前にも言いましたっけ。
この小説の敗因
・攻め手主観
・受け手が男(男の娘でない)
・そもそも作者に向いてない
「自制……出来ないぞ?」
「必要ない」
体を反転させ、一刀の唇を奪う。私が腰に腕を廻すと、応えるように一刀も私をぎゅっと抱きしめた。
「んむ……はぁっ………ん……っ」
触れさせるだけの幼いキスから、少しずつ、互いを溶かしあい、絡ませあうように変化する。
一刀が時折もらす声が少年らしく、可愛らしい。息のために少し開かれた隙間に舌を滑り込ませ、所有権を示すように、届く限りのところを舐める。一刀は今、間違いなく私のものだ。
奥に縮こまっている一刀の舌先に触れる。ちらりと一刀に目を合わせると、こちらの意図を理解してくれたのか、ぎこちないながらも私の舌に絡めてうねらせた。
抱きしめる腕の力が一層強まって、全身で一刀を感じる。
「はぁ………んっ……ぷハ」
少しの時間で一刀の舌遣いは私のそれにしっかりとついてくるようになった。心が満たされるような甘いキス。
でも……そろそろか。いつまでもキスばかりしているわけにもいかない。絡ませあっていた舌を引き抜き、粘液の糸ができないようにして、ゆっくりと離れる。
「なかなか上手いやん……流石変態長」
「そんなことないよ。あわせるだけで精一杯」
「まぁ、確かにちょっと固さがあるなぁ」
「そりゃ、こんなに綺麗な娘にキスされたら緊張しちゃうよ」
「その綺麗な娘を、今から好きなようにできるんやで?」
湯船の縁に腰かけ、両手を広げて一刀を誘う。黒い瞳に微かに獣の光が宿り、すぐに跳びつく。
あぁ…………これは……喰われるな……。
誘い受けだし、それで良いのかもしれない。多少乱暴にされても構わない。初めてなどそういうものだ。涼しい顔で受け止めてやろうじゃないか。
「……っ!?………ぅん……」
予想に反して、優しいキスで、甘い吐息で、口内が満たされ、腰の辺りを柔らかく抱き寄せられた。胸の奥がきゅっとする。思わず声を漏らしてしまう。
軽く二、三度唇を触れ合わせ、首筋、鎖骨、胸へと移る。背に感じる一刀の腕の暖かさによって、予想以上の幸福感がもたらされた。
「がっつく前に……っ…口付けしたんは上出来や……くゥっ……!」
「キス、したかったから……」
再度唇を塞がれ、そのままゆっくりと押し倒される。
硬い床を気にしてか、片腕で手をつき、もう片方で私を支えて。丁寧に丁寧に。
「ふァ……ァ……ン…ん……!!」
肌の上を滑るざらついた、それでいて柔らかな舌の感触が私の意識を溶かす。
「聆……。すごく、綺麗だ」
「………知っとる……」
横から胸を包み込むように、やわやわと弄ばれる。
確かに快感はあるのに、もの足りず、さらに次が欲しくなる手つき。それが、期待するより少し遅いペースで、激しい物へと変わっていく。
一度も触れられてさえいないのに、胸の先端が硬く膨らんでいく。
焦らされている……。二十にも満たない少年に。
……一刀に主導権を持たせたのは失敗だった。
「ンぁっっ……クっ…まったく…この手管で女を何人泣かせたんか……」
「一人もいないよ……」
「天の国に愛人の一人や二人おったんやろ?」
「そういう浮いた話は一つもなかったよ。悲しいことに」
いや、絶対一刀が気付かなかっただけで、向こうでもギャルゲーでいう初期イベントぐらいは有ったはずだ。こっちだと何人だ?
快楽に押し流されそうになる思考を引き留めるため、無理にでも考えようとする。魏が十五人、蜀が……璃々ちゃん除外で二十…三?呉は……大喬小喬ってカウン
「んうぅっ!」
限界まで張っていた膨らみの頂上を吸い上げられ、舌先でころころと転がされた。もう片方も、掌で揉みしだかれながら、先端を指先で弾かれる。ピリピリとした快感が体中を駆け巡り、思わず背中を反らした。
この躰は感度が高過ぎる。
私の両手が所在なくさまよう。石の床を引っ掻いたり、ギュッと固く握ったり。なんだこの反応は?生娘か私は?
スッと口が離れる。体を横に向けられ、一刀が次に標的にしたのは……。
「なんで腋なんか……ひぅッっ」
「ンむ……ハァ………綺麗だったから、つい」
くすぐったいのか気持ちいいのかよく分からない。
継続的に胸も責められ、完全に体を抱え込まれる。一刀の手が下に伸びて、裂け目をなぞる。クチュリと水音がした気がする。
ダメだ……。このままでは一方的過ぎる。
「隊長」
私の声に、一刀が顔を上げ、手を止める。弛緩した体にグッと力を入れて上下を入れ替え、今度は私が一刀に覆い被さった。
「やっぱ、一方的なんは癪やわ……」
「お手柔らかに頼むよ」
冗談めかした口調で返される。吊り上げられた口元が気に入らない。
これ以上余裕を垂れ流されないようにキスで塞ぐ。次に耳元を一舐め。
一刀の身体が一瞬ぴくりと硬直する。
「んあっ!」
「くく……。耳、好きなん?」
口先で耳を食みながら、華奢な雰囲気の割に男らしく厚い胸板の上をさわさわと撫でて、その中心の縁をなぞる。さっきのお返しだ。
体の下の方でぴくぴくと跳ねるものがある。責めに迷いがない割に受けとなるとひどく脆い。
耳から唇を離し、指先に玩ばれ、ピンと勃った突起を、今度は舌でちろちろと刺激する。
「はぁ……っ、ふぅっ………」
片手を一刀の硬い竿にかけ、鈴口を親指でぐりぐりと円を描くように撫でてやった。どうやらなかなか効くようで、小さくない呻き声が聞こえる。
脚の間へ移動して、腫れ上がって震えるソレを真正面に捉える。
「………大きい……」
無意識にそう呟いてしまった。今まで敢えて意識しないようにしていたが、改めて目の当たりにしたその大きさに、半ば呆然とする。
え……これ、小柄な娘に挿れたら死なないか?
「……聆?どうしたんだ?」
上体を起こした一刀が不思議そうに訪ねてくる。
「え?……あ、あはは……あんまり立派やからちょっとびっくりしただけや。大丈夫大丈夫」
相手に心配をかけるなど情けないにもほどがある。息を一つ。
太腿の内側を口で愛撫する。赤黒いその頂点から、透明の液体が分泌される。それを塗り広げるように指先で捏ね回しながら、根本の袋を舐め上げ、つ〜っと裏の筋を舌先で撫でる。
そして、一呼吸ついてから、しゃぶりついた。
「く……っ!!ぅぁァァっッ……!!」
熱い……。
竿を両手で包み込み、これまた規格外に高いカリに唇を引っ掛けて亀頭だけ口に含んで舐め回す。強く吸ったり、舌が鈴口をかすたりする度にビクンと跳ねる。
次に根本からてっぺんまで舌を這わせて全体の滑りを良くして、今度はグッと深く咥え込んだ。舌を筋に添え、上顎の裏を先端に押し当てる。片手で根本を支え、空いた腕は一刀の腰に廻す。準備は整った。
そしてゆっくりと。……少しずつ速く。
「アアァァぁっッ!!聆……っ、それ、ヤバい………ッッ!!!」
少し角度を変えたりしながら、頭を激しく動かす。
内壁を擦る先端がパンパンに膨れ、舌に触る筋が太く浮き出る。
ただでさえ熱いソレが、熱の塊のようになる。その昂りに合わせて動きを速める。
「聆ッ……!出る………ッ!出る出る出る!!!」
頭をグイッと押さえつけられ、今までに無いほど深く突き刺さる。ぎゅぅっと舌の奥でダメ押しをした。
「〜〜〜〜っっう!!」
肉棒が一際大きく跳ね、口内に熱がぶちまけられる。経験したことの無い程の濃さと量。
思わず嘔吐きそうになるのを堪え、吸い上げながら引き抜いた。男の臭いが鼻から抜けてくらくらする。
お世辞にも美味しいとは言えないそれを、何の迷いもなく飲み下す。
演出やサービスではない。どういうわけか自然と喉が動いた。
「ふふっ……凄い味………」
「ごめんっ!口の中に出しちゃって……」
「ええわ。そんなんより……満足してもらえたか?」
「あぁ……。すごく良かったよ」
「でも、私はまだ満足してへんで?」
そっと一刀の胸を押して、仰向けになるのを促す。
素直に寝転がったその上に跨がり、秘部同士を擦り合わせるように腰をくねらせた。
今までの行為で既に湿っていたソコが、本格的にグチュグチュと水音をたて始める。一刀の方も再び膨らみ始め、ただ擦れるだけだったのが、秘裂にめり込むように変わっていく。
入り口の粘膜への刺激に吐息がもれる。芯を圧し潰すように圧力がか掛かると快感が背を駆け上がって脳を揺らすようだ。
でも、足りない。
本当なら指や唇や舌で可愛がってもらいたいところだが、そうすると一方的に際限なく果てさせられそうだ。
それは私のプライドが許さない。
「じゃあ、隊長。…………貰うわ」
割れ目の後方を先端に宛がい、ヌルりと滑らせて入り口にはめ込む。更に力をかけると鋭い痛みが走った。
人生二度目の"初めて"を、これから体験する。
指で慣らすことも、ローションなどで滑りを良くすることもしていない上、相手は三国平定の伝説。
相当な無茶だが……なに、腹筋と背筋を無機物でぶち抜かれるよりはソフトだろう。然るべき所に然るべき物を収めるだけだ。
一刀の肉棒の根本……陰嚢の更に奥、肛門の手前に指先を引っ掛けて押さえる。
ググっと一層大きくなるのが感じられる。元々大きいからもう今更気にしない。
「くぅっっ……!!」
一刀が快感に顔を歪め、低く呻いた。
……押さえとかないと衝撃で炎症とか起こしかねないからやってるんだが。その辺は……わからないよなぁ。
身体の力を抜いて、呼吸を整えて。一気に。
「っッ!! あ゛ァぁぁッッ!!!」
何か裂ける感覚がした。
一瞬遅れて刺激情報の塊が脳に到達した。
腹の中が焼け付くように熱い。
内臓を押しのける圧倒的な存在感。
痛みとも快感ともつかない、しかし他の全てが霞むほど強烈な感覚に脳が揺さぶられる。
「くっ……ハァ………さすがに……無茶……ック やったか……」
「聆の中……あったかくて、ぎゅうぎゅうに締め付けてくる……っ!」
一刀が目を瞑って、感触を噛みしめるように呟く。
「んン……それは………ッ、良かった……」
床に両膝と両手をついて呼吸を落ち着ける。
「聆、血が……!」
目を開けた一刀が驚いて声をあげた。
繋がったところに赤く血が滲み、愛液と混ざってぬらぬらと黒く光っている。
純潔を捧げたことを示す、……改めて見ると結構ショッキッングなものだ。
「……初めてやからな。血ぃぐらい出るわ」
「えっ!?」
「ん?」
「すごく上手だったから、てっきり経験した事有るのかと……。それにしても、良かったのか?俺なんかで」
「立場も頭も武も顔も性格も人並み以上。特に、誠実で優しい。何の問題が?」
「でも、これからどうなるか……」
「じゃあ後悔せんで良えように立派になってくれ。……動くで」
脚に力を入れてゆっくりと身体を浮かせる。
エラの部分がゴリゴリと内側を引っ掻くように刺激してくる。
入り口付近まで来たら、また奥へ戻す。
さっきは一瞬のことで感じられなかった、みちみちと肉を裂いて進む感覚が生々しい。
奥に着いてもまだ全て収まってはいない。そこから更に、子宮と内臓を押し上げてやっと一ストローク。
……処女の躰で良かった。ある程度成熟の進んだ躰ではポルチオですぐに果ててしまうだろう。
両手を一刀のお腹の上に乗せ、ゆっくりとグラインドをはじめる。
「ん……んっ………ハァ………」
あらゆるトコロをグイグイとかき回し、強張った膣内を解していく。
痛みが徐々に引いていき、代わりに快感が押し寄せた。最奥と内壁がグリグリと圧迫され、秘芯が擦れる。
躰の中の熱が上ずった嬌声として脱力してだらしなく開かれた唇から漏れ出る。
体の縦の動きを大きくして軽くバウンドするようにしていく。
粘液にまみれた肌同士がぶつかりあってたてる湿った破裂音も私を昂らせた。
肉棒が中でビクビクと跳ねるのが分かる。もう終わりも近い。
片手の指を一刀の指に絡めて手をつなぎ、少しずつ体重を後ろにかけていく。中の前側にかかる力がより強くなり、意識が霞むほどの快感が駆ける。
つないだ手をぐっと引くと、一刀はそれに合わせて体を起こした。さっきとは逆に、一刀が私にのしかかるかたちになる。
「隊長、きて……」
「あぁ……動くぞ」
身体を一刀に委ねる。
最初こそ恐る恐る探るようだった腰の動きも、だんだんと大胆に叩きつけるようなものに変わり、気持ちいいところを的確に突いてくる。
上手い……。溶けるような感覚が全身を満たしていく。
「あッンぅぅ……っ、ァ……」
「……っ……ふ、ぅ……!」
覆い被さるように、一刀が上体を倒した。どちらからともなくキスをして、抱き締める。
「聆、もう……っ!!」
「うッ、ン……」
動きが更に激しさを増していく。脚と背中が意思とは関係無しにピンと張り詰める。頭の中が真っ白に塗りつぶされていく。
「ーーくぅ!出るッッ!!」
「……っ!」
引き抜こうとした一刀の腰を、無意識の内に脚で抱え込んで力任せに引き戻した。
「あ゛っ……ァッぁっ!!」
「っうアッ!!」
バランスを崩した不自然な一突きに抉られ、快感が脳の処理容量を振り切った。
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「……ナカに出しちゃったけど……、大丈夫なのか……?」
床を流し、体を洗った後入り直した湯船で寛ぐ聆に尋ねる。引き抜こうとしたところを押さえられ、そのまま膣内に射精してしまった。
「あー、掃除しやすぅて良かったで」
「そういう問題じゃなくて……」
「どういう問題?」
分かってて聞いてるだろ。
「赤ちゃんとか……」
「大丈夫大丈夫〜」
酒を煽りながらヒラヒラと手を振って答える。
「そんな軽い感じでいいのか?」
「できたら産んで大切に育てるし、できんかったら今まで通り。それだけやん」
聆はことも無さげに言い放つ。でもそこには確かに真剣な響きが有った。……俺も覚悟を決めるべきだよな。
「……そうだよな。そのためにも早く平和にしないとな」
「そーやなぁ……。ところで、早速その戦いが迫っとるけど?」
「え?」
「耳、すましてみぃ」
言われた通り耳を澄ます。……脱衣場から真桜と沙和の声がする。
「な、なんで二人が!?」
「上がるん遅いから様子見に来たんちゃう?」
まずい……。このままだと絶対何かしらヤバいことになる……。具体的には、まずこの場で大騒ぎした後、女風呂に侵入した変態として城中に言いふらされる。事情説明とか無視で有ること無いこと言われる。落ち着け、素数を数えるんだ。
「そうだ、聆の様子を見に来てるはずだから、聆が脱衣場まで先手をとって行けばいいんだ」
「さすが冷静やな。ま、了解ー。じゃあしばらく息潜めて様子見てから出ぇよ」
聆が脱衣場に向かおうと立ち上がる瞬間、戸がガラリと開き、裸の真桜と沙和が入って来た。
「聆ちゃんの貸し切りって聞いたから入れてもらいに来たのー!」
「まだ時間あるや……んな……?」
真桜と目が合った。もう、いいや。逆に堂々としてればいいんじゃないかな。
「でももう時間的にそんなに長風呂はできないぞ? ふたりとも」
「もうちょい早よ来るんやったな」
聆が即座に調子を合わせてくれた。
「時間といえば隊長、書類の提出期限どないなん?」
「あ!そう言えば一つ明日提出のやつが有るんだった。じゃあ、俺はこれで」
本当はそんなものないけど。
ポカンとして突っ立っている真桜と沙和の横を通り過ぎて脱衣場に入り、戸を閉めた。……何とか成功……か?
実際の結果は?って?
……世の中そんなに甘くなかったとだけ言っておく。
「貴様達も黒歴史の一部となるがいい!!」