第一話 処女消失
「いぎっ!? ぎぃぃ!?」
わたくしの意識の覚醒は、強烈な痛みによるものからでした。
くたっと前に倒れ込む体に奔る断続的な強い痛みとじんわりと広がる継続的な痛み。それにパンパンパンと肉同士がぶつかり合う音が目覚めとともに襲ってきて何が何だか分からなかった。今の状況を把握しようにも痛みがそれを許さない。
わたくしは歯を食いしばり、目を強く瞑って痛みに耐える。お腹の中を圧迫してズンズンと襲いかかってくる太い棒のようなものが男のそれであると気づいたのは、ほんの少しだけ痛みが和らいでからのことだった。
「ぎぃぃぃぃっっっ!!?? 痛い痛い痛ィィィっ!? うぎうっ!?」
「暴れるな暴れるな。前戯もなしに処女膜突き破られて超痛いのは分かるが、暴れると余計痛いぞ」
「うぎぃう!?」
後ろから正体不明の手に両肩を押さえつけられて強引に固定される。その際、脳天を突き破っていくような痛みに苛まれたが、意識を失しなう事なく何とか耐え切れる。この場合は耐え切れてしまったというべきか。
「しょ……じょ……?」
「まさか知らんわけじゃないだろ? お前の初めてをオレが奪った」
「え……」
蝶や花と育てられてきたわたくしでも、学校の保健で女性の身体について学んでいるので男の言葉の意味は理解できる。けど理解できなかった。この場合は理解したくなかったが正しい。
「は、離してっ!? 抜いて抜いて抜いてぇぇぇ!? いやあぁぁぁぁ!!!」
「だから暴れるなって、ふんっ」
「ぎうっ!?」
わたくしの中に入っているものを理解した時、わたくしは痛みも構わず暴れて男から逃げようと泣き叫んでもがく。
しかしビクともしない。それが抜けないよう肩を強く掴んで押さえ込まれ、更に男に腰を突き上げられて頭の中がチカチカとスパークしてなにも考えられなくなる。
「もう抵抗はやめろ。諦めた方が楽だぞ?」
「クズ、最低……ですわ。もう、好きにしたらよ、よろしいのではなくて……?」
泣き喚こうが、暴れようがわたくしは決して逃げられないと悟り、半ば投げやりになって抵抗を諦めた。
どうせこうなる事は分かっていたのだ。分かっていても実際に起きた時は想像を絶する痛みでパニックになってしまったが、少し落ち着きを取り戻せばこんなもの。再開される行為だって、諦めているのだからもう関係ない。
「身なり所作からまさかと思ったが……その口調モノホンのお嬢様か」
「そ、それがどうした、って言うんですの。あなたには関係ないことでしょう……ッ!?」
「それもそうだな……あのまま通ってたならお前みたいな奴の護衛でもしてたのかねぇ」
「え……ぎゃっ」
何やら気になる事を言った気がしたが再び抽送を開始され、考えが中断される。
先ほどよりはマシになったとはいえ、痛いものは痛い。でも耐え切れない程では無くなってきていた。
強引に停止され、少しはクールダウンしたからだろうか。だからと言ってこの男に感謝する事はありえないですけど。
「んんっ! きっ、ぐぎ、ふー、ふー!!……」
「全然濡れてないくせにぎゅうぎゅう締め付けてくるな、名器だぞお前のマ○コ」
「ふぎゅ、そんなことで褒められても全く嬉しくありませんっ、わ」
ストロークの度に中が強引に押し広げられ、痛みが走る。血がぱちゅんぱちゅんといやらしくなり響き、塗りたくられた結果出し入れがスムーズになっていく。
強引に押し広げられる圧迫感が弱まってからは、痛みとは別のものが少しだが現れてきていた。
「んっ、くっ、んんっ、ふっ、あん」
「なんだ、感じてきたか?」
「そんな、わけありませ、ううっ、んわ。こんなの痛いだけで全然気持ち良くなんて……ひゃっ」
痛みの比率はまだまだ強い。嫌悪感だってそれはもう酷いものだ。でも少し、ほんの少しだけ違うものが混じってきている。
けど認めませんわ、こんなクズ男にだなんて。この男を喜ばせる返事などしてやるものかと男の言葉を否定してやるとわたくしの胸部にヒヤリとした感触が襲う。
男が乳輪の周りを、サワサワと触れるか触れないかの距離感で弄ってきたのだ。
「ううっ、ううううーーー」
「ほら、もっと踏ん張らないとぐりぐりってどんどん奥に入ってくぞ?」
四つん這いの状態から入れたまま立ち上がり、腰に当てていた手が胸を弄ることに集中し始める
乳輪やその周りを何周もフェザータッチされ、ぷくりと真っ赤になるくらい乳首が勃起してしまう。乳房を掬い上げるように持ち上げられ、されどもその中心には決して触れることなくなぞられ、そのもどかしさがむず痒く体に力が入らない。
「どうだ? 少しは気持ち良くなってきたか?」
「ぜ、全然、ですわっ。何度聞かれても答えは変わらなーーーーーいひぃんッ!?」
そんな精一杯の強がりを言い切る前に、わたくしは触って触ってと言葉とは裏腹に誘惑していた乳首を思いっきりつねられ、頭が一瞬真っ白になる。
何とか耐え切っていた体の支えが崩れ、ズドンと勢いよく肉棒が突き刺さった時ーーーわたくしは声にならない叫びを上げていた。
痛みからくるものではない、天にも昇るような気持ち良さがわたくしの全体を駆け巡ったのです。
よろよろと倒れ込む体を支えられていなければ死んでしまったと感じてしまったでしょう。
「すっごい声でてたぞ? 乳首でイッたか、それとも
「しお……ふき?」
「それは知らんのか。女は気持ち良くなりすぎると尿道に溜め込んだ水分を吹き出すんだよ。見ろ、畳がビショビショだろ」
「うそ、ですわ……こんなはしたない真似をわたくしがしたなんて……」
羞恥で顔が真っ赤になるを通り越して青ざめるようだった。幼少期にしたお漏らしを高校生にもなって、しかもこんなレイプ魔の前で。それも気持ち良すぎたからなんて認めたくない。
「しかしどっちかは分からないとはいえ、初めてで潮吹くなんて淫乱だな」
「ふ、ふざけないで! わ、わたくしは淫乱なんかじゃーーひうっ!?」
「忘れてないか? まだオレの愚息がお前の中に入ったままなんだぞ? しかも潮吹きと愛液でお前の中はぬるぬるだ。奥まで一気に届く」
ぐりぐりと奥に押し付けられる。そこには痛みなどなく、代わりにふわふわとした感覚が押し寄せてくる。
「あっ、ああっ、あんっ、や、やめっ。んんっ!? パンパンやめーー」
辞めてってこんなに懇願してるのに一向に止まってくれない。
ずちゅりずちゅりと激しい水音とさっきの何倍も早いストローク。突かれる度に訪れる断続的な快楽の波に飲み込まれそうになるのを必死に堰き止めようと体に力をこめるが、ぐいっと押し込まれた時の浮遊感がそれを許さない。
「ああっん! あんっ! もう、ほんとに……がまっ……むり!イッーーー」
「お、もうイくのか? さっきより締め付けが強くなってるぞ。くっ、オレもそろそろイきそうだ」
「えっ? あんっ! だ、ダメダメダメ!? イくのダメ! いや、出すのイヤ! んくっ! ううっ!? 」
中で何かが膨らんできたのを感じる。イきかけていたが男の言葉と本能でそれが何かを悟ったわたくしは快楽から逃れようと、腰を持ち上げてわたくしに刺さる棒を抜こうとするがうまくいかない。
「そうは言っても、お前の膣襞がオレのち○コ逃さないってぎゅうぎゅう締め付けてるからな。そんな膣内で出してって言われちゃそうするしかないだろう?」
「うそ……うそうそうそ!? うそですわッ!!! そんなことあり得るわけ……!!」
「その証拠にオレは今お前を固定してないぞ?」
「………え?」
男にそう言われたわたくしは視線を下げる。そこには自ら迎え入れるように腰を振っている己の姿があった。
それは自分から気持ち良くなる為の動作。レイプをされている自分が取るはずのない行動だった。
「あ、そんな……うぅ……そんなことって……」
「呆然としてようが泣きだそうがオレは止まらないぞ」
「ありえませんわ……こんなレイプ魔に、なんて……」
「聞いちゃいねぇ……」
あまりにそれがショックで呆然と立ち尽くす。となりで男が何やら言っているけど耳に入ってこない。それ程今の自分が受け入れられなかった。
「おら、いい加減戻ってこい」
「ひうっ!?」
呆然と固まったままのわたくしでしたが腰を突き上げられ強引にこちらに引き戻される。それと同時に麻痺していた快楽がわたくしを責め立てるのを再開し始める。
「ああ、いひっ!? ま、また!? こ、こんなに早く上がってきて、ううっ」
「動くぞ」
「だ、ダメ! 動くのダメ! い、いや……いやぁ……」
バチバチッとふわふわが頭のてっぺんへ登ってくる。抵抗の声も最初とは比較にならないほど弱々しくなっていた。それはもはや受け入れると同義であると抽送のスピードは早くなっていき、今にも破裂しそうなほど中のそれが膨らんでいるのを否応なしに叩きつけられる。
男が少しでも気を抜いただけで出てしまうまでになったその時、腰の動きが突然止まる。
「な、なんで……」
「なんだもの欲しそうな顔して。そんなに出して欲しかったのか?」
「あ、ありえませんわそんなこと……レイプ魔のものなんて死んでもごめんです……」
「海斗だ」
「え?」
「オレの名前は朝霧海斗だ。そう呼べ」
「なんでそんなこと……呼ぶわけありませんわ、レイプ魔の名前なんて」
意味がわかりませんわ。自分を好き勝手に犯してる犯罪者の名前など呼ぶはずがありません。何を言ってますのこのクズは。
「言わないと中で出す」
「うぐっ、朝霧……さん」
それを言われては拒否できない。どれだけイヤでも中に出されるよりはマシだ。
「これだけの事をやられてもさん付けか。育ちが出るな」
「う、煩いですわ。いきなり呼び捨てで呼んで逆上されても困るので呼び捨てをしなかったまでですわ」
「へぇ……それでお前の名前は?」
「豊川……祥子ですわ」
どうせ拒否してもまた脅されるだけなので、素直に答えた。
やはり意味が分かりませんわ。このやり取りに何の意味があると言うのか。
「登川、戸川、豊川……佐竹からなんか聞いたことがある気がするがまあどうでもいい。祥子、オレの精液中に欲しくないよな?」
「当たり前ですわ。好きでもない相手……それも犯罪者のなんてありえません」
「ならオレのことは苗字か名前で必ず呼べ。レイプ魔とか犯罪者でいうのは無しだ。それとオレとの行為の時は素直になれ、気持ちいい時は素直に気持ちいいと言え」
「そ、そんなの……あんっ!?」
言えるわけないと続けようとして、突かれて嬌声をあげてしまい中断される。
名前は兎も角、正直になれというのは無理だ。
「あんっ、んくっ、ま、待って!? 急に動くの止めッ!?」
そう言うが勿論止まってはくれない。このままだと中に出すぞと言わんばかりに抽送の速度は上がっていく。
「ほら、気持ちいいか? 素直に言ってみろ」
「あうっ、んんっ、ひうっ、き、気持ち、うぐっ、なんて、ない!」
「強情な奴め。ほれ早く素直にならないとドンドン早くなって、しまいには祥子の膣内にビューって精液送り込むぞ?」
「だ、だめっ、それだけはだめ!? でも、気持ち良くない! 全然イきそうになんてなってないぃぃ!!」
ドンドンとわたくしが嘘をつく度に速くなって、何度も何度も短い絶頂を繰り返す。
「だから嘘をつくな。ずっと短くイってるだろ。いい加減に楽になれ」
「な、ならないぃぃ!!あんっ!ひぃ! ッんひゃうっ??」
イキすぎてもはや自分でも何を言っているのか分からなくなっていた。けれど朝霧さんの言葉だけは何が何でも否定する。言葉で認めて終えばわたくしの何かが瓦解する。しかし続けていてもその内膣内に出される。
否定しなきゃならない、けど否定したら駄目。その二律背反と気持ちいいことがごちゃ混ぜになって頭がおかしくなっていた。
「またイったな。膣がミミズみたいにうねって絡みついてめちゃくちゃ気持ちいいぞ。もしかして本当は膣内に出されたいんじゃないのか?ここまで否定されるとそう思ってきた」
「ち、違うぅぅ……そ、そと! 絶対、そと!!」
「とは言っても、祥子が素直にならなきゃ
「いやぁ!! いやぁぁぁ!!」
「なら素直に白状しろ。朝霧さんのち○こ気持ちいいって。何度も大きいのに突かれてずっとイキ続けてるってな」
「うう、ううううううぅぅぅぅーーーーーーーーーーッッ!!!!!」
限界以上に膨らんで、もう我慢の限界だと膣に訴えかけているのが分かる。朝霧さんの腰振りはもう射精の為のピストン速度になっていた。
もうこれ以上は無理だ。今、口に出さなければ間に合わなくなる。それにわたくしの方も限界だ。これ以上は絶対に意識が飛ぶ。だからーーー
「き、気持ちいいですわっ!! 朝霧さんのち○こ気持ち良すぎでずっとイってます!! だから、お願いだから外に出してぇぇぇぇ!!!!?」
「うっ、イクッ」
びゅる、びゅる、びゅるるるる!!! ぶびゅるぶぴゅっぶぴゅるるるる!!!! ぴゅるっぴゅる
引き抜かれた肉棒から出た、クリームのように白く、ゼリーのような弾力のある白濁液がわたくしの顔に髪に胸に、噴水のように飛び散る。いつまでも続くんじゃないかと思うくらいの長い射精はわたくしの体を容赦なく染めていった。最後にぴゅっ、ぴゅっとわたくしのスカートに飛んでいったところでようやく射精が止まってくれる。
「ああすげえ出た。限界まで我慢したとはいえこんなに出たのは初めてだな。気持ちよかったぞ祥子」
「うあ……はぁ……はぁ……ひゅー……」
「ほら吸い出せ」
「うう……ああ……じゅる、ずるるるる。ゴクンッ」
「教わってなんかねえだろうにち○こを顔に寄せたらちゃんとお掃除フェラするとは。意識が朦朧としてるとは言えごっくんまで抵抗ないし。お陰でこの通りだ。おい、起きろ」
「うえっ……? わ、わたくし何をして……それに凄い匂いですわ……それと何やら顔にべったりしたものが……ひっ」
何か固いものにぺちんぺちんと頬を叩かれて朦朧としていた意識から戻ってきた。混濁していた記憶を無意識に指で掬った精液を見た瞬間思い出す。
むあっとした熱気が顔に広がり、目の前に極太のフランクルトくらいの肉棒が現れる。凄い匂いでグロテスクな形をしてると言うのに何故か目が離せない。
「何ですのこれは? 熱くて、凄く固い。それに凄く変な匂いですわ……でも不思議と嫌じゃないーーー」
「ち○こだ。ち○ぽとも言う」
「なるほどこれがち○こなのですね……ち○こ、ち○ぽ……ち、ち○こ!?」
「そうだ。これがお前をアンアン言わせた自慢の息子だ」
「そ、そんな筈ありませんわ!? だって昔見たお父様のものはもっと、目の前のものよりも何倍も小さくてーーー」
小さい頃お風呂で見たそれとは別次元の存在感だった。こんな大きなものがわたくしの中に入る筈がありませんもの。
こんなものを入れては股が裂けてしまいます。
「と言うか何でまた大きくなって……殿方は一度出したら暫くは出来ないって」
「他の奴と一緒にするな。オレはやろうと思えば何回戦だろうと出来る」
「そうなんですのね……勉強になりましたのーーーうひゃうっ!? な、なんで? 一回きりの筈じゃ……」
「そんなこといつ言った? めちゃくちゃにイかしたから膣内ビショビショですんなり入ったな。ほらちゃんと入るだろ? ま○こってのはどれだけち○こがデカかろうが入るようになってるんだ」
「ううっ? ひんっ、あ、ああ、んっ」
真正面を向いていたからか肉棒がわたくしの中をズズズっと入っていくのが分かる。中を掻き分けて押し広げられ、わたくしの中がひくひくと蠢くのが分かった。
「と言うわけで2回戦だ。イクときはちゃんとイクって報告しなきゃ中出しだからな」
「ま、まって、まだ心の準備が、あ、あん、あうっんぐっ!?」
「待たない」
「だ、だめ!? 何で…? 速いっ! もうだめイクッ、すぐイクッ! ああーーー」
彼が五回ほど外に出したところでわたくしの意識は再び途切れた。