※この作品はR-18です。

試し読み集   作:片面ねこ

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ドキ!女だらけの惚れ薬温泉!前篇

※本作品の登場キャラクターはすべて成人です

※作品内のすべての行為は、当事者の同意のもとで行われる特別な演出です。

 

「兵藤さん……ですよね?手伝ってくれてありがとうございます」

「いや、大したことない!」

 

ゆらぎ荘の台所に、いつも着物を着ている、外見は13歳くらいの女性、実は1000年生きている座敷童子──仲居ちとせが宴会の準備をしており、そして短い髪を後ろに流した青年──兵藤聡がそれを手伝っている。

 

料理得意の冬空コガラシほど食材をうまく扱えないが、食器のセッティングや料理の位置の調整など、基本的なことはできる。

 

「お客様に手伝わせてすみません。まさかコガラシくんが急にバイトに行くことになるなんて……」

「あいつバイトが終わったらすぐに戻ると思うぜ。俺こそ連絡なしにいきなり来たどころか、仲居さんに俺の分まで用意させて悪いな」

「ふふ、全然大丈夫ですよ。既に人数が多いから、今更1人や2人増えてもたいした仕事になりません」

 

ある日の放課後、兵藤は気まぐれでコガラシが住んでいるゆらぎ荘を訪ねたくなり(そこにいる美女住人たちと仲良くなりたいという理由もある)、ちょうどその日もゆらぎ荘にパーティを開く予定があるので、コガラシもついでに兵藤を誘った。

 

ゆらぎ荘に戻ると、ちとせがパーティーの準備をしていたので、コガラシと兵藤も一緒に手伝った。途中コガラシの携帯に着信音が鳴る。その相手はコガラシの多くのバイト先、その一つの店長からだ。

 

「え?人が足りなくなったから、手伝わせてほしいですか?」

『いきなりなのは知ってるけど、助けてくれないか?』

 

いつもコガラシが世話になっている相手だけに、この頼みは断りづらい。コガラシは一瞬のためらいの後ようやく承諾し、ちとせに「バイトが終わったらすぐ帰るから、先に始めてください」と言って、すぐに行ってしまった。

 

結局、ちとせがパーティーの準備を終えるまで、兵藤に手伝わせてしまった。

 

「これでよし。兵藤さん、ありがとうございました」

「どういたしまして、パーティーが楽しみだな」

「あ、始まる前にゆらぎ荘を見て回るのはいいですが、女の子の部屋には入らないでくださいね 」

 

ここで、ちとせが思いついた表情でもう一言付け加えた。

 

「あ、風呂場にも入らないでください 、今女の子達が入ってるんです」

「風呂……」

 

そのキーワードで兵藤の想像を引き出す。煙の立ち込める温泉の中で、数人の美女が裸で湯に浸かり、湯気で髪を湿らせ、肌を紅潮させ、ぼんきゅっぽんの体をより一層セクシーに魅せて……

 

「……兵藤さん、聞こえましたか?」

「え? あ、はい、もうちろんです!」

 

妄想から現実に引き戻された兵藤は内心を隠すように慌てて立ち上がり、ちゃんとした一面(ちゃんとするかどうかは知らないが)を見せようと敬礼した。 ちとせは突然の奇行に少しびっくりしたが「コガラシくんの友達だから問題ないかも」と思い、それ以上追及しなかった。

 

その兵藤の人となりを一切知らない、コガラシに対する信頼だけで下した判断が、後にある事件を起こすということは、今のちとせはまだ知る由もない。

 

ゆらぎ荘の中を一人歩く兵藤はちとせのアドバイスに従い、宴会が始まる前にその内部を見ようとぶらぶら歩く。内装は宿泊客の快適性を考えて設計されており、よく見ると経年劣化による傷みはあるものの、窓から見える景色や癒しの温泉など、非常に高級感のある建物だった。

 

「コガラシがこんなところで幽奈さんたちと一緒に暮らしているなんて、うらやましいぜ…… 毎日楽しく過ごしているんだろうなぁ」

 

2階の一つの空き部屋の飾りを眺めて、こんないい環境に住んでいる友人がうらやましく思う兵藤である。いっそ自分も家からここに引っ越して、コガラシと同じようにバイトで宿泊料を稼ぎながら美女に囲まれの生活を堪能するかと半分本気で考え始めたところ──

 

「……ん?」

 

女たちの笑い声が兵藤の耳に届いた。耳を澄ますと、声が窓の外からだ。思わず気になって、窓の外を覗き込んでみると──

 

「おお……!」

 

下に露天風呂が見え、何人かが風呂に入っているのが見えた。温泉は特殊な成分を加えているのか、ピンク色を帯びている。

 

「ま、まさか雨野たちなのか?!」

 

会話の声と湯気の中にかすかに見える人影から、兵藤は風呂にいるのは学内でもトップクラスの美女、雨野狭霧だと判断する。ちとせがこの時間帯はゆらぎ荘の女性たちが風呂に入っていると言っていたので、その通りだと思ったのだ。

 

「まさかこの部屋が風呂の真上にいるなんて、覗くには絶好のチャンスだぜ!ただ……」

 

両手を窓枠に置き、体を前に乗り出そうとしているが、頭の中にちとせの言葉が浮かぶ。しかし女好きの一面が悪魔と化し、「部屋から見ているだけだ、風呂には近づかない、仲居さんの言いつけには背かない」と耳元で囁いた結果、自分の欲望に負ける口実を簡単に受け入れ、銭湯の中の楽園を垣間見ようと窓から覗き込んだのだ。

 

「く……湯気が多くてよく見えねぇ」

 

大量の水蒸気が浴場を覆っているため兵藤の視界は悪く、笑い声は聞こえるものの、視界に入るのはぼんやりした人影ばかりで、その人物のほとんどが温泉に浸かっているため、覗き見える部分がさらに小さくなっている。

 

「もうちょっと……もうちょっとだけ……」

 

もっとはっきり見ようと、兵藤は窓から体を乗り出し、目を大きく見開いた。思春期の欲望に駆られ、体操選手のように難しい技を披露したが、もちろん体操の訓練は全く受けていないので、こうやって後先と体の重心を考えず覗き込んだ結果──

 

「──あ」

 

兵藤の頭に「やばい」という思いがよぎる前に、体が重力に引かれて軒先に転がり落ち、数秒間空中に放り出され、下の浴場に向かって自由落下し、温泉に大きな水しぶきを上げて着水した。

 

幸い、落ちた場所には誰もおらず、誰かとの二次災害を避けることができたが、突然人が落ちる、しかも大きな水しぶきを上げた、誰にも気付かずにするのは不可能だ。

 

「ゲホゲホ……あいたたた……」

 

温泉を吸い込んで咳き込み、よろめきながら立ち上がると、1階からはよく見えない湯気に包まれた極楽浄土の風景が目に飛び込んできた。

 

外見は無邪気から色っぽいまで、さまざまな美女がタオルを巻いて温泉に浸かっており、その中には兵藤の知っている人もいれば、会ったこともない人もいた。

 

兵藤のクラスメイト、宮崎千紗希。

 

「誅魔忍」と呼ばれる特殊な忍者である雨野狭霧と雨野雲雀。

 

猫神様を宿した伏黒夜々。

 

元不良少女柳沢芹の後輩、轟紫音。

 

兵藤のクラスの担任教師、サキュバスの血を引く夢咲春夢。

 

大妖怪酒呑童子の末裔である荒覇吐呑子。

 

正体は黒龍神の尾から生まれた刀、神刀・朧。

 

妖怪大天狗の娘、緋扇かるら。

 

鵺の半妖、巳虎神マトラ。

 

狸の妖怪、信楽こゆず。

 

狐の妖怪、葛城ミリア。

 

座敷童子であり、ゆらぎ荘の管理人でもある仲居ちとせ。

 

あと兵藤は姿が見えないが、幽霊の湯ノ花幽奈も同じくこの場にいる。

 

総勢14人の女性たちは、思いがけない来客に遭遇して沈黙し、視線がますます顔色が悪くなる兵藤に注ぐ。

 

(や、やばい、殺される……)

 

兵藤が知っているのは同じ一般人である千紗希を含めた数名だけとはいえ、コガラシから聞いたところによると、ゆらぎ荘の住人はほとんど妖怪や特殊な身分を持つ者であり、当然その力は兵藤のような凡人とは比べ物にならない。

 

その部分を抜きにしても、人数の差を見ただけで、兵藤がどうなるかは言うまでもないだろう。

 

「ま、待て、説明させてくれ!これは不可抗力だ!」

 

命がけの覗き魔は犯罪者の言い訳を駆使してまだ悪足掻きし、その行動は女性たちの沈黙を破る契機となったのだ。彼女らはまるでお仕置きするかのように手を挙げながら、ゆっくりと口を開く。

 

「兵藤くん……」「男だ……」

 

(あ、終わった)

 

兵藤は自分の結末を悟り、頭の中すら走馬灯が浮かび始めたが、状況は予想と違っていた。

 

彼女たちの行動は、兵藤に制裁を加えることではなく、バスタオルを解いて、生まれたままの姿をさらけ出すのだ。

 

「「「ほら……こっち来て♥」」」

 

温泉のせいだけではないはずの顔の紅潮も、ハートが浮かぶ瞳の奥に燃える欲望の炎も、わずかに開いた赤い唇から吐き出される熱い息も、唯事ではない光景なのは目に見えている。

 

「ど、どいうこと──うわ!」

 

兵藤は何が起こったのか理解できないうちに、突然自分の服がズタズタになった。彼の服をズタズタにしたのは、朧の超高速斬撃である。

 

正体は神刀の彼女の腕を刃に変え、その斬撃スピードは剣の達人でも反応できないほど速く、気づいたときにはすでに終わっていた。

 

他のメンバーと同じように裸で、女性たちの美しい裸を目の当たりにした結果、男の生理現象──そう、彼の肉棒は自然にフル勃起していた。心なしかその分身はいつもより少し大きくなっている。

 

「兵藤くん……」「男だ……」

 

兵藤を知る人は彼を名前で呼び、そうでない人は男だと認識し、まるで蜜に集まる蜂のように彼に近づいた。

 

女に囲まれた楽園……兵藤にとって願ってもない夢だが、制裁を受けるどころか、妙に女たちに歓迎され、幸せよりも戸惑いの方が大きい。

 

この異常事態の中で、ただ一人意識を保っている人がいた。

 

「ん……あん……♥ ダメ……み、みなさんしっかり……あぁん……♥」

 

それは、仲居ちとせである。彼女だけは他の人のように兵藤にアプローチするのではなく、説得に徹したのだ。

 

とはいえ、ちとせも同じく頬を紅潮させ、目にハートが浮かび、息は荒くなる。右手で胸を揉みながら、左手で秘部をかき回している。明らかに正常な状態ではないのだ。

 

そんなちとせのかすかな呼び声は、異常になった人の耳には届かずのため、代わりに彼女は比較的冷静な兵藤に声をかける。

 

「ひ、兵藤さん、早くここから離れてください……んん……♥ 今の私達に近寄らないで……ん♥」

「仲居さん、これは一体……?」

「じ、実は……」

 

嬌声を抑えながら、ちとせは兵藤に説明する。

 

実はこゆずとミリアがゆらぎ荘の女将のコレクション、使用者の霊力を入浴剤に変換している液体を温泉に入れた。温泉がピンク色なのはその原因である。

 

しかし、その入浴剤は強力な惚れ薬であり、使った者が異性を見ると発情し、理性を蒸発させるほどの強い効果を持つ、幽奈たちの異常もそのせいなのだ。

 

ちとせは一番最後に温泉に入ったお陰で、他の人ほどの影響はなかったが、兵藤の姿を見た後に体も熱く疼きだし、彼とセックスしたいという衝動がどんどん湧いてきて、オナニーが止まらなくなってしまった。

 

最初、ちとせはこゆずたちを警告しようと思ったが、よく考えてみたら兵藤には風呂場に近づくなと言ったので、大丈夫だろうと思ったのだ。

 

その軽はずみな判断の結果が、今の状況を迎えた。

 

「だ、だから……はぁん……♥兵藤さんがここに居続けると……みんなが変になっちゃうから…………んん!♥♥」

 

ちとせがオナニーをしながら理由を説明し、同時に体内に蓄積された感覚が一段階を越え、軽いオーガズムに達した。上半身を前屈み、無意識に脚を閉じて、目を半分細め、口を少し開けた表情は朧げな色気を感じる。

 

「……ごくり」

 

目の前で裸の女性がオナニーしているのを見たのは初めてで、しかも彼女はイッてしまったのだ。沸騰した血液が下半身に集中するのを感じ、股間のものが苦しいほどバキバキになり、その中に隠されているものをすべて吐き出したくなったのだ。

 

「……はやく……出てください……兵藤さん……んん……♥」

「あ、ああ……」

 

そして、ちとせの言葉を理解したのか、本能に突き動かされたのか、自分を囲もうとする女性たちから離れ、目の前にいる可愛い女性のほうに移動したのだが……

 

「おわ!」

「きゃあ!」

 

途中、兵藤は突然足を滑らせて温泉の中に後ろ向きに倒れ、近くにいるちとせに湯をぶっかけてしまった。

 

「ゲホ、ゲホ……大丈夫ですか兵藤さ……ん……」

 

鼻に侵入した水を咳払いし、温泉で少し痛んだ目をこすりながら、再びちとせが顔を上げると、かける言葉は最後まで言えなかった。

 

兵藤は足をちとせの方に向け、仰向けに倒れていた。滑って頭を打ったのか、意識がない。

 

しかし、ちとせは今、兵藤の体調よりも、彼の股間にそびえ立つ物体に全神経を集中しまった。

 

男らしさの象徴であり、その主がさっき艶めかしい光景を目撃したおかげで既にギンギンになる。AVの竿役並みの太く硬い剛直は揺るがず、浮き出る血管は男の精力を示すかのように、心臓のように脈打つ。

 

一目見た瞬間、ちとせの子宮があれを求めるようにうずうずする。

 

(ああ……ダメ……)

 

ワイヤーの上を歩くようにかろうじて保った理性が、これをきっかけに崩れ始めていたのだ。ちとせはふらふらとした足取りで、兵藤の股間に近づいていく。

 

男根からわずか数センチの距離まで近づくと、そこからの匂いと自身の熱さで意識が朦朧とし、心臓の鼓動が早くなり、視界には勃起した肉槍だけが鮮明に映し出された。

 

──この槍に貫かれたら、きっと極上の快感を味わえるだろう。

 

そう思ったとき、ちとせの心にわずかに残っていた理性の灯は、膨れ上がる欲望の嵐に吹き消された。

 

(もう……無理……♥)

 

ハートが浮かぶ目には他の人と同じく欲望に満ちていて、彼女がかわいい舌を伸ばし、脈打つペニスにゆっくりと触れた。

 

ちとせの仕草に誘発されるように、他の女性たちも倒れている兵藤に近づいていく……

 

※

 

兵藤が意識を失っていたのは、わずか数十秒のことだった。

 

(ここは……)

 

目が覚めたら、まず雲の上に浮かんでいるような感覚を覚え、次に全身が柔らかいものに包まれるような感覚を覚えた。

 

今、温泉に浮かび彼は肉食獣の群れの餌食になったかのように、浴場の女性全員が兵藤の体に押し寄せて舌で舐め回し、14体の赤い軟体生物が彼の体を這い回る。

 

耳、首、肩、乳首、腹、太もも、ふくらはぎ、手足の指。兵藤の体は温泉に浸かっている部分以外、舐められていない部分はほとんどいない。

 

なかでも、そのうちの2人が舐める部位は特別だ。

 

「れろ……れろ……♥んちゅ……ちゅ……♥ちゅぅ……れろ……♥」

 

ちとせは理性を失ったからずっと兵藤の肉棒を舐めまわり、硬いチンポを大事そうに両手で握り、小さな舌で下から上へと何度も舐めている。

 

(チンポ……男のチンポ……)

 

ちとせは千年近く生きてきた座敷童子。その間に男女の交わりを見ることは何度もあった。その時は動揺で頬を赤くしながらも、物陰から静かに見守っていた経験が、ここで役に立ったようだ。

 

(確かこうやって……)

「れろ……れろ……♥ちゅばっ……れろ……♥」

 

とはいえ、その時は見つからないようにこっそり覗いていたため、多少曖昧な部分があるので、ちとせは不器用に同じ舐め方を繰り返すだけだ。

 

しかし、モテない男子には十分な快感だったようで、ちとせに二度、三度と舐められるたびに肉棒がびくびくするので、快感を得ていただろう。

 

もう一人、体の特定の部位を舐めていたのは千紗希だった。舌を出して兵藤の唇を舐め回し、舐めるだけでなく、自分の唇を兵藤の唇に押し当てて、ムラムラした表情を浮かべていた。

 

いわゆるキスだ。

 

「はむ……ちゅぅ……♥ちゅぽちゅぽ……れろ……ちゅぅ♥はむ……はむ……♥」

 

千紗希は兵藤の唇を柔らかい飴のように舐め、舌で唇の表面を撫で、透明な唾液を塗り込んでから、ぷりぷりの赤い唇が自分とは違う弾力のある唇を含む、優しく吸い、エロい水音を小さく啼かせた。

 

「ちゅぅ……れろ……♥れろ……ちゅぅ……♥ちゅ……ちゅ……れろ……♥」

 

しばらく吸った後、千紗希はゆっくりと舌を兵藤の口に押し込むと、唇の内側を優しく舐め、柔らかい舌先を唇と歯の隙間で往復させ、千紗希の唾液がゆっくりと兵藤の口の中に流れていく。

 

これは普段の千紗希なら絶対にしない大胆な行動だ。惚れ薬のせいもあって、千紗希は自分のキス──いつか恋人にする予定のファーストキス──を、やや微妙な友人、せいぜい同級生程度の男子にしたいという欲求に従って捧げた。

 

千紗希だけでなく、その場にいる女性全員が発情して判断力を失い、特別な感情を抱いていないはずの兵藤に積極的に奉仕してしまう。

 

(気持ちいい……何も考えられない……)

 

美少女・美女の集団に体を舐められ、手足の指を舐められ、男根まで舐められてる様子は男の夢のハーレム状態であり、ふわふわな快楽に浸っている。

 

見渡す限り女体! 女体!女体!視線を少し動かすだけで、違う大きさの胸やお尻が見えてくる。手や足、肩の柔らかい感触、唇にグミのような甘いものが優しく揉む感触、そして股間の分身のゾクゾクした感覚。

 

これが楽園じゃないと何か言うのか?

 

(これは夢か……?夢でもいい、目を覚ますな……)

 

兵藤は全く抵抗せず、快楽の泉に体を放り出し、その目にもハートが浮かび始める。彼もまた温泉の影響を受け、官能のことだけを考えていたのだ。

 

この入浴剤の効果は誅魔忍や妖怪など、超人的な人間でも正気を失ってしまうほど強力なもの、好色な彼はその強力な効果が抗うはずはない。

 

結果、この空間に漂い続ける淫靡な空気を止めることができる人は誰もいない。

 

「れろれろ……ちゅぅむ……♥れろ……はむ……♥ちゅ ……ちゅるちゅる……♥」

 

舌先はゆっくりとチンポの先端に移動し、時計回りに数回、反時計回りに数回、そしてまた時計回りに数回と、愛撫するように舌肉をチンポの先端にこすりつける。傘の部分が少女の唾液でテカテカになった後、ちとせはその可愛らしい口を開いて、亀頭をそっと口に含んだ。

 

(次は……こうして……)

 

曖昧な記憶に頼って、ちとせは先端を口に含んでゆっくりと頭を上下させる。

 

「ちゅぷちゅぷ……♥ ちゅぷちゅぽ……♥ ちゅぷ……♥ちゅぽ……♥」

 

ちとせの口では肉棒全体をくわえるのは難しいので、最初は先端だけ吸って、少しずつ慣れてきたらどんどん頭を動かしていった。

 

それでも、半分を入れるのはかなり苦労したようで、彼の男根の逞しさを物語っている。

 

彼女の性技は他人を覗くことでしか学んでいなかったので、目に見えない部分──つまり舌の動かし方については何も知らず、特別な技術もなく、ただ頭を上下に動かしてチンポに自分の唾液を少し付着させただけであった。

 

しかし兵藤は心地よさそうに目を細め、特にちとせが頭を上下に動かすと、偶然にも舌の表面が裏筋に擦れ、肉棒に快感をもたらす理由のひとつになった。

 

(ん?)

 

しばらくすると、震えが短くなり、ペニスが少し膨らんだように感じた。このあたりは、経験の浅いちとせにはわからなかったが、女の本能が薄々感じ取っているようだった。彼女は頭を早く動かし始め、そのままチンポに吸い付こうとした。

 

「ちゅぽちゅぽ♥ちゅるる♥ちゅるるる♥ちゅぽ、ちゅる♥ちゅる、ちゅる♥」

 

水と唾液が混ざった我慢汁が、肉棒を伝ってピンク色の温泉に垂れてくる。 温泉が体液で汚れても、ゆらぎ荘の管理人であるちとせは目の前のフェラに意識を集中させ、それに反応することはない。

 

(あ、何か出そう ……)

 

意識が朦朧とする中、兵藤は自分が絶頂することに気づかず、ただ下半身に溜まった欲望を放尿のような感覚で解放してしまう。

 

ぷしゅるるるるるる!

 

「うく!」

 

突然の射精にちとせは驚いて目を見開き、射精するまではまだ熱心に肉棒に奉仕していたので、彼女の狭い喉を通り、自然にお腹に落ちていくしかないのだ。

 

「ごく……ごく……♥」

 

ちとせは喉を動かして、口いっぱいに広がる濃厚な液体を一気に飲み込んだ。生臭い、ねっとりとした味はどう考えても飲み込めるものではなかったが、彼女はまるで銘酒を味わっているような恍惚の表情で飲み干す。

 

「ごく……♥ん……ちゅる……れろ……♥れろれろ ……ちゅぽ……ぷは……♥」

 

口の中の液体がすべて胃に集まり、鈴口の周りに付いた部分もきれいに吸い取ると、ちとせはぽうっとした表情で雄根を放した。

 

(これが男の精液……くせになりそう……)

 

喉に残るねっとりした感触が、ちとせの平坦な体を震わせた。もちろん寒さのせいではなく、嫌悪や拒絶といったネガティブな感情でもなく、快感による反応である。

 

その時、ちとせは突然脇に倒され、兵藤の股間に二人の人影が入り込んだ。

 

「れろれろ♥ちゅぽ♥ちゅぽ♥れろ、ちゅぽ♥ちゅぽちゅぽ♥」

「ちゅぽ♥れろれろ♥はむ、ちゅるる♥ちゅるる♥ちゅぽ♥」

 

侵入してきたのはかるらと朧。ちとせが兵藤の股間から離れた隙きに割り込み、ちとせに倣って男根に舌を這わせる。

 

口の中に何もない寂しさに耐えかね、相手が譲る気がないことを知ったちとせは代わりに兵藤の太ももの内側を舐めた。

 

兵藤の下半身担当が変わる一方で、上半身……正確には口の相手もさっきとは違う。

 

キスで満足し、兵藤の首筋を狙った千紗希の代わりは誅魔忍のツインテール女であった。

 

「はむ、はむ♥ちゅぽちゅぽ♥れろれろ♥ちゅぽちゅぽ♥ちゅぽ、れろ♥」

 

雲雀は兵藤の後頭部に両手を回し、情熱的に唇を重ねた。唇を味わうことに専念した千紗希とは違い、雲雀はまず舌を兵藤の口の中でかき回し、上下の歯列と歯茎の間を素早く往復して舐め、舌先を口の中で円のように描き、蛇のように積極的に兵藤の舌に絡ませた。

 

雲雀の口元から兵藤の口や顔に唾液が垂れても、彼女は勢いを止める気配がなく、長い断食の末にようやく食事ができたかのように目は半開きにしてうっとりしながら、兵藤の口を貪るように味わっている。

 

かるらと朧の真っ赤な舌が、脈打つ肉棒の上を滑るようにエロい軌跡を描く。おそらく自分でエロいことを勉強してきたのだろうが、完全素人のちとせと比べると、彼女らの舌は明らかに男性を喜ばせるための動きであった。

 

「れろ……れろ……♥ちゅぅ、ちゅぅ♥ちゅるる♥れろれろ♥」

「はむ……れろれろ♥ちゅるる♥れろ♥ちゅぅちゅぅ♥んちゅ♥」

 

肉茎を上下に素早く数回舐めた後、かるらはペニスに鳥のつつきのようなキスを数回し、艶かしいリップ音を立てながら舌先でいじり、フェラチオする。

 

その間に朧は片方の睾丸を口に含み、精子を溜めるの重みを口の中で感じながら巧い舌使いでシワを舐め、飴玉を舐めるように口の中で転がす。最後に頬を縮め濃厚な雄臭さと共に唾液を吸い、口を放してもう一方の睾丸を含み、今までしてきたことを繰り返す。

 

「れろれろ♥ちゅるる♥れろ……ちゅぽ♥ちゅる、れろ♥」

「れろ……れろ……♥ちゅぽ……れろ……♥れろ……んちゅ♥」

 

かるらは舌先で鈴口をいじり、舌肉をずるずると滑べながら、先端がわずかに割り目にいれて尿道を刺激する。ぷるぷる唇で亀頭を持ち、しばらく優しく吸い、舌が螺旋を描いて先端の周りになぞり、最後はカリ首にたまった汚れをなめる、上級娼婦のようなエロティックで気配りのあるやり方だ。

 

もちろん朧も負けずに陰嚢から舌を動かし、絡みながら上下に滑り、膨らんだ血管に沿って舌先を優しく撫で回し、根元まで行くと舐め返す。

 

その間にキスや唇との擦り合わせを挟み、間髪を入れずに流れるような動きで行われ、チンポがビクビクと震えた。

 

一見、2人が協力しているように見えるが、実は好きなところを舐めているだけで、もちろんぶつかることもある。

 

「れろれろ♥れろ、れろ♥れろれろれろ♥」

「れろ……ん♥れろれろ♥ん……れろれろ♥」

 

例えば先端を舐めながら、お互いがより多くのスペースを確保するために舌で競い合い、チンポの先端の小さなエリアを動き回って隙間を狙い、一見みると一緒に頂点を攻めているように見える。

 

「ちゅるちゅる♥ちゅるる♥れろれろ♥ちゅるるるる♥」

「れろれろ♥ちゅる、れろ♥ちゅぽちゅぽ♥れろ、ちゅぽ♥」

 

あるいは片方がチンポを独り占めしているとき、ちとせよりも豊富な性知識を駆使して、チンポを持ったまま舌を絡めて刺激し、チュパチュパと音を立てて頭を動かし、息を整えるために口を離すと、もう片方がその隙にチンポをくわえ、相手に負けないテクニックを活かしてフェラをこなす。

 

(お、おお……やばい、気持ち良すぎて、また来る……!)

 

かるらと朧が競い合っている動きは兵藤の射精欲を加速させ、特に二人が我先にチンポを咥えズボズボするときは、二人から出る温かく濡れたものに包まれる心地よさに兵藤は圧倒され、一度解放された衝動がまたあっという間に膨張していった。

 

「ちゅるちゅるちゅる♥ちゅぽちゅぽ♥ちゅる、れろ♥ちゅぽちゅぽ♥ちゅるる」

「ちゅぽちゅぽ♥れろ♥ちゅぽ♥ちゅるる♥ちゅるるる♥れろれろ♥」

 

(ダ、ダメだ、出る……!)

 

ぷしゅるるるるるる!!

 

かるらと朧が鈴口の周りの縄張りを舌で奪い合うと、男の欲望は頂点に達し、抵抗なく吐き出す。白い粘っこい液体が間欠泉を思わせる勢いでチンポからはじけ、ある程度の高さに登ったら四方八方に落ちていく。

 

「「ああ……♥」」

 

一番近くにいた二人はもちろん真っ先にやられたが、恍惚とした表情でそれをかわすこともせず、嫌悪感も抱かず、頭を上げて甘露のように白濁のシャワーを受けていた。

 

(ああ……これが男の匂いなんだ……♥)

(ちょっと変な匂いがする……でも不快ではない……♥)

 

かるらと朧は、顔や体についたザーメンを細い指ですくい上げ、口に含み、ゴクンと噛んで飲み込み、娼婦に匹敵する色っぽい表情を浮かべた。

 

その後、さらに数人の女性が兵藤のチンポにキスしたりフェラしたりするポジションを引き継ぎ、その情熱的な奉仕によって、完全に意識を取り戻して立ち上がるまでに、さらに2回も射精してしまったのだ。

 

しかし、女たちはまだ満足せず、兵藤をまるで極上の食材を求める狩人のように、その目をハートと欲望で輝かせていた。

 

そしてそれは、目にハートが浮かぶ兵藤にとっても同じなのだ。

 

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