金剛心輝シャイニングディオーネ~世界一面倒くさい魔王とヒロインの純愛(?)凌辱バトル~ 作:johnny内藤
「――んふっ、すっごい量……。見て見て? オジさんの濃いので、ボクのナカこんなにドロドロになってるぅ♪」
膣口からペニスを引き抜いて立ち上がると、ビィは挿入していた男のほうに向き直り、左右の手で割れ目を開いてみせた。
ポッカリと開いたままになっている肉穴から、出されたばかりの精液がゆっくりと垂れてくる。
「はぁ、はぁ……へへっ。小せえマンコでギュウギュウ絞ってくるから、自分でも驚くほど出ちまったぜ。もしかしたら、見ず知らずのホームレスの赤ん坊を孕んじまったかもなぁ」
「ソイツは都合がいいや。妊娠したら、他の仲間とも共用の肉便器にしてやろうぜ。どうせ孕んでるなら、中出しし放題だからな」
男たちは下半身を露出させたまま、黄色い歯を剥き出しにして笑い合っている。
「アハッ……それ、いいかも……♪ ボク、オジさんたちみたいなヒト好きなんだよねぇ。血の気が多くて、精力が有り余っていそうな男の人……♪」
自らに向けられた卑俗な言葉に、嬉しそうに目を細め――ビィが再び男の上に腰を下ろした。
「おいおい、肉便器にされるって聞いて喜んでるぜ。俺たちが言っていることの意味、本当にわかってんのか?」
「まだガキのくせに、本物の変態だな……好きモンの嬢ちゃんよぉ」
有頂天になった男たちの股間にぶら下がったモノが、第二回戦の開幕に向けてムクムクとその角度を増していく。
ビィはうっとりと表情をとろけさせ、向かい合った男の首に両腕を回し、甘えるような仕草で首筋に唇を近づけた。
そして…………。
――――ピッ
「…………
突如として走った、カミソリで切られたような鋭い痛み。
男は反射的にビィを突き飛ばすと、慌てた様子で首筋に手を当てた。
「……んぁ? おい、いきなりどうした?」
「どうしたもこうしたもねえ! こっ、このガキ……噛みつきやがった!」
傷口に触れた指先を見ると、そこにはうっすらと赤いものが付いていた。
おそらく切れているのだろう。まだ出血は大したことないようだが、時間が経つにつれその量は増していきそうだ。
「フフッ……クスクスクス……♪」
突き飛ばされた反動で尻餅をつきながら、ビィが愉快そうに笑っている。
「おい、嬢ちゃんよぉ! いくらなんでも、これはやり過ぎだろ!」
「テメエ、男とヤル時は噛んだりする癖があるのか? あいにく、オレにはソッチの趣味はねえんだよ!」
怒りの表情を露わにしながら、二人の男が口々にビィを責める。
その間にも、首からの出血はひどくなっているようだ。
「おー、痛てぇ……ったくよぉ、こちとら医者に行く金もねえってのに。誰か、消毒液でも持ってなかったっけな……?」
男は近くにあった汚れたタオルをつかみ、傷口に当てて出血を抑えようとする。
そしてブツクサと文句を言いながら、自由の利かない片手で、すっかりやる気を失ってしまったペニスをズボンにしまおうとする。
――――と。
男はそこで、ある違和感に気づいた。
いくらなんでも、出血が多すぎはしないだろうか?
首筋に感じた痛みは鋭かったものの、それはほんの一瞬の出来事だ。
軽く皮を切られた程度で、血管を断たれたような深刻な怪我ではないはず――
にもかかわらず、傷口を抑えたタオルはすでにドス黒く染まり、端からはポタポタと赤い血が垂れている……。
「お……おいお前、それ……?」
「え……ええ?」
男の相方が、震える手で傷口を……いや、それよりも少し横の空間を指さした。
男は恐る恐る、その指が示した先に目を向ける――
「な、なんだ、コレ……どうなってんだ……?」
男が見たもの……それは、タオルから滴り落ちる血液が糸のように
「ンフッ……♪ ドロッとしてて、汚い血……。栄養状態が悪くって、老廃物だらけになってるんだァ」
ビィがむくりと身体を起こした。
男の傷口からは、絶えず血が流れ続けている。
血圧が一気に下がり、目の前の景色がうすぼんやりと霞んでいく。
意識が薄れかかった男の手から、いよいよ保持しきれなくなったタオルがずり落ちて、ビニールシートの上でベチャリと音を立てた。
すると蓋を失った傷口から、さらに勢いを増して血液が飛び出し、一本の
「で・もォ……ボク、ソッチのほうがだぁ~い好き♪ だって汚れた血のほうがボクのエナジーとよく馴染んで、混ざりやすいんだもん……♪」
男の首筋と繋がったままの赤い線は、意志を持って戯れているかのようにビィの周りを飛び回り、クルクルと螺旋を描いている。
「な、なぁぁ、相棒ぉぉ……オレ、どうなっちまってるんだ……?」
「お、おいっ! しっかりしろよ、いま助けを……ひぃっ!?」
怪我をした男は助けを乞うように、相方へと手を伸ばす。
しかし急激に血液を失ったためか、その目は落ちくぼみ、肌は見る見るうちに土気色に変わっていく。
救いを求められた男も、医学や応急手当の知識などないため、時間と共に変わり果てていく仲間の姿に、ただただ狼狽えて悲鳴を上げるだけだ。
――いや。たとえここに一流の医者がいたとしても、どうにもならないことは明白だろう。
男の身に起きている異常事態……それは明らかに、ただの人間が引き起こしたものではないのだから。
「おいっ、どうした! 何があった!?」
その時、ビニールをかぶせただけの扉をめくって、数名の男たちが踏み込んできた。
彼らはこの辺りに居住しているホームレス仲間。
この段ボールハウスの主である二人のように、積極的に女性を襲うわけでもなく、かと言ってその行為を咎めるわけでもなく……いまも二人がビィを連れ込んでレイプしているところを遠巻きに見物し、あわよくばその
彼らはハウスの中で起きている異変に気付き、飛び込んできたようだ。
「……は? なんだ、この赤いの……え? 血……?」
「って言うか、そいつ……し、死んでんのか!?」
数名のホームレスが、ビニールシートに倒れ込んでいる男に気がついた。
彼はすでに血液の大半を失い、事切れているようだ。
「フフッ……アハハハッ♪ もぉ~、騒がないでよそれくらいでぇ……大の大人がこんなに集まってんのに、情けないなァ♪」
ビィはいつの間にか、縒り合わせた血液の糸を
「お、お前、なんだ……? そんなこと、どうやって……なっ、なんでお前こんなこと!?」
ホームレスたちの中でもリーダー格と思しき人物が、震える指先を少女に向けて口を開く。
しかし訊きたいこと、わからないことが多すぎて、その言葉は質問の
そんな彼らにも、たったひとつだけわかる確実なこと――それは目の前にいる小柄な少女が、自分たちをホームレス生活に追いやった
「いやぁ~……いつもなら、エナジーを搾り取って終わりでいいんだけどねえ? クスッ……オジさんたちとのエッチ、気持ちよかったしぃ……♪」
からかうように唇の端をつり上げて、ビィが血の椅子の上で脚を組み替える。
「でも、近々大きな戦いがありそうだから……今日はそのための稼ぎプレイに来たってとこ♪ オジさんたちには、ボクの残弾になってもらうねェ~♪」
「戦い……? ざ、ざんだ……???」
少女の口から飛び出す不可解な言葉に、男たちは顔を見合わせて首をひねった。
しかしそんな彼らの疑問など知ったことではないとばかりに、ビィが続ける。
「ほら、ボクって効率厨だからさァ……狩りゲーでも雑魚モンスターを一か所に集めて、ドカーンって一気に倒しちゃうスタイルが好みなんだ~♪」
心底楽しそうな弾んだ声でそう言って、ビィがバンザイをするように、空中に両手を掲げる。
――そして無邪気な表情から一転。悍ましいほどの悪意を孕んだ笑みを浮かべて、男たちを見渡した。
「だ・か・らァ……エッチしたのは、その撒き餌ね? こうすればオジさんたちを、簡単に集められるでしょ?」
「…………っっ!?」
その目つきの意味するところを本能で察し、ある者はその場に立ちすくみ、またある者は踵を返し出口を目指して駆け出した。
…………しかし。
「はい残念、逃げられな~い♪」
――ズバッ!
「ぐェッ!?」
ビィが人さし指を前方にかざすと、その先にいた男に向かって、刃のように鋭く形を変えた血の糸が襲い掛かり、背中を裂いた。
その傷口からこぼれ出したおびただしい量の血液が、さらに何本もの刃と化して、ビィの意思によって操られる。
「はい、そこ♪ はい、そっちも♪」
「お、おい、どけよっ! 出口でモタモタされてたら逃げられ……ギャアッ!?」
「や、やだ……嘘だ、こんな……ウゲッ!」
――ズバッ! ザクッ! ドシュッ!
「アハハハッ♪ ボサッとしてると、どんどん増えてくよ~?」
ビィは的当てを楽しむように、逃げ惑う男たちを次々と狙い撃ちにしている。
手足が飛び、首が刎ねられ、男たちが倒れるたびに刃はその数を増し、次の死体を作っていく。
ものの十数秒で、段ボールハウスの中は赤いビニールプールへと姿を変えてしまった。
「ひっ……ひぃぃぃ……!?」
つい先ほどまでフェラチオで夢のような快感を味わっていた男が、ビニールシートに小便の水たまりを作りながら、その場にへたり込んでいた。
この短時間で相棒を失い、今まさに大勢の仲間を虐殺されて……自分が見ている光景が夢なのか現実なのかもわからなくなっている。
「……ァハッ♪ なんだぁオジさん、まだ生きてたの?」
あらかたのホームレスを屍へと変えたビィが、「ヨイショ」と椅子から降りて男のもとへ歩み寄る。
「エヘヘッ♪ ま、オジさんにはちょっと楽しませてもらったしぃ……せめてラク~に殺してあげるね? ……最後にイイ思いができて、よかったでしょ?」
「はっ、はひ……ぐひっ……!?」
「んじゃ、バイバイ。オジさんの汚~い血は、ボクがせいぜい有効活用してあげるからァ……♪」
――男が最期に目にしたもの。
それは凝縮した血液によって形作られたドス黒い大鎌を手にし、自分に向かって振り被る少女の笑顔――その瞳に宿る底知れぬ邪気と、小さく灯った紅い光の軌跡だった。