※この作品はR-18です。

アラスカ極寒環境雪上戦IF   作:HighwayStar

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独房の中で目を覚ますミリンダ。
忘れられない夜が明け、再び地獄に引き戻された彼女は神の狂信者の首魁と対面する。



アラスカ極寒環境雪上戦IFⅢ

「んっ...」

 

 硬いベッドの上で金髪の少女"ミリンダ=ブランティー二"は目を覚ます。

 

(何か夢を見ていた気がする...)

 

 内容は思い出せないけど、とても幸せな夢だった事は覚えている。そして、寝起きでぼんやりしていた思考が戻ってくると共に彼女の昨夜の出来事がフラッシュバックしてくる。

 

「!!…んぐっ!」

 

 意識を失う前の凌辱の記憶が蘇り思わず吐きそうになったのをミリンダはグッと堪えた。

彼女が夢の内容を思い出さなかったのは正解だろう。ここは夢の世界とは真逆の地獄であり、神を崇拝する信心組織(狂信者)の本拠地なのである。

 夢から覚めたミリンダは今の自分の現状を確認する。周りを見ると恐らく独房の一室であろう事は分かったが、窓には鉄柵がついており扉も鋼鉄製で脱出は無理そうだった。次に自分の姿を見てみるが感覚で分かっていたが、やはり服すら着せてもらえず一糸纏わぬ全裸姿のままだった。ただ彼女の体や髪に付いていた精液や卑猥(ひわい)な落書きがキレイに無くなっている理由はミリンダにも分からなかった。考え込んでいると突然頭に痛みが走った。

 

「痛っ...」

 

 最初は寝起きのせいで思考が定まらないと思ったが頭の痛みはどうやら別の理由らしい。彼女の頭痛は昨晩の出来事による"二日酔い"が原因である。

 

===AM1:00頃===

 

 リーダーの男が自室に戻った後も彼の部下達は夜通しミリンダを犯し続けていた。

 

ジュポッ♡ ジュポッ♡

「あ..うっ...ああっ♡」

 

彼女の膣内を肉棒がピストンする度にミリンダの体が揺れるが、意識が無いのか反応が薄い。

 

「おらっ!寝てんじゃねえ!」

「ちゃんと膣内(なか)で受け止めろクソエリート!」

 

ビュルルルッ♡

「あっ♡んんっ…♡」

 

 男達が叩いたり性器へ膣内射精(なかだし)を決めても体がビクッ!と跳ねるだけでミリンダから面白い反応は得られなかった。

 

「しゃーねえ裏からア(・)レ(・)持ってくるか」

 

 男の一人が部屋の外から酒(・)瓶(・)をいくつか持ってきた、寒冷地で体温を上げる為の手段として使われているものだがその分アルコール度数も相当高い代物である。

 男がゆっくり彼女の傍に近づき、ミリンダの鼻をつまんで酒を一気に流し込む。

 

「んぐっ!!…ゲホッ!ゴホッ!」

 

 突然、液体を流し込まれ呼吸を止められたので流石に彼女も咳き込んで意識を取り戻したが、何故か頭は回らず体も火照(ほて)ってくる感覚に混乱していた。

 

「ふぇっ?わ..たし、なんれ?」

 

 言葉の呂律(ろれつ)も回らなくなってきた彼女を見て男達は満足し、再びミリンダに群がり始める。

 

「手枷が邪魔だな、外すか?」

「どうせ逃げられる状態じゃないから外して大丈夫だろ」

 

 この基地に来て初めて彼女の拘束が外されるが、そんな千載一遇のチャンスに気づかないぐらいにミリンダの思考は麻痺していた。

 

「そらっ自分で腰振れ!」

「こっちも手使ってしっかりしごけよ!」

「ひゃいっ!」

 

「おい!まんこ緩いぞしっかり締めろ!」

「はひっ!おまんこしめます!なかにだひてくださいっ」

 

 酔いが回った状態のまま男達の要求にも素直に応じてしまい、その後も騎乗位の姿勢で何度も腰を落として奉仕し、両手の肉棒から放たれた精液を顔面で受け止める等、少し前まで自慰(オナニー)すら知らなかった少女は一生分の性経験と淫語を覚えさせられてしまっていた。

 

 

=====================================================

 

「お酒を飲まされていたとはいえ、私..なんてことを...」

 

 昨晩の自分の醜態(しゅうたい)を思い出しミリンダは自己嫌悪に陥っていた。心の整理がつかない彼女の下へ扉を開けて「失礼します」と眼鏡を掛けた白衣の男がワゴンを引きながら入室してきた。突然の訪問に驚いたミリンダはとっさに自身の体を手で隠すが、白衣の男は特に気にした様子もなく彼女に語り掛けた。

 

「おはようございます、正統王国のエリート。本日あなたは司令官に面会の予定ですので、朝食とナノマシンの投与の為に伺いました。」

「ナノマシン…?」

 

 彼の言葉の中に不穏な単語があったので思わずミリンダは聞き返した。その反応を予想していたのか白衣の男は続ける。

 

「これは毒物や自白剤の類ではありません。貴方がこの環境に適応する為の補助をしてくれる物です。」

「…どういう事?」

「体内に投与した場合、こちらが処置しない限り体外へは排出されません。その代わり病気への免疫力と身体の体温調整機能を底上げする効果が治験で確認されています。司令官からの配慮だと思ってください。」

 

 怪しすぎる...。確かに魅力的な提案だがエリートとはいえ敵兵に対してこの待遇は流石におかしい。とても受け入れる気にはならなかったが、もしも殺すつもりならわざわざ説明等しないだろう。相手がどういう思惑なのかを知る為にもミリンダは投与を受ける事にした。

 

プシュッ

 

「っ...」

 

 男が用意した医療器具からナノマシンが投与され処置は一瞬で終わった。次第に体温が上がり、頭痛の原因となっていた二日酔いの症状も回復したので男の話が本当だと彼女は理解した。

 

「では私はこれで。30分後に迎えの者が来ますのでそれまでに朝食を終えてください。」

「待って!せめて服は着させて!」

 

白衣の男が用件だけ言って去ろうとするのでミリンダが慌てて呼び止める。

 

「残念ですが、司令官から貴方の衣類の着用は禁止と命令されています。脱走と武器の所持の防止の為だそうです。」

 

 もっともらしい事を言っているがどうやらここの司令官はミリンダを人間扱いする気は無いらしい。そうなると先程の司(・)令(・)官(・)か(・)ら(・)の(・)配(・)慮(・)も信じていいか怪しい物だが捕虜である彼女には受け入れるしかなかった。

 ミリンダは自分の身体や状況が変わっていくのを感じながらも白衣の男から朝食として出されたレーションを頬張る。

 

「…不味(まず)い」

 

 レーションの味だけは正統王国の物と変わっていなかった...

 

 

======================================================

 

 

「よお、よく眠れたか?」

 

 朝食を食べ終えたミリンダを迎えにあの時のリーダーの男が現れた。ミリンダは体を隠しながら男に尋ねる。

 

「…貴方が迎えの人なの?」

「ああそうだ、俺らの上官の所に案内するよう命令されている。」

「…分かった」

 

 ここで抵抗して相手の不興を買うのも良くないと思い、ミリンダは男に促されて後ろ手に拘束されて独房を出た。そんな彼女を見てリーダーの男は尋ねる。

 

「つーかその格好で行くのか?」

「貴方の上司の命令なんだけど...!」

「あー…」

 

 男の質問に不機嫌さを隠さずに答えたミリンダに対して男はバツの悪そうな態度をとっていた。独房で会った時から気になっていたのだが、私に対する風当たりが妙に柔らかい気がする...。昨晩の初対面時はお互いに最悪の印象だったと思うのだが?不思議に思いながら歩き続けると人通りの多い通りに差し掛かった。通りに出ると多くの信心組織の兵士達が歩いており、ミリンダの姿に驚きつつも視線は全て彼女の裸体に注がれていた。

 

「あれが正統王国のエリート...まだガキじゃねーか」

「だが良い体してやがる、エロ過ぎだろ」

「俺、昨日あいつのマンコにぶち込んだぜ」

 

「…っ!」

「止まるな!歩け」

 

 周りからの視線や嘲笑から逃れようと身をよじろうとするが、リーダーの男に制され再び歩かされる。周りの目もある為か先程までの男の軽薄な態度は鳴りを潜めていた。たくさんの兵士達から視姦されながらも何とか信心組織の司令官が居る本部棟まで移動してくる事が出来た。建物へ入る直前にリーダーの男が周りから聞こえないように彼女へ伝える。

 

(この扱いで分かるだろうが俺らの上官は選民思想の塊みたいな男だ。特に神を崇拝しない奴らはゴミだと思ってる。お前がもし人間らしい死に方をしたいなら下手な事はしない方が良い。)

「…!」

 

 何故そんな事を教えてくれるの?と彼女が問い返そうとしたとき。突然、男に対して怒号が飛ぶ。

 

「おい貴様!捕虜と無駄話をするな!ここから先は我々の管轄だ、さっさと下がれ!」

 

「はっ!申し訳ありません」

 

 リーダーの男と異なる身なりの良い軍服を着た衛兵が二人に詰め寄り引き離すと、リーダーの男はそれに従い来た道を引き返していった。ミリンダは衛兵に乱暴に拘束具を引っ張られながら本部棟の扉の中へ連れられて行った。

 扉が閉まる瞬間リーダーの男が振り返ると、何かを伝えたそうな表情をした彼女と目が合ったがすぐに扉は閉じられてしまった。

 …もしかしたら人間らしい状態の彼女を見るのはこれが最後かもしれない...そんな予感を覚えながら男は彼女が真っ当な結末を迎えられる事を静かに祈った。

 

 

=====================================================

 

 

 リーダーの男と別れて司令官室前の小部屋に案内されたミリンダは、そこで衛兵達から拘束を外され身体検査を受けていた。と言ってもそれは名ばかりの彼女を辱める為だけの行為である。

 

「んっ...♡」

「おい動くな!」

 

 衛兵達の手が彼女の胸・性器・尻を無遠慮に触っていく、裸の状態で武器なんて隠せるはずない事は分かり切っているだろうに、そんな事を考えながらミリンダは衛兵達の気が済むまで検査を耐えるしかなかった。

 

数分後...

 ようやく男達の気が済んだのかミリンダは再び手を頭の後ろに組まされて司令官室前に促された。扉の前に立つと「入れ」と声が掛かり、それに従った衛兵に連れられて彼女も部屋の中へと入室した。部屋の周りには衛兵達と同じ制服の兵士が囲んでおり、その中央のデスクに座る一人の男が居た。他の兵士達と明らかに異なる豪華な軍服を着た初老の男性だが、軍人というよりも教会の神父に近い雰囲気を纏(まと)っていた。

 

「初めまして正統王国のエリート、昨晩は楽しんでくれたかね?」

「っ!…趣味が悪い!」

 

 思わず叫ぶミリンダだが無理もない、昨夜の彼女を貶めた凌辱の宴の切っ掛けはこの男の命令である。命じた本人も彼女が凌辱される様子を楽しんでいたのだろう。叫ぶ彼女を後ろの衛兵が銃を突きつけ黙らせると、司令官の男はミリンダの全身を値踏みするように眺めて口を開く。

 

「昨晩の君の痴態は映像で見させてもらったが、正統王国もこんな淫(みだ)らなエリートなぞにオブジェクトの操縦を任せるとは堕ちたものよ...」

 

 あの地下室での様子を隠しカメラで覗いて楽しむ方がどうかしている!司令官の口上を聞きながらミリンダは内心怒りと恥ずかしさに心を震わせていた。そんな彼女の様子には目をくれず男は続ける...

 

「オブジェクトの操縦の最中に淫らな行為(オナニー)にでも耽(ふけ)っていたのかね?その様な小娘を乗せるから正統王国は敗北したのだな、ハハハハハ!」

 

 ミリンダが反論出来ないのを良いことに好き放題言う司令官の男に対して彼女は必死に平静を保っていた。

 

(大丈夫、こんな男に私の大切な仲間達の情報は絶対話さないから)

 

 怒りに震えながら改めて決意を固める彼女の姿を面白がった司令官の男は思い出したように言う。

 

「そういえば昨夜キミのベースゾーンが壊滅したと一報が入っていたよ、このような淫乱のエリートを祭り上げる部隊の末路としては相応しいと思わないか?なあ諸君」

「ハハハハハ!」

 

「嘘っ...」

 

 周りの衛兵達が同調して笑う中、ミリンダの心の中に冷たい殺意が沸きあがっていた。散々楽しんだのか司令官の男は踵を返すと「おい!部屋が汚れるからさっさとこの女を連れて、情報を引き出さんか」と近くの衛兵に命じる、次の瞬間...

 

「うああああああああああっ!」

 

 ミリンダは怒りの声を上げ、後ろの衛兵が腰に差していたサバイバルナイフを奪って司令官の背後に回り刃先を首元に向ける。当の司令官もそうだが周りの衛兵も笑っていた事で反応できず、気づいたのは司令官を人質に取られた後だった。

 

「貴様っ!」

「動かないでっ!」

 

 銃を構える衛兵達にミリンダは涙を浮かべながら怒鳴る。大切な人達がもうこの世に居ないという事実は受け入れがたい事だったが、それ以上にそんな優しい彼らを蹂躙したこの男達を絶対に許さないという思いが強かった。

 ベイビーマグナムに乗って戦っていた時でも感じた事の無い気持ち(憎悪)が今のミリンダを突き動かしていた。周りを囲う衛兵達が動揺する中、彼女にナイフを突きつけられている司令官は平静を装いながら言う。

 

「君に出来るのかな?であればそのナイフで私を殺してみるがいい」

「そのつもり!」

 

 この状況で自分を殺せるわけがないと男は思っているのだろうか?

 しかし、彼女はもう覚悟していた。殺せば自身も周りの衛兵に殺されることを承知の上でナイフを振りかぶる。司令官の表情が恐怖の色を帯びる中ミリンダはみんなの仇を取る為に男にナイフを突き刺した。…いや、突き刺そうとした。ナイフを持つ手が何故か男の一歩手前で止まってしまっていた。

 

「どうして?...何で手が動かないの?」

 

 動揺する彼女の隙を見逃さず、司令官の男は振り向きざまにミリンダを殴りつける。

 

「ぐふっ...!!」

 

 殴られた衝撃でナイフを落とし、仰向けに転がったミリンダの体を踏みつけながら平静を取り戻した男は種明かしをする。

 

「きっ...君へ投与したナノマシンがあっただろう?あれには他者への攻撃や自分への自傷行為をしようとすると脳から体を止める電気信号を発生させる効果があるのだよ。」

 

 つまり、ナイフを止めたのはミリンダ自身であり、同時に彼女の生き死にをこの男達に握られている事を意味していた。講釈を終えた司令官の男は、抑えていた態度が豹変しミリンダの体を怒りに任せて踏み続ける。

 

「この正統王国の魔女風情が!神の信徒であるこの私をよくも害そうとしたなっ!」

 

ガッ! ドカッ!

 

「うぐっ!…がはっ!」

 

 司令官の怒りに任せた蹴りを何度も喰らいながらミリンダは皆の仇を討てなかった不甲斐無(ふがいな)さと痛みによって再び涙を流した。彼女の柔肌全体に靴跡が刻まれていったが男の怒りは収まらず。

 

「おい!暖炉のア(・)レ(・)を持ってこい!」

「はっ!」

 

 命じられた衛兵が室内の暖炉から取り出したのは薪を火にくべる為の棒であるが、先端に歪な紋章のレリーフが取り付けられていた。衛兵からそれを受け取った男が歪んだ笑みを浮かべて説明する。

 

「これはな小娘。我が国の伝説で語られる邪教を崇拝した魔女の紋章だ。一般の家庭の中でも邪悪な物が宿らないように常に暖炉の火にくべるという習わしがある物でね、どうだ?熱そうだろう?」

「ひっ…!」

 

 司令官の意図を察したミリンダは、痛みを堪(こら)えて這いずって後ろの出口へ逃げようとするがすぐに周りの衛兵達によって地面に取り押さえられてしまった。抵抗する彼女の後ろから男が近づき...

 

「暴れるでない、狙いが外れてしまうだろう?」

「嫌っ!やめて!」

 

 背中に熱い熱気が迫り、そして...

 

ジュウウウウウウウウウッ!!

「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”っ!!」

 

 男が彼女の背中に熱したレリーフを押し付け、ミリンダは耐え切れず苦痛の叫びを上げた。その後、彼女の背中には信心組織の魔女の紋章が烙印の様に刻まれていた。

 あまりの常軌を逸した苦痛にミリンダはすでに意識を失っていた。その後ろで司令官の男が宣言する。

 

「情報を抜き取ったらオブジェクトの主砲に裸で吊るして凍死させるつもりだったが、この魔女には死による救済など生温(なまぬる)い!女として生まれてきた事を後悔するような生き地獄を味合わせてやるぞ」

 

 

=====================================================

 

 

 司令官の宣言から一時間後、本部棟の中央広場に設置された高台にミリンダは一人立たされていた。その周りをこの基地のほぼ全ての兵士が取り囲んでおり、異様な雰囲気に包まれている。

 間もなく、罪の無い少女を弾圧する為の"魔女裁判"が始まろうとしていた。

 

 




 一方、基地の外の山の中。ブリザードが収まったタイミングで信心組織の基地の様子を伺う二つの影が居る事に、この時は誰も気づいていなかった...。

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