18歳の誕生日に僕は魔王になりました!魔王継承者クルト と囚われの七罪の姫騎士 作:みなぽん
昼下がりの街道。
馬車を引くロベルタの横で、クルトと3人娘がのんびり旅を続けていた。
「……お腹すいたぁぁああ……!」
唐突に、ベアトリーチェ(暴食)が馬車の上でゴロゴロ転がる。
「ベア、さっき昼食を平らげたばかりでは?」
メイドのロベルタが穏やかな笑みで窘める。
「だって! お肉が足りないもん! クルト兄~、狩りしよ? 狩りっ!」
ベアはクルトの腕に抱きつき、上目遣いで揺さぶる。
アウレリア(傲慢)は呆れたように髪を払った。
「まったく……貴女という子は、食欲に支配された蛮族ですの? わたくしの高貴な舌はそこらの野生肉では満足できませんわ」
「じゃあアウ、お姉ちゃんは高貴な舌のために、うまい肉獲ってきてくれるの?」
「……ロベルタ。後で叱っておきなさい」
「承知しました、お嬢様。むしろ今すぐにでも」
「今はやめて!」
クルトは笑いながら馬車を止め、森を見やった。
「よし、少し狩ってくるか。ロベルタ、準備頼む」
「はい、クルト様のためなら、どんな調理でも」
「私も行く! クルト兄と狩りデート!」
「デートではないわ、これは狩よ、」
アウレリアは森に飛び込むと、うまそうなミノタウロスをっという間に降ってきた。彼女の前には、強力なモンスターも肉の塊に過ぎないのだろう。
「私のとったミノタウロスの霜降り肉をぜひクルトに食べさせてあげたいわ」ドヤるアウレリア。
「じゃぁ料理は私にお任せください」
ロベルタが次々と魔獣肉をさばき、美しい所作で串打ち、香草をふりかける。
ベアは肉をつまみ食いしながらクルトにべったり。
アウレリアだけが包丁と格闘していた。
「な、なぜお肉が言うことを聞きませんの!? 切り分けくらい造作もないはずでしょう!」狩りをするときの手際のようにはいかないようだ。
「アウ、それ逆さに持ってる」
「あっ……て、知ってましたわよもちろん!! 試練ですの!」
わちゃわちゃする3人を眺めて、クルトはふっと目を細める。
「……こういう時間、悪くないな」
ベアが膝の上に座り、にこにこ見上げる。
「うんっ! クルト兄がいれば、毎日楽しい!」
アウレリアがサッと割り込み、クルトの腕を取る。
「当然ですわ。クルトはわたくしの旦那様ですもの」
「アウレリア様、。誰が決めたのですその枠」
「私ですが?」
「却下だよ!アウ!」
道具行商人の登場
肉の香ばしい匂いが漂う中、草むらがガサリと揺れた。
「おや、これはこれは……宴の香りがしますなぁ」
現れたのは、旅の行商人を名乗る男。
飄々とした笑み、背中の荷物は妙に大きく、カラカラと道具の音が鳴っている。
「少し分けていただけませんか? 」
アウレリアが口元を隠しつつ目を細める。
「見返りなしに食べ物を求めるとは、身の程をわきまえなさいな」
「いえ、もちろんただとは申しません。金の勇者に囚われた、強欲(グリード)の少女――ミレーヌ=グラナートが作った万能鍋などいかがでしょうか?今ものすごく評判が良いのですよ。」
行商人は使いやすそうな鍋を取り出した。
クルトの表情がわずかに引き締まる。
ミレーヌとの関係を気取られまいとロベルタが静かに商人に尋ねる。」
「それは驚きですね。あの雪族のミレーヌがですか?」
「そうでさぁ、純白の髪の清楚な魔法騎士のお嬢さんだと聞いております。金の勇者様はあれほどの上玉をうまい具合に手入れたものです。」行商人はニヤリとした。
「宝具への知識も深くて、いろいろ便利なもの作ってくれるらしいです。もちろん勇者様の夜のお相手もされると聞いていますよ。全くうらやましいものですね。」
「そうですか、それほど良いものを作るなら、私たちもその国で彼女の作ったものを仕入れるとしましょう。私たちも冒険者の傍、価値の高い宝具などをコレクションしているのですよ。」
ロベルタがさらりと補足し、行商人に包みに包んだたっぷりとした焼肉を差し出した
行商人が満足げに肉を受け取り、地図を取り出した。
「交渉成立。ミレーヌ嬢は数十人のレプラカーンやドワーフの職人とともに金の勇者様の雪霧の古塔(せつむのことう)に囚われていますよ。そこまでいけば商品も売っています。」
そういうと商人は街道の方へと去っていった。
クルトは、去っていく行商人の背中をしばらく黙って見送っていた。
焚き火の火がパチ、と弾ける。
ロベルタがそっと問いかける。
「……クルト様。どうなさいますか?」
クルトは答えず、視線を炎に落とした。
揺れる橙色の光の中に、柔らかく微笑む少女の顔が浮かび上がる。
――ミレーヌ・グラナート。
雪深いアイスガルド出身の、雪族の魔法騎士。
白百合のような、静かで可憐な少女だった。
魔王城の薄暗い工房の一角。
まだ幼かったクルトとベアが喧嘩しながら転げ回っていたあの日、
ドアを開けたミレーヌは淡い笑みで言った。
『喧嘩はだめですよ。ほら……一緒に遊べるもの、作ってあげました』
白い指先から光の魔法陣が展開し、小さな雪うさぎの玩具がふわふわと飛び跳ねた。
二人が笑って追いかけると、ミレーヌも困ったように微笑んで一緒に走ってくれた。
彼女は“強欲(グリード)”というより――
持ち前の探究心と、みんなの役に立ちたい一心で宝具を作る、真面目で優しい少女だった。
アウレリアも、そっと視線を落とす。
「……あの子が、よりにもよって金の勇者なんぞに。清らかな雪に泥を塗られた気分ですわ」
ロベルタが淡々と告げる。
「事実が本当なら、強制労働。加えて……夜の相手という噂。
“女”として破壊されている可能性もございます」
焚き火の熱があるはずなのに、空気が一瞬冷えた。
ベアでさえ、肉を咥えたまま固まっている。
やがて彼女は、しゅんとしながらクルトの袖を握った。
「クルト兄……ミレ姉、泣いてるかな……?ボク……ミレ姉のこと、好きだったよ。優しいお姉ちゃんだもん……」
クルトは、ゆっくりと立ち上がった。
表情には怒りの色を浮かべず――しかし、声は低く静かだった。
「……泣いてたら、拭いてやる。壊されていたら、取り戻す。奪われたものがあるなら――全部ボクに返してもらう」
アウレリアの瞳が、ぞくりと震えた。
(ああ……この子が“傲慢”のわたくしを従える理由がわかりますわ)
ロベルタは恭しく一礼する。
「我らは御身の望むままに、雪霧の古塔へ向かわれますか?」
クルトは頷いた。
「行くぞ。ミレーヌを取り返す。金の勇者には報いをくれてやる!」
焚き火が、ボウッと大きく燃え上がった。
アウレリアが光翼剣の柄に手を添え、ニヤリと笑う。
「ふふ……血の臭いがしてきましたわね」
ベアも拳を握りしめ、元気を取り戻す。
「ミレ姉、絶対助ける! ボク、いっぱい食べて、いっぱい戦う!」
ロベルタが馬車を整え、夜の道の支度を始める。
「お嬢様方。支度はすぐ整います。今宵は月光が導いてくれるでしょう」
クルトは空を見上げた。
白い月が、薄く雪の気配を帯びて昇っている。
まるで――救いを待つ少女の涙のように。
雪霧の古塔(せつむのことう)
寒風が吹き荒れる北方の大地。
常に雪が舞い、視界を白く曇らせる中――黒々とした塔がそびえ立っていた。
まるで雪景色に突き刺さった汚れた杭。
雪に閉ざされる大地の“呪いの象徴”だった。
塔の周囲には灯火が点々と並び、吹雪の中で作業する影が見える。
レプラカーンやドワーフの職人たちだ。
彼らは震える手で鍛造台を叩き、宝具や武具を作らされていた。
「休むなァ!!! 金貨が逃げるだろうがぁッ!!」
怒号と共に響く、鞭の音。
監督しているのは金の勇者、ギルバート=オルグレン――通称“金の勇者”。
肥え太った体に金糸の毛皮。
指には宝石がぎっしりとはめ込まれ、腰には金で装飾されたムチ。
瞳はいつも金貨の形を追い求めるようにぎらついている。
「お前らの賃金はぁ、この塔の維持費、材料費、食費、寝床代として“引いておいた”からなぁ!
働けど働けど、借金が減らんってわけだぁア! ハーハッハッハ!」
レプラカーンの老人が震えながら抗議する。
「こ、こんなん契約と違う! ワシらは鍛冶を依頼されたはずで――」
パァン!
ムチが頬を裂き、血が雪へ散る。
「働かざる者は食うべからずッ! 逆らう者は、生きるべからずッ!」
雪の白が、血の赤に染まる。
その時――咄嗟に、職人の前に飛び出した影があった。
「やめてください……! 彼は、もう限界です……!」
少女の声。
ミレーヌ・グラナートだ。
以前の白百合の清楚な姿は、もうなかった。
薄い寝間着のような作業服は破れ、肩は痣だらけ。
凍える空気で唇は青く、体は痩せ細っていた。
それでも――瞳だけは、澄んだ雪のような光を失っていない。
ミレーヌは老人を庇い、両手を広げて立ちはだかる。
ギルバートが鼻で笑った。
「ミレーヌちゃんよォ……またお前かァ。
そりゃお前は“強欲(グリード)”の魔人騎士、宝具作りの天才だ。
逃がすわけにはいかねぇんだよなぁ?」
ミレーヌは震えながらも、凛とした声で答える。
「私は……誰かを傷つけるための宝具は作りません。魔王様のもとでは、皆の役に立つものだけ、作ってきました……」
「へぇ……まだ魔王に忠誠心残ってんのかよ?」
ギルバートが笑い、ミレーヌの顎をつかむ。
いやらしい指が頬を撫でる。
「安心しな。お前の宝具は――全部俺の物だ。お前の“身体”も、なァ?」
ミレーヌは屈辱に震えながら、唇を噛み、拒絶した。
「……私は、誰の所有物でもありません……!」
パァンッ!!
乾いた音。
ミレーヌの背にムチが打ちつけられ、布が裂け、白い背中に赤い線が走る。
職人たちが目を背けるしかない、凄惨な光景だった。
ギルバートは嗤いながら、ミレーヌの髪をつかみ上げた。
「いい顔だ、ミレーヌ……抵抗すればするほど、価値が上がるんだよ。壊す楽しみが増えるだろォ?」
雪が降り積もる中、ミレーヌの膝が雪へ落ちる。
それでも――彼女は頭を下げず、ギルバートを睨む。
ムチが再び振り上げられる。
だが職人たちは助けられない。
拘束と恐怖と“借金”で支配されているのだ。
ミレーヌは――自分以外を守るために、苦痛を受け続けていた。
「どうだ?ミレーヌ、誰もお前を助けようとしないだろう。お前の優しさなど何の意味もないのだよ。いつまでもつまらん優しさを捨てない。お前の心を今日こそ折ってやろう!労働者たちが見ている前でお前を犯してやる!あいつらは、お前を女神のように慕っているからな、さぞかし喜んでくれるだろうよ」
ギルバートが意地悪く嗤うと
「ギルバート、あなたは悲しい人ですね。誰も信じず、誰からも愛されない」
ミレーヌの言葉は、最後の抵抗だった。
それを嘲笑うように、ギルバートの巨体が覆いかぶさる。抵抗する腕は容易く押さえつけられ、雪の上に無理やり組み敷かれた。周囲の職人たちが息を飲む気配がする。誰も動けない。助けられない。それがこの塔の残酷な日常だった。
「悲しい、だと? ハッ! 滑稽だな。お前が悲鳴を上げる顔を見るのが俺の最高の娯楽だと言うのに」
ギルバートはミレーヌの破れた服をさらに引き裂き、白い肌が露わになる。冷たい雪とギルバートの熱い体温がミレーヌを苛んだ。
「誰も助けちゃくれねえよ。お前がいくら綺麗事を並べてもな。お前はもう俺の“所有物”なんだよ。身体も心もな」
耳元で囁かれる言葉は毒のようにミレーヌの意識を蝕んでいく。歯を食いしばり、涙を堪える。
ギルバートは懐から複数の淫猥な器具を取り出した。細い鎖が付いた銀色の輪に鈍く光るクリップ。それをミレーヌの桃色の蕾に躊躇なく押し当てる。
「ひぐっ……!」
鋭い痛みが走り、ミレーヌの喉から押し殺した悲鳴が漏れた。冷たい金属が敏感な部分を容赦なく挟み込む。もう一つは蜜壺の入り口に当てられた。ゼリー状の液体を垂らした細長い器具だ。
「こいつは特別製だ。痛みが快楽に変わるまでの辛抱だぜ?」ヴィィィヴィィィヴィィィ
振動する器具が敏感な肉芽に押し付けられる。同時にギルバート自身がぼっきちんぽを一気に侵入してきた。
「やっ……!あああああーっ!!」
体内を掻き回される衝撃と淫具からの刺激が混ざり合い、ミレーヌの意思とは裏腹に身体が跳ねる。羞恥と屈辱で全身が熱くなった。
「あああああっっーーーーーーーーーーー!」
「おいおい、そんなに喘いでると労働者どもにバレちまうぞ?お前がこんなに感じやすい淫乱だってことがな」
ギルバートの動きは獣のように激しく、ミレーヌの意思など顧みない。クリップに引っ張られた胸の頂からはビリビリとした痛みが続き、下腹部では違和感と妙な疼きが生まれていた。
「なにす……っ、やめっ!そ゛こだめッッ!! いや、んんっ、。恥ずかしい、んんあっ❤️あ、、ぁ、、、、ぁんっ、、あ、、、あ、、んくっ❤️ 」
ギルバートの嘲笑が聞こえるたびに胸が張り裂けそうになる。けれど淫具の作用なのか身体は徐々に反応を示し始めてしまっていた。
「気持ちよくなってきたんじゃねえか?素直になれよ。もっと欲しいんだろ?」
彼の指先が太腿を這い上がり内股を撫でる度にゾワッとするような感覚が走った。その間も休むことなく繰り返される抽送によって思考がぼやけてくる。
「くふっ……んんっ!?や、やめ……っ」
ギルバートが新たに取り出したのは乳首責めの魔具だった。それを乳房の突起近くに近づけるとミレーヌの表情に戦慄が走った。
「それ……嫌っ!」
必死に訴えても聞く耳を持たない彼はそのまま先端部分を摘み上げるように圧迫し始めた。
「んぐっ……!?!?やっ、あぅっ!?」
指圧による圧迫だけではなく左右交互に引っ張る動作まで加わり思わず仰け反ってしまうほど強烈な刺激を与えられて声にならない叫びが漏れる。
さらに先端部に何かを塗り込めるように何度も擦り付けられた瞬間今まで感じたことの無い不思議な感覚に襲われた。
「どうだ?ちょっとは慣れてきたんじゃないか?」
嘲弄的な口調と共に再度乳首へ指が触れた瞬間反射的に体を跳ねさせてしまうほど敏感になってしまっていたことに気づかされる。
「あひっ、やだ、やめて、ひぃぎぃいい 」
「ここなんて特に敏感になってきたみたいだぞ?」
執拗に捏ね繰り回されることで生まれるじんわりとした温もりと鈍い痒みにも似た疼き。
それら全てが新たな性感帯となりつつある証拠でもあった。
ミレーヌの抵抗は空しく、ギルバートの暴力的な行為は続く。彼女の身体は淫具の影響で熱を持ち始め、羞恥と屈辱の中で絶頂を迎えさせられてしまった。
「はひゅ…………っ❤️そこ゛ッ❤️はいったら、だッ❤️だめっおかしく、、ぉ゛っ❤️おッ、 お゛いいっ、❤️いやぁ、、おほお゛ぉ~~❤️」
「清楚な面をかなぐり捨ててイキやがった!宝具が大好きなお前には淫な魔具がお似合いだ!」
ギルバートは満足げに嗤いながら彼女の姿を見下ろす。その瞳には一片の哀れみも無くただ征服欲に満ち溢れていた。
ミレーヌは放心状態で涙を流すことしかできなかった。
「皆が見ている前でお前の中に俺の精液をぶちまけてやる!」
ギルバートは興奮を抑えきれないといった様子で動きを速めた。その下品な宣言通り職人達から見えやすい角度へと移動させられてしまった。
「やめ……っ!みないでぇっ」
悲痛な叫びも虚しく周囲の労働者達の視線を集めることになってしまう。彼らの目には同情の色だけでなく好奇や欲望も宿っていたことに気づき愕然となる。
その間にも結合部分からは絶え間なく卑猥な水音が響き渡っている。
「見せつけてやればいいさ。お前がどれだけ淫乱で感じやすい身体なのかをな」
「きひっ❤️きもひぃっ❤️そこッ❤️も、 あん、もっと❤️」
一層激しくなる律動と共にミレーヌの口からは甘美な吐息が漏れ出てしまう。羞恥心と罪悪感とは裏腹に肉体は確実に快楽を覚えつつあったのだ。
そして遂に限界を迎える瞬間が訪れる。
「出すぞっ!」
その言葉と共に大量の熱い液体が注ぎ込まれていく感触に震えるような感覚に襲われる。
「ツンツン シテッ❤️て、 ぁ、 し、てぇ、もっと突いて!突いてぇ❤️イクっ❤️ んっ、、そこッ❤️も、と ……っっ、、いぐぅーーーーーーーーー!めちゃくちゃにシテ❤️」
同時に激しい絶頂を迎えてしまい意識が飛びかける!
鞭打たれ、犯され、ボロ雑巾のように横たわるミレーヌ、さらにギルバートは追い討ちをかける。
「おい、そこのドワーフとレプラカーン、お前ら、ミレーヌと犯りたくないか?お前らにも使わせてやるよ!こいつのおまんこ 心優しいこいつなら喜んでお前らの制欲処理の犠牲になってくれるぜ」
ギルバートは汚物を見るような侮蔑を込めた眼差しをミレーヌに向ける。さらに職人たちの前でミレーヌの身体を見せつけるように衣服を完全に剥ぎ取った。
「や……やめて……」
か細い声で抵抗するものの体力が尽き果てているため碌に動くことも出来ない状態である。そんな彼女の姿を見て男達の興奮は一層高まっていったようだ。
「へへっ……本当だ……ミレーヌ様、、綺麗な肌してるぜ、」
一人が近づくと無遠慮に乳房を掴んだり揉んだりして弄び始める。他の者達もそれに続いて次々と触れていくうちにミレーヌは泣き叫ぶことしか出来なくなってしまった。
「やだ……やめてください……お願いだから……」
しかし彼女の願いは聞き入れられず更なる陵辱が加えられていくのであった。
「ほら、よく見ろ。これがミレーヌのおまんこだ。存分に味わえ。俺の精液がこいつのおまんこの中にぶち込まれてまだ垂れているだろう?最高の使い心地だったぜ」
「かわいそうになぁ、こんなに細くて」
一人のドワーフがミレーヌの脚を広げさせた。露わになった秘所は既に愛液と白濁液で濡れそぼっていた。
「ミレーヌ様のおまんこ♡あんなに綺麗な顔をしているのにこんなにスケベなおまんこなんだなぁ。こりゃあ楽しみだ」
別のレプラカーンが指先で割れ目をなぞる。
「やめて……汚いから……触らないで……」
弱々しい抗議など意味はない。二人掛かりで押さえつけられた身体は微塵も動かせずにいた。
「これから俺達皆でミレーヌ様のまんこを味わうんですよ。嬉しいですよね?」
嘲るような笑い声とともにペニスが宛てがわれる。先端部からは透明な汁が滲み出ておりその生温かい感触だけで鳥肌が立つような感覚に襲われた。
「絶対やだぁーーー!クルト、助けてっ!クルト!」
無慈悲にも押し込まれてくる異物感。痛みよりも強い圧迫感を感じながら奥深くまで貫かれていった。
「あ゛ぁ……っ!」
悲鳴にも似た声が上がるもののそれすら快楽へと変わっていくようだった。
「やっぱり最高の名器ですね!締まりが凄い」
結合部からは血混じりの粘液が流れ落ちている。痛みに耐え兼ねて嗚咽を漏らしながらも必死で耐え忍んでいた。
「さすが魔王軍の誇り高き騎士様ですね。これなら何度やってもいいかもですなぁ」
「あんっ❤️やだっ❤️だめっ❤️ひぃっ、あぐっ❤️ ぅうっ❤️んんっ❤️ ぁ……っ!? ……っ! 」
ミレーヌは淫具と男根で敏感になっているところを徹底的につかれてしまう。
「今度はこっちの番ですよ」
もう一人の男がミレーヌの尻穴に手を伸ばした。菊門はひくつきながらも侵入を拒んでいるように見える。
「いやっ❤️お尻はだめぇ!!」
必死の抵抗も虚しく肛門にまで男根が挿入されてしまう。
「可愛い口でちんぽしゃぶってくださいよ」
「あ゛〜ッ……うぅ……んぁっ……」 フェラチオを強要される
「すげぇ……マジで最高っすよこのマンコ!俺もうイキそうです」
「わたしも、、僕も、、」
次第に早くなるリズム。三本もの性器を受け入れてしまっている現実を前にして絶望しかなかったはずなのだが同時に奇妙な高揚感を覚えてしまう自分に戸惑ってしまう。
「クルト❤️クルト、助けて、」
ミレーヌは悲しげな声で彼の名前を呼んだ。かつて愛した男性の存在を思い浮かべることで己の尊厳を保とうとしたのだ。
だがそれがかえって仇となってしまう。
「誰が男の名前に出してもいいって言ったんだよ?俺たちが罪悪感でどうにかなりそうだろう、頼むから黙っていてくれよ!」
激昂したレプラカーンがミレーヌの髪を掴み上げた後頬を平手打ちにする。
「ごめんなさい……もう言いませんから……どうか許してください……」
涙を流しながら謝罪する彼女に対して更なる暴行が加えられた。左右それぞれの乳房を強く握られ抉るように腰が振られた。
「イケ!イケよミレーヌ!そうじゃないと、俺たちがギルバートに殺される」
「い゛っぐぅーーーーーーー❤️」
ミレーヌの声が虚しく響く。
雪の中で一人の少女が、心と体を蹂躙される。
だがその瞳は――まだ“清らか”だった。
ミレーヌ解放!
雪霧が渦巻く古塔。凍てつく風の中、レプラカンやドワーフたちが鉄鎖に繋がれ、無慈悲に鞭で打たれ、尊厳を奪われ、敬拝する娘をレイプすることを強要されていた
ミレーヌの白銀の髪は泥と雪で濡れ、か細い腕はあざだらけ。
それでも彼女はただ弱き者たちを庇い、盾となり立ち向かい続けていた
黒い外套をはためかせ、月光を背負った一台の馬車。
その上で立つ少年の瞳は、烈火の如く燃えている。
「ミレーヌ姉!!」
少年―― クルト・ドラグニル。
塔の看守たちは驚愕し、ミレーヌはゆっくり顔を上げる。
「……ク、ルト……? まさか……夢……?」
クルトは右手をゆっくり掲げ、冷たい夜空を断つように指を突き出す。
「夢じゃないよ、僕が来た」
そして静かに呟く。
「ミレ姉を泣かす世界なんて、僕がぶっ壊す」
その瞬間、仲間たちが馬車から飛び降りる。
白金の髪が光り、六枚の光翼が輝きを放つ。
「この下衆ども、私の可愛い後輩を奴隷扱い?
――恥を知らない者に名乗る名などありません」
**《光翼剣(ルクス・レギナ)》**を構え、宣告する。
「我が名はアウレリア跪きなさい。プライドとは、本来“救う者”の矜持です」
ベアは地面を踏み砕き、一気に前線へ。目には涙、しかし怒りが勝っている。
「僕のミレ姉を、泣かせやがって……!」
拳をゴキリと鳴らし、獰猛な笑み。
「僕はベアトリーチェ(暴食 / グラトニー)お前らなんか、ボクが全部“喰って”やる!!」暴食の魔力が溢れ、足元から黒い食魔が噴き上がる。
ロベルタは優雅にスカートを摘まみ、礼をする。
「ご主人様のご命令により――掃除(そうじ)の時間です」
瞬間、ドレスが変形し黒鋼のメイド鎧へ。
「武装冥奴ロベルタです。ご安心ください。汚物は――私がすべて処理します」
銀のトレイが刃に変形し、鞭持つ看守の首元へ吸い込まれるように飛ぶ。
クルトはギルバートを睨みつけ、囚われたミレーヌに微笑む。
「待たせたね ミレ姉。僕が迎えにきたよ」
一歩踏み出すと、雪が震えた。
「強欲? 宝を独り占め?上等だ奪われた宝は、奪い返す。行くぞ――“僕の大罪(ファミリー)”」
全員の足が地を蹴った。
塔の外庭――。
氷に覆われた作業場へ、鞭と鉄鎖を持った看守兵、金の勇者直属の“金装兵(ゴールド・ガード)”が殺到する。
「侵入者だ!皆殺しにしろ!!」
しかし、返ってきたのは――静かな嘲笑。
アウレリアは光翼を広げ、兵達を見下ろすように舞い上がる。
「雑魚がうるさいですね。黙りなさい」
剣を振り抜く――その瞬間、
雪原一帯に黄金の光線が十字に走った。
《神罰光裁(ディウス・ヴェルディクト)》
次の瞬間、兵達の武器、防具、鎖がすべて断ち切られ雪にバラバラと落ちる。
「志を持たぬ者が、罪なき者を縛る? …矮小、です」
兵の動きは止まり、恐怖で膝が震える。
「あいつら強いぞ!雷獣をけしかけろ!」
金装兵が放った雪獣(スノー・ビースト)が咆哮し、ベアへ突撃する。
「ベア、ミア姉いじめるやつ、嫌い!」
ベアは大きく息を吸い込む。
「――いただきまーす!」
食魔が渦を巻き、雪獣を丸ごと飲み込むように消し去る。
次の瞬間、ベアの体に“雪獣の氷耐性”が上乗せされ、体温が上がる。
「ふふっ、あったかくなった!次!」
兵が投げた氷槍が彼女に突き刺さる――
だがベアは嚙み砕き、笑う。
「冷たくて美味しい♪じゃあ、君たち、フルボッコタイム 」
兵達「化け物だぁああっ!!」
ベアは容赦ない拳で撲殺していく!
鞭を振るう看守が、レプラカンの子を盾にしようと掴む――
その腕に、ロベルタの白い指が静かに触れる。
「人質を使う者は、最低ランクの“汚れ”です」
音もなく骨が砕け、看守が雪に沈む。
ロベルタはその子にコートをかけ、優しく頭を撫でる。
「安心してください。クルト坊ちゃんが来ました。もう痛いことはありません」
そして静かに宣言。
「――これより清掃(そうじ)に入ります」
銀のトレイが十数枚に分裂し、刃と化し、看守達を無力化していく。
まるで整然と掃除をするように。
クルトは奴隷にされた者たち全員の前に立つ。
「今─君たちを自由にする。下を向くな。寒さに負けるな。生きろ!そしてまだ戦う心があるなら、一緒にギルバートを倒すんだ。」
その声は温かく、厳しく、震えた心に火を灯した。
レプラカンの老人が涙ながらに手を伸ばす。
「……勇者、さま……?」
クルトは首を横に振る。
「ボクは勇者なんかじゃない。ただの魔王だよ」
口元に笑みを浮かべ、塔を指差す。
「でも、最低限のケジメはつける。金の勇者に地獄を見せてやる」
仲間たちが彼の隣に並ぶ。
アウレリア「後始末は任せてください」
ベア「ミレ姉、今行くからね!」
ロベルタ「内部掃討もお任せを」
クルトが歩き出すと、奴隷たちから希望の拍手が起こった。
金の勇者 ギルバートは、ミレーヌを引きずって塔の奥へと逃げていく。
「何たることだ、私の兵士たちが、私の奴隷たちが、許さんぞ許さんぞ!」
久しぶりに、黄金の鎧を纏おうとするがぴちぴちパツパツでギルバートはまるで麻紐でしばったチャーシューのようだった。
「クソっ!鎧がはいらん!」
仕方がないので金の勇者はミレーヌを人質にしてみた。
「ギルバート!ミレーヌ姉を離せ!!」
「ん?!何だ貴様?!ふんッ!私は金の勇者様だぞ!貴様のようなクズが私に話しかけるのではない!お前ら皆まとめて死刑だ!」
クルトは激昂したがアウレリアに抑えられた。
「クルト落ち着きなさい。ミレーヌ姉が巻き込まれるわ!」
クルトは歯を食いしばってギルバートを睨みつける。
「クククッいい目だ!。私は貴様のような奴が大嫌いなのだ。この世は金だ!富こそ正義だ!。この娘がどうなってもいいのか?」
ギルバートはミレーヌを片手で持ち上げるとべろりと彼女の頬を舐めた。
しかし仕留められたウサギのようにぐったりしていた彼女であるが、クルトの登場により反撃の機会を伺っていた。
ギルバートは完璧に油断していた、清楚でたおやかな彼女に戦う力があることを忘れていたのだ。
しかも雪族の魔法騎士、魔法は彼女が最も得意とするものだった。
「アイスカッター!!」
ミレーヌの掌から氷の刃が伸びギルバートの鎖を断ち切った
「何ィ?!ミレーヌ貴様どういうつもりだ!?」
「私って結構おてんばなんですよ 」
ミレーヌは勝気に微笑むとほっそりとした拳で、思いっきり彼の顔面を殴りつけた
「グギャッッ!!!」
ギルバートが怯んだ隙にミレーヌはクルトに飛び込んだ。
「クルト❤️お姉ちゃん、怖かったよクルト❤️」
「ミレーヌ姉!!あぁぁーー!」
クルトもまたミレーヌを力強く抱きしめる。ミレーヌは爽やかな清潔な香りがした。
「おのれぇー!貴様らは皆死刑だー!」
ギルバートは怒り狂って金棒で二人を殴りつける!
「あぶないわよクルト!」
アウレリアが間に入り光翼剣で攻撃を防いだ。しかし
ギルバートの金棒の一撃は重くアウレリアの手に痺れが走った。
「何なのこいつのこのパワー!?」
「おのれ!小娘どもが、この金の勇者ギルバート様の邪魔をするな!」
ギルバートは怒り心頭に発しておりそのままアウレリアを金棒で薙ぎ払った。アウレリアはとっさに防御したものの打撃を喰らい吹き「大丈夫、アウ!!」ベアが吹き飛ぶ彼女を受け止めた。
「このワシを財力だけの男だと思うなよ。金にものを言わせて、身体強化の魔具を山のようにつけているからな!今のワシならエステバンにだって勝てるぞ!」勝ち誇るギルバート。
金の勇者ギルバートの前に、白い影が一歩進み出た。
氷の残滓が淡く舞い、雪国の血を引く少女は、その青い瞳に凛々しい光を宿していた。
「な、何だ……? まだ立てるのか貴様……!」
ミレーヌはギルバートの前に立ち、クルトを背後へそっと押し返す。
「クルト様……下がってください。ここは――私の戦いです」
震えてはいない。か弱くもない。
あれほど怯え、囚われていた少女ではなく――
7つの大罪 強欲の姫騎士が戻ってきた。
「私は、ミレーヌ=グラナート。雪族の魔法騎士。クルト様に生涯の忠誠を尽くす。
強欲(グリード)の姫騎士」
指先が淡く輝き、氷結の紋章が浮かび上がる。
「私は強欲、すべての人々の笑顔を守ってみせる!」
クルトはその背中を見つめ、拳を握る。
(ミレーヌ姉……強い……)
「クハハハハ!一丁前なことを抜かすではないか、この負け犬がぁ!」
ギルバートは金棒を肩へ担ぐ。
その体には、金色の腕輪、魔具、呪具、指輪、ベルト――力を金で買い漁った強化装備のオンパレード。
「いいか? 世の中は金だ! 力も地位も、女も奴隷も、全部金で買える!
ワシはそれを証明した偉大な男よ! 貴様など氷細工が溶けるように粉々だ!!」
ミレーヌは薄く笑った。
「なら――教えてあげます。お金では絶対に買えないもの”が、この世にはあります。」
アウレリアが光翼剣を立てて言う。
「ミレーヌ、どうか思い切りやってくださいまし。後方支援は私が務めます!」
ベアは拳をぐるぐる回しながら叫ぶ。
「ミレ姉、思いっきりボコボコにしちゃえ!足りなかったらボクが追加でやるから!」
ロベルタは静かに微笑む。
「ご安心を。周囲の雑魚掃除は、私たちがやりますので」
――背中には仲間。
――見守る者たちは、奪われた尊厳を取り戻す瞬間を期待していた。
クルトがそっと語りかける。
「ミレーヌ姉。勝ってこい。…帰る場所は、もうこっちにあるから」
ミレーヌの頬がわずかに染まった。
「……はい。クルト様のために……勝ちます」
吹雪が渦巻くように、塔の内部に冷気が満ちていく。
ミレーヌの青白い魔力が解放され、雪と氷がその身に纏われる。
ギルバートの魔具がバチバチと火花を散らす。
「行くぞォ!!金の勇者ギルバート様が!貴様を叩き潰してやる!!」
「参ります――ギルバート。これが“雪族の魔法騎士”の誇りです!」
吹雪が塔を裂くように荒れ狂う中、鎖に繋がれたミレーヌの視線は、まっすぐ敵を射抜いていた。
――どれだけ傷つこうと、折れぬ雪の剣。
金の勇者ギルバートが怒りに任せ金棒を振り下ろす。
その瞬間、ミレーヌの纏う空気が一変した。
「……雪よ、凛として」
白銀の魔力が彼女の身体に巡り、足元から淡い霜華が広がる。
ボロ布同然の囚人服が、細氷が撫でるように青白い光へと包まれ、騎士の白銀装束へ再構築されていく。
折れた木片同然だった武器が、彼女の手の中で純雪の太刀へと形を変えた。
名刀――《雪月花(せつげっか)》。
抜刀の音は、歌うように澄んでいた。
「ギルバート様。雪族の誇り……侮らないことです」
ギルバートが嘲笑する。
「その細腕と玩具のような剣で、俺に歯向かうつもりか?」
返す声は、氷刃のように静か。
「剣は力ではありません。品位です」
一歩。ミレーヌが踏み出すだけで、空気は凍り付く。
風が止まり、雪片すら動きを忘れた。
次の瞬間――
しん、と世界が無音になった。彼女の姿が、掻き消えた。
残ったのは、一閃。
氷の残光が弧を描き、ギルバートの金棒が霜ごと凍り砕けた。
「なっ……!?」
「これで終わりではありません。雪月花・二の型――『月影』」
月光のような細く静かな光が、ギルバートの懐を穿つ。
血煙すら散らさず、ただ冷気だけがその身を貫いた。
膝をつくギルバート。
ミレーヌは一歩も近づかず、淡々と告げる。
「あなたに屈し、誇りを捨てるくらいなら――私は雪に還る方を選びます」
氷霧が舞い、白銀の髪が夜に揺れる。
その横顔は、静謐で、誰より強かった。
遠くから駆け寄る声。
「ミレーヌ姉えええええ!!」
振り向いた彼女の瞳が揺れた。
冷たく凛とした雪の剣士の面影に――、
幼い頃に弟を抱いた、優しい“姉”の色が戻っていく。
ギルバートが崩れ落ちた瞬間、張り詰めていた空気が弾けた。
「ミレーヌ姉ぇぇえええええっ!!」
雪煙を裂き、クルトは駆け寄った。
全身傷だらけの彼女を、そのまま強く抱きしめる。
ミレーヌの身体がびくりと震える。
目を見開いたまま、声も出ない。
腕が、そっと、弱々しくクルトの背に触れた。
「ク、ルト……? ほんとう……に……?」
「俺僕だよ!遅くなって、ごめん……! ミレーヌ姉を……一人にして……!!」
その一言で、ミレーヌの心の最後の氷が砕けた。
「っ…………う……あ……あぁぁ……!」
喉から絞り出すような嗚咽。
雪族の誇りも、騎士の矜持も、形を保てなかった。
「いや……いや……クルト……!」
「来ないでほしかったわけじゃないの……来てほしくて……来るわけないって……思ってた……!」
「わたし、強くない……! 怖かった……っ! 独りが……!」
言葉にならない声で、彼の胸元を掴む。
まるで、離れたらまた夢になってしまうと怯える子供のように。
クルトはその手を包み込み、震える肩ごと抱き寄せた。
「ミレーヌ姉は……僕の女だ。奪わせるわけない……
ミレーヌは、彼の胸に顔を埋め、泣きじゃくった。
「クルト……クルト……っ、クルトおおおお……!」
「たすけて……って……言えなくて……っ……ごめ……なさ……っ……!!」
涙が止まらない。声が枯れるほど名前を呼び続けた。
クルトは彼女の白い髪に手を添え、優しく撫でる。
「泣いていい。全部終わった。もう大丈夫だよ」
その抱擁は、失われた年月と凍えた心を溶かす、あたたかい雪解けだった。
後ろでベアも鼻をすすり、アウレリアはそっと横を向き、ロベルタは静かに手を胸に当て祈ったように目を伏せる。
雪の塔に二人の涙の声だけが響いた。
吹雪の山を下りた一行が宿泊したのは――
雪見ができる名湯「白銀の湯」。
湯けむり、灯籠、雪景色。
救出劇の緊張がふわりと解けていく。
湯気が立ちこめる露天風呂。
岩造りの湯船に、ぽちゃん……と三人が肩まで浸かる。
「き、気持ちよすぎますわぁぁぁ……!!」
アウレリアが、気品も忘れて蕩けた声を上げる。
「ふへぇ~~生き返るぅ……」
ベアは湯の中で泳ぎ始め、ロベルタに首根っこを掴まれて引き戻される。
「ベアトリーチェ様、泳ぐのは禁止されております」
「ロベルタも入ろ? いつも頑張ってるからてるから疲れたでしょ?」
とベアトリーチェが声をかける。
ロベルタは控えめにタオルで胸元を押さえながら湯に浸かった。
「……温かい……疲れた体がほどけていきます……」
ミレーヌの肌にはまだ痣が残っていた。
それを見た三人は言葉なく、そっと寄り添う。
ミレーヌは微笑む。
「ありがとう。もう大丈夫。クルトが助けてくれたもの」
その一言で、三者三様に胸がずきゅん。
アウレリア(……な、なんでわたくしまで照れているの!?)
ベア(ミレ姉、可愛い……守りたい……)
ロベルタ(清楚で尊い、私もこんな子になりたい……)
しかし案の定、 クルトの話題で火花が散り始める。
「クルトはわたくしに感謝しているはずですわ」
「ボクが一番だもん!」
「クルト様のお世話係は私です」
ミレーヌは、ふふ、と楽しそうに微笑んだ。
「じゃあ……クルトを賭けて温泉の後で勝負してみる?」
全員ピタッと動きを止めた。
「勝負……とな?」
「面白そうですわ……!」
「望むところです」
ミレーヌの微笑みは――雪のように清楚で、しかしどこか策士。
一方その頃、男湯。クルトはただ湯に浸かって、天を仰いでいた。
「生き返る……」
静かに湯けむりを楽しみ――
ドォォォン!!
仕切り板の向こうから、アウレリアたちの叫び声と水しぶきが。
「きゃあああっ何を掴んでるのベア!?」「アウレリアのおっぱい大きい」「わっぷ!?」「落ち着いてください!!」
(……平和って……尊いな)
苦笑しつつ、幸福がじんわりと胸に満ちた。
◆温泉卓球:クルト争奪戦
湯上がり後、卓球台の前に4人のヒロインが並ぶ。
勝者の特典は――
「クルトの隣で添い寝する権」
ベア「ボクが絶対勝つぅぅ!!」
アウレリア「覚悟なさい!」
ロベルタ「隙あらば刺しに行きます」
ミレーヌ「ふふ……楽しみね」
勝利者ボーナスのクルトは観客席でタオルを握りしめ震えている。
第一試合:ベア vs アウレリア
→ベア、豪腕スマッシュで台ごと破壊 →失格
第二試合:アウレリア vs ロベルタ
→ロベルタの冷徹カット打法が勝利
決勝:ロベルタ vs ミレーヌ
ロベルタの鉄壁ディフェンスに対し――
ミレーヌは氷のように研ぎ澄まされた集中力。
キュッ……!
雪族特有の“静と緩急”の打法で、ロベルタのリズムを崩し――
カコンッ!
ミレーヌ、静かに勝利。
ミレーヌは頬をほんのり染め、タオル片手に言った。
「今回は私が勝ちました。クルト。今日は……隣で眠ってもいい?」
クルトは耳を赤くし、小さく頷く。
「……うん。ミレーヌ姉なら……」
ミレーヌは柔らかく微笑む。
「じゃあ、今日くらい甘えさせてね。クルト 」
アウレリア・ベア・ロベルタ
「「「くっ……!(次は絶対負けない!)」」」
夜の温泉宿。露天風呂でのドタバタも、温泉卓球争奪戦も終わり、
部屋には静かな湯けむりの余韻と畳の香りが漂っていた。
湯上がりのクルトは少し疲れが残っていた。
戦い続きだった心と体が、ふと緩んだその時――そっと背後から温もりが寄り添う。
「……クルト。今日はいっぱい頑張ったね」
優しく抱きしめてくれたのはミレーヌ。花のような清楚な香りがする。
湯上がりの髪をタオルでまとめ、いつもより柔らかな微笑みを浮かべている。
「クルトここにおいで。…ほら、膝貸してあげる」
クルトは照れながらも、素直にミレーヌの膝枕に頭をのせた。
ミレーヌの指先が、優しく髪を撫でる——まるで幼い頃、魔王城で過ごしたあの日々のように。
「辛かったとき、怖かったとき…ずっと我慢してたんでしょう?
いいの、クルトは強くなくていいの。…私の前では、甘えて?」
クルトの胸に溜め込んだものが、少しずつほどけていく。
ミレーヌの声は、温泉よりもあたたかく、雪解け水よりもやさしい。
クルトはぽそりと呟いた。
「…ミレ姉の顔、見たら…頑張ってたのが限界きた…」
「うん、うん。えらかったね。よしよし」
ミレーヌは、両腕で包み込むように抱きしめ、背中をゆっくり撫でる。
アウレリアやベアトリーチェには見せられない、ミレーヌだけの特別な甘やかし。
「クルト。私はね、あなたが笑ってくれるならそれだけで幸せなの。
だから――もう一人で抱え込まないで。泣きたい時は私の胸に甘えて」
「ミレーヌ姉 」クルトは、彼女の胸に抱きつき浴衣を大きく開いた。彼女の腕型の形の良い乳房があらわになる。
クルトの瞳に涙がにじむ。
「……ミレ姉。大好きだよ」
ミレーヌはふっと微笑み、額にそっと口づけた。
「私も、クルトが世界でいちばん大事。あなたが望むなら何だってするわ」
クルトが近づくと、ミレーヌはふわりと彼を抱き寄せた。浴衣の胸元から漂う花の香りにクルトの呼吸が乱れる。彼女は指先でゆっくりとクルトの髪を梳きながら囁いた。
「怖くないからね。クルトがしたいようにしていいのよ」
「本当に……?」
「もちろん。今日だけじゃなくてこれからずっと。どんなときでも私はあなたのそばにいるわ」
その言葉にクルトは胸が熱くなり、自然と唇がミレーヌの頬へと触れる。彼女は驚かず、微笑みながらクルトの首筋を指で撫でた。
「もっと触れてみて。あなたの手で確かめてほしいの」
「うん……」
浴衣の合わせをそっと解くと、透き通るような白い肌が露わになる。クルトの指先が鎖骨から肩へ滑るように這い、やがて膨らみに辿り着くと、ミレーヌはかすかに息を漏らした。
「ん……クルトの手……すごく優しい」
「ミレ姉のおっぱい……すごく柔らかい」
「吸っていいよ。私はクルトの女だから」
促されるまま唇を寄せると、温かな乳首が舌に触れた。ミレーヌが頭を撫でながら優しく呟く。
「いい子……そうやって甘えていいのよ。ずっと我慢してきた分を取り戻すように……」
クルトは夢中で吸い付き、彼女の柔らかい双丘の間に顔を埋める。ミレーヌは小さく喘ぎながら背中を支え続けた。
「んっ……クルト……あなたに触れられるの、嬉しい……」
クルトの手が下腹部へ滑る。浴衣の裾がめくれ、ミレーヌの太腿が露わになると、彼女は恥じらいながらも足を開いた。
「ここも……触ってくれる?」
「うん…ミレーヌ姉の大事な部分、…触りたい」
指先が濡れた花弁に辿り着くとミレーヌの腰がぴくんと跳ねた。
「んぅっ……クルトの指、熱い……」
「ミレ姉のおまんこ……こんなに濡れてる」
「それは……嬉しいのよ。あなたに求められていると思うと、身体が反応してしまうの」
クルトは指で花弁をそっと広げながら中心へと探りを入れる。ミレーヌの吐息が徐々に切なさを増す。
「あん……クルト……そこ……いいの……もっと奥まで……」
「ミレ姉が気持ち良くなってくれるの嬉しい……」
ゆっくりと指が出入りすると、蜜が絡みつく音が静かに部屋に響く。
ミレーヌはクルトの髪を指でくしゃりと掴みながら訴えた。
「もっと……もっと欲しい……クルトの……その硬いの……」
「うん……ミレ姉の中に入っていい?」
ミレーヌは潤んだ瞳で頷き、自ら腰を浮かせた。クルトは屹立を花弁にあてがい、深呼吸をしてから慎重に沈めていく。狭く熱い肉壁が収縮し、二人の吐息が重なった。
「んんっ……クルト……全部……入ったよ……」
「ミレ姉の中……すごくて……動かなくても気持ちいい」
「私も……あなたでいっぱいになってるのが伝わってくる……」
クルトがゆっくりと腰を動かし始めると、ミレーヌの背中が弓なりに反った。
「あっ……クルト……いいっ……そんなふうに擦られて……私…おかしくなりそう……」
「ミレ姉……僕もだよ……こんなに気持ちいいなんて思わなかった……」
「だめ……ダメなのに……嬉しいの……!」
律動は徐々に加速し、布団がきしっと軋む。ミレーヌはクルトの首に腕を回し、何度も彼の名を呼んだ。
「クルト……クルトぉ……! あなたをずっと待ち焦がれていたの……!」
「僕も……ミレ姉が欲しかった……ずっと……」
熱く絡み合う視線の中、ミレーヌの膣が断続的に収縮し始める。
「あぁん……クルト……だめ……私…もう……!」
「ミレ姉……一緒に行こう……!」
クルトが一層深く突き上げるとミレーヌは高い嬌声を上げて達した。痙攣する蜜壷に搾り取られるようにクルトも果て、二人は荒い息遣いのまま抱き合った。
「……クルト……ありがとう。あなたの元に帰って来れてよかった」
「ミレ姉、もう絶対離さないよ。」
クルトがゆっくりと引き抜くと、ミレーヌは微笑みながら彼の髪を撫でた。
「クルト、今日は……何度でも愛してあげる」
「えっ!? ミレ姉、まだするの……? 冗談だよね?」
「冗談なんかじゃないわ。私は七つ大罪 強欲の姫騎士よ。ベッドの中でも強欲なの。今日はあなたの精液全部出してくれるまで逃がさないわ」
言い終えるや否やミレーヌはクルトを仰向けに押し倒し、クルトのちんぽにしゃぶりついた。ミレーヌのしなやかな体がクルトの胸にのしかかる。
「ちょっ……ミレ姉!? 何すんの!?」
「ふふっ……まだ出来るでしょ? クルトの“ここ”はとっても正直だもの」
妖艶な笑みを浮かべながらミレーヌはクルトの股間に顔を埋めると、すでに半勃ち状態の陰茎を咥え込んだ。温かい舌が裏筋を這い、唾液が絡む淫靡な音が鼓膜を犯す。
「んっ……ミレ姉! それヤバいって……!」
「ふふっ……気持ちいいんでしょ? いいわよ、いっぱい感じてちょうだい」
舌先で亀頭をくるくると弄びながら玉袋まで丹念に舐め上げるとクルトの腰が思わず浮き上がった。その反応に満足げな表情を浮かべつつミレーヌは一旦口を離すと自分の指を唾液で濡らしクルトの肛門へと指を挿入した。
「うわぁ!? ちょっと!? そこは違うよ!」
「大丈夫よ、クルト。すぐに慣れるわ。あなたの可愛いおちんちんが射精するとこ見たいのよ。クルトをたくさんいじめたいの」
ゆっくりと出し入れされる細い指に最初こそ戸惑っていたものの腸内をかき混ぜられる感覚に戸惑いつつも確かな快楽を感じ始めたところでようやくミレーヌが指を引き抜いた。
「完全にフル勃起、もう十分ね」
「はあ……はあ……ミレ姉……早く欲しい……」
「いいわよ。怪物みたいに後ろから貫いて 」
すっかり硬くなったペニスを指で弾くとミレーヌは四つん這いになり自らの秘所を見せつけるように広げた。桃色の粘膜がヒクつく様を見た途端クルトの理性が吹き飛びそうになる。
「クルト、お願い……早く入れて!」ミレーヌが誘う。
しかしクルトはわざと焦らすように彼女の臀部を両手で鷲掴みにするとそのまま割れ目に沿ってペニスを擦り付け始めた。
「あっ……んっ……焦らさないでぇ……」
「もう少し待って……ミレ姉のお尻……綺麗すぎて見惚れてたんだ……」
熱い息を吐きながら肉厚な尻たぶを揉みしだくうちに徐々に興奮が高まっていった。
そんな彼女を愛おしそうに見つめると先端を宛がい一気に奥深くまで貫いた。
「んんんっ……クルトぉ……すごぉい……」
「ミレ姉の中……熱い……それにすごく締まるよ……」
クルトは夢中で腰を振った。パンッパンッと肌同士がぶつかり合う乾いた音が部屋中に響き渡る。
その度に豊満な乳房が大きく揺れ動きミレーヌは甘い喘ぎ声を上げ続ける。
「あんっ……すごい……すごいわぁ……」
「ミレ姉っ……好きだよ……! 愛してるっ……」
激しい抽送運動によって結合部からは大量の愛液が溢れ出しシーツに大きな染みを作っていた。
さらに追い打ちをかけるようにミレーヌは両手を後ろに回すと自らクリトリスを刺激し始めた。
「あっ……イっちゃうぅ……!」
「えっ……? うっ……! ミレ姉っ……!」
突如として膣壁が激しく痙攣を起こしクルトの剛直を強く締め付けたかと思うと次の瞬間には勢いよく潮を吹き出した。
あまりの刺激にクルトも限界を迎えてしまい彼女の子宮口に向けて大量の精液を注ぎ込んだ。
その後もお互いを求め合い二人は体力の限界を迎えて気絶するように眠りについてしまったのであった。