※この作品はR-18です。

雄牛牧場   作:錆田缶

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わちゃわちゃと
達也、真下、悟史編
丈雄、相良編


雄牛牧場20

「失礼します。」

「はい、どうぞ。」

俺達は走る前に牧草地の隅にある格納庫へ向かい達也君が気になっていた農機具を見せる為に連れてきた皆んなをシャッターを開け格納庫へ招く。

 

電気を付けると付けながら興味深けな皆んなを見守っていると丈雄君が耳を上げて楽しそうに声を上げる。

 

「カッコイイ!!悟史さんこれ何に使うの!?」

丈雄君は目を光らせてトラクターを指差し質問してくるので俺はロータリーと接続したトラクターに近寄って軽く説明する。

 

「これは広い面積の土を簡単に耕してくれる機械だよ。」

「土を耕す、えっと根が伸びやすい様に?」

「そうだね、ふかふかな土だと根が伸びやすく、水捌けも良くなる、そして空気が入る事で微生物が元気になって土が元気になります。」

「耕すってそんな意味もあったんですね。」

「そうだよ」

秋茂君は畑に興味を持ち、鍬も耕運機も経験が有るのでロータリーの方をじっと興味深げに眺めている。

 

「このロータリー以外も教えて頂けますか?」

「いいよ。」

 

俺は達也君に軽く頷いて指刺しながら格納庫に置いてあるアタッチメントについて大まかに説明していく、もっと深く掘るプラウ、整地をするハロー、種を蒔く播種機、細かく草を切るフレールモア、

大きく面を刈り取れる草刈りモアコンディショナー、牧草を纏めるロールベーラー、ロールベールを移動させるロールグリッパー、とロールハンドラー、纏めた牧草をサイレージフィルムで包むラッピングマシーン。

 

「思ったより種類がありますね。」

「うん、その分錆止めとかメンテナンスが細かく必要になってくるから、グリスとか、色々消費します。」

「、、、なるほど、放置しているよりは有効的に使った方が良さそうですね。」

「ね。」

 

俺も此処へ来た当初は充分過ぎて驚いたし、こんな立派な物を放置して置くのも勿体無いと今年牧草地に手を出せた事に少しホッとしている、そのまま手をつけなければ錆て劣化するだろう機械達、たまに整備で半日以上此処に1人立て籠っている日もあるぐらいだ。

 

「悟史さん!トラクター乗りたい!!」

「いいよー、右にアクセルがあるから、左から乗ってね。」

「はーい!」

丈雄君は俺の言う通りにアクセルの場所を確認してから反対側の左から乗り込みハンドルを握って嬉しそうに耳を上げる。

 

「ボタンとかレバーがいっぱいでカッコイイ!!」

「そうだね、結構ボタンとかレバーとか、多いよねぇ。」

「亀さんと兎さんレバーってなに?」

「亀はゆっくり走る、で、兎は早く走るって言うレバーだよ、基本は亀でゆっくり移動が多いかな?」

「へー、わかりやすいね!」

「ねー。」

 

のんびり丈雄君とトラクターに付いている各レバーなどを説明し、その後、達也君や、秋茂君にもトラクターに乗ってもらい各々の意見を聞く、2人も興味深くトラクターの装置を見たりアタッチメントの付け替え方について聞いてきたりと思った以上に興味を示していた。

 

「さて、そろそろ走ろうか。」

「はい。」

「はーいっ!準備運動しよ!」

秋茂君が丈雄君の意見に頷き、3人シャッターの外側へ出たのを見て俺は電気を消して格納庫から出て鍵をかける。

 

1番草は最近刈り取ったので次使う事が有れば7月下旬辺りの2番草だろう、とふと次の事を思う。

「充実してるなぁ。」

 

1人で大変な部分も有るけれど、それでも黙々と気兼ねなく作業出来る環境に俺は感謝した。

 

 

気持ち良く4人でランニングを終えた後、丈雄君に引っ張られる形で牛舎にお邪魔してお風呂を借りる事になった。

 

「悟史さん!背中洗って!そんで俺も悟史さんの背中洗いたい!」

「いいよー。」

近寄り難かった牛舎、緊張している俺は丈雄君の無邪気さに救われつつも、感謝を込めて穏やかに丈雄君の背中を洗う、丈雄君は鼻歌を口遊みご機嫌だ。

 

「何かご機嫌だね?」

「うん!悟史さんとこんなに一緒にいられるの久しぶり過ぎて、俺嬉しくて、なんか元気出るっ。」

「そっか、ありがとう。」

はしゃぐ丈雄君を見てそう言えば最近丈雄君は勉強に、新しく増えた仲間と遊ぶ事が中心だったと俺は思い出す。

 

こんなに真っ直ぐ好意を向けてくれるのは本当に癒されるし、ありがたい、以前のヒートの件もある、俺はより丁寧に丈雄君の背中を洗った。

 

 

「決めた!今日は悟史さんの自宅で一緒に夕飯食べるっ!!」

「あ"っ!?おい、丈雄、そりゃ駄目だろ。」

お風呂上がり、リビングに移動すると思い付いた様に丈雄君が俺に振り返って提案すると、わかりやすく近くに居た相良さんは否定する。

 

「相良さんは人間嫌い!悟史さんは寂しけど相良さんの為に我慢する!なら俺だって俺の考えで行動する!!俺、今日の夕飯は悟史さんと一緒がいい!!」

「〜っっ、駄目だろそりゃ、、、なぁ、ねぇだろう。」

「二人共我儘なのがいけないと思う、俺だって我儘するもん!大丈夫!相良さんも又遊びに誘うし!一緒に寝る事もしようね!」

「〜っ、、、けどな、あのな「真下さんいいでしょ?」

「悟史君が良ければな。」

「真下!!」

 

丈雄君と相良さんの話し合いに真下さんは頷いて丈雄君に詰め寄っていた相良さんは真下さんの方へ向かう。

 

「あのな、「本人がしたいと言うので有れば経験させてあげればどうでしょうか?」〜っ!!!」

言葉を遮る真下さんに相良さんは歯を食いしばる、俺は慌てて止めようとして丈雄君が又口を開く。

 

「相良さん。」

「んだよ、丈雄。」

「俺は相良さんも好き、悟史さんも好き。」

丈雄君の一声で相良さんの怒気は消え耳が分かりやすく垂れ下がる。

「夕飯は悟史さんと!寝るのは相良さんと!これじゃ駄目?」

「ダメってなぁ、そもそも「相良さん、大丈夫!」、、、わーったよ、、、。」

 

相良さんは渋々頷く、丈雄君じゃなきゃ相良さんは同じ言葉でも受け入れないだろうと思う程に周りで見守って居た人達もひっそりと驚いている。

 

「おい悟史!」

「はい!」

「丈雄傷つけたら許さねえからな!」

「はい!許可していただきありがとうございます!」

俺は驚きと嬉しさで相良さんに直様お礼を言う。

 

「うるせぇ!今回だけだぞ!!」

「それは相良さんが決める事じゃないもーん。」

「、、、丈雄、そりゃねぇだろう。」

「大丈夫、此処の牧場は怖くないよ、俺が証明するね!」

「丈雄、、、あのなぁ、、、はぁ、まぁ、行ってこい。」

「うん!後で俺の犬連れていくから、一緒に寝ようねー。」

「、、、あぁ。」

 

一回り小さくなった相良さんは丈雄君に頷く、犬、犬はぬいぐるみの事だろう、この前のお泊まり会もそれぞれの抱きぐるみを持ち寄って遊んでいた様だし、相良さんも赤ちゃんあざらしを持ち歩く姿を偶に見るので結構気に入って貰えていると思う。

 

「悟史さん。」

「ん?何?」

 

二人を見守っているとそっと達也君に服を引っ張られ俺は達也君に耳を寄せる。

 

「今日の夜お時間下さい。」

 

相良さんに怒られない為だろう、耳元で達也君がそう囁くので俺は無言で笑って頷き、達也君もそれに伴い頷く。

 

「夕飯後伺います。」

「わかった、待ってるね。」

 

 

「悟史さん!おじゃまします!」

「いらっしゃい、夕飯持って来た?」

「うん!真下さんと華ちゃんが手伝ってくれた!」

夕飯を一緒に食べる為に俺の自宅に来た丈雄君は嬉しそうにお弁当の包みを見せる。

 

「そっか、良かったね、それじゃ、一緒に食べようか?」

「はーいっ!」

俺は丈雄君をリビングに案内して自分の夕飯と2人分のお茶を台所から運んでテーブルに置く。

 

「悟史さん、真下さんから届け物です!」

「ん?真下さんから?」

俺は鼻歌を歌いながらお弁当の包みを開いていた丈雄君からほんのり温かい小さめのタッパを受け取る、もう一度丈雄君を見ると開けてみてと促されるので俺はタッパーの蓋を開ける。

 

「だし巻き卵。」

中には見た目良く茹でたブロッコリーとミニトマト、そしてだし巻き卵が入っていた。

「俺もそのうち華ちゃんに料理習おうかな、真下さん楽しそうに作ってたよ。」

「そうか、後でちゃんとお礼言わないと。」

「うん、きっと喜ぶと思う。」

俺達は温かい気持ちを分け合い笑い合う、そうして2人で各々カトラリーを手に持ち食事を始める。

 

「悟史さん今日のご飯何?」

「ん?絹さやとほうれん草の味噌汁と、豚肉の生姜焼きと、目玉焼き、あと千切りっぽいキャベツ?」

「悟史さんも料理作れるの?」

「まぁ、簡単な物で有れば?」

 

実家ではいつも母親が料理を何かしら作っていたし、作って食べさせる様な仲の良い人も居なかったし、お湯を沸かす、焼く、などは出来るが料理と言う料理は学校位でしか経験がない。

 

「家では母さんが作ってたし、夕飯食べてもお腹空いたらカップラーメンか、適当に焼いたウィンナーとか肉とか炊飯器に残ってる米とか適当に食べてたぐらいで、本当此処に来るまで料理らしい料理はして来なかったよ。」

「前牛舎でご飯食べてた時は色々料理があった様な気がするんだけど、それは悟史さんが作ってたんだよね?」

「うん、一部はね、後はお弁当用の冷凍食品とか、畑で採れた野菜茹でただけとかそんなに料理らしい物は無いかな。」

 

丈雄君と会話を重ねて、改めて見ると生まれてこの方料理と言う料理はして来ていない、俺の心がそれに対して引っ掛かるのならそろそろ30近くにもなるし、体調に気を使って食生活の見直しが必要なのかも知れない。

 

食後とか寝る前とか冷蔵庫に勝手に入ってある乳製品のカロリー高そうなオヤツにも手をつけているし、運動もそれらしい事あんまりしてないし、、、。

 

「じゃ、オレが悟史さんにご飯作って来たら、、、嬉しい?」

「それは、凄く喜ぶと思うよ?」

丈雄君も料理初心者、そんな子が俺のために一緒懸命に作ってくれたら嬉しくて嬉しくてしょうがないと思う。

 

「ふふ、じゃぁ頑張ってみようかなぁ。」

「嬉しいけど、最近忙しくない?大丈夫?」

「勉強は、大変!覚えても覚えても忘れるし、難しいっ!皆んなと仲良くなりたいからいっぱい遊びたいけど、それに料理が入っても良いよね?疲れたら悟史さんに癒されに行くもーん。」

「そっか、俺で良ければいつでもどうぞ。」

「うん!ありがとう悟史さん!」

「あぁ、そう言えばまだ確定では無いんだけど、、、。」

俺は以前むぎわら君から聞いた牧場見学について丈雄君に意見を聞いてみる。

「牧場、、、俺達みたいな人型牛じゃなくて、動物の牧場?」

「うん、君達の元になった祖牛や、もこもこの羊、山羊や豚、畜産と呼ばれる動物達を管理している所、かな?」

 

一応人型牛は名目上彼らを勝手に創造し、批判的な社会的目線から守る為隔離された場所で繁殖を管理されている。

 

そんな彼らの大元となった牛、真下さんでさえ実物を見た事が無いと聞く、そんな彼らは祖牛と呼ぶ存在にどんな感情を持つか想像出来ず遠慮なく素直な回答を貰える可能性のある丈雄君に聞いてみたいと思っていた。

 

「悟史さんは前は祖牛を管理する牧場にいたんだよね。」

「そうだよ。」

少し考えた後丈雄君は俺が思っていた通りの眩しい笑顔を此方に向ける。

「俺行ってみたい!悟史さんがどんな所で働いていたか知りたい!あと!皆んなで旅行するの楽しみ!」

 

「うん、わかった、明日ぐらいには皆んなと話して旅行のスケジュール立ててみようか?」

「うん!あ、相良さんの事は任せて!相良さんも皆んなと旅行をするのは楽しいと思うから。」

 

丈雄君は俺が心配していた件もあっさり言い当て頼もしく感じる、きっと誰とでも分け隔てなく相手へ飛び込める丈雄君だからこそ相良さんも耳を傾けるだろう。

 

丈雄君が目の前に居るだけで空気がとても明るくなって味気ない料理に花が咲く、、、反面、牛舎は大丈夫だろうかと不安になってしまう。

 

「あ、それでね悟史さん。」

「うん?なに?」

 

俺はその後丈雄君に牧場について色々質問され、そのままの流れで最近の仲間達についての話題を頷きながら聞いていく内に心の隅にあった牛舎への不安は小さくなっていった。

 

 

「真下さんただいまーっ!」

「おかえり、悟史君はどうだった?」

「真下さんにありがとうと伝えてくださいっ!だって。」

真下は自分が悟史の為に作ったおかずを入れた空のタッパを丈雄から受け取る、薄く透ける蓋を見て何か入っているのに気づき徐に蓋を開けると悟史の手書きの文字で"ありがとうございました"と書かれておりその気遣いに真下は顔が綻ぶ。

 

「にしてもなんか、暗い?」

「まぁ、な。」

丈雄は牛舎の重い空気に首を傾げてリビングを見渡す、普段と変わらない様に定位置に座って各々時間を過ごしている様だが表情は固いように見えた。

 

「改めて思ったのだが。」

「何?」

「丈雄君は太陽の様な子だな、と。」

「?」

真下にそう言われて丈雄は首を傾げる。

「随分君に助けられて来たんだな、と改めて気づいたんだ、だから、余り無理しない様にな。」

「うん、わかった?」

丈雄は真下に頭を撫でられ、行っておいでと自由にされる、丈雄はそろそろと秋茂の側に寄る。

 

「秋茂さん。」

「おかえり。」

「ただいま、、、うんと、、、俺いないと寂し?」

「?、、、、、、、、うん、寂しいと、思う?」

ほんの少し沈んだ様に見える秋茂に丈雄は気持ちを聞いてみる、秋茂はじっと悩んでから自分の感じた事を伝える。

「なんか、ごめんなさい。」

「丈雄は、謝らなくていいと思う。」

「そう?」

耳を下げる丈雄に秋茂は謝らなくて良いと言う。

 

「丈雄は自由で良いと思う」

「俺結構何時も自由にしてるよ?」

「うん、それでいいと思う。」

「それでいいかな?」

「うん、、、なんて言うか、その、その丈雄に、、、明るいから、皆んな明るくなるんだと思う。」

 

丈雄は秋茂の言葉の続きを待ってじっと秋茂を見る、秋茂もそれに気づいて言葉を続ける、自由だからこそ明るい丈雄でいられるのでは無いかと、丈雄は秋茂の言葉に納得して微笑む。

 

「そっか、そう、だよね、俺太陽の子だもんね!」

「多分、そう?」

「ふふん!さっき真下さんからそう言われたんだっ!」

「こんがり焦げたパンみたいですもんね。」

「それは言われてないっ!!」

 

ニコリと微笑み自慢する丈雄に無意識に達也は口を挟む、丈雄は弄られてもめげず、寧ろ嬉しそうにパソコン作業をしている達也に椅子を近づけ抱きつく。

 

「あんま引っ付かないで下さい。」

「はーい、むふふ、ただいま!」

「、、、おかえりなさい、満足したら離れて下さい。」

「わかったー!」

丈雄は満足するまで達也に抱きつきながら難しい文字だらけの画面を一緒に眺める。

 

「、、、なんか、前見た時より難しい事して無い?」

「まぁ、帳簿よりは複雑ですかね?」

「何やってんの?」

「むぎわらさんにC言語教えてもらって、ちょっと学んでます。」

「しーげんご?」

丈雄は自分が読める文字はないかと目を凝らすが、習って来た文字は画面の中に見当たらず思わず唸る。

 

「わかんなくていいと思いますよ。」

「俺も勉強続けられればこれ分かるかなぁ。」

「まぁ、学びたいので有れば次第に分かってくると思いますよ?」

「達也君俺よりすっごく遠い所にいない?」

「居たとしてもあんたが勉強続けないと距離は縮みませんよ。」

「そっかぁ、だよね。」

「で?今日の宿題は?」

「漢字と筆算2桁!」

「成る程頑張ってください。」

「うん!達也君ありがとう!」

「っ!勉強の邪魔しないでください。」

やっぱり達也は優しいし凄い、丈雄はそれが嬉しくなり思いっきり頭を擦り付け、満足したら自分の勉強道具を取りに自室に去っていく。

 

「本当、可愛い子ですね。」

和夫の呟きに横にいた友伸はそっと頷き、牛舎の空気が明るく軽くなったと安堵にため息を吐いた。

 

 

丈雄君との温かい夕食に満足した俺は風呂から上がってソファーに寝転び天井の光をぼぅっと眺める。

 

「昨日も濃かったけど、今日も色々あったな。」

 

此処で暮らしてから1日1日どれも鮮明でまだ一年も経っていない事に、いや、生きている事すら実感が湧かず、気を抜くと足元はふわふわとしていて未だ夢を彷徨っている感覚になってしまう。

 

幸せ過ぎない?

 

ピンポーン。

 

ぼんやりしていると自宅のベルが鳴り俺はおっとりと立ち上がり自宅の玄関を開け約束していた達也君と真下さんを招き、、、。

 

「達也君?」

「こんばんは。」

「だ、大丈夫?」

「大丈夫、です。」

玄関に立っていた達也君は顔を赤くして体調が悪そうだ、俺は慌てて真下さんの方を見るが困った様に眉毛を下げ微笑み返され俺は不安ながらにもう一度達也君の顔色を伺う。

 

「熱ある?」

「だい、丈夫なので、一旦上がらせていただけないでしょうか。」

「うん、どうぞ。」

このまま立たせているのもまずいと思い俺は急足で2人をリビングに招く。

 

「っ!」

「水!?水取ってくるね!」

ソファーにゆっくり腰を降ろした達也君の表情は苦痛に歪み相当体調的に辛かっただろうと慌てて俺は台所から水の入ったコップを持って来て達也君に差し出す。

 

「ありがとう、ございます、あの、でもそうじゃないんです。」

「え?」

達也君は俺の差し出したコップを片手で軽く拒否をして体調不良では無いと言う、顔も赤く息も荒い、明らかに体調不良だと思うのだが、、、。

「あの、この前教えていただいたプラグ、入れてまして。」

「え??え?」

余りの衝撃の事実に俺は真下さんの方を向いて説明を求める。

 

「らしいぞ。」

「体調不良では、無い?」

「はい、ちょっと移動する時とか、座ったときとか、まぁ、その、ちょっと。」

顔を赤らめたまま達也君は気まずそうに目線を逸らす。

 

ナニソレ!!!!!!!

 

俺はその事実に募っていた不安と恐怖が飛び散り、手に持っていたコップの水を動揺して手に掛かっても気にせず、目の前の達也君のスケベな行動に体と思考が固まってしまう。

 

「悟史さん?」

「、、、う、ん。」

「紛らわしくてすみません。」

「ダイジョウブデス。」

 

忘れてた、達也君はやる気のある子だった、、、。

 

俺は気を取り戻してコップを持つ反対の手で達也君の頬を触り体調を再び確認する。

 

「本当だよね、無理してないよね?」

「はい、なんなら今脱いで確認しますか?」

「、、、ちょっとズラして確認しようかな?」

直ぐに脱ぐより少しずつ脱いでいく方が好みの自分の性癖ががぴょこりと飛び出て、つい自分の趣向で達也君にお願いしてしまう。

 

で、でも、ほら、パンツズラしてチラッと見えるプラグとか、、、エッチじゃん、、、エッチじゃん。

 

俺が言い訳紛いな色々を考えている間にも達也君はわかりましたと繋ぎを膝下まで脱いで腰を捻らせ此方に尻を向ける。

 

「悟史さんが確認します?」

「っ、、、失礼しますっ。」

俺は恐る恐る達也君の牛柄ビキニに指を引っ掛け少し引っ張りお尻を覗く、、、あるねぇ、、、。

 

「サイズ、S?」

「いえ、Mです。」

 

M、Mかぁ。

 

「痛くない?」

「元々搾精で解す機会が多かったので、少し慣らせば出来るかなと、痛みは無いです。」

「な、成る程。」

 

成る程、どう言う事だ。

 

俺はパニックで何も頭に入らない状態で達也君のプラグがしっかり奥まで入っている欲情的な肉尻から目が逸らせない。

 

「あの、悟史さん、もう良いですか?」

俺は達也君に名前を呼ばれて我に帰る、訓練!訓練の為に此処まで頑張ってくれたのなら俺もそれに応えないと失礼だろう。

 

「う、うん!」

達也君は俺の返事におずおずと足元に繋ぎの塊を付けたまま足を開きほんのり赤く染まった顔で此方を見上げる。

 

人型雄牛ってどうして、、、こう、、、。

 

俺はその景色に戸惑いながらも達也君の前にゆっくり座る。

 

「えっと、搾乳、搾乳から、始めようか?」

「はい。」

 

俺の言葉で近くのローテーブルにコトリと真下さんがコップを置いてくれる、俺は達也君に見惚れて居た事に焦り真下さんを見上げると困った様に眉を下げ俺の頭を撫でる。

 

「牧場主としてのお手並み拝見と行こうか?」

「あ、はい、よろしくお願いします。」

 

そう、訓練なんだよなぁ、、、俺は牧場主、皆んなは人型雄牛。

 

真下さんに力強く頷かれ、少し気を持ち直し俺は達也君の方をしっかりと見る、確かに魅力的で頭の中で煩悩が暴れているけど、下半身は元気に反応してるけど俺は牧場主として頑張りたい。

 

達也君を不安にさせない為俺は出来るだけ穏やかに笑う。

 

「嫌な事があったらいつでも言ってね、直ぐやめるから。」

「わかりました。」

 

達也君とお互い頷きあって俺はそっと達也君に手を伸ばす、軽く頭に触れ後ろへそっと撫で耳元までするりと手を下げる、達也君の表情も拒否は無く寧ろ乞う様な潤んだ瞳で此方をじっと見る。

 

「後ろ、座らせて貰っていい?」

「はい。」

俺は達也君に少し前に移動してもらい達也君の後ろに座る。

 

「いつも通り、マッサージして、それから開いて来たら絞るね。」

「はい。」

俺の両手は達也君の脇に潜り込ませそこから骨と筋肉の間を動かす様にゆっくり中心へ向かう様優しく外回しでマッサージする。

 

骨が目立つ細身な体、薄づきな筋肉、そんな体にいやらしくも目立つ人型牛独特の大きめな乳頭、胸の形はそっと形を変え達也君の呼吸も深く落ち着いている様に見えた。

 

「っ。」

胸全体がある程度解れたら俺は達也君の乳首を人差し指と中指で挟み、揉み込む時に刺激になる様に工夫して揉んでいき、時折親指を下ろして達也君の乳首を弾く。

 

達也君が気持ち良さに声を小さく漏らして深く息を吐く、既にプラグで気持ち的に整っているのか反応も早い。

 

「ん"っ。」

「もうちょっと膨らんでから搾ろうね。」

「う"んっはい。」

乳首を引っ張りながらコリコリ優しく刺激を与えると達也君の息は荒くなり体が更に赤みを増しその熱が引っ付いている俺にも伝わってくる。

 

「ぅ"っっ。」

血が回りセロトニンが増え膨らんだ達也君の乳首から手を離し達也君が揺れる。

「良さそうだから搾るよ。」

「、、、はい。」

引っ付いている達也君の上がった心拍数と荒い呼吸が俺の体の中に入ってくるようで俺もドキドキして下半身も調子が良い。

 

俺はローテーブルにあるコップを取り左胸から手絞りしていく、コップには牛乳が勢いよく注がれる水音がする、俺はそのまま反対も充分に搾りコップをそっとテーブルに置く。

 

「あの、」

「ん?なに?」

また搾った乳を飲んで欲しいのだろうか?俺は達也君の様子を見守り続きを待つ。

「あの、俺は準備整っているので、、、悟史さんの手伝わせてく、ください。」

「あ、うん、、、いい、よぉ?」

 

俺が戸惑いつつ達也君の提案に頷いていると、達也君は振り向いて俺の前に座る。

 

「あの、俺、初めてなんで、なんかあれば言ってください。」

「うん。」

達也君の様子をじっと見てしまう自分がいる、達也君はそっと俺のスウェットズボンに手を伸ばし下着ごと腰ゴムに手を引っ掛け手前に引っ張りボロンと我慢していた陰茎が飛び出し腰ゴムに膨らんだ玉が乗る。

 

「、、、失礼します。」

「うん。」

達也君は慎重に顔を近づけて俺の顔を見ながら舌を小さく出して俺のチンポに舌をぺとりとくっ付け、そのまま勢いよく俺のチンポを呑み込んだ。

 

「歯が当たると、痛いのでその辺はお願いします。」

ちょっとびっくりしつつも俺は思わずお願いする、達也君は咥えたまま頷き頭を動かしていく。

 

達也君の拙く懸命に吸う姿にぞわりと体が痺れる、正直に言うと余り気持ちよさは無いがそれでも時折気持ちいい所を固めの舌で撫でられ吐息が溢れてしまう。

 

「あの、どうです?」

「気持ちよかったよ。」

「、、、あの。」

達也君は俺の意見に不満そうに俺の棒に顔を近づけたまま此方を見る。

「出来れば、どうすればいいか、改善点を教えて貰いたいのですが、、、。」

「あ、はい、、、うん、えっと。」

 

教えを乞う達也君に心臓が跳ねる、彼は本当に真面目で積極的だ、その頭の隅に丈雄君への嫉妬が潜んでいても、だ。

 

「舌を柔らかく触れる面積は多く、時折り少し硬くして跳ねる様に、、、舐めるとか?根本から吸う、とか?」

あれ?自分はどうしてたかな?とか、された時どんな時が気持ちよかったか、首を傾げながら達也君に伝える。

 

「成る程、このまま続けますので、そのままどうしたら良いかその都度言ってくれると助かります。」

「うん、わかった。」

 

真面目だなぁ、と達也君を見下ろしていると又達也君は口を開けて俺のチンポを先端から根本に向かって何度も舐める。

 

「もう少し柔らかい触れ方が、、、っつ、、、うん、唇でそれされるのいいかも、、、。」

いやらしい水音が耳から脳の奥へ届き、先程よりもより深く感じる気持ち良さに体に熱が溜まっていく。

 

「っ、、、達也君、ごめん、ちょっとそのまま咥えててくれる?」

達也君は俺のチンポを咥えたまま小さく頷き、俺は達也君に気持ち良くされ血が巡り張りの出たチンポを達也君の頭を抑えて達也君の喉を傷つけない様に注意しながら軽く腰を振る、達也君はそれに目を細め吸い付いてくれるので俺のチンポは達也君の口の中で何度も反応する。

 

ちゅぽ、っと吸い付く音を聞きながら完全に血が巡り準備の整った俺のチンポが達也君の口内からブルリと飛び出す。

 

「そろそろ、入れてみようか?」

「はい。」

 

俺はソファーに座ったまま達也君にそう言うと達也君は素直に此方にお尻を向けてくれる、俺は少し前かがみになって達也君の牛柄ビキニパンツを少し下ろしプラグに手をかけゆっくり引き抜く。

 

「っ、、、ふっ、、、んっ。」

此処に来た時に分かりやすい程に顔を赤くしていた事を思い出し、何度かこうして関わってきた達也君の姿を思い出す。

 

達也君、、、開発早い子だったな。

 

達也君は体を赤く染めたままプラグが抜かれる気持ち良さに小さく耐えながら甘い声をポロポロと溢す、俺はイタズラ心でプラグの1番膨らんでいる部分を入り口で数回出し入れする。

 

シリコンローションで艶々と光り、皺を伸ばすいやらしい色をしたアナルはゾクゾクと俺の性欲を駆り立てどんどんと欲情の熱が体の芯に燃え移る。

 

「少しだけ、確認させてね。」

「っ、はぁ、、、はい。」

ぬっぽりとローション塗れのプラグを引き抜き呼吸をする様に締まる達也君のアナルへ俺は手を伸ばし搾精する時の様に指をお腹側へ這わせながら侵入させていく、、、達也君の前立腺は分かりやすく膨らんでおり、俺は目の前の牛柄ビキニパンツを膝関節迄降ろし股の間から覗く達也君のチンポに反対の手でそっと優しく触れながらアナルに突っ込んだ指で前立腺をズリズリと撫でて押し込んで刺激していく。

 

「ん"ん"っっっ!んっ、、、ぁ、、、んぐぅ。」

反応が強くなってきた達也君の腰と尻尾はもっと強い快楽を求めるように緩やかに揺れ、思わず俺は達也君のお尻を舐める。

 

「ん"っ、、、ん"んっ、、ぁ"っ、、、さっ悟史さん。」

 

達也君は自身の尻肉を伸ばし俺に早く入れて欲しいと乞い願う、その姿に俺は立ち上がり達也君の柔らかいふっくらアナルに硬いチンポをずりずりと当てる。

 

「〜っ、ふっ、、、はぁ、、、。」

荒い呼吸のまま達也君は俺のチンポに触れ腰を動かし自ら俺を受け入れ俺のチンポは達也君の中へ半ば迄入る。

既に軽い蠕動が始まっていて俺のチンポを甘く吸う、俺は位置を調整しながら達也君の背中を撫でる。

 

パンッ。

 

此処まで来たなら達也君への確認もいいだろうと俺は達也君の尻へ叩きつける様に腰を振りその気持ち良さに呼吸を深くする。

 

「う"っ、ん"っっ、あ"っ、、、んぅ"っ、がっ、、、ん。」

達也君の嬌声は次第に開けたものになっていき、声音がどんどん甘くなる、俺はそれに答える様に時折り締まるアナルの気持ち良さに耐えながら無心で腰を振る。

 

どんどんと達也君のアナルは調子が良くなり吸い付きも強くなる、俺達は一旦体勢を変え達也君をソファーへ仰向けに寝させ更に腰を振っていく。

 

「ん"ん"ん"ん"ん"ん"っっっ!!あっ、んっ、、、あぁぁぁぁぁっっ。」

達也君は顔を真っ赤にして目を閉じ眉間に皺を寄せ俺のチンポを味わっている。

「っ、、、あーっ、、締まる、、、気持ちいいよ。」

俺は射精するのを一旦我慢して誤魔化す為に達也君のチンポや乳首を刺激して波を抑える、そして又丁度いいタイミングで達也君の乳首に手を添えながら腰を振っていく。

 

「あ"っっ!んっ!、、、あぁっ!!、、、ん"ぅっ。」

達也君は限界が来たのか体をガクガクと震わせメスイキを果たす、俺は震える達也君の様子を見てまたゆっくりと腰を振り、達也君のチンポに触れながら少しずつスピードを上げていく。

 

「あっ、っばっっ、ん"んっっ!!」

達也君は体を揺さぶられたまま射精して自身の体を汚す。

「達也君気持ちいい?」

俺は調子に乗ってそのまま腰を振り達也君のアナルとチンポを刺激する、達也君は何度かドライイキを味わっている様で体を硬直させる。

 

「んんん"ん"ん"んんんんっつつつつつっ!!」

仕舞いには潮を吹き体をびしょびしょに濡らせ達也君の目はとろりと気持ち良さに沈んでいる様だった。

 

「達也君、ごめんね、あとちょっと頑張って。」

「!?あっっ、あ"ぁぁぁぁぁっんんんんんんんんっ。」

俺はこれでいいだろうと自身も射精する為の腰つきで達也君へ少し腰を反り前立腺を刺激する様にガンガン腰を振る、達也君の快楽に溺れた声と皮膚の打つかる音が部屋で混ざり合い響く。

 

「〜っっっ、はぁっ、、、っ。」

俺は限界が来て達也君奥底へ精子を浴びせる、精子の熱が気持ちのか達也君は喉を逸らし体全体が緊張して射精したばかりの俺のチンポを締め付ける。

 

「達也君、、、大丈夫?」

「、、、はい。」

深くゼェゼェと呼吸をして視点の定まらない瞳で達也君は頷く、俺はそれを確認してからゆっくり腰を引く。

 

「もうちょっとしたら汗流しに行こうね。」

「、、、はい。」

 

やはり達也君は感度がいいのだろうな、と考えていると真下さんにタオルを差し出される。

「ありがとうございます。」

「悟史君。」

「はい?」

 

達也君の体を一通り拭いていると真下さんがもう一枚のタオルを達也君の上に被せる。

 

「次は俺の番だな。」

「、、、はい。」

俺はそうかと納得して肯定的に首を縦に振る、真下さんは繋ぎのチャックを官能的に降ろしボロンと半立ちでもデカいチンポを空気に晒す。

 

達也君としたばかりの俺は思わずゴクリと喉を鳴らしてしまう。

 

飼い慣らされている、なんて言葉が過ったがそんなものは真下さんの立派なチンポには些細な事だ、俺はソファーから降りて真下さんのチンポに顔を近づける。

 

クン、とひと嗅ぎ真下さんの雄の臭いが鼻腔を通るともっと嗅ぎたいと真下さんの竿の根本に顔を埋めて片手で真下さんの半立ちチンポをそっと撫でる。

 

真下さんは俺の行動に感じながらも余裕感を出したままゆったり俺の頭を撫でる、満足するまでましさんの雄の臭いを堪能してしてから俺時に唇で甘く食みながら舌を伸ばして真下さんの味と形を堪能する。

 

少しずつ真下さんの呼吸も荒くなり竿もどんどん反っていく、俺は満足するまでしっかりと浮き出た裏筋を舐め、焦らす様に亀頭を舐め回す。

 

「真下さん、喉の奥まで欲しいから寝そべって貰っていいですか。」

「勿論。」

俺は欲望に耐えきれず真下さんにお願いして寝そべって貰いその上に跨り鼻通りを確認してから尻を真下さんの胸に置きゆっくり真下さんの血管の浮き出たカッコいいチンポを口内の奥まで一旦呑み込み軽く圧をかけたまま舌で竿を舐め刺激する。

「っ、はっ。」

 

小さく体を動かし調子が出てきたら喉を開閉しながら真下さんの太い雄チンポを喉の奥迄導いていく、喉奥の異物感も慣れて来たものでその感覚も愛おしく感じる、俺は下で声を溢す真下さんに酔倒しながらゆっくり引き抜き、又喉を開閉して奥の奥まで呑み込む事を数回行う。

 

真下さんを咥えたままうっとりしていると、真下さんに尻を揉まれけつ穴を何度も優しく撫でられる、小さな火はどんどん大きくなり思わず俺のけつ穴はひくひくと真下さんを求めて動いてしまう。

 

「悟史君、そろそろ君の番だ、もっと下がってくれないか?」

俺は真下さんに言われるままチンポからゆっくり離れ口を離し真下さんの顎に尻肉をくっ付ける。

 

「んっ、、、んっ。」

真下さんの柔らかい舌は俺のけつ穴の皺を優しく撫でその焦ったさと、更に強い気持ち良さを求めて体が何度も萎縮してしまう。

俺は真下さんのデカく太いカッコイイチンポに触れながら真下さんの寵愛の火に炙られどんどん体が熱くなり汗が滲みでる。

 

「そろそろお互い限界だな。」

「、、、はい。」

真下さんにそう言われて俺は体をゆっくり起こし前へ移動して自身の尻に挟み真下さんの勃起チンポを擦り付ける、真下さんも気合い充分な様で足を曲げ俺の腰を掴む。

 

ゆっくり、先程見たプラグで皺の伸び切った達也君のけつ穴が脳裏に過ぎる、あれ、、、気持ちいいんだよな。

 

俺は真下さんのチンポを先端だけ受け入れてカリの気持ち良さを味わい呼吸を漏らす、頭がジンジン痺れて来て耐えられず俺は腰をずぶずぶと降ろし真下さんの全てを受け入れる。

 

中が真下さんの形で広がり熱で焦がして圧迫し脳の奥が気持ち良さでバチバチと火花が散る。

 

っっ〜っあ、最っっ高、、、。

 

真下さんも耐えられない様で催促する様に小さく腰を振り突き上げる、俺も、、、俺も早くとびっきり気持ち良くなりたい。

 

俺達は自然と動きが大きくなり、それに伴ってお互い気持ち良さが増し汗を流し息と声を垂れ流し混ざり合いながら互いを本能のままに貪り合う。

 

途中真下さんが腹筋を使い起き上がりバックで思いっきり腰を叩きつけられ気持ち良さが突き抜け体がガクガク震える、背中を労る様に一筆書きで撫でられ仰向けにされ片足が真下さんの肩に乗る。

 

「ん"ん"ん"ん"ん"っっっっっ!!!い"っイグッ、まっ、真下さんっ。」

「何度もイこうな。」

真下さんも調子づき俺の両足は抱えられ深山の体位で力強く欲望のまま腰を振られる。

 

「ん"っあ"っっ、っばい、やばい真下さんそれすげぇクルぅぅ"うぅ"ぅ"ぅ、、、。」

思った以上に逃げられぬ衝撃が来て俺は喉を逸らして真下さんのチンポを甘受する。

 

「んっ、、、あっ、、、ま、真下さんの性欲オバケ、、、ぐぅっ、あっやばっ、イク、やばいイク"イグいっっ、、、。」

最終的に俺は足を伸ばしてうつ伏せで必死に酸素を吸いながら真下さんに後ろから気持ちいい所を擦られ人間の形を失い真下さんに手をしっかり握られながら熱い特濃のドロリとした精子たっぷり注がれ思考が真っ白に染まり溢れた精子は床を汚す。

 

 

「お疲れ様、大丈夫か?悟史君?」

「、、、ギリギリ、、、です。」

 

真下さんとの訓練?お相手?も終わり今はのんびり自宅の風呂で回復した達也君も含め3人ぎゅうぎゅうと寄り添い風呂に浸かっている。

 

つ、、、疲れたなぁ。

 

いつもの事と分かっているけれど、矢張り真下さんの相手はすっっっっごく気持ちいい反面、どっと疲れてしまう。

俺は前にいる達也君に軽く腕を回しながらうつらうつらと船を漕いでしまう。

 

「悟史さんって、どっちも平気なんですか?」

「ん?どっちも?、、、うん、特に気にしない、かな?」

気持ちとしては年上にグイグイエッチに迫られたい派だが、雄として相手を気持ち良くさせた時の満足感も嫌いじゃない。

 

ケツの気持ち良さも知っているが、入れるチンポの気持ち良さも知っているし、なら、どっちも好きかなと。

 

「、、、今度は悟史さんに入れる事は、その、可能でしょうか?」

「都合が合えばしようか?」

 

達也君も男の子だなぁ、律儀だなぁと疲れ切り目が開かない中俺は口元を上げ微笑む。

 

「真下さんの様に上手くはいかないかも知れませんがよろしくお願いします。」

「うん。」

俺は力の入らない体で達也君の頭を撫でる、人型牛って、やっぱり性にとことん興味があるんだなぁ、、、いや、俺もか。

 

俺は眠りの時の深いリラックスした呼吸をしながら後頭部で真下さんの弾力ある素敵な筋肉を味わいグングン成長していく悩める達也君の姿を見守った。

 

 

「なぁ丈雄?」

「んー?なにー?」

 

約束通り丈雄は相良の部屋へ遊びに来てそのまま布団で2人ゴロリと横になり薄暗い豆電球の中お互いの抱きぬいぐるみをふかふかと打つけあって遊んでいた。

 

そんな中で相良は徐に丈雄の名前を呼ぶ。

 

「人間に近づくのは辞めたらどうだ?」

「えー?悟史さんいい人だよー?」

「あのな、それでも他の奴が悪かったりしたら大変だろ?」

「司さんもむぎわら君もいい人だよ?」

「、、、。」

 

丈雄の言う名前に人型雄牛の司の名前が出る、人に近い生活をしていると聞く司、丈雄と秋茂に勉強を教え楽しそうに会話をし、時折り少しだけ一緒に遊んで行ったり、昼食を一緒に食べたりと中々に信頼出来る雰囲気を纏った仲間だ。

 

しかし彼は人に驚くほど近い、それだけで敵意は出さないが警戒はするべきと相良は思う。

 

むぎわら、そいつはあんまり関わり合いたく無い変な奴だ。

 

相良は丈雄になんて説明すれば伝わるか思い悩み口籠る。

 

「さーがらさん。」

「なんだ?」

「大丈夫だよ。」

丈雄はオレンジ色の豆電球の中で笑う。

「俺は大丈夫を相良さんに伝えて、相良さんは危険を伝えてるでしょ?」

「だな。」

この子は賢いと相良は花丸を与えるように頭を撫でる。

「多分ね、俺達仲間で一緒だけど、考え方は色々あって、性格も色々あって、、、うんと、同じにならない時もあると思うのね?」

「だな、まぁ、そうだな。」

 

矢張り今日も駄目かと相良は肩を落とす、丈雄は何処までも行ってしまいそうで軽く明るく自分の意識が強い。

 

そんな雲のような可愛い仲間をどうすれば守れるか、傷付かず生涯を終えられるか相良は唸り、何度も悩む。

 

「だからね、きっとそれは俺も相良さんもそう。」

「んな事ねぇ、俺は諦めねぇぞ。」

「うん!俺も相良さんに大丈夫って伝わるよう諦めないでいようと思う。」

にぱっと明るく笑う丈雄が、今迄拒否の反応しか貰えなかった相良にとっては丈雄の放つ言葉とは裏腹に心に痛いほど沁みてしまう。

 

「だからね、それで今は、いいよね、俺どっちも好き!皆んな好き!俺を大切にしてくれる悟史さん大大大好き!相良さんも好き!」

「おい、俺には大大付けないのかよ。」

思わず何度も味わってきた選ばれない孤独さに胸の奥に悲しみが滲み出て自傷気味に笑ってしまう。

 

「俺、悟史さん1番大好きだもーん、でも皆んな好きだし、相良さんもちゃーんと好き、だからね大丈夫だからね。」

そう言って丈雄は相良の頭を撫で返す。

 

敵わない、丈雄は違う位置に居るのに胸が暖かくなる、無くしたく無い大事な仲間、眩い命の灯火に相良は目を細めた。

 

「そう言えばさぁ、気になってたんだけど、陽久さんのちんこ凄く大きくてカッコいいけど相良のちんこも大きいよね。」

「馬鹿野郎。」

「むぐっ。」

感動を返せと台無しだと相良は丈雄の顔に赤ちゃんあざらしの抱きぐるみを押し付ける。

 

「むぅ、だってカッコいいし気になったんだもん!やっぱり大型は皆んな大きいの?」

「あ?金玉に埋もれて見えねぇ様な短小だって居るよ」

「そうなんだぁ。」

なんだコイツ、丈雄の餓鬼っぽさに毒気を抜かれわくわくしている丈雄にポフポフと持っているぬいぐるみを押し付ける。

 

「ねぇ、ちょっと見ちゃ駄目?」

「あ?自分にも付いてんだろ。」

「そんな大きさ付いてないもん。」

「、、、はぁ、ほら。」

別に男同士恥ずかしがる気も無い、それに丈雄の事だ純粋に気になっただけだろう、完全に絆されている相良は面倒くさそうにパジャマのズボンをずらしボトリとやる気のない自身のチンポを布団の上に落とす。

 

「うわ、やっぱでかぁ、、、俺のちんこ10本あっても足りないね。」

丈雄は自身のパジャマをズラし自身のチンポと相良のチンポを比べる。

「俺が完全に勃っても足りないかも。」

「まぁ、大型牛はな、不便だぞ。」

 

大きいから相手は今や数の減った大型種でなければ相手を壊してしまう、特に雌の大型種はとんと数を減らした。

玉もサイズが大きく座る時に位置が悪いと尻で潰して痛みが走る、そしてこの牧場の服、下着がビキニパンツなのでハッキリ言って横入れの相良では収まり悪くほぼはみ出しているので毎日何かとポジションが気になる。

 

興味津々な丈雄にそんな顔する事か?と相良は冷めた目で丈雄に赤ちゃんあざらしの抱きぐるみをもふと押し付ける。

 

「やっぱそうなんだぁ、陽久さんも下着には苦労してたよ、、、ねぇ触ってみてもいい?」

「勝手にしろ。」

 

丈雄は嬉しそうにお礼を言ってペタペタ相良のだらりとしたチンポを触り関心の声を溢す、、、そんなつもりは毛頭無かった、歳だからと油断していた、回数も少ない相良は丈雄の手に反応してしてムクムクとやる気を出し鈴口から我慢汁を垂らす。

 

「大きくなると益々カッコイイね。」

「あのなぁ。」

怯える事も嫌悪も無く、丈雄は先程の無邪気な明るさと打って変わって甘さが混じる声になる。

 

「俺手伝う?」

丈雄はそう言ってパジャマのボタンを全て外し相良の熱の篭ったチンポに素肌をくっ付ける。

「っ、あのな「臭いすごーい。」、、、はあ、好きにしろ、汚れても知らねぇからな。」

「はーい。」

一旦断ろうとするが丈雄の無邪気さにどうにでもなれと丈雄の頭をなで丈雄はぬいぐるみ達を端っこに避難させ相良のチンポを赤子の様に抱き皮付きの亀頭をヨシヨシと撫でる。

 

「っ。」

元々勃起は早い方だ、そっちの方が搾精が早く終わる、そう言う価値観の時代を生きた相良は自分はそう言う者だと何度か自身を説得し丈雄に悪戯されるがまま目を瞑る。

 

ぺろ、と何度も亀頭を小さな舌で撫でられ刺激を与えられれば素直に相良のチンポは脈を打つ、丈雄は次第に興に乗りズボンも、パンツも脱ぎ捨て体全体で相良の老年チンポを刺激する。

 

慣れている、、、それもそうか、俺達はそう言う生き物だ。

 

何時も純粋に笑い反応する丈雄だが、こう言う一面があって当たり前だった事を相良は思い直す。

俺は盲目になり過ぎてたか?だから仲間を説得出来なかったのか?何処か深刻に思考を巡らせている筈なのに丈雄の興に乗った甘い声、小さな乳首の突起と雄と主張する硬さを増したチンポ、柔らかな太ももの刺激に相良は次第に呼吸が荒くなる。

 

「んっこれ、気持ちいいかも。」

「っ、そうかよ、ほら、丈雄、出すぞ、しっかり掴まってろ。」

そう言って相良は丈雄の背中を抑えて限界を迎える様に腰を振り大量の精子を吹き出させる、丈雄は顔全体にそれを受け目が開けられず苦しそうだ、相良は冷めた頭と脈打つ気持ちのいい腹を感じながら丈雄顔を乱雑に拭う。

「すっごい量っ!」

面白い物を見たと言う様に丈雄はくすくす楽しそうに笑う。

 

「あんなぁ、お前って奴は、、、。」

「ねぇ相良さん。」

丈雄はコロリと仰向けになって相良の方を見る。

「俺も手伝って。」

「、、、こんの、馬鹿小僧、マッチ棒がよ。」

相良は諦めと開き直りで丈雄の天井を向く小さなチンポを人差し指と親指で挟み擦る。

「へへっ、馬鹿じゃないもーん、勉強っしてるっもーんっ、あっ、これ気持ちいい。」

「ヘコヘコヘコヘコ、そんな腰動かしてこんなんが良いのか?」

「へへ、うんっ、あっ、、、んぅ。」

丈雄はヘコヘコ気持ちのままに腰を動かし相良の指に自身のチンポを擦り付ける。

 

「乳首迄おっ立てて、誰だこんなド淫乱に育てやつ。」

相良は盛る丈雄を冷ややかに見下ろし気持ち良さに膨らんだ人型牛独特な形の丈雄の乳首を反対の手で弾く。

「んっ、真下さんとか秋茂さんとか、悟史さんっ。あっ、乳首も気持ちっ。」

「はぁ、、、そうかよ、ほら、イッちまえ。」

「んぅ、んっ、い、イクかもっ。」

「そうかそうか、好きにぶっ放せ。」

丈雄の甘い声、淫らな姿に、小さな火が相良に籠る、コイツは危ない奴だ、今まで馴染みやすい、御し易い、そう考えていた丈雄に少しだけゾッとする。

 

呑み込まれるのは本当に此方なのかもしれない。

 

「んう"っっっ。」

丈雄は腰を反り相良の手を汚す、くたりと疲れた様に荒く深呼吸して布団に沈みゆっくり相良の方を見る。

「スッキリしたか?」

「うん、へへ、相良さんのえっちー。」

「馬鹿、それはお前だろ。」

何なんだこの生き物は、相良は精子まみれの丈雄を呆れた表情で見下ろす、嫌いにはなれない、今の所気兼ねなく軽く接してくれるのはこの子のみ、、、本当に俺は呑み込まれているかもしれない。

 

突出した物が何も無い悟史より、本当に警戒すべきは仲間の丈雄だったのだろうか?

 

心の奥の熱を無視して相良は丈雄を人差し指で突く。

「くすぐったいー。」

「はぁ、おまえイカくせぇぞ。」

「いか?」

「、、、風呂入ってこい。」

「うん、相良さんの体洗ってあげるね。」

 

コイツは、、、相良はため息を吐き体を起こし、丈雄と静かに風呂場へ向かう。

 

「あ、そう言えばね、悟史さんが皆んなと牧場見学に行きたいって!相良さんも一緒に行こうね!」

ニコニコいつも通りに笑う丈雄に相良はため息を吐く。

「わーったよ。」

 

相良は言葉を重ねても連れて行かれる未来しか見えなかった、絆された訳じゃ無い、無理をする必要も無い、丈雄はこう言う子だ。

 

相良はこの夜丈雄と言う謎の生き物に見える存在を丸ごと諦めにも似た感情で受け入れた。

 




次回牧場小旅行編と新キャラ??

早よ夏編も書きたいっ。

溜まり次第更新予定です、ちょい待っててね。
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