夜明けの空気で、聖女フィーネは目が覚めた。
まだ、少し眠い。
昨日のことを思い出す。
前線で帝国軍に捕らえられ、司令官のエコンドに服を脱がされ。
体中のあちこちを見られて、
一緒に捕らえられた護衛騎士のエラを人質に取られて、言うことをきかないと怪我を治させないと言われて。
この大きなテントに連れ込まれて、無理やりに、純潔を奪われて——。
何度も、何度も。
それで、うつ伏せになって動けなくなったところを、何度も突かれて……気付いたら意識を失っていた。
あんなに乱暴にされたのに、不思議と体に痛みや疲労はない。
念のため、自分に治癒魔法を掛けてみる。
「ん……おも、い」
隣でいびきをかいて寝ているエコンドの腕から、なんとか抜け出す。
ベッドを見回すが、剥ぎ取られてボロボロになったブラウスと布切れになったスカートが放られているだけで、着られるような衣服はない。
だが床の上に、替えのシーツが畳んで置いてあった。兵士の誰かが用意してくれたものだろう。
あれをまとって、エラのところに——。
「どこへ行こうというのだ?」
ビクリと体が硬直する。
昨晩、散々植え付けられた本能的な恐怖がよみがえる。
起き上がったエコンドが、フィーネの肩を
「エラの治療に……行かせてくれるって」
怯えながら後ろを振り返る。
そこには目を血走らせ、獰猛に笑う獣がいた。
「許可もなくベッドから抜け出してよいとは言っていない」
エコンドがフィーネの肩を掴んだ手に力を込める。
「あ……いやっ……」
「くくく……これは仕置きが必要だな」
◇
エコンドはフィーネの震える肩をさすり、そのなめらかな肌の感触を楽しんだ。
昨晩何度も撫で、味わった、最上の生肌。
白磁のようにきめ細かく指が滑るような肌ざわり。
なのに赤子の肌のように柔らかく、温かい。
これまで聖女狩りの際には、聖女見習いを一人選び、無理やり抱いてきた。一人くらいなら数が減っても皇帝陛下にはバレない。だから捕らえた中で最も美しい娘を選んだ。
どれも最高の女だった。
だが、フィーネの美しさは次元が違う。
一目見ただけで息をのみ、魂を奪われるほどの美貌。
年相応に透き通った声は、脳梁を撫でられるような甘ったるい響きがある。
細く色っぽい首すじ、色気を増す肩のライン、綿菓子のように柔らかい二の腕に、ほっそりとした指。
思わず揉んでしゃぶりつきたくなる美乳。
妖艶にくびれた腰つきの先に、綺麗で無垢な三角地帯。
発達途上ながら、ある種の美の到達点かと思わせるような体つきだ。
そして、ペニスを挿入すれば昇天しそうなほどに具合のいい膣。
あまりの快楽体験に、目覚めた瞬間、昨晩のあれは夢だったのかと錯覚してしまったほどだ。
だが、フィーネは朝もここにいる。
怯えた子ウサギのように、体を小刻みに震わせている。
今日もこの娘を、好きにできるのだ。
「陛下が欲しがるのも分かるな」
エコンドはフィーネの胸元に手を回した。男の手ですっぽり収まる乳房を揉み込み、柔らかい弾力を堪能する。ずっと触れていたいと思わせる柔肌だ。
「いやっ、いやですっ……」
非力な少女の抵抗を楽しみながら、膝立ちで逃げようとしていた腰に自身の肉槍をあてがう。
挿入を予感したフィーネがたまらず首を振る。
「もう、やだっ……入れないで、くださいっ……」
振り向き、潤んだ青い瞳で懇願してくる美少女に、エコンドの獣欲が沸き立つ。
ズグン、と後背位で肉棒を突き入れた。
「ひあぁッ、んんっ……あっ、あぅぅぅッ……!」
一突きで腹奥を
「くっ、相変わらずお前の
窮屈な膣内がエコンドの巨棒を締め付けてくる。昨晩よりも膣内が馴染んでいる感覚があった。
「くく……やはり俺たちは相性がいいな」
絡みついてくる膣内の気持ちよさに耐えきれず、エコンドは激しい抽送を開始した。
バチュンッと膣奥を突かれ、その衝撃でフィーネの口から空気が漏れる。
「はぁッ、く……ぁっ、あぁっ、やだ、やだっ……ああぁっんッ」
甘美な喘ぎ声が室内に響く。
もっと鳴かせたくて、エコンドはさらに腰の振りを強くする。
バチュバチュと彼女の小尻に股間を叩きつけると、結合部から愛液が飛び散った。
聖女は感度が高く、濡れやすい。
だがフィーネは、これまで襲ってきたどの聖女見習いよりも敏感だった。
「こんなに濡らして、まったく淫らな体をしている」
エコンドは彼女の桃尻を掴むと、そこへ押し込むように股間を埋めた。
「あんっあぁぁっ……いやぁっ、も、ゆるして、ゆるしてくださいっ……あっ、んっんっ、うぅッ、そんな……あ、やぁっ、やめてっ……」
深いピストンに、フィーネが体を反らせる。
朝、起き抜けに無理やり挿入され、蜂蜜色の髪を振り乱し、涙を流す美少女。
その姿に、エコンドの中に歪んだ悪戯心が湧き始める。
エコンドは腰の振りを止めると、再びフィーネの乳房を手の中で
「お前に機会をやろう。態度次第では、あの護衛騎士の治療に行かせてやる」
「んっ……うッ、ほんとう、ですか……?」
「ああ、ただしこれから十数えろ。しっかり数えられたら治療に十分な時間をやろう」
「え……?」
フィーネの返事を待たず、エコンドは再び抽送を始めた。
さっきのように激しいものではなく、彼女にわずかばかりの余裕を与えるような、ゆったりとしたピストンだ。
「あぅっ、んっ……あぁッ」
「ほら、どうした。十数えないとあの女騎士を治せないぞ」
「く、ぅぅッ……」
体を揺すられ、快楽に襲われながらもフィーネはなんとか薄目を開け、思考を保とうとしているようだった。
「ぃ、一……に、二……ぁっ、んぅッ……」
女騎士を癒したい一心で歯を食いしばっている。助けるために卑猥な指示に従おうとしている。健気で、どこまでも慈愛に満ちたフィーネの様子にエコンドの嗜虐心が沸々と湧いてくる。
「さ……さんっ、よ、ん……ふッ、ぅぅっ……五、ろ……く、ぅっ、んっ、んぁッ……な、な……あっ、はぁ、ぁぅッッ——」
敏感な乳首をつままれ、数を言うより先に淫らな声が漏れてしまう。
「残念だったな。時間切れだ」
エコンドは口角を歪ませると、腰を激しく動かし始めた。
「ひぅっんッ、あぁッ……ま、まってっ、続き、いいますからっ……んっやあぁっ、まっ……おねが、ぃ、あぁんっ、やだっ、あッ、あっあっあっあッ——」
パンパンパンと柔肌を打ち付ける音が響く。
フィーネはもう喘ぎ声以外を発することができなかった。
「ハァ、
「あぁっ、やぁっ……あッあっあっあっ、たすけ、んぁッ……ああぁっ、ぁあっ、とめてぇっ……あぅっ、あぁっあっあっあっ、いやっ、いやぁッ、んっぁあぁぁっ——ッッ」
フィーネがひときわ悲鳴のような嬌声を上げた瞬間、エコンドの体がブルリと震えた。
「ぐぅっ、おぉぉぉっ……!」
ビュルルルッ、ビュルルッと濃い精液が少女の胎内に放たれていく。
きゅうっと肉棒を絞られ、エコンドは目の前が真っ白になるほどの快楽を味わっていた。
一晩かけて生産された熱い種付け汁がドビュ、ドビュとフィーネの膣奥へ注がれていく。雄としての充足感が満たされていく。絶世の美少女を、貴族令嬢にして聖女という高貴な乙女を穢していく背徳感に恍惚とする。
小さい体を強張らせ、射精のたびにビクビクと肩を震わせるフィーネを、エコンドは強く抱き締めた。
彼女は強烈な性感のせいか、今にも気を失ってしまいそうだ。
だがそれでは面白くない。
「フィーネ、一度で終わると思うな。もっと楽しませろ」
エコンドの肉棒は、膣内で硬く張り詰めたままだった。
「……ぁっ、う……そん、な……いや」
エコンドが前髪をかき上げ、獰猛な笑みを浮かべる。
フィーネの肩を掴んで固定すると、またも出し入れを始めた。
◇
静まり返った駐屯地には、朝からフィーネの嬌声が響いていた。
昨夜、興奮して眠りに付けなかった兵士たちは、天幕から聞こえてくる可愛らしい喘ぎ声でいまだ寝られずにいる。
そんな中を、天幕に向ってズンズンと歩くタブツ騎士団長の姿があった。
中から漏れてくる声に、思わず入口で立ち止まる。
「んぁっ……あぁっ、——あ、んっ……あんっ……んんっ、——ッッ」
なんという股間を刺激する声だ。
タブツは鼻息が荒くなるのを自覚しながら、天幕へ入った。
飛び込んできた光景に言葉を失う。
「あぁっ、あぁんッ、それ、いやぁっ……あぁッ、あっ、あっあっあぁっ——ッ」
全裸で膝立ちになったフィーネが、エコンドの開いた両膝に挟み込まれた格好で後ろから突かれていた。
細い両肩を掴まれ、体を反らせながら喘いでいる。
昨日馬車の中で、夢中になって舐め回した美味しそうな乳房が、エコンドの突きに合わせて揺れている。
タブツは思わず生唾を飲み込んだ。
「ああっんッ、んぁっ、あッ、ひぁんっ、あんんっ、あんっ……ふぁっ、あぁあああぁぁんっ——————ッッ」
脳を痺れさせるような色っぽい嬌声を上げ、フィーネが天井を向く。
きゅっと目を閉じ、絶頂に悶えているように見える。
やがて、「ぐおっ」という野太い声を出したエコンドが、フィーネの体を無造作に引き離した。
拘束を解かれた小さい体がシーツの上に倒れ込む。
タブツはその姿を目で追いながら、エコンドを睨んだ。
「フィーネ嬢の処女を奪って、陛下にはなんと説明するのです?」
「ふぅ……そうカッカするな。道中、責め苦に耐えかねて自害したとでも言っておけばいい」
「そんな虚偽報告が、まかり通るわけがないでしょう」
「まかり通るさ。口止め料は、この娘の味見だ」
エコンドがうつ伏せになったフィーネの白尻を掴み、ゆっくり腰を振る。
まだ繋がったままなのだろう。エコンドがぐりぐりと腰を動かすたびに、彼女はシーツをつかみ、「ん」「ぁ」と吐息混じりの甘い声を漏らした。
うつ伏せで、腰だけを突き出すフィーネの淫靡な格好に、タブツはゴクリと喉を鳴らす。
そんなタブツをあざ笑うように、エコンドが口角を歪める。
「フィーネに何をしたい、お得意の尋問か?」
エコンドはフィーネの体を抱き起こすと、タブツに見せつけるように乳房を揉み回し、小さい[[rb:顎 > あご]]を掴み上げた。
「この美しい顔が苦痛に染まり、涙を流して許しを請うのを見たいのだろう?」
タブツは、エコンドの太い指でふにふにと形を変える乳房から目が離せなかった。
はっとするほど綺麗な顔には、涙の痕が残っている。
エコンドが親指で撫でる美しい唇は、口づけした瞬間しっとりと吸い付くような柔らかさだった。
あの感触を、もう一度味わえるのなら——。
「後ほど、フィーネ嬢の尋問を行います」
タブツは、それ以上何も言わなかった。
◇
エコンドは、タブツ騎士団長があっさり口止めに応じたことに内心驚いていた。
忠義に厚い男でも、皇帝陛下をあっさり裏切ってしまうほどにフィーネは魅力的なのだ。
彼女に欲情している兵士たちも、わずかにいい思いをさせてやれば口をつぐむことだろう。そうすれば、この駐屯地にフィーネを性奴隷として留め置ける。
エコンドは心の中でほくそ笑みながら、タブツに聞いた。
「あの女騎士……エラといったか、どこに拘束している?」
「……捕虜用のテントに縛ってあります」
「そうか。フィーネが起きたら治癒を掛けさせる。尋問はその後だ」
「彼女をその格好で、テントに連れていくので?」
「そうだな……」
エコンドは、フィーネの白い背中を見下ろした。
ドロドロとした独占欲が湧いてくる。
もう昨日のように兵士たちの前で肌を晒させたくはない。
この女は、自分の所有物だ。
エコンドはベッドの脇を見た。替えのシーツと、その上に奴隷服が畳んで置かれている。副官のラリーが用意したのだろう。
奴隷服。
くすんだベージュ色の長い布で、真ん中にぽっかりと穴が開いているだけの粗末な服だ。
奴隷はその穴に頭を通し、腰のところを縄で締めるだけ。
両脇はぱっくり開いているので、横から見ると横乳や太ももが露出している。
下も、めくるだけで秘所や尻が丸見えだ。
非常にそそる格好だが、フィーネに着せると兵士たちの情欲をかき立て過ぎてしまうだろう。
エコンドはベッドから降りると、身支度用の木箱を開けた。
自身がいつも着ているボタンシャツを取り出すと、寝ているフィーネに被せる。
「くく、悪くない」
ますます自分のモノだという感じがする。
エコンドは満足げに笑うと、彼女を起こすためベッドに腰を下ろした。
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