付け俺は堪らず足を曲げて腰を突き出す、ゆっくりヌッポリ沈む丈雄君のちんぽにゾクゾクと体が震え気持ち良さに今か今かと期待する。

 

丈雄君は俺の両膝に手を付けリズミカルに腰を振る、丈雄君のちんぽは俺の前立腺を何度も擦りその気持ち良さに俺は目を閉じて甘受する。

 

「っあ"ぁ"ぁ"ぁっ、、、やばっ、はあっ、んっ。」

「悟史さん気持ちいい?気持ちいい?」

「気持ちっ、気持ちい"ぃ"ぃ"ぃっっ。」

あ、やばい、早い、イクの早いかも、俺は真下さんの親指を咥えながらオスイキを何度かし、その度に体を強ばらせて丈雄君のちんぽを強請る様にけつ穴を締める。

 

「悟史さんのお尻ひくひくしてぎゅぅって吸い付いて来て凄く気持ちいい、悟史さんのお尻で俺気持ち良くなってるよ、ちんぽ動いてるの分かる?」

「う"んっ、、、あ"っ、、、。」

「俺もイッていい?悟史さんの中いっぱい入れていい?」

「い"いいっ、、んっ、がっ、、、いいよ。」

丈雄君は俺の言葉を聞いて八重歯を見せてにっこり笑いその可愛さとは対照的に俺の中へ沢山出そうと雄の腰つきで激しく皮膚と皮膚が打つかる音を鳴らす。

 

「っ〜〜〜っつ、、、はぁぁぁ、んっ、、、へへ、いっぱい出たと思う。」

俺は中の暖かさと丈雄君の射精後にぴくりぴくりと動かし腸へ響くちんぽの気持ち良さに酩酊する。

 

「さて、次は俺だろう?悟史君。」

「、、、ひゃい。」

俺は真下さんの親指を咥えたまま従順に頷き、四つん這いになって真下さんに丈雄君に犯されたばかりのけつ穴を見せる、真下さんのデカちんぽは俺のアナルを拡張しながら中へ入り、じわじわと腸を圧迫させる。

 

「整ってるな、、、ふっ。」

「う"っ、ぁ、ああああ"ぁぁぁぁ"。」

滑りの良い俺のけつ穴に真下さんは焦らしもせず快調に音を鳴らしながら腰を打ち付ける、その度にぐいぐいと広がり刺激を与えて来るちんぽに脳がバチバチと沸騰しそうになり快楽が全身に周り呼吸が苦しくなる。

 

「やばい真下さんイク、イクぅ、真下さんっ、やばいぃぃぃ"。」

俺は真下さんに荒く揺さぶられながら気持ち良さの臨界点をずっと漂うと、体勢を変えられ、真下さんは仰向けになり結合したまま俺は背中を見せる様にして屈む、中への刺激が変わり腰を揺らし惚けていると丈雄君に顔を抑えられ口内を甘く蹂躙される。

 

「う"ぅぅぅ、んっ、っっっ、んふっ、んっ、ん"ん"ん"んっ。」

丈雄君と蕩けるようにお互い舌を絡め唾液を溢し合い真下さんから小刻みに上へ突き上げられ余りの気持ち良さに意識が飛びそうになる。

 

「んっぅふ"っぅ"う"う"ぅぅぅぅ"ぅ。」

やばい気持ちいい、また直ぐイク、、、俺は真下さんに熱情を叩き込まれ絶頂の気持ち良さの中丈雄君の舌を貪り、丈雄君にちんぽを激しく擦られる、余りの気持ち良さにに俺は体を硬直させて丈雄君に潮を撒き散らす。

 

「悟史さん、気持ちいい?気持ちいぃよねぇ。」

「気持ちいい"っ、あっ、んっっ、気持ち、やばいっ」

絶え間ない気持ち良さに深いメスイキを果たし俺は意識朦朧に体をガクガクと震わせ体を何度も強ばらせる。

 

「っ、はぁ、、、締まるな、、、っ。」

真下さんのボソリと響くカッコいい低い声にでさえ今の俺には刺激になり背骨がビリビリと痺れる。

 

俺はゆっくり仰向けに倒され、真下さんの上反りちんぽが前立腺をゴリっと圧迫しその気持ち良さに思わず声を漏らす、リズム良く息荒く赤く蒸気した真下さんが腰を振る姿を仰ぎ見ると心が満たされけつの穴がよく締まる。

 

「ん"っ!んっ、あっぁぁあ"ぁぁっぁ"、んっん、やばいぃぃっ、かなり気持ちいい。」

「どんどん気持ち良くなって良いからな。」

俺は真下さんの上反りちんぽに前立腺を刺激され、丈雄君に両乳首を弄られ、射精の気持ち良さに何度も浸り、メスイキを何度もかまして自分の命の危機を感じながら情け無くガクガクと快楽に浸り喉を反らす。

 

「悟史さんっ、俺も。」

「んっ、ぐっ、ふっ、、、んっんんっ。」

丈雄君は俺に跨り俺の口へちんぽをねじ込み喉の奥を突く様に快楽を貪り腰を振る、苦しさも有るはずなのに俺は一心不乱に丈雄君のちんぽを吸って丈雄君のビキビキに硬くなった裏筋を舌で味わう。

 

「ふっ、悟史君、イくぞ。」

真下さんがそう言って射精目指して腰振るスピードをあげる、その淫らな気持ち良さに俺は喉から声を漏らし、俺の家はいやらしい音で溢れかえる。

 

も、だめだ、わかんない、気持ちいい、皆んなスケベで興奮する、もっと、しんじゃう、気持ちいいぃ。

 

「〜〜っ!!!!!!!!!」

真下さんのちんぽがドクリと跳ねて大量に熱い精子が俺の中に注ぎ込まれる、全身が敏感になった性感帯に成り果てている俺はそれだけで体を何度も強ばらせ仕舞いに情け無く薄い精子を自身の腹に掛ける。

 

「んぅっ、俺もイきそ、んっん。」

「んっ、ふっっ。」

丈雄君も限界に達した様で俺の中でまだまだ濃い精子を沢山出し、気持ち良さに震えるをちんぽを恍惚に咥えたまま俺は丈雄君の精子を丁寧に飲み込む。

 

 

「あっ、真下さんそれ駄目。」

「まだ敏感なままだな、勉強になる。」

俺は真下さん達と一緒に風呂に浸かっていたがまだ2人は足りない様で挿入も無しに俺の体は弄ばれる。

 

真下さんに後ろから両乳首の反応試す様にそっと触られ俺は情け無い声を風呂場で響かせる。

「悟史さんキスしよー。」

「俺がしてないから俺が先だな。」

「えー、じゃぁ、乳首触るから真下さん手離して。」

「ん"っ、2人共、ん"ぅ。」

湯気上がる浴槽から真下さんから受けるねっとりとしたキスの水音が響く。

 

もう、好きに遊んでもらって構わない。

 

俺は2人のおもちゃにされながら意識を漂わせる。

「ん"っ、んんっ。」

「悟史さんの前立腺の位置しっかり分かって来たかも、これからは華ちゃんに負けないぐらい悟史さんを気持ち良くしてあげれるね。」

「ん?そうだな、、、悟史君?」

お風呂後半、疲労なのか気持ち良さにからなのか俺はコテリと真下さんの腕の中で寝てしまってその後どんな事をされたのか記憶が無い。

 

「俺達はずっと悟史さんの側に居るからね。」

「あぁ、最後までずっと側に居る。」

2人の言葉は本当に言った事なのか、俺の都合のいい想像なのか分からない、それでもその暖かい記憶は心の芯をじんわりと温める。

 

側にいて欲しい、その気持ちに寄り添う様に俺の側に居てくれる事に俺は泣きたくなるぐらい嬉しくて、それは奇跡的で有難いものなんだと2人の優しさが体全体に染み渡る。

 

俺はその夜よく眠れたのだと思う。

 

 

「むぎわら君、少し良いでしょうか?」

「なんだい?」

煌君が事務所預かりになり、真下さんと丈雄君に心配を掛けコッテリ2人に甘やかされた次の日。

俺は緊張しながらむぎわら君にとあるお願いをする。

 

「俺が中学生の頃に好きだった作家さんに〇〇って人がいて××って作品の同人があったんですけど、、、手に入る方法ってある?」

 

少し気分転換をしようと俺が最近心に引っかかっていた、中学生の頃好きだった少年漫画の作品を扱った同人誌、男性好き男性向け作品のタイトルを言う。

 

性に興味を持ちながらも未成年だからこそ手の届かなかった今でも時々後悔するほど思い出す思いれある作品をむぎわら君に相談してみる。

 

当時、中学生の俺は作品のキャラクターへの憧れがどんどん膨らんで終いにはそこへ劣情を抱く事になり、そのまま自分が同性が好きなんだとハッキリ理解するきっかけになったこの作品。

 

その時に色んな二次創作を目にして数々の作品に憧れたがド田舎で1人遠くに行く勇気も無くただ自分だけが周りの人と違う寂しさをぼんやりと抱えて悩ましい学生時代を過ごして来た。

 

本当はもっと外に出て俺と同じ人を探しに行けば俺の人生のトンネルも短いものになっていたかもしれない、今と言う地点では全く不満のない人生だが、今少し背伸びをして俺はなんでも相談出来るむぎわら君に自ら一歩踏み出して自分の事を話し、少しでも前向きに臆せず自分の事を話せるようになりたかった。

 

「あー、はい、あー、ね、うん。」

俺はむぎわら君の冷めた様な返答にやっぱりか、と納得して話を終わらせようとするとむぎわら君から思いも寄らない返答が来た。

「あったあった、その作者結構古い物もちゃんとデータ販売してるね、悟史君の私用タブレットにダンロードしておくから、ごゆっくりどうぞ。」

「え"!?あ、ありがとう。」

「いいよぉ、そう言う好きな人の作品って何年経っても手元に置いて起きたいのわかるから。」

どちらか的に悟史君より俺の方が専門分野ですね、とあっさり言うむぎわら君に頼もしさを感じつつ俺は私用のタブレットにダンロードされる見たかった作品の表紙を眺める。

 

「お、お礼何がいい?」

「え?うーん、悟史君が育ててる野菜ちょーだい、ちょっと気になってたんだよねぇ。」

「かなり厳選して送るよ!本当ありがとう!」

「いいよー、因みにそれってどんな内容。」

「えっとね。」

頼れるむぎわら様に俺は昔布団をかぶってこっそり見たサンプルの内容を思い出す。

「主人公の仲間に頼れるお兄さん枠の人が居るんだけど、話の中判ヒロインが攫われたり、味方が殺されたりで落ち込んで居る少年にお兄さんが積極的に優しく甘やかしてくれる作品で、とことんエロく甘い感じに「ほう。」

 

「え!?ま、真下さん。」

むぎわら君と喋っているといつの間にか真下さんが背後に現れ、俺の私用タブレットは取り上げられ無言で真下さんはタブレットのページを捲る様に指を動かす。

 

「じゃ、また欲しい本があったら気軽に聞いてよ、じゃあね。」

「うん、ありがとう、、、。」

俺は卒倒しそうになるのを堪えて去ってしまうむぎわら君にお礼を言う。

「成る程な。」

「ま、真下さん?」

「昨夜悟史君の様子が暗かったから心配で様子を見に来たんだが、、、元気そうで良かった。」

「ご、ご心配お掛けしました。」

そうだよな、昨日心配してくれて側に居てくれたんだ、優しい真下さんなら今日も気に掛けてくれるよな、、、俺は罪悪感で冷や汗が止まらなくなる。

 

「悟史君は少し強引な感じが好きなのか、勉強になる。」

真下さんは俺にそう言ってタブレットを返却してくれる。

「えっと、その。」

「俺ももっと色々学ばないとな。」

それじゃ俺は仕事に戻る、と言って真下さんは俺の部屋から出て行く、真下さんが階段を降り、玄関を閉じる音を聞くと気が抜け俺はふらりと自分のベットに座る。

 

や、やってしまった。

 

 

「悟史さーん!!雪!雪降って来たー!!」

俺は自室で真下さんに趣味がバレてしまった事に暫く悩んでいると窓の外から丈雄君が雪が降って来た事を教えてくれ、俺は窓に目を移す、窓の外には少し大きめの雪の塊がふわりふわりと降っており、俺は窓を開けて呼びかけてくれた丈雄君を探す。

「丈雄君寒く無い?」

「全然大丈夫!!悟史さんもちょっと遊ぼーっ!!」

窓を見下ろし丈雄君に話しかけると雪が気になって出て来た皆んなが揃っている様で、俺も声を掛けてから皆んなの元へ向かう為に階段を降りる。

 

「意外と寒いな。」

玄関を開けると吐く息が白くほわりと漂い、薄着で外に出てしまった事に後悔する。

「悟史さん雪!!」

「明日の朝まで降るみたいでこれから結構積もる見たいですね。」

玄関を出て来た俺目掛けて飛び込んで来る丈雄君を受け止めながら、達也君に天気の様子を教えて貰う。

「そっか、夕方にビニールハウスの雪払いしとこうかな。」

「何か有れば手伝います。」

「ありがとう、秋茂君。」

「悟史さんは俺達より温度が低いんでしょ?一緒に固まって雪見よ!」

「そうだね、その辺の椅子に座って眺めようか。」

俺は丈雄君に連れられながら長椅子に座り膝の上に丈雄君、両隣に達也君、秋茂君が寄り添ってくれてぬくぬくと温かい中、落ちて行く雪を延々と眺める。

 

時々会話はあるものの雪が音を吸う様に何時もより周りが静かに見える、まだ降り始めたばかりだが雪が積もれば景色も色が飲み込まれ白黒の世界になるだろう。

 

「今日も一緒に居ようね。」

「うん。」

 

俺の事を気にして丈雄君はそう言ってくれる、雪の全てを呑み込むほんのりした静寂と寂しさは何処か心地良く俺は膝の上に乗った丈雄君をちょっとだけ強めに抱いて暖をとった。

 

 

「兎?」

「ええ、雪兎です、陽久様が南天を見つけて下さいましたので。」

雪がしんしんと降り積もる中牛舎のセカンドリビングである炬燵部屋で誠華君は自身が作った雪兎を皿に乗せ、陽久さんの近くに置く。

「ありがとう華。」

「陽久様の為なら幾らでも作りますわ。」

「俺も作れそう、ちょっと行ってくる!」

「風邪引きますよ。」

「玄関近くでやるから大丈夫!!」

「俺も行く。」

「秋茂さん行こう!!」

誠華君の制止も効かずに丈雄君は秋茂君を連れてわくわく楽しそうに雪兎を作りに炬燵部屋から出て行く、それを見守っていると達也君が側に寄り体を傾けて来る。

 

「俺より煌が居なくなった事に落ち込んでると聞きました。」

「あ、うん、なんかごめん。」

「いえ、、、俺、自分から何処かに行く気は全く無いですけど、悟史さんは俺がこの牧場を離れたら同じくらい落ち込んでくれますか。」

「正直かなり落ち込むと思う。」

俺は少しだけ達也君が去る事を想像して手で口を塞ぐ。

 

今回の事で確信してしまった、俺絶対牛と離れる度にあり得ないほど落ち込む自信が有る。

 

「ふーん、そうですか。」

「うん、きっと俺は俺の牧場で出会えた皆んなに落ち込む自信が有る。」

「そうですか、、、あの、煌の事ありがとうございました。」

達也君はそっと懐かしい温かさに触れる様にそう溢す。

「馬鹿でうるさいけど、馬鹿にされる姿を見続けるのも辛かったんで、煌は此処に来て良かったんだと思います。」

「達也君。」

2人の複雑な仲でやはり想う何かがちゃんとあったんだな、と俺は胸の奥がじんわり温かくなる。

「むぎわら君から連絡来たら煌君の活動写真とか来るはずだから一緒に見ようね。」

「いや、それは、うん、時々で良いです。」

予想通りの冷めた声に俺は苦笑いしてしまう、それでもこの子の優しさは温かい。

 

「あ、いや、俺凄く寂しいので、その相手して下さい。」

「ん?」

まだ諦めて居なかったのか、今思い出した様なセリフを言う癖に恥ずかしそうに顔を赤く染め必死に此方を見る達也君の頭を撫でるとそっちじゃないと更に睨まれてしまう。

「今日、家来る?」

「夕食後伺います。」

「真下さん?」

「ん?良いぞ?」

俺は鍋の蓋を開けて具の様子を見ていた真下さんにこの事を聞いて見ると、呆気なく頷かれ達也君の方を見る。

「今日は俺が慰めます。」

「あ、うん、そんなに気にしなくていいからね?」

 




今回r18表現は筆だけで良いかなぁ、と思って読み直し点検してたら真下さんと丈雄君が、
まぁ、あるあるだよね。

続きは溜まり次第、気ままに更新予定。
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