木々の紅葉が赤らみを深めて、散らせた葉が市内を彩る。今、キヴォトスは秋の季節を迎えようとしていた。
灼熱の陽が降り注ぐ時期はとうに過ぎ去り、次の季節に向けて住民たちの備えが進められていく。すでに棚の奥にしまわれていた冬物の衣類を用意し始め、変わりゆく寒空に適応しようとする者たちが見かけられるようになった。
しかし、そこはキヴォトス。穏やかに変わりゆく季節の節目だからこそ、目に見えぬ不祥事、トラブルの数々を起こそうとする者が後を絶たない。
それゆえに、悪しき芽を摘むためか。目を光らせる者たちが息をひそめて身を隠していた。
紅葉を散らせる木々と根元のごとく、秋に適応する住民たちの中に馴染ませながら。彼女たちはジッと、キヴォトス市街地にある某駅前にて瞳を光らせている。特に――赤き瞳を鮮烈に輝かせ、剣呑な空気を纏う少女は、他の者たちと一線を画していた。
「――はぁ? 負い、アスナ。任務終了ってどういうことだよ?」
「ん~、でもご主人さまはそう言ってるよ? じゃ、これで今日の任務はおしまいだね!」
「はぁ~~~~?」
だが、その剣呑さは途端に消え失せ、鋭さを帯びた視線は戸惑いに変わった。ニッコリと告げてくるアスナと呼ばれている少女の言葉に、告げられた本人が自分でも自覚してしまうほどの間抜けな声があがってしまう。
駅前にある中央広場に設置された、大き目のベンチ。大勢の客が腰を掛けられるように、何台も設置されたそれらは、そこそこ横長なのもあってか何人でも腰を落ち着けることが出来そうだった。
そのいくつかあるベンチの上で、オーバーサイズのベンチに腰を掛けている女児のごとき少女が、ルビー色の瞳を困惑に染めた。話をしているプラチナブロンドの少女は、隣り合う赤髪の少女――ネルに対し、にこやかに話を続ける。
「うーんとね。ほかの所で待機していた人たちが例の不良グループの居場所を突き止めたんだって。で、そこから所持してるスマホと所持品で命令を出している人たちの居場所が分かって……そこから芋づる式に引っ張れそうなんだって」
「はぁ……ったく。やる気になってきた途端にコレかよ。どーせならもうちょっとくらいねばっておけってんだ。敵の方もよ」
「えー? でもせっかく町に馴染むためにオシャレしてきたんだよ? 洋服が汚れなくてよかったじゃん!」
剣呑な空気をかき消すように、のんきな声色が飛び出す。煌びやかに光る瞳は子供のように純真で、切れ長の瞳を持つ美人な顔立ちをしても愛くるしい人柄を消せてない。
そんなアスナだからだろうか。彼女の言葉を聞かされただけで、戦いの燻りをないがしろにされたネルも「ま、それもそうだな」と状況を許容するようにため息を吐いた。怒りも気力もしぼんだ風船のように抜けてしまえば、もう張り合う必要はない。
まぁ、それはそれとして。アスナの言う通り、仕事柄かネルもアスナも市内への潜入として様々な衣装に袖を通すことが多い。移り行く季節の中で、市内に溶け込むための秋用の私服に身を包む姿は、普段のメイド服や制服とは違い、期間限定の装いでもって佇んでいたのだ。
「ったく、別に町中で馴染むんだったら制服でよかっただろ?」
軽いため息と共に自分の衣服に目を向ける。衣服のコンセプト上、フリルや外見的な可愛らしさを優先したメイド服と違い、カジュアルな私服に袖を通すのがかえって新鮮なのだろうか。自身のパーソナリティを統一化する制服と違い、本人の自己が表れやすい私服にはどこかむず痒さを覚えるようだ。
赤らみのあるネルに合わせた、薄いレッドカラーのタンクトップと黒のスカート。そこに日常的に袖を通している龍のデザインがあしらわれている専用のスカジャンを羽織るのがネルのスタイルが組み合わせられている。
ベンチの上で胡坐をかきながら、退屈さを紛らわすように背を伸ばす。スカジャンとタンクトップの間にある二の腕がちらりと伸びをし、少ない布地故か、ほのかな膨らみを持つ女児のごとき胸板による谷間がわずかに揺れた。
本人が動きやすさと着やすさを重視しているからか、秋の時期でありながらどこか涼し気に見える物のネル自身は気にしていない。スカジャンを羽織っているため、気に掛ける必要はないのだろう。時期であれ、季節であれ、場所がどこであってもスカジャンがあればネルは気にしない。
「でもでも! リーダーだって洋服を選ぶときに『ご主人さまがよろこんでくれるかも』って言ったらノリノリだったよね?」
「ばっ! ちっげぇよ馬鹿!! 任務だから着てきたほうが良いって言ってただろうが! 別に先生は関係ねぇよ!」
「そうかなぁ? アスナはご主人さまが喜んでくれそうな服にしたよ? ほら、似合ってるでしょ!」
指摘された言葉にムキになって反論するネルを眺めながら、自身が纏う衣服をネルに見せつける。アスナ自身もまた、自分が着用しているモノに対して愛着を抱いていた。
動きやすさと涼しさを思わせるネルの衣装とは違い、アスナの方が秋に適している姿と言えた。ふわふわとした白色の肩出しニットセーター、引き締まったウエストにフィットする黒のタイトスカート。大人っぽさを感じさせる空気感を醸し出しながら、イマドキの女子高生らしさがありありと表現されているかのようだった。
なによりも。目を引くのは胸元に詰め込まれたような豊かな膨らみ。隣に座る女児のごとき体型であるネルを置いても、同年代の少女たちと比べて立派に成長した豊かさの象徴が丸々と。それも肩出しのデザイン上、見るも目を張る膨らみが谷間をまざまざと見せつける形となって、片乳にポツンとアクセントとなる一点のホクロなどなど溢れる魅力が、文字通りの意味で『詰め込まれて』いて、今にもあふれ出しそうだった。
「はぁ~あ……結局やる事ねぇなら帰った方がよくねぇか? アカネやカリンたちからの連絡はねぇのかよ」
「ん~……あ、今さっき届いたよ! 用事もないから、こっちの方へ向かっているって」
ま、だろうな。退屈そうにしていたネルが改めて足を組みなおす。せっかく任務に参加したと言うのに、あずかり知らぬところで解決したのならば、もう自分たちの役目はない。何もやることがないのであれば、参加している生徒たちはその場で解散。今回の任務に部活単位で参加した自分たちも、メンバーを揃えて簡単な報告を済ませたら話は終わりだろう。
ともなれば、あとは残りのメンバーが戻ってくることを待つ以外にやることがない。持て余した空白の時間を大きなあくびで僅かでも埋めて、隣で周囲の様子をはしゃぎながら眺めている仲間を視界の端に置き、気を張ることなく時間が進むのを待っていた。
……そうして十分もしないうちに。ぼやけていた視界が、いつの間にか寝落ちしかけていたことに気づく物の、視界の端に触れてきた後輩に気づいた途端、呆れ声で「おせーぞー」とかけた。
「すまないリーダー。万が一のために高所のほうで狙いをつけていたから……こっちはもう荷物は片づけてきた」
「お疲れ様です。リーダー、アスナ先輩。今日は意外と……平和に終わりましたね」
「っったく、まったくだ。あーあー……待機してたのがここじゃなけりゃもうちょっとは楽しめたのになぁ……ま、いいや。アカネ、そっちのほうはどうだったよ」
黒色の少女と温和な空気感の少女が、待ちぼうけていた赤髪のリーダーに声をかけられる。温和な空気感を纏う少女――アカネは、ネルに言われたまま待機した上で得た情報を伝えた。
胡坐をかきながら後ろ頭で腕を組み、残念そうにしている姿は本当の女児のようで。わずかにむくれているような仕草は、どこか不良気質に思えるヤンキー的な所作にも見えたし、遊び足りない子供の駄々のようにすら見えて。
それを見てか、どことなくカリンとアカネの表情も和らぐ。まぁ、いつものリーダーらしいと。逞しさと気迫に溢れ、その雄姿を見届けていた二人ですら、先輩とリーダーと言う面で見ても、どこか大人として温和な空気を感じさせた。
大人らしい、と言うのは間違いないだろう。ネルの隣で座るアスナと同じように、カリンとアカネもまた、同年代の少女たちと比べて魅力を放っている二人だった。
黒色の少女――カリンは、その言葉通りに異彩を放つ外見をしていた。足元にまで届くほどの黒と紫のグラデーションがかったロングヘアー、独特な色素の濃い色黒の肌、暗闇に光る月のごとき黄色の瞳は切れ長の目元で覆われている。そうして身に纏っているのも、どこか落ち着きを感じさせる紫のニットセーターにジャケット、下はスリットから艶めかしい黒色の太ももが際立つ黒のロングスカート。これらのいで立ちが、まるで社会において自立した大人のような空気感を醸し出し、一見すれば彼女がリーダーと思わされる雰囲気があった。
一方で、ネルに報告しているアカネの方は正反対。ふんわりとした流れる淡いクリーム色のヘアーとメガネをかけた温和な顔立ちは、カリンとは正反対に抱擁感と温和な印象を他者に与える。衣服においても、その緩やかさを持つ外見と合わさってマッチしたイリュージョンネックのワンピースとハーフコートの組み合わせ。落ち着きを感じさせる佇まいは、さながら成人した女性どころか一子いてもおかしくないのではと思わせてしまいそうだ。
そんな異なるいで立ちをした二人が、リーダーであるネルへの報告を終える。長話が終わったところで、これで今回の任務は終わりだろうと話を切り上げようとする。もう、この場に用はなく、このまま現地解散――そうして、話は終わりへと移行しかけた時だった。
一人、足りない。
「……あ? そういやトキは? お前ら一緒じゃなかったか?」
「いえ、それが……」
「途中までは来てたんだ。だけど、モモトークから着信が来て。それからはぐれて行っちゃった」
二人の言い分を聞いていくうちに、あぁそうかとそっけなく返す。
曲がりなりにもセミナー会長の護衛を務めていたのだから、よっぽどの緊急事態でなければ危機に陥ることではない。なによりも、単にモモトークからの連絡であれば、友好関係で繋がった個人的な知り合いか、もしくはシャーレの生徒のほとんどが信愛以上の関係を置いている『彼』からの連絡くらいだろう、と。切れ長の赤目は、この場に来なかった後輩の同行を脳内でシミュレーションしながら追う。
となれば、なんのためだろうか。アカネの報告で現地の不良たちはすでにヴァルキューレに引き渡され、後処理すらも終えられた後。C&Cとしてもシャーレの部隊としても成すことはなにもない。
残された情報を組み立てながら、なにゆえこのような事になったのかと思考で追う――直後、モモトークからの連絡が届く。
「……あぁ? トキ? なんだアイツ、なんでまたこん…………な……ぁっ――!?」
手元にあるスマホを即座に開き、届けられたメッセージに目を通す。その所作を、気づけばネルだけでなく見守っていた三人も続くように覗いた。
驚きの声を上げるネルに、またもや三人も後を追う。三者三様に呆気にとられた声を出しながらも、アカネのほうは「まぁ……♡」と、どこか愉し気に口元を抑えていた。
画面に映されているのは、潜入捜査用にと着替えてきた私服姿のトキ。白のニットセーターに黒のタブリエドレスの組み合わせ。肩に架けられた水色のストールを巻きながら、いつもはシニョンによってまとめられている髪の毛を解いてロングヘアーにしている。仕事柄におけるまとまった姿から、カジュアルな恰好はネルたちにとっても新鮮な姿に見えた。
……が、それ以上に目を奪われたのが肩を抱きながら乳房へと鷲掴む男の存在。トキよりも背丈が高く、雄々しい姿をした男の存在感は、戦闘においてネルと比肩する彼女をただの『雌』でしかないと言わんばかりに異彩を放っている。
乳房をまさぐられるように掴まれているトキの方は嫌悪の表情――とは無縁なほどに、口元に笑みを作りながらピースサインを作るほどの余裕っぷり。自らの痴態を見せつけて笑っているかのようだった。
「っっっ~~~っ……! あ、あんにゃろぉ~~~~っ……!! こ、こ、こいつっ! せ、先生となにしてやがんだっ!!」
「わぁ! トキってばいいなぁ! ご主人さまと合流してたんだ!」
「……あ~……そういえばここの近くにホテル街あったよね……」
「なるほど♡ ご主人様は先ほどホテルの一室を確保していた……と♡」
トキから送られてきたメッセージには、添付された画像以外にも何か状況説明らしい文が添えらているが、アカネが導き出した推察がほぼ答えとなってしまっている。これからの時間を、ここで過ごそうか。つまりはそういう事だろう。
「ふふっ、じゃあみんなでいこっか♡ カリンとアカネもいくよね? ね?」
「あっ……う、うん……♡ この後も予定はないし……♡」
「命令とあれば受けるのがメイドの役目ですから♡ リーダーももちろん、現地へと向かいますよね♡」
乗り気になった三人の言葉を耳にした途端、肝心のリーダーから大きなため息が漏れた。
※
シャーレの功績はどれほどの物か。名の知れた中立組織から広がる名声は、キヴォトスの各地の生徒たちへと届けられていく。それが辺境、辺鄙な場所であろうとも。
そして、シャーレの残された功績を耳にし、名の知れぬ一般生徒ですらも『先生』と呼ばれる青年の存在に一目置くのだ。現地で起きた事件の規模と対処、それらで培われてきた信頼の数々によって強固な信頼関係を築いたというのは、今差から語る必要もないだろう。
並び立てればどれだけのモノかわからぬほどの、各学園や生徒たちと紡いできた関係性。もちろん、それは学園だけにとどまらず、各自治区における生徒以外の住民からも厚い信頼を得ていた。
ここ、キヴォトス市街地にあるホテルにて。市内でも有数の有名ホテルであるこの宿泊施設には、事件を通じて得た信頼によって用意された『先生専用宿泊ルーム』があった。
市内での事件発生の際に滞在してもらうため、ホテル側がわざわざ用意してくれたこの一室は、シャーレのオフィスから離れ、短期出張の際に滞在する場所の一つだ。元はホテル側にあったスイートルームであり、宿泊するだけでも一般市民の手では届かないほどの金額。それを一個人の『専用』として利用できたのは、事件解決に協力することで被害をこうむりたくないホテル側と事件解決のために働いてくれる青年への信頼によるものである。
こうして、ホテル側からプレゼントされた一室にて――部屋の中央、その中心部へと群がるようにして、肉塊がごとき群れが寄り集まっていた。
――にちゅっ……♡ ぬ、ちゅぅっ……♡♡ にぢゅっ、ぬちゅっ……♡♡
「は、ぁむっ……♡ ちゅっ、んれぇっ゛……♡♡ ちゅっ、ぁ、むっ……♡ っ……♡ このっ、ニヤニヤすんなっ……♡ ったくっ、人が仕事に専念してるっつぅ、のにっ……♡♡ ん、うるせ、舌だせっ……♡ ぁ、ふぁむ、ちゅっ……♡」
ベッドの上で体を横たわらせながら、その場から一歩も動くことなく堂々とさせている男が一人。先ほどまでトキの乳房を服越しに無造作に揉みしだいていた青年――シャーレの先生が、自分の上で跨るネルに口元を啜らせていた。
小柄な体躯をした赤髪の少女が、必死になって唇を押し付けてはちょろりと伸ばした舌先を絡みつけていく。恋人同士の口付けを目一杯に送り込み、柔らかな唇の感触を愉しむように愛らしい音を立てながら何度も押し付けていった。
小さな口先の触れ合いが、まるで年ごろの少女を相手にしているというよりは女児を抱いているような気持ちにさせられる。成人に近い年齢でありながら、薄皮のように厚さのない唇が、より幼女の唇に触れているような繊細さが口元に広げられた。
愛らしいキスの応酬を繰り返すネルをジッと眺める。目元を閉じてろと言われたが、一生懸命になってでもキスをせがむネルの顔を見たいがために目を閉じることはしたくなかったから。戦闘時において狂気的な強さを発揮する少女の顔が、恥じらいといじらしさを表に出しながらキスを目一杯スガム愛らしい顔を見逃したくなく。それも、当の男のほうはそんな恥じらいを目にして楽しみながら、自分からは舌先以外動かすことなく、ネルにばかりキスをやらせると言う――まさに、ご主人さまとメイドといった関係性が表れた行為。
そしてそれは。リーダーであるネルだけがやるはずもなく。残りの四人もそれに続くにように、『肉塊』と表現できるほどに男の体に群がり続けていた。
「ん、ふぁむっ……♡ ちゅっ……♡ っちゅぅ、んあ、むっ……♡♡ お、おいっ、お前らもちゃんとヤレよっ……♡ アタシにばっか、やらせんなっ……♡」
――もにゅっっ♡ もにゅっ、むぎゅっ゛♡ むにゅぅ゛~~~~~っ♡♡♡
「ん、っんぇ、へへっ……♡ ご主人様ったらおっぱいすきすぎぃ♡ 服の上からでも大好きなんだね♡」
「っ゛♡♡ そ、そのっ……♡ も、うちょっと、力ゆるめてっ……♡♡ むね、ぞくぞくしちゃうっ……♡ ぁ、ブラ、してないから……♡ ちくちくして、へんになるっ……♡♡」
口づけを見舞うネルを上にし、その両隣にいる二人のメイドを抱き寄せながら、その豊満な肉房を丁寧に指を溺れさせていく。たわわな豊満感と豊かさを孕む弾性が、たんわりと指先を蠢かすたびにたわみ続けた。
脇の方に抱き寄せているのは、ニットセーターを着用した二人のメイド、アスナとカリン。大人びた容姿をしている彼女たちの女性らしいラインをしっかりと愉しめるように、彼女たちを離さないようにと肉感的な部位を味わい続けていく。
手の中で感じられるクッション性の高いおっぱい。生地の質感が優しい手触りをしているニットセーターのふわもこに癒されながらも、乳肉の質感がしっかりと伝わってくるノーブラのままにさせて、優しい生地とおっぱいの肉感を込めた上質な感触を持った肉毬へと変わっていた。
大人びた顔立ちでありながら未成年であるはずなのに、雌の色香を立ち込めた色合いと声色があふれ出てしまっている。じっくりと揉み潰されていくおっぱいの乳悦が神経を轟かせていて、見悶えるほどの甘い痺れに晒されている少女たちに多好感で満たし尽くしていた。
大好きな主人におっぱいを差し出し、体から溢れる恍惚感に悦びを抱いて。もっと揉んでと言いたげに胸先を押し付けていく様は、まさに優秀なメイドとしての責務を全うしているようだった。
そしてそれは、上だけでなく下のほうも。
「んへへへぇ~……♡ ご主人様ったらほんとえっちだね♡ っ、んんっ……♡ えへへ、もっといいよ♡ いーっぱいアスナのおっぱいで楽しんでね♡」
「ぁ、ぅんっ……♡ わ、わたしもっ……♡ ぅ、ふたりとも、そっちも、おねがぃっ……♡♡」
――っぢゅぅぅぅるるるるるっ……♡♡ ぢゅぱっ……♡ ちゅっ♡ っちゅぅぅ~~~~~~っ……♡♡
「ぁむっ゛……♡ ぢゅっ、っぢゅぅぅっ……♡ むっ、ぢゅっ……♡ ん、ふぇ、えぇ……♡ お任せ、ください♡ さぁ、ご主人さま♡ たくさん、きもちよくなってくださぃっ……♡ ぢゅっ、るるるるっ……♡」
「んむっ……んれぇ……先生のおちんぽにたくさんキスしておっきくさせていきますね。たまたまのほうも、いっぱいちゅーしちゃいます」
薄い唇と豊満なニット包みの乳房を堪能してくれるようにと差し出す上半身、その下の方にて。上質な柔肉で得られる充足感は下腹部から伝わる血流によって、脈々とそそり立たせた逸物をギンと張りつめさせていた。
熱を帯びた二人分の唇が、止まり木を求めて静かに身を預ける小鳥のように口づけを落とす。窄めた唇が優しく竿肌に、玉に、切っ先の鋭敏なる赤頭にすらも。異臭放つ剛直の香しき臭いを鼻孔いっぱいに吸い込みながら、熱く啜るようにキスを送る。
唇の感触から伝わってくる肉棒の生々しい感触。空気で詰め込まれた袋のようにぴきぴきと張りつめて、抑え込むように接着させた口先がちゅぅぅぅっ♡♡と吸い付くたびに堅苦しく硬度を上げていく。
絶え間なく浴びせられるアカネとトキのキス。愛するご主人さまへの口奉仕が、ちゅぷちゅぷと静かなキスの音をちんぽの内部にまで響かせていった。
「ん、ちゅっ……♡ ちゅぷっ、っちゅぅぅ……♡♡ っぱっ……♡ ご主人様……いかがでしょうか……♡ ちゅ、ちゅぅ、っ……♡♡ っ、おちんぽの具合、大変カッチカチになっていますが、ん、ちゅぅぅ……♡♡」
――びきっ゛……♡♡ びきびきっ゛……♡♡ びきっ゛♡♡
「は、ぷっ……むちゅっ……ちゅう……先生、おちんぽでお返事ありがとうございます。バッキバキのカチカチおちんぽで、私たちの口奉仕で喜んでいただけたみたいで。なにより……ん、です……ちゅぅ……♡」
二人の愛らしいメイドが、方向性は違えども真面目さが形になった顔立ちで必死にキスで精を満たす欲棒に火種を加え続けた。
甘い甘い乙女の唇が、普段はスイーツと気質や正確性から現れるセリフを口にする淑女の口先が。ただ一人の青年の剛直を愛撫せよと、一つの命令を受けたままに異臭放たれる肉棒に口づけていく。
少女たちの柔らかなリップが愛くるしいキスの音を落とすたびに、張りつめた陰茎が長さと太さに比例した竿肌に薄いキスマークをデコレート。生々しさでそそり立つ屹立の鉄肉に乙女の口付けが装飾されるたびに、愛情深さと比例した濃密な跡がこってりと刻まれ続ける。
一つ一つ、丁寧に押されていく。これからの逢瀬を盛り上げる偉大なるご主人さまを、自分たちの旦那様になってもらうために。甘いキスで愛撫しながら、気持ちを込めるように顔でもって群がり続けるのだった。
「は、むっ……♡ っちゅぅぅっ……♡ ぷあっ……♡ せんせっ……♡ ん、その、ほらぁ……♡ もっと、ぁむっ……♡ む、ちゅぅぅ……♡♡」
――もにゅっ♡ もにゅっ♡ もにゅぅぅっ……♡ もぎゅぅっぅ……♡♡
「ぁ、ふぁぁあっ……♡ ぁんっ……♡ ご主人様の、だんだん、おっぱい揉む手……♡ すっごいはげしくなってく……♡ アスナたちので、興奮してくれてるんだぁ……♡」
「ふぁ、ぁうっ……♡ ぁ、服の上っ、から……さきっぽ、くにくにして……♡ それ、いい……♡ すきっ……ぁあっ……♡」
――ちゅっ……♡ っちゅぅぅぅ~~~~~っ……♡ ちゅっ、ちゅぅぅっ……♡♡
「私共の愛撫でおちんちんをおっきくさせていただき、光栄に思います……ご主人さま……♡ もっと、もっと……♡ 楽しんでいただけるように、サービスを……♡ んむ、っちゅぅ……♡」
「ふぁむっ……んれぇ……んむっ……ちゅっ……せんせ……だいぶ、ガチガチになってきましたね。そろそろ、でしょうか……んぁむ……」
一つの体に群がる肉塊がごとき交じり合い。ネルに唇を啜らせて、アスナとカリンのニット越しのおっぱいを堪能し、下半身にはアカネとトキによるキスフェラを担当させて、見るも美しいメイドたちを我が物顔で『させて』いく。
一人一人に優劣はなくとも、どのメイドもたった一人の青年の所有物であることを示すかのように各々が与えられた役割を全うしていた。囲い込むように一つの肉体に身を寄せて、劣情を孕んだ愛撫で互いの身を擦り合わせていく情欲に身を燃やし続けていった。
やがて、愛撫もそこそこに中断。トキの言葉の後に視線を向けたメイドたちが、キスマークによって彩られた逸物に視線を向けて瞳を輝かせた。
準備は、出来上がっていた。メイドたちによる奉仕の結果、青年の剛直は乙女を貫くほどの物々しさを宿している。曝け出した際とは比べ物にならないほどに膨れ上がり、披裂を貫き肉壁を掻きわける形へと最適化された形状へ。
「よ、よぉし……んじゃ、その、まずはアタ――ってちょっ! お、おい! こら、なにもちあげてっ!!」
いの一番に、自分がリーダーだからと。腰を下ろしかけたネルの体が宙に浮く。原因が持ち上げたトキにあると気づいた途端、抱きかかえられたネコのごとく荒れていた。
引き離されていく赤髪の小人が、後輩の腕の中で運ばれていく。室内にあるソファに腰をかけるまで、強者としての肩書きで知られるその身は、暴力性を振るうことなく、発揮されることはなく。
まるで、小さな子猫を抱え上げているような光景だった。腕の中にある少女の存在が自分より地位も力も上だとしても、口づけだけで思考をとろとろに溶かしきれるネルを運び込むのなんて容易だった。
「ネル先輩、まずは後輩や仲間にお譲りください。先輩が大本命なのですから、そうしたらこちらがずっと後回しにされてしまいます」
「んなっ、べ、別にそんなつもりは!」
「先輩がそうじゃなくても先生はそのつもりですよ。ですので――」
――くちゅっ、くちゅくちゅっ……♡♡
「ひっ……♡♡ ば、ばかやろっ♡ な、なにやってっ!! 女、どうしでっ! なに……っ゛♡!」
「まずは……ここのちっちゃい所をトロトロになるまで解してしまいましょう。指を……少しだけ、慣らしていきましょうね」
言うより早く、膣唇へと滑らせていた指先が形状に沿ってなぞっていく。ゾクリと背筋の快感に身を震わせた小人が、咥えこもうと準備を整えていた鋭敏なヒダ肉を戦慄かせた。
わずかにとろみのついたヒダの形に指を滑らせて、形状を確かめるみたいにくにゅくにゅ♡と軽く沈める。じんわりと熱を帯びた蜜がトキの指にトロリと濡らす。ほのかな温かみと指先から伝わる柔さがあると知った瞬間――後輩の指先はつぷりと入口近くに沈んだ。
「ん、ひぃぃぃっ゛♡♡! ば、ばかやろっ……♡! てめっ、ふざっけんなっ゛♡♡! どけっ、ひゃめっ、やめぇ゛~~~~っ……♡♡」
「ここをしっかりと解してさしあげますね、ネル先輩。ほかの方々の行為を眺めながら……しっかりと先生を愉しませるよう、共に頑張りましょう。ですので……ほら、ちゃんと体の力を抜いてください。先生のおちんぽはこんなものじゃないんですよ?」