宇宙時代の百合カップルが男を挟みこんで妊娠するまで 作:白き飯
「あ、あの男性様? まだ妊娠の結果ははっきりしていないので、他の船員達に種付けをしていただければ……」
(まさかまたお呼ばれするなんて……)
女神のようなエルザが顔に困惑を浮かべ、ケントの要望にどうしたらいいか分からなくなる。
エルザにすれば様々な船員から生殖奉仕を受け、種付けを行っているケントが、態々自分を指名する理由が思いつかず、あったとしてもそれは妊娠していなかった場合の話だ。
しかし現実には、エルザを抱きたいとケントが訴えたため、彼女は困り果てながらも男性の要望を無視できなかった。
「その、生殖とか奉仕とか関係なく、エルザさんを抱きたい……じゃだめですか?」
「ふえっ⁉」
ストレートに求められたエルザの顔が一瞬で赤くなる。
生殖用の奉仕雌としてならいくらでも振舞えるが、女として抱きたいと言われるのは想定外の極みで、彼女は視線が定まらない程に混乱した。
「ご、ごめんなさい。やっぱり駄目ですよね」
「いえそんなことはありません! 光栄でございます!」
どうもエルザを困らせたらしいと感じたケントが意見を引っ込めようとすると、彼女は全く何も考えずに脊髄反射で応じてしまう。
「ありがとうございます。それともう一つ、よかったらケントって呼んでほしいです」
「それは……はい。だん、じゃなかった。ケント様」
ほっと安堵したように顔が崩れたケントが、もう一つのお願いをした。
男性への奉仕が義務なエルザにとって、その名を口にするのは中々ハードルが高いものの、彼の柔らかい顔を見ると、ついつい言う通りにしてしまう。
(あう……これは……)
それと同時にエルザの胸がドキドキと高鳴り、膣内では愛液が急速に分泌されて、ケントを受け入れる体制を整える。
「それではケント様。どうか私をご堪能ください」
「あの、土下座と様付けは」
「これだけは作法なのでお許しを」
ふんわりとした、恋人しか見たことが無い笑みを浮かべたエルザは、服を即座に脱ぎ捨てて床に座り、プリンとしたデカ尻が見えるような土下座を披露した。
ケントは女性の尊厳が軽んじられる行為を思いとどまらせようとしたが、こればかりはエルザも譲れぬ一線で、やんわりと断る。
「では早速……」
膝立ちになったエルザはケントににじり寄ると、雄々しく反り返っている肉棒を注視する。
(皆が純潔を捧げているもの……)
数々の女を抱き潰している肉棒は、常に破瓜血を纏って純潔を食い荒らしている逸品だ。
その船員たち、エルザにとって家族とも言える者達を狂い鳴かせているものに対し、彼女は敬愛するかのようにゆっくり口付けた。
(マニュアルは……役に立たないわね……)
フェラチオという行為を一応知っているエルザだが、男性への奉仕として想定されているのは、小指ほどの肉棒をストローのように吸って舐め回すというものだ。
だが子供の腕はある一物を吸える筈もなく、エルザはとりあえず舌を突き出して舐めることにした。
(特別なにかがある訳じゃないのに、どうしてこんなに胸が高まるの?)
清潔を保っているため悪臭を感じない一物を舐めたところで、本来なら何かを感じる筈はない。
そう思うエルザだがやたらと唾液が分泌されて滑りが良くなり、胸は煩いくらいに鼓動を奏でている。
「エ、エルザさん……」
(ううううっ……ケント様……!)
その上、エルザは自信を見下ろしているケントが、くすぐったそうな。切なさそうな。そして快感を感じている表情を浮かべると、言葉では表現できないときめきを感じ、もっと気持ちよくしてあげたいという感情に突き動かされる。
「んちゅ。ぷちゅぅ。んれろぉ……」
エルザは逞しすぎる男根に舌を這わせると、時折啄んでキスマークを刻み込む。
その巨木が宿す熱量は圧倒的で、エルザの唾液で塗されると更なる血流が促されてしまう。
(これがフェラチオ……気持ちいい……)
冷凍睡眠前は手っ取り早く性欲をぶつけあっていたケントは、エルザの彼に気持ちよくなってほしい。でもやり方がよく分からない……。という初々しい性技に精神的な充足を覚え、慈しむように彼女の頭を撫でた。
するとおずおずと動いていたエルザの舌の動きが活発になり、血管の筋を舐め、エラの裏をほじくり、垂れてきた我慢汁を見つけると甘露のように吸い付いた。
「はー……はー……れろぉ。んちゅううう」
「うぐ⁉ エ、エルザさんそこは……!」
極上の美女による性奉仕に感じ入っていたケントにはまだ余裕が存在していた。しかしエルザの狙いがどんどんと下がっていき、玉袋を掬い上げるように舐めた後、とどめとばかりに吸引すると、流石に腰が引けてしまう。
男性最大の弱点を女にゆだね性奉仕を受けるのは、恐怖と共に背筋を震わせるほどの快楽を伴い、思わずケントの唇から涎が垂れる。
「はむ。あむぅ。ちゅう。ぺろ。んちゅ」
(ここに生殖液が……)
エルザの鼻息は荒くなっていたが、細心の注意を払い玉袋への愛撫を続ける。
最も神聖な精巣は女性を孕ませる源であり、その動きを促進すればするほど、自分は妊娠させられるのだという自覚が芽生えていた。
「んぶうううううう。もごっ。じゅるるるるるる」
しかし玉袋だけを重点的にするわけにはいかない。
エルザはだらだらと垂れ流しになっている我慢汁を迎え入れるため、大きく口を広げて亀頭に吸い付き、徐々に徐々に口内へと飲み込んでいく。
「ああ……エルザさん……」
ケントはその感動をきちんと表現する術が無かった。
彼女は膣と比べて明らかに柔軟性がなく歯もある空間なのに、可能な限り雄が気持ちよくなれるように舌を蠢かしているのだ。
「エルザさん出ます!」
「んぶぅ!」
精神的な充足で絶頂に至ったケントは肉棒を震わせ、エルザの口内に精液を解き放った。
すると彼女は貴重な精液を一滴も逃すまいと肉棒を更に咥え込み、ケントが思わず腰を引こうとしても、追い縋って最後まで奉仕を行なう。
「ぶむぅっ! ふー! ふー! あーーーーー」
結局精飲を続けたエルザは喉に絡みつく白濁液を嚥下し、それを終えると口を開いて、全て頂戴したことを証明した。
「エルザさん……」
「あふっ……ケント様ぁ」
このいじらしい姿にケントは、申し訳なさと感謝を伝えるため跪き、エルザとの視線を合わせて抱きしめた。
すると屹立した乳首ごと巨乳が押し潰され、女体の妊娠スイッチも入れられてしまう。
「ケント様、どうかベッドで横になってください。今日は私が性交を行わせていただきます」
「うん。お願いします」
潤んだ瞳のエルザが媚びると、ケントは頷いて従う。
雌としての欲求に抗えないエルザの奉仕が始まろうとしていた。