※この作品はR-18です。

雄牛牧場   作:錆田缶

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新しい牛編
煌君、達也君の話・序
お勉強編・序
お外編

今年最後の更新。


雄牛牧場⑥

「牛年齢27!人年齢54!煌です!よろしくお願いします!」

「牛年齢21人年齢42、達也です、よろしくお願いします。」

「よろしくふた「達也!声が小さいぞ!」

俺は2人に挨拶しようとして煌君が達也君を大声で叱り、挨拶が途切れてしまう。

「、、、。」

達也君も叱られるのは納得いかない様で無言で不満の意を示していた。

「2人ともよろしくな。」

「よろしくお願いします!!」

達也君は分かりやすく嫌な顔をして押し黙り、空気を切り替える様に真下さんが挨拶をして煌君も此方に意識を向き直す。

 

な、成る程、これは曲者過ぎる、事前の書類でわかっていたが目の前の出来事にこれからどうしようかと俺は悩んでしまう。

「さて、この牧場で1番偉い牧場主だ、2人ともちゃんと挨拶する様に。」

「え?あ、藤原悟史です、28です、2人共よろしくお願いします。」

 

「よろ「よろしくお願いします!!」

煌君の声は大きく、達也くんの挨拶がかき消されてしまう。

 

「それじゃ2人とも、施設を案内するから付いて来てくれ、悟史君はいつも通りでいいぞ。」

「わかりました、2人をよろしくお願いします。」

真下さんはニコリと微笑んで頷き2人を連れて施設の案内に行ってしまう。

 

真下さんの笑顔が迫力あった、、、何時も穏やかな笑みと認識していたがさっきの真下さんの笑顔は迫力があり何故か俺の方が萎縮してしまう。

 

真下さんが煌君を警戒していた理由がわかってしまった、あれだ、構わず吠える犬にならない様ちゃんと躾をするって奴だろう、甘やかすだけでは犬も人間も気持ちがいい距離が取れない。

 

猟銃会で丁寧に飼われていた犬達を思い出す、犬を飼うのもいいよなぁ、俺はそんな事を考えながら箒を手に取り施設周りで気になっていた寒さで裸木が多くなり落ち葉で地面が彩りを見せる場所を大まかに掃いていく。

一通り気になる箇所を片付け、午前中の作業を思い出していると色々やる事は既に済ませてある事を確認し終えると、俺は赴くままに自宅の掃除をし、気付けばあっという間に夕方の搾乳時間になる、俺は掃除機のゴミを捨てて手を洗い搾乳の為の準備に取り掛かる。

 

 

「順番は何時も通りで?」

「そうだな、けれど先に2人を見たい、2人はいいか?」

「わかった!」

「大丈夫です。」

俺は真下さんに見学されながらまずは煌君の搾乳を始める、煌君の張りのある胸筋と人型雄牛独特のぷっくりとした乳頭、真っ先にライナーが設置しやすそうだな、と思い浮かぶ辺りエロさよりも仕事の方に頭が回るなんて俺も慣れてきたなぁ、と染み染みしてしまう。

 

「煌君痛くない?」

「もっと強くても大丈夫です!」

「乳頭は大切に扱おうね。」

煌君の乳頭をプレディッピングをした後前絞りをしながらストリップカップを確認する、量も現時点で出ているし物もない、どちらも問題無く搾乳出来るだろう、俺は丁寧に消毒液を拭き取りユニットを装着する。

 

煌君の生乳がミルクラインを通るのを眺めてユニットが空気を吸っていないか確認し煌君の様子をみる。

「搾精はどうしようか?」

「出来ます!」

煌君は元気に牛柄ビキニパンツを脱ぎ捨てプレディッピングを待つ、その大胆さに驚きつつも俺は何時も通り丁寧にディッピングをする。

 

「それじゃ後ろも触るね。」

「はい!」

俺は煌君硬めのお尻の肉を軽く摘んで様子をみてアナルに手を当てる。

「ん?」

「どうした?」

俺の反応に真下さんは気になった様で此方を覗いてくる。

 

「煌君って搾精初めてだったりする?」

「いえ、何回かした事があります!」

「そうか、、、。」

俺は一旦何時も通り作業しようと真下さんに合図を送って煌君のアナル周りをほぐす様に撫でる、、、撫でるが、硬い。

 

「、、、こっちだと傷付ける可能性があるね。」

「ちょっといいか?」

俺は真下さんに場所を譲って煌君を見てもらう。

「成る程な、今日は搾乳のみで、この後訓練だな。」

「え"っ!?俺出来ます!」

 

真下さんも煌君の体の硬さを理解した様で中断を提案するが、煌君はそれに驚き続けて欲しいと言う、けれど真下さんは首を横に振る。

 

「今の状態では体を傷付ける、今日は搾乳のみだ、わかったな?」

「、、、はい。」

真下さんの言葉にやっと理解を示してくれたので俺はそのまま煌君の後片付けをする。

 

「で、次は達也君だね、よろしく。」

「よろしくお願いします。」

達也君の肌は白く乳頭もピンク色で綺麗だ、誠華君並みに丁寧に対応しないと痛がるかも知れない、俺はそっとプレディッピングをして軽めに前絞りをする。

「痛くない?」

「もう少し強くて大丈夫です。」

「わかった」

俺は達也君の意見を聞きながら両乳の前絞りを終え、ストリップカップの中身を確認する、此方問題無いのでそのまま消毒の拭き取り作業をしてミルカーユニットを取り付ける。

 

「大丈夫そうだね、搾精はどうする。」

「気分じゃないです。」

「わかった。」

達也君は気分じゃない様なので、俺は達也君に一言言ってから隣に移動して作業に移る。

 

数が増えてくると時間を計りながら、けれど一人一人丁寧に様子を見ながら行う搾乳に難しさを感じるものの充実感が俺の中で芽生える。

 

そう言えば、こんな感じだったな。

 

大量の牛達の搾乳作業を思い出して懐かしさに目を細める、あの時の方がもっと忙しかった、これで弱音は吐けないし、丁寧に大切に扱うって決めたんだ。

 

俺は目標を改めて心に刻んで搾乳後の後片付けに移行する。

 

「今日の夜、牛舎の方で煌君のトレーニングをする、良ければ悟史君も煌君の事を見て欲しい。」

「分かりました。」

 

そう言えば教科書的な訓練は丈雄君の時だけだったのを思い出す、あれからマッサージについては真下さんに色々手解きはしてもらったものの、実践的な物は何一つしていない。

今回は真下さん技術を見学出来るいい機会だし、しっかり技術を吸収出来るよう頑張ろう、俺はそう決意を固めてお手伝いをしてくれる陽久さんや丈雄くん達と一緒に片付けを続けた。

 

 

「リラックスだ。」

「〜〜〜っ!しっ、してます!!」

夕食後何時も打ち合わせをする時間、今日は煌君のトレーニングに宛てがわれているのだけれど、、、マッサージの段階で煌君の体はかなり硬い様だ。

 

リラックスって言葉が分からないタイプなのかも知れない、なんか、何時もエネルギッシュ、って感じだもんなぁ。

俺は声の大きい元気な煌君を見て困ってしまう。

 

「煌君、長ーく息吐いて。」

「え?」

「ストレッチする時とか息を吐くでしょ?柔らかくなるから。」

「は、はい。」

俺は煌君が長く息を吐く姿を見守る。

「うん上手、息を吸う時は力を抜いて自然に任せて勝手に酸素が入ってくるから、吐く時だけ意識してね、はい、長ーく、はぁーーーーーーーー、そう、軽ーく吸って、、、もう一度、はぁーーーーー、いい感じ、そのまま続けて行こう。」

昔陸上部で勧められた全身ストレッチの動画のお兄さんを思い出しながら俺は煌君の呼吸をゆっくりにさせる。

 

「むぎわら君、いいと思う?」

「いいと思うよ、深呼吸は自律神経を整えて、血行も良くなり、コルチゾール抑制にもなりまーす、リラックスするなら深呼吸だね。」

「ありがとう、自信が持てた。」

「どいたま、じゃぁねぇ。」

俺は真下さんと目線を合わせて頷く、深呼吸を続けた煌君も顔が柔らかくなっており眠そうにしている。

 

「背中もするぞうつ伏せになってくれ、深呼吸はそのままな。」

「はい。」

俺は引き続き、真下さんの背面マッサージを見学する、オイルに濡れた煌君の体の凹凸が真下さんの大きな手で波を打つ様に変わっていく。

 

俺も何度か真下さんにマッサージをしてもらった事があるけど、これ滅茶苦茶気持ち良くて次の日朝の目覚めがスッキリしていて最高なんだよなあ、、、えっちしちゃった日を除く。

 

「もう一度仰向けな。」

「はい。」

血流が良くなりすっかり解された煌君は目を閉じて真下さんに体を預けている、いい兆候だと思う。

 

そこから足を開いてもらい、足の付け根を入念にマッサージしてからゆっくり性器周りを撫でていく、時々煌君の体が反応していていい感じだ。

 

「ううっ?ん"っ!ま、真下さん?」

「いい反応だ、そのままで良い。」

「は、はい。」

煌君は搾精時に元気に出来る、何度もして来た、と言っていたが、反応が生娘のそれに似ていて俺は疑問に思う。

 

前の牧師ではどうやって搾精していたんだろう?

 

とにかくここで行う様な搾精の仕方ではなかったのかも知れない、そんな事を考えていると煌君の体は赤く染まっていき、立派にちんこは天井を向く。

 

「うう"っ、く、くすぐったいです。」

「その感覚に慣れる為のトレーニングだ。」

「はい。」

今の煌君はとても素直で真下さんにぬちゃぬちゃとちんぽを拭き上げられている。

「あ"っっ、、、。」

ぴゅるっと直ぐに精子が飛び出し、煌君は今にも泣きそうだ、けれど真下さんはそのままマッサージを続ける。

 

「え?で、出ましたよ?」

「いや、早すぎる、量も良くない、、、まだ出せるな、出しておいた方がいい、もう少し続けるぞ。」

「え?」

「悟史君、上の方を頼む。」

「わかりました。」

今回の問題は煌君のアナルの硬さにあるのでまだ目標まで辿り着いていない事に俺は頷き薄手のゴム手袋を付けて煌君の頭の方へ立つ。

 

「深呼吸、忘れてるよ、出来る?」

「うっ、、、ふーーーー。」

「うん、いい子、もうちょっと頑張ろうね。」

俺は煌君頬を撫でてから首の凝りをほぐす様に優しく圧をかけてリンパの流れに沿って鎖骨を撫で、凹凸のわかりやすい脇から胸下のラインに沿ってゆっくり撫でていく。

 

乳首に刺激を与えるのはまだ先でいい、俺は強い刺激よりリラックス出来ようにマッサージを施していく。

 

「いいぞ、柔らかくなってきた。」

「んっ!?!?」

どうやらアナルの入り口は解れた様で真下さんの指が挿入された様だ。

「煌君痛くない?」

「な、無いけど、むずむずする。」

俺はその言葉にホッとしつつ煌君の体を撫でながら、安心させる様微笑む。

「痛くなったら直ぐ言うんだよ。」

「は、はい、んぅっ。」

あぁ、丈雄君が初めて来た頃が懐かしいなぁ、俺は思い出に目を細めて丁寧に煌君の胸をマッサージしていく、暫くすると乳頭が気持ち良さに膨らんで来たのでオイルを足して乳頭のマッサージを始める。

「あ"っっ!?んっ、あのっ!」

「ん?どうした?」

「これ、、、意味ありますかっ!?」

「充分あるぞ、ほら深呼吸。」

煌君は少し混乱したまま時々体を跳ねさせ乳頭からは乳が溢れ出す。

「あの、これ、、、出るっ!!ぐあ"っっつ!!」

ちんぽへの刺激で限界が来たのか煌君はグッと目をつぶって体を強ばらせてちんぽから勢いよく本日2回目の精子が飛び出す。

 

「、、、成る程。」

そのまま作業を続けていた真下さんの手は止まりアナルから指が引き抜かれる。

「これは少し時間が掛かるな、、、大丈夫、人型雄牛は人より丈夫で、性欲が強い、だろ?人よりも早く覚えさせる事は出来る。」

「取り敢えず、今日は休ませましょうか。」

俺は真下さんの言葉に頷いて、煌君を休ませようと提案する。

「そうだな。」

 

真下さんの判断も下ったので俺は煌君の体を拭いていく。

「煌君大丈夫?」

「、、、??雄牛ってこんな感じでしたっけ?」

「一般的だぞ?」

「では、、、あるけど、嫌なら違う方法も考えようか?」

呆気に取られてい煌君に真下さんは当たり前と言う態度でそう言うが、それがストレスになるなら控える方もちゃんと考えて上げないといけない。

 

「おれ、、、何時も手で出してました。」

「それだと、空気が触れるから廃棄になるけど?」

「は、、、廃棄。」

煌君は目を見開いた後顔を真っ青にして腕で目を隠してしまう。

 

「ず、、、ずびっ!」

な、泣いてる!あの怖い物知らずで元気いっぱいな感じの煌君が泣いてる!もしかして挫折を知らないタイプの元気っ子だった?

 

「あー、むぎわら君?煌君達の牧場って精液の出荷ってあった?」

「あるけど、雄牛の人数と量は何時も割に合わない感じかな?まぁ、気分搾取って感じだからなんとも。」

「煌君、もしかしたらちゃんと搾精された事ないかも知れなくて。」

「ありゃ〜、その報告は聞いてない、ちょっと時間かかるけど聴取するよ。」

「うん、よろしく、達也君にはまだ話を聞いていないからもう少し2人と話し合うね。」

「うん、その辺もよろしく、真下さーん、サポート頼んだよー。」

「わかってる。」

 

俺はむぎわら君への確認を済ませて煌君の方を見る。

「煌君、風邪ひいちゃうから服着ようね。」

「ゔ"う"ぅ、、、っはいっ。」

顔をべしょべしょにしながらも煌君は服を着てくれた。

「煌君、煌君の事をもっと知っておきたいんだけど、お話し聞かせてくれる?」

「ゔゔぅ、、、ゔわぁぁぁぁんっっ!!!ゔっ、ゔゔっ!」

煌君は感情がコントロール出来なくなったのか大泣きし始める、正直元気過ぎて耳が痛いが煌君を子供の様に抱き寄せる、これで少しくぐもってくれる筈だ。

 

「取り敢えずいっぱい泣いておこうか。」

泣き続ける人なんて居ない、今感じる感情をしっかり感じ切らなければその後何度も同じ感情が渦を巻く。

そんな心理学の本でしか学んでいない自分の判断で煌君を目一杯甘やかす。

煌君プライド高そうだったしなぁ、、、まぁ、そうだよなぁ、なんて思いながら俺は煌君の撫でる手を止めず真下さんの方を見る、真下さんも困った様で、片付けは任せてくれ、と淡々と後片付けをしてくれた。

 

 

煌君が泣き止んだ後は疲れただろうと今日はお話しせずに自室へ戻す事にした、途中丈雄君が心配して寄って来てくれて事情を話すと、丈雄君も煌君の部屋へ着いていく事になり、秋茂君も心配らしくそわそわと2人の後ろを着いていく。

 

同じ雄牛同士仲良くやってくれたらなぁ、と俺は3人を見送る。

 

「大変でしたな。」

「えぇ、まぁ。」

陽久さんはこんな中でもおっとりとしていて自分を取り戻せた事にホッとする。

「まぁ、アイツバカなんで。」

側にいた達也君は頬杖を付いて分かりやすくため息を吐く。

「話し聞いてもいいかな?」

俺はそっと達也君の近くの椅子に座る。

「、、、言ったまんまですよ、アイツはただのバカ、自分は何でも出来ると思っているバカですよ。」

俺は悪態を吐く達也君に前の牧場で2人はどの様に過ごしていたか、搾乳、搾精の状況を聞いてみる。

 

どうやら2人の前居た牧場では雄牛は何人も居たらしく2人の存在は容姿的にランクが低く、扱いも酷かったらしい、それでも達也君よりはマシ、達也君は臆病で弱くて何も出来ないと煌君はいつも明るく達也君を励ましていたらしい。

 

あぁ、自分から目を背けて他人を落として世話する俺はまだまともってやるやつ、、、そんな分かりやすく典型的な子だったのか煌君。

 

俺は頭を抱えながらも達也君の続きを聞く、搾乳はして貰えていたが、やはり繊細な作業、搾精は牧場主もしたく無かったらしく必要ならバケツに出せと差し出していたらしい、、、もうなんなん、、、煌君は真面目にそれに対応して自身で出して牧場主に差し出していたらしい。

 

それ、廃棄される奴。

 

「アイツらバカにしてましたよ、汚ねぇ、クセェって、まぁそうっすよねって感じなんですけど、俺はバカに従うのはやだったのでインポだと思われてましたし、必要な時はトイレで出してました。」

 

そうか、これが、現実なのか。

 

自分だって元の世界で好きなタイプを言ったら否定されるか馬鹿にされる言葉が返ってきて一生ヒソヒソされて、親が悲しむだろう事は何度もシュミレーションして来た。

 

「だよなぁ。」

多分差はあれど人型雄牛の需要は綺麗な雄を感じさせない中性的な雄牛の方だ。

 

一般的な男らしい、も多分男性と女性から見たぽっちゃりみたいに乖離があるだろう。

 

だからってそんな分かりやすいヒエラルキーの世界を受容したくはない、と言うか根っこから価値観が違う。

 

「達也君は嫌な事や、怖い事ってある?」

「、、、特に無いです。」

本心なのか、本心も分からない殆ど押さえつけられ麻痺しているのか、俺を信用出来なくて心を開かないだけなのか。

 

今は分からない、けれど俺がやるのはただ一つ。

 

「思いついた時言ってね、対処出来るよう考えるから。」

真下さん達と協力して見守りつつ、いつでも対応出来るような環境を与える事。

 

「言葉だけなら、、、いえ、何でもないです。」

「そうだよね、行動で示さないと意味ないよね、ごめんね。」

「、、、。」

「達也君はこの後予定は?」

「真下さんが書類を見せるって言ってたんですけど、今日は無理っぽいっすね。」

「書類?」

「俺パソコン出来るんで。」

 

俺はパソコンの出来るレア雄牛、司さんの事を思い出す。

 

「で、出来るの?」

「俺こんな体付きなんで肉体労働は向いてないって事務に回されてたんですよ、まぁそれでも馬鹿どもは分からずバカにしてきましたけど。」

いや、滅茶苦茶貴重な雄牛だけど?預かって良かったのかなあ、俺は驚きながらも俺のタブレットで良ければ見る?と提案するとお願いしますと返事が返ってきたので一旦自宅に帰宅してタブレットを持って戻ってきた。

 

「あぁ、このアプリなら大丈夫です、打てます。このタブレットにリンク出来るキーボードありますか?」

「あるよ、真下さんは専用の大きめの使ってるかな、俺はタップメインで記入してるし、本体には付属してるペラペラなキーボードが一応あるんだよね。」

「、、、使ってみても良いですか?」

「いいよ。」

俺はタブレットの付属キーボードを取り外して今日の搾乳量のデータ画面と記入しかけのアプリを2画面で開いて試しに入力してもらう。

 

「ショートカット設定して無いんですね」

「総合量とかは関数合計設定してるよ。」

「まぁ、最低限それだけで良いっすよね。」

な、なんか、俺よりそう言うの詳しそうだ、達也君は最初会った印象は俯いていて自分の意見を言いにくい性格かなと思っていたけど、それは煌君への対応が面倒だっただけで案外見た目の割にしっかりしているようだった。

「達也君、詳しい話は真下さんがするだろうけど、これからよろしくね。」

「、、、よろしくお願いします。」

 

達也君と暫く過去のデータを見ながら色々話していると真下さんが戻って来たので俺は達也君を真下さんに任せて居間にいる人達に挨拶をして自宅に帰る事にした。

 

「いやぁ、、、濃いな、2人とも。」

お風呂に浸かりながら今日の事を考えつい溜まっていた気持ちが口から溢れた、焦っちゃダメだ、ゆっくり、丁寧に、辛抱強く、俺が出来る事をコツコツと。

俺は父親に何度も口酸っぱく言われた事を頭の中で反芻する。

 

「やれる事しか出来ない、だよな。」

 

 

「おはようございます!」

「おはよう、体調はどう?」

「丈雄君と秋茂君にお世話になったから大丈夫です!」

「そう、良かった、何かあったら俺や真下さんに気兼ねなく言ってね。」

「はいっ!」

朝の搾乳時、子供の様に泣きじゃくった煌君は昨日より控えめな声量で俺に進んで挨拶をしてくれた。

 

「ありがとうね。」

「うん!」

丈雄君はチャージが必要なのか言葉少なげに両手を広げる、俺は再度お礼を言って丈雄君を軽く甘やかす。

「秋茂君もありがとう。」

「、、、っす。」

2人と和んでいると真下さんも牛舎から出て来て此方に歩み寄ってくる。

「悟史君、おはよう、暫く煌君は搾精は無しで行こうと思う。」

「俺できます!」

「いや、まだダメだ、暫く煌君は朝と昼に俺が面倒を見る。」

真下さんはハッキリと煌君の意見を否定していて、今後の訓練について既に考えが纏まっている様だった。

 

「煌君は、どうしたい?」

搾精する気が今後も無いのなら発散させるのみでハッキリ言えば訓練は必要無くなる、本人がそれで安心するならそれでもいいと俺は思っている。

 

「っ!したいです!ちゃんと雄牛として搾精も出来るようになりたいです!!」

煌君はハッキリと自分の意思を俺に伝える、ちょっと意外だったけど彼も彼なりの考えがある様だ。

「そっか、じゃぁ、まずは真下さんに暫く見てもらおうね。」

「はい、、、。」

 

「じゃ、今日は真下さんから番号順で。」

 

俺はこの牧場に登録された順で搾乳を終えて畑作業に移る。

「悟史さーん、後で走りたい!」

「んー?いいよ?じゃぁ、この畑作業終わったら呼ぶから遊んでてね。」

「あの、俺畑作業、したい、です。」

丈雄君の近くに立っていた秋茂君はおずおずと自分の意見を言う、前に畑作業を覚えたいって言っていたし、勿論俺としても自分のしたい事を見つけて意見してくれる秋茂君に嬉しくなって頷く。

「俺は達也君に話しかけてくる!」

「うん、いってらっしゃい。」

俺と秋茂君は元気に飛び出す丈雄君を手を振って見送る。

 

「昨日、煌君どうだった?」

俺は雑草を抜きつつ秋茂君に昨日の事を聞いてみる。

「わんわんうるさかったですけど、すぐに泣き止んで搾精について聞いて来ました。」

「そうか。」

俺は搾精する側だし、気持ちや感覚はやっぱり同じ人型雄牛同士の方がスムーズに共有出来るだろう。

 

「煌君と仲良くなれそう?」

「うるさいんで、、、耳が痛いです。」

俺はその返答に苦笑いしてしまう。

「無理はしなくていいからね。」

秋茂君は黙ったまま頷いて俺と一緒に畑に水を撒き、収穫時期の春菊の摘み取りを教える。

「春菊は大体これくらい、30センチ位の子を、、、下3、4葉っぱを残して切り、ます。」

「はい。」

「こうするとまた生えて来るのでその時は側枝がニョキッと生えて来るので、今度は2枚残して側枝を切ります、此処は今日が初収穫だから根本から3、4枚残して切っていこうね。」

「はい。」

秋茂君は頷いて春菊の前に座って数を数えて鋏を使う、採れた春菊を片手に持って此方を見るので俺は分かりやすい笑顔を作って頷く。

「あってるよ、大丈夫、じゃ、俺はあっちの端っこから採ってくるね。」

「わかりました。」

俺達は寒空の下、土の匂いと仄かに香る春菊の匂いを嗅ぎながら畑作業を黙々とする。

 

「達也君!遊ぼ!!」

「あ、すみません、今無理です。」

丈雄は元気よく牛舎に飛び込んで達也を遊びに誘うが達也はよく分からない板から目を離さないまま丈雄の遊びを断る。

「えっと、それって真下さんとか悟史さんが触ってる奴?」

「真下さんからは許可貰いましたよ、ちょっと過去のデータと記入形式見てるだけなんで。」

「ふーん。」

丈雄は達也の作業が気になって隣の椅子に座り達也が見ているものを覗き込む、そこには沢山の四角と文字?が細かく並んでいる。

「これなんて書いてあるの?」

「あ?、、、あぁ、そうか、勉強って必要無いんですもんね、これは出荷量と買取価格、用途による原価価格の違いっすね、まぁ、こっちで価格交渉はなくて此処の管理団体会社の交渉専用の組織があるのでそっち任せですね、まぁそれが一般的なんですけど、需給調整をしなくて良いのは楽ですよね。」

「何言ってるか分かんない。」

「だと思いますよ。」

達也も丈雄を分らせようと喋っている訳でも無いし、分かってくれるだろうとも思っていない様で丈雄の反応にあっさり頷く。

「達也君が凄い難しい事を分かっているのは分かった。」

「はぁ、成る程。」

達也は人に管理される人型牛の解釈度はその程度が普通だと勝手に納得する。

「で、達也君はそれがわかって何するの?」

「真下さんに一部記入の仕事を任されました」

真下に仕事を任された、その言葉に丈雄は驚く。

「お、俺も!俺もそれわかって真下さんの役に立ちたい!」

丈雄は慌てて達也に前のめりになってお願いする、丈雄から見た真下は気がつけば分厚い挿絵の無い本を読んだり、達也が持っている板をじっと眺めたり、家の事を色々してるが、お手伝いの提案をしても自由に時間を使って良いと断られて来た。

 

その板の意味が分かれば真下さんの仕事を手伝える!悟史さんの仕事ももっと手伝えるかも知れない、と丈雄は目を光らせて達也を見るが、達也の目は濁ったままだ。

 

「いちたすいち。」

「に?」

姉と写真を撮っている時に色々な言葉掛けを教えてくるれた、何故それを目の前の達也が言ったのかわからないまま丈雄は首を傾げて答える。

「24-13」

「?」

「あぁ、、、じゃ、これは。」

達也は五十音表をタブレットに映して丈雄に見せる。

「文字!」

「成る程」

「どう?」

「全く話にならないですね。」

「そっかぁ、どうすればいいかな?」

達也は直ぐに次の事を考える丈雄に少しだけ興味を持つ、ほんのちょっと、本当に少しだけ。

 

「勉強すればいいんじゃないですか?」

「勉強すれば真下さんのお仕事手伝える?」

「まぁ、出来ると思いますよ?」

 

数字も大体は足し算引き算がメイン、4桁6桁計算出来る様になれば何か仕事は貰えるかもしれないし、貰えないかも知れない。

 

「所で勉強って何すればいいと思う?」

「は?、、、あ、あぁ、誰かに教えてもらう、とか?」

「そっか、達也君は教えてくれる?」

「しっかり教えるのは無理なんで、ちゃんとした人に教えてもらったらどうです?」

達也も達也で雑に学んで来た自覚はあるので正直周りを馬鹿にしている奴にそれがバレるのは嫌だった、達也は反射的に自分から丈雄の意識を逸らす。

 

「ちゃんとした人、、、わかった!悟史さんに聞いてみる!!達也君ありがとう!!」

丈雄はぴかぴかとした柔らかく眩しい光を纏って牛舎を出て行く、いつも、いつも達也に向けられる笑顔は馬鹿にする笑い顔か、出来ない奴と勝手に判断して慰める笑顔だった。

 

「根明って言うやつ?」

その言葉を口にしてビリビリと体に痛みが走り嫌悪感に体が震える。

自分と住む世界が違う生き物、苦労を知らない生き物、達也は初めての存在にドス黒い気持ちが腹に溜まるのを感じた。

 

「はぁ、いいよな、気楽な奴は。」

何も見ない、何も認識しない、人の恐ろしさも、人型牛、同族の性格の悪さも、きっとアイツの目には映らない。

 

達也は暴れ叫びたい自分を迷惑だから騒ぐなと否定され怒鳴られない様に必死に感情を抑えて誰もいない部屋なのにも関わらずバレぬ様そっと長く息を吐いた。

 

 

「悟史さーーーーーん!!!!」

「あれ?」

秋茂君と収穫した春菊をまとめていると丈雄君が牛舎から一人で此方へ走ってくる、何か問題があったのか?ちょっと心配しつつも突進してくる丈雄君を受け止める。

 

「どうしたの?」

「べんきょー!」

「勉強?」

「べんきょーがしたいです!!」

「!!!!!!!」

丈雄君からのまさかの言葉に俺は驚く。

 

「勉強、したいの?」

「うん!べんきょーして、板使えるようになって真下さんのお仕事手伝える様になりたい!!だめ?」

「いいよ!」

真っ直ぐな丈雄君のお願いに俺は反射的に頷く、勉強、何処から教えようか、ドリル買わなきゃ、何年生からだ?いや3歳4歳みたいなドリルもあるな、、、ど、どうしようっ!

「むぎわら君!何から始めたら良いと思う?」

「え?幼稚園の入学試験みたいなやつ、学力調査みたいなのとか?あぁ、最初に始めるなら数の勉強とか、ひらがなの勉強とか、所詮知育って奴?後ちょっと家庭教師的なのこっちでも探してみるよ、そっちの牧場って結構セキュリティー高くてさ、なんでもホイホイ人入れられないんだよね、これはちょっと時間掛かるからそれは勘弁して。」

「あ、ありがとう、むぎわら君、知育、知育だね!ちょっと探してみるよ!」

「はいはい、鉄は熱いうちに打て、頑張って。」

俺はむぎわら君と会話を終わらせて、収穫した春菊を3人で片づけ急いで自宅に丈雄君と気になっていた秋茂君を招き入れてタブレットで知育のドリルを探す。

 

知育、知育、とりあえず、数字とひらがな、図形、でいいかな?

 

秋茂君も気になっていた様で折角なら2人でドリルに向き合って相談しながら解く、と言う形で俺は数のおけいこドリルを早速購入して2人の前に差し出す。

 

「これ苺だ!」

ドリルには苺の絵が描かれていて苺の数だけ10個ある丸の中に色を塗って、隣の数字をなぞる、と言うもう俺の記憶にも無いけれど何処か懐かしいドリルを3人で覗く。

 

「取り敢えず1ページ、丈雄君が記入してみようか。」

「うん!秋茂さんそれでいい?」

秋茂君は無言で頷き、俺は丈雄君に鉛筆を渡してやり方を教える。

 

「数はちゃんと数えられるよ!陽久さんから100数えたらお風呂から上がるって奴一緒にやってたから。」

は、陽久さん、、、本当流石、ありがとうございます、俺は此処に居ない陽久さんに感謝をしてドリルを解く2人を見守る。

式は分からないにしてもおやつが5あって、2つ食べたら残りは何個?の様なシュチュエーションは直ぐに解ける様で勉強の下地は出来ている様だった、試しにひらがなをなぞるドリルも触らせて見ると此処では陽久さんの他に真下が2人に絵本を読んで聞かせていた様で単語は所々読める事がわかった。

 

思った以上に2人は下地が出来ている事に失礼ながら驚いてしまう、これならスムーズに勉強が進められるかも知れない。

 

「おーい、悟史くーん、いるー?」

「いるよむぎわら君」

「家庭教師として司君が名乗りを上げてくれたんだけど、悟史君的にはどう?」

「司さんか、俺的には安心するけど、そっちの業務はいいの?」

「普段のスケジュール的に大丈夫そうなんだよね、取り敢えず午前中週3?勉強→宿題みたいな感じで、後は丈雄君の様子と司君の判断かなぁ。」

俺は丈雄君の方を見ると丈雄君は力強く頷いてくれる、その隣秋茂君は俺に何か伝えたい様で手を上げた。

「秋茂君も一緒に勉強する?」

「お願いしたいです。」

「って事でむぎわら君。」

「スタートがほぼ同じっぽいし、1人増えた位なら大丈夫じゃいかな?それは司君にも伝えて見るよ、取り敢えず明日そっちに司君送るねー。」

「ありがとう、むぎわら君!」

「いえいえ、思った以上に上がスムーズに動いてくれたんだよねぇ、元々やってみたい分野で温めてたのかも?んじゃそう言う事で、真下さんにも共有しとくね、ばいばーい。」

 

「2人に筆箱贈らないとなぁ、鉛筆削りも必要だね。」

俺はわくわくしながら2人にタブレットを見せて丈雄君達に筆箱を選ばせる、丈雄君は布製の少しゴツめの青い筆箱、秋茂君は黒の丸みのある衝撃を抑える様な筆箱。

鉛筆もシンプルな物や動物が描かれている物を筆箱に詰めて行く。

 

「消しゴムも入れて、、、これで筆記用具は揃ったね。」

「悟史さん!悟史さん!俺嬉しい!!すっごくわくわくする!ありがとう!!」

「ありがとうございます。」

「どういたしまして。」

ぴかぴかと輝く丈雄君と楽しさが隠せず耳がぴこぴこ小さく動く秋茂君を眺めて俺も気持ちがじんわり温かくなる。

 

成長を見守れるっていいなぁ。

 

 

「成る程、達也君が助言してくれたのか。」

「ええ、そう見たいです、丈雄君が飛び込んで来た時は驚きましたけど、むぎわら君の助力あって家庭教師も決まりましたし、すんなり勉強が始められそうです。」

「そうか、司さんなら大丈夫だな。」

俺は真下さんに牧草の成長様子が見たいと言われて一緒に牧草を眺めている、余り手を付けていないので、いっそちゃんと機械で耕して広く播種してもいいかも知れない。

 

「そう言えば真下さんが此処に来る前に前は司さん達の居る会社の方にいたんですよね?」

「ん?そうだな、引き取られてから直ぐに此処の企画のグループに所属してその時に司さんとも色々仕事していたな。」

「直ぐ、ですか?」

「あぁ、元々それ目的で購入されたからな。」

「そうだったんですね。」

昔の辛い過去はあれど、新しい牧場を任せ様と思われる程当時の真下さんは色々と出来る人だったんだろう。

「そう言えば、煌君どうです?」

「、、、本人はやる気があるんだがなぁ。」

真下さんは珍しく首を傾げて弱音を吐く。

「お疲れ様です。」

俺はやっぱりかぁ、と思い真下さんと同じように眉を下げる。

 

「本当、今回は骨が折れる。」

真下さんは俺をひょいっと持ち上げ軽トラの荷台に乗せてお腹に顔を埋めてくる、俺はお腹にある真下さんの頭を撫でる、今回の件は真下さんにとってよっぽど悩ましい展開らしい。

「どうしましょうね。」

「どうするかな。」

暫く頭を撫でていると真下さんは顔を上げ此方に近づいてくる、俺達は当たり前のように唇を重ね合う。

 

「真下さん?その為に俺に運転させましたね?」

「牛が増えて来たからな、それにどうしても寂しくなった。」

真下さんにそう言われればもうしょうがない、俺はなし崩しに真下さんを受け入れる。

 

「真下さんのエッチ」

「外は寒いんだから仕方ないだろ?」

俺は真下さんによって一旦脱がされ裸のままでジャケットを羽織らされる。

 

「んっ。」

寒い空気が肌を撫で皮膚がピリリと刺激され、そこに人型雄牛独特の暖かい手が俺の体をなぞると絵筆で描かれたように熱が尾を引く。

 

真下さんは丁寧に俺の体を触り、口を軽く開け左乳首にねっとりと暖かい舌をくっ付け丁寧に舐め弾く、真下さんの唾液が空気に当たり一部分に寒さの感覚が皮膚を刺し、それをほぐす様に真下さんの暖かい舌が再び俺の乳首の上で畝る。

 

「綺麗だ、外もいいな。」

真下さんは赤く染まる俺の体を眺めて満足そうに褒める、正直綺麗って言われてもピンとは来ないが、股間が明らかに反応している真下さんがその言葉を口にする姿に俺の体が甘く痺れて真下さんを欲してしまう。

 

ゆっくり立ち上がる俺のちんぽも寒い外気に触れ、見た目中途半端な反応とは反対に真下さんへの期待で感度が冴えている様な気がした。

 

「んっ、、、ふっ、、、。」

寒さに怯えた俺のちんぽは真下さんの手によって温められ待ち望んでいた気持ち良さに体を反る、ランダムに波打つ柔らかい風、雲の少ない寒空、開放的な場所で真下さんに裸に近い状態でスケベな事をされているのを理解すると益々性に開放的になってしまう。

 

気持ち良さにぼぅっとしていると真下さんの舌先が俺の鈴口に触れゾクゾクと脳が痺れる。

 

暖かい手で全体を刺激されながら鈴口をくるくると丁寧に舐められ、亀頭と裏筋の境目を焦らされる様になぞられる。

 

やばい、すぐ出そう。

 

気を抜くと精子が溢れ出しそうになるのを堪えて俺は真下さんから受ける刺激を甘受する、暫く堪えると真下さんにゆっくり荷台に寝そべる様に指示されて俺は荷台から空を眺める。

 

真下さんに足を曲げられ完全に真下さんの方へ痴態を晒す事になり恥ずかしいながらも期待にアナルがヒクヒクと期待に動いてしまう。

 

「いやらしい景色の筈なんだが、安心の方が勝ってしまうな。」

「何でですか、うっ、、、。」

真下さんの吐息が皮膚の薄い場所に掛かり体が反射で萎縮してしまう、真下さんは俺の股下で嬉しそうに微笑んで俺の竿を拭きながらけつ穴に舌を伸ばす。

 

「うっ、、、ふっ、、、っ、、、。」

先程と同じように寒さと熱が混じる刺激に俺はゆっくりと流れる雲を眺めながら気持ちよさを受け入れ漂う。

 

トラックの荷台で気持ち良さに溶けていると真下さん引っ張られて太もも持ち上げられながら抱き上げられる。

 

「寒くないですか?」

「いや、涼しいぐらいだ。」

上半身を脱いだ真下さんと肌を合わせホッとため息をつく、息が白くなりそうな冷たさで尻に当たる真下さんの熱はじんわり心を焦がす。

 

ゆっくり、体が降ろされけつ穴が真下さんの大きさに広がっていく。

「んっ、、、つうっっ。」

「悟史君」

しっかり奥まで真下さんが体内に入りゾクゾクと体が寒さになぞられる様に鳥肌が立ち、口を開けた真下さんに吸い込まれる様に舌を合わせる。

 

水音と舌の柔らかさ、重なり合う皮膚が熱を分け与えて寒さが和らいでいく、真下さんの匂いと小さくゆさゆさと揺らされる体が次第に沸騰した様に全体に熱を帯びていく。

 

こんな不安定な姿勢でもがっちりと俺を支える逞しさに興奮しながら俺は夢中になって体を揺すられながら真下さんと淫らに口を合わせる。

 

やっぱり真下さんのちんぽは気持ちいい、欲しい所に刺激が来て俺は何度も小さく体を緊張させ声を漏らす。

 

「一旦体制変えていいか?」

「、、、はい。」

俺は荷台に再び座らせられて長靴を履かされる、益々変態らしい姿になってしまって俺は笑ってしまう。

「どうした?」

「いえ、俺変な格好してるなって」

「そうか?でもっ、、、っこうすると中々いい眺めだぞ?」

俺は荷台から降ろされて後ろを向かされ、真下さんは俺のジャケットを捲って尻を撫で親指で俺の肉尻を外に広げて散々解されたけつ穴をじっくり観察される。

「真下さんって結構スケベですよね。」

「そうは言っても尻を揺らしてこっちを誘う悟史君もかなりスケベだぞっ!!」

「あ"っっ!!」

 

俺は荷台に手を付き真下さんの硬いちんぽに貫かれて息を漏らす、先程と違って充分に馴染んだそれは強い性欲を孕んで俺の中へ叩きつけられる。

「やばっ、すぐイキそうっ、、、んっ、、、ぐっっっ、、、。」

真下さんの荒い呼吸と雄らしい腰使いにゾクゾクと背中が痺れ体の中が何度も萎縮して真下さんの雄ちんぽの跳ねる感触もダイレクトに伝わり胸が苦しくなる。

 

メスイキ独特の寂しさを胸に広げたまま俺は真下さんの雄らしさを浴びて目を閉じ声を上げるだけ上げて全てを味わおうとする。

 

外だと声の響きも違う、気持ち良さに寒風と一緒に揺れながら日もゆっくり傾き夕方の搾乳の事をつい考えてしまう。

 

「っつ!!まっ、真下さんっ、でっでるっ、イクっ、あ"ぁっっ、やばっ、イクっ、、、。」

「全部出していいぞっ。」

俺は真下さんに突かれたままブンブン揺らされるちんぽから精子を盛大に軽トラへ撒き散らす。

 

初めて外でこんなはしたない事したかも。

 

体を伝う汗を風が撫で心地よい、俺は腹部でドクドクと射精独特の気持ちよさを味わいながら真下さんに体を持ち上げられて荷台に乗せられ仰向けになり同じく荷台に上がってきた真下さんに足を持ち上げられ深くまた繋がる。

 

やっぱりこの体勢が気持ちいい、真下さんは少し腰を反り俺の果てて余韻に浸る前立腺へ張り詰め血管の浮き出た雄ちんぽを思いっきり押し込み刺激を与えていく。

 

「んぅぅっつっ!!あ"っ!!ばっ!!やばっ!!んぅ"う"う"。」

気持ち良さに目が涙で滲む、い、今何時?快楽染まる片隅で冷静な自分が景色の端を捉える、空の先が少しだけ赤みを差してきている。

 

「ま、真下さんっ、さ、さくにゅっ、搾乳あるからっ、、、んっ気持ち良すぎるっっ!」

「ん?そうだったな、ちゃんと時間通りに搾乳しないとな。」

真下さんはやっと夕方の搾乳の事を思い出した様で自身も終わりを迎えようと俺の腰を太ももに乗せ上げ深く畝る様に腰を振り、孕ませる為に溜め込んだ大きな金太を俺に叩きつける。

 

あぁ、やばい、気持ちいい、真下さん好き過ぎる。

 

俺は快楽に溺れながら真下さんの方へ腕を伸ばす、真下さんも此方に顔を寄せてキスをしてから俺を覆う様に体を屈めて射精の為に思いっきり腰を振る。

 

「っ〜〜〜〜っっ!!!ん"んんん"ぅっっ、、、はぁ、はぁ。」

耳の側で真下さんの果てる瞬間の声を聞きながら真下さんを腕で引き寄せ、最後まで繋がっていたいと足を絡ませ腰を浮かせる。

 

「夕方の搾乳の時間だろう?」

真下さんは俺の腕をそっと外して俺と舌を優しく絡ませる。

 

やばい、幸せだ、俺、すげぇ今幸せ。

 

ふと涙が溢れて不思議に思ってしまう。

 

「またしような?」

「はい。」

 

用意のいい真下さんに持って来ていたタオルで体を拭かれながら流れる雲を背景に優しく此方を見つめる真下さんと目が合う。

 

満たされている。

 

そうか、満たされるとはこう言う事か、、、今まで空っぽを埋めることさえ諦めていかに深くなってしまった空洞を見ない様にして来たか、ここに来てやっと今認識してしまう。

 

「帰ろうか。」

「はい。」

真下さんに服を着るのを手伝って貰い俺は何故か助手席にすわらされる。

 

「え?ま、真下さん、運転出来るの!?!?!?」

「出来るぞ?司君と同じ時期に取ったんだ。」

俺は懐から出された真下さんの運転免許証を見て更に驚く。

「え"!?そ、そうなの!?!?!?」

 

動揺する俺ににこりと笑って慣れた様に真下さんはエンジンをかけてギアを入れる、俺は疲れた体の事も忘れたまま運転する真下さんに見惚れ運転席を凝視し牧場に帰った。

 




今年最後の更新、ノリで書いてたけど結構書いてるね。
入り口が狭い中ここに辿り着き読みにきてくれてありがとうございます。

続きは溜まり次第あげる予定です、では、

メリークリスマス&良いお年を〜
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