※この作品はR-18です。

雄牛牧場   作:錆田缶

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おかえり煌くん編


雄牛牧場18

「お久しぶりです!!」

「煌君久しぶりだね、元気にしてた?」

煌君帰省の日、俺はオフィスのワープゲート近くで元気よく挨拶してくれる煌君を迎える。

煌君は牧場の繋ぎを着ておらず、白を基調とした格好いい服を着ていて凄く魅力的で眩しささえ覚える、これがアイドルを目指して頑張っている人の姿かぁ。

 

「それでは2日間よろしくお願いします。」

「はい、責任を持ってお預かりします。」

煌君のプロデューサー小野さんと定型的な挨拶をして煌君と一緒に牧場へのゲートを潜り帰宅する。

 

「数ヶ月振りなのに随分懐かしく感じますね。」

煌君はゲートを潜り終え俺の自宅のリビングを見渡してそう言う。

「うん。」

煌君がこの牧場に居たのは本当に少ない期間だった、二度と会えない思いしかして来なかった俺は煌君が帰って来た事に目頭が熱くなる。

 

手放したく無かった牛達、手放す時は何度も胸を痛めた、現実的では無い、その痛み、ずっとこの気持ちを抱え続けるだろうと思っていた痛みが今は少し柔らかい。

 

「悟史さん?」

「ん?何煌君?」

煌君は徐に俺の顔をじっと覗いて片手で俺の顎を掬い唇を重ねる。

 

!?

 

「んぅ!?んっ、、、。」

ふわりと柔らかいく所々情熱的なキスに思わず熱が溜まってしまう、そしてなんか長い!?

 

「如何です?俺上手くなったでしょ?」

「う、うん。」

そう言えば煌君は訓練が上手くいかず俺は煌君の緊張を緩める為にキスをした事は有るけど、その時とは全く違う余裕と色気たっぷりなキスに俺は口元を押さえて驚き頷く。

 

「俺向こうでの搾乳搾精は機械だったので時々悟史さんの搾乳良かったなって思い出してたんですよ、あの時は情け無い俺の姿ばっかり見せてたから。」

「わっ!?」

俺は煌君に思いっきりぎゅっと抱きしめられ体の酸素がぐわっと抜ける。

 

「本当あの時はお世話になりました。」

「う、うん。」

身長が高く、ハリのある筋肉、力強い腕、そして服越しに感じる人型牛特有の熱、その全てに俺は思考が止まる、、、なんか、凄くいい匂いもする!?

 

アイドル目指すってこう言う事なのか、、、何処か感心しながら俺は煌君と少しの間熱を分けあった。

 

「あの、そろそろ皆んなに会いに行こうか?」

「そうですね!よろしくお願いします!!」

「うん。」

俺は煌君と離れて自宅を出て牛舎へ向かう。

「達也の奴、如何ですか?皆んなと馴染めてます?」

「うん、来た当初より随分柔らかくなっていると思うよ。」

「そうですか!良かった!」

達也君の様子を聞いてニコニコ顔で煌君は牛舎の玄関に辿り着き、俺は真下さんを呼んで後を任せる。

 

「悟史さんは?」

「俺はちょっと色々仕事があるから、真下さん、後よろしくお願いします。」

「わかった。」

「それじゃ、煌君ごゆっくり。」

「はい、ありがとうございます。」

俺は真下さんに煌君を任せて車に乗り牧草地へ向かう。

 

 

「はぁ、もー、、、、はぁ、寂し過ぎる。」

誰もいないだだっ広い牧草地で俺は思わず寂しさを吐露する。

 

「まぁ、しょうがない、わかってる、、、皆んなが喜んで騒ぐ姿見たかったなぁ〜っ。」

俺は車に寄りかかり寂しさを出し切って牧草の追肥の為に肥料散布機を用意して背負う。

 

「はぁ、仕事があって良かった。」

何時もたいへんだなぁとだだっ広い牧草地を見て億劫な気分になっていたが、今日はなんだかその広さがありがたい。

「はぁ、、、情け無い姿は見せたく無いし、そもそも心配させたく無い。」

この前は情けない事に丈雄君にバレてしまった。

「はぁ寂しさって如何やったら無くせるんだろ?」

俺と言う存在を受け入れてくれる人達が居るこの最高な環境、何故か前の世界よりも寂しさがグッと押し寄せる様になっていて俺は如何すればいいのか今だに答えが出せないでいた。

 

「はぁ、仕事して忘れよ。」

未だため息が止まらない俺は背負いの肥料散布機のノズルを持って重い気持ちを抱えたまま広い牧草地を見渡した。

 

 

「わーっ!煌君久しぶり!!!」

「丈雄君久しぶり!!元気にしてたか?」

「元気だったよ!!煌君は!?」

「俺も向こうで大切にされてとても元気だぞ!!」

「うるさっ。」

煌が真下に案内され牛舎のリビングに入ると1番に反応し煌の元へ飛び込み喜んだのは丈雄だ、2人が合わさると声の大きさは2倍になり達也はその音量に耳を下げ眉を顰める。

 

「達也!!!!元気にしてたか!?」

「うるさい、お前がうるさいから元気ない。」

「なんだ!?悩み事か!?」

「、、、話聞けよ。」

煌は久しぶりに会った達也が元気そうなのを知って嬉しくなり思わず達也を抱き上げる。

「元気そうだな!!!」

「うん、そうだから降ろせよ。」

不機嫌極まり無い顔をして煌を見下ろす達也に満足して煌は直ぐに達也を降ろし周りを見渡す。

「俺達の後にも仲間は増えたみたいだな。」

「うん!紹介するね!!」

「よろしく頼む!!!」

「まじお前らその音量で話すの止めろよ。」

達也は耐え切れず垂れた耳に手を当て2人から距離を取り真下と一緒に丈雄が煌の後に来た仲間を紹介する姿を見守る。

 

「感動の再会とはいかないものだな。」

「まぁ、彼奴あんなんなんで、期待してなかったと言うか、予想通りっすね。」

答える達也に真下は苦笑いをしつつ皆んなを見守り、煌が自身が活躍した記事を取り出したりお土産を広げたりして賑やかになった所で達也の背中にそっと触れる。

 

チラリと真下を見た達也はため息を吐いてそのまま騒ぎの場所へ真下と近寄る。

「達也見てくれ!これが最新の俺だ!!人型牛用プロテインなんだけどな、色々なフレーバーがあって美味しいんだ!写真も格好良く撮れてるだろう?この写真の為に筋トレも色々しててな!!達也も必要であれば教えるぞ!!」

「俺定期的にランニングしてるし、運動不足じゃないから、別にいいよ。」

「筋トレは少し気になるな。」

「!!俺で良ければ教えます!」

真下の反応に煌は耳を上げ喜ぶ、真下もそれにお願いすると答えればニッカリ笑い煌はご機嫌だ。

 

「俺も!逞くなりたい!」

「勿論!丈雄にも教えるさ!!」

 

皆んなでワイワイテーブルに並べられた煌の活躍が乗った書類、お土産のプロテインや栄養剤、煌が向こうで使っている化粧水、煌は色々質問され嬉しそうにそれに答える。

 

今までに無く煌はこの中で中心的存在になっていた。

 

「そうだ!今日ね煌君ともっとお話しする為に皆んなで寝れる様部屋を用意したんだよ!」

「本当か!?そんな場所あったのか、それは嬉しいな!」

「陽久さん達の大きい和室に皆んなで準備したんだよ、ね!」

今日のメインイベントを丈雄が発表して周りの仲間も頷く、誠華中心に既に布団は敷き終わり煌に事前に知らせたぬいぐるみの話も此処でする。

 

「勿論!!ワニ持って来たぞ!!俺偶に辛い時はワニが居ると寂しさが紛れるんだ、少ない期間だったけど楽しい思い出が詰まってたから、今回もいい思い出が詰まりそうだな!!」

「うん!」

「所で悟史さんは何処で寝るんだ?」

「あ、えと、、、。」

わいわいと賑やかに話して居ると、煌はそのまま悟史の名前を出す、すると先程の賑やかな空気は鎮まり重くなる、煌は丈雄が如何しようと耳を下げる姿に達也を見た。

 

「悟史さんは最近忙しいんだよ、皆んな気を使ってゆっくり寝させる予定。」

「そうか、なら仕方がないな。」

煌は悟史さんがそんな事するだろうか?と一瞬考えるが、そう言う日もあるだろうと小さな歪みを無視してお土産の話をし始めプロテインの摂取タイミングについて知識を披露し場を盛り上げその流れのまま、夕方の搾乳時間になり皆で外に出た。

 

 

「順番は如何しましょうか?」

俺は搾乳準備を整え真下さんに意見を聞く。

「準備通り、煌君は6番の位置に立つそうだ。」

「分かりました。」

久しぶりに帰って来た煌君、彼が、皆んなが、それを選択した事が微笑ましい。

 

「それじゃ最初は真下さんですね。」

「あぁ、よろしく。」

ならば俺は何時も通り、何時も通りに丁寧に搾乳すれば良い、きっと煌君も皆んなもその事を望んでいるだろうから。

 

俺は前絞りの為のストリップカップを握り直し真下さんから順に丁寧に搾乳をしていく。

 

順調に順番づつ搾乳を終わらせていき煌君の前に立つ。

「よろしくお願いします!!」

「うん、よろしくお願いします。」

懐かしい声の大きさに俺は微笑み張りのある胸へ手を伸ばし前絞りをしっかりとしてストリップカップを覗く、問題もない様なのでプレディッピングを行い乳頭が膨らむのを待ち丁寧に消毒液を拭いてミルカーを取り付ける。

 

「痛くない?」

「大丈夫です!悟史さん、搾精もお願い出来ますか!!」

「うん、大丈夫だよ。」

「それじゃ、、、よろしくお願いします!」

煌君は恥ずかしげも無く牛柄パンツを脱ぎ捨て俺に腰を突き出し柵を握り構える。

 

改めてしっかり体を見ると前よりも筋肉は増え一回り大きくなった様に感じる、ミルカーついたままなのがなんとも言えないけど。

 

俺は煌君の前にしゃがみ何時も通り搾精用のノンリターンディッパーを握りもう片方の手で煌君の陰茎に触れ皮を腹の方へそっと押し消毒をする、煌君の陰茎はそのままくたりとしており俺は確認の為に立ち上がる。

 

「前立腺刺激をしてもいい?」

「勿論です!!!」

やる気のある煌君に苦笑いしつつも俺は煌君の後ろに周りアナルを触らせて貰う、煌君らしく張りがあるが、以前よりも解し易く煌君が痛みを伴う事なく指を挿入出来た。

「このまま刺激するね。」

「はいっ!!」

俺は煌君に締め付けられた中指をゆっくり動かし前立腺をそっと撫で反対の手で緊張を解す様に煌君の硬いお尻を撫でる。

以前同様難しいかと思っていたが、煌君は素直に反応して体を畝らせ呼吸が短くなる。

「悟史さん、もう、大丈夫です。」

「うん、わかった。」

俺は手袋を変えて煌君の前に移動する、しっかりと立ち上がり血管を浮立たせ鈴口から我慢汁を垂らす煌君の陰茎に見惚れそうになるのを抑え消毒液を拭き取り搾精用のライナーを取り付ける。

 

「っ、、、ふっ、、、っ、、、。」

ミルカーの管などを確認しながら柵をぎっちり握りしめて血管が浮き出ている手の甲を眺めていると視線を感じ煌君と目が合う、煌君は黙って頷き前を向き目を瞑り低く唸り射精する。

「っ、はぁっ、、、どうですか悟史さん!?」

「え?とってもスムーズだと思います?」

俺は真空管のスイッチを切りミルカーを外しながら煌君に感想を言うと嬉しそうに耳を上げ満面な笑みを浮かべる。

 

やっぱりそこは人型牛として気にする所だったのだろうか、向こうではむぎわら君のオフィスで見た椅子型の無人搾乳機みたいなので搾乳していた様だし、前の環境をもう一度経験してどう自分が変われたのか知りたかったのかもしれない。

 

「見たか達也!これが雄牛だぞ!!」

「うるさい、近くで叫ぶな。」

「俺早かっただろ?」

「あぁ、うん、ね、早く服着ろよ。」

煌君達也君の微笑ましいやり取りを見守りつつ俺は煌君の消毒を終えて達也君の前に待つ。

 

「俺は搾精無しでいいです。」

「うん、わかった。」

「なんだ元気ないのか?」

「そう言う日なの、煌は黙って服着て戻ってろよ。」

 

 

「、、、。」

賑やかな搾乳後、後片付けも終わり、1人自宅に戻り夕食を取り風呂上がりに勝手に冷蔵庫に入っていた桃とレモンのピュレがかかっている牛乳プリンを手に取り広いソファーにぐったりと座る。

 

「、、、はぁ。」

俺は牛乳プリンが乗ったスプーンを咥えて天井を眺めながらため息を吐く。

今頃牛舎の方は皆んなでお風呂に入ったり、布団ひいたり、抱きぬいぐるみ持ち寄って遊んだり会話したり喧嘩したり賑やかにしているんだろうなぁ、寂しさが募ると美味しい筈の食べ物も何となく味気ない。

 

「どうにもならない時も有るよなぁ。」

諦めるのは得意だった筈だ、離れゆく牛の事も、誰かと愛し愛される事も、自分の意見を言う事も、向こうでは隠し通せた、我慢出来た、理解されないと分かっていた、どう足掻こうとも否定と嘲笑が待っていると理解していたから押し殺して来た。

 

諦めて手放した筈だった。

 

「環境が良すぎるばっかりに依存っぽくなってるのかも、、、はぁ、情けな。」

真っ直ぐに好意を打つけてくれる人達が多すぎて、もっと仲良くなりたくて、もっと側に居たくて、見守りたくて、、、。

「子供か自分。」

流石に大人として如何よ、こんな女々しい考え方男として如何なんだ、、、俺は食べ掛けの牛乳プリンをテーブルに置いて片手で顔を隠す。

 

「寂しさって如何やったら消えるんだろ。」

 

ピンポーン

 

1人消えぬ寂しさに嘆いて居ると自宅のベルが鳴る、俺はゆっくりソファーから立ち上がり玄関のドアを開ける。

「真下さん、如何しました?何かありましたか?」

「少し仕事の話を、入ってもいいか?」

「勿論です、どうぞ。」

 

少し期待してしまう自分を抑え、仕事の話だと自分を律し真下さんを自宅に通して真下さん専用のマグカップで人型牛用のお茶を淹れ差し出す。

 

「ありがとう、調子はどうだ?」

「大丈夫ですよ。」

真下さんは俺が淹れたお茶を一口飲み此方を見て様子を伺う、メンタルは落ち込み気味だが、体は至って健康だ。

 

「なら良かった、所で友伸君の事だが、」

「はい。」

真下さんは普段通り牛舎の様子を報告してくれる、食事内容がそろそろ皆んなと同じ物を食せそうになって居る友伸君の事や、誠華君を中心として家事を行い、それに伴う和夫さんの生活の様子、仕事を進んでして新しい事も覚えようとむぎわら君に教えを乞う達也君の話、何時も通り勉強を頑張る2人に、丈雄君や陽久さんのお陰でゆっくり周りの仲間に受け入れられ始めて居る相良さんの様子。

 

牛舎の雰囲気は良い方向へ向かっており、話しの端端から溢れ出るその暖かさに俺は目を細める。

 

皆んな穏やかに暮らして居る様で良かった。

 

「と、報告として以上だな、今日の搾乳量などの表はまた後程、全体としてはいいバランスだし、そろそろ五月初めに刈り取った牧草も加工が終わり届く予定だから、それぞれの様子もまた見守ろうと思う。」

「はい、引き続きよろしくお願いします。」

 

粗方真下さんからの報告が終わり俺と真下さんはお茶に口を付ける。

 

「所で、ローテーブルにあるのはもしかして食べかけの物か?」

「え?あ、あぁ、本当だ」

真下さんに改めて言われてローテーブルの方を見ながら食べかけの牛乳プリンの事を思い出す。

 

「寒天か?」

「ゼラチンですかね?」

真下さんはローテーブルに近づいて牛乳プリンを回収して戻ってくる。

 

牛乳寒天、確かに寒天なら牛乳寒天な気はするけど、そこまで固くないプリンと同じ舌触りなのでゼラチンの牛乳プリンだと思われる、、、多分?

 

「緩くなってるな、済まない」

「いえ、大丈夫です。」

「一旦冷やそうか、」

「いえ、このまま食べ切っちゃいますよ。」

牛乳寒天、小さい頃は実家の冷蔵庫に当たり前に入っていたなと思い出しながら真下さんの手元に有る牛乳プリンに手を伸ばすと牛乳プリンに逃げられる。

 

「真下さん?」

「ん?」

「いえ、食べ切るので返してくれませんか?」

「まぁ、ソファーに座ろう。」

俺から牛乳プリンを取り上げて真下さんはソファーに座り隣に座る様目線で俺を誘導する、俺は導かれるままに真下さんの隣に座り逃げられた牛乳プリンを見つめるとローテーブルに置きっぱなしにしていたスプーンを真下さんが手に取り牛乳プリンを掬う。

 

「真下さん、それ人用なんで余りお勧めしないです、、、。」

「あーん。」

 

?

 

真下さんは俺に牛乳プリンが乗ったスプーンを口元に近づけ俺は無意識に口を開きスプーンに口を付ける。

 

「美味しいか?」

「美味しいです。」

 

え?何?

 

現状を把握しきれていない俺は真下さんに勧められるがままに牛乳プリンを食べさせられる、二口目はまだ良いものの3口目になると恥ずかしくなってきて俺は真下さんを止める。

「1人で食べれますから、その、大丈夫ですから。」

「そうか、すまない。」

真下さんはキョトンと俺を見て謝り牛乳プリンを渡してくれる、びっくりした、俺は馴れない事に驚き顔が熱くなりながらも真下さんに見守られながらほぼ味が消えた牛乳プリンを食べ切る。

 

「美味しいかったか?」

「美味しかったです。」

「俺達の乳がこうして商品として形になるのは何だか不思議な気分だな。」

真下さんは空になった牛乳プリンの器を持ち上げ食材欄を眺めている。

 

「あ、そう言えば見せた事ないですよね?」

「、、、そうだな、こう言うのは食べられないから感想も言いようが無い、そう言う意味では意識した事すら無かったな。」

「あの、一通り見るだけ見てみます?」

俺の提案に真下さんは是非と頷いてくれたので冷蔵庫にいつの間にか勝手に入っている加工品を盆に乗せて真下さんの前へ置き順に指差して説明する、精子加工品の滾りは今回は見せなくて良いだろうと冷蔵庫に置きっぱなしにした。

 

「普通の牛乳、ミックス牛乳、苺牛乳、バター、キャラメル、ホワイトソース、牛乳プリン、あとバニラアイスです。」

「思ったより加工されて居るな。」

「そうですね、むぎわら君曰く、販売はまだ考えていない様でお試し品として色々加工して居る様ですよ。」

「ふむ、所でこの青いのはなんだろうか?」

真下さんは二層の牛乳プリンの上に乗っている青色のゼリーが気になった様で俺に質問してきた。

 

「パイナップルとソーダのゼリーが乗っている牛乳プリンですね。」

「食べられるのか?」

「食べられます、着色料を使って色を染めたゼリーなので。」

「そうか、この色は、食品として如何なんだろうか?」

「ソーダ味とかブルーハワイとか、そう言う味の青なら抵抗無いですかね?」

確かに青いうどんとか青いカレーは俺も嫌だなぁと涼しげな青色のゼリーを眺める。

 

「悟史君がさっき食べていた牛乳プリンの上に乗っていたのは桃か?」

「そうです、桃とレモンでした、美味しかったですよ。」

真下さんは成る程と俺が食べた空の容器の文字を改めて眺める。

 

「自分の体から出たものがこんなに色々加工されるのか、むぎわら君の会社に居た時も色々見て来たつもりだが自分の加工品は見た事が無かった、いざ目の前に存在すると凄く不思議な気分だ。」

「ですよねぇ。」

人間の俺では真下さんの本当の気持ちは分からないかも知れないけれど、自分から出るものが美味しい食べ物に加工されて目の前に出されたら何とも言えない気持ちにはなるだろう。

 

「悟史君は俺達の加工品を良く食べているのか?」

「はい、冷蔵庫にいつの間にか色々入っていて、賞味期限なども有りますし定期的に頂いてます。」

「、、、味は如何だろうか?」

「どれも美味しいですよ。」

 

嘘偽りなくこれは本当で俺は抵抗無く搾乳した加工品を口にしている。

 

「何と言うか、今日を頑張ったご褒美みたいに美味しく頂いてますよ。」

「そうか、、、。」

真下さんは加工品を眺め耳を下げ目を細めて微笑み、小さく良かったと溢す。

真下さんとの加工品談義も終わり俺は加工品を冷蔵庫に戻し真下さんの隣に座る、特に話す内容も無くなってしまいお互い暫く沈黙するが、ふと俺は気になって真下さんにお泊まり会について聞く、煌君が来たからと皆んな揃って寝ると言うイベントだった筈だが、皆んな真下さんを待っているんじゃないだろうか。

 

「あぁ、それなら俺は仕事の残りが有るからとお泊まり会については陽久さん、丈雄君に任せているから大丈夫だ、遅れる事も事前に言っているし何より、、、。」

そう言って真下さんは俺を片腕を使って抱き寄せる。

「寂しくさせてしまったんじゃ無いかと、な。」

 

真下さんなりの気遣いと先ほど唸るほどに寂しがっていた俺は胸の奥がジワリと温かくなるのを感じる、やっぱり真下さんの側は安心する、、、いや、そうじゃ無くて、俺はハッとして真下さんから離れる。

 

「大丈夫です、寂しくないです、いや、その、興味が無いと言う訳では無く、楽しそうで良かったです。」

俺の挙動にキョトンとした顔を真下さんはする。

 

28歳の男性が寂しいからって甘えるのは如何なのだ、恥ずかしさと言うかプライドと言うか、弱い所を見せたく無いと言うか、心配かけたく無いと言うか、つまり、皆んなには幸せになって欲しい訳で!

 

「真下さんが俺の事を心配してくれるのはその、嬉しいです、ありがとうございます、でも、本当大丈夫ですから。」

そう言い切って仕舞うと先程消えかけていた寂しさがぐっと押し寄せて来て俺は混乱する、いや、顔には、雰囲気には出さない、人型牛は人より敏感だ、余計に心配させる事だけはしたく無い。

 

俺は表情筋を動かさない様硬くさせて真下さんを見る。

 

「わかった、すまない、勝手に寂しいだろうと思い込んでいた様だ、今日はこのまま戻る。」

「はい、その、心配してくれてありがとうございました、お泊まり会楽しんで来てください。」

真下さんはニコリと笑って頷き俺はソファーから立ち上がった真下さんを玄関まで見送る。

 

「それじゃ、もし何かあったら気兼ねなくいつでも連絡して来てくれ。」

「はい、ありがとうございます」

「おやすみ悟史君。」

「おやすみ真下さん。」

 

 

「〜〜〜っ!!!俺の馬鹿!!いや、よくやった!」

俺は真下さんと別れ広々となったリビングのソファーに寝転び心の痛みに耐える。

「だって情け無いじゃん、寂しいから甘えるとか、男だし、もう良い歳だし、恥ずかしいし、そりゃ真下さんは馬鹿にしないで受け入れてくれるよ、凄く大人だし、年上だし、、、。」

如何しても隠したかった、甘えたく無かった、寄りかかりたく無かった、、、けれどその行動に反して後悔している自分もいる、もっと真下さんの温度を感じていたかった、大きい手で抱き寄せて貰っていたかった。

 

「いや駄目だろ自分、今何歳だよ、駄目だろ自分、よく耐えた自分。」

この心の痛みを如何して良いか分からず俺は先程取った行動に意味があると言い聞かせる。

「はぁ、俺も大きい抱きぐるみ買っちゃおうかなぁ。」

 

寂しい、その気持ちは膨れ上がるばかりで如何しようもなくなる。

 

本当に如何すれば良いのかわからない。

 

 

「真下さんお帰りなさーい。」

「ただいま」

皆パジャマを着て並べて敷いた布団に輪になってトランプをして遊んでいた所へ真下は戻ってきた。

「てっきり真下さんは帰ってこないと思ってたんだけど、喧嘩してない?」

後を任せられて張り切っていた丈雄だが想像以上に早く帰宅した真下に不安になりながらも悟史の様子を聞く。

「いや、喧嘩はしてないが、、、悟史君は1人で居たい様だ。」

「そっか、、、え?真下さんでもダメって事!?」

丈雄は悟史の寂しさに気づいていたし、空元気なのも心配していた、そんな中恋人でも有る真下さんが悟史の側に寄ったのだ、てっきり思いっきり甘えて寂しさを解消するのかと思っていた。

 

「ふふ、丈雄君、男の子にはプライドと言うものがあるんですよ。」

「プライド?」

悟史の行動に驚く丈雄にニコニコと和夫は男の子のプライドに付いて話す。

 

「カッコよく有りたいじゃ無いですか、寂しくても寂しく無いと言うなんて普通の事ですよ。」

「そ、そうなの????」

周りが雌牛ばかりの場所で育って来た丈雄にはわからない、いや、経験した事が無い、何時も直ぐに声を掛けてくれたし、ぎゅうと抱きしめて撫でられ寄り添ってくれた環境で育った丈雄は甘え上手で甘やかせ上手だ、辛かったら誰かに頼る、そんな成功体験を積み重ねて来た丈雄にとって和夫の言葉は驚きに満ちていた。

 

「そうだな!かっこいいってのは大切だ!」

「まぁ、全部自分の事を話すなんて必要無いですしね。」

煌と達也は和夫の言葉が分かっているようで丈雄は焦りながらも秋茂を見る。

「俺も分からないかも?でも全てを話すって事はしないかも。」

色々考え内に秘める話し下手な秋茂も何となく話さない選択を取るのは納得出来ているようだった。

 

「悟史さん寂しいんですか?」

「と思う。」

友伸の質問に丈雄は首を傾げて頷く、明らかに元気が無い様子だったので丈雄はそう思っていたが周りが寂しい気持ちを人に話さない理由を分かっているようで丈雄は益々分からなくなる。

 

「俺もそう思うんだが、こればかりは踏み込み過ぎもな。」

「踏み込まない、の?」

丈雄はそれも疑問に思う、話してくれなかったら話して欲しいと気持ちを打つけるし、相手の気持ちを出来るだけ受け止めて共有すると良いと思っていた、と言うより前の住んでいた牧場の環境がそうだった。

 

「まぁ、今の所はな、、、陽久さん機会が有れば気にかけて頂けませんか?」

真下は耳を下げ悲しげに微笑み人と多く関わって来た陽久に悟史の事をお願いすると陽久は穏やかにゆっくり頷く。

「えぇ、私で宜しければ。」

「全くあの人は陽久様に迷惑をかけて、、、まぁ人年齢なら私より年下ですから仕方がありませんね。」

 

誠華は牛年齢18そして人年齢は2倍の36、人年齢で言えば悟史と8程の差がある、そして大きい宗教団体で陽久を支え村を纏める仕事も担ってきた、人間関係について経験豊富で余裕のある誠華は子供の様な行動を取る悟史に仕方がない、と言い捨てる。

 

「う、俺何か出来ないかなぁ。」

自分も大好きな悟史の為に何かしたいと焦る丈雄に和夫は変わらない笑顔で応える。

「悟史君は今成長中ですから見守って上げましょう、見守るのも愛ですよ。」

「それだけ?」

和夫の言葉に納得出来ない丈雄は耳を下げたまま和夫に聞く。

「ええ、悟史さん本人がしっかり悩んで自分で答えを出さないといけないんです、例えば、、、丈雄君は今お腹が空いています、私は丈雄君が可哀想なので変わりにご飯を食べました、そしたら、丈雄君はお腹いっぱいになりますか?」

「「ううん。」」

思わず友伸もご飯の事に付いて例え話をされ丈雄と一緒に首を横に振る。

「そう、本人が食べないと意味が無いんです、経験も同じ、自分自身がちゃんと経験しないと納得しないんです。」

勿論余程酷い場合、緊急な場合、本人が助けを求めて来た場合は手を差し伸べて上げましょうね、と和夫は補足する。

 

「課題の分離、ですね。」

「何ですそれ?」

真下も和夫の教えに思い当たる様で専門用語を出して納得する、その知的な雰囲気に思わず達也が聞き返す。

「アドラー心理学だな、自分の課題と他人の課題を分ける、それぞれの課題はそれぞれが取り組むと言う考え方だ。」

「成る程、心理学ですか。」

達也はかっこいい専門用語と心を扱う心理学に付いて少し興味を持つ。

 

「確かに、俺の所属する事務所もそれぞれに苦手があって克服できる様色々挑戦させられているな」

煌も納得出来るようでうんうんと頷いている。

「煌君の課題は?」

「俺か!俺は、圧をかけ過ぎない事!!それと気配りだ!!」

「あぁ、無理じゃない?」

課題の分離に付いて納得している煌に丈雄は質問し、その答えに達也はあっさり否定する。

 

「無理でもやってみないと分からない!!何事も挑戦だぞ達也!!!」

「うっっさい、圧かけんなよ。」

「わはは、すまない!!」

 

「んと、取り敢えず悟史さんが自分で答えを見つけるまで待ってあげるって事だよね、、、俺耐えられるかなぁ。」

「そうですねぇ、丈雄君はそのままが魅力的ではあるので難しいですが、この事に付いては先輩方に任せて暫く我慢して見守りましょう。」

「うぅ、はぁーい。」

丈雄は和夫に制され己は何もする事が無いと耳を下げる。

 

「そんな人間1人に悩むこたぁねぇだろ、元気だろうが落ち込もうが、そんなもん彼奴の勝手だろ。」

相良は落ち込む丈雄をひょいと持ち上げ子をあやす様に自分の太ももに丈雄を乗せる。

「う"ぅ、でも、なんか、役に立ちたい!落ち込んでるなら側に居たい、痛いのは何かヤダ。」

「俺もそう思う。」

真下も丈雄と同じ場所に立っていた、頼られたい、望まれたい、必要とされ、手放され無いと安心する環境が欲しかった。

 

だから真下は寄り添いたい、けれど深追いをして完全に拒絶されるのも怖かった、まだ手のひらには悟史の感触が、体温が残っている。

 

悩む丈雄の頭を撫でながら、個性なのか、人型牛の呪いなのか真下は悩む。

 

それでも、悟史君には笑っていて欲しい、そう思うのはダメな事だろうか?

 

「五月蝿いですね、この件については真下さんが仰った通り、陽久様の管轄になったのですから黙って見学なされれば良いのです。」

しんみりした空気を誠華はピシャリと叱り空気を断ち切る。

 

「それとも陽久様では役不足とでも?そう思う者は前に出なさい、華が引っ叩いてやります。」

 

誠華は冷たい眼差しで一人一人を見ると皆んな揃って首を横に振る。

 

「陽久さん。」

「なぁに、大丈夫です、人は移ろう者それは我々も同じ、雨が降れば、時期に晴れましょう、此方が余裕を見せねば相手も心を開き安心を得られません。」

「うん、俺頑張って我慢して、悟史さんを安心させる。」

悩む丈雄に陽久は余裕を持って頷き、幼子の青さに陽久は微笑む。

「それが良いでしょう。」

 

陽久の言葉にて悟史についての話は終わり次第に楽しいお泊まり会の空気に戻って行く、皆んなで抱きぐるみを紹介したり遊んだり、枕投げしたりと賑やかに遊び丈雄は心温かいまま寝落ちる。

 

「丈雄、たけお、、、ぐっすりだな。」

隣で寝る事を約束した相良は側ですやすや寝息を立てる丈雄を満足そうにツンツンと頬を突き、その側で秋茂は丈雄の掛け布団を直す。

「お前も献身的だな。」

「けんしん?」

「丈雄を大切にしてるってこった。」

「、、、そう、ですね?」

首を傾げる秋茂に相良はふっと笑い、秋茂の頭を撫でようとして以前怖がられた事を思い出し浮いた手を元に戻す。

「仲良くやれよ」

「?はい。」

 

秋茂はそんな事を言われたのは初めてで言葉を呑み込むのに時間がかかる、そんな中、相良は楽しそうにあざらしの赤ちゃん抱きぐるみの顔を丈雄の寝顔を見比べて遊んでいた。

 

「陽久様もすっかりお休みになられたました、そろそろ消灯致しますよ、豆電球にして上げますから今日寝る位置に戻りなさい。」

「はーい。」

ツンツンだけど頼り甲斐ある誠華に友伸はゆったり頷き、達也も無言で頷いて煌に寝る場所を教えて自分も布団に潜り込む。

それぞれ布団に入った事を確認しておやすみなさいと誠華は電気の紐を引っ張った。

 

「達也」

「なに、静かにな」

「分かってる」

それぞれが寝る空気になり部屋全体が静かになった所で煌が横で寝ている達也にキラキラとした目で声を掛ける。

「ありがとうな」

「別に企画したの俺じゃないし。」

「手伝いはしたんだろ?」

「まぁ。」

「今日楽しかったんだ、だから、ありがとうな。」

「うん、じゃ、寝ろ」

そう言って達也は煌に背を向ける、何処までも達也な達也に煌はニカリと笑う。

「あぁ、おやすみっ。」

 

 

「悟史さん!!!」

「はいっ!」

悩みに悩み重い気持ちで朝を迎えるが、気合を入れ朝の搾乳を終え自宅で軽めの朝食に口をつけているとリビングの扉が勢いよく開き煌君が大声で俺の名前を呼ぶ。

 

「え?あの?ど「悟史さん!!!」はいっ!何でしょう!?」

戸惑う俺に煌君がガシリとズカズカと俺の側により両手で俺の両肩をガシリと掴み近距離でギラギラな目を見せつけられる。

 

「セックスしに来ました!!!」

「あぁ、ん?え?ん!?」

煌君の堂々と言うそのセリフに俺は口の中に残っていたパンを誤飲して咳き込み煌君に心配そうに背中を撫でられる。

 

「えっと、もう一度聞いていい?」

俺は一旦コーヒーを飲んで落ち着いてから煌君の言わんとする事を確認する。

「はい!悟史さんとセックスしに来ました!真下さんからも了承済みです!!」

「あ、うん、えと、、、わかった。」

「良かった!!」

煌君は俺の了承を喜んで俺を軽々と持ち上げ近くのソファーへ煌君と向き合う様に座らされる。

「なんか力付いた?」

「そうですね、それにはかなり自信があります!」

「そっか。」

アイドル目指して頑張って入るけど、今は肉体美を追求するフィジークの方面で活動している煌君、その訓練された力強さに素直に納得してしまう。

 

「悟史さんが俺が事務所所属になった時凄く落ち込んだって聞きました!」

「え?お、お恥ずかしながら、でも応援してない訳じゃ無いからね!?」

「分かってます!俺、案外悟史さんに俺って存在を残せていたんだなって驚いているんです。」

「煌君。」

確かに色々あって濃い日々ではあったが煌君が此処で過ごしていた期間はとても短い、それでも此方にそう言って微笑む煌君の表情に俺はホッとしたものを覚える。

 

「だから俺の事ちゃんと覚えておいてください、そうしたらちゃんと帰って来ますから!」

煌君はそう言って俺をぎゅうと力強く抱きしめる。

「うん。」

俺は煌君の気持ちに応えようと腕を回し肩に顔を寄せふわりと香る煌君の良い匂いを嗅ぐ。

 

「悟史さん。」

お互いの体温が混じり気持ちが満たされた事で自然と距離を取り唇を重ねる、ゆっくり、優しいキスに応えながらもお互いに熱が上がっていき、感度を研ぎ澄ませながら唇の隙間から漏れ出る息はどんどん艶めいていく。

 

舌をしっかり絡め気持ち良さに酔っていると煌君のギラギラと輝く瞳に見つめられる。

「やっぱり悟史さんってなんか色っぽいですよね!」

「初めて言われたよそんな事。」

「そうですか?」

「んっ。」

煌君の手は服の中に潜り俺の体の凹凸を確かめる様に撫でられ俺は思わず声を溢してしまう。

「前は俺もこうやって訓練室で触られていたけど悟史さんみたいに可愛く反応は出来なかったな。」

「そ、そんな事っあったねっ。」

服の中で煌君の親指は俺の乳首を撫で弾く、熱が上がったこの体では敏感に素直に反応してしまい煌君の言葉に恥ずかしさが滲む。

 

「俺達牛よりも悟史さんの乳首の方が美味しいそうです。」

服をたくし上げられ煌君は絶妙な舌の硬さで俺の乳首をレロレロと舐め弾き絶妙な力強さに俺の体はどんどん気持ち良さに沈み始めていく。

 

「こ、煌君っ、っ、んっ。」

少し乱暴に胸を吸われケツを両手で強引に揉みしだかれ彼の雄らしさに俺の脳はどんどん溶けていき体が分かりやすい程に反応して下半身にどんどん血が溜まり下着が窮屈に感じる。

「ははっ!本当に悟史さん感じやすいんですね!」

皆んなを相手しているからそれもそうかと1人納得する煌君は俺の内太腿を撫で膨らんだズボンを人差し指指で軽く弾く。

 

「っ、んんっ。」

「悟史さんのズボン湿ってますよ?俺に乳首吸われて気持ちよかったですか?」

「うっっ。」

ズボンの上から膨らみをそっとすりすり指の腹で撫でられ恥ずかしさと気持ち良さにぐらりとなけなしの理性が揺れ動く、俺の様子に機嫌よさそうに捕食者の目をして俺のズボンのチャックを降ろし下着の前開きの隙間から指を入れられて熱の篭ったちんぽをそっと撫でられる。

焦ったさに目を細め煌君を見ていると此方と目が合い舌をちろりと出し顔を近づけられなすがままに俺は煌君の舌をちゅうと吸う。

 

「ん"んっっ。」

煌君も興が乗って来たのか大胆に口を開け俺の唇を乱暴に貪る、理性は溶けて原型を無くし混ざり合った唾液は煌君の顎を伝い俺を触っていた手の甲に落ちる。

2人それでも構わぬまま音を立て熱を混ぜ口を合わせ煌君に興奮にそそり立つちんぽを握られ親指でぐいぐいと溢れた我慢汁を撫でられる。

 

「っ、んぅ"っ、んっっ。」

「悟史さん、下全部脱いで貰っていいですか?」

「うん。」

煌君から与えられる快楽に揺られ俺は素直にズボンと下着を脱ぎ再び煌君に招かれ彼の膝上に乗る。

「ははっ、本当悟史さんは素直で可愛いいんですね、やっぱり真下さんに許可貰って良かったです。」

「ん"っ、っっつ。」

じわりと感度の上がった体で煌君に背中を撫でられ肉尻を掴まれ俺はどんどん欲望の熱が増していく、やばい、ちんぽ欲しい、、、けつが引くつく。

「向こうでよく使われててお勧めされたローション持って来ました、これ匂いも良いんで、悟史さんが気に入ってくれると良いんですけど。」

煌君の手元からとろりと甘い香りが漂う、その香りは暫くすると爽やかな香りに変わる。

「なんか不思議な匂いだね。」

「何でしたっけ、確か体につける時に揮発?して匂いが変わるそうです、面白いですよね!」

煌君は説明しながらニカリと笑い、そっと俺のアナルをマッサージする様にローションを塗り込む。

「悟史さんってかなり此処柔らかいですよね、、、あぁ、でも力はあるな、、、。」

俺の胸元に顔を埋めて丁寧に俺アナルを確かめる様に触る手付きに時々体を反応させているとゆっくりと煌君の指が入り前立腺を優しく撫でられる。

 

「っ、ごめっ、、、結構反応しちゃうかも。」

1人でも人型牛でも散々いじめて来た前立腺は直ぐに快楽を期待して俺の体は前立腺の僅かな気持ち良さに体が緊張する。

「スケベでいいと思います。」

煌君は穏やかにそう言って俺の胸を吸いケツ穴に突っ込んだ指を丁寧に動かしていく。

 

「悟史さん。」

煌君に両尻を持ち上げられ腰が浮く、煌君は自身の服を全て脱いでいき、血が通った熱いちんぽが俺のけつにぺしりと当たりケツ穴が思わず引くつく欲望が胸の奥からグラグラと湧く、早く欲しい、すぐ欲しい、けつに当たって居る煌君のちんぽ熱くて硬い、ぜっったい気持ちいい、早く欲しい。

 

「大丈夫そうです?」

「いつでもどうぞ。」

頭の中が煌君のちんぽで埋め尽くされているが俺は余裕そうな表情で頷く、煌君は俺の腰を抑えゆっくり煌君を受け入れじわじわとけつ穴が広がり腸内が煌君の熱で焼かれる。

 

やばい掠っただけで気持ちい、煌君のかなり張りがあってゴリゴリ硬い、これは飛ぶかも。

 

「っつ、〜っっ、、、はは、悟史さん、大丈夫ですか?俺のどうです?」

「凄く良いよ、かなり熱いかも。」

ちんぽの気持ち良さに隠せぬだらしない顔で俺はコクリと頷く。

「人よりも俺達の方が体温高いんでしたっけ?」

「うん、そうだね。」

中の熱が回り内側からじんわりと気持ち良さと汗が吹き出し皮膚がしっとりと濡れる、徐々に煌君の熱に侵食されぼんやりして居るとトンっと煌君に中を突かれ俺は息を漏らす、煌君はしっかりと自身の両手を俺の両手と組んで固定する、会話もなく熱くギラギラした目が俺の性欲を射抜く。

 

「ゔっ、んっ、、、あっ、、、んん。」

煌君の硬く張りのあるちんぽに腸をゴリゴリと刺激され次第に煌君の動きに合わせる様に俺自身も体を動かし刺激を貪る。

 

っあ〜〜〜っっっ!!マジで気持ちいい、前立腺、前立腺の刺激やばいっ、すぐ漏れそう、ちんぽじんじんする、、、俺は煌君に下から突かれ一方的な快楽を受け取り次第にお互い混ざり始め荒い息を掛け合いながら夢中で2人体を動かす。

 

「っばっ、、、イっ、んっ、、、やばいイク、、、んっっ。」

俺はドライイキをして体の動きを止める。

「、、、。」

初めの優しさが消えてしまった様な雄の顔で俺をソファーに寝そべらせ俺の片足を抱き煌君は乱暴に腰を振る。

 

「っ、悟史さん、、、。」

「んっ、んんっ、ぅっ、むぅっ。」

皮膚と皮膚が激しく打つかる中前立腺をゴリゴリと気持ちいい位置で擦られる気持ちよさと括約筋の気持ち良さに思考が溶ける、声を漏らし唾液を垂らしていると煌君に唇を貪られ呼吸が苦しくなる。

 

「あ"っ、ばっっ、まっ、やばい、、、んっ、〜〜っっっ。」

煌君の手が俺の我慢汁でべちゃべちゃになったちんぽを拭き、その間も腰の動きは止まらない、刺激に限界が来て俺は自分の腹に勢いよく精子を飛ばす。

 

「悟史さん、気持ちいいですか?」

「かなり、、、。」

気持ち良さに視界が滲み朦朧としている中ソファーの背もたれの方に寝かされ腰をぐいっと浮かされる、煌君はソファーの背もたれに両手を持ち片膝を腰掛けに付け黙々と俺に腰を振る。

 

「ぁぁぁぁぁ、、、イク、やばい、、、んんんっ、、、またいイクっ、、、ぁぁっあっ、や"ばぃぃっ、煌君、んんっんんんん。」

胸の奥、切なさが滲み出てメスイキが近づいてくる、そのまま深いメスイキをして頭が吹っ飛んでも煌君の腰は止まらず俺は煌君の硬いゴツゴツちんぽを求め腰を突き出し情け無く従順に両足を持ち上げ音を鳴らすおもちゃに成り下がる。

 

全身が気持ち良い熱に纏われ喉を鳴らしながら煌君の雄味ある汗で凹凸輝く逞しい肉体を、乱暴な腰つきを見守る。

 

やっぱり男って最高だよな、、、興奮が止まらない。

 

「っっ、、、悟史さん、イキます、、、っっっつ。」

煌君は目をギュッと閉じて濃くドロリとした元気な精子が俺の中に注がれその熱に思わず俺は喉を逸らす。

 

「っ、、、はぁ、はぁ、、、悟史さん、ちゃんと覚えておいて下さいね、そしたら俺ちゃんとまた、此処に帰って来ますから。」

「、、、うん。」

煌君のちんぽがずるりと抜け落ちぴちぴちな精子は俺のケツ穴から溢れ出て床を汚す、煌君のちんぽの気持ち良さの余韻にケツ穴を引くつかせながら煌君と隙間なく抱き合いお互い熱が冷めるまで時間を掛けてじっくりと熱を分かち合った。

 

 

「と、言う事で世話になったな皆んな!また帰って来るから次のお土産と俺の活躍楽しみにしててくれよ!!!!」

「うん!煌君の活躍楽しみにしてるね!俺も俺で頑張るっ!!」

「そうだな!!!」

お昼過ぎ、煌君は支度を整え牛舎の外で皆んなと別れの挨拶をする、仲の良い丈雄君の頭をワシワシと撫でまたなとお互い手を叩き挨拶する。

 

「達也!!!!行って来るぞ!!!!」

「うるさい、帰ってくんな。」

「ちゃんと帰って来るから安心しろ!!!それと辛い事が有れば何時でも相談して来て良いからな!!!!!」

「あぁ、はい、はい、うるさいから声抑えろよ。」

塩対応の達也君に煌君はニコニコご機嫌で肩を組む。

「お前が楽しそうで良かったよ、またな!」

「其方も元気そうで良かったよ、帰ってくんな。」

 

拒絶にも似た対応の達也君もこの時ばかりは柔らかくそっと笑う、何やかんやお互い優しい気持ちを向け合っているのだと思う。

 

「それじゃ悟史さん行きましょうか!」

「うん。」

皆んなと一通り挨拶をした煌君は俺にそう言って一緒に自宅内にあるワープゲートへ向かう。

「悟史さん。」

「ん?」

煌君に呼びかけられ顔を上げるとそのまま煌君の唇と重なり合う、触れるだけの優しいキスは少し長めでゆっくり煌君が離れるとニカリと笑われ力強く抱きしめられる。

 

「俺にチャンスをくれてありがとうございます、悟史さん、俺皆んなにも外を知って欲しい、今回俺は外に出て色々思ったんです、もっと気兼ねなく、境界線無く人と関われる環境を作ってみたい。」

「煌君。」

煌君は俺の知らない所で色んな経験をして来たのだろう、以前の頃の煌君よりも余裕がある様に、一つ大人になった様に感じた。

「応援してる、煌君なら出来るよ。」

「はい!ありがとうございます!!」

俺達は自然と手を繋いでワープゲートを潜った。

 

 

「、、、思ったより、大丈夫そう。」

煌君を会社のワープゲート近くで待っていたプロデューサーの小野さんに預け自宅に帰って来て静かな自宅で1人胸に手を当てる。

 

胸の痛みも大きな空洞も感じない、普段通りの体に驚きそれに伴いこれで良いのだろうかと小さな驚きと違和感を感じる。

 

成る程、こう言うものなのかと腑に落ちると思わず言葉が溢れる。

「消える訳じゃない、また会える。」

そう言葉にした途端視界が歪む、あぁ、居なくなる訳じゃない、もう2度会えなくなる訳じゃない、きっとまたいつか会える、その確信が俺の心の奥をそっと温める。

 

「さて、仕事しないな。」

俺は想像以上なしっかりとした足取りで残りの仕事をする為に外へ出た。

 

 

「んあ"?」

「、、、どうも。」

畑の野菜の確認をして追肥の準備をしていると赤ちゃんあざらしのぬいぐるみを膝に乗せて東家でのんびりしている相良さんに出会う。

丈雄君達は宿題中かな?珍しく1人外でのんびりしている相良さんを不思議に思う、しかも俺が頻繁に作業する畑の近くの東家で。

 

「、、、ふん。」

相良さんは相変わらず機嫌悪く俺に背を向け関わりたくないと言う様にゴロリと横になる、ついその姿に何か掛けるものをと考えてしまうが背を向けている今相良さんにこれ以上関わるのはストレスになるだろうかと俺は無言で頭を下げて畑作業に戻る。

 

俺は黙々と雑草を取りながら植物を観察して必要ない葉を取り横芽を取り茎の太さを確認して液体追肥か固形追肥か考える、黙々と作業をしているとゴロリと反対側に体を動かす相良さんと思わず目が合うがそれすらも失礼かと軽く頭を下げて追肥の袋を手に拳一握り分の肥料を追加していく。

 

今回栄養不足の時に見かける細い茎は見当たらなかったが、しっかり育って茎の太い植物はいたのでその子には追肥は避ける、どの子だったか曖昧だったので再度茎の太さを確認しながらゆるゆると追肥していく。

 

実家では追肥しといて、しか言われなかったから適当に撒いてたし、それで立派に育ってはいた、だからこそ教科書の様なやり方は正しいけれど時々実家の様に大らかにしたい気持ちも出て来る。

かと言って丈雄君達に野菜美味しい!とか秋茂君に育て方教えて下さい、とか言われているとこっちもしっかりやってみようかなとと思う様になり、実家で大体でやって来た畑作業も植物の育て方を一から学んでしっかりやってみたくなる。

 

そんな事を考えているとあっという間に追肥は終わり俺は畑を見回す、梅雨前で涼しい時もまだあるけれど植物はスクスク育っている、梅雨前、、、。

「紫陽花の挿し穂してみようかな。」

森に囲まれたこの牧場、5月下旬、あちこちに紫陽花が点在してるのが目立ち始め蕾姿を見かけていた、景観の為に植えた牛舎周りの花達と一緒に飾るのはどうだろうかと俺は考える。

 

「おい、作業終わったのか。」

「え?はい」

畑を眺めてぼんやりしていると東家で横になっている相良さんに声をかけられて其方を向く。

「随分丁寧に作業すんじゃねぇか。」

「あ、えと、すみません?」

「ふんっ。」

うん、どうしよう、、、相良さんは鼻を鳴らし不機嫌にも見えるその姿で赤ちゃんあざらしのぬいぐるみを撫でる手を止めない、シュールな画ってこう言う事かな、気に入って貰えた様で何よりだけど。

 

「えと、失礼します。」

特に共通の会話も無いし、相手も会話をするのは嫌だろうと俺は頭を下げて追肥の袋を持ち上げ納屋に向かう。

「悟史さーんっ!!」

あ、まずい、と思い遠くから聞こえる元気な丈雄君の声を聞いて手にしていた追肥から手を離し追肥をドサリと落とし声と勢いよく走ってくる本人を確認して両手を広げる。

「っと、どうしたの丈雄君。」

「うん!自己採点のテストなんだけどね!見て!満点!!」

丈雄君はニコニコと苦手だと言っていたのに丸がいっぱいついた漢字のテストを見せてくれる。

「凄いね!満点取れたんだ!」

真面目に取り組んだであろう勉強の成果が出た、その嬉しさが体から溢れ出る丈雄君に思わず俺も嬉しくなってお互い笑い合う。

「俺頑張ったんだよ!」

「うん!そうだね、本当頑張ったね丈雄君!!」

丈雄君は余りの嬉しさに俺に頭をぐりぐりと擦り付ける、あぁこの感じも久しぶりかも知れない、俺も嬉しさに急いで軍手を抜ぎ丈雄君の頭を撫で目一杯褒めそやす。

 

「丈雄!勉強終わったか?」

「終わった!速攻で片付けてくる!!待っててね!!秋茂さんと友伸くんも連れてくるから待っててね!!」

「おう、急いで転けるなよ!」

「わかってるーっ!!」

どうやら丈雄君の事を待っていたらしい相良さんは丈雄君に声を掛け丈雄君は俺にまたねと言って牛舎に早足で帰って行く。

 

今日は相良さんと何して遊ぶのかな?バトミントンか、サッカー、バスケットボール、キャッチボール、、、段々と増えて来た遊び道具にあれやこれやと今まで遊んでいた姿を思い出す、やっぱり体を動かして遊ぶのって楽しいよね、俺はそろそろ達也君をランニングに誘う頃だなと思い出す、今日は煌君の事もあったしゆっくりして貰って明日にでも声を掛けてみようかな。

 

「おい、お前はいつまで突っ立ってんだよ。」

「え?あぁ、すみません。」

俺は相良さんに言われて追肥を慌てて持ち上げ軽く頭を下げて納屋へ向かう、やっぱり嫌われてるよなぁ、だよなぁと悲しい気持ちにもなるし、人型牛の歴史やニュース記事を色々見て来たせいか相良さんの対応にも納得してしまう自分が居た。

 

「真下さん曰く牛舎の仲間とは打ち解けて来たみたいだし、今はそれでいいよね。」

俺は1人納得して土を払うために手を叩き汗ばんだ手を振って乾かす。

「さて、次は、、、周辺の掃除かな?」

俺は納屋から箒を掴んで外に出る、丈雄君がそこへ丁度帰って来た様で相良さんはニコニコと丈雄君を迎え入れていた。

俺には多分一生向けられないだろう笑顔にどうしても胸が痛くなる、いや、わかってる、わかってるんだけどなぁ。

 

 

「おや、悟史さんお疲れ様です。」

「陽久さん、どうも、お散歩ですか?」

「ええ。」

周辺の掃除も粗方終わり森の中にある散歩道を点検と称してなんと無しに歩いていると陽久さんとばったり出会う。

「ポケットに入れているのは紫陽花の葉ですかな?」

「はい、挿し穂をして紫陽花の植木鉢でも作ろうかと。」

「成る程、それは見応えがありそうですね。」

「ご期待に添える様頑張ります。」

「宜しければご一緒しても?」

「ええ、ただ歩くだけの予定なんですが。」

「それでは私と同じですね。」

陽久さんと俺は笑い合い散歩道を歩き出す。

「そう言えば此処には大きめの動物は見かけませんな。」

「そうですね、一応セキュリティが働いてそうなっている様です。」

森と言えば鹿が出たり猿が出たり猪、熊、蛇、イタチに狸、色んな動物が住んでいるのだろうが俺は此処に来て見かけた動物は精々鳥ぐらいだ、初めに来た頃に熊?を対処したがそれ以降は大きめの動物は見かけない。

この牧場を守る為のセキュリティによる物だろうとは思うがその反面、環境面が少し気になる。

 

「まぁその辺は随時環境系の専門家に意見聞いてバランスよくやってるつもりなんでぇ、まぁ気にしなくても大丈夫大丈夫。」

「そうなんだ。」

疑問に思ったらすぐさま答えてくれるむぎわら君に納得しつつも至れり尽くせりな環境に改めて贅沢さを感じてしまう、そもそも生産より保護に趣を置いているこの牧場、相当のコストが掛かっているのでは無いだろうか。

「そこはまぁ、社長さんがね、なんとかしてくれてますよ、それに人型雄牛の活用性についてって言う名目の研究って部分もあるから、気にせずいつも通り過ごしてくれると此方としても助かるなぁ。」

「成る程。」

俺はむぎわら君の答えに納得して陽久さんの背中をゆっくり追う。

 

「そう言えば最近悟史さんはいかがお過ごしでしょうか?」

「えっと、まぁまぁいつも通りだと思ういます。」

そんな言葉を投げ掛けられる程陽久さんと距離が開いていたのかと俺は驚きつつも現状を報告する。

「そうですか、何かお困り事など有れば気軽にお申し付けください。」

力仕事などは得意な方ですので、と陽久さんは頼もしく申し出てくれ俺はその旨に感謝を伝える。

 

「今日は天気が良いですな。」

「そうですね、夏前にしては過ごしやすい気候だと思います。」

「今日は星がよく見えそうです。」

「そう、ですね。」

俺は陽久さんと同じく空を見上げる、木々の葉の隙間からは雲が少ない綺麗な晴空が映る。

「悟史さん、宜しければ今夜ご一緒に星を見に行きませんか?」

「え?俺で良ければ。」

「それならば夕食後、日暮ごろにお迎えに上がります。」

「はい、、、わかりました。」

陽久さんと星を見る約束をして又陽久さんとゆっくりと森の中を歩き出す。

 

五月下旬、晩春?初夏?星には詳しく無いんだよな、帰ったら星座の本か星座盤の準備をしようか、星座盤が必要ならコンパスもあった方が、、、その前に虫除けと懐中電灯??

 

俺は陽久さんとの約束に対して色々考えながら散歩道を歩き続けた。




次回陽久さんと星見

作品が溜まり次第更新しまーす。
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