淫臭村フィールドワーク〜ムチムチドスケベ欲求不満おんなばかりの田舎村を調査する〜 作:ユリイカ
清純な黒髪の乙女が、あられもない姿で赤面していた。パジャマのズボンを膝まで下げて、胸元のボタンも外れていた。丸い瞳は潤んで、部屋へ飛び込んできた耀を見て瞳孔を開いている。
膝を寄せ、必死に秘部を隠そうとしているが、彼女が何をしていたのか分からないほど耀も初心ではなかった。
「玲奈ちゃん、俺の名前……」
「あぅ、そ、その……」
二人は硬直して見つめ合う。
玲奈が自分の名前を呼びながら己の股間を弄っていた。その様子を目の当たりにしてしまった耀は、思わずごくりと喉を鳴らした。
「よ、耀さんが悪いのよ! お母さんとあんなに、え、エッチな匂いをさせて……」
「気付いてたのか……」
「当たり前です!」
もはや弁明のしようもなくなった玲奈はついに開き直る。乱れた衣服をそのままに居住まいを正して、耀を睨みつけた。
彼女は母親と宿泊客が情事に及んでいたことを察知していたのだ。いくら綺麗に痕跡を拭おうとも、耀の身体から結美の匂いがしていて、結美がいつになく上機嫌であったら、察するものがあった。
「耀さん、掟は守ってるって言ってたくせに」
「それは……。あの時はつい温泉で寝落ちしちゃって」
「え? お、温泉でもお母さんと?」
「え?」
唇を尖らせる玲奈に思わず弁明した矢先、彼女は怪訝な顔をする。耀は不用意に薮を突いてしまったことに気付いた。玲奈が言及していたのは、昼間の食堂での一件だったのだ。
語るに落ちた耀を、玲奈は再び睨みつける。
「それじゃあ、もう掟を二つも破っちゃったってことね」
「二つ!? そ、そんなに破ったつもりは……」
「――夜獣の声。聞いたのに、部屋から出ちゃったんでしょ」
火を噴きそうな顔で玲奈が言う。彼女は自らの自慰の声を、夜の獣と表現することに強い抵抗があるようだった。
「桃香村は夜になると静かだから、い、いろんな声が聞こえるの。そういうのは聞かないふりをするって決まりになってるの」
たしかに、玲奈の濁ったオホ声は廊下を挟んだ耀の部屋にまで聞こえていた。彼の隣の部屋にいる結美にも聞こえていたはずだ。しかし、結美は今に至るまで何も反応していない。
それにしても、いくら無視されるとしても肉親や近隣住民に聞こえると知ってなお自慰に耽るとは。
「耀さんが考えてること、分かるよ。――でも、仕方ないの。お互い様だから」
布団を引き寄せながら玲奈が言う。
「お母さんもそうだけど、この村の女はみんな性欲が強いの」
「え」
「事実だから。血筋だと思うけど」
耳まで赤くしながらも、彼女は平静を装っていた。
結美の淫靡な性格は、耀も身をもって知っている。食堂では何度も搾り取られるようにして果て、あの熟した女壺に白濁を注ぎ込んだのだ。
あの貪欲な色気が結美に特有のものではない、と娘は断言した。
「お母さんがお父さんと離婚したのは、ついていけなかったからだよ。毎日何回もやってて、体力的に限界が来たの」
「それは……」
そんなまさか、と一笑に付すことができない。結美の肉体と美貌は魔性のものだ。求められれば否応なく昂ってしまうし、際限なく溺れてしまう。それが連日続けば、確かに大変な負担となるだろう。
「性欲が強いのは、私も同じ。今まではそんなことなかったんだけど……耀さんが来たから」
もぞ、と内腿を擦りながら、玲奈は耀を見つめた。その瞳がしっとりと濡れている。あどけない無邪気さが消え、妖艶な大人の女の気配があった。
父親も幼い頃に去り、村に男はいない。そんな環境で性の萌芽はなく、ずっと純粋なままで育ってきた。しかし、彼女は初めて年頃の男を見た。そして彼が実母と交わっていたことを知った。
十八年蓄積し続けてきた桃香村の女の血が、その瞬間に沸騰した。
「耀さんのせいだよ。責任、とってよ」
「玲奈ちゃん!?」
四つん這いになって迫る少女に、耀は思わず後ずさる。だがすぐに壁に追いやられ、逃げ場は無くなった。
ボタンが外れ、前のはだけたパジャマの下から、母譲りの爆乳が現れる。ぷっくりと乳頭が膨らみ、発情しきっている。結美の柔らかくゆったりとした乳房とは違い、若く張りのある釣鐘型だ。
女は己の武器を本能的に熟知していた。若くとも、経験はなくとも、目の前の雄を誘う。
「ねえ、耀さん。私のここ、もう疼いてしかたないの」
玲奈は膝立ちになり、股間を突き出す。下着も下ろされ露わになった逆三角は、薄いアンダーヘアに覆われている。大陰唇はぴったりと閉じて、初々しい縦筋を作っている。
彼女はそれを指で押し広げ、蠢く膣口を見せつけた。愛蜜が垂れ、電灯の下でぬらぬらと輝く。玲奈は己の乳房を片手で揉みしだき、腰をくねらせながらセックスアピールを続ける。
「はぁっ♡ んっ、ほら♡ おっぱいもじんじんして、おまんこグチョグチョなの♡ これまで、こんなことなかったのに♡ お母さんとか、隣の家の人のオナニーの声聞いても、無視できてたのに♡」
淫らに身体の曲線美を表現する少女を前にして、耀も無反応ではいられない。玲奈は、彼の股間が大きく膨らんでいるのを目敏く見つけると、艶っぽく唇を舐めた。
彼女の白い手が耀のズボンを剥ぎ取る。下着と共に引き下ろされ、開放された陰茎が跳ね上がる。昼間に結美と散々交わったというのに、分身は完全に生気を取り戻していた。
「ああ、すごく立派……♡ 指が回り切らない♡」
どくどくと脈打つグロテスクな男根を、玲奈は愛おしそうに指で撫でる。裏筋を爪先でなぞると、びくんと震える。その様を見て、彼女は唇を弓形にして微笑んだ。
「玲奈ちゃん、ダメだ。こんな……」
「お母さんには手を出して、私は無理なの?」
「いや、そういうわけじゃ……」
倫理を盾に止めることなどできなかった。玲奈はぎゅっと男根を握りしめる。耀が狼狽えると、にんまりとして竿を扱き始めた。恐る恐る様子を見るような、弱い刺激だ。慣れていない彼女に、耀の拍動は加速する。
「あんなおばさんより、私みたいな若い子の方がいいでしょう。それに、私は処女だよ? 耀さんの好きにしていいんだよ?」
母親に対して、対抗心を燃やしているのか。耀は必死に男根を擦る少女の言葉に愕然とする。清純な印象は吹き飛び、今や一人の雌である。彼女は己の性を開花させた男を誘おうとしている。
パジャマを脱ぎ捨て、一糸纏わぬ姿となった。玲奈は乳房を持ち上げ、耀に迫る。彼の胸板に覆い被さるようにして、足を広げる。
「ねえ、耀さん。お願い。――私にもシて」
潤んだ瞳で見つめられ、ついに青年は理性の糸が千切れた。気が付けば、その手で目の前の爆乳を鷲掴みにしていた。少女は嫌がるどころか、艶やかな声を漏らして押し付けてくる。
「玲奈ちゃんのおっぱい、すごく大きい。こんなにエロい乳首だったなんて」
「あんっ♡ 同級生のなかで一番大きいの。ち、乳首はわかんないけど、んんっ♡」
耀は腕を背中へ回し、少女を抱き寄せる。そして、その張りのある爆乳の先端にしゃぶりついた。初めての感触に玲奈は嬌声をあげ、背中を反らせる。だが逃げることなく自らも耀の頭を抱きしめた。
「はぁっ♡ 耀さん、赤ちゃんみたいに……♡ 私、まだおっぱい出ないのに♡ あうっ、そんな、んぅっ♡ 乳首噛まないで、えぇっ♡」
くにくにと柔らかい乳首を甘噛みすると、敏感な声が反応する。とても処女とは思えないような声に、耀の昂りも極致へと向かう。彼は乳房に吸いついたまま、玲奈を押し倒す。彼女の匂いがするベッドの上で覆い被さる。
黒髪を扇のように広げた玲奈は抵抗しない。足を広げて、男を迎える。
ベッドが軋む。
耀は腫れ上がった怒張の先端を、純潔の秘園へと向けた。