※この作品はR-18です。

君は湊友希那。   作:美肉。

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女児友希那と……。

 その公園に自ら足を運んだのか、それとも何か、別の要因でその場に至ったのか、彼はわからなかった。

 だがどうでもよかった。というより、彼はその原因の部分について詳しく思考をしなかった。それよりも先に足が伸び、この鉄パイプのような柵を越えて、じゃりじゃりと荒い、だが広くて安全な公園敷地内を歩いてゆく。

 公園敷地内には主に幼い女性、つまり女児が多かった。

 そうか、だからなのか。彼は歩きながら、見渡しながらひとつ納得していた。この公園、敷地とそうでない部分を隔てる位置、その二つの空間には差異があり、こっちのほうが空気が甘い。

 それは公園の中で自由気ままに遊ぶ女児たちの発汗が空気に溶け風に乗り香っているからであり、またこの風についてだって、女児たちの運動により常にかき乱されており、彼に向かって頬や肩を撫で去ってゆくものたちは常に新品、新鮮な女児の体臭に満ちた公園は至極甘く、小児性愛者として彼は居心地のよさを体験していた。

「ふむ……」

 ここに居るのは女児だけではない。

 その女児に付き添う母親の姿だって平和に散見している。

 公園敷地内には遊具が点在しているのだが、この場に居る女児の誰だって、それに群がって仕方がない。母親たちは可憐な小さい背を追ったり、眺めて朗らかに笑っている人も居る。

 女児の母親たちは何か余裕の視える態度だがその実、若い母親とは常に冴えていなくてはいけない。

 だって、我が子が少しでも危機的状況に至ればすぐさま全力を発揮し、そのジーパンに尻の輪郭だとか、汗だとか、何が浮き出ていても気にせずに我が子を助けて、痛いの痛いのとんでいけ、なんて聞かせてやらなければならない。

 なんと、愛情深い育みだろう。

 彼はそんな様子を眺めつつ、己の足は止めていない。女児たちの明るい声が飛び交う。会話をし、一緒に遊具で遊んだり、おままごとをしている。

 そんな遠い絶景を、そのまた遠い青空と共に合わせて眺めて彼は歩いている。すると公園敷地内、その隅の位置に何か遊具ではないものがある。

 それはベンチで、ちょうど二人が並んで座る広さに造られている。彼はベンチを視ていた。そこから目を離すことなど不可能だった。

 だってそこには美女が居る。

「君は……」

 僕はこの子を知っている。

 だからこそ何か警戒するというか、流石に身構えてしまうのだが、それで離れることはない。だって警戒心なんて、そんなものは彼の理性の中の一部分、ちょっとの気がかりでしかない。

 そんなもののすぐ下の位置、つまり睾丸の部分はすでにこの美女のことが気になって仕方がない。

「君、お名前は何ていうの?」

「わたし?」

「うん。聞かせてくれないかな。お名前と、それから、好きなもの」

 彼はベンチに近づいてその美女の前にしゃがんで仰いだ。

 僕はこの子を知っている。

 紫は、やっぱり優しい色合いをしている。目元の輝きは、確かにある。なんだか声色も、すでに高みに触れつつある。

 けれど、全てが小さい。

 いいや幼い。顔つきだって、頬がなんだかふっくら、余裕がある。四肢も短くて丸っこいし、何よりその髪型は、まだ長くない。

「わたしは、みなとゆきな。歌を歌うことがすき!」

 ああ、まさか友希那その人が、その幼少の姿と、相対することができるなんて。

 

 それから友希那の許諾を取った後、その隣にようやく腰を下ろして彼はすぐに質問を開始する。

「ねぇ友希那ちゃんさ、友希那ちゃん、最後にお風呂入ったって、いつ?」

「え……」幼い笑みに一瞬だけ怪しいものが浮く。「ええと……」

「ああ、大丈夫。お兄さんは急かさないから」

 彼は陽光のような声色を心掛けて友希那の肩を掴み、そのまま右手は溶けて落ちてゆくように、小さな背を撫で離れていった。

 この時期の友希那は髪が短い、故に背中、そのものを撫でたい時に細かく気遣わなくていい。

「ほら、落ち着いて答えてみて。友希那ちゃん、お風呂、最後に入ったのはいつ?」

「き、昨日よ」

「昨日!」

 友希那が震えた声で回答すると、彼は水中から餌を食らう鯉のように身体を座ったまま持ち上げて叫んだ。

 なんて好ましい!

 女児なのだから、というより友希那なのだからいつに入浴したって男としては好ましい。清潔であってもそうでなくとも、そこに香しさが漂い嬉しくなる。

「今の友希那ちゃんの髪の毛は、昨日のシャンプーのにおいもたくさん含まれているんだね!」

 すると友希那は咄嗟に口を緊迫させた。彼が何か大げさな反応をしている影響か、友希那は自らの中で、自分がおかしなことを口走ってしまったのではないか、なんて妙に想像しているらしい。

「ふ、普通でしょ?」

「うん。ちっともおかしくない」

 彼は冷静に答えてやる。「そ、そうよね……」と友希那は安堵し、狭まっていた身体がほどけるようにラクになったように視える。

 知らない男、不審者そのもののような彼の声ひとつで自信をなくしたり、逆に安心するなんて。

 これが幼さか、などと彼は思ってみる。

 それは当然のことだった。だって今、友希那の身近に大人は彼しか存在しない。この年齢の子にとって大人とは人生の指針であり、それはこれから、壮大な音楽家として歴史を綴る友希那も同じ。どれだけカリスマとしての才気があっても開花していなければ無意味で、この幼い友希那は今、彼に精神的に倒れ込むしかない。

 それが不審者であっても、今日、はじめて出会った異性の年上であっても関係ない。

「ね、ねぇ」

「ん、どうしたの?」

「お兄さんはどうして、わたしがお風呂に入ったかどうか聞いたの?」

「それはね……」

 彼はベンチに座ったまま友希那の胸元に接近し、すると二人、肩と肩が狭まった。友希那は自然と小声を聞くために耳を研ぎ澄ませ、彼はそこに息を吹く。

「秘密」

 そうして少しふざけてみると、幼い友希那は唐突に、彼の首の近くで鼻をスンスンとやる。

 なんだろう、と動きを観察しているとやがて友希那の両目がまた開き、それから周囲を確認して小声を出す。

「お兄さん、別にくさくないわ」

「あれ、ほんと?」少し顔を広げて自分の腕を軽く嗅いでみる。「ほんとかな……」

 いくつかスンスンとやってみる。けれど別に、異質なにおいは香ってこない。

「大丈夫よ。でもお風呂は、毎日入ったほうがいいと思うわ……」

「そうだね」

 体勢を持ち直し、彼は友希那の小さい頬を狙い射るようにほほ笑んだ。どんな勘違いを起こしているのか知らないが、友希那は今、相手の男が入浴を疎かにし体臭を気にしていると思い込んでいるらしい。

「じゃあ次の質問だけど、友希那ちゃん、今日の下着の色は何色かな?」

「え、したぎ……?」

「うん。おパンツのことだよ。友希那ちゃんが今、履いているおパンツの色は何色かな?」

「え、ええと……」

 こんな質問を成長した友希那に向けたとしたら、きっと、怒られることはないが呆れてしまう。「あなた……」なんて囁きながら静かに、しかと睨まれる光景が浮かぶ。

 そういうものももちろんいい。対して、今の友希那は幼い。自らが、性的に弄ばれていることにさえ理解が及ばないほど、ありえないほど幼いまま彼の隣に居てくれる。

「ほら、答えて。友希那ちゃんは今、どんなパンツ履いてるの?」

「ピ、ピンク色だけど……」

「可愛いねぇ」

 普段、あらゆる猥談に目を鋭く跳ね退ける友希那を知るからこそ、その実力が備わっていない、幼い友希那について新鮮なものを意識する。

 そうしてもっと、遊びたくなる。

「じゃあ友希那ちゃん、友希那ちゃんは好きな人とか、いるの?」

「す、好きな人?」

「うん。居るー?」

「リサちゃん!」

 真っ先に出てくる相手が、幼馴染のものなのか。

 これまで性的な話題のみを突き付けてきたからか、唐突な、真っ当な女児らしい解答に胸元が温かくなる。

「あと、お父さんも好き!」

「そうなんだ」

「あなたは?」

「え、僕?」

「そうよ」

 まさか、逆に質問をされてしまうなんて。きょとんと目元を広げていると、友希那の視線がずいと近づいてくる。

「あなたにも好きな人はいるの?」

「ぼ、僕は」

 友希那ちゃんが好き、なんて本人の前でいえない……。

 彼は自らの発言を誤魔化すように喉を弾いた。

「それよりさ、友希那ちゃんはお父さんのことが好きなの?」

 何気なく、なんとなく聞いたという態度だった。だがその本意としては、こんなもの、聞かないわけにはいかない。

 すると友希那は溌溂のまま答えてくれる。

「うん!」

 露骨に声色が高ぶるというか、声量も確かなものになる。

「お父さんはね、音楽をやっているの!」

「音楽?」

「バンドで、お歌を歌うのよ!」

「へぇ、それはすごい」

 友希那の父親がかつて音楽関係の仕事をしていたことを彼はもちろん知っている。

 そして今、つまり現実世界のほうで友希那に出会った時、すでに義父はその立場にないことも把握している。

 彼は、勢いのままに聞いてみる。

「じゃあお父さんはさ、友希那ちゃんのこと好きかな」

「……どうして、そんなことを聞くの?」

「いやなんとなくだよ。それで、どう思う?」

「うーん……」

 流石に突っ込んだ質問だったか。質問の内容というより、彼はひたすらに友希那に不味い顔をさせてしまったことについて罪悪を得た。

 だがそれでも、友希那は答えてくれる。

「好き、だと思うわ。だって、わたしが音楽について質問したら、いつでも答えてくれるもの!」

「じゃあさ、友希那ちゃんはさ、お父さんが友希那ちゃんのことが好きだってことについて、どう思う?」

 鋭く追求してみると途端に晴天が曇ってゆく。

「よ、よくわからないわ」

「お父さんから好きだよって言われて、嬉しい?」

 彼は垂れ下がる友希那の意識を下から持ち上げ保持してやるように詳しく質問し直す。「もちろんよ!」と女児は華々しい色合いを取り戻して首肯してくれる。

「ふーん……」

 そんな態度を横に、彼はいよいよ固唾というものを嚥下して声を潜める。

「じゃあさ」

 そうしていると友希那のほうも、この男が何か重要な事実を打ち明けることについて察知したらしく、ベンチの上、二人は自然と頬を寄せ合う。この晴れた公園のひとつのベンチの位置にて、純潔な肌色と薄汚れた欲望の肌色が逢う。

 彼はそんな、友希那の甘い顔面を嗅ぎつつ小声を差し込む。

「実は、僕も友希那ちゃんのことが好き」

 お嫁さんにしたいな。

 それから彼は友希那の瞳の中に居る。

「ねぇ友希那、奥さんになってよ。僕の奥さんに」

「お、奥さん……?」

「うん。駄目かな。友希那ちゃんは僕から好きだよって言われて、嬉しくないかな」

「ええと……」

 声を濁らせる幼い恋人にそれでも彼は男として追撃する。

「僕は友希那ちゃんのこと、だいすき。きっとお父さんより、君のこと愛してる」

「そ、そんな……」

 真剣に告白してみると、友希那は幼い顔つきをそのままに赤色に戸惑う。

 そういう姿が、やっぱり愛らしい。

 彼がよく知る、あのまんざらでもない態度の友希那も可愛いのだが、こうして真っ当に赤面されることと美味だなと思う。

 だって、愛の告白なのだから。それも、大人という枠組みに一応当てはまるような男が、女児に対する本金告白、女児といえば、まだ生まれたばかり。将来の夢にお花屋さんだとか、ケーキ屋さんだとか、それから男子のあの子が好きだとか、先生が好き、変身魔法少女になりたいとか、そういうことだろう。友希那は確かにこれから選ばれた者として音楽の道をゆくのだが、その前にまだ幼い時間があるはず。そして彼は、そんな空間にまだ居座るべき友希那を、おもちゃ屋さんで好みのお人形をみつけて棚から取り出すように、自らの、欲情ばかりの世界観に引き入れて告白を受けさせている。

 妙な、おままごとで済ませることは許さない。彼だって本気で友希那に告白したのだから、友希那にも、たとえ女児であっても本気で考え、男に向かって応えてほしい。

 友希那だけがこの瞬間に逸脱しているし、彼もまた、相容れないはずの幼い友希那を半ば強引に、自らの最良で抱き込もうとしている。

「ねぇお願い。友希那、僕たち結婚しよ」

 その声色に今までの年上男性らしい威厳はなかった。いうならばいつもの、友希那ママに甘える際の緩んだ声で、眼前の幼い友希那は「結婚……」と咀嚼するように囁く。

 こんな小さな彼女だが、そんなことは関係ない。友希那であるのなら、向かうだけ。姿形が違うとしても、問題はない。だっておちんちんが、僕の雄の部分が君に向かって急いでいるから。何より睾丸の二つの部分が、君へ強く反応しているから。

 この幼い友希那のことが、股間の位置から好ましい。

 もう、構うもんか、という最後の熱気により彼の理性は完全に消失した。彼のシモは熱烈に叫んでいる。いけるぞ、と熱狂しやれるぞ、と竿が持ち上がっている。そうして眼前、この友希那のことをより身近な位置に置きたくなる。雄そのものが、この子に、甘える準備をはじめている。

「いいわよ……」

 それから少しの間があり、友希那の額が上がってくる。目と目が逢い、そうして幼さへの恋慕の結果が下される。

 それは彼にとって何より都合のいいことだった。

「それじゃあわたしが、お兄さんのお嫁さんになってあげる」

「ほ、本当に?」

「うん!」

 聞いてみると、もう友希那は明確に頷いてくれる。これは現実世界、成長した友希那にもいえることだが彼女は覚悟を備えることが上手い。またその覚悟、一度選択した後に己がぶれることもなく、凄まじい。

 そういう部分に惚れ込んだのだ、なんて確信しつつ、彼はまたはっきりと関係性を口にする。

「友希那ちゃんも、僕のこと好き?」

「ええ、好きよ。お兄さんのこと、わたしもだいすき」

 ベンチの中、彼の隣で何より眩しい花が咲いている。

「だからお兄さん、結婚しましょう!」

 ああ、そういえば、この子にまだ、僕は名前さえ教えていなかった。

 それなのに結婚を約束するなんて、本当に幼いのだな……。

「ありがとう」

 けれど、もちろん嬉しい。だって友希那なのだから。それがどれだけ幼くとも、無知であり、騙されていたとしても。僕が君を騙すのなら君はいつでも無知でいい。

「僕、幸せだよ。こんな可愛いお嫁さんがいるんだもん」

 いやいや、そんなことより何より、友希那の首の汗が舐めたい。

 

 それから彼と友希那は、いいや、この異端の夫婦は周囲の情景に関係なく初夜に突入する。性知識のない友希那に彼が教え込むという立ち位置で、不安がるかと思ったが友希那は意外にも素直に従ってくれる。

「こ、こうかしら……」

 ワンピースは着たまま中のショーツだけを脱いだ友希那は彼の太腿部分に乗り上げている。

「こ、こうかしら……」

 股を開いて、顔と顔が向かい合っている。つまり対面であり、彼は変わらず座ったまま、けれど屹立した股間だけが露出しており、挿入には至っていない。

「お父さんのおちんちんって、視たことある?」

「あ、あるわ。でも……」

「でも?」

 さらに進んで訊ねてみると、眼前、頬さえ嗅げる距離の中で友希那の顔が潤む。瞳が下向き、男という生き物の正体をしかと視る。

「こんなに大きくなかったわ……」

「僕は友希那ちゃんのことが大好きだから、隣に居るだけでこんなふうになっちゃうの」

「そ、そうなの?」

「うん。好き好きーっていう気持ちが強くなるとね。きっと、友希那ちゃんのお父さんも、お母さんの隣に居る時はこんなふうになっていたよ」

 こんな適当な説明、彼のほうが嗤ってしまいそうになる。だが女児友希那はきっと、もう説明など聞いていない。その瞳は丸いまま、生まれてはじめて相対する雄の股間に集中しており、圧倒されていることが視て取れる。そんなの、ああ嬉しい。彼は今、自分という個人をきっかけとして、この友希那が雄という存在を認知しはじめていることに喜ばしいなと思う。

「じゃあ友希那ちゃん、僕と繋がってみようか」

「ど、どうすれば――」

「大丈夫。僕が教えてあげるから」

 撫でるように囁いてからいよいよ男女は動き出す。彼の太腿の上、小さい友希那の腰が持ち上がり、大きく広げられた股間同時が至近距離でみつめ合う。彼は両手で友希那の背を支え、それからゆっくり、新鮮な熱気が降りてくる。

「ねぇ、なんだかこれ、あの」

 汗で滲んだ腕の中、女児は、腹に湛えた男の強さを受け入れるしかない。

 そして彼は、相手が女子小学生であっても遠慮をしない。

「大丈夫だよ……」

 もちろん相応の痛みが幼体の中に轟くのだが、彼はそこで背を撫でて安心させてやる。

 幼気な部分を踏み荒らし組み替えてしまったこと、それでも雄の部分を受け入れてくれたこと、その全てに感謝して、労って。それで先ほどから変わらない、青空模様の下で僕は女児に堂々登場する。

「友希那っ……!」

 ああ、やっぱり狭い。下から突き上がる硬いものが友希那の内部をみっちり占領している。しっとり濡れているけれど、それでも経験不足のため、すんなり開いてくれない。

 男の両肩に両手を置く友希那は流石にその刺激により動きを不安定にさせる。しかし身体が外れることはない。彼が背後に廻した腕が背丈を優しく保持しており、また彼は、颯爽と友希那の中の最も敏感な位置を探り当てている。

 まだ恋人どころか、異性を嗅ぎ分け好みを意識することさえ知らない。向こうに初潮の時期を控えている。自らの肉体が種を付けられる側、産む側であるという自覚さえほぼない。

 そんな奇跡を彼が打ち破って、ハジメテだとか乙女だとかを持ち去ってしまう。

 それはつまり英才教育だった。

 本人もまだ詳しく自覚していない時期、そういう貴重な部分、友希那の幼少をぶちぶちと占領し形を覚えさせる。未開発な友希那の女性を開封し自分専用に改良する。この瞬間に彼は友希那の性的な意味での父親と成り、友希那の貫通した乙女の部分に胡座をかいている。

「うううっ……」

 そうして少しずつ、まず内側から友希那に穴を開けて突き進み、まだ外側で、本当に崩れてしまわないように支える。友希那も女なのだから、この入ってきた雄にやがて身体が反応し、今度、竿表面を舐るため運動がはじまる。

 小さな未来の歌姫は今は男の胸に埋まっている。左頬を胸板に落とし、そのすぐ近くに両手がそれぞれある。

 その部分だけを視るのなら、この子は遊び疲れて少し、父親の胸で休息しているように視える。彼だって、そういうものは好ましい。故に友希那の丸まった背をゆったり摩り、適当に公園を眺めてみる。こうしていると本当に親子のようだが、緩やかな日々を上半身に、しかし下半身では、なんともしつこく男女二人で結合している。

 そういった状況を改めて理解した瞬間に彼の手つきは父親のそれから恋人のものに戻ってゆく。

 男の両手が到着した位置とは友希那の腰の部分だった。彼は友希那のその位置を掴んでみる。この身体の中、骨盤、という骨格を直接撫でるように注意深く探ってみる。

 彼が脳裡で想起している対象とは普段の、つまり現実世界のある程度成長した友希那の腰だった。

 女性として一応の完成に至る今の友希那はもちろん腰周りも卑猥に育っている。皮膚はくねりと造られ、くびれが宿り、肌には弾力がある。だが今、この夢の世界で彼が握る友希那の腰にはそういった造形はあまり窺えない。女体としての成長、その最初の部分さえこの友希那には発現していない。それは幼さ、というより粗削りな感覚であり、もちろんそこには別種の楽しみがある。

 若干、ふっくらと健やかに実る胴体、そこから上へ、形が浮かばない乳房を一気に抱き締めてみる。するとこの女児の、中に大量の熱が籠っていることを彼は己の肢体で実感する。

 彼は友希那の頭皮を嗅いだ。

 遠慮のない汗の風味が鼻孔を撫でてくれる。その刺激は緩んだ睾丸を一気に凝縮させ、股間の奥から硬い熱気が込み上がる。

 それから彼は友希那を抱き締めたまま、その首元にむしゃぶりつく。

「ひゃっ?!」

 今、彼と幼い友希那は対寧で巡り会い、最初は彼のほうが強く雄で、劈くように虐げていたが今は和解の最中にある。しっとり被さる雌のものが雄の形に適応し、身体そのものが慣れている最中で、そうした中で接吻などされると流石に友希那も反応し、肩が軽く飛び跳ねるのだが彼は気にしない。

 男に向かって寄りかかるこの熟れた雌の肌肉そのものを啜り、音を立てながら味わっておく。

 それで次に動こうかと意識を向けるのだが、今度は眼前に魅力的な唇が映ってしまう。

 歌姫にしては気の抜けた形をしている。いいやそれも当然のことだと彼は理解している。だって今まさに、胎内を詰める雄について幼い友希那は力不足のままどうにかしようと力を発揮している。そんなものを小児性愛者は見過ごさない。この対面座位において友希那のほうが彼に倒れ込んでいるという位置関係にあるが今だけは彼のほうが首を伸ばして友希那の顔に飛び込んだ。

「愛してるよ、友希那……」

 まずは一周、御口の中に溜まった唾液や、それからつるりと小さい舌を受け取り、かき混ぜつつ、他の粘膜や歯茎、歯列そのものを堪能し、すぐに離れる。囁いてからまた、大した間を置かず上から被さってゆく。下の口で男に対応し、すでに消耗している友希那だが、彼はその上、ぽっかり開いた喉元さえ奪い去る。

 それにしても、なんだか味が違うような気がする。

 口で女児を堪能する中、彼は自らがよく知る友希那の唾液の味と、この友希那、女児の唾液の味の違いについて考えた。

 彼が知る、ある程度成長した後の友希那の味と比べると、この友希那はまだ野生というか、熟していない風味がある。複雑な矜持を含んでいない味であり、けれどこれから気品を備えることを期待させてくれる味、また同時に独特の活発も感じる。さらに舌使いに関しても、そこに宿るのは接吻における技術ではなく行動力そのものだった。つまりセオリーがない。接吻の経験がないこの友希那がそれを知っているわけもなく、また代わりとして遠慮もない。彼が小さな口の中を隅から隅まで触れて流れたように友希那も舌を伸ばしてめり込んでくる。

 ああ、この時期の友希那から知っておきたかった。

 抱き締め合って、舌を頬張る彼は友希那と幼馴染になりたかったと熱望した。しかし、過去のどの時期にも他人だったからこそ、今の関係性があるような気もする。

 そうした妙な納得感と共に彼は女児を許してやる。友希那の口から顔を上げ、ひとつ息をつく。その漏れ出る煙のような呼吸の中にすでに友希那の香りが生きているような気がして嬉しくなる。そろそろこの、馴染んできた股間のほうを楽しみたい、などと意識していると手元、友希那が溶けた顔のまま口を上擦らせる。

「キ、キスしちゃった……」

 そうか、と彼はひとつ納得していた。確かにこれほど幼ければ、キスというひとつの行動にも羨望を抱く。特に女の、それも幼ければ幼いほど、接吻という行動を強く意識する。

 そうしたものを彼は遠慮なく行ってしまった。この年齢でこれほど破廉恥な口づけなんて誰も経験していない。つまり彼は大人の男として、この幼い友希那を強引に大人の世界に連れてきた。

「気持ちよかった? はじめてのキス」

「ぬ、ぬるぬるって、入ってきて……」

「それは僕の舌だね。僕も、友希那の舌を舐めたから」颯爽と友希那の耳元に近づく。「美味しかったよ。友希那の舌」

「はずかしいわ、なんだか……」

 男に対して大股を拓き、乗り上げ、肌も汗も共にしているというのに接吻の具合で恥ずかしがるなんて。

 こんなか弱い生き物を前にしていると、次に、接吻に関する新しい趣向が自然と浮かび上がる。

「ほら、あーんして……」

 友希那にひと通り説明をし、いざ作戦開始すると小さな姫君は従ってくれる。これもまた幼さ故の素直さというものであり、成長した友希那だとしたら、きっと戸惑って、口の中に唾液を溜めて男に献上するなんて少し嫌悪する。

「ん、んん……」

 顎が吊り上がり目元が少し薄まる。唇が慎重に開いて口腔内が視えてくる。

 そこに、唾液が溜まって待ち構えている。彼は女児の背を抱き、何か躊躇することなく舌先でその泉に向かってゆく。

 また、この瞬間にもひとつ特殊な手順がある。

 彼は今までのように大きく唇で友希那に触れない。ぶっちゅりと着弾し、彼女のあらゆる分泌を啜ることをしない。そうではなく、この溜まった温かいものたちを舌のみで掬い取って飲んでみたい。

 まるで、犬のようだ。ああそうだ、僕は今まさに犬なんだ。僕は湊家に買われた大きな犬。お父さんが居て、お母さんが居て、そして一番、僕のことを世話してくれる幼い子、可愛い温かい、いいにおいのする友希那ちゃんが大好きなんだ……。

 僕は他のどんな餌も水分も必要としない。というより身体が受け付けない。僕の口先が唯一その心を許したのは友希那の口の中の湿度、口腔粘膜と吐息によって完成する唾液だけが舌先に馴染む。

 そのような思い込みに浸りつつ、彼は友希那を抱き込んでその口の中、たんまり用意された唾液に舌を投入する。自らの舌をスプーンのように細かく駆使して唾液を掬い取り、自分の口に持ち帰ると味わって嚥下する。それがないと本当に餓死か、干からびて死んでしまうという勢いで女児の味を堪能する。ああついでに歯茎と、それからそれから、生え並ぶ歯列についてもゆったり撫ぜて啜っておく。顎先がさらに友希那へ降りかかり、二人じっとりみつめ合う。

「ねぇ、何年生なんだっけ?」

 彼が訊ねると友希那はすぐに答えてくれる。その回答が彼の中の男としての集中力をさらに盛り上げる。

 小さな背中に手を廻し、その体躯をまた抱き寄せて離さない。むしろ男体が女児に寄りかかるというか、預かってもらうという様子でその奥で、年齢も、身分も異なる男女は擦れ合っている。

「友希那ちゃん、結婚、僕たち本当に結婚しよう」

「け、結婚……」

「そうだよ結婚。本物の指輪を買って、お義父さんと、それからお義母さんに挨拶をして、友達にも紹介する。結婚式も、あ、友希那ちゃんのウエディングドレスが視たいな」

「ド、ドレスなんて、わたしが……」

「そうだよ。きっと似合う。そうして二人で、家族になろう」

 硬いわけではなく、快適ではないというわけではなく、心地よくて、けれどやはりまだ、まだ青い。

 ある意味で、この世で最も穢れのない存在に、劣情そのものといっても過言ではない結婚宣言を投げてみる。

 それは場の雰囲気による台詞だとか、よくある少女と父親のやり取りだとか、幼馴染との夕暮れを背景にした約束というものではなかった。彼は心の底からその言葉を友希那へ用意し放っている。本来、恋愛対象にも性的対象にも成り得ない女児という相手に対し、あらゆる種類の大人の湿度を向けている。

「ね、いいでしょ、結婚。友希那、結婚しよ……」

 その一切を受け入れて許容してもらおうと企んでいる。

「え、ええと……」

 普通だったら、一歩一歩、というところだろう。

 こんな公園で出会って、会話を重ねて家に遊びにお邪魔して、お泊りだとか、家族ぐるみで付き合って、二人、年齢もそろそろという時にどちらかが我慢できず押し倒し、そのまま行為、終わった後、順序が逆転ね、なんてほほ笑み合いながら交際がはじまる。そんなものだろう。

 だが今、彼はそうした手順を一足飛びに無視している。

 そんなものよりさっさと挿入、ぬちぬちと膣を味わい、竿をよく知ってもらって、また大事に、結婚を申し込む。

 実際に許諾されるかどうかについて、それそのものはあまり関係がない。それよりもまず、成人したところで女子小学生に本気で結婚を申し込むという自分の男性としての立場だったり、また彼女の、女児の友希那に声が届く位置で求婚するという状況、そのものについてありえないほど背徳的に逆立つ。

「友希那、二人で幸せになろう」

 その瞬間に彼も友希那も二人同時に虫の死骸に成り果てた。

 身体の全てが停止した今、唯一、猛烈に疼く部分とは友希那の子宮のみであり、彼はそこに、その微細な隙間を狙って勢いよく注入する。

「んんんっ――」

 他者の性どころか、己の性の芽吹きの実感さえまだ希薄、生殖の知識など皆無の、完全に新品の部分に彼は雄を擦り付けている。それは何か、自分の中の大部分が友希那へ流れて抜けてゆく感覚であり、どろどろと忙しない。

 抱き締めた女体が胎内の竿のうねりにより何度も飛び跳ねている。雌が雄を受け入れ飲み干す態度なのだが、そんなもの、女児としてあるまじき態度だった。

 だが友希那は彼に呼応してくれている。彼の欲望を飲み込んでくれている。

 それは、ここまで彼が友希那と腰を据え、じっとり雌をほじくり、丁寧に発展させた成果だった。いうならば、友希那の中のそういう才能をこの短時間で開花させたというところで、その実力は彼という雄にぴったり当てはまる。

 彼がよく知る友希那の膣とはまた異なる味わいがある。

 彼は驚きと納得を得ながら排泄を続けていた。はっきりいってこんなもの、もう別種の体験だった。絶頂に至った飛沫を友希那は残さず吸い取り、互いの肢体はそうして、緩みきった余韻に満たされてゆく。

 

 一度の胎内射精を終えたところで彼は女児を離さない。

 さながら、お気に入りのオモチャを手放さない餓鬼のように友希那を抱き締め、巨大なまま竿で姦通し続けている。それは友希那という女児を酷使するということなのだが、男の性分として、こんな絶世の美女を逃すわけがない。故に友希那にはもう少し、頑張ってもらうしかない。

 未成年どころか、年齢二桁であるのかさえ怪しい小さき女を犯してしまった。そのハジメテを毟り取るだけでなく、胎内に居座るだけでなく、完璧に無垢な部分を汚してしまった。

 そういう事実について彼は少しも罪悪を抱いていなかった。彼が抱くものとは最初から友希那のみであり、今の彼の脳裡にあることとはただひたすらに友希那が可愛い、友希那が愛おしい、友希那が好き、大好き、ということだけだった。

 たとえどれだけ手厳しい裁判官に問い詰められたとしても彼は罪悪など認めない。

 いいや、その裁判官や、あるいは背後に居る警察官、検察官、弁護士までもが友希那であるのなら少しくらいは、頷いたり指示に従うかもしれない。

 そんなくだらない妄想をまた打ち上げつつ、彼は手元の、確かに触れている友希那を視る。一度の射精を終え、事後にある友希那は流石に蕩けた顔を示しており、たとえば額や、頬の部分に毛先が緩く浮かんでいる。着ているこのワンピースについても汗ばんだ肢体にべっとり貼り付き、湿り気を帯びて重たく、友希那が動くとシワが浮いて蠢いている。

 彼は小さい加湿器を撫ぜながらさりげなく、友希那に上向くように促して口を開く。

「大丈夫?」

 そんなわけがない。だって初陣で、自分より巨大な雄を抱え込んだ。だが彼は、そうだとわかっていても訊ねてしまう。

「まだ、どくどくしているわ……」

「たくさん出したから」

「すごいのね、お兄さん」

「まぁね」

 ほほ笑んでみると友希那も笑って、それから頬を胸板に預けてくれる。彼は、その表情の中に知っている魔性のものを見出して、割り込むように口を押し付ける。彼は友希那を抱き締めた。素手で覆うというよりは腕で、いいや肩そのものでこの小さい身体を内側へ匿い、あらゆる情景や事情から遠ざけたい。腕と腕が友希那の背を掴み、顔面で女児を押し倒す。女児は今は彼の股間の上に跨っている様子にある。だがその左右の足が、男に乗り上げたまま強張り、彼を挟む強さが増している。肩口についてもこんもりと突き出し、口腔内部で数回、握手をすると首元も震える。

「ねぇ、友希那……」

「んん、なぁに?」

「あの、また……」

「したいの?」

 こっくりと頷いてみると友希那は幼いまま、口元を緩めて許してくれる。

「いいわよ。ふふ。たくさんしましょう」

「うんっ」

 男女で向かい合い、結合し、肢体を密着させるという熱烈な行為、一度果てたとはいえまだまだ繋がったままだということを感じさせない華やかな笑みが行為の中に新しい味を発揮する。

 また、そうした中で彼は聴覚を意識していた。このベンチは公園敷地内に設置されたもので、少しでも顔を上げると公園の景色が目に入る。周囲には当たり前に女児たちが、その母親が、平和で乱れのない生活が流れている。ベンチの部分、彼と幼い友希那だけが愛人のように強く絡み逢っているのだが、他の誰もまるで二人のことなど認識していない。

 彼と友希那は完全に隔絶されたこの立ち位置にて二人きりの世界を過ごしている。

 特に、彼は女児の友希那に対し本気だった。求婚だってする。己の身の丈に合わない低い子を真っ当に女性扱いしてよくしてやる。小児性愛者としてそんなことを当たり前の態度なのだが、そうした極楽に浸ろうとすると、どうしても彼の脳裡に怪しい思考が浮かぶ。

 故に適当なところで友希那から顔を離し彼は呟いた。

「友希那、僕は君のことを利用していたんだ」

「利用?」

 手元、瞳を上向かせる友希那がぽつりと訊ね返す。

 彼はその頬の緩みを視ていた。

「僕は、癒されたかった。だから小さくって可愛い友希那に、結婚とか言って、癒してほしかった」

 ひと言ひと言が全て熱を持つトゲのように彼の喉元を刺している。だが彼はそれでも告白した。しなければならない。そうして全てを明らかにしなければ、僕たちは今の位置から進めない。

 そんなひとつの覚悟に友希那は抱擁で応えてくれる。

「ゆきな……」

「大丈夫、だいじょうぶ……」

 今まで、ただ彼の上に居るだけだった腕が伸びて頭部を左右から包んでくれる。激しい行為の後であるため長袖を伴うその腕はしっとり熱い。最大の魅力を引き連れて友希那の鼻先が近づいてくる。頬を通り過ぎて後頭部を撫ぜる素手、頬、それからこめかみの位置を保持してくれる腕の肉が柔らかい。甘酸っぱいにおいがする。

「わたしが、ずっと守ってあげるわ。ずうっと」

「でも、僕は友希那のことを利用して……」

 彼はここぞとばかりに悲観的に揺れ動いた。女児の胎内、ぎりぎりの位置までめり込んだ竿はその肉壺の中でしかし雄らしく、この女体を食べ尽くすことにすでに決定しているのだが。

「別に、それでもいいわ」

「いいの?」

 彼は友希那の腕の中で額を持ち上げた。すぐ近く、くしゃりと笑う友希那の頬がある。

「いいわよ。それであなたが癒やされるのなら、そういうものでも、私はいいの!」

 ああ、なんと天使……!

 そうした許容があることではない。そうした覚悟の発言を、最後まで口にしてくれること、その心意気、構え方そのものが美しい、逞しい。

 こんな子が元来、愛するものなんてまだ猫くらいしかないはずなのに。それなのにこんな汚らしい、男に、その寵愛が向くなんて。

 彼はそんな愛おしさ、ああ、指先で突っついて、ころころと、さらにさらに追いかけてみたい可愛げを前にさらに申し訳ないなと思う。

「ごめん、友希那……」

 彼は友希那に向かって呟いた。遊具で遊ぶ親と子の明るい声がすぐ近くで通過する。

「どうして、謝るの?」

 幼い恋人は無垢な目で訊ねてくる。

「僕は、友希那に迷惑をかけてばっかりだ」

 彼は吐き出すように発言していた。

「だって、友希那が稼いだお金で生活してるし、家事はしているけれど、えっちなことでも、たくさん友希那に、やってもらって、付き合ってもらって」

 喉元の位置にある黒いものたちがつっかえながらも出てゆく。

「捨てられちゃうかも……」

 それはもはや重たい泥のような声色だった。吐き出して、明確に口に出したことでようやく圧迫感が消える。彼は虚空をみつめてその目元さえすり潰した。状況は何も変わっていない。そんな事実にさえため息を漏らすのだが、寒々しい頬を擦ってくれたのは友希那だった。

「あなたがそう思っていること、あの人はきっと、全部知っているわ」

「そうかな……」

「ええ、そうよ。あなたがあの人を愛しているみたいに、あの人だって、あなたのことを愛しているわ」

 温かい素手の中に彼は落ちてしまいたい。やっぱりまだまだ小さいな、なんて手のひらに思いつつ、それから発言について、そうだったらむしろいいのにな、なんて求めてしまう。

「それに、あなた自身がそうやって、申し訳なく感じているのならそれはチャンスよ」

「チャンス?」

 額を上げる。すぐに友希那の瞳と触れ合う。彼が知らない幼い色彩、小さな宝石が彼を、やっぱり一瞬で射止めてゆく。

 彼が、あらゆる手を尽くして友希那の乙女を占領したように、友希那もまた彼のあらゆる尊厳の部分を貫いて我が物にしている。

「まだ、できることがあるはずよ」

 汗ばんだ顔面が香しい。その額、前髪は複数の束として波を描いており、表情の中にはすでに発芽を迎えた姫がある。

 ああ、そうか――。

 彼は最初に友希那のことを股間でみつけたあの時のように納得していた。やはり友希那とは最初から、これほど小さく、可愛いだけのその時期から正真正銘の友希那であり、彼という男は変わらない気質そのものに惚れた。

 本当に、最初の時から見事な子なのだな、なんて納得して圧倒されて、それで彼は高みへ昇る。

「友希那、また出そう」

「いいわよ」

 奥へ隠された宝物を彼はあっさり狙い当ててしまう。この世界で、他に誰も知らない花びらの湿り気にまた楽しみを見出している。男として、この出来立て友希那の股間こそが己の場所であり、迎え入れられていることこそが嬉しいのだから、行き場なんてものはない。

「友希那、結婚しよっ」

 相手に聞こえているのかさえわからない最後の求婚と共に彼は種を小さな葉の中によく練り込んだ。女児の身体では保つことなど不可能な量を、自分がどこかに飛ばされてしまわないように友希那にしがみついたまま。彼は白く、濁ってゆく。

 大きな射精に引き上げられるように起床した彼は隣の友希那を起こさぬようにまずカレンダーを確認した。

 十月十八日、彼に与えられた時間は少ないが、それでも彼はやってやる、なんて朝から意気込んだ。

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