18歳の誕生日に僕は魔王になりました!魔王継承者クルト と囚われの七罪の姫騎士 作:みなぽん
暴食(グラトニー)ベアトリーチェ・ベルグランデ
黒髪ショートカットのボーイッシュな少女。天使のような笑顔を持つ“食の魔獣”。
食べた魔物や魔法を吸収し、自分の力に変える恐るべき格闘家
• 武器:零式魔道拳
• 性格:笑顔の小悪魔、底なしの胃袋、食に関してモラルゼロ。
• クルトとの関係:クルトの作るおやつが大好きだった食いしん坊妹分。
「ボクはクルト兄を食べちゃいたいくらい好き〜♡ 冗談だよ? …冗談だよ?」
暴食ベアトリーチェ・ベルグランデ ― 食料生産大作戦! ―
「とにかく食べるものがなければ、どうにもならないよねっ!」
王国再建の第一歩は、腹ごしらえから始まった。
再興間もないクルト領では、畑は荒れ、家畜は減り、倉庫には乾いた麦殻が転がるばかり。
そんな現状を前にして、元・王国武闘大会チャンピオンにして、底なしの胃袋を誇る少女が立ち上がった。
「食料生産大作戦っ! 責任者、ベアトリーチェ・ベルグランデですっ!!」
胸を張り、拳を掲げる黒髪ショートの少女。
その笑顔は天使のように無邪気だが、胃袋は魔獣より恐ろしいと噂される。
「……ベアが食料管理をやると、逆に食料が減りそうで不安なんだが」
クルトは額に手を当てる。
「だいじょーぶだよ、クルト兄♡ お兄ちゃんが食べる分はちゃんと……残すように努力する!」
「努力する、じゃなくて残せ!」
周囲の農民たちは苦笑いしながらも、期待を込めた目で二人を見ていた。
なぜならベアには、ただの食いしん坊ではない“特異な力”があった。
――食べたものの魔力を吸収し、自分の力に変える。
魔物だろうと毒草だろうと、彼女の胃袋はすべてを受け入れる“魔法生態兵器”なのだ。
彼女は今回畑を荒らすゴブリンを退治するために立ち上がってくれたのだ。
◆ ゴブリン退治に出発!
農民たちから「畑を荒らすゴブリンの群れをどうにかしてほしい」との陳情があった村へついた。
「よしっ、ボクに任せて!」
「待ってよベア。ゴブリンはただの小鬼じゃない。群れると厄介だよ繁殖力も高く―ずる賢い―」
「つまり、いっぱい食べられるってことだね♡」
「違う!!!」
「お兄ちゃんは心配性だな。僕が全部、ぶっ倒してあげるよ。」
警戒するクルトを尻目に、ベアは零式魔道拳を構える。
短い詠唱とともに拳が淡く光る。
「《アーク・ブレイク!》」
次の瞬間、木の陰から飛び出したゴブリンを拳一つで蒸発させた。
だが、その香ばしい匂いが――彼女の“本能”を刺激した。
「……う、うわああ、ちょっといい匂い……? これ、食べられるかも?」
「やめろ! それは肉として危険だ!」
「クルト兄ってば、なんでも危険って言うんだから〜。ボクはちゃんと焼けば大丈夫だと思うなぁ♡」
結局、焚き火の前でゴブリン焼きを試す暴挙に出るベア。
「うん!臭みはあるけどこれはこれでニンニクとか聞かせると癖になる味か」
そのとき、林の奥で――ゴブリン・チーフの怒号が響いた。
仲間を喰われた怒りの群れが、10体以上、武器を構えて迫る!
◆ 無鉄砲ベアの危機
「ベア! 後ろだ!」
「えっ? ――うわぁっ!」
背後からの槍がベアの腕をかすめる。
だが痛みにも怯まず、彼女は笑った。
「ふふっ……面白くなってきたじゃん!」
炎を纏う拳。
彼女の体が光り輝く――食べることで魔力を呼び覚ます“暴食の力”だ。
「《グラトニー・ドライブ――発動!》」
拳が唸り、ゴブリンたちが吹き飛ぶ。
しかし、チーフの放った魔弾が直撃し、彼女は土煙の中に倒れた。
「ベアっ!」
駆け寄るクルト。
その瞬間、土煙の中から聞こえたのは、楽しげな声だった。
「……クルト兄、ボク、ちょっと分かった気がする」
「何を?」
「弱肉強食!食べるって、戦うことなんだねっ!」
次の瞬間、ベアは転がっていたゴブリンの腕ガブリと噛んで咀嚼した
ゴブリンの魔力を吸収し、一瞬で肉体を再構築する。
「《零式連破拳・グランドフィースト!》」
嵐のような連撃が群れを薙ぎ払い、地面に突き刺さったチーフの棍棒が砕け散った。
「すごい!あのゴブリンを一瞬で倒したぞ!」
戦いのあと、村人たちは歓声を上げた。
「どうすごいでしょ、僕のグラトニーの力!」
満面の笑みのベア。満足げに拳を払う。
焦げた匂いの漂う草原には、十数体のゴブリンが転がっていた。
だが――その瞬間、クルトの背筋を冷たいものが走った。
「……おい、ベア。何か聞こえないか?」
「ん? え、えっと……ぐるぐる、お腹の音?」
「違うッ!」
風の向こうから、低い唸りと地鳴り。
木々が揺れ、山の斜面に黒い波が現れた。
――それは、ゴブリンの大群だった。
百を超える小鬼たちが、棍棒や骨槍を掲げ、怒りの咆哮を上げながら突進してくる。
先ほどの群れは、“斥候”に過ぎなかったのだ。
「う、うわぁぁぁっ!? 多すぎっ!!」
「後退しろ! 森を抜ける!」
「でも、ボクのせいで畑を荒らされたら……イヤだッ!クルト兄は村人避難させて、僕はここで迎え撃つ!」ベアは拳を握りしめ、前に出た。
その瞳は燃えている。
「わかった、村人安全なところに避難させたらすぐに戻るから!」
クルトは村人を連れて走った
「ボクは“食の魔獣”ベアトリーチェ・ベルグランデ! この胃袋に、百匹でも千匹でも――全部、平らげてやるッ!!」
叫びとともに魔力が爆ぜ、拳が輝く。
しかし――あまりに数が多すぎた。
群れの中から飛び出した巨体のゴブリン・キングが、棍棒を振り下ろす。
地面が割れ、ベアは跳び退るが、衝撃でバランスを崩し――
「きゃっ……!」
鋭い矢が肩を貫いた。
血がほとばしり、地面に倒れるベア。
だがそれでも、彼女は笑った。
「……ボク……まだ、お腹、空いてるんだ……」
暴食姫の崩壊
ベアは泥濘に沈んだ視界で、無数の緑色の影が蠢くのを感じた。
肩口の傷から滲む熱が痛みを麻痺させ、代わりに未知の疼きを内側に育てていく。
「……うぅ……っ」
呻き声と共に身を捩らせれば、四方から伸びる毛むくじゃらの腕が衣服を引き裂いた。
革帯が千切れる音。胸当てが弾け飛ぶ。布切れが剥ぎ取られる度に肌を這う冷たい外気──それを嘲笑うかのように、ゴブリン達の熱く濡れた吐息が首筋に掛かる。
「や……めろぉ……!」
必死に足掻くも鎖骨を押さえ込むキングの巨掌には抗えない。鎧と見紛う屈強な腹部に押さえつけられ、露わになった乳房が醜悪な舌で蹂躙される。
ぺちゃっ……ぬちゅぅ……
「ひゃっ!?」
唾液が滴る感触に背筋が反る。
それは尋常ではない刺激だった。舌先が乳輪を這う度に下腹部の奥がキュッと引き攣り、腿の付け根から蜜が溢れる感覚がある。
(おかしい……こんなの……普通の……)
「ギギ……ッ」
キングの牙が閃いた。
丸い爪の付いた指が濡れた茂みを探り、二本の太指が容赦なく秘裂を拡げる。
ぐちゅっ!
「んああぁっ!!」
強引な挿入に喉が仰け反る。
ゴブリン特有の粘液にまみれた剛直が狭隘部を穿つたび、痛覚と快楽が同時に脳髄を殴りつけた。
「もっと……欲しがってる……うそ……だ…っ」
薄桃色の襞はすでに赤く腫れ上がっていた。
ゴブリンの舌で嬲られた秘所は小刻みに痙攣してイチモツを咥え込んでいる。
キングが膝裏を抱え込み深く突き下ろすたび、結合部から白濁した愛液が飛沫となって弧を描いた。
「あ゙っ……やぁ゙ああああっ!!」
断続的な絶頂が電流のように脊髄を駆け上がる。魔力変換器官である子宮口が反応し、体内で火花のようなエネルギーを爆ぜさせていた。
「ゴブ……ゴブッ」
小さな手下が足元に群がる。
その内の一体が歯茎を剥き出し、ベアの柔らかな内股へと牙を立てた。
「痛ぁっ!?」
悲鳴と共に反射的に締まった膣壁が肉杭を締め上げる。
「グルルッ!!」
苦悶と愉悦の混ざった雄叫びが空気を震わせた。キングの腰使いが加速する。打ち付ける速度が一秒間に十打を超え、胎内で脈打つ剛直が膨れ上がり始めた。
(来る……あれが……来る……)
知識としては知っていた魔物の射精。けれどベアの体は既に逃れようもなく『受け入れ』の準備を整えてしまっていた。
「ダメッ! 中はダメぇっ!!」
「─────グオォォォォ!!」
轟音と共に熱杭が子宮口を叩き潰し、灼熱の奔流が爆ぜた。
「あ゙っ……ひぃ゙っ……あ゙あ゙あ゙ぁぁぁぁ!!」
頭蓋の中で白い稲妻が炸裂する。
生命エネルギーの塊が子宮内膜を焼き尽くし、濁流のような魔力が全身へと浸透していく。肌が発光し始め──同時に耐え難い灼熱が脊椎を駆け上った。
「や゙っ……熱…ぃ゙ぃ゙ぃぃ!!」
キングの巨大な影の下で弓なりにしなる肢体。
その中心に埋まる剛直がどくりと脈打ち、三度目の射精を放つ。今度は溢れた精液が接合部から零れ落ち、地面に白い池を作った。
解放されずらいまま横臥すると、次なる獲物を求めて小柄なゴブリン達が殺到する。
「ひゃぁっ!? や……今は……だめぇっ!!」
四肢を捕縛され、開かれた幼い花弁へと幾筋ものペニスが殺到する。
「ん゙っ……あ゙……ふぅ゙っ……!」
鼻腔から甘い喘ぎが漏れる。もう拒絶の言葉は出てこない。差し込まれる毎に襞は貪欲に蠕動し、新たな精液を乞う。
「ギィィ……!」
「ギョゲェェ……!」
一斉に蠢く肉虫の群れ。ベアの唇が自動的に開かれ、小さな凶器を受け容れる。頬肉を押し分け口腔へ突き刺さる。
「む゙ふぅ゙っ!? ……ん゙っ……ぷはっ……!」
涙と涎と精液にまみれた顔が恍惚に歪む。腹は膨れ続け、腸内まで侵入する個体も現れた。
「ん゙お゙ぉぉぉぉ……っ!!」
肛門を広げられる激痛に身体が跳ね上がる。
しかしその痛みすらも瞬時に快楽へと転換されてしまう。
「ごぶ……っ…ん゙っ……ぶちゅぅぅ……」
口腔を占める剛直に舌が絡まり、自ら吸引してしまう。
どれだけ時間が経ったのか。
泥沼と化した草地には数百体のゴブリンが折り重なり、その中央には白濁に覆われた少女が沈んでいた。
「……ぁ…………」
微かな呼吸音。虚ろな瞳。意識は深淵の底で混濁している。
だが肉体だけが規則的に痙攣していた。膣孔からは絶え間なく濃厚な精液が噴き出し続け、子宮内圧で腹が妊婦のように膨れている。
「ベアトリーチェ!」
その光景に、戻ってきたクルトの瞳が深く赤く染まった。
冷たい風が吹き、空が陰る。
「ベア、下がれ、僕が下等生物どもに思い知らせてやる!」
低く、静かな声。だがそれは人間の響きではなかった。
クルトの掌に黒い紋章が浮かび上がる。
空気が震え、ゴブリンたちが怯えたように後退した。
「我が名は――クルト・ドラグニルかつてこの地を統べし“魔王”ベルターの子」
闇と光が交わり、黒銀の魔法陣が地面を覆う。
その中心から吹き上がる魔力は、嵐のように荒れ狂い、天地を割った。
「《魔王解放(ルシファー・モード)》――発動」
瞬間、地平を覆うほどの黒炎が奔り、百匹のゴブリンを焼き尽くす。
その炎はただの熱ではない。魂を喰らう“審判の焔”だ。
焼け焦げた空気の中、ベアが震えながら見上げた。
そこに立つクルトは、漆黒の外套を翻し、眼光だけが紅く輝いていた。
「……クルト兄、そんな顔……初めて見た」
「お前を傷つけるやつは、誰であろうと――この手で滅ぼす」
圧倒的な力。
しかしそれは同時に、クルト自身の“封印された呪い”を呼び覚ます危険な行為でもあった。
炎が消えた後、草原には静寂だけが残った。
焼けた匂い、焦げた風。
だが、その中心で、ベアは小さく笑った。
「ねぇ、クルト兄……」
「なんだい?」
「ボク、やっぱり……普段のお兄ちゃんが好きだ……」
ゴブリン焼き肉の夜 ―
戦いの終わった草原。
焦げた匂いとともに、のんびりとした煙が夜空へ昇っていく。
「ふぅ……やっと終わったか」
クルトが腰を下ろし、黒焦げのゴブリンの残骸を見やった。
戦いは激しかったが、村の畑も守られた。
そして――。
「クルト兄〜♡ ゴブリン、おいしそうに焼けてるよぉ〜!」
満面の笑顔で肉串を掲げるベアトリーチェ。
戦闘で傷を負ったはずの肩には包帯が巻かれているが、その食欲は健在だった。
既に城の仲間たちも合流していた。
「ベアトリーチェ、ま、まさか……その肉、まさか食べる気じゃ……?」
セシリアが蒼白になって後ずさる。
「もちろんっ! だって食べ物は大切にしないとね?」
「そ、それ以前に倫理的にアウトでは!?」
焚き火のそばで、アウレリアが腕を組んでため息をついた。
「……まったく。あの子は“暴食”というより“暴走”ね。」
「ふふっ、でもベアちゃんのその元気、少し羨ましいわ。」
ミレーヌはやわらかな笑みで肉を一口。
「……意外と、悪くない味。少しスパイスを効かせれば高級食材かも。」
「お姉さま、それは強欲です……」
セシリアが呆れ声を上げる。
焚き火を囲む輪の中では、それぞれの個性が騒がしく交錯していた。
「はいはーい、焼けました〜♪」
ロベルタが鉄板を持って現れる。
ピンクの髪をなびかせ、エプロン姿の彼女が皿を並べていく。
「今日の特製ソースは“冥界仕込み”。お口に合うといいのですが♡」
「ロベルタ、名前の響きが不穏すぎる……」とクルトは苦笑。
隣ではエンジェラが真面目な顔でスパイスを振っていた。
「塩加減は完璧です! メイド長の指導の賜物ですっ!」
「えらいえらい♡ じゃ、あとでキスのご褒美を――」
「き、ききききキスっ!? だ、だめですそんなっ!」
「ふふふ、からかっただけですぅ〜♡」
周囲の空気がどっと和む。
夜風が心地よく、焚き火がパチパチと鳴いた。
「クルト、手を見せてみなさい。」
アウレリアが静かに膝をつき、彼の掌を取る。
そこには、戦闘の際に浮かび上がった“魔王の紋章”が淡く光っていた。
「使うときには、制御に気をつけて、この力、扱いを誤れば世界が再び滅ぶわ」
「わかってる。アウレリア姉、けど、みんなを守るためなら――僕は使うよ」
そう答えるクルトに、アウレリアはわずかに微笑んだ。
「その覚悟こそ、王の証。……ふふ、やはり私は見る目がある。」
「クルト様の力……これこそ、世界の最大の宝ね、美しいわぁ」
ミレーヌがうっとりと見つめ、
ロゼッタはその腕に抱きつきながら唇を尖らせる。
「だめっ! クルトは私の王子様なんだから! 触っちゃだめっ!」
「はぁ!? 何言ってんの!? ボクのクルト兄だもん!」
「ちょ、ベア、やめ――」
もみ合う二人の間で、クルトが悲鳴を上げる。
その様子を見て、アリスが焚き火の向こうであくびをした。
「……うるさい……ねむい……」
彼女はそのままローブに包まり、ゴブリンの骨を枕に眠り始めた。
ヴァレリアがその上に毛布を掛けながら、優しく微笑む。
「まったく、みんな子どもみたいね。でも……これでいいのかも」
◆ 夜空の下で
クルトは立ち上がり、夜空を見上げた。
遠くに見える廃墟の魔王城。
いずれ再び王国を築き上げる。その決意が胸の奥で静かに燃えている。
「……この煙の香り、悪くないな」
「でしょ? 次はオークの丸焼きとかもやってみたいね!」
「いや、それはやめとけ……」
笑いながらベアの頭を軽く叩くと、
彼女はくすぐったそうに笑い、クルトの腕にしがみついた。
「クルト兄……ボク、お腹いっぱい。でも、まだ幸せ足りないかも」
「贅沢なやつだな」
「だって――クルト兄が欲しいんだもん 僕に食べさせて 」
その言葉に、一瞬、焚き火の赤が強く揺れた。
しゃがんだクルトの足の間にベアトリーチェが四つん這いになって顔を埋めた。
クルトの足元に屈み込んだベアトリーチェは、幼い瞳に確かな欲望を灯していた。
短いショートカットの髪が焚き火に照らされ橙色に染まる。四つん這いになりながら彼を見上げる姿勢は、野生の仔猫のように愛らしい。
「……クルト兄のここ……すごく硬くなってる。ボクがなんとかしてあげるね?」
まだ細い指が慎重にズボンの紐を解く。その仕草はぎこちなくとも、迷いはない。
「ベア……本当にいいのか?」
魔王の力が血液を駆け巡り、下腹部が焼けつくような熱を帯びている。クルト自身も理性が溶けかけていたが、最後の抵抗を試みる。
「ボク……もう我慢できないの。クルト兄の全部……味わいたい 」
無邪気に宣言する妹の幼い顔に、危険な色香が宿る。黒髪が汗で額に貼りつき、大きく開いた胸元からは戦闘でできたばかりの青痣がちらりと覗く。
彼女が大胆に身を乗り出す。
焚き火のパチパチという音が急に遠のき、二人の荒い呼吸だけが夜気を震わせた。
「……いくよ?」
そう言うと、ベアは小さな舌先でゆっくりと舐め上げた。稚拙な動きなのに、その瞬間全身を電流が貫く。
「んっ……! ふわぁ……なんか甘い? でも苦い……」
「っ……ベア……!」
堪らず腰が浮く。魔王の力は暴走寸前で、血管の隅々まで獰猛な欲望が満ちている。歯止めを失いつつある理性を総動員するが──ベアの舌が吸い付き、小さな唇が包み込む。
「んぅ……ちゅっ……んむぅ……すごいよ、どんどん大きくなる……」
潤んだ瞳でこちらを見上げながら愛撫を続ける彼女。その姿は淫靡でありながらどこか聖なる儀式めいて神聖だ。
ついにクルトは彼女の頭を掴み、導くように引き寄せた。
「ごめん……もう抑えられない。口を貸してくれるかい?」
「うんっ! ボクにいっぱい飲ませてほしい♡」
焚き火の揺らめきの中、二人の吐息が絡まる。幼い体を支えながらクルトは膝に乗せると、華奢な両脚を開かせた。腰骨に触れるだけで彼女は甘い悲鳴を上げる。
「あっ……ダメ………ボク、、イキそうなのに……」
濡れた秘所が焚き火に映える。クルトはそこに顔を埋めると──深い溜息をつく。
「……これがベアの味なんだ。濃くて……甘くて…」
舌で掬い取るように舐め上げる。ビクビクと跳ねる小さな身体。閉じようとする膝を広げると、薄桃色の襞がひくひくと震えていた。
「っ……んんっ! クルト兄……そこっ……そんなにしたらぁ……」
「ほら、もっと溢れさせて、今から貫いてあげるから」
幼い体を抱き起こし、向き合う形で対面座位へ。細い腰を持ち上げ、重力に従って引き下ろすと──最初の一突きで彼女は甲高い声を上げた。
「ひぁっ! あぅっ……いきなり……深ぁっ……!」
狭い膣が少年の剛直を締め上げる。
魔王の血を宿したそれは人間離れした大きさとなり、未熟な肉体に無慈悲なまでに突き刺さった。
「ベア……もっと奥に……感じるかい?」
「あっ……だめぇ……奥…お腹の中っ……変な感じが……」
恐怖と快楽がない交ぜになった表情が愛おしい。クルトは彼女の頬に手を添え、汗で貼りついた髪を梳きながら告げる。
「怖がらなくていい。ベアは強い子だ。僕が……出してあげるから」
その言葉を合図に抽送が始まる。パンッパンッと肉体がぶつかり合う音。焚き火の明かりに照らされて、重なる影が躍動する。
「あっ……! はぁっ……! んんっ……! 奥……すごっ……熱いよぉっ……!」
最初は苦しげだった彼女の声が少しずつ甘く蕩けていく。結合部から粘液があふれ出し、焚き火に反射して星屑のように煌めいた。
「可愛いな……ベア」
「んぁっ……クルト兄っ……ボクのこと……見て……!」
「ちゃんと見てる。綺麗だよ」
「うれし……っ! もっと……いっぱいちょうだいっ!」
その言葉に煽られ、クルトの欲望が堰を切る。理性は砕け散り、残るのは純粋な獣性。幼い体を抱え上げるようにして激しく打ちつける。
「あ゛っ! やぁっ! 激し……ぃっ! ん゛っ……あぁっ!」
泣き声にも似た嬌声が夜空に溶ける。汗ばんだ互いの肌が密着し、鼓動が重なる。魔王の力は容赦なく彼女の体内で暴れ回り、小さな子宮口をノックし続ける。
「ベア……気持ちいい? 僕も……もう限界だ……!」
「出して……クルト兄……ボクの中に……全部っ……!」
許可を得た瞬間、クルトはさらに激しく腰を打ちつけた。脳裏に火花が散り、獣のような咆哮が喉奥から迸る。
「──っ!!」
大量の精液が暴虐の勢いで放出される。熱い奔流が狭い空間を埋め尽くし、内圧でベアの幼い腹がぽっこりと膨らんだ。
「っああああぁぁぁっ!!!」
背筋を反らし絶頂を迎える少女。涙と涎で顔をぐしゃぐしゃにしながらも、恍惚とした表情でクルトを見つめる。
「んぁ……っ…クルト兄の……あったかい……いっぱい……」
「ふぅ……ふぅ……ベア……大丈夫か?」
「うん……だいじょうぶ……ボク……幸せだよ♡」
満ち足りた笑顔。焚き火越しに見えるその顔は、汚れのない天使のように清らかだった。
荒い息を整えながら再び見つめ合う二人。離れるのが惜しくてゆっくりと身を重ねたまま余韻に浸る。
遠くで仲間たちの寝息が聞こえる。
誰一人気づかない夜更けの秘密の逢瀬。幼い体と魔王の力が交錯した刹那の奇跡。
「もう一度……してもいい?」
「えへへ……ボク……まだお腹空いてるから……おかわりお願いしまぁす♡」
焚き火がぱちりと弾けた。
二人の影が再び重なり、星々の下で新たな夜の物語が始まる。