常識と認識操作のスキルで完璧な(性)犯罪者になった俺~このスキルで女達にやりたい放題する~ 作:nene2012
「はぁ……はぁ……どうしたの? 顔が引き攣っているけど?」
真奈美は息を切らせながらも俺に訊ねてくる。俺は結合部からトロトロと滲み出るザーメンを眺め固まってしまっていたのだ。
「いや……その……破れてしまって……」
俺がテンパりながら答えると真奈美は驚いたような表情を浮かべていた。まさか、コンドームが破れて中出しされたとは思ってもいないだろう……。
「えっ!? 嘘っ! 破れて漏れちゃったの!?」
そう言って彼女は慌てて結合部に手を伸ばすと指に付着した白い液体をマジマジと見詰めている。
そして、その様子を放心しながら眺め俺を見下ろすと顔を真っ赤にして言うのであった。
「もう……激しくするから……赤ちゃん出来ちゃうじゃん……」
「……」
良心の呵責を感じ手で顔を覆うと真奈美に謝罪するのであった。
「ごめん、本当に申し訳ない……」
謝罪の言葉を聞きながら彼女は思案して少しすると表情を緩ませて言ったのである。
「……多分、安全日だから妊娠しないと思うけど……」
俺は安堵し胸を撫で下ろすが真奈美は真剣な顔になって話を続ける。
「でも、赤ちゃんが出来たらちゃんと責任取ってよね」
「えっ!?」
驚きの声を上げるが彼女は真剣な眼差しで俺をジッと見詰めていた。
そして、俺の胸に顔を埋めると呟くように言う。
「……だって……私、貴方の事が好きだから……」
真奈美の言葉に俺は何も言えずただ呆然としているだけであった……。
確かにスキルで俺に好意を持つように操作しているが、これで妊娠したら責任は取らなければならないだろう。
もし、そうなったら悔しいがスキルを使って楽しむ暇が大幅に少なくなるが……。
能力を使って、この出来事自体を忘れさせバックレることも出来るが俺の自尊心が許さないのだ。
(取り敢えず、ティッシュで零れたザーメンを拭き取るか……)
真奈美が立ち上がると膣内に溜まっていた精液がドロドロと音を立てて溢れ出すのであった。
その後、俺達は後始末を済ませるとシャワーを浴びて汗を流す事にした。そして、浴室から出た後は2人でベッドに入り眠りにつく事になる。
真奈美は俺の腕枕で寝ているのだが、彼女の温もりと柔らかさを感じ幸せな気分に浸る。
だが、同時に無職である現状に不安を抱かずにはいられなかった。
「おやすみ……」
「うん……おやすみなさい」
そう言って俺達は目を閉じるのであった……。
翌朝、目を覚ますと隣では真奈美がまだ寝息を立てている。その寝顔はとても可愛らしくいつまでも見ていられる程だった。
「んっ……」
そんな俺の視線に気付いたのか、彼女はゆっくりと瞼を開いたのである。そして、俺の顔を見るなり眠たそうな顔で言ったのだ……。
「おはよ……」
「ああ、おはよう」
それから俺達は着替えを済ませてホテルを後にする事にした。そして、駅に向かって朝帰りしている最中も彼女は俺の腕に自分の腕を絡ませている。
「ねぇ……また、会えるよね?」
不安そうな表情で俺に訊ねてきたので安心させるように笑顔を作って答える。
「また会おうよ」
そう答えると彼女は安心したようで笑みを浮かべていた。駅に到着するまでの間も会話が止まることはなく電車が来るギリギリまで俺達は会話をするのであった……。
駅から家までの帰り道の途中で俺は、これからの事について考える事にした。
今日はハローワークに行って失業手当の手続きに行かないと……。
それで暫くは生活には困らないだろうが同時に職探しも、しないといけない……面倒くさいな。
だが、俺はまだギリギリ20代だ。まだまだ若いしやり直しは利くはずだ。取り敢えず、ハローワークに行ってから考えるか。
そんな事を考えながら歩いているといつの間にか俺が借りている賃貸マンションに到着していたのであった……。
家に帰ると朝食を摂り、髭を剃ってハローワークに行く準備をする。
そして、ハローワークに着くと窓口にいる職員から必要な書類等の説明を受ける。
「失業手当受給の為には離職票、マイナンバーカード、運転免許書などの身分証明書、通帳や印鑑が必要になります」
「えっ! 会社が倒産したから離職票は貰ってませんが……」
俺がそう言うと職員は呆れた顔をしながら溜息を吐く。そして、俺に同情するように語り始める。
「それは大変ですね……。まぁ……最低でも6か月分の給与明細書や雇用契約書、それや会社に勤務していた事を証明できるものを提出して下さい」
黙って聞いていると職員は更に淡々と話を続ける。
「倒産した場合なら離職票が無い場合でも、それらの書類で手続きが進められ事がありますので……暫く腰掛けてお待ちください」
「分かりました……」
「次の方どうぞ!」
俺は職員に言われた通り、腰掛けて暫く待つ事にしたのである。
座って待っていると、俺の横並びに1つ開けて座っている女に目がいったのである。
彼女の顔は美しく綺麗であるが表情には陰が差しており、その様子から察するに何やら落ち込んでいるように思える。
思い切って彼女に声を掛けてみることにした。
「あの……大丈夫ですか?」
俺が声を掛けると彼女は驚いたような表情を浮かべるがすぐに微笑んで答える。
「ええ、大丈夫です……」
その笑顔を見た俺は安心したものの1つ疑問が浮かぶのである。
職を失ったという原因もあるだろうが、何故沈んだ表情でハローワークに来ているのかという事を……。
そんな様子に気付いたのか彼女が理由を話し始めるのであった。
「……実は……会社をクビになったんです」
それを聞いて合点がいく。それで、彼女は落ち込んでいるように見えたのだろう。
自分の方は倒産での解雇で彼女は会社都合での解雇なのだ。理由は違うがお互い無職であり他人事ではなかった。
「それは大変ですね……俺の方は会社が倒産したんですよ」
そう言って自分の事情を話す事にしたのである。それを聞いた彼女は驚いたような表情を浮かべている。
「そうですか……私は会社から言われなき誹謗中傷で辞めさせられたんですよ」
彼女の話を聞くと、どうやら会社と折り合いが悪くて半ば強制的に辞職させられたという事だった。
「それってパワハラに当たるんじゃないんですか?」
俺がそう言うと彼女は首を横に振って悲し気な表情で否定する。
「ええ、けど結局辞める事になったのは……周りや、部署の人間、果ては会社の上の人間にも裏切られたから……」
彼女の話を聞いて事実かどうか分からなかったが一応、調子を合わせる。
「なんか、貴方も酷い目に遭いましたね……」
そう呟くと彼女も相槌を打って答えるのだった。その後、彼女の愚痴や不満を聞いていると担当の職員から呼ばれたのである。
「この書類に書いてください」
呼ばれた後、手続きの書類の説明をしてくる。そして、失業手当の手続きの説明を受ける事になる。
「では、今日から1週間の待機期間を終えれば失業手当が支給されます。それと指定日時の雇用保険説明会には必ず来てください」
一通りの説明が終わると職員は書類の書き方などを説明してくれる。
そして、最後に失業手当の手続きを行い給付の申請をして、座っている彼女の元に行く。
「じゃあ、お互い頑張りましょうね」
俺がそう言うと彼女は笑顔で答え顔を赤くし俯きながら囁く。
「そうですね、お互い頑張りましょう……あの~後で昼を一緒に食べませんか?」
そう言われ俺は一瞬、モテ期が来たかと勘違いするが、すぐに思い直す。今はスキルは発動させていないんだよな……。
きっと彼女は、お互い無職者同士で慰めようとしているのだろう……。
「ええ、いいですよ」
すぐさま返事を返すと、俺達は手続きを終えハローワークを後にするのだった……。