※この作品はR-18です。

金剛心輝シャイニングディオーネ~世界一面倒くさい魔王とヒロインの純愛(?)凌辱バトル~   作:johnny内藤

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第19話-7

 

 ◆

 

 

 ――ズッチュ! ぐちゅっ! ぐぼっ、ブボッ!

 

「ぉ゛……っふぅんッ♡ んぉほおおぉ♡ おっ、お゛……ほっ、んおぉお゛おおッッ♡♡♡」

 

 肉の宴が始まってから数時間――東の空が白み始め、倒壊したビルの隙間から朝日が差してきた頃。

 

 アメジスティアは二人の男に前後から挟まれ、文字通り嬲られていた。

 

「お゛ひ……ッ♡ んっぐ、ああっ、ぉほおぉぉッ♡ だ、だめッ……おひり、めくれて……ほッお゛、お゛。ぉぉお……ッ♡♡♡」

 

 前の男が腰を抱えて膣穴を突き上げ、後ろの男がアナルに激しくペニスを出し入れしている。

 

 二つの穴を同時に犯されながら、アメジスティアが喜悦にまみれた嬌声を上げた。

 

 だが何時間も喘ぎ続けて潰れた喉からは、かすれた声しか出てこない。

 

「あ゛ッ、ああ゛あ゛♡ どっ……どっちも深っ、い゛ぃぃ……♡ なっ、ナカに出されたザーメンかき混ぜられてェっ……ま、また、イグぅ……おっおっおお゛ぉぉッッ♡♡♡」

 

 アメジスティアの絶頂が近いことを知った男たちが目配せをし、前後の穴を高速で突き始めた。

 

 一晩かけて二つの穴に出され続けた大量の精液が、その勢いで溢れ返ってゴボゴボと泡立っている。

 

 美しい顔を、涙と鼻水……そして男たちにぶっかけられた白濁液で汚したアメジスティア。

 

 すでに息も絶え絶え、疲労困憊といった様相を呈しているが――驚いたことに精液に含まれたエナジーを、彼女はまだ一滴たりともその身に取り込んではいない。

 

 快感で脳を焼かれ、もはや意識もまともに保てていないといった状態。

 

 そんな中でもアメジスティアは、魔(・)王(・)の(・)命(・)を(・)全(・)う(・)す(・)る(・)、その一点だけには明確に線を引き、それを死守していた。

 

「ハァッ、ハァッ、んっぉ……ぉぉぉッ……♡ ぃっ、いぐぅ……ッ、いぐいぐひぐひぐぅ……ッ♡ んぐッ……ほっ、おぉお゛お゛おぉぉぉぉ~~~♡♡♡」

 

 ――ビュクッ、ドビュルルルッッ♡ どぷっ、どぷっ、どぷっ……♡

 

 ピストンの動きに合わせてプラプラと揺れていた両脚が痙攣し、アメジスティアが十数回目の絶頂に達したことを周囲に告げた。

 

 それと同時に男たちも限界を迎え、前後の穴に大量の精液を放つ。

 

 今だ尽きることのない欲望のエナジーで体内を覆い尽くされ、アメジスティアは全身を震えさせながら白目をむいてしまった。

 

「はぁっ、はぁっ、はぁぁ~~~……イッたイッた、もう出ねえや」

「ああ……へへっ、最高の肉便器だったな」

 

 脱力したアメジスティアの身体を地面に投げうち、二人は満足げにため息をついた。

 

 すでに彼女の身体を貪り終えた他の男たちも、瓦礫に腰かけタオルで汗を拭いたり、ペットボトルの緑茶やミネラルウォーターで喉を潤したりして、めいめいに休息を取っている。

 

 この日の作業は完全にストップし、後に雇い主から大目玉をくらうことになるであろうが……極上の女体を味わい尽くし、溜め込んでいた肉欲をこの上なく満たすことができた彼らの中に、そんなことを心配している者はひとりもいなかった。

 

「ハッ……ハッ……ハッ……ハッ……♡♡♡」

 

「さて……と。んで、どうする、この姉ちゃん?」

 

 射精を終えた男が、白濁まみれで地面にへばりついているアメジスティアを横目で見ながら仲間に問う。

 

 その目には、彼女に対する明確な侮蔑と嘲りが宿っていた。

 

 それは他の男たちも同様で、数時間前まで目の前の女魔族に怯え、許しを乞うていた頃の畏怖の念は完全に抜けきっているようだ。

 

「どうするって言ったってなぁ……お前、家まで持って帰るか?」

「へへっ、んなワケにはいくかよ。だけどこのオマンコをいつでも使えるように、近くに置いとくってのは悪くねえよなぁ」

「アンタも相当チンポが好きなようだし、その方が都合がいいだろ? なあ、悪魔の姉ちゃんよぉ」

 

「ぉ゛……ぉひ……ッ♡」

 

 ――ゴボッ♡

 

 自らが下等生物と蔑む人間たちに嘲笑された瞬間……まるで返事をするように、アメジスティアの両穴から精液が噴き出した。

 

 それを見て、男たちはますます愉快そうに笑い声をあげた。

 

 ――正義のヒロインでもかなわない悪魔を、自分たちが倒してみせた。

 

 ――恐ろしい力を持った怪物でも、所詮は女。男のチンポにはかなわない。

 

 そんな充足感に心を満たされ、彼らが勝利と射精の余韻に浸っている…………その時だった。

 

 

 

 ――ジャリッ、ジャリッ、ジャリッ……

 

 

 

 アスファルトの上に散らばった瓦礫の欠片を踏みしめながら、こちらへ向かってくるスニーカーの足音。

 

 男たちが揃って音の方向に目を向けると、ゆるりとした歩調で作業現場に近づいてくる者がいた。

 

 夜の闇に溶け込んでいた女魔族とは違い、朝日に照らされてハッキリと浮かんだその人影。

 

 それはこの場にいる作業員の誰もが見たことのない、普通の青年の姿だった。

 

「……あー、えぇっと。お疲れ様……で、いいんですかね? 変なことに付き合ってもらっちゃって、なんかすいません。後はこっちで片づけておくんで……ま、いい夢でも見たと思って、このことは忘れてもらえれば」

 

 青年はとぼけたように頭をかき、作業員たちに向かってペコリと頭を下げ――しかしその後は彼らに一瞥もくれることなく、地面に倒れた女魔族のもとへとまっすぐ歩み寄っていく。

 

 何の変哲もない普段着の装いに、いかにも「寝足りない」といった様子の素(・)の表情。

 

 ……だが明(・)ら(・)か(・)な(・)異(・)常(・)事(・)態(・)が起きたであろうと一目でわかる現場に突如現れ、それに驚いた様子もなく訳知り顔で近づいてくるその姿を見て、作業員たちは直感した。

 

 いま目の前にいる何の変哲もない青年は、女魔族のさらに上位に位置する存在――

 

 素顔を晒してはいるものの、彼こそが配下命じて街を破壊する魔王、その人なのだと。

 

「ま……ぉ゛ぉ……さま……?」

「どう、気は済んだ?」

 

 作業員たちを無視するように彼らの前を素通りして、青年がアメジスティアに手を差し伸べる。

 

 弱々しく震える手で、アメジスティアもそれに応えた。

 

 その光景を見て、男たちの直感は確信に変わっていく。

 

 ――――しかし。

 

「おい、ちょっと待てよ兄ちゃん! いきなり出てきて、挨拶もナシか?」

「まさか俺たちに断りもなく、その女を連れてこうってんじゃねえだろうな」

 

 作業員たちが揃って声を上げ、青年に食ってかかった。

 

 ――魔族の女を屈服させたという成功体験がもたらす全能感。

 

 そして自分たちが手に入れたメスに、他のオスが手を出そうとしている――そのことに対する動物的な危機感が、彼らが得ることができた確信を曇らせたのだ。

 

 だが……。

 

 

 

「――――――」

 

「「「…………っっ!?!?!?」」」

 

 

 

 振り向いた青年の動きは、先ほどまでと変わらぬ緩慢としたものだった。

 

 しかしその眼で肩越しに射すくめられた男たちは言葉に詰まり、皆一様にビクリと肩を震わせた。

 

「――なあ、頼むよ。アンタたちは別に悪いことしたわけじゃないし……できればこのまま何もしないで、家に帰してやりたいんだ」

 

 青年は言葉を荒らげるでもなく、力を示して彼らを威嚇したわけでもない。

 

 だがその瞳と声の奥に込められた得体の知れない圧力に呑み込まれ、男たちは金縛りにでもあったかのように、その場から一歩も動くことができなくなってしまった。

 

 ――そして彼らは思い出す。先日起きたとされる、ホームレスが惨殺された事件の噂を。

 

 手を伸ばせばすぐに触れられるほどの距離にいる男女が、その気になれば自分たちをいつでも死に至らしめられる捕食者であることを。

 

 自分たちは彼らの気まぐれによってたまたま見逃されただけの、恐ろしく幸運な被食者であることを――

 

 

 

「叔母さんも……ほら、お疲れ様」

 

 男たちから視線を外した魔王――黒河曜はその場に膝をつき、粘液にまみれたアメジスティアの身体を、躊躇うことなく抱き上げた。

 

「まおう、さま……!? お、おやめください……ッ」

「なんで?」

「なんでって……だ、だってこのままでは、魔王様にまで汚れが……」

「いいよ、別に」

 

 アメジスティアの表情は、先ほどまで男たちに媚びを売り、淫らなイキ顔を晒していた時とはまったくの別物だ。

 

 まるで叱られるのを恐れる少女のように、遠慮がちに目を伏せるアメジスティアの顔を、曜は揺れることのない眼差しでまっすぐに見つめている。

 

「すごいね。本当に、言われたとおりやり遂げたんだ」

「ひっ――んうぅぅ……ッッ!? ま、魔王様、そこは……♡」

 

 中出しされた精液――すなわち未消化のエナジーが詰まった子宮を腹筋の上からそっと撫でられて、アメジスティアはくすぐったそうに身をよじった。

 

「うわ、声もカッスカス。……まあ一晩中叫び続けてんだし、無理もないか」

「も、申し訳ございません、お聞き苦しい声をお耳に入れて……」

「はは……いや、そうじゃなくて。俺もちょっとやり過ぎたかな~と思ったから……ごめんね、叔母さん」

「…………はぇ?」

 

 曜が指で頬をかき、バツが悪そうな笑みをこぼす。

 

 その言葉を聞いたアメジスティアは顔を上げ、意外そうに目を丸くして彼を見返した。

 

「叔母さんが何を考えてたのか知らないけど、俺、本当に怒ってなんかいなかったんだよ?」

 

 夕べのやり取りを述懐するように、曜が斜め上に目線を向ける。

 

「なのに叔母さんときたら、やれ『申し訳ございません』だの、やれ『罰が欲しい』だの言うばっかりで、人の話を全然聞いてくれないからさ。さすがにちょっと腹が立って、意地悪な命令をしちゃったよ。そんなに俺の言ってること、信じられないのかって思ってね」

「――――あ……」

 

 自分はなんという考え違いをしていたのだろう――と、アメジスティアはこのとき初めて思い知った。

 

 魔王への忠誠心が揺らいだことに惑わされるあまり、彼の意思を無視して一方的に罰を望むといった愚行……。

 

 それこそまさに、曜が自分に向ける想いに対する裏切りそのものではないのか。

 

 アメジスティアが自ら進んで罰を受け、必要以上に忠義を誇示するまでもなく、曜は一貫して彼女を信頼していたのだ。

 

 そんな答えに行きついた途端、心の内側から込み上げてくるものが――

 

「――――ぶふぉッ!!」

「えええええええええええッ!?」

 

 感動と激情のあまり、アメジスティアは鼻と口元を手で覆って咽び泣いた。

 

 曜は曜で、こんな風に素直に謝れば「もう、仕方のない子だねぇ!」などといったいつもの調子で許してくれることを期待していたのだが――

 

 予想とはかけ離れたアメジスティアのリアクションを目の当たりにして、思わず愕然としてしまう。

 

「びっくりした……なんで泣くの」

「ぐしゅッ、ぅじゅるっ……! い、いえ……魔王様の広いお心に感激してしまい、つい……ずず~~~ッ!」

「んな大げさな……。あーあー、ぶっかけられたのと鼻水が混ざっちゃって、ワケわかんないことに……」

 

 数(・)種(・)類(・)の液体でベトベトになってしまった顔面を必死に手で拭い、アメジスティアはなんとか涙を引っ込めることができた。

 

「――コホン。し、失礼いたしました。魔王様の御前で、取り乱すような真似をして……」

「うん」

「そして、重ねてお詫び申し上げます。魔王様の御意志を顧みることなく、独断と独善により無益な罰を欲したこと」

「うん」

「今後は己を律し、魔王様の右腕としての務めを果たせるよう邁進いたします。……その働きを以って、先の不始末の償いとさせていただければ……と」

「うん」

 

 淡々とした返事ながらも、曜はアメジスティアが発する一言一言を噛みしめるように首肯する。

 

 その寛大な処置に、アメジスティアの胸は彼への感謝でいっぱいになった。

 

「……さてと。それじゃ、いい加減帰ろうか?」

 

 そう言ってアメジスティアを抱えた曜が立ち上がると、朝日に照らされて伸び始めた彼自身の影が、コールタールのように鈍く波打った。

 

 転移の魔術を使い、二人で自宅へ帰還するつもりなのだろう……そう察したアメジスティアは、慌てて口を開いた。

 

「あっ、あの、魔王様……! ひとつ、我儘を聞いていただきたいのですが……」

「うん? なに?」

「で、出来ればこのまま、歩いて連れ帰っていただければと……その……もう少し、魔王様の温もりを感じていたくて……♡」

 

 純情な乙女の顔で頬を染め、ささやかな願望を口にしてみせるアメジスティア。

 

 放っておけば、周囲にお花でも咲き乱れそうなほど甘い空気が漂っているのだが――それ水を差すように、先ほどから延々と放置されていた作業員のひとりが口を挟んだ。

 

「あのぉ~……姐さん方? イイ雰囲気のところ申し訳ないんですが、俺らはいったいどうすれば……」

 

「うるさいッ! 忘れろ!」

 

「「「ぎゃあーーーーーーーーーーっっ!?」」」

 

 その瞬間、胎内に残留していたエナジーを瞬時に吸収したアメジスティアが、彼らに向けて魔力を放出した。

 

 強烈な眠気に襲われた男たちが、バタバタとその場に倒れ込んで寝息を立てる。

 

 アメジスティアが放った催眠魔術――それによって曜が先ほど言った通り、彼らは今日の出来事を夢だったと思い込み、徐々に忘れていくことだろう。

 

「うわー、すっごい元気……。それだけ力があるなら、もう自分で歩いて家まで帰れるんじゃない?」

「いえ……今のでまたエナジーが尽きてしまいました。なのでもう少し、魔王様の胸に甘えさせていただければ……♡♡♡」

「…………別にいいけど、この街を出るまでだよ? もう早朝だし、近所の人に見られたら大騒ぎになりそうだし」

 

 いかにも「やれやれ……」といった態度でため息をつきながら、曜がアメジスティアを抱えて歩き出した。

 

「………………♡」

 

 愛する甥っ子の腕に揺られて、アメジスティアはしばしの間その温かさを堪能する。

 

 そして心の中で改めて想う。

 

 

 やはりこの方こそが、忠誠を誓うべき偉大な魔王。

 

 他の魔族が認めずとも、自分だけはどこまでも彼に従い、降りかかる火の粉から全力で御護りしよう。

 

 ――たとえ何を裏切ることになろうと、こ(・)の(・)子(・)が思うとおりに生きていける世界を創ってみせる。

 

 

 魔王の騎士として。右腕として。育ての親として。固くそう決意する。

 

 朝の陽射しを浴びてキラキラと輝く我(・)が(・)子(・)の顔に見とれながら、アメジスティアはうっすらと唇を綻ばせるのだった――

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