※この作品はR-18です。

首輪と僕の冒険物語〜モンスターと性交するとレベルが上がるってマジ!?〜   作:月の女神

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モンスター到来

 空は暗くて満月がない新月。寝室のベッドの上で、二人の男女が裸で抱き合っていた。

 

「んぁぁぁぁぁ……!ぎもぢぃぃぃ……♡♡ぉほぉぉぁぉぉ……♡♡♡あ、やぁぁっぁ……♡♡」

 

 白髪の男の下で、金髪の女が甘い声で鳴いた。大きな胸も上下に揺れる。

 

 男のペニスが膣内に入り込み、引き抜くと泡立った愛液がまとわりつく。彼女の瞳は快感からか蕩けていた。

 

「あんっ……♡んんんっ……♡レオンんんんん〜♡♡♡」

 

 甘い嬌声を上げながら女は男に抱き着いた。柔らかい胸を胸板に擦りつけ、硬く勃起した乳首を擦る。すると男は顔を緩ませた。

 

 そしてお返しと言わんばかりに腰の動きを激しくさせる。ベットは軋み音をたててギシギシと揺れ動いた。彼女の膣内で射精する。女も潮を吹いた。

 

「あ゛ぁぁぁぁ……!!!あん……♡」

「ふぅ……」

 

 息を吐きながら肉棒をゆっくりと引き抜く。するとヒクつきながら収縮して粘っこい液体が零れてきた。その光景を見て満足げな笑みを見せていたが、すぐに表情を変えた。

 

「ねぇ……まだ物足りないよね?ほらもっとしようよ?」

 

 そう言って上目遣いで見つめてくる少女に対し、少し困惑した様子を見せた。しかし断ることなど出来るはずもなくそのまま再び行為を行なうことにしたのだ。

 

 二度目のセックスが始まると、さっきよりも激しいピストン運動が始まった。パンッパァンっと肌同士がぶつかり合う音と共に喘ぎ声が大きくなる。

 

「ああっ……!あっん……!ああっ……!」

「はぁ……はぁ……!」

 

 荒くなった呼吸を整える暇もなく、繰り返される抽挿により思考能力さえ失われていった。

 

 ただ一つ確かなことは今この瞬間だけは幸せだということだろうか。それとも単純に気持ち良いからなのかもしれない。

 

 どちらにせよ、二人の関係性は良好だった。あの時までは。

 

 

◇

 

 

 赤い月が浮かび、紫色の空の下。真っ暗な場所に浮かぶのは古びた城。西洋風の城の窓の一つに灯りが灯っていた。

 

 そこには角が二つ、蝙蝠のような翼が生えた魔王が椅子に座っていた。彼女の手の中の水晶には、今の地球と昔の地球が映し出されている。

 

 100年ほど前の地球は緑が豊かで、川や海が綺麗だったが、100年後にはたくさんの建物が立ち並び、森が減少していた。川や空気も荒れ果てており、そこら中が汚染されている。

 

 魔王は呆れ果ててしまう。

 

「この地球はとても綺麗だったはずだ。人間が増えすぎたあまり、環境を破壊してるわね」

 

 そう怒り気味に言うと、彼女はあることを思いつく。人間を減らし、モンスターに従順になれば自然が豊かになると。

 

「ふふ。たくさんモンスターを送ってあげなきゃね。苦しむといい」

 

 魔王はそう笑いながら告げると、部下に命令しモンスターたちを洗脳。彼らを人間だけを攻撃・服従するようインプットし、人間界へ送っていく。

 

 人間界の空に大きな穴が開き、モンスターたちが次々と放出される。モンスターは人間より大きく、とても強かった。

 

 人間は筋肉質のモンスターに捕まって、潰されてしまう。粉々になって内臓が飛び出る。そしてモンスターたちはそれを美味しそうに食べるのだ。

 

 殺すだけではない。モンスターたちは気に入った人間を見つけると、首輪をつけて服従していく。首輪をつけられた人間たちは逃げることもできず従順になり、その代わりに魔法が添付される。

 

 魔法が使えるようになるのは、魔王の気遣いからである。しかし魔法をたくさん使うと発情してしまい、モンスターと性交することになる。そうすることでレベルが上がり、魔法の力が強くなっていくのだ。

 

 つまりモンスターを潰したとしても、経験値とHPは上がるが、攻撃・魔力・速度は上がらない。

 

 ただ、モンスターに攻撃されたら話は別だ。自分では治せなくなり、モンスターに舐められることで回復。感度が媚薬の10倍もあるので、快感も増していく。

 

 舐められても回復しない傷は、自力で治すか医師に診てもらうしか方法はない。直せるかは別だが。

 

 魔王は、殺され堕落していく人間たちを見てゲラゲラと笑っていた。彼女の思惑通りである。

 

 レオンもその犠牲者の一人だ。

 

 彼は学校帰りにモンスターに襲われた。学校から帰って姉のところへ行こうとしたら、首輪をつけられてしまう。最悪だ。

 

 初めその首輪が何かわからず困惑したが、目の前にモンスターが立っていた。目がたくさんあって巨大な体。毛むくじゃらで角が一本生えている薄気味悪い生き物だ。

 

 レオンはそのモンスターに逆らってどこかへ行こうとしたが、電気が流されてしまう。ビリビリと音を立てて感電し、白い髪が散り散りになる。

 

 モンスターは地の底から響くような低い声をかける。

 

「お前は今日から俺のものだ。逆らうと電撃が走るぞ」

「ふざけんな!!俺は絶対従わな……ギャァァァァァ!!」

 

 叫び声をあげて電撃を喰らってしまう。もうこんな痛い思いをしたくないので、レオンは逆らうのをやめた。目から涙を流し、手を合わせて膝をつく。そして無様にも助けをこう。

 

「ごめんなさい。もう逆らいませんから……」

「それでいい。お前のような可愛い男の子が好きなんだ。さあ、お前の望みはなんだ?」

「望み……?」

 

 そんなのは一つしかない。

 

「僕の望みは姉ちゃんを助けることだ」

 

 レオンの姉は未知の病気にかかってしまい、地元の医師には治せない。貴族階級の医師は腕が良い者ばかりだが、金のない村人や市民は相手にしない。治せる人は誰もおらず、今でも苦しんでいる。

 

 その旨を話すと、化け物は優しい声で呟く。

 

「それなら『フワリ草』が一番効く」

「フワリ草?」

 

 聞いたことのない名前の薬草だ。そんなものがあるのだろうか。疑問に思ってしまうが、モンスターの話をきちんと聞く。

 

「どんな病気でも治す青い花を咲かせる薬草だ。そいつがあれば助かるかもしれん」

「よし、今すぐ行こう!」

 

 そう意気込むがモンスターは首を振る。

 

「そこまでいくには、たくさんのモンスターが生息している場所に行かないといけない。そのほとんどは首輪をつけたい相手が見つからなかった奴らばかり。レベルを上げないと」

「上げるにはどうするんだ?モンスターを倒すのか?」

「モンスターを倒すと、HPと経験値が上がるんだ。それ以外を上げるには……」

 

 そうニタニタした表情で話すと、レオンの尻を揉んでくる。そしてアナルあたりを触ってくる。ビクッと跳ねてしまう。

 

 彼は顔を少し赤らめて、手を叩く。そして、大きな声で吠える。

 

「そこいじんなよ!!俺にはルリっていう恋人がいるんだから!!」

 

 レオンには、金髪のルリという女の子と付き合っており、まだ妊娠はしていないが、二人との子供がいつか欲しいという願望があった。

 

 だから、こんなところで屈服している場合ではない。ルリのことはとても愛しているし、大好きなのにモンスターはそれらを全てなかったことにしようとしている。許せない。

 

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