金剛心輝シャイニングディオーネ~世界一面倒くさい魔王とヒロインの純愛(?)凌辱バトル~ 作:johnny内藤
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「――――はっ!?」
シャイニングディオーネは再び目を覚ました。
周囲に広がっているのは、つい先ほどまで彼女がいたはずの公園の風景ではない……辺り一面が闇で覆われた、ダークアメジスティアの空間だ。
「よう、おはよう。思ったより早いお目覚めだったな」
「…………黒河くん……」
そんな彼女に、アメジスティアを付き従えた魔王が声をかけてきた。
その顔は相変わらず仮面で覆われており、表情をうかがうことはできない。
「い、いま何時ですか……? 夜? それとももう朝だったり……?」
時間の感覚をすっかり忘れてしまったディオーネが、そう尋ねた。
彼女はあれからホームレスたちに何度となく膣内射精でイカされ、十人ほどの精液を飲み干した辺りから記憶が曖昧だった。
「もうそろそろ朝になる……ってところだな。夜の間、休憩もなしにヤリっぱなしだったから」
(そ……そんなに長い時間、エッチなことしてたんだ……)
しかし目線を下に向けると、あれだけ汚されていた身体はすっかり元通りになっていた。
髪やコスチュームだけでなく、胃や子宮をパンパンに膨らませるほど注ぎ込まれていた精液も、キレイさっぱり消えている。
「ああ、安心しろよ。お前をここに呼び戻したとき、アメジスティアが元の姿に戻してくれたから。もちろん、連中の記憶も処理済みだ」
「そ……そう、ですか……あ、ありがとうございます」
そう言われて、ディオーネは悔しいながらも律儀に感謝の言葉を述べる。
(~~~……っっ! 元はと言えば、黒河くんたちが無理やりさせたことなのに……な、なんか変な気分だよぉ~)
おかしなことを言ってしまった恥ずかしさで、ディオーネは頬を赤く染めてうつむいた。
「く、黒河くんも……ずっとここから見てたんですか?」
「ああ。ずいぶん楽しんでたみたいだな? あのままホームレスたちのオモチャになって、公園暮らしをするのもよかったんじゃないか」
「…………っっ」
心をえぐるような、魔王の言葉。
もちろんそれは本心ではなく、自分の心をくじくための皮肉だということはわかっている。
だが本当は心優しく、一度はシャイニングディオーネを信じて共に行動し、人助けに尽力してくれてた黒河曜にそう言われているのだと思うと……彼女の心に、暗澹たる影が差してくる。
「……で? たしかお前は、闇のエナジーに操られたヤツらに乱暴されても、決して人間に失望しない……みたいなことを言ってたよな?」
「………………」
「それで、今日はどうだった? あの公園の連中には、闇のエナジーなんか植え付けていない。なのにヤツらは必死に助けを求めるお前の言葉も聞かず、最後まで犯し抜いた。日付が変わる前から、空が白んでくるまでヤリ続けていたけど……お前を助けるヤツなんて、けっきょく誰ひとりとしていなかったな?」
そう言って魔王は、指先からぶら下げた
それは小さな鍵のようなものだった。おそらくあの壁の拘束を解くためのものだろう。
ホームレスたちは誰もこの鍵を使ってくれず、自分の欲望を優先した……そんな現実に、ディオーネは一切の反論の言葉を思いつかなかった。
「さて……そんな人間たちを、お前はまだ信じるつもりか?」
「………………」
改めて魔王に問われ、ディオーネはしばし無言になる。
「……あの人たちが私にあんなことをしたのは、不自由な生活を送っているせいで欲望やストレスの捌け口を失くしてしまったからです」
やがて口を開くと、彼女は先ほどまで自分を犯していたホームレスたちの弁護を始めた。
「あの人たちがああせざるを得ない状況にいるのは、私の力が足りないからです。彼らが元の生活に戻れるようにするためにも、私はもっともっと強くなって……いつか必ず、人間界を襲う魔族に勝利してみせます!」
ディオーネは伏せていた顔を上げると、その瞳に不屈の輝きを宿らせて、魔王をまっすぐ見つめた。
……だが。
「フン……くだらん強がりだな。ならば貴様が持っている聖輝石はどうなっている?」
魔王の横で控えていたアメジスティアに言われ、ディオーネはブローチを見た。
「以前よりも、黒い部分が増えているだろう? 男どもに、闇のエナジーを注がれたわけではないのにも関わらず……だ。それこそが貴様が人間に失望し、心の中に闇のエナジーが芽生え始めてきた証だ」
「…………くっ……」
アメジスティアの言う通り、純白の宝石をわずかに汚していた小さな
言葉ではない、動かぬ証拠……それを突きつけられ、ディオーネは追い詰められていく。
「それでも……それでも、私は……っ」
なおもくじけず、反論を試みようとするシャイニングディオーネ。
そんな彼女の姿を見て、魔王は呆れ半分、感心半分といった口調で言った。
「……さすがだな、ここまでされても折れないなんて。お前の心を打ちのめすには、もっと別のやり方も考えなくちゃいけないみたいだ」
「黒河くん……」
「じゃあな、正義のヒロイン。次の戦いが楽しみだ」
「……待って! 私は、あなたが――」
そう言いかけたとき――彼女の視界が暗い闇に覆われた。
アメジスティアの魔術により、地上へと送り還されたディオーネ。
気づけば都内の自宅前にいた。空はうっすらと明るくなっていて、周囲からはチュンチュンと鳴き始めたスズメの声が聴こえている。
「………………黒河くん」
ディオーネは強い敗北感に打ちひしがれながら、ポツリと彼の名前を呟いた。
そして誰にも気づかれぬよう自室に戻り、姫菱陽花梨の姿になって遅い眠りに就くのであった――