天花は気がつくと洞窟の中で天上にある鎖で吊され脚を縛られた状態だった。首には何らかの細工が施されている首輪をつけられており空間操作能力が使えず、力で外すこともできない。
「あっ起きた?」
目の前に無邪気に微笑む女性が現れた。雰囲気等からして間違いなく八雷神の一人。
天花は臆さず「何が目的なのかな?殺すなら早く殺したら?」と微笑み返す。
女は「流石は組長。死ぬことは怖くない・・・か。」と言いながら天花の豊満かつ形の整った胸を揉み始める。
「何?貴女レズなの?私はノーマルだから近づいて欲しくないんだけど。」と毒づく天花。
女は微笑んだまま「そうね。結論を言えば、貴女には死んでもらう。魔防隊への見せしめのため苦しんで、ね。」と言う。
天花は顔色を全く変えず「あっ、そう。殺すなら早k、ウグッ!」
天花の発言を遮り女は細身の剣で天花の引き締まった腹部の真ん中を串刺しにしていた。そして剣をひねりながら剣を前後へ動かし続ける。「ぐふっ!、あっ!、かはっ!」苦悶の声を上げ続ける天花だったが、やがてその声に笑いが入り始め
「・・・残念だけど、その程度じゃ私死なないんだよね。殺したいなら首を切断するとかしたら?」と挑発。
女はそれに乗らず「それじゃあ面白くないでしょ?・・・そろそろこの剣の力について気がついてもいいと思うけど」と返す。
天花は(・・・この剣何かがおかしい。・・痛みはあるけどダメージが少ない・・・、出血しているのに血が減った気がしない・・・。まさか・・・)
女は「気づいた?その剣は傷を負わせると同時にダメージを回復させるの。どんなに苦しくても死ねないの。気が狂うことも防いでくれる。」
女は続けて「この剣、何本でもあるの。貴女は何本目で「殺してください」って言うのかしらね!」と無数の剣を召喚し、それを自在に操り天花の肉体を貫き始める。
両腕と両太もも「ぐうっ!」脇腹の右から左へ「がぁぁぁ!」右背中から右胸へ「か・・・・あっ・・・」1時間ほどして天花の肉体を首から上以外に20本以上の剣が貫いていた。
「あはははは、まるで針山ね!」女は嘲笑するが、天花もおびただしい血を口から吐きながら微笑みを返す。
「・・・私に死んで欲しいって言ってたけれど、これだといつまでたっても死なないんだけど?・・・それに死ぬ覚悟はあるけど殺してくださいなんて絶対言ってあげない。私が失踪したら仲間達が私を探しにここに来る。・・・特に優希くんって子がいてね。私のこんな姿を見たら、彼怒り狂って貴女なんか殺されるだろうね。」と言い返す。
女は真顔になって異空間から袋を取り出す。「・・・ねぇ、優希くんって・・・これ?」袋から取り出したものに当初理解ができず「えっ・・・」という天花。
それが和倉優希の生首だと理解したとき「ああああああぁぁぁぁぁあぁあああああ!!!!」天花の感情は爆発した。
「殺す!殺してやる!よくも・・・よくもぉぉぉぉ!!!」
天花は腕を拘束している鎖を外そうとして思いっきり力を込め腕から血が流れる。全身を貫いてる剣からもおびただしい血が出るが天花の怒りは収まらない。
女は「あははは!そんなに力んだら、いくら何でも死んじゃうよ。そんなに死にたいなら・・・今すぐ殺してあげる。」女は指を鳴らすと天花を貫いている剣の形状が変化し、天花の肉体から鮮血が吹き出す。
「あがっ!!うぐはぁぁぁぁぁぁ!!!!」女は「剣を普通の剣に変えた。心臓とかも貫いてるし、あと何秒生きられるのかな?・・・あっ、最後に言いたいことがあったら聞いてあげる。」女は天花の顔に近づき聞き耳を立てる。
天花は「・・・地獄で待っているよ・・・」と言い、首がガクッと落ちて死亡した。
その後、天花の首は切断され、優希の首と共に魔防隊へと送られた。