デュエマシティの安ホテルの一室。室内の空気は乾いていて、安っぽいLEDランプの光が床に落ちたシルエットを引き伸ばしていた。零がゆっくりと靴を脱ぎ、アクセサリーを順番に外していく。ベルト、ネックレス、指輪……そのすべてが無造作にベッドサイドのテーブルへ積まれていく。その指先は慣れているが、どこか焦っているようにも見えた。
「本当にこんな事になっていいのかなのだ……」
彼女は呟きながらも手を止めず、上着のチャックをゆっくり下げた。紫のタトゥーが左頬から鎖骨にかけて伸びている。彼女はその0のマークを軽く撫でると、ため息をついた。
「・・・それで、本当にこれが罰ゲームなのか?」
そう、プレイヤーは疑問と共に彼女、零に尋ねる。
今回、プレイヤーと行為を行う相手である零。
彼女の今の名前は世出原零であり、既婚者だ。
だが、彼女の夫は、仕事もそうだが、心酔しているルシファーに仕える為に動いている為、普段から欲求不満な状態が続いている。
それもあってか、彼女は時空を越えるというご都合主義のあるこのデュエマシティに遊びに来た。
それは勿論、自身が幼い頃に気が合った当時のプレイヤーに会う為に。
そして、それは。
「勿論なのだ、今回は私が勝ったのだから約束は守ってもらうのだ」
こうして、罰ゲームという形ではいえ、彼と交わる為に。
服を脱ぎ終えた零の裸体は意外なほど引き締まっていた。
彼女は恥ずかしそうに俯くと、そっと手で股間を隠した。
「準備はいいか? 零」
プレイヤーの言葉に彼女は顔を上げた。普段の自信に満ちた目が不安げに揺れている。結婚指輪が左手の薬指で鈍く光っていた。
「ああ、はじめるのだ。でも……優しくしてほしいのだ」
そう言って彼女はゆっくりとベッドに座り込んだ。紫の髪が肩からすべり落ちて、白い肌を際立たせる。左頬の0のタトゥーが照明を受けて微かに光っていた。
零の細い指がゆっくりと竿を包み込んだ。指先はデュエリストらしく硬く、カードを操るためのタコができている。その指の腹が亀頭のカリを撫でるたびに、プレイヤーの腰がわずかに浮いた。
「すごい……こんなに熱いのだ……」
零の舌が右耳の内側を這う。唾液の温度が鼓膜に直接届くようで、彼女の吐息が熱い蒸気のように耳穴を満たした。
「ふぅ……っ…」
零の囁き声が湿った息と共に耳の奥へ流れ込んでくる。それは敗北したデュエリストとしてのプライドを捨てきれずにいる彼女の葛藤を表すかのような声だった。
「こんな事……夫以外と……」
言葉の途中で彼女の手が上下運動を早める。親指と人差し指で作った輪が根元から先端へ向かって滑る度に、ペニスがびくりと跳ねた。
「でも……これは罰ゲームだから仕方ないのだ……」
言い訳のような言葉とは裏腹に、彼女の手つきは慣れていた。細長い中指が裏筋をなぞり、小指が睾丸を軽く持ち上げる。その技巧的な動きに、プレイヤーの呼吸が荒くなっていく。
「こんな風に扱われたら……我慢できないのだ?」
今度は左耳へ移動した彼女の舌が軟骨を甘噛みする。同時に右手が強く握りしめられ、ペニス全体が彼女の指の中で脈打った。
「私の……指で感じてくれているのだな……嬉しいのだ……」
零の声が少し上ずる。彼女の手がさらにスピードを上げるたびに、彼女の鎖骨のタトゥーが蛍光灯の下できらめいた。0のマークはまるでプレイヤーのペニスの形を映し出しているかのようだった。
彼女の手のひらは汗で湿り、その滑りがさらに快感を増幅させた。指の関節が浮き出るほど力強く握られた状態で、亀頭を優しく包み込むように撫でる。その動きはデッキをシャッフルする時と同じ精巧さを持っていた。
「これで……終わりなのだ……」
零が最後の言葉を囁くと同時に、彼女の爪が軽く鈴口をひっかいた。その瞬間、プレイヤーの全身が硬直し、白濁液が弧を描いて飛び散った。
「はぁ……」
零は呆然とその光景を見つめていた。彼女の左頬の0のタトゥーが、放出された精液によって一瞬だけ隠れたように見えた。彼女の手のひらには生暖かい液体がべったりとついていた。
「……すごかったのだ……」
零は小さく呟きながら、その手をしげしげと眺めた。その表情にはデュエリストとしての勝利の喜びと、妻としての罪悪感が入り混じっていた。
プレイヤーの荒い息遣いが安ホテルの薄暗い室内に満ちる中、零は床に跪いていた。彼女の細い指先が白く濁った体液で濡れそぼっている。紫のツインテールが肩から滑り落ちたまま、彼女は呆然とその手のひらを見つめていた。
「ふぅ……」
零の唇から漏れる吐息に混じるのは、勝利の余韻か罪悪感か。左頬の0のタトゥーがわずかに震えている。彼女はゆっくりと立ち上がり、ベッドに座るプレイヤーの正面に立った。
「これから……本番なのだ」
その声は小さく震えていた。結婚指輪が嵌まった左手が無意識に下腹部を押さえる。
「こんな……悪いことして……」
言い訳のように呟きながらも、彼女の右手がプレイヤーの肩に置かれた。その指先はまだ熱を持っている。零の体重が徐々に掛かり、プレイヤーは背中からベッドへと押し倒されていく。
「零……?」
「うるさいのだ……」
プレイヤーの耳元で零が囁く。彼女の鼻先が耳の後ろに当たり、甘い吐息が首筋に吹きかかる。
「これも全部罰ゲームの一部なのだ……だから……」
言葉の途中で彼女の舌が耳介を這う。唾液が滴る音と舌の振動が混ざり合い、湿った熱が鼓膜を満たした。同時に零の左手がプレイヤーの胸板を這い始める。指先が汗で湿った皮膚の上を滑り、乳首を探り当てる。
「っ……!」
予想外の刺激にプレイヤーの背中が弓なりになった。零の指が乳首を摘まみ、親指の腹で押し潰すように捏ねる。彼女の爪先が時折かりかりと引っ掻くような動きを加えるたびに、鋭い快感が走る。
「面白い……反応なのだ」
零は嬉しそうに囁くと、顔を乳首へと近づけた。唇が触れそうな距離で彼女の呼気が肌を撫でる。
「こんなに立ってるのだ」
言葉と共に零の舌先が乳首に触れた。最初は恐る恐る探るように。その温かく濡れた感触にプレイヤーの全身が粟立つ。零の舌が円を描くように乳首を転がし始めた。唾液のぬめりが伴って、快感が更に増幅される。
「ん……ちゅっ……」
零の唇が乳首を包み込む。口腔内の熱が直接伝わってくる。彼女の舌が蛇のように絡みつき、時には歯が軽く当たる。その甘噛みに近い刺激が新たな快感を呼び起こす。
「っあ……」
思わず漏れたプレイヤーの声に零の目が細められた。彼女は満足げに微笑むと、もう片方の乳首へと移動する。右手がプレイヤーの下腹部を撫でながら。そこでは既に再び硬さを取り戻したモノが主張していた。
「本当に……元気なのだ……」
零の指がそっとその先端に触れる。透明な液体が糸を引くのを確認すると、彼女は満足げに頷いた。
「じゃあ……そろそろ本番なのだ」
零は膝立ちになると、自らショーツを下ろした。そこには既に大量の愛液が染み出していて、糸を引いている。
「本当に……こんなに濡れてるのだ……」
自分の身体の反応に戸惑いながらも、零はゆっくりと腰を下ろしていく。ペニスの先端が入口に触れた瞬間、二人の息が止まった。
「んっ……」
零の細い指がプレイヤーの胸に食い込む。彼女の体重が徐々に掛かり、熱い肉壁が侵入を許していく。その内部は驚くほど狭く、奥へ進むごとに強い抵抗を感じた。
「くっ……ぁ…」
零の喉から嗚咽が漏れる。彼女の膣内は夫以外のモノを受け入れることに激しく抵抗しているようだった。それでも彼女は腰を落とし続ける。
「全部……入ったのだ……」
最後まで受け入れた零の額には玉のような汗が浮かんでいた。彼女の腹部ではプレイヤーの形がくっきりと浮かび上がっている。左頬の0のタトゥーが苦悶に歪んだ表情の中で微かに光っていた。
「動くのだ……」
宣言と共に零が腰を上下に揺らし始める。最初はぎこちない動きだったが、すぐにリズムが生まれた。彼女の肉壁がペニス全体を締め付けながら摩擦する感覚は言葉にできない快感だった。
「あっ……くぅ……」
零の口から抑えきれない喘ぎが漏れる。その声は普段の冷静な口調とは対照的に高く、甘く掠れていた。彼女の膣内では愛液が溢れ出し、結合部から粘着質な音が響く。
「すごい……気持ちいいのだ……」
零の腰の動きが速くなる。彼女の全身から汗が噴き出し、紫のツインテールが乱れて踊る。その様子はカードで言うところの「超次元ゾーン」を開いた瞬間のような開放感があった。
「んっ……あっ……」
零の喉から絶え間なく喘ぎが溢れる。彼女の膣内では強烈な収縮が繰り返され、そのたびにペニス全体を搾り取ろうとするかのようだ。結合部からは白く濁った愛液が溢れ出し、プレイヤーの下腹部を濡らしていく。
「ダメなのだ……イきそうなのだ……」
零の動きが不規則になる。彼女の絶頂が近いことを示すサインだった。その瞬間、プレイヤーの中にも沸騰するような衝動が込み上げてきた。
「零……もう……」
「中に出してほしいのだ……」
零の言葉と共に彼女の腰が最も激しく動く。彼女の膣内では熱い蠕動が起こり始めていた。その波に乗るようにプレイヤーは自身を解放する。
「っ……!」
熱い液体が奔流となって零の子宮へと注がれていく。彼女の膣壁はそれを歓迎するように強く締め付けた。
「あぁっ……!」
零の全身が硬直し、絶頂に達する。彼女の膣内では射精中のペニスをさらに搾り取ろうとするかのような痙攣が続いた。結合部からは白い精液が逆流してきて、二人の下腹部を汚す。
「はぁ……はぁ……」
長い射精が終わり、零はプレイヤーの上に倒れ込んだ。その体重が全身にのしかかる。二人の荒い呼吸だけが部屋に響く。
「まだ、まだっ続けたいのだぁ」