※この作品はR-18です。

雄牛牧場   作:錆田缶

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達也編後半(雪)
バレンタイン編


雄牛牧場11

牛舎で夕食を頂き俺は自宅への帰り道で畑のビニールトンネルの様子を眺める。

「まぁ、この程度なら大丈夫かな?」

俺軽く手で雪を払い手袋をしてくれば良かったなと後悔しながら悴む手を袖に入れ袖で雪を払う。

 

「手伝いますか?」

「わっ!!」

牛舎の灯りが少しだけ届く薄暗い畑で行成秋茂君に声をかけられ俺は驚いて声を上げてしまう。

「驚かせてすみません。」

「こっちこそ、驚いてごめん。」

「えっと、雪払えば良いんですよね?」

「う、うん、穴が開かない様そっと払ってくれれば良いんだけど、、、素手だととても寒いです。」

「、、、確かに。」

 

秋茂君は両手を俺に見せて頷く、そののんびりとした仕草が可愛くて俺は思わず微笑んでしまう。

「手袋持ってくるから玄関で待っててくれる?」

「はい。」

まだ雪はチラチラと降り続けている、せめて雪の降らない所へと俺は秋茂君を自宅の玄関へ待たせて予備の軍手を秋茂君へ渡し、マフラーを巻いてあげる。

 

「あったかい、です。」

「首元温めるだけでも違うからね、畑に戻ろうか。」

「はい。」

俺は秋茂君と畑に戻りビニールトンネルに掛かった雪を払っていく。

「寒い中ありがとう、秋茂君のお陰で早く終わったよ。」

雪を粗方払った俺達は搾乳室の建物の屋根から雪を眺め、俺は秋茂君に付いた雪を払う。

「あの、マフラーありがとうございました。」

そう言って秋茂君は俺が巻いたマフラーを取って俺にマフラーを巻き返し俺に付いた雪を払ってくれる。

「あの、俺は此処が好きだし、此処から何処かに行く事も想像出来ない、です。」

「うん。」

秋茂君の拙い優しさに思わず俺は目頭が熱くなる。

「勉強してから色々読めるようになったし、楽しいので、俺、その、悟史さん、ありがとうございます。」

「此方こそ、俺と出会ってくれてありがとう。」

「はい。」

俺達はお互い冷えない様此処で解散する事にした、ほんの少しの自宅までの道のり、外の寒さを気にしない程に胸の奥は温かい、秋茂君には俺の気持ちは届いているだろうか?出来れば俺と同じく温かい気持ちでいて欲しかった。

 

 

「お招きありがとうございます。」

「いらっしゃい、、、雪積もってるね。」

約束通り自宅へやって来た達也君は雪を頭に乗せ少し震えている様に見え、達也君に乗って居る雪を払い室内へ招く。

「寒いよね、炬燵に居て、今あったかいお茶持って行くから。」

「はい。」

俺がやかんに火をつけていると真下さんもやって来て台所に顔を出してくれた。

「今日は冷えるな、悟史君は大丈夫か?」

「何時もより重ね着してるんで大丈夫ですかね。」

「なら良かった。」

真下さんはそっと俺に近寄って後ろからすりっとひと撫で頬擦りをしてくる。

「悟史君は俺達と比べて平均体温が低くて病気になりやすいだろう、自分を大切にな。」

「あ、ありがとうございます、、、そうします。」

いきなりの接近とスキンシップに俺はドキドキと心拍数を上げてほんのり頬を赤くしたまま淹れたお茶を居間に運び2人に差し出す。

 

「顔赤いですよ。」

「うん、大丈夫。」

真下さんで赤く染めた顔は達也君でも気づくくらい赤いらしく俺は達也君に心配かけてごめんねと謝りながら自分の頬を触る。

 

「で、今日はどうしようか?」

「え?あ、んと、俺が頑張ります。」

「そっか、なら、、、。」

気を取り直して達也君に話掛けると達也君は小さく震えていて俺は達也君を驚かせない様に手を握り顔色を伺う、達也君の唇は血色が無く、更に顔に触れ体調の確認をする、暫く観察していても達也君の震えが止まらないのを確認して俺は真下さんの方を見る。

 

「真下さん温度計取って貰えますか?それとお風呂の準備して貰いたいんですけど。」

「わかった。」

真下さんは俺のお願い事に直ぐに答えてくれて俺は受け取った温度計を達也君の脇に入れる。

「え?あの、、、。」

俺達の動きに困惑している達也君は尚も俺の手の中で小さく震えている、暖かいマグカップを触っていた手にしては矢張り冷たい。

「一応ね、大丈夫だから。」

俺は尚達也君の様子を確認していると温度計が鳴った。

 

37.5°人型牛の平均体温は牛と同じく38.6程、達也君は低体温で間違いない。

 

 

「ストレス冷え?」

「うん、特に夜、1人になった時に症状が出てるんだよねぇ。」

前からむぎわら君に事前にそう報告はされていて、真下さんとの話し合いで達也君の性格から今は見守りに徹する形にしようとこれまで慎重に達也君の様子を見てきた、が、此処に来て人前で、更に不審対象である人間の俺にその症状を見せて来た今が踏み込む時だろう。

 

「平均よりちょっと低いね、お風呂に入って温めよう。」

俺は達也君を安心させる様に平常心を保ってそう言う。

「え?でも、あの。」

「ちょっと待ってて、俺保温用に服取ってくるから。」

「あの!!」

俺は2階に上がろうとして達也君に手を掴まれる、俺を見る瞳は不安そうに揺れ焦りを見せている。

「達也君、まず温めます、大丈夫、その後望むならちゃんと相手するから。」

「、、、はい。」

分かりやすく落ち込み戸惑いを見せる達也君の頭を大丈夫大丈夫と撫でてから俺は急いで2階に上がり暖かそうな服を色々かき集め一階に戻ると風呂場から出てきた真下さんと目が合う。

 

「悟史君、お風呂の準備は出来た、何時でも入って大丈夫だ。」

「ありがとうございます。」

「それと用意していた入浴剤も入れておいた。」

もしもに備えていた体を温める作用の有る人型牛用炭酸ガス系の入浴剤を真下さんは打ち合わせ通りお風呂に入れておいてくれたらしい。

「頼もしいです、ありがとうございます。」

俺は真下さんにお礼を言って達也君と一緒に浴槽に浸かる。

 

「、、、。」

「達也君、ちょっと触っても良い?」

「それは、勿論。」

 

ストレス冷え、ストレスからくる自律神経の問題と緊張により血管が締まり末端冷えなどの冷えの症状。

ストレッチや、運動、お風呂に浸かるなど対策は色々有る中で達也君は仲間と一緒に居たくないのか、お風呂に浸かる時間も皆んなと比べて少なく、真下さんの仕事と言う程で自室にいる事も多く運動量も少ない。

 

踏み込むタイミングは何時が良いだろうとむぎわら君と真下さんとひっそり対策を練ってやっと表でも隠せないくらいに、いや、俺の前でその症状を見せてきた。

 

以前の震えはただの緊張からかと思っていたが、それも予兆だったらしい、流石隅々まで管理されている最新鋭の牧場で有る、俺含めてプライバシーは実は無い。

 

それで構わない。

 

「やっぱり背中凝ってるね。」

俺は目の前にある達也君の背中をぎゅっ、ぎゅっ、と押しながら緊張をほぐす様に少し強めに指圧していく。

「、、、すみません。」

「こっちこそ気づいてたのにごめん。」

「何時からですか?」

「実はずっと見守ってます。震える頻度が上がったのはここ最近だよね?」

「、、、はぁ。」

達也君は大きなため息を吐いて此方をジトリと見る。

「俺隠せてると思ってました。」

「牧場では俺含めて隠せないみたいなんだよね。」

「成る程、確かに。」

俺達は家畜でしたね、そう言って達也君は諦めの表情で俺を見る。

「悟史さんもその中に入っているんですか?」

「うん、就職時の契約書にはその旨が書かれていてサインしてある。」

「バカですか?」

「、、、そうかも。」

 

そんな事を了承しつつ、あんな事こんな事、色んな事をしでかしていてこれからも色んな事が起こる事は容易に想像出来る、はっきり言って此処を管理するむぎわら君が軽く無かったら根負けして元の世界に戻っていたかもしれない。

 

「はぁ、、、首の根本もお願いします。」

「了解しました。」

達也君は俺に向かってため息を吐きマッサージして欲しい場所をお願いする。

「達也君、今度から真下さんとちゃんとお風呂に浸かって貰います。」

「はい。」

「後運動もしよう、毎日じゃなくていいから、俺とランニングしましょう。」

「はい。」

「後、もう少し甘えて欲しいんだけど、駄目?」

「それは、よくわかりません。」

「そっかぁ、、、お客さん、他に凝ってる所は?」

「はぁ?肩と、腰?」

「お任せ下さい。」

俺は達也君に言われた通り肩や腰も親指を使ってぎゅっぎゅっと揉んでいく。

「手先もマッサージさせて。」

「好きにしてください。」

「失礼しまーす。」

マッサージで少し解されたのかくったりと柔らかくなった達也君を少し引き寄せ後ろから相手の手を握り指一本一本を撫でる様に揉み込んでいく。

「まぁ湯に浸かってるから手先はもうあったかいね。」

「はい。」

「他は?気になる所ある?」

「もう、無いです。」

「そっか、じゃぁ、もう少しだけ温まったら上がろうか。」

俺は体が温まった達也君に安心して浴槽に背中を預ける。

「あの、、、まだマッサージしてください。」

達也君はほっとした俺に振り向き耳を垂れ下げたままそう言う。

「いいよ?どの辺凝ってる感じある?」

俺はいくらでも付き合うと姿勢を正して達也君に微笑む。

「む、胸、胸が凝ってます。」

その顔は、湯で温まり赤いのか、恥ずかしいから赤いのか、その戸惑いの目は誘っているのか、誘っていないのか、血行が良くなり胸が張っている事への純粋なお願いなのか、一瞬エロい方に考えてしまったが、俺は真面目に取り組もうと余裕を持って微笑む様努力する。

 

「わかった、体勢はそのままでいいよ。」

俺は背中を見せる達也君に手を伸ばし脇の下に手を置く、脇から中心へ胸を寄せる様に根本から達也君の様子を慎重に見つつ力を入れて揉んでいく。

人型牛の乳マッサージのやり方は人間の母乳マッサージに近い、そして人と同じく乳が溜まり張った場合はかなりの痛みを伴う、人型牛が胸が凝る、と言う場合は最初は優しく、そして力加減を慎重に調整しなければならない。

 

俺は真下さんで訓練した乳マッサージを思い出しながら教えてもらった手順で達也君の胸を揉んでいく。

 

「あのっ。」

「痛い?」

「いえ、その、ち、乳首がジンジンして。」

「血流が良くなって張ってきたんだね、お風呂内だけど絞っていいかな?」

「お願いします。」

俺は血流が良くなり張ってきた達也君の乳頭を親指と人差し指で挟み前絞りの様に摘んで絞っていく、マッサージの効果はちゃんとあった様で達也君の乳頭は勢いよく乳が飛び出し風呂を乳白色に変えていく。

 

「まだ絞り足り無さそう?」

「もっと、あの、、、ぐっ。」

「ごめん痛かった?」

苦しそうな達也君に俺は慌てて手を離して様子を確認すると此方をチラリと見る達也君と目が合う。

「触ってください。」

 

もっといやらしく触ってください。

 

「あ、うん。」

この距離じゃ無いと聞こえない声で小さくそう懇願する達也君に俺は一瞬時間が止まってしまう。

 

人型雄牛って、人型雄牛ってっっ!!!

 

なんでこうも皆んなエッチなんだ!!!

 

「良い?」

達也君は限界だったのかもう声は出せず無言で首をコクリと縦に振る、俺は恐る恐る達也君に手を伸ばし人差し指で乳頭に触れ優しく、くるくると回す様に触り、中指を増やして乳輪をそっと2本指で刺激する。

 

「〜っ。」

小さく反応する達也君にもっと反応して貰いたいと俺は人差し指と中指で乳首を挟んで達也君のおっぱいを手全体マッサージしながら時折り挟んだ指を動かして全体を刺激する。

 

「達也君の乳首膨らんで来たね、気持ちいい?」

「はい、、、もっと強くて良いです。」

達也君は蕩けた顔でそう言って俺に顔を擦り寄せる。

 

理性が消滅しそうで正直怖い、耐えろ俺、そもそもストレス冷えの解消の為に此処にいるんだ、、、けど元々そう言う事をする為に達也君は此処へ来た訳で、俺が招いた訳で。

 

俺は混乱しながらも達也君のぷくりと美味しそうに膨らんだ人型雄牛独特の乳首を中指で何度も弾く。

「んっ、、、っ。」

側で甘く声を漏らす達也君に俺も思わず呼吸を深くして両乳首を引っ張りながら優しくコリコリと刺激して何度も達也君のおっぱいを軽く引っ張り、達也君は気持ちいいのか

どんどん体を反り、ぴとりと俺の体に自分の体を押し付ける。

 

「悟史さん、触って下さい。」

達也君は俺の手を引っ張り自身の張り詰めたちんぽを俺の手に擦り付ける。

 

気持ち良くさせて上げたい、俺も湯の熱にやられたのか無意識に口を開けて達也君の首を舐め、達也君のちんぽをそっと握る。

 

快楽に負けた達也君はうっとりと俺の手に自身のちんぽを擦り付け、浴槽のお湯をちゃぷちゃぷと揺らす。

「気持ちいい?」

「足りない、です。」

「そっか。」

俺達は肌の隙間を無くす様に密着し、達也君の顔に頬をぴとりとくっ付け、両手で達也君のちんぽを刺激する、右手は人差し指と中指で裏筋を刺激する様に擦り、左手は親指でグイグイと鈴口を刺激する。

 

「んっ、うっ、、、あっ、、、んんっ。」

「達也君は可愛く鳴くね、、、達也君は可愛いね。」

声を出さないよう必死になりつつもそれでも気持ち良さに小さく溢れる声に思わず俺は可愛い可愛いとあやす様に達也君の耳側で囁き、達也君の牛耳を頬で擽ぐる。

 

刺激を与えどんどん張り詰めていく達也君ちんぽを左手でゆるゆると擦りながら俺は右手で達也君の胸を揉み、乳首を刺激する。

 

「んっ、、、で、出ます、出るっ〜〜〜っ!」

達也君は限界が来て体を硬らせてお風呂の中でちんぽを跳ねさせながら射精する。

 

「はぁ、はぁ、、、はっ、、、。」

「少し落ち着いた?」

「、、、はい。」

 

俺は射精し終わった達也君のちんぽを尿道から精子を全て出し切らせる様に根本から鈴口へ向けて軽く拭き、反対の手でお腹を摩る、そして柔らかくなって来たちんぽを名残惜しそうに手を離して達也君顔を覗く。

 

「汚してすみません。」

「気にしなくていいよ、一旦上がって体洗おうか。」

「はい。」

 

俺達は体を洗い直して風呂から上がり、真下さんが用意してくれたバーブティーで水分を補給する。

 

「はぁ、真下さんありがとうございます、助かりました。」

「いや、大した事はしてない、達也君は少しは温まったか?」

「はい。」

真下さんは達也君を心配して達也君の頬を触り体温を確認する。

 

「最近搾乳量も減少傾向にあったからな、もう少し踏み込ませて貰うぞ。」

「ご迷惑をお掛けしてすみませんでした。」

本当に申し訳無さそうに達也君は耳を下げて背中を丸める。

 

「そうじゃ無いんだよ、俺達がお節介したいんだ、だから達也君は謝らなくていいんだよ。」

 

心の傷、それはどのタイミングで踏み込めばいいか良く観察していても難しい。

 

俺は安心して欲しいと達也君の側に行き、体をそっとくっ付ける。

「俺の服だとサイズが合わないから、数着あったかい服買おうね。」

「一着は悟史さんのを下さい。」

 

丈雄君も俺の服を嬉しそうに着ていたけど、なんだろう、匂いとかなんか、人の物が安心するんだろうか?

 

「俺のでいい?」

「悟史さんのが、いいです。」

「わかった、好きなの着て良いよ。」

「ありがとうございます。」

「ひとまず今日は寝ようか。」

「あの。」

達也君は俺の服をちょいと引っ張り血色の良くなった顔でこっちを見上げる。

「なに?」

「一緒に寝たいです。」

俺は顔を上げて真下さんの方を見ると何時もの様に優しい笑みで頷いてくれる。

「良いって、じゃあ今日は一緒に寝ようか。」

「ありがとうございます。」

 

俺は真下さんと別れて達也君を自室に招く。

「そう言えば達也君は俺の部屋入った事無いね。」

「そうですね。」

「暗くても大丈夫?」

「大丈夫です、暗い方が寝れます。」

俺は室内の電気をオフにしたままベッド近くに置いてある電気スタンドの電源を入れて達也君をベットに招く、達也君はいそいそと俺の布団に潜り込み、それを見守った俺も布団に潜り込んだ。

「電気消していい?」

「はい。」

俺は達也君の了承を得て腕を伸ばし電気を消す、少しすると達也君は俺に身を寄せて来る、俺の貸した厚手の服で達也君は何時もよりふわふわしていてぬいぐるみの様だ。

「暑くなったら好きに脱いで調整していいからね。」

「はい。」

「頭触って見ていい?」

「え?どうぞ?」

俺は許可を貰って達也君の頭を揉むように撫でて角の名残を探す、達也君も骨格がつるりとしていて角の跡は分からない。

「達也君も角跡が無いタイプなんだね。」

「角跡?」

「真下さんには角の名残りが有るって話を前にしてね、今現在、人型牛はほぼ角が無くて、立派な角の生えた人型牛は年齢を重ねた人でしか見られないって。」

「成る程。」

達也君は少し押し黙ってから口を開く。

「所詮家畜、見た目の改良が行われるのは当然ですもんね。」

「う"ーん。」

俺はその言葉に直ぐに頷けないでいた。

「現実としてはそう、気分としてなんか、やだなぁ。」

「悟史さんって時々馬鹿っぽくなりますよね。」

「はは、酷。」

「ぁ、すみません。」

俺は謝る達也君にいいよ、とあやす様にポンポン優しく安心させる様に叩く。

「そう考えるとさ、俺達の会話って牧場主と家畜っぽく無いね。」

「そうですね。」

お互いに人としての敬意は欲しい所だが、別に肩肘張った上下関係は此処では不要な気がしている。

「寝て良いですか?」

達也君は本当に眠そうで俺の腕の中で目を細めふにゃりと柔らかくなっている。

「ごめん、おやすみ達也君。」

「おやすみなさい。」

俺は達也君をあやすのをやめて掛け布団を調整して目を閉じる、寒い夜、達也君の命の暖かさは俺の体を温め俺は深くぐっすり眠りについた。

 

 

あぁ、ん?

俺は目を開けほんのりカーテンが明るいのを確認して掛け布団を捲る、俺の朝立ちを咥えた達也と目を合わせ取り敢えず漏らした訳ではないと頭を枕に戻す。

 

「達也君?」

「むぅ、昨日悟史さんに、じゅるっ、ご奉仕するタイミング逃したので。」

「、、、うん。」

 

達也君はのそのそと掛け布団から這い上がり出て自身のアナルに俺のちんぽを当てがいズブズブと腰を下ろしてけつ穴を慣らすように腰をくねらせる。

 

いや、最高なんだけど、朝、、、最高なんだよ??でも朝一なんだよなぁ。

 

達也君は興が乗り小さく息を切らしながら腰を振り始め俺の金玉は次第に重くなる。

 

「ふっ、んっ、悟史さん」

「ん。」

俺は達也君に呼ばれて眠い瞼を開け跨って腰を振る達也君を見る。

「このまま胸を弄るのとちんこ弄るのどっち興奮しますか?」

そう言って達也君は服をたくし上げ白肌の若々しい薄づきの腹筋を晒し、自身のちんぽを擦る。

 

どっちも最高です、最高だけど、朝は眠い。

 

俺は気持ち良さと眠さで両手で顔を擦り首を仰け反らせる。

 

「悟史さん、んっ、」

「んぅ。」

達也君が揺れる度に掛け布団も揺れ風が送り込まれてスケベな匂いが鼻腔に届く、俺も気持ちよさが次第に上がって来て無意識に腰を動かしてしまう。

 

でも、朝ぁ。

 

「悟史さん、じゅっ、じゅるっ。」

達也君は俺の服をたくし上げて俺の胸を音を立てて吸いいやらしく懸命に暖かい舌で俺の乳首を捏ねくり回す。

 

「達也君。」

最高、最高だよ?最高なんだけどさ、俺は達也君の薄い尻肉をガシリと両手で鷲掴み尻を揉む。

「ふぅんっ、ち"ゅっ、んっ、じゅるっ。」

達也君もそこそこに気持ち良さが上がっているのか体を揺らしながら俺の胸から口を離さない。

 

「あのね、朝、人が寝ている時は襲っちゃいけません。」

「う"っ、ぅぅぅぅぅっんっ、あ"ぁぁぁぁっ。」

俺は達也君に分からせる様に両膝を立て達也君の腰を抑えたまま一気に突き上げる。

 

「あっ、んんっ、あー、イクイク、やばいぃっ、あー、やばっ。」

「うんっ、分かった?」

眠さと気持ちよさがごちゃ混ぜになりながらも俺は腰を突き上げ達也君は力無く俺に体重を預け耳元で嬌声を上げる。

 

「あぁぁぁ"っ、ん"ぅ"ぅぅぅっ、気持ちっ、ん"んんん"」

「分かりましたか?」

「ご、ごめんなさいっ、あ"っ、やばイク、イクイクあ"ぁぁぁぁ。」

達也君のけつ穴の締め付けも小刻みにリズム良く反応し始めたので俺も最後と腰を思いっきり振り達也君に精子を注ぐ。

 

あーーー、出る、、、眠い。

俺の上で気持ち良さに震える達也君の頭を撫でながら俺は達也君と繋がったまま再び眠りに付いた。

 

 

早朝達也君に襲われ二度寝をかました俺はなんとか起き上がり朝の搾乳を済ませてホッとため息を吐く、そして朝食後、達也君の冷え性改善の為、牧草予定地でランニングする事になった。

 

ちょっと朝からハードスケジュール過ぎる。

 

「俺もーっ!!達也君いい?」

「構いませんよ。」

朝食後達也君にランニングの話を持ちかけていると丈雄君も嬉しそうに手をあげる、達也君は少し嫌そうに丈雄君の意見に頷いている。

 

「はっ!華ちゃんはランニング興味ある?」

「、、、運動は興味有ります。」

わくわく顔で丈雄君が此方を見るので俺は丈雄君の吸引力に笑い、誠華君の運動服を揃える。

 

「ありがとうございます。」

「いえいえ、ランニング仲間が増えて嬉しいです、それじゃ駐車場に行きますか。」

俺は達也君、丈雄君、誠華君からそれぞれ返事を貰って駐車場へ向かう。

 

「悟史さんの隣座りたい!」

「俺も助手席座りたいです。」

丈雄君の意見に達也君も意見して2人神妙な顔をして無言で見つめ合う。

「誠華君は?」

「後ろで構いません。」

「2人ともジャンケン、勝った方が助手席、帰りは交代。」

 

俺は誠華君と一緒に2人のジャンケンを見守り、勝った丈雄君が行きは助手席となった。

 

「出発進行!安全運転!!」

「偉い、安全運転でお運びしまーす。」

 

俺は丈雄君の嬉しそうな声にギアをDに入れゆっくりアクセルを踏み目的地へ向かう。

 

「真っ白ーーーっ!!」

牧草予定地は誰にも踏み荒らされていない広大な雪景色となっており丈雄君は嬉しそうに叫んで降り積もった雪へダイブして行く。

 

「怪我しない様にね。」

「はーい。」

「アイツ、ランニングする事忘れてんじゃ無いんですか?」

「俺は素直で可愛いと思います。」

「、、、。」

俺が丈雄君を褒めると分かりやすく拗ねた顔になる達也君が可愛いので俺は達也君のその顔も可愛いと頭を撫でておく。

 

「さて、走る為にもストレッチしましょう、丈雄君戻っておいでー。」

「はーいっ!!」

 

俺達4人はストレッチをしっかりして各々牧草予定地脇の長い道を走って行く。

昨日雪が降り積もったからか吸う空気は冷たく、空が澄んでいて肺が気持ちいい、幾らでも走れそうで俺は皆んなを見守りながら足を動かす。

 

昨日の分厚い雲は消え去り今日は澄み渡った青空が視界いっぱいに広がり俺は調子良く何時もより多く走った。

 

「皆んなお疲れ様。」

俺達はお互いに湯気を上げながら水分を補給する。

 

「誠華君どうだった?」

「悪くありませんね、また参加させて下さい。」

誠華君はタオルをそっと当て汗を拭き取りながらランニングについて肯定的に頷く。

細く力の無い様に見える誠華君では有るが、日々陽久さんを支えているからか、人型雄牛の特徴だからか、運動は苦手そうでは無く、問題無く俺らとランニング出来ていた。

「その時は気軽に声掛けていい?」

「ええ、タイミングは有ると思いますが前向きに参加したいと思ってます。」

 

前向きに、普段はお世辞で使う言葉だが、今の誠華君の雰囲気ならこれからも参加してくれそうだ。

 

 

「は?」

達也はしまったと思いつつも怒りが治らず丈雄を睨みつけてしまう。

 

また一緒に走ろうね、そんな丈雄なら当たり前に笑顔で言う台詞に達也は苛立ちを覚えた、元々今日のランニングは達也のストレス冷え対策に悟史が提案したものでてっきり2人きりで気兼ねなく走れると思っていた。

 

けれど丈雄は空気も読まず勢いに任せて参加を表明し更に人数を増やした、そして当たり前の様に一緒に又走ろうとしている、その空気の読め無ささに達也は怒りを引っ込められずに目をまん丸にして驚く丈雄を睨みつける。

 

「なんでお前と走んなきゃいけねぇの?」

「う、達也君は俺と走るの嫌だった?」

あざとく見える甘えた表情で耳を下げて此方を見る丈雄に達也は怒りが止まらない。

 

可愛い顔で生まれて良かったな。

 

達也は自分の劣等感を感じ恥ながらもその鬱屈した気持ちもそのままに丈雄に自身の感情を打つける。

 

「甘えんなよ。」

「甘えて無い。」

「その顔やめろ」

「無理だよ。」

 

口喧嘩をしていると視界の端に心配して此方を見ている悟史を見て焦りを感じつつも達也は強い言葉を発する口を止められない。

 

「俺、達也君と仲良くなりたい!」

「それこそ無理だって言ってんだろ!!」

達也は限界を感じて丈雄を雪の中へ倒す。

「そんな甘ったれた野朗に俺の気持ちがわかるか!!」

「分かんないよ!!」

丈雄は雪を握り達也に放り投げ心赴くままに叫ぶ。

「分かんないから俺は知ろうとしてるんじゃん!!そっちこそこっちの事も分かろうとしてよ!!」

「うるせぇっ!!余計なお世話なんだよ!!」

達也も足元の雪を握り丈雄に投げ、粉雪が舞う。

 

「どうしますか?」

誠華は目の前の光景に面倒臭い様に眉を顰め耳を垂れ下げ牧場主で有る悟史にそっと聞く。

「少し見守ろうと思う。」

「そうですか。」

真剣に2人を観察する悟史の横顔を見て誠華は静かに視線を前に戻す、まぁ、見苦しいけれどこんな時も必要だろう、集団組織にいた誠華は慣れた事の様に2人を冷静に眺めた。

「冷えちゃうから誠華君は車の中に居ていいよ、膝掛けとかも有るから好きに使って。」

「お気遣いありがとうございます、そうさせて頂きます。」

悟史は車の鍵を開け、後部座席の扉を開け誠華君を招き入れ毛布や暖かいお茶が入った水筒などを渡す、誠華は膝掛けを受け取り窓から未だ喧嘩している2人を眺める、元からいつこうなってもおかしくない空気はあった、それがやっと今爆発した感じだ。

「子供ですね。」

この牧場で1番年下の誠華は2人にそう呟き、暖かいお茶で1人のんびりと休憩する。

 

 

「たっ、達也君も可愛いよ!?」

「うれくねぇ!!」

「じゃ、んと、パソコンしてる達也君はカッコいいもん!!」

「ばか!ばーかっ!!」

「その為に勉強してるんじゃん!!達也君が教えてくれたんじゃん!!もーっ!!」

2人はお互いを掴み合い、広大な敷地の降り積もった雪の中をぐるぐると回り雪を飛び散らせながら真っ新な雪に喧嘩の跡を沢山作っていく。

 

「俺、達也君の事好きだよ!!」

「俺はっ。」

達也は思わず言葉を濁す、好きでも嫌いでもない、、、どちらかというと底抜けな明るさは好きかも知れない、それでも自分嫌いな達也はその明るさに対して心の影が益々濃くなりどんどん自分が惨めで嫌になる。

 

「〜っ!嫌いだっ!」

「いま迷った!達也君も俺の事好き!!」

丈雄は座りながら近くにある雪を達也に投げつける。

「うっせ!嫌いだ!俺はっ!、、、俺が嫌いなんだよ!!ほっとけよ!!」

丈雄は達也に雪を投げ返され顔に雪が掛かったが達也の言葉に驚いて雪を握ったまま固まってしまう。

 

「そうなの?」

達也の言葉にどんどん悲しくなって丈雄は分かりやすく耳を垂れ下げ小さくなり達也をじっと見る。

「うるせぇ、同情なんて要らない、お前は幸せに生きてたから分かんねえかも知れねぇけど、俺の環境はそうじゃなかったんだよ。」

「今は?辛い?」

「つら、い。」

2人は喧嘩をやめ、達也は本音を溢してしまい後悔する。

 

此処はいい環境だと思う、皆んないい人だと思う、皆んな俺を否定しない、見てくれている、十分過ぎるくらいに。

 

けれど、どうしてもそれを受け取れない。

 

その事さえ自分を嫌いにして行く材料になってしまう、達也は何処までも暗闇を歩き続ける感覚に囚われる。

 

「えっと、俺、えっと!」

達也の率直な言葉に丈雄は悩み、その末に達也を押し倒し思うままに強く達也を抱き締める。

「俺は達也君の事好き!!達也君は自分の事が嫌い!でもそれって変わったり変わらなかったりするだろうから、えっと様子見て俺はこのまま生きるっ!!」

「馬鹿じゃねぇの?」

「馬鹿だけど頑張って考えた!!俺は達也君も好き!皆んな好き!!悟史さんはもっともーーーっと好き!!」

「恋人居んのに?」

「けど!好き!!」

 

なんだろう、なんでこいつは馬鹿なんだろう、達也はランニングと喧嘩で疲労が出て来たせいか、諦めに近い感情が湧き出ていた。

 

丈雄は馬鹿で、何処までも暖かく優しい。

 

達也は丈雄に強く抱きつかれたまま澄んだ空を眺め涙を溢す。

 

「馬鹿じゃねぇの。」

「まだ言う。」

「どんなに頑張ったって、お前の思い取りにならねぇし傷付くだけじゃん、関わって来んなよ。」

「傷付いたら、悟史さんに慰めて貰って、華ちゃんとぬくぬくしながら陽久さんの昔話一緒に聞いて、秋茂さんに相談する!!俺は俺として生きる!!」

「仲間が居て良かったな。」

「達也君も大事な仲間だよ!俺の事気にしてくれたでしょ?ありがとね!」

丈雄は本能赴くままに達也の頬にキスをする。

 

「汚ねっ!」

「汚くないもーんっ!」

「あっ、くそ!」

さっと達也から離れ逃げる丈雄に達也は雪を投げつける。

「へーん!あったらないもーん!」

「くそっ、当たっとけよ!!」

「わはは、えいっ!!」

 

気づけばお互い体力尽きるまで雪を投げ合い2人が大の字で休憩した所を悟史が近寄って様子を見る。

「2人共、そろそろ帰ろうか?」

「はーい。」

「、、、はい。」

「競争!!」

「あっ!ずるっ!」

悟史を置いて丈雄は車まで残りの体力を使って全力で走りそれを達也が追いかける、それを微笑ましく悟史は見守りゆっくり歩いて車まで戻った。

 

 

「う"ーっ、お風呂が気持ちいぃ、でもちょっとビリビリする。」

「いっぱい運動したからね、素手で雪遊びしてたけど霜焼けしてない?」

4人牧草予定地から帰宅して牛舎のお風呂に皆んなで浸かり体を温める、雪を直接触った丈雄君と達也君は悴む手先が温まり違和感が出てきた様だ。

 

俺は2人の手を触らせて貰って霜焼けになっていないか確認し2人の丈夫さにホッとする。

 

感情的になった男同士の喧嘩なら血が出たっておかしくない、それでも2人は怪我なく喧嘩を終わらせられた事に俺は今更ながらにホッとする。

 

必要な事だったんだと思う、だからこそあの時本音を出した達也君を止めたくは無かった。

 

「ふふーん、達也君は俺の事嫌いじゃないんだもんね!」

「はいはいはいはい。」

達也君は相当疲れているみたいで浴槽内で元気よく抱きつく丈雄君になすがままにされている。

「丈雄さん、お風呂では暴れないで下さい。」

「華ちゃんごめんなさい。」

「陽久様とのお約束は守らないといけませんよ。」

「はーい。」

 

誠華君は何時もの事だと言う雰囲気で丈雄君を叱るし、丈雄君も慣れている様で素直に謝る。

「誠華君、いつもありがとう。」

「全ては陽久様が快適に過ごす為です。」

ぷい、とそっぽを向く誠華君に俺は笑ってしまう、それでも誠華君の優しさを感じてしまったからだ、今度陽久さんにお礼を言わないとな。

 

「誠華君、皆んなの事を考えてくれる陽久さんにお礼をするなら何がいいと思う?」

「陽久様は此処での穏やかな日常を好んでおります、話しかけて頂けるだけで充分かと。」

「わかった、ありがとう。」

 

俺は陽久さんに話しかける事をスケジュールに入れてのんびり足を伸ばしちょっとだけ賑やかなこの空間に目を閉じた。

 

 

実は牛の飼料にカカオも利用出来るのを知っているだろうか、と言っても常日頃与えるなら安く仕入れられる加工副産物のカカオ殼の話しになるのだが、テオブロミン、ポリフェノールなどが含まれており、テオブロミンは血行促進、セロトニン増加の効果が有り乳牛にとっては注目すべき成分で、ポリフェノールは抗酸化作用があり乳房炎への効果も期待できる。

 

なんてカカオの話を真面目にしているのは勿論、2月に入りバレンタインで浮かれているからだ。

 

今年はなんと記念すべき恋人が居る特別なバレンタイン1回目!!ついそわそわしてしまい2月の文字を見ては節分よりバレンタインの方を思い出し、時間があれば黙々と人型牛へ贈るバレンタインの商品の数々を眺め、果ては人型牛へ贈る手作りレシピ集迄調べ始め、真下さんに何を贈るか頭を悩ませる日々が続いている。

 

「カカオ入りペレットって言っても色々あって益々選び辛い。」

一応レビューも見ているのだが大体は高評価で結局どれがいいのかわからなくなってしまう。

 

「あ"ーー、贈り物ってなんだろう?」

しまいに俺はゲシュタルト崩壊を起こしかけて贈り物自体に悩み始めてしまう。

 

 

「あぁ、そう言えばバレンタインですね、俺この会社のハイカカオ入りの、、、これ、これ好きでした、香りが良いんですよね、大人向けはそれかな?丈雄君達ならもう少し甘味が混じった、、、これこれ、さつまいもとブレンドした奴が良いですよ、これは違和感なく素材が混ざってて美味しく食べられました。」

「ありがとうございます司さん、助かります。」

 

俺は丈雄君達の勉強を教えに来た司さんに帰りに少し時間をもらってバレンタインの事を相談すると矢張り自称モテ牛の司さんはバレンタインイベントに様々な贈り物を頂いていて経験幅が広くバレンタインの贈り物のアドバイスを的確にしてくれる。

 

「悟史さんがそっち選ぶなら俺からはこっちの専用クッキーを後日丈雄君達に送ろうかな。」

「ありがとうございます。」

「いやぁ、全然、寧ろ贈りたくて贈りたくて。」

2人共真面目で可愛い生徒ですからね、と司さんは眉を下げて微笑む。

「2人共どうですか?」

「丈雄君は今、国語のくっ付き言葉が苦手で、秋茂君は引き算が苦手かな?それでも順調に学べていると思いますよ。」

「良かった、これからもよろしくお願いします。」

「俺結構この仕事気に入ってるんで、丈雄君達の事はお任せ下さい。」

 

俺は雑談を終えて司さんとお互い挨拶を交わし別れ、自宅から出て仕事に戻る。

 

 

「誠華さん」

「なんでしょう?」

「その、質問いいでしょうか?」

秋茂はおずおずと読んでいる本の表紙を見せ、誠華に読めない場所を教えてもらう。

「ありがとうございます。」

「いえ、構いませんよ。」

秋茂は普段より柔らかい雰囲気の誠華に首を傾げ、誠華を観察し、エプロンを着ている事に関係するのではと質問する。

「誠華さんは、料理ですか?」

「ええ、明日はバレンタインになりますし、試作も兼ねて作ろうかと。」

「バレンタイン!!」

秋茂はバレンタインについて何も知らないが如何やら丈雄は知っているらしく丸バツの付いた国語のテストから顔を上げて2人の側に寄る。

 

「チョコ作る!?」

「チョコは作りませんが、カカオを使った物は作りますよ、材料もそれなりに揃えて貰いましたし、一緒に作りましょうか?」

「お願いします!!」

丈雄は嬉しそうに耳をパタパタさせて誠華にお願いする。

 

「バレンタインって何?」

丈雄の反応に秋茂も気になりバレンタインに付いて2人に質問する。

「バレンタインは好きな人に気持ちと一緒に贈り物をする日です、勿論恋仲でも、友人でも、尊敬している人でも、感謝の気持ちを贈っても良いと思います。」

誠華は秋茂のこの後の反応を見越して一緒に作るか聞き、秋茂もそれにお願いしますと頷く。

 

「真下さんと達也君誘ってもまだ材料ある?」

「真下さんはご自身で用意する様でしたよ、材料は足りなくなったら真下さんにお願いすれば問題無く用意してくれると思います。」

材料の心配は要らない、達也は如何出るか分からないが誘うだけ誘ってみればいいと誠華は丈雄に提案して先に秋茂と台所へ向かい料理器具をテーブルに並べていく。

 

「俺は?」

「そこの棚の1番下にエプロンが有ります、ご自身も身につけて他の人の分も用意してください。」

秋茂はこくりと頷いて引き出しを開けてエプロンを身につけ達也は来るだろうか考える、最近丈雄は心のつかえが取れた様に明るい、きっと仲良くなれたのだと思う、そう思って秋茂は2人分のエプロンを手に取った。

 

 

「まだ豆まきの名残がある」

俺は落ち葉の気になる場所を掃きながら前に執り行った節分の豆まきの名残に微笑ましくなる。

 

「入り大豆なら皆んなで食べられるから楽しかったな。」

年の数だけ豆を食べる、人型牛の真下さん達は生きてきた年月、人年齢で牛年齢の2倍の豆を食べていて、1番大豆を食べる数が少なかったのは俺だったりする。

 

皆んな俺より歳上と言う事に改めて不思議な気分になり、そして牛年齢相応の仕草を思い出して俺は又嬉しくなる。

 

バレンタインが近くて良かった、この牧場の皆んなが大好きだ、その気持ちをプレゼントとして贈れるこのイベントに俺はわくわくしながら箒を掃き進めていると真下さんが側に寄って来た。

 

「如何しました?」

「実は今日の夕飯は2人きりで取りたいんだが良いだろか?」

何時も俺が牛舎にお邪魔して皆んなと食事をしているので俺は真下さんの急なお誘いの不自然さに思わず首を傾げる。

「何かありましたか?」

「いや、問題は無いんだ、偶には2人ゆっくり過ごしたいと思ってな。」

何となく真下さんに違和感を感じるが、偶には2人ゆっくりしたいと恋人に言われたら頷く事しか出来ない。

「はぁ、分かりました。」

「良かった、悟史君、これからの予定は?」

「そろそろ夕方の搾乳時間なので消毒の準備でもしようかと。」

「手伝うよ。」

「ありがとうございます。」

何時も忙しくしていて牛舎での作業が多い真下さんが側に居てくれる事に疑問に思いつつも俺は搾乳室へ真下さんと向かう。

 

「なんか、いい匂いしますね。」

搾乳室からほんのり漂う甘い匂いに俺は首を傾げる、食品の匂いが此方に漂っているならこの匂いの元は牛舎の台所だろう。

「俺は感じないな。」

「そうですか。」

人より鼻のいい人型雄牛の真下さんが表情も変えずそう言うので、何となく今迄の違和感を察してしまう。

 

俺も散々考えて用意したからな。

 

「真下さん、今日は俺の家でのんびりしましょうね。」

「うん?うん、そうだな、ゆっくりしよう。」

分かりやすく尻尾がそわそわと揺れ、耳元がピクピク動く真下さんは逞しく可愛らしい、俺達は消毒の準備をして皆んなを待った。

 

 

「真下さん?」

2人っきりの夕食、2人っきりのゆったりとした食後、一緒にお風呂に入り少しドキドキしながらの戯れ、、、恋人らしい穏やかな時間を過ごし、俺の自室で空気が変り、身を寄せ合い、服を脱がされお互い下着だけになりいざ始まるか、と思ったら真下さんにピンク色のリボンで両手首を軽く縛られる。

 

なに?SM?縛りが弱いからソフト?真下さんSM興味あったか??

 

「プレゼントの梱包でリボンが余ってな、悟史君は強引な感じが好きだろう?」

ちゃんと勉強して来たぞ、と真下さんは嬉しそうに笑う。

 

え?なに?勉強、して来た?

 

「俺ももっと色々学ばないとな。」

 

その時俺は真下さんに好きな同人誌を見られた事を思い出した、勉強して来た真下さんから優しくちょっと強引で、甘い責めを受けらるかも知れない、本当に?

 

俺の期待と困惑を無視して真下さんは楽しそうに俺の首にリボンを結び遊んでいる。

「悟史君苦しく無いか?」

「ナイ、デス。」

「そうか、良かった、後はそうだな、こっちの太ももにも付けるか。」

 

楽しそうな真下さんに皮膚を触られるだけで体全体がほんのり熱くなる、真下さんは俺の足を開いて左太腿にリボンを巻きつけ丁寧に蝶々結びをする。

 

「ふむ、いいな、、、さて。」

真下さんはリボンで縛られた腕を取り上に伸ばして被さってくる、真下さんの体温と息が近くに迫り益々体は期待に染まる。

 

「真下さん?」

「しっかり甘やかしてやるからな。」

 

あ、これはヤバい。

 

耳元で真下さんにそう言われて想像以上に俺の脳が痺れ体の感度が上がった気がした。

 

 

「うっ、ぅ〜〜っ、つっ。」

「気持ち良さそうだな悟史くん。」

縛られた腕を片手で抑えられ空いた手で体を撫でる真下さんに俺は耐えきれず体を反応させ興奮に満ちたちんぽは下着を起きあがらせる。

 

「此処最近マッサージについても幾分か勉強し直した、その分も堪能してくれ。」

 

そう言って真下さんは何時もの凝りをほぐす様な手つきとは違いそっと皮膚を撫でる様な優しい手つきで俺の体を触っていく。

 

「〜〜っつ!」

脇腹をそっと撫で上げられ爪で優しく撫で下ろされそれを何度も往復されるとその刺激の違いの波に体が恥ずかしい程に反応して俺は喉を逸らす。

「気持ちいいか?悟史君?」

何時もより幾分か低めに発する声も意識して喋っているのだろう、俺の意識の境界線はどんどん薄くなり体の中心を中指で撫で下ろされくすぐったさに過剰に腹筋に力が入る。

 

真下さんの逞しくむっちりと重量の有る柔らかさが俺の体にぴとりとくっついて、ゴツゴツした大きな手が太腿を内側から外へと撫でる、俺の顔は熱を帯びこめかみの血流の音を聞き取る、思考が如何しようも無く淫らに染まり息荒く早く握って貰いもっと強い刺激が欲しいと腰を動かして望んでしまう。

 

「焦らしも必要、なんだろ?」

「、、、。」

俺はだらし無く口を開けて真下さんをぼんやりと見つめる、強い刺激が欲しい、もっと気持ち良くなりたい、その気持ちと共に真下さんにもっと焦らされる事にも期待していて、きっと真下さんなら俺の気持ちに答えてくれる、と甘えを前面にだす。

 

俺は顔を近づけて来た真下さんに欲望のまま舌を垂れ出し真下さんの唇をそっと食む、真下さんが近距離で小さく溢す息が極上の興奮剤となり、真下さんに下着の中から少し強引にけつを揉まれる。

 

「んっ、ぅっ、、、んっ。」

至近距離で真下さんの匂いを感じ、息を感じ、水音を響かせ気持ち良さに身を委ね真下さんと口を混ぜわせる。

 

距離が離れて此方を見下ろす真下さんの顔の良さに俺は感動し、真下さんは俺の顔を撫で首筋を暖かい舌で音を立てながらいやらしく舐めそのまま胸を吸われる。

 

本当今日調子良い、まじで気持ちいい。

 

俺は真下さんに与えらるままに体を反応させ、真下さんはやっと俺の股間を触ってくれた。

 

下着の上からそっと下から上へ撫で上げられ、優しくくるくると金玉を撫でられる、その気持ち良さにどんどん血が巡り俺のちんぽも先程よりもっと張りが出て感度を増す。

 

「っつ。」

やっと俺は下着を脱がされ我慢汁に先が濡れたちんぽが空気に当たる、その清々しさも直ぐに去り、真下さんに人差し指と親指で作った輪で優しく竿を撫でられる。

「反応がいいな、大分我慢させてしまったかな?」

「かなり、待ちました。」

「そうか、ならその分気持ちよくさせないとな。」

 

やっと欲しい刺激が貰える、と思うものの真下さんの手つきはとても優しいまま指はバラバラに動き会陰から鈴口まで丁寧に撫でられ続け俺はそのもどかしい気持ち良さに喉を反らし低く唸る。

 

あれだ、ちょっとけつ穴に慣れてきて強くイけないけど気持ち良くてその違和感に挫折しかけた時の感覚に似ている。

 

欲しい強さの刺激は貰えないのにずっと焦れったく低い気持ち良さが続き、じわじわと気持ち良さが蓄積していき理性が吹き飛ぶ様な感覚、、、。

 

俺は耐えきれず強い刺激を求めてカクカクと腰を振り張り詰め赤く染まるちんぽを振り回して我慢汁を飛ばす。

 

「ま、真下さん。」

真下さんは赤子をあやす様な優しい微笑みで気持ち良さに全身真っ赤に染まった此方を黙って見下ろす。

「やばい、もっと強くして。」

息も絶え絶えに俺は真下さんに縋ると真下さんは起き上がり俺の足の間に座り、俺の足を広げる。

 

「強い刺激か、わかった。」

真下さんは珍しくローションボトルを取り出して大量に俺のちんぽへ掛けて行く。

 

「あ、ま、真下さん?」

ローションが垂れ掛かるいやらしい光景に期待して眺めていると真下さんが見覚えのある手袋を付ける。

 

え?、、、あれ、ストッキンググローブじゃ。

 

俺の期待と怯えに反して真下さんは此方を見てご機嫌ににっこり笑う。

「今日はとことん甘やかす、大丈夫だ、やり方は悟史君が前に教えてくれたからな。」

 

「〜〜〜っっっっっ!!!」

 

やっぱりそうだ!やっぱりそうだった!!

 

散々優しく性欲を焦がされ敏感になったちんぽはストッキンググローブを付けた真下さんの手でヨシヨシと撫でられその絶妙な気持ち良さに情け無く変な声が出る。

 

「んぁぁぁぁっ、んんんんんんぅぅぅぅ。」

本当に、そっと優しく撫でられているだけなのにその気持ち良さに脳内は危険と暴れ周り、けつ穴で深くイく感覚に近いゾクゾクとした感覚が体の奥から吹き出し無意識に気持ち良さから逃げようと俺は腰を動かすが真下さんに取り押さえられ超絶な気持ち良さから逃げられない。

 

ちんこ溶けるっ!

 

「ん"んんんんぅぅぅっあ"っんんんんん。」

 

俺は耐えきれず射精してしまうが真下さんの手は止まらず亀頭を包み込み重点的に撫でられる、気持ち良さの上乗せに息が出来ず唸りながら足を踏ん張り腰を浮立たせる。

 

射精後の短い間に俺はぷしゃ、と潮を吹くとやっと真下さんの手は止まり俺は力無くベットに足を崩し深く酸素を求め呼吸する。

 

し、死ぬ所だった、、、自分でやった時は好きな時に止められたから、こんなにローションとストッキング素材の組み合わせが化け物地味た気持ち良さだと言う事は分からなかった、俺はイった余韻でガクガクと体を揺らしながらローションストッキングの気持ち良さに恐怖を覚える。

 

「少しやり過ぎたな。」

真下さんはグローブを脱いでコップに水を注ぎ俺を起こして水分補給をさせる。

「大丈夫か?」

「やばかったです。」

俺の様子を見下ろし真下さんは困った様に眉を下げる。

「それじゃローションストッキングは終わりにするか。」

俺は未だに酸素を吸うのに必死で、無言で頷く。

 

真下さんの腕に抱き抱えられ、真下さんの大きな胸筋に頬を埋めて休んでいると、真下さんはそっと俺の太ももを触りそのまま指を潜り込ませ俺のけつ穴を撫で始める。

 

正直ローションストッキングよりそっちの方が慣れているのでけつ穴の気持ち良さににホッとしてしまう自分がいる。

 

俺は先程の疲労を癒す様に目を閉じ真下さんの胸筋に自分の顔を埋めて真下さんの指を受け入れる様にリボンが巻き付いた方の足を曲げて外側へ傾ける。

 

「悟史君。」

名前も呼ばれるだけでも擽ぐったいのは先程のプレイで感度が馬鹿になっているせいか、真下さんの何時もより熱を帯びたカッコ良く低い声のせいか。

 

真下さんの指はどんどん俺のけつ穴を広げ奥に侵入していく、ぞわりとする気持ち良さに俺は少し目を開けローション塗れになった俺の股間を見下ろし真下さんの逞しい腕を惚けながら眺める。

 

「んっ。」

真下さんの指が俺の前立腺を撫でそのままずるずるとゆっくり指がギリギリ迄引き抜かれ、またゆっくり指が根本迄侵入するのを何度か繰り返される。

 

真下さんのちんぽ欲しい、何時も性欲に抗えずに雄を打つける様に腰を振る真下さんを思い出して思わず俺はケツに力を入れると、真下さんは指のストロークを止め俺の前立腺をトントンと叩き始める。

 

「んっ、あ"っ、、、ん。」

慣れた気持ち良さに声が思わず漏れる、太い指が馴染んでくると真下さんにゆっくりうつ伏せに寝転がらされケツを突き出したまま前立腺を強めに押されいやらしさと気持ち良さが頭の中で混じり再び呼吸が荒くなる。

 

あ"ぁ、金玉に来る、マジで気持ちいい。

 

俺は気持ち良さに素直に反応しながら声を溢し両腕に巻かれたピンク色のリボンを眺める、けつ穴の気持ち良さに視界がぼやけて来ると射精の感覚が来て何度かドライオーガズムをかます、真下さんは俺の様子を見て尻を撫でられながら指を引き抜き俺のひくつくアナルをじっくり観察した後顔を寄せ舌でけつ穴を舐め上げる。

 

「う"っ、う"ん"っ。」

暖かく優しい気持ち良さにホッとして力が抜けると気持ち良さの波が上がり体を緊張させてしまう、それを何度か繰り返していると真下さんに仰向けにされてちんぽに緩りとリボンを巻きつけられる。

 

「まだ足りなかったんですか?」

ちょっと呆れ気味に真下さんにそう言うと真下さんは困った様に笑って俺のちんぽを撫でる。

「此処に巻き付けて完成だな。」

「真下さんのドスケベ。」

真下さんのテクニックはかなり興奮して気持ち良く最高!と言いたい所だがローションストッキングがかなりキツかったので正直に手放しで喜べる状態では無い。

 

「悟史君が喜んでくれるからなぁ。」

真下さんは俺が散々欲しがっていた真下さんのガチガチの雄ちんぽを俺のけつ穴にぺしぺし叩きつけ俺の性欲を煽る。

「真下さんのエッチ。」

言葉とは裏腹に俺は中に欲しくて堪らず足を広げ真下さんの雄ちんぽを望む、俺真下さん専用で雌化して来たかも知れない。

 

真下さんは余裕の笑みで俺のけつ穴にちんぽをゆっくり沈めていく、しっかり解され期待に待ち望んでいた俺は体の奥をゾクゾクとさせ真下さんのガチガチ上反りちんぽを隅々まで味わおうと腹に力が入る。

 

真下さんが根本迄入り此方に体を倒してくる、ゆさゆさと小刻みに揺れる体から一転、真下さんは大きく腰をひき俺は既に突かれた気持ちで呼吸が止まる。

 

ドンッ!

 

「あ"っ。」

やっぱりコレ、真下さんと言えばコレ!!

 

真下さんのスケベで少し乱暴な腰付きが体全体に振動として伝わって来て脳が痺れる、慣れた気持ち良さに目を閉じ前立腺の気持ち良さを、腸壁が擦れる気持ち良さをしっかり味わい真下さんと共に声を溢す。

 

真下さんの息の荒さに興奮しながら俺は真下さんにけつ穴を捧げる。

 

「んっあ"ぁ、ヤバいぃ、、、。」

 

湿度の高い部屋で真下さんと皮膚がぶつかり合い音が鳴り響き、柔らかく重い金玉が遅れて俺の尻に当たる、真下さんの精子いっぱい欲しい。

 

「ん"ん"ん"ん"、、、あぁぁぁぁっ、イク、ヤバいイクイクイクイグ。」

バチバチと強いメスイキをして俺の体は壊れた様にガクガク揺れる、もうどうでもいい、真下さんのオナホで構わない、もっと雄をぶつけて壊して欲しい。

 

真下さんは余裕の無い顔で俺の体を撫で確認しそのまま腰を振り続ける。

「はっ、かなり締め付けるな。」

真下さんは体を起こし腰を振るスピードを上げて射精の準備をする、俺は両腕を上げ息絶え絶えにその時を待つ。

 

「っ!、、、ふっ。」

 

ドクリと大量の注がれる熱に思わず腰を上げ括約筋をぐっと締める。

 

ずるりと真下さんの太いちんぽが抜けると1回目の熱い特濃精子がドロリと俺のけつ穴から溢れ出るその余韻に浸る間も無く真下さんに抱き起こされ今度は真下さんに背を向ける様にして真下さんに跨り下から上へ突き上げられ気持ち良さの相乗に俺は汗だくだくに嬌声を上げる。

 

「ん"ん"ん"、、、ぁああぁぁぁあ"。」

真下さんの腰付きで俺のけつ穴の精子は泡立っていき、気持ち良さの天辺を味わい続け唾液を垂れ流しぐしょぐしょに濡れ汚れたリボンを巻き付けたちんぽが不作法にブルンブルン振り回される。

 

壊れる、壊れた。

 

真下さんのドスケベちんぽに壊されながら俺は布団にうつ伏せに倒され上から真下さんの体重が乗っかったままガチガチちんぽに腸壁を擦られ喉を反らす。

 

バチュバチュと水音は激しく耳に届き真下さんの筋肉の重みが体に乗って奥の奥迄振動が届き体は言う事を聞かずガクガク震え汗が噴き出る。

 

「真下さんっ、ヤバいぃ、ヤバいぃ"ぃぃ"、、、ぁああ"ヤバっ、イク、イ"グッ、イっっっっ。」

「ははっ、大丈夫か?」

真下さんは余裕そうに腰を振っていたがまた射精感が上がって来たのか呼吸荒く腰を振り俺の中に二度目とは思えない量の精子を沢山俺の中へ放出する。

 

「ほら、悟史君。」

息も絶え絶えな俺の前に精子塗れのちんぽが顔面に現れ無意識に口を開け真下さんのちんぽを舐め吸い、陰毛に絡みついた精子の臭いを嗅ぎ脳をクラクラとさせ従順に俺は真下さんのちんぽを綺麗にする為レロレロと拙く舌を動かす。

 

まだちょっと硬い。

 

俺は真下さんに褒められた時の様に頭を撫でられ目を閉じたまま真下さんのちんぽを恍惚にしゃぶる。

 

「そうだ。」

真下さんは一旦腰を引き自身の未だ元気あるちんぽにリボンを巻き付ける。

「これでお揃いだな。」

 

何やってんのこの人、嬉しそうに笑う真下さんに呆れつつもそのスケベな光景に口を開けリボンの巻かれた美味しそうなちんぽに俺は口を付ける。

 

時計は深夜の12時を過ぎ、こんなバレンタインも有りかと俺は再び真下さんのちんぽを存分に味わった。

 

 

バレンタイン最高!!、、、最高か?

 

2人激しくセックスし、まぐわいにまぐわい、どろっどろになった体は今は身を寄せ合い所々カピカピで有る。

 

プレゼントいつ渡そう。

 

そうカーテンがぼんやり明るい早朝に起きたての頭をふわふわさせながら考える。

 

「取り敢えずシャワーだな。」

事後の乾き切ったパリパリの体液塗れで初めての恋人へのプレゼントを渡すイベントは、なんか嫌だ、と俺は体を起こすと薄らと目を開けた真下さんと目が合う。

 

この人寝ぼけた顔も可愛いしカッコいいんだよな。

 

「真下さん、シャワー浴びる体力あります?」

「むぅ。」

丈雄君の様な可愛い寝ぼけ返事の真下さんに深々と心を射抜かれつつも俺達は体を洗いサッパリした状態でソファーに身を沈める。

 

「はぁ、無理させてすまない。」

「あ、いえ。」

真下さんは未だ眠さが取れていない様で雰囲気がとても柔らかく俺を片腕で抱き寄せ身を案じる様に体を摩ってくれる、俺はその暖かさに思わず体を預け力を抜く。

 

「真下さんに渡したいものがあるんです。」

静寂な早朝、2人身を寄せ合って服の上から体温を分け合いながら俺はぽつりと溢す様にそう言って真下さんを見上げる。

「俺も悟史君に渡したい物がある。」

お互いに力無く笑い合いソファーを立ち各々プレゼントを取りに行く。

 

「えっと、その、俺、真下さんの事大好きです。」

今までだって想いを伝えて来た筈だし、昨日も散々体を交えたのにいざバレンタインのプレゼントを真下さんに渡すとなると心臓が飛び出るほどにドキドキして、真下さんへ伝える言葉が震えてしまい情け無くなる。

 

真下さんは俺の差し出したプレゼントを俺の手ごとそっと握りしめ此方をじっと見つめる。

 

「あの、えっと、これからも貴方の事を大切にします!」

ぶわりと毛が立ち大きく膨らむ牛耳が愛おしい、真下さんの無言の喜びに俺も自然と口角が上がる。

 

「俺も渡さないとな、悟史君、愛している。」

「ありがとう、ございます。」

ダイレクトに真っ直ぐ愛してると言われて俺は言葉尻が小さくなってしまう、俺みたいに臆せず真っ直ぐに此方に想いを伝えて来る真下さんはカッコいい。

 

「開けてみても良いですか?」

「お互いに開けようか。」

2人そわそわしながらソファーに座り俺は昨日お世話になった同じ色のリボンを手に取り左右に引っ張る。

 

この綺麗なリボンは取っておこう。

 

箱を開けると大人びたシンプルなトリュフチョコが綺麗に四角のマスに収まっている、頷く真下さんの方を見てから俺はチョコを一つ口に含み咀嚼する。

 

「うんっまっ。」

今迄食べて来たチョコとは全然違うチョコで、こってりした上品な甘さとサラリとした口溶けに俺は目を見開く。

 

「真下さん、これ凄く美味しいです。」

「そうか、それは良かった。」

俺は口の中で消えて行ったチョコの余韻に感動しながら口元を手で抑え残りのチョコを見下ろす、此処で全部食べてしまうのは勿体無い。

 

「大切にゆっくり食べて行きますね。」

「気に入ってくれてっ良かった。」

「いや、本当に美味しいんですよ、笑わないで下さいよ。」

「すまないっ、わりやすくそこまで反応してくれると此方も嬉しいくて、な。」

 

真下さんは咳を一つして気分を切り替えて俺が渡したビターとスイートが並ぶ人型牛用チョコを見下ろし目を細めて一粒手に取りゆっくり咀嚼する。

 

言葉無く真下さんは俺の贈ったチョコを眺める、その眼差しは優しく、耳は時折小さく上下に動く姿を見て俺はその静かな空間自体が愛おしく感じる。

 

「うまいな、、、。」

そう呟いたまま真下さんは時が止まってしまったかの様にチョコを見つめ動かなくなる、俺はそんな真下さんを暫く見守りそっと頃合いを見て声を掛ける。

 

「真下さん、そろそろ搾乳時間ですし行きましょうか?」

「そうだな、行こうか。」

俺達はチョコの箱を戻しリビングのテーブルに並べて置いて自宅を出た。

 

 

「悟史さん!今日凄いもの渡すから朝食はちゃんと牛舎に来てね!」

「楽しみだなぁ、なんだろうなぁ。」

朝の搾乳時間に丈雄君は嬉しそうに耳を上げて俺を牛舎へ誘う。

「俺も実は丈雄君達に渡したい物があるんだ、いっしょだね。」

丈雄君は動きを止め少し考えた後眩しい程に輝いてにっこり笑う。

「俺楽しみ!!」

「楽しみに待っててね。」

「うん!悟史さん大大大好き!!」

「俺も丈雄くんの事大好きだよ。」

癒される、俺は丈雄君の頭を撫でて丈雄君にトコトン癒された。

 

 

そして牛舎での朝食後丈雄君、秋茂君、誠華君、達也君が俺の元に集まって来て俺は可愛い猫が描かれた小箱を一つ貰う、箱にプリントされている猫は陽久さんと誠華君の抱き枕ぬいぐるみのキャラで俺は誠華君の方を見る。

 

「どうしました?」

「覚えのある猫の絵柄だったから、陽久さん用は、と。」

「あぁ、予備ですのでご安心ください。」

「あ、良かったです。」

 

あっさりと誠華君に予備と言われて俺は安心して箱を開ける、箱の中には小さいアルミカップにチョコが流し込まれていてそれぞれ個性あるデコレーションがされている。

 

ハートとザラメがいっぱいなのが丈雄君かな?次に一眼で分かるのは綺麗にデコレーションしてある物で、これは誠華君が作った物だろう、残りは秋茂君と達也君だが、花とカラースプレーが秋茂君でカラースプレーの端にハートが丁寧に並べられているのが達也君かな?と顔を上げて集まった皆んなに聞いてみる。

 

「大正解!!」

丈雄君は凄い凄いと俺を褒めてくれて照れ臭くなる、そんな俺も牛舎にいる皆んなにバレンタインのプレゼントを一人一人に手渡ししていく。

 

「丈雄君は何時も真っ直ぐ明るくてとても素敵です、これからもよろしくお願いします。」

「ありがとうございます、開けていい?」

「いいよ。」

 

なんか、先生見たいな雰囲気になっちゃたな、と思いつつもその雰囲気のまま番号順に手渡して行く。

 

「秋茂君は何時も皆んなを丁寧に見てくれてありがとう、そして勉強も楽しそうで良かった、これからもチャレンジしたい事が有れば幾らでも相談して下さい。」

「ありがとうございます。」

 

「陽久さん、何時もお世話になってます、貴方のお陰で丈雄君達が前に進み始めています、至らない牧場主ではありますが、これからも精一杯務めさせて頂きます、よろしくお願いします。」

「ご丁寧にありがとうございます、それでは私からも。」

そう言って陽久さんは俺に掌サイズの可愛い梅柄巾着を差し出し、俺は丁寧にそれを受け取る。

「森に生えていた薬草を茶漉し袋に入れました、腰痛などの節々の鎮静効果があります、悟史さんもお体を大切にして下さい。」

「ありがとうございます。」

俺は陽久さんの暖かさにじっと巾着を見つめる、鎮静効果か、早速今日にでも一袋使って見よう、俺は陽久さんに再び感謝を言って丁寧に巾着をテーブルに置き誠華君にプレゼントを渡す。

 

「誠華君は何時も陽久さんや皆んなの事を助けてくれてありがとう、何か足りない物など有りましたら俺か真下さんに気軽に声掛けて下さい。」

「此方も陽久様共々お世話になっております、これからもよろしくお願いします。」

 

「達也君は何時もお仕事手伝ってくれてありがとう、俺は寂しいのでもうちょっと甘えて来て下さい、またランニングしに行く時声掛けるから一緒に走ろうね。」

「はい、ありがとうございます、あの、、、。」

達也君は何かを伝えたい様で俺は前屈みになる。

 

好きです。

 

そう小さく耳元で囁かれ、達也君顔を見ると必死に此方の反応を見て来る、達也君の責めの姿勢に口角が上がる。

「俺も達也君の事大好きです。」

俺は達也君の頭を両手を使ってわしゃわしゃと撫でまわす。

 

少し不満そうな達也君は大人しく自分の席に戻り皆んなで各々プレゼントの中身を食していく、感想や反応は人それぞれ、俺は隣に座った真下さんと目を合わせ微笑む。

 

「所で悟史君は俺が1番好きだよな?」

 

真下さんのその台詞に思わず笑ってしまったが俺は真下さんの目を見て力強く頷く。

 

「俺は真下さんと一緒に歩いて行きたいです。」

 

その言葉に満足したのか真下さんは満足気に頷いて俺を引き寄せ頭を優しく擦り付ける、牛耳が柔らかくて気持ちいい、恋人が居る初めてのバレンタインはいい感じのまま終えられそうだ。

 

「ハッピーバレンタイン〜♪チョコフェスティバルの所申し訳ないですけどご報告がありまーす。」

「報告?」

「そそ、一つは煌君がバレンタインイベントの広告に小さく載りましたので、其方後程データと冊子送りまーす。」

 

嬉しい報告にむぎわら君の話を聞いていた皆んなは各々声が上がる。

 

「見たい見たい!ね!」

「見たい。」

「あ?まぁ?」

「華ちゃんも陽久さんも気になるよね!」

「そうですね。」

陽久さんもこれにはにっこり頷いてリビングの空気は明るく賑やかなものになる。

 

「んで、もう一つご報告、新しい牛をお迎えする予定です。」

真下さんの仕事用タブレットが光り書類が転送される、真下さんとその書類を除くとダンディな人型雄牛が写っており陽久さんよりお歳を召している事がわかる、そして1番目を引いたのは、、、。

 

「これ、角ですよね?」

「あぁ、そうだな、角有りだ。」

真下さんも眉を顰め書類内容を確認している。

 

角有りは陽久さんよりかなり年上、陽久さんが生きて来た年月は84年、そうすると写真の人は100歳越えと言う事になる。

 

「体は健康そうだし、試験的に、と言う感じかな?勿論技術的サポートが必要であれば何時でもサポート出来る体制は取ってあるので、気楽に引き受けてくれればと。」

 

人型牛が幾ら丈夫といえど俺は少々不安になってしまう、責任持ってこの人を支えられるだろうか。

 

「あのね、悟史君。」

「ん?なに?」

むぎわら君は呆れた様に俺の名前を呼ぶ。

「何でもしてやろうは何でも出来るって事じゃ無いし、各々出来る事を出来る範囲でするからこそ上手く集団が回るんだよ?」

 

隣見なよ。

 

むぎわら君にそう言われて俺は真下さんの方を見る、真下さんは頼もしく此方を安心させる様に穏やかに微笑み頷いてくれる。

 

「俺も!仲良くなるの得意!」

「手伝える事があったら手伝います。」

「歳が近いからこそ、今回は私が適任かも知れませんな。」

「陽久様を煩わせない様にして頂ければ好きにして構いません。」

「2人が対応に忙しくなったら仕事は回してもらって構いませんよ、寧ろ物足りないぐらいなので。」

 

皆んながそれぞれに頼もしく応えてくれて俺は嬉しさに、皆んなに感謝を告げる。

 

「はい、良い感じになりました、で?良いかい悟史君?」

「うん、引き受けます!むぎわら君よろしく!」

むぎわら君はお任せあれ、と言って通信を切る。

 

「幾らでも支える、そう言っただろう?」

「はい。」

俺を安心させる様に背中を叩く真下さんに勇気を貰い俺は新しく迎え入れる牛の準備に取り掛かった。




次は角有牛編

気ままに書いて溜まり次第更新しまーす。
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