金剛心輝シャイニングディオーネ~世界一面倒くさい魔王とヒロインの純愛(?)凌辱バトル~ 作:johnny内藤
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「……はぁ~~~……♡ はぁ~~~……♡ はぁ~~~……っっ♡♡♡」
――それからたっぷり数時間かけて、闇の宴は幕を下ろした。
どこまでも広がっているかのようなアメジスティアの空間に、むせ返るような性臭が充満している。
まるであの夜の再現のように、ディオーネには何人もの男の精液にまみれ、床に転がっていた。
男たちもまたすべての精力を使い果たし、糸が切れたようにそれぞれの場所で倒れ込んでいる。
一部始終を見届けた魔王は、傍らに控えていたアメジスティアに合図を送った。
――パチンッ
その命を受け、アメジスティアが指を鳴らすと……全裸の男たちが闇に飲まれ、瞬時にその姿を消した。
「…………っっ!? く、くろ、かわくん……なにを……? まさかっ……!?」
ディオーネはいまだに浅い絶頂を繰り返している身体を無理に起こし、悲痛な叫び声をあげた。
「……ん? あーいや、違う違う、殺してなんかいないって。連中には、元の世界に還ってもらっただけだ。もう用は済んだし、これ以上ここにいられても邪魔なだけだからな」
魔王は仮面の前で手を振って、ディオーネからかけられた疑いを否定した。
「全員記憶は消したし……
その言葉に、ディオーネはひとまずホッと安堵した。
魔王の目的は粛清や殺戮ではなく、ディオーネを彼らに犯させること、本当にただそれだけだったようだ。
「……まあ、ヤツらには個人的にすげームカついてるからな。生きて地上には還してやるが、全員あの姿のまま、駅前とか交番の前とかに適当に……フフッ……クックックックッ……」
(黒河くん……今日見た中で、一番魔王っぽいかも……)
仮面の下に隠していた感情を、初めて表に出した魔王。その含み笑いに圧倒されて、ディオーネがゴクリと唾を飲んだ。
「……さて、と。さすがのお前も、これで理解しただろう? 闇のエナジーに後押しされたとは言え、ヤツらがしたことは、間違いなくヤツら自身の欲望によるものだ」
魔王は態度を改め、淡々と……しかし独特の圧を感じさせる口調で、ディオーネに問いかけた。
「自分たちを守ってくれる正義のヒロインを嬲り者にして、愉しむことができる連中……そんなヤツらを、お前はまだ救いたいと思うのか?」
「………………」
その問いに、ディオーネは静かに目を閉じた。
まぶたの裏に浮かんでくるのは、抵抗できない自分の乳房を弄んだ男たちの顔。
そして膣や口を犯し抜いて、何度も何度も絶頂を強制し、それを笑って見ている彼らの声。
欲望のタガが外れた人間たちの、一番醜い部分を見せつけられたディオーネは――それでも毅然と前を見つめ、こう答えた。
「これくらい……黒河くんが失ったものに比べたら、へっちゃらです」
「………………」
「知っていますか? ダイヤモンドは不屈の象徴……その加護を受けた私は、どんな目に遭おうと絶対に負けないんです!」
「貴ッ……様ァ! 魔王様の御前で、何を調子に――!!」
それまで脇に控えていたアメジスティアが激昂し、ディオーネに飛びかかろうとする。
しかし魔王はそんな彼女を手で制して、ため息混じりに言った。
「……今日のところは俺たちの負けだな。はい、諦めて撤収撤収」
「し、しかし魔王様ッ!」
「コイツも無事に地上へ還してやってよ。大サービスで、衣装も身体の汚れも、全部きれいにした上でね」
「……かしこまりました」
アメジスティアが不満げに……と言うより嫉妬混じりに眉をひそめて、その言葉にうなづいた。
「じゃあな、シャイニングディオーネ……でも次はこうはいかない。人間の悪意を一身に受けて、お前がどこで考えを変えてくれるか……せいぜい楽しみに観察させてもらうよ」
「ま……待ってください! くろかわくっ――」
――パチンッ
そしてアメジスティアが指を鳴らすと……ディオーネの姿もまた、闇の中にかき消えていった。
魔王は腰に手を当て、やれやれと面倒くさそうにうなだれた。
「なるほど……正義のヒロインってのは、ずいぶん諦めが悪いんだな。叔母さん、あんなのをずーーーっと相手にしてたんだ?」
「……はい。不屈の精神とやらで、何度倒しても向かってきて……ヤツらの系譜は、実に厄介極まりありません」
「フッ……ま、じっくり攻略していくとしようか。簡単に心を折られても面白くないし」
魔王は軽い調子でうそぶいた。
その飄々とした言葉の裏に隠された彼の真意は、側近のダークアメジスティアをもってしても計り知ることができない。
「じゃ、俺たちも帰ろうか。叔母さん、よろしく」
「ハッ! ……ですが魔王様、その前にひとつ……」
アメジスティアが神妙な顔つきで、魔王に諫言する。
「この姿でいる時は、どうか私のことはアメジスティアと呼び捨てに。もっとどっしりとした魔王らしい態度を取っていただかないと、他の魔族にも示しがつきません」
「……はい」
「………………」
「…………うむ、わかったぞ?」
以前自分も似たようなお願いをした手前、それを無下に断るわけにもいかず……魔王は慣れない口調で、渋々了承するのだった。