同人エロゲの竿役(ふたなり)になっちゃった?! 作:銀✕字 星奈
気が付くと部屋の中で俺一人だった。
確か、っと記憶を思い出していく。
まず発売したばかりのエロゲを起動したらサキュバスに転生した。
「夢じゃ、なかったんだな~......」
部屋は俺の部屋ではなく、小屋のまま。
一応下を向いて体を確認してみるが、そこには変わらずおっぱいが存在していて、逆にちんこは消えていた。
そして、何故か服や下着は着ていない。
「んぅ? 何があったんだっけ......」
まだ完全には覚醒していないのか、頭がふらふらする。
確か目覚めてすぐ
それでその後
「それ、っで...」
昨日の醜態をはっきりと思い出して、顔が熱くなる。
耳まで真っ赤に染まっている気がした。
「...っっっっっぅ」
あんなにエッチな喘ぎ声を上げていたのが俺だなどと信じられない。
あんなに簡単に乱れていたのが俺だなどと信じたくない。
あんなにすぐ
その後き、キスされて指摘される程顔を赤くするとか......
「初心過ぎるだろっ、俺っ!」
確かに初めてだったけども!
その前にキス以上の
「ぅぅぅぅぅ」
感情に任せて、恥ずかしさを誤魔化す様に掛け布団を叩く。
「ふふ、お目覚めですか?」
「ぅひゃぁぁぁっ!?」
突如斜め後ろから声を掛けられ吃驚する。
凄く高い声が俺の口から出た気がしたが、気のせいだと思いたい。
「そろそろ夜食に致しましょうか」
「夜食?」
俺にとっては突拍子もないことを聞かれ、オウム返ししてしまう。
確かこっちに来た時は朝方か夕方ぐらいの明るさだったはずだ。
ここから窓を見て確認しようと試みるも、そもそもこの謎空間の空はこっちに来たばかりの時から既に真っ暗で、所々に謎の紋様があるだけだったので参考にならない。
「ええ既に深夜〇時ですので。夜行性であるサキュバスの食事は基本的に夕食、夜食、朝食の順に摂ります。なので人間的には昼食の位置付けになるのですが、ややこしいので呼び方は人類のもので統一しています」
つまり、こっちに来た時が夕方だったとすると、最低でも六時間以上は寝ていたと言うことだろうか?
途中で起きることも無く、こんなにも長時間の熟睡ができたのはいつぶりだろうか。
「ユウリ様は夕食*1 もまだなので、そろそろお腹が空いてきた頃合いだと思うのですが」
その時丁度、ぐ~っとお腹が鳴る。
既に恥ずかしい思いは十二分にしたし、今下半身は布団で隠れているとはいえ全裸なのだが、それでも恥ずかしいことに変わりはない。
なんなら全裸であることも合わさって、余計に顔が熱くなる。
「服はそちらに......」
彼女が差す方向を向くと確かに服は置いてあった。
畳んである黒いそれは相変わらず薄く見える。
恐らく実際にスケスケで、元男としては嫌でも下着を付けないと丸見えだ。丸見えと下着、どっちを取るかなんて当然決まっている。避けられない。
「......」
まず下の下着を手に取る。
こっちに来たばかりの時に付けていた物と同じかは分からないが、ヒップ部分が紐の様に細くて、前も後ろも殆ど布がないことは共通している。
むしろエロゲのサキュバスなことを考えれば、大事なところだけはしっかり隠しているから、まだマシと言えるかもしれない。
こちらは形は違えどパンツなので脚を通すだけだ。履くのに数秒と掛からない。
ただこのままじゃずり落ちそうな気がして不安だったため、ヒップの上の方に引掛ける様に履く。
うん、なんかこうなってた気がするしたぶん合ってる。
問題は......
「付け方は分かりますか?」
上の下着は何と言うか形状自体はそこまで複雑ではない。パンツと違って布面積も一般的なものと変わらないと思う。
ただ普通のよくある様なブラジャーとは違って肩紐ではなくて、首から吊り下げるような構造になっていることと、フックが無く、代わりに横紐とでも言うのだろうか、それを背中で結ばなくてはいけない。
「... 分からない、です」
後ろで結ぶのは、不格好になるかもしれないが出来ないことはないと思う。
ただ胸をカップに収めながら、締め付け具合を調整して結ぶとなると、多分相当てこずるだろうことは想像に難くない。
なのでそう素直に言うと、彼女は俺の服と上の下着を持って俺の後ろに立つ。
「では失礼して、まずこの紐を首に掛けて、横の紐を――」
「んっ...... ふ......」
ブラを着けているだけなのに、やっぱりさっきのことを思い出してしまう。
折角教えてくれているのに、話が殆ど頭に入ってこなかった。
「――で、最後にこうして終わりです。分かりましたか?」
分かったような分からなかったような......
そう言った訳ではないが、伝わった様だった。
「ふふ、分からなくても問題ありません。私が補佐官として毎日着けさせて頂きますのでっ」
そう言った彼女は、凄く嬉しそうだった。
それを見て俺は、どうにかして覚えないと、と思った。
その後、下着の上にスケスケの服擬き――こちらは肩紐に腕を通して、胸元にあるハート型の留め具に紐を引掛けるだけ――を一応着て、
目的の建物は歩いて二分も掛からない距離にあり、すぐに入口前に着いた。
入口の前に立つと、女性の喘ぎ声だけじゃなく、凄く美味しそうな匂いが漂っていることに気が付いた。
勿論それが普通の人間の食べ物ではなく、最初から捕らわれている女性達の濃密な匂いであるのだが、不思議なことに全く不快に感じない。
普通の人間の嗅覚で例えるならば目の前に高級ではないが、焼肉店が建っていてその入口から漏れる、タレと肉の焼ける匂いに近いかもしれない。
しっかりと口を閉じておかないと、涎が垂れそうだ。
だが中に入るとテーブルはなく、木製の壁で仕切られた簡素な牢に、縄で手首と足首を縛られた妊娠していると思しき女性、が敷かれた布の上に座り込んでいる。
その横には少し大きめのビーカーの様な容器が並んでいて、反対側の少し離れた場所に簡易のトイレと思しき蓋が閉めらている箱が置いてある。
繋がれた状態でどうやってトイレに移動するのかと思ったが、単純に食事時以外は縄を外しているとのこと。
レベルが1の建物はどれも同じような簡易トイレと、体を洗う用の水桶があるぐらいでレベルが上がれば階層が増えるだけじゃなく、こういう生活環境も良くなるらしい。
とまぁこのような牢が左右に五部屋ずつ計十部屋あり、全ての部屋に一人ずつ捕らわれている。
この十人の一人からサキュバスとしての栄養、つまり魔素を摂取する訳だが......
「......そうですねー、丁度空いているようですし、右側の手前から二番目の者などいかがでしょうか? 私的にはこの中で一番美味しかったですよ」
「っ......♡」
そう案内された牢にいたのは茶髪の巨乳美女の妊婦だった。
こちらを見ると少し恥ずかしそうにしながらも、何かを期待している様な表情は隠せていない。
「あぁ、またっ♡」
それにしても美味しそうだ。
早く食べたい。
そんな感想しか出てこなかった。罪悪感や忌避感などを少しぐらいは感じるだろうと思っていたから驚いた。
もう人間ではなくなってしまったのだと、本当の意味で理解した瞬間でもあった。
中に入って早速食べ方を教えてもらう。
本能や感覚がサキュバスのモノだとしても、俺の意味記憶は人間の時のまま変わっていない。
「既にユウリ様も確りと興奮しているようですし、そのまま唾液をおっぱいや、おまんこに掛けたり、飲ませたりした後、手や口などで責めて
道具で責めたりもしますが、まずは道具なしで
聴きながら座り込んだ女性に近付く。
「はぁ... はぁ... は、やくぅ♡」
今までどんな責めを受けてきたのかは知らないが、既に興奮していて息が荒くなっていた。
それに上目遣いでこちらを見上げてきて、急かされる。
「頂きます。んぇ......」
「っ... んっく♡」
少ししゃがんで涎を胸に垂らそうとすると、女性が避けることはなかった。むしろ涎が垂れる位置に口を持って行って舌を伸ばして、自ら飲み込んだ。
「ん、んぇ......」
今度は胸に垂らすのではなく、取られないように掌に垂らして塗り広げる。
その唾液で濡らした手を女性の胸に持って行って、下から軽く支えるように触れた。
「あぁんっ♡」
自分の胸を除けば、初めてそういう目的で触れたおっぱいは凄く柔らかくて、それでいて張りがあった。下から掌で救い上げる様に持ち上げれば、手の形に合わせる様に形を変え、その重みが手から腕に伝わる。
「んっ♡ あんっ、あっ♡」
手を滑らせるように撫で回した後、今度は掌の角度を変えて鷲掴む様にして、ゆっくりと揉み始める。
揉み始めたと同時に顔を胸に近付けて、その卑猥に勃起した乳首を舌先でチロチロと舐め転がす。
「あん♡ もっとぉ♡ 焦らさないでぇ♡ 強くしてよぅ♡」
「っ...... ぢゅぅぅ」
「あはっんぅ♥」
今までの責めはこの程度のモノじゃなかったのか、甘い声で強請られる。それがあまりがっつき過ぎない様にと無意識にセーブしていた俺を少しだけ、ほんの少しだけ苛立たせた。
左手の指の腹で俺から見て左側の乳首を転がしていたのから、爪で引掻く様にカリカリするのに変え。右手で俺から見て右側の胸を支えて、チロチロと舐め転がしていたのから、少し強めの吸い付きに変える。
「きたっ♥ ぁあん♥ あっイッ♥ ちくびイクっ♥」
サキュバスの媚薬唾液の効果もあってか、喘ぎ声が先程までより甘くなり、旨そうな匂いが微かに強くなった。
「イイっ♥ あっ、ああ♥ ちくびで、イっ♥ んいぃぃぃぃ♥♥♥」
「っんぐ!? ......んぅ♡ ゴクン」
吸い付いた乳首から何かがピュっと飛び出し、反対側の手で虐めていた方の乳首からも何かが飛び出て、指を濡らした。
その瞬間口の中に、味覚を刺激する何かが充満して、本能的にそして教えられた知識からこれが母乳と、サキュバスの栄養源であることを悟り、味を確認しながら喉を鳴らして嚥下した。
「おいしっ♡」
そう言いながら左手に付着した母乳と、彼女の胸に付着した母乳を交互に舐め取る。こちらも同様に凄く美味しい。
でも、まだ足りない。
それにおまんこの方の味も気になる。
彼女の正面から、体制を変え右隣に座り、左手を背中から通して左胸――先程まで吸い付いていた方の胸――を、右手で既にぐしょぐしょに濡れそぼっているであろうおまんこに手を伸ばす。
「あっ♥」
直接じゃなくてもいいことは先程実際に確認できた。だからいきなりクンニには移行せず手マンからすることにした。
それに後、二、三回程
「んあぁ♥ あぁ♥ あ、ぁんっ♥ あんっあ♥」
「ねぇ、貴女に過去はあるのか? 貴女はどういう風に堕とされたのか?」
中指を挿入して少し動かすだけで、くちゅくちゅっと水音が響く。
動かしながら少し気になったことを聴いてみた。俺以外のサキュバスは生成されたと言っていた。つまり生まれたばかり。
「わたしぃは......ぁぅ♥ あれ?♥ どうしてっ、こうなったんぅ♥ だっけぇ。わたしってんっ♥ 誰だっけ?」
そして彼女達捕虜もゲームで最初からいる。想像通り生成されたばかりで生まれたばかりの状態。
「そっか」
「やだぁ、気持ちよくなりたいのに思い出せないよぅ...... ぁあん♥」
「ん~んっ、聴きたいことは聴けたからちゃんと気持ちよくしてやる。んぅ...」
「ぁ♥ んひゃぅ♥ あ、あっ♥ ひんっ♥」
不安にさせた分、責めを激しくする。下手かもしれないがそこは媚薬唾液を垂らして誤魔化す。
おまんこを責めている手はそのままに、左手は引き抜いて、今度は右側の乳首を責める。その際手に唾液を足すのも忘れない。
「あっ♥ ぁ、あ、っあ♥ ぅん♥ くるっ♥ 大きいのっ♥」
また微かに、でも先程よりは強い匂いが広まる。さすがに二度目となれば、これが絶頂直前の兆候なのだと判る。
そして、いつの間にか乳首から母乳が微かに滴っている。
「んっ、ぇれろ♡ ......おいしい、
母乳を舐めとって、命令する。
「あっ、いぃっ♥ あっ、イッ♥ ィっぐぐうぅぅぅぅぅ♥♥♥」
その瞬間、母乳と潮がプシップシッと吹き出した。
急いで俺の右腕に付着した潮を舐めとりながら、まんこに口を近付けて思いっきり吸い付いた。
「じゅじゅっ!♡ じゅるっ♥ ゴク♥」
瞬間、口の中が濃厚で中毒的な味の汁で、鼻腔が発情した美味しそうで実際美味しいメスの匂いで埋め尽くされた。
これはヤバイと思った時には既に遅く。ほぼ無意識にまだ
「ぁああぁぁぁっ!♥ あぅまって♥ まだぁ♥ イってるっ♥ イってるからぁ♥ イぃぃっ♥」
「
まだ止めてあげない。まだ満腹には至っていない。
それに気持ちよさそうだから、偶に唾液を中指に付けて奥に奥にと塗り広げ、その後くの字に折り曲げて、気持ちよさそうな反応をするGスポットと思しき場所を重点的に責める。
舌はクリトリスだけじゃなく、その下にある尿道も責めたり、クリトリスに吸い付いたりと色々と責め方を変えていく。
「あぁ♥ おっぱいもなんって♥ ダメっ♡ はげしっぃ♥ しなひぃ、でぇ♥」
おっぱいという単語を聞き上に視線を向けると、そこには右側の乳首に吸い付きながら左側の乳首を手で責めている
俺の食事を手伝うためか、それとも見ていて我慢できなくなったのかは判らないが、とにかく俺は自分のことに集中するために視線を戻した。
「おっ♥ んうっ♥ そこっ♥ おぉっ♥ おぉっあん、あぁ♥ またぁ♥ またきちゃうぅん♥」
「ぅう♥」
まだ前の残り香が拡散しきっていないのに、次の絶頂の匂いが充満する。
呼吸するたびに御馳走の匂いがして、頭が脳内で分泌されまくるドーパミンでどうにかなりそうだと錯覚する。
「イっちゃえ、人間のメスっ♡ イけっ♡」
「ぅあ♥ ぉ♥ ぉ゙ぉ゙っ♥ あ゙っぁぁ♥ イ゙っ♥」
「
「お゙っまんこのっ♥ とこっでぇ♥
俺も再び命令しながらラストスパートをかけ、より速く責め立てる。
快感を逸らそうとしている彼女の体を俺の左手と、
「お゙っ゙♥ イグ♥ ぁ゙あ゙、イ゙ッ♥ っ゙ぐゔゔぅ゙ぅ゙ぅぅぅ......♥♥♥」
一際大きく体が動き、潮をプッシャー、プシップシィッっと勢いよく吹き出した。
今度は一滴も漏らさず口の中に出させることができて、達成感の様なモノも湧いてきた。味を堪能しつつ、少しづつ嚥下していく。
上を見上げれば
「ぁっ♡ はぁぁ♡ っんく♡ はぁ、はぁ♡」
「もう宜しいのですか?」
「あぁ、もうお腹一杯~、ごちそうさま♡」
そう言って立ち上がり考える。
サキュバスとしての味覚、嗅覚を味わって、人間の食事に戻れる気がしなくなった。勿論全く食べられない訳じゃないとは思う。
お酒などの嗜好品もあるし、普通の一般家庭料理なども偶に食べるのは悪くないと思う。
「私も御馳走様でした♡」
でも主菜、主食は
まだ、ふたなりとは言え女になったことには納得していないが、少なくとも淫魔、あるいは夢魔になったことは、否定のしようが無くなった。
「では、そろそろ出ましょうか」
「お前はいいのか? あと彼女は――」
「――私は既に済ませてあります。後片付けはここを任せている者が行いますので大丈夫です」
そう言って牢から出た数秒後に入れ替わりで、一人のサキュバスが牢の中に入っていった。
任せている者とは彼女のことだろう。
俺たちは彼女に任せて仮設小屋に戻っていった。
「あと、
「――それはいらないっ!」
サキュバスの食事と言えばね。
次回から暫くの間はエッチ無し回が続く予定です。