同人エロゲの竿役(ふたなり)になっちゃった?! 作:銀✕字 星奈
。
「......」
「......準備整いました」
「うん......」
今動員可能な全てのサキュバスの配置が終わったことを告げられる。
しかし彼女はそこから動かない。
「......あの?」
「いや、出ていってよ! できないじゃん!」
あの、じゃないよ!
流石に見られながらするのは無理。
「そんな! もしユウリ様に何かあったらッ」
「何も起きないよ!?」
とりあえず扉の前で待機という妥協案は受け入れられた。
窓の雨戸のような物を全て閉めたため部屋はとても暗いが、サキュバスだからなのか不思議としっかり見えている。
むしろこれぐらいの方が多少興奮しやすいかもしれない。
さて、サキュバスのふたなりちんこは非常に敏感らしい。
どの程度なのかは想像もつかないが、気を付けないと扉の前やこの小屋の周りにいる奴らに声とか聞かれるかもしれない。
上に着ている薄く黒い布を脱ぐと、それがふわっと地面に落ちる。
この場に鏡はなく全体像は見れないが、想像で補われる。
「......ぬぬ? ......ふぅ」
黒い下着の様なそれの外し方に苦戦しつつも、ようやく全裸になった。
鼓動が速くなり、顔が熱くなっていく。今は自分の身体なのにいけないことをしている気分になる。
その場に座り込み、M字開脚とまでは行かないが体育座りで脚を少しだけ開いたような体制をとる。
緊張からか、凄くゆっくりとした動作になってしまった。
まずは胸を下から両手で持ち上げてみる。
今回の本題は弱点の危険性を知ることだが、本能には逆らえないのだ。
「......おぉ?」
巨乳ではないが十分な大きさから来る質量と柔らかさの感触。
夢にまで見た、と言うのは流石に大袈裟だが、確かにそれはおっぱいだった。それも自由にできるおっぱい。
軽く持ち上げただけだというのに、心臓の早鐘を打っていることが手からも伝わってくる。
手を離し、重力に引かれて落ちていくおっぱいの表面を、滑らせる様になぞりながら、膨らんだ先端に指を近づけていく。
見えるとは言え暗いことに変わりはないため、乳輪や乳首の色は分からないが、肌との明度の差的に綺麗なピンク色をしている様な気がする。
「っん」
少し吃驚したが、快楽に強いサキュバスだからなのか声を我慢するのは余裕そうだ。
単純に俺の触り方が下手なだけかもしれないが。
それから乳首を押したり、摘まんだり、抓ったり、引っ張ったり、引搔いたり、弾いたりと、思い付くことはやってみたが声が出るようなことはなかった。
なんなら徐々に慣れていって......
五分弱で飽きた。
確かに気持ちいいし、時間を掛けて開発とかすれば乳首オナニーだけで
なので、脚をさらに開いて次に移る。
軽く背中を丸めて胸の上から覗き込む。
まだ男性器は生やしていないので、そこにあるのはまだ伸び切っていない薄い陰毛と、その下に男性だった時には存在すらしていなかった割れ目が見える。
右腕を脚と脚の間に入れ、そっと割れ目の上、クリトリスのある位置にそっと触れる。
「っ」
そのまま秘所をなぞって行くと少しだけ指先に粘性のある液体が付いた。
今度は左腕を脚の間に突っ込み、右手の指の隣に左手の指を持ってきて、左右に秘所を開く。
「うわ......」
少しの水音を響かせながら開かれるそこはかなり見辛いが、今までモザイク越しでしか見たことがなかったそれは、少しグロい見た目をしていたが、確かなエロさも感じられた。
その証拠に再び鼓動が速くなり、全裸だというのに体が熱く火照っている。
そのままの雰囲気で右手の中指を膣に突っ込もうとして、止めた。
自分がしようとしていたことに気が付き驚愕した。
首を振って平常心を少しだけ取り戻し、俺は何をしようとしていた。と自問する。
多くの童貞が触りたいと思うだろう、おっぱいを触るのはまだ理解できる。だがマンコは別だ。
多くの童貞にとってそれは挿入したいモノであって、挿入されたいモノではない。
勿論女性になって挿入されたい男性や、男性のまま挿入されたい人など多種多様な願望を持っている人がいることも理解しているし、彼らを否定するつもりも一切ない。
だが少なくとも俺自身は挿入をしたいのであって、挿入されたいなどと思ったことは一度もない。
バチンと両頬を叩いて、切り替える。
そもそも本来の目的はちんこが本当に弱点なのか、弱点ならどれほど危険なのかを確かめることだ。
心まで女に染まって、女性としてのオナニーを楽しむことではない。
気を取り直して本題に入る。
まず生やし方だが、事前に
慣れれば大きさもある程度自由が利くようになるらしいが、サキュバスが初めて生やした時の平均長は、約15㎝。
日本人男性の平均である13㎝より少し大きいぐらいだ。
最初の平均時点で俺のより1.5倍近くあり、かなり期待ができそうだ。
と言うことでさっそく生やしてみる。
「ぅ、んあっ」
念じながら股間に力を籠めると、クリトリスのある辺りから伸び始める。その経験したことのない感覚に思わず声が漏れる。
だがすぐにそれを恥ずかしがるどころではなくなった。
ちんこの成長?は期待とは裏腹に、すぐに止まってしまったからだ。
測る手段がないので正確な大きさは判らないが、長さ太さは以前の俺のとほぼ変わらない。なんなら少し小さいような気もするが、期待の反動でそう見えるだけだと信じたい。
「......はぁ」
既に萎えはじめ、更に小さくなっていく。
それと同時に亀頭を皮が覆っていく。どうやら大きさだけじゃなく仮性包茎なのも一緒だった。
そんな落ち込んだ状態だったからだろう、この時の俺はもう弱点のことなどどうでもよくなっていた。
さっきのはフル勃起じゃない、きっとフル勃起したら。と言い聞かせて、無理矢理勃起させようと手を伸ばして握り、そして皮を剝いた。
「ッ!? 痛ッたあぁぁっ!?」
その瞬間、扉が開く音が聞こえた気がした。
「大丈夫ですかっ!? ユウリさ...... ま......?」
「ぅ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙......」
「もう...... あれだけ言ったのに、一気に剥くだなんて......」
「ぅぅ、まだちょっと痛い」
幸いにも痛みだけで、怪我はしていない。
しかしこれでちんこが弱点なのはよ~く理解できた。
一度剥けている包茎を一気に剥いただけでこれとは、少しトラウマになりそう。
「痛みはそのうち引きます。が、やはりふたなりおちんぽでのオナニーを、一からレクチャーしましょうか」
「えっ! そ、それは」
それは流石に恥ずかし過ぎる。
「でもふたなりおちんぽオナニーのやり方に自信ありますか?」
「っう、でも」
自信は粉々に砕かれて無くなったに等しい。
あんなに痛いのをどう触れば気持ちよくなれるのか、女性とする場合があるとしてどうやれば痛みなく挿入できるのか、皆目見当もつかない。
「では今後、ユウリ様がふたなりおちんぽオナニーをしない様に常にか監視します。私が離れる際は他の者に監視させます。ふたなりおちんぽ以外のオナニーは自由にしていただいて構いませんが当然監視付きです」
「うぅ...... わ、わかったから常時監視はやめてくれ」
やり方は解らず事実上のオナ禁、それに常時監視も嫌だ。
つまるところ選択肢などなかった。
「まず十分に興奮状態である必要があります。基本的にサキュバスのふたなりおちんぽは、包茎でも勃起すると自然と痛みなく剥ける性質があります」
「そう、なのか......」
と一瞬疑問に思ったが、そう言えば生やした直後はそもそも剥けていたし痛みもなかった。
むしろちょっと声が漏れたような気もする。俺的にはそれどころではなかったから、はっきりとは覚えていないが。
「ええ、なのでっ」
そう言いながら、さっと俺の背後に回り後ろから腕を通してくる。
そしてそのまま俺のおっぱいに触れた。
「ひゃあっ♡ ん、んぅ」
「ふたなりおちんぽオナニーの際は、おっぱいやおまんこから始めます、ってユウリ様はサキュバスにしては随分おっぱいが敏感なのですねっ」
自分で触った時と感じ方に違いがあることは知識としては知っていたが、想像以上で困惑しながら声を我慢する。
説明は辛うじて聞き取れてはいるが集中できない。
「ん...... んふぅ、んぅっ」
「んふふ。 声、我慢しなくてもいいんですよ?」
そんな風に耳元で理性を蕩かすような甘い声で囁きながら、乳首にも指をゆっくりと伸ばしてきた。
「うるさ、い... んっく♡ ッ」
触って貰えるのを今か今かと待っていたように、ツンっと勃った乳首に指が触れた瞬間、快感が走った。
触れそうになったところで食いしばったため、声自体は我慢できたが、そうしていなければ確実に出ていただろう。
こんな状況じゃなければ、俺が元の男のままなら、このサキュバスに全てを任せて、ある意味で幸せと言えるかもしれない腹上死を体験してかもと思う。
むしろサキュバスの女王、その補佐兼護衛を務める
「んふ、ぅぁ... んうっ!?」
左手が左胸から離れると、そのまま顔の方に向かって来て、俺の唇に指が触れた。乳首責めに耐えることに集中していた俺にとって全くの想定外の出来事。
俺の唇と歯はあっという間に開かれて、指が舌先に触れた。
「んんぅ、んぐっ、んんぁ♡ やぁん...♡ っく」
まさか噛む訳にもいかず、舌で抵抗を試みるも、反対の手の指で乳首を摘ままれ失敗。乳首責めに耐えようとすると舌が指に絡め取られ、口腔責めに耐えようとすると乳首を虐められる。
それは既に一方的な蹂躙と言える有様で、口を閉じられなくなった所為で声も我慢できなくなっていた。
「んあ、あぅ♡ ん... ちゅぱっ♡ っあ......♡」
突然指が口腔から引き抜かれ、乳首を責めていた手の動きも止まってしまった。
あと三分、いや二分もあれば
「っと、このように勃起と共に皮も剥けます。痛くなかったでしょう?」
「んぇぁ ぅん...... っはぁ、はぁ、はぁ......」
本当は胸のあとおまんこも責めるつもりでしたが、まぁいいでしょうこれ以上乱れられるとレクチャーどころじゃなくなりそうですし。
確かに皮は剥けて勃起状態になっていた。残念なことに大きさは生やした直後に見たの変わらなかったが。
その後何か小声で言っていたようだが、そちらは荒れた呼吸を整えるのに集中していて殆ど聞き取れなかった。
「で、ここからがふたなりおちんぽオナニーですか、そのまま触るのはダメです」
「ふぅ...... じゃぁ、どうすれば、いい?」
「唾液を掌の上に垂らして、親指と人差し指を重点的に塗り広げます。サキュバスの唾液は興奮すると粘性が増し、摺動性*1 が上昇し
と言いながら彼女が彼女自身の手に唾液を垂らしていく。
確かにローション並みかそれ以上の粘性があるのか、落ちるのがゆっくりで銀色の糸が落ち切るまで縦に伸びていた。
「また、サキュバス自身には効きませんが、人類には媚薬としての効果もあります。そして十分に唾液が付いた手で優しく触れます」
唾液まみれになり、ヌルヌルのテカテカとした手を見せ付けた後、彼女の手が俺の股間に向かっていく。
「んあぁんっ♥ あっぅぅ」
「このように優しく触れてから、亀頭に向かって唾液を塗り広げていきます。これはオナニーだけじゃなく、実際にメスに挿入する際も同様です」
「んぅ、ちょ、待って! あんっ、声。我慢できないっぃぃん♥」
今度は口腔を蹂躙されている訳でもないのに、口が閉じられず歯を食いしばることもできない。
ぞくぞくっとした感覚と共に、先ほど無理矢理剝いてしまった時の痛みからは想像もできない程の快感に襲われる。
最早口だけで声を我慢することなどできる筈もなく、手で口を覆うために腕を動かすことすらできない。
「ん~? そして、足りなくなったらさらに唾液を追加して、完全に唾液が広がり切ったら、ゆっくりと扱いていきます」
「ひんっ、あっ、ぁんっダメっ♥ それッ...♥ 気持ち、イッ♥ 良すぎぅっ♥」
ダメと言っても止めてくれる様子はなく、むしろ少しスピードが速くなった気さえする。
先程の乳首と口腔責めも凄かったが、これはその比ではない。
手が一往復する度に、まるで非常に敏感な女性の様に喘ぎまくり、体は少しでも快楽を逃がそうと悪足掻きをする様にガクガクビクビクと暴れてしまう。
「挿入する際も最初はゆっくり腰を動かします。ある程度気持ちよくなってきたら少しずつ早くして言っても大丈夫です」
「ダメっぅ♥ ぁぁ、速くっしちゃっあんっ♥ 大丈夫じゃにゃいっ♥ あっ、いやっ♥ あん♥」
掌が亀頭を擦る度に言葉を遮られ、既に言葉を発するのにも一苦労するような状態で、文法も滅茶苦茶になっている気がする。
それに男性、元男性としては認めたくないような惨めな懇願と喘ぎ声しか口からは出てこない。
「......可愛いですね。元男なのに、いえ元男だからでしょうか?」
「あぁん...♥ あっ、ああっ♥ んぅあんっ...♥ はっんぅ♥ ひん♥」
徐々に何かが股間に集まってくるような感触が、男性なら良く知っているそろそろ射精そうな感覚がくる。だがそれは良く知っている筈なのに、全く知らない体験したことのない快感を伴っている。
「どうです、痛みだけじゃなく、サキュバスのふたなりおちんぽが性的に弱点なのも良く分かったでしょう? ってもう
「とべて、とめてっ!♥ 分かった、ぁっからぁ♥ イッちゃ♥ こんなにぃっ簡単にんっ...♥」
確かに前の大きさも平均よりは小さかったが、決して短小と言われるほどではないと思っていたし、早漏でもないと思っていた。
前の体のそれは、終ぞその役目を果たすことはなかった。実際に挿入したら案外早漏だった可能性も否定できないが、少なくともこんなに早く
それが、体は違うとはいえこんなに喘がされて、こんなに簡単に
「
「んひぃっ♥ 速いぃ♥ あぁぅ...♥ イっ♥ あんっ♥ っあ♥」
甘く脳を蕩かすような声で囁かれながら、手の速度が更に速くなった。
もうここまで来たら、もうぱっと手を離そうが何があろうと、余韻だけでも
でも、しっかり最期までして欲しい。そう思ってしまった。
「だめ、
言葉ではそう言いつつも、脳はここで止められることなど微塵も考えていない。
完全に信用している訳ではないが、本当に止めることはないだろうと信じて、いつの間にかただ喘がされるだけじゃなく、煽るような甘い声になっていたその口でダメと噓を吐いている。
実際に駄目になりそうなほど気持ちいいのは確かなので、全くの嘘という訳でもないが。
それは行為中だけとは言えメス堕ちしてるに等しくて、後から死ぬほど否定したくなるような状況なのだとしても、今この瞬間だけは快楽に抗えないし、抗いたくもない。
「っんあああぁぁぁぁぁ......♥♥♥」
瞬間視界は白く染まった。
腰が浮き、背は反り返り、顔が上を向きながら、ビュルルっと
ガクガクっと震えながら頭と足だけで体を支えたのは一瞬だけ。
その瞬間、頭の半分程が柔らかい何かに包まれた気がした。
「っはぁ...♡ はぁぁ、はぁ... んあぁ...♡」
僅かに浮いた腰はすぐに地面に落ち、背後にいる彼女に凭れ掛かった。
彼女は確りと支えてくれて、今度は背中に柔らかい感触を感じたが、後頭部には何も感じなくなっていた。
顔を斜めに逸らしていたらしい彼女の声が右から聞こえてくる。
「とまぁこんな感じです...... んっ♡」
不意に彼女の右手が、俺の左頬に添えられ力を加えてくる。
完全に力が抜けきった俺は抵抗することなく、顔の向きを変えるとそこには彼女の綺麗な顔があって。
「んぅ?!♡」
所謂口付け、キス。というものをされた。
「ちゅぱっ...... ふふっ真っ赤赤ですっ」
「ぁ...... えっ......」
唇と唇が触れ合うだけの、数秒にも満たないものだったが、ここまでの行為も合わせて、顔を赤く染めるには十分過ぎだった。
疲れて眠ってしまったユウリ様を寝かせ、外に配置したままの部下は数名を残して、哨戒部隊を編成し直した。
その後二人のサキュバス・
今回哨戒部隊の隊長には彼女たちではなく、サキュバス・
「なったばかりとは言え、サキュバスにしてはおっぱいもそこそこ敏感とはね。だとするとおまんこも?」
「ええ、おまんこは直接確認した訳ではありませんが恐らく」
「元男だからなのかな? それともそういう体質なのかな?」
あるいはその両方か。
ユウリ様はお認めにはならないかもしれませんが。
「まぁ早めに知れてよかったです」
「ですね~」
「ええ、本当にです。人類にも強者はいますし、ユウリ様のサキュバス・
ふたなりおちんぽは自由に引っ込めらるのであそこまではならなくても、それに近い状態になる可能性までは否定できない。
「それに人類だけではありません。ユウリ様の同郷の方々も」
ユウリ様は彼らのことを全く警戒していない訳ではなさそうだが、とは言え最初から疑うつもりもないだろう。
「ユウリ様のお食事の際も、やっぱり護衛を付けたほうがいいかな?」
「ええ、そうしましょう」
しっかり拘束してあるとは言え、何かの拍子に外れたり、引き千切れないとも限りませんからと、私たちがしっかりとお守りしなくてはいけないことを再確認した。
「それにしても......」
「うん......」
二人がユウリ様の寝顔を覗き込む。
「すっごく可愛いですねっ」
「ホント、
私たち三人の感想は全会一致だった。
最も、ユウリ様がこの話を聞いたら全力で否定しそうですが。
この世界にはインキュバスはいません。サキュバスとインキュバスを合わせてふたなりサキュバスです。
なのでふたなりサキュバスの媚薬唾液は性別関係なく効果があります。
気が付いたらHじゃないところで文字数が増えてしまいました。反省しています。
Hがこれだけだと物足りないというか、私自身全然納得できていないのでもうちょっと続けるつもりです。ですが更新ペースは徐々に落ちると思います。