18歳の誕生日に僕は魔王になりました!魔王継承者クルト と囚われの七罪の姫騎士 作:みなぽん
登場人物
クルト ドラグニル
父親の魔王ベルターを太陽の勇者エステバンと八葉の勇者に討ち取られ、落城する城から七つの大罪の助けを得て脱出。しばらく記憶を封印し、ロベルタに世話されていた。18歳の折に魔王の力を継承し、記憶を取り戻す。そして彼は勇者たちにとらわれた7つの大罪の姫騎士たちと母マリーダを奪還していく。
(第一部参照)そして、勝利を収め7つの大罪の姫達とともに新しい真王国を作る。
傲慢(プライド)のアウレリア=ヴァル=ルシリオン 種族 ヴァーバンシー
金色の髪と紅玉の瞳を持つ、姫君のような美貌の魔騎士。常に他者を見下ろすような態度だが、それは“王を守る高貴な誇り”ゆえ。
• 武器:光翼剣《ルクス・レギナ》
• 性格:高慢、王とクルト以外には絶対服従しない。
• クルトとの関係:幼少のころから“王になる器”として見抜き、厳しく鍛えた姉的存在。
「我が王よ。跪くのは世界の方。貴方ではありません。」
強欲(グリード) ミレーヌ=グラナート 種族 雪族
純白の髪の清楚系魔法騎士。雪族 一見すると清楚で優しい常識人だが宝具の研究者で道具の収集に関しては強欲になる。アウレリアとクルトを取り合うライバル。
• 武器:絶刀雪月花
• 性格 魔具フェチ、クルト好き、清楚で優しいお姉さん
• クルトとの関係:クルトの持つ魔王権能そのものを“世界最高の宝物”として執着。
「クルト様の愛も体も魔力も全部……ぜんぶ私のものにしたい……♡」
③ 色欲(ラスト)ロゼッタ・ラ=フィーネ
真紅の髪、媚薬のような香りを纏う神速の軽騎士。
吸血姫の純血に近く、誘惑・魅了を得意とする。
• 武器:魅惑双細剣《ヴェナム&カーマ》
• 性格:ちょっとポンコツ
• クルトとの関係:幼少期のクルトに初恋しており、“クルトは自分の物”と宣言している。
「クルトは私のものなんだからね。私の王子様♡」
④ 嫉妬(ジェラシー)セルシア=ミストラル
銀の髪で氷のような瞳を持つ小柄な魔弓騎士。魔弾の射手と呼ばれ、その矢は百発百中。
• 武器:魔氷弓《リヴァイア・ラメント》
• 性格:陰気で拗らせ系、愛されたいのに臆病。
• クルトとの関係:ロベルタや他の魔神騎士に嫉妬しやすい“ヤンデレ気質”。
「私なんか他の6人に比べたら、地味で魅力がなくて、」
⑤ 暴食(グラトニー)ベアトリーチェ・ベルグランデ
黒髪ショートカットのボーイッシュな少女。天使のような笑顔を持つ“食の魔獣”。
食べた魔物や魔法を吸収し、自分の力に変える恐るべき格闘家
• 武器:零式魔道拳
• 性格:笑顔の小悪魔、底なしの胃袋、食に関してモラルゼロ。
• クルトとの関係:クルトの作るおやつが大好きだった食いしん坊妹分。
「ボクはクルト兄を食べちゃいたいくらい好き〜♡ 冗談だよ? …冗談だよ?」
⑥ 憤怒(ラース) ヴァレリア・エルフェンリート
フェンリルの血を宿す黒髪の女魔狼騎士。グラマラスボディの母性の塊。普段はおっとりしているが感情の爆発で強くなる。セックスも、野生の本能に目覚めるとすごくエッチになってしまう。
• 武器:ツヴァイヘンダー
• 性格:母性と憤怒
• クルトとの関係:いつもクルトを守ることばかり考えている
「クルトちゃん、何があっても私が守るからね。この間は守れなくてごめんね。」
⑦ 怠惰(スロース)アリス=ノワール
青い髪の大賢者 魔法と精神力で戦うタイプ。
• 武器:魔法大全 アルハザード
• 性格:とある王国の賢者であったが、道を踏み外して魔人の仲間入りをしている
• クルトとの関係:賢者のくせにだらしなく、引きこもりで手のかかるお姉ちゃんだった。
「おかえり…クルト。おふとんあったかいよ、一緒に寝よう。ねむ……」
メイド長 ロベルタ・ラ=ファム。
ピンク色の髪のシフォンケーキのようなかわいい女の子。
彼女は冥奴と呼ばれる忍者と夜のお相手を兼ねたお庭番のような存在
武器 キッチンにあるものを何でも武器に使う。
性格 心優しくクルトに献身する。
「クルト坊ちゃん、私の全てを持ってあなたにお仕えいたします。」
マリーダ ドラグニル (結婚してガブリエルに)
妖精王妃 クルトの母親、太陽の勇者エステバンに幽閉されるが、彼の誠実な人柄と熱烈なアプローチに負けて、夫の敵である彼の妻となる。その後第一子を妊娠アーサーと名付ける。彼女は王妃を退き、同じく勇者であることを捨てたエステバン共にマクルトの魔王国の片隅で家族3人で暮らしている。
エステバン ガブリエル
魔王から世界を救った太陽の勇者。マリーダを熱愛している。最強の剣、エクスカリバーはクルトに
譲渡した。金髪、碧眼、超イケメンで絶倫。マリーダと会う前は月の勇者 サドラ ミストラルと交際
「俺は命に変えてもマリーダを守る!」
サドラ ミストラル
月の勇者 エステバンに捨てられたかわいそうな女性。その後も彼の思いは抱いており、魔王国の片隅でエステバンたちの家族を見守っている。七つの大罪のセルシアの親戚で内気な彼女のことを、何とかしてやりたいと思っていた。
「どんなに疎まれても、私はエステバンのことが、、」
エンジェラ パルスエッタ
ゴスロリの金髪ロリメイド、ロベルタの部下、マリーダの側に仕えていたが、現在は魔王城で働いている
「ロベルタメイド長!素敵です、。」
真魔王国の立ち上げ
長い夜が明ける音がした。
かつて栄華を誇った魔王城は、今や瓦礫の山だった。塔は崩れ、玉座の間には風と灰しか残っていない。
その中心に、ひとりの青年が立っていた。
黒衣をまとい、額に魔王の紋章を宿した少年。
クルト=ドラグニル。 亡き魔王ベルターの嫡子である。
誰もいない廃墟、その玉座に彼は佇む。かつては豪華絢爛だった王の間も今や黒焦げ、石の壁が
剥き出しになっている。そして所々が崩れて外の陽の光が入ってくる。
そして、静寂を破って、声が降る。
「みんな、僕らはここに帰ってきたんだね。5年ぶりの魔王城に、、」
「そうです。そしてこれから栄光の第一歩が始まるのです。我が王、クルト様」
金色の髪が朝日を受けて輝く。
傲慢の姫騎士アウレリア=ヴァル=ルシリオン。
その姿はまるで神話の女王。膝をつき、しかし顔は高く上げていた。
「アウレリア姉、でも、国と呼べるようなものはどこにもない。しばらくは、どの国からも相手にされないだろうね。」
「貴方が膝を折ることは許されません。跪くのは、世界の方です。」
クルトは目を細める燃え落ちる城、倒れゆく父ベルターの背中、そして…囚われた仲間たち。
彼は、やっとの思いで七つの大罪の姫騎士たちを取り戻したのだった
次に現れたのは、白髪に青い瞳の女性。強欲の魔法騎士ミレーヌ=グラナート。
雪のように冷たい気配をまといながら、清楚で柔らかな笑みを浮かべる。
「クルト様。……王国と私の“最高の宝物”であるクルト様がいらっしゃれば、すべては今まで以上に取り戻すことができますわ。このミレーヌがどこまでもお供します。」
彼女はクルトの手を取り、唇を寄せる。
その仕草には貴族の礼儀と、どこか狂気めいた独占欲があった。
「ミレーヌ姉、僕はそんなふうに思ってもらえるような大した存在じゃないよ」
照れるクルト。
「ちょっとミレーヌ姉様、クルトは私のものなんだからね! 王でも、なんでも関係ないんだからっ♡」真紅の髪が舞い、甘い香りが風に混ざる。色欲の軽騎士ロゼッタ・ラ=フィーネ。
ふたふりの魅惑双細剣《ヴェナム&カーマ》を腰に下げ、胸を張って宣言する。
その明るい声に、アウレリアが眉をひそめ、ミレーヌが冷笑する。
「小娘が身の程をわきまえよ」「ロゼッタったら、お可愛い事、、」
──始まったばかりなのに、早くも女の火花が散る。
次に姿を現したのは、小柄な銀髪の少女。
嫉妬の魔弓騎士セルシア=ミストラル。魔氷弓と矢筒を抱え、伏し目がちに呟く。
「クルト様、、どうせ、私なんか。他の人みたいに綺麗でも強くもないし…でも一生懸命がんばります」
「そんなことないよ。君がいてくれるから、僕は前に進むことができる。」
クルトが手を差し伸べると、彼女は一瞬驚き、頬を染めてうつむいた。
「ありがとう……クルト様。」
その一言が、小さく震えていた。
「こら!セシリア!そうやって弱いふりでクルト兄に甘えるのずるいぞ!」
黒髪ショートの少女が瓦礫を蹴散らして登場する。
暴食のベアトリーチェ・ベルグランデ。
お腹を鳴らしながら、屈託のない笑みを見せた。
「お腹すいたー! クルト兄、なんか作ってよ! ……このお城、食べるもの。何も残ってないよ」
ロベルタが慌てて後ろからついてくる。
ピンク髪の可憐なメイド長――ロベルタ・ラ=ファム。
「坊すいません坊ちゃん、まだお食事の用意が……! ベアもぐずらないで!」
周囲が一気に家庭的な雰囲気になる優しい子だ。
「みんなクルトちゃんを困らせちゃだめよ。この子は責任感強いから本気で悩むからね。」
フェンリルの血を宿した女性が、風のように現れる。
憤怒の女魔狼ヴァレリア・エルフェンリート。
温かな瞳でクルトを見つめ、両腕で抱きしめる。
「クルトちゃん……もう大丈夫。困ったことがあったら、全部私が何とかしてあげるからね。」
その母のような優しさと包容力にクルトはうっとりした。
最後に、欠伸をしながら青い髪の女が浮かび上がる。
怠惰の大賢者アリス=ノワール。寝巻き姿のまま、魔導書を小脇に抱え、ふわりと微笑む。
「クルト。まだ眠いよ。寝室、まだ使えるからさ、おふとん、あったかいよ。一緒に寝よう……ねむ……」
「寝るな!」とアウレリアがツッコむが、アリスは聞いていない。
七人の“七つの大罪”が、再び集う。
瓦礫の王国に、ようやく風が吹いた。
クルト「……みんな。戻ってきてくれた!そして僕たちはこれから作り出すんだ。新しい真の王国を!」
アウレリア「我らは王とともに在る。滅びても、死しても、誇りは絶えません。」
クルトは剣を取り、崩れた玉座の上に立つ。手にする剣はエクスカリバー、かつて父の命を奪った太陽の勇者エステバンから譲り受けた剣だ。
かつて父が掲げた王旗の残骸を拾い上げ、誓うように天へと掲げた。
「この国は、もう一度立ち上がる。七つの罪とともに、新しい世界を創る。」
七人の騎士が、ひざまずき声を合わせる。
「──我が王に、永遠の忠誠を。」
こうして、魔王国の再建が始まった。
何もない廃墟から、再び真なる王国〈ルシリオン〉を築くために。
食料生産大作戦!
〜ベアトリーチェの胃袋が、王国を救う!?〜
「食料生産大作戦! とにかく食べるものがなければ、どうにもならないよね!」
朝日を背に、ベアトリーチェが両手を腰に当てて宣言した。
魔王城――もとい“瓦礫砦”の中庭には、腹を鳴らす音が絶え間なく響いている。
ベア「ねぇ、みんなお腹すいてるでしょ!? だったらやるしかないよ! ボクにまかせて!」
アウレリア「……“暴食”が責任者、という時点で不安しかないのですが。」
ミレーヌ「ええ。そもそも、あなたが一番食料を減らしてる張本人じゃない。」
ベア「ひどいなぁ〜! ボクは“味見”してただけだよ! 王のために!」
クルト「味見で倉庫を空にするな。」
ベアトリーチェが頬をふくらませる。
その横で、セルシアはおずおずと手を挙げた。
セシリア「わ、わたし……森で狩りをしてくる。動物……とか、たぶん……」
ロゼッタ「セルシアちゃん、狩り? それなら私も手伝うよ♡ クルトの好きな火炎鳥の焼き鳥、作ろっ♪」
セルシア「な、なんでロゼッタがクルトの好み知ってるの!?」
ロゼッタ「ふふん、昔ね、一緒に森の中で狩りをしたの」
セシリア「む、むかつく……!」
早速、恋愛バトルが始まった。
クルトは頭を抱える。
国を興す前に胃袋と人間関係が破綻しそうである。
◆ それぞれの「食料調達計画」
アウレリアは腕を組んで高らかに言い放った。
アウレリア「王の食卓には、王の品格が必要です。目指すは高級食材!私は“魔光で作物”の再生を行います。」
彼女が地面に剣《ルクス・レギナ》を突き立てると、光の翼が土壌を浄化していく。
土の中の芋が急激に成長していく。
……が、数秒後、土がぼこぼこと泡を吹いた。
ミレーヌ「ちょ、ちょっと待って!? その魔力濃度、植物が焼けてるわ!」
ベア「わっ、焦げ芋の匂いがするー!」
アウレリア「……世界が私にひれ伏すには、少々力が強すぎたかもしれませんね。」
クルト「(ドヤ顔で言うことじゃない……)」
一方その頃、ミレーヌは経済担当らしく“生産性”を追求していた。
ミレーヌ「ふふ、私に任せなさい。雪族の錬金技術で、食料を“創る”のよ。この魔法具であれば理論上は土からパンを焼くことができるはずよ。」
彼女が持ち出したのは、怪しげな錬金釜。締まりやさんのくせにたまに道具屋で怪しげな夢のアイテムを買ってくる。
「外の土と魔晶石と魔力を混ぜてっポチッと」魔法具から光が弾ける。
……次の瞬間、ボウッと白煙と爆発
ミレーヌ「う、うそ……爆発した……?」
ロベルタ「きゃあっ! ミレーヌ様のお洋服がやぶけて」
クルト「ああ、ミレーヌ姉、パンツ見えてる」「きゃあ」
ミレーヌは顔を赤く染めながらも、涙目で立ち上がる。
「クルト様、次こそは……もっと美味しく、完璧に、完璧に……!」
アウレリア「強欲とは恐ろしいものですね。」
クルト「(火薬庫のほうがまだ安全だ……)」
魔狼の母性
そんな中、ヴァレリアは優雅に腰を下ろしていた。
ヴァレリア「私は狩猟と料理、両方できるのよ。ほら、手本を見せてあげる。」彼女は既に自分で山菜と魔獣でシチューの準備を整えていた。
いつもの服ではなく、厨房から割烹着を取り出して着ていた
そう言って彼女が肉を捌く姿は、まるで母狼そのもの。
だが、彼女の服のボタンが、彼女の乳房の質量に耐えられずに弾けとく
クルト「わ、ヴァレリア! 服が――」
ヴァレリア「え? あら、ボタンが飛んで、おっぱい丸出しね、クルトちゃん♡」ヴァレリアはおっぱい、むき出しのままクルトの頭を抱きしめた
(胸が……!)
ベア「クルト兄が鼻血出してるー!!」
ロゼッタ「だめーっ! クルトの鼻血は私が拭くのっ!!」
セシリア「ロゼッタ、どさくさに紛れてくっつかないでぇぇ!」
混乱する中庭。
アリスが寝ぼけ眼で現れた。
アリス「……にぎやかだねぇ……。私は、魔法で食料を“召喚”するよ。」
クルト「おお、それが一番確実そうだな!」
アリス「うん……食べても大丈夫な食糧系モンスターのレギオン召喚だよ。ただし、何が出るかは寝てみないと分かんないけど……」
クルト「寝るな!」
アリスはそのままコテンと寝転び、魔方陣が自動発動。
出てきたのは――
……巨大なナス。それも、魔力で動いている。ナスにたくましい両手足が生えているのだ!そして美しい七つの大罪の娘たちを見て、ナスの股間から紫色の何かが勃起していた。レギオン、召喚された茄子の数は1000匹!
ベア「うわー! ナスだ! おいしそーっ!!」
クルト「待て、こっちに向かって襲ってくる。!!」
ロベルタ「坊ちゃん、逃げてください! 茄子が追ってきます!」
ミレーヌ「……なにこの地獄絵図!」
さて……これは大ピンチだ。
「ナスが襲ってくる!?いや、何その状況!?」
クルトは混乱しながら叫んだ。アリスが召喚したのは、確かに「ナス型のレギオン」ではあったが、想定以上に大量で、しかも動きが異常に速い。
「きゃあぁっ!」
「セシリア!離れて!」
「ボクが押さえ込む!」
七つの大罪たちが次々と対応しようとするが、ナス軍団の数は想像を絶していた。彼らは足元から這い上がり、服に絡みつき、腰にまとわりついてくる!
「アウレリア姉様、お助けください!」
「無礼者め!この私のドレスに触れるとは……きゃっ!」
光翼剣で斬り払おうとするアウレリアだが、斬っても斬っても新たなナスが湧いてくる。
一方で……
「あらあら……この子たち、元気ねえ♪」
ヴァレリアだけは不思議と余裕を見せていた。
流石はフェンリルの血を引く肉体派。ナスの侵攻をうまく避けつつ、時には逆にナスを撫で回して遊んでいる。
「くっ……こんな下品な相手に屈するなんて……!」
ミレーヌは歯を食いしばりながらも必死に戦う。雪族の血統を誇る彼女にとって、ナスの侵攻は屈辱そのものだった。
「ちょっと待って!これ……もしかして!」
クルトは突然閃いた。
「皆!ナスは根っこが弱点だ!魔方陣の真ん中に、魔茄子を生み出している枝があるはず。それを土から引き抜けば動けなくなる!」
その言葉を聞いた途端……
「了解しました!」
「オッケー!」
「任せて!」
一同は一斉にナスの根元を探し始めた。とは言っても、魔方陣の中心は、茄子の大群で埋め尽くされて様子が見えないほどだ。ロゼッタの双剣が地中を切り裂き、セシリアの魔氷弓が地面を凍らせる。そしてベアトリーチェが……
「いただきまーす!」なんと、群がるナスを食べ始めた!
「ベア!それはモンスターだよ!」
「大丈夫!それにこいつらとってもおいしいよ♪」
すると、茄子は、食べられることに、本能的な恐怖を覚えたのかベアトリーチェから逃げ惑う!
「みんなベアについていけ!魔方陣の中心にある魔ナスの苗を切って暴走を止めるんだ」クルトが叫んだ!
城中は静まり返っていた。先刻までの喧騒が嘘のように。
土砂崩れのごとく押し寄せた魔茄子たちは、いまや一匹たりとも動かない。
彼らの根元を支えていた魔方陣――そこから生えていた大きな一本の茄子型の根が断ち切られたためだ。
「終わった……」
床に仰向けになったクルトがぽつりとつぶやく。
全身泥まみれで衣服はボロボロ。
魔茄子の体液やら何やらで、まさに絵に描いたような“敗北”の姿である。
その周りには……
「ふぅ……やっと片付きましたわね」
「まったく……アリスのバカ、どういう計算でこんな魔法を使ってるのかしら」
みんなに叱られて、アリスはいじけて寝てしまった。ベアトリーチェはお腹をパンパンにして昼寝をしている。
「でも見て!この茄子たち……新鮮そうよ♪」
「うむ、今日の夜は麻婆茄子だな。というか。魔物茄子だが。」
盛り上がるアウレリア、ミレーヌ、ヴァレリア、ロベルタの四人
各々の疲労を感じさせつつも、魔茄子の群れに目を光らせる魔人たちの姿が。
……そんな中。
「クルト様……大丈夫ですか?」
か細い声と共に近づいてきたのは、嫉妬の魔弓騎士セシリア=ミストラルだった。
いつもなら人目を避けるように影に隠れている彼女だが、今日は珍しく自らクルトのもとに足を運んだのである。
「うん……大丈夫。ありがとう、セシリア」
「……やっぱり。顔が汚れてます」
そう言うとセシリアは、体を近づけると自らのハンカチでクルトの頬についた泥を舐ふきとった。
「クルト様、皆さんに内緒で水浴びしましょう。」「……っ!!??」「くすぐったかったですか?」
クルトの顔がみるみるうちに真っ赤になっていく。
「うっ……」ハンカチよりも、彼女の女体の密着の動揺で立ち尽くすクルト。
「クルト!ナスの汁でべとべとになっちゃった。水浴びしに行こうよ。」
振り向くと、そこにいたのは色欲の軽騎士ロゼッタ=ラ=フィーネ。
両手を腰に当てた彼女は、いつも通りの満面の笑みを浮かべクルトの手を引く。
アウレリア、ミレーヌ、ロベルタ、ヴァレリアがナスに翻弄されいる間にクルト様同年代コンビの奇襲だ。
清めの泉
城の中にある清めの泉、洗濯や料理に使える新鮮な水がこんこんと湧き出ている。
「クルト おいでよ!」
魅惑のスキル全開のロゼッタの蠱惑的な笑みに抗えず、クルトは泉のほとりまで歩を進めた。夕暮れの茜が水面に映り込み、微かな波紋が艶めかしく揺らめいている。彼女が背後に回り込んだ瞬間——
「やっ♡ くすぐったい?」
滑らかな指先が首筋をなぞり、耳元で吐息交じりに囁く。同時に前方から伸びたもう一つの細い腕。セシリアのものだ。
震える指がクルトの胸板を辿りながら囁く。
「わ……私もお役に立ちたいんです」
「二人で洗ってくれるのか? 優し……いや」
言葉を遮るように、ロゼッタが素早く腰帯を解いた。布がはらりと落ちて水の流れに消える。一糸纏わぬ肢体が陽光に晒され、紅潮した肌が眩い。視線を逸らそうとした矢先——
「ダメだよ♡ ちゃんと見て♡」
顎を掴まれ強制的に正面を向かされる。その隙にセシリアが背中から抱きつき、自身の裸身を密着させた。しっとりと湿った乳頭が肩甲骨に触れるたび電流が走る。
「うぅっ……!?」
「クルト様ぁ……」
首筋を這う濡れた舌と背中の柔肌。二重奏の刺激に思わず呻く。気づけばロゼッタが膝立ちになり、主君のベルトを器用に外していた。
「あら♡ もうこんなに……♡」
解放された剛直はすでに漲りを示し始めている。セシリアが息を呑む音が聞こえた直後——
「ダメっ!」
悲鳴にも似た制止の声。刹那の静寂。俯いた嫉妬の魔弓騎士が、水滴の垂れる睫毛の奥から懇願する。
「私……わたしが最初に……お願いですから」
「ふふっ♡ 頑張り屋さんのセシリアだね。じゃあご褒美に私が手伝ってあげる♪」
悪戯っぽくウィンクするとロゼッタは逆側から接近し、互いの唇が勃起した先端で触れ合いかけた。三人の吐息が一点に集中する異様な緊張感。
「あむっ……」
先に動いたのはセシリアだった。小さな口唇が亀頭を含み、震える舌先が鈴口を探る。続いてロゼッタの唇が幹の下半分を包み込んだ。上下に別れた愛撫の同時攻撃。
「はむぅ……れろっ♡」
「ぢゅぷっ……んんっ♡」
競い合うように響く唾液音。クルトは天を仰ぎ悶絶した。視界には水面越しに絡み合う二人の艶姿。泉全体が鏡面となって淫靡な三重奏を映し出す。
「んぅぅっ♡ 出るっ……!」
堪らず迸った白濁がロゼッタの喉奥に注がれる。彼女は恍惚の表情で嚥下し、満足げに微笑んだ。
「ふぅ……ご馳走さま♡ でもまだまだ終わりじゃないよ♪」
四つん這いになると尻尾の代わりに臀部を左右に振る。誘うような蜜穴からは透明な液が滴っていた。
「私も……」
背後でセシリアが懇願する。羞恥に頬を染めながらも、その瞳は炎のように燃えている。クルトは無言で頷き、先にロゼッタの濡れた入口に切っ先をあてがった。
「きてっ♡ いっぱい愛してぇ♡」
「んくぅぅっ!」
抵抗なく飲み込まれていく感触。熱い襞が絡みついて歓迎する。抽送が始まると共に泉の水も共鳴し波打った。
「ふっ……あぁっ……すごぃっ♡」
「ロゼッタだけズルいです……っ」
妬みを隠さず背後に迫るセシリア。両手で恋人の腰を捉え、角度を変えながら突き上げる。結合部から溢れる音がさらに激しくなる。
「はぁっ♡ イクっ……またイッちゃうぅっ♡」
達したロゼッタが全身を痙攣させるのと同時にクルトも放出する。なお硬さを失わない証を確認し、セシリアが潤んだ瞳で手招きした。
「次は……私の番ですよね?」
◇ ◇ ◇
「あんっ……っ! そんなに激しく突かれたらっ……壊れちゃうっ!」
泉の浅瀬で繋がる三人の姿は水中花のようだった。セシリアの華奢な身体はクルトの巨躯に征服されているのに快楽に蕩けている。
「キミの中……すごく締まるな」
「だって……嬉しくて♡」
嫉妬を昇華するように結合を深めるたび、泉が脈打つ。水面下ではロゼッタが淫靡な舌使いで主の腹部を愛撫していた。
「ねえ……三人で一つになりたいなぁ♡」
提案するロゼッタの口元に粘液が光る。クルトはセシリアを抱え上げたまま移動し、岸辺の岩に背を預けた。
「これで……?」
「うん♡ 下の私と上のセシリアと……クルト様の三角形♡」
中腰のロゼッタが自ら割れ目を開く。その上でクルトがセシリアを抱え込み、三者重なりの態勢が完成した。
「やだ……深いっ!」
「私も……奥まで届いてるぅ♡」
下方ではロゼッタの膣が男根を貪り、上方ではセシリアの秘裂がピストン毎に鳴いた。二つの雌孔に挟まれ擦られる快感に理性が溶ける。
「す……すごいっ! こんなの初めてっ♡」
「クルト様ぁ……もっとぉっ♡」
夕日に照らされた三人の輪郭が淫らに踊る。汗と蜜が混ざり合い泉に溶けていく。やがて限界を迎えた時——
「「「イクゥゥッ!!」」」
同時に果てる三つの嬌声が聖域に木霊した。崩れ落ちる身体を受け止め合いながらも繋がりは解けない。波紋だけが静かに拡がっていく。
◇ ◇ ◇
「……もう」
乱れた呼吸を整えつつロゼッタが呟く。
「このままじゃ帰れないね♡」
泉の湯は完全に温まり、三人の体液で満たされていた。
セシリアが恥ずかしそうに髪を直しながら視線を泳がせる。
「あの……皆さんにバレてしまうかも」
「構わないさ」
クルトは二人の肩を抱き寄せた。汗と潮に濡れた肌が溶け合う感触。西の空に沈む太陽が最後の光芒を投げかける。
「仲間には悪いけど……今はキミたちとだけでいたい」
「……うん♡」
返事をする代わりにロゼッタが口づけを求める。セシリアも躊躇いがちに掌を重ねる。聖なる泉の真ん中で三つの影が再びひとつに溶け合った。明日の責務も過去の痛みも忘れ去るように——ただ熱だけを確かめ合うその時が永遠に感じられた。
楽しいお夕飯 ナスのフルコース
夕食のテーブルは魔王城の復旧作業で生まれた広間に敷かれた粗末な布製のクロスで飾られていた。中央にはロベルタの手作りナス料理が山と積まれ、芳香が漂う。
「お待ちかねのナス料理ですよ!」
ロベルタが得意げに皿を配る。メインはミートナスグラタン。ほかにもナスの詰め物、ナスのフライ、ナスのサラダがずらり。
どれも採れたての魔茄子を使用し、香ばしい匂いを放っている。
「なかなか見栄えもいいな」
クルトがフォークを握りながら嬉しそうに微笑む。ミレーヌはナスのフライに箸をつけた。
「ふふ……魔茄子とはいえ味は良さそうね。意外と美味」
一口頬張ると目を丸くする。
「ほんとに美味しい……!」みんなが美味しそうに茄子を食べている
セシリアとロゼッタが不安げに顔を見合わせる。二人の前の皿だけ空っぽだ。
「姉様、なぜ私たちのお皿にはご飯がないのですか?」
「当然です!」
アウレリアが高らかに告げる。
「規律を乱し抜け駆けした者には相応の制裁が必要です。ロゼッタもセシリアもクルト様をお一人占めした罪――許されざる行為です!」
「ひえぇ……!?」
「あなたたちはその罰としてコレを食べてもらいますわ!」
ミレーヌが奇妙な物体を持ち上げる。中身は茶褐色の物体で、うねうね動いている。
「土からパンができると言って買った魔法具で作った私の錬金術の失敗作ですが…どうぞ召し上がってください。アウレリアの脳筋さんが作った焦げ芋もあります。」
「!?」
「安心なさい。人体に害はありません――多分」
瓶の中身を二人の皿に注ぐと同時にコップに泉の水が追加される。
微妙に異臭が漂い、テーブルに居合わせた全員が一瞬怯む。
「どなたか大切な泉でいかがわしいことをされたようです。若干いろんなものが混ざってますけど、飲めますよね。自分の体から出したものですよ。」ロベルタが怖い顔で笑う。
「ひぃいいいいっ」「ごめんなさい!ごめんなさい!」
謝る二人に対しミレーヌは冷笑した。
「選択肢はないわよ。おとなしく食べなさい」
セシリアが啜り泣きながら一口飲む。
「うっ……に…苦い……」
「口の中で絡み付いて、最低の味」
ロゼッタも渋々スプーンを取る。
「しょうがないなぁ……クルトのために……うぅ」
二人が罰を受け入れる様子にアウレリアは満足げに微笑む。
「ふふふ……これで秩序が保たれるというものです」
楽しい食事が終わり、7つの大罪の乙女たちとメイドのロベルタは真剣な顔で向かい合う。何か重要な物事を決めなくてはいけないようだ。
「今日の添い寝担当!ロゼッタとセシリアは覗いて6人で決めましょう!」アウレリアが仕切る。
誰がクルトのとなりで寝るかを決めるのだ。セシリアは泣きそうな顔をしている。ちなみに、
「やっぱりクルトの隣は私じゃないかしら。ほら、相談に乗ってあげたり、しっかりと支えてあげないといけないもの」ヴァレリアが豊満な胸を張って申し出る。
「待って!私の方が適任だわ。暑く寝苦しい夜もいつも快適 雪族の血を引く私がクルト様の枕元でお話しましょう!」ミレーヌが純白の髪をかき上げる。
「ボクが!クルト兄と一緒に寝てあげる!今日はいっぱい運動したし、疲れただろうから背中をさすってあげるよ!」ベアトリーチェがぴょんと跳ねる。
「ねえ〜今日はアリスが寝てもいいかな?アリスはクルトを抱っこして寝るとよく寝れる。」アリスが大きな欠伸をする。
「クルトちゃんの寝かしつけは私の役目でしょ」ヴァレリア
「坊っちゃんのお世話を5年間もしてきた私ですよ。最初の筆おろしも私です。だから添い寝も私がやるべきです。」ロベルタも譲らない。
「ふふふふふふ……」
6人が各々主張していると。アウレリアの目が鋭くなった。
「しょうがないですわね。やはり今晩もくじ引きにしましょう。」
「そうだね」ヴァレリアが同意した。
「みなさん、公平にくじを引きましょう」
「わかりましたわ」
「やったー!」
「絶対に勝つ!」
「負けません!」
こうして七つの大罪とメイドのロベルタによる公平なくじ引きが行われることになった。
「じゃあくじを引いてください」
6人全員が一斉にくじを引く。
「結果は……」
結果はアリス!
「やったー!アリスの勝ちだよ!」
こうしてアリスがクルトの隣で眠ることが決定した。
怠惰のアリスの寝室
「あはははクルトゲットしちゃった」アンニョイな笑みを浮かべるアリス。
この人が救国の賢者とまで呼ばれていたとは、本人を前にすると信じられなくなる。
「賢者だって怠けたいこともあるし、賢者だってセックスしたいこともある。それなのに人々の理想の聖女を演じようとしたのが、過去の馬鹿な私だよ だから、私はもう自分に嘘をつかないことにした。面倒な事は面倒だし、眠ければ眠いし、嫌な事は嫌だし、そしてエッチなことがしたければしたいし」そう言うと、彼女は豊満な胸の谷間にクルトの頭を抱いた。
「でももちろんクルトにもそうあって欲しいと思うから、今晩セックスしたくなかったらしなくてもいいよ 」彼女が優しく耳元でささやいた。
アリスの体から爽やかな匂いがする。クルトの股間のものは言うまでもなく、フル勃起だ。
アリスは「うふふ」と優しく微笑む。
「クルトのペニスが答えを出してくれたみたいね さあ。私はクルトの欲望に応えてあげるからさ さあ脱いで。お互いに気持ちよくなる時間だよ 」
クルトは自分より少し背の高いアリスを見上げた。魔王国が滅亡して以来の喪失感と孤独に打ちのめされ何度も眠れぬ夜を過ごしてきた。救いは、アリスの胸に顔を埋めていた時だけだ。胸に顔を埋めると匂いといい心臓の鼓動といい自分の母親のマリーダを思い出させてくれる。
「クルト、おっぱい吸っていいよ 」
アリスは優しくクルトの手を引く。彼女の胸は大きい。しかしとても美しい形をしている。それは魔法陣に匹敵する神秘の幾何学的曲線だった。こんなものを揉んだり吸ったりできると思えば彼の男性機能は今まで以上に奮い立ってしまう。
アリスは、クルトの服を脱がしてあげて、自分の服も脱ぐ。
「さあクルト。あなたの可愛いチンポ 私に見せて 」
クルトは素直に自分のチンポを出した。とても魅力的な彼女の唇が自分の陰茎の先端に接吻する。
「クルトは私の旦那様。クルトは私の御主人様」
アリスが淫らな詩を口ずさむ。ゆっくりと彼女の柔らかい口の中に入っていく。陰茎から彼女の舌の動きが分かる。凄まじい快感だった。
「んっ んっ んっ んっ 」
彼女は少し唇を窄めるとゆっくりと自分の頭を上下し始めた。吸い付きがとても強くかなり気持ちいい。舌が亀頭裏の血管を刺激する。亀頭は彼女の舌に弄ばれ続けた。
「んっ んっ んっ んっ 」
クルトのペニスは大きく固くなる。
「ううう」クルトが呻くと。アリスはすぐに動きを止めた。
「あまりにも気持ちが良くて……」
「そう 良かった それじゃあクルトの入れてもらおうかな。おちんぽしゃぶってたらスイッチ入っちゃった。」
アリスはクルトの前で足を高く掲げv字に開く。
救国の賢者、穢れなき聖女と呼ばれていた彼女あまりにも、背徳的な行為だった。
「さあクルトのための専用おまんこにその硬い棒を突き刺して 」
クルトはゴクリと唾を飲む。彼女の足の付け根に生えた薄い陰毛。その奥で輝くように濡れた美しい女陰をクルトは見ていた。
「ああクルト そんなに見ないで 私のマンコ。恥ずかしい 」
「アリス姉、ボクをあおったのはアリス姉だからね 」彼の背後に膨大な魔王のオーラが立ち登った
「ボクのものだ!」彼女の腰を固定するとその穴にペニスを押し込んでいく。
「んんっ 」アリスが甘い吐息を漏らす。
「入った」クルトはそう言って彼女の頭を抱き寄せると唇を奪った。彼女の乳房に手を添えて揉みしだく。アリスは嬉しそうに微笑んで舌を絡めてくる。
やがてクルトは腰を動かし始めた。普段のクルトと違って、Switchの入った彼は荒々しい。
アリスの膣内は暖かくぬるぬるして気持ちよかった。クルトは夢中で腰を振り続ける。
「クルト もっともっと突いて 」
「アリス姉の奥の奥の奥の奥まで制服してあげるよ。僕のおちんぽ奴隷にしてあげる。」
「いいよ、アリスを喰らい尽くして、征服して支配して、あなたのものにして!」
アリスはそう言うとさらに足を広げて彼の動きを受け入れた。
そして自らも腰を動かして快感を貪る。彼女の豊満な胸が揺れる。
「はぁはぁ……クルトのちんぽ 気持ちいい 」
「ボクもだよ」
クルトはそう言うとさらに激しく動いた。アリスの膣内はさらに締まっていった。それはまるで意思を持っているかのように蠢きクルトのモノを搾り取ろうとしているようだ。アリスはさらに足を広げて彼を迎え入れる。クルトの陰茎が彼女の奥に当たる度に彼女は喘いだ。
「あんっ あっ いいっ 」
アリスが甘い声で鳴く。彼女の乳房は激しく揺れていた。その様子を見てクルトはさらに興奮した。彼女の足を広げてさらに深く挿入すると彼女の体が跳ね上がった。
「んんっ イクっ イクイクイクッ」
アリスはそう叫ぶと体を震わせた。クルトも同時に射精する。
どびゅううどびゅうう
アリスはしばらく荒い息を繰り返していたがやがて落ち着くと自分の胸に飛び込んできたクルトの頭を優しく撫でた。
「お疲れ様でした」
彼女はそう言って微笑む。クルトは幸せな気分だった。彼女と結ばれたことでようやく本当の意味で彼女を自分のものにできた気がしたのだ。クルトは満足するとアリスを抱きしめたまま眠りについた。