(完結済)元冒険者の俺、入り婿先の義理の娘に逆レイプされてしまう 作:埴輪庭
◆
扉を押し開いた姿勢のまま、ウォーレンは石像のように凝固していた。旅路の疲労も、式典の緊張も、アリアンナの警告も、全てが頭の中から蒸発し、視覚だけが異常な鮮明さで眼前の光景を焼きつけている。
磔にされた妻の裸体。汗と液にまみれた白い肌。股間に突き立てられた黒い張り型。白目を剥いて動かなくなった紫の瞳。
そして──振り返ったトリシャの赤い瞳。
「お父様、来てしまいましたのね」
甘い声が耳に入る。鼓膜の向こう側ではなくもっと深い場所、頭蓋骨の内壁を直に震わせるような浸透のしかたで、その声はウォーレンの脳味噌に沁み込んでいった。
護符が焼けている。胸元で銀板がちりちりと肌を灼き、シャツ越しにでも煙の匂いがする。呪術的干渉を緩和する。アリアンナの言葉が遠い記憶のように反芻される。緩和。緩和しているはずだ。だがそれでも、トリシャの赤い瞳を正面から浴びた瞬間に、足が床に縫いつけられて動かない。
「少々お待ちくださいな。今もう少しで──」
トリシャの右手が黒い張り型を握り直し、引いて、叩き込んだ。エレオノーラの身体がベッドの上で跳ね、断末魔のような絶叫が部屋を満たし、蝋燭の炎が一斉にはためいた。
紫の瞳がウォーレンを一瞬だけ捉えた。助けを求めていたのか、絶望を訴えていたのか。わかる前にその瞳は裏返り、エレオノーラは意識を手放した。
トリシャが立ち上がる。
蝋燭の光の中を、白い寝巻き一枚の少女が、ウォーレンに向かって歩いてくる。金色の髪が腰まで揺れ、赤い瞳が炎よりもなお鮮烈に燃えている。
「お父様。そんなところに立っていないで」
小さな手がウォーレンの胸元に触れた。
その瞬間、手が動いた。ウォーレンの手ではない。トリシャの手だ。細い指が礼服の釦に掛かり、丁寧に、一つずつ、まるで帰宅した父の上着を脱がせる娘のような所作で、釦を外していく。
三つ目の釦が外されたとき、指が銀板に触れた。
じゅ、と音がした。
トリシャの指先から白い煙が立ち上る。だが少女は怯まなかった。赤い瞳が護符を見下ろし、すっと細められる。
「邪魔ですわね、これ」
紐が引かれ、護符がウォーレンの首から外される。銀板が床に落ちて、からん、と乾いた音を立てた。
堤防が決壊した。
甘い匂いの奔流がウォーレンの内臓を洗い流す。血管を伝って全身を巡り、骨の髄まで浸透し、頭蓋の内側を甘い蜜で塗り潰していく。視界が赤く染まる。トリシャの赤い瞳の色が世界を支配し、部屋の壁も天井も蝋燭の炎も、全てが真紅のフィルターの向こうに沈んでいった。
理性の最後の一枚が──紙切れのように、焼け落ちた。
ウォーレンの目が変わった。
瞳孔が大きく散大し、虹彩の色が濁る。呼吸が荒くなり、喉仏が大きく上下する。唇の端から涎が垂れ、拳が握りしめられて爪が掌に食い込む。かつて冒険者として魔獣と相対したときですら見せなかった凶暴な光が、男の目に宿っていた。
トリシャの唇が弧を描く。
「お父様」
少女は寝巻きの紐を解いた。するりと白い布が肩から滑り落ちて床に落ちる。蝋燭の光の中に、少女の裸身が晒された。
薄い胸。まだ発育の途上にある乳房は控えめだが形がよく、薄桃色の乳首が蝋燭の光を受けて柔らかく光っている。細い腰。大人の女性とは質の異なる、しなやかで健康的なくびれ。股間の丘には金色に近い薄い陰毛がわずかに生えそろい、その下の裂け目は既にてらてらと蜜で光っていた。
少女は知っている。この男の身体を。冒険者時代の傷跡が入り組んだ無骨な胸板を。太い腕の力強さを。そして、彼女自身がこの男の上で何度も快楽に溺れた記憶を。
トリシャはベッドに上がった。気を失って横たわるエレオノーラの隣に位置取り、ウォーレンに背を向ける。そして四つん這いになり──両手を後ろに回して、自分で白い尻たぶを左右に掴んだ。
小さな指が白い肉に食い込み、尻の谷間がぐにゅりと開かれる。
晒されたのは二つの穴だった。上の裂け目は既にとろとろと蜜を垂らし、金色の陰毛が分泌液で濡れて太腿に貼りついている。そしてその下──薄桃色の窄まりが蝋燭の光を受けて微かに痙攣するように収縮と弛緩を繰り返している。放射状に走る細い皺が、少女の呼吸に合わせて小さく開いては閉じる。
「お父様」
トリシャが肩越しに振り返る。赤い瞳が蝋燭の炎を映して揺れ、唇が甘い弧を描く。
「お母様みたいに、ここにも入れてくださいまし」
ここ──いうまでもなく、肛門だ。ひくひくと蠢き、まるでウォーレンのペニスの挿入を待ち焦がれているかの様である。
「お母様は従者にここを犯されて、とってもいい声で鳴いていたそうですわ。そんなに気持ちよいのかしら?でしたらわたくしも──お父様のもので、教えてほしいの」
◆
ウォーレンの手がトリシャの腰に伸びた。
理性はない。言葉もない。ただ獣の衝動が腹の底から這い上がり、全身の血液を下腹部に集中させていた。礼服のベルトを引きちぎるようにして外し、ズボンを落とし、下帯を押し下げた瞬間、限界まで充血した性器が跳ね上がるように解放された。竿は太い血管を浮き上がらせて脈動し、先走りの透明な液が鈴口から溢れて亀頭の縁を伝い落ちている。
トリシャが晒した肛門に、その先端を宛がった。
ぬるり、と先走りの液がトリシャの窄まりに触れた瞬間、少女の身体がぴくりと跳ねる。尻を掴んで開いていた指に力が入り、白い肉がむにゅりと指の間からはみ出す。
「あ……っ」
短い吐息。だがトリシャは尻を閉じなかった。赤い瞳が肩越しにウォーレンを見つめたまま、自分で開いた穴を男に差し出し続けている。
亀頭が窄まりを圧迫する。先走りの液と、トリシャの上の裂け目からとろとろと垂れ続ける蜜が、肛門の周囲をぬるぬると潤していく。括約筋の輪が太い先端に押されて内側に窪み始める。まだ入っていない。先端が窄まりの抵抗を受けて、ぐにゅ、ぐにゅ、と肉を押し込むだけの段階。
トリシャの呼吸が速くなる。額に汗の粒が浮かび、唇を噛みしめて、尻を開く手に力を込め直す。
ずぷ、と。
亀頭が括約筋を突破した。
「ひぁッ──!!」
トリシャの背中が跳ね上がった。肛門の薄い肉の輪が亀頭の最も太い部分を通過する際、ぐにゅりという鈍い感触と共に少女の全身を電撃が貫く。尻を掴んでいた両手がばたりとシーツに落ち、指が布を鷲掴みにする。
「痛ッ──いたい、いたいっ……! お父様、待っ──」
だがウォーレンは止まらなかった。
瞳孔が散大した男の目に理性の光はない。腰が前に押し出され、亀頭の先が腸壁の粘膜を押し退けながら奥へと進む。膣とは全く異質な感触がウォーレンの竿を包んでいた。乾いた締めつけ。腸壁の畝が亀頭の縁を擦り、括約筋が根元に向かって竿を搾り上げるように収縮する。
ずぶ、ずぶ、と。
一寸ずつ。トリシャの肛門が性器を飲み込んでいく。少女の白い腹が微かに膨らむのが横から見える。内臓が押し退けられ、細い身体の中を硬い異物がこじ開けていく。
「ぅ、ぐっ……あ……ぁ……っ」
トリシャの声が変わり始めていた。最初の悲鳴は純粋な痛みだった。だが今、少女の声には別の色が混じっている。腸壁が竿を締めつけるたびに腰が小さく跳ね、その跳ねかたが痛みで逃げる動きとは微妙に違う。
竿が腸の中を進むにつれ、間接的に膣壁の裏側を圧迫し、そこに張り巡らされた神経叢を外側から刺激している。トリシャの上の裂け目から蜜が新たに溢れ出し、太腿の内側をつうっと伝い落ちていく。肛門を犯されているだけなのに、身体は快楽の信号を読み違えて、前の穴までとろとろと濡れ始めていた。
半分まで入った。
ウォーレンが腰を引く。ずるり、と竿が半分抜ける。括約筋が亀頭の縁を擦る感触と、腸壁が名残惜しそうに吸いつく粘着感。そして──突いた。
「ひぁッ!! あ゛っ──!!」
一気に奥まで。根元まで埋まった瞬間、ウォーレンの骨盤がトリシャの小さな尻に衝突し、ぱんっ、と乾いた音が寝室に響いた。少女の身体がベッドの上で前にずれ、気を失ったエレオノーラの脇腹に肩がぶつかる。腸壁の奥の柔らかい壁に亀頭の先端が突き当たり、その衝撃がトリシャの腹の底から背骨を駆け上がっていった。
「ぅあっ……あっ、あ゛あ゛っ……な、なかぁ……おなかのなかがぁ……っ」
トリシャの赤い瞳に涙が溜まり、ひと粒ふた粒とシーツの上に落ちる。だが少女の腰は逃げなかった。逃げるどころか──ぐり、と微かに後ろに押し返す動きが生まれた。痛みの向こうに見えた何かを、少女の本能が追いかけ始めている。
ウォーレンが抽送を始めた。
引いて、突く。ずちゅっ、ぬぽっ、ずちゅっ、ぬぽっ。最初は乾いていた摩擦が、トリシャ自身の腸液と上の裂け目から溢れ続ける蜜で次第に潤い始める。ぐちゅぐちゅと水音が立ち、結合部から白い泡が湧き出してトリシャの尻と太腿を汚していく。
「あッ、あッ、あッ──ッ! だめっ……なかがっ……ぐちゅぐちゅってっ……あ゛ッ♡」
声に、甘さが混じった。
最後の一音に刻まれた色は、紛れもなく快楽だった。トリシャの背中を汗が伝い落ち、細い肩甲骨が翼のように浮き上がり、金色の髪が汗で首筋に貼りついて震える。少女の全身が紅潮し、白い肌が蝋燭の光を受けて桜色に染まっていく。
ウォーレンの腰が速度を上げた。
ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ。骨盤が少女の尻を打つ音が等間隔で刻まれ、その合間にぐちゅぐちゅという粘液の水音と、トリシャの抑えきれない嬌声が重なる。
「あ♡ あ♡ あ♡ そこ♡ お父様ぁ♡ そこぉ♡♡」
トリシャの腰が動き始めた。自分から。後ろに、ぐりぐりと円を描くように、ウォーレンの腰に尻を押しつけていく。括約筋が竿を根元から搾り上げるように律動的に締めつけ、腸壁が亀頭の形をなぞるように脈動する。
「もっと♡ もっと奥に♡ お母様みたいにっ……壊してっ……♡♡」
快楽階梯を、少女は一段飛ばしで駆け上がっていた。魅了の力が自身の感度をも増幅しているのか、あるいは処女のアナルが持つ原初的な鋭敏さか。腸壁の裏を通じて刺激される膣壁の神経は、直接の接触よりもなお鈍く、だからこそ深い快楽を少女の腹の底に注ぎ込んでいた。
ウォーレンの手がトリシャの腰骨を掴む。太い指が少女の細い骨盤を左右から固定し、腰だけでは足りない推力を腕で補う。引きつけて、叩きつける。ぱんっ、と一際大きな衝突音。
「ひぁ♡♡♡ あ゛あ゛っ♡♡ いっ、いっちゃうっ♡♡ お父様ぁっ♡♡♡」
トリシャの全身が弦を弾いたように硬直した。口から涎を垂らし、赤い瞳がぐらりと白目を剥きかける。肛門が痙攣的に竿を締め上げ、腸壁の収縮がウォーレンの竿を根元から先端まで波打つように搾り上げる。同時に上の裂け目からぴゅっ、と透明な液が噴き出し、ウォーレンの下腹とシーツを濡らした。
果てたのだ。肛門で。
その締めつけがウォーレンの限界を突破した。
竿が脈動する。腰の奥底から吹き上がる奔流が尿道を駆け上がり、先端から噴出した。どくっ、と最初の一発がトリシャの腸の奥に叩きつけられ、少女の腹の中を白く熱く満たしていく。
「あ゛ぁっ♡♡ 熱いっ♡♡ お腹のなかにぃっ♡♡ 出てるぅっ♡♡♡」
どくっ、どくっ、どくっ。竿が脈打つたびに精液が噴射され、括約筋がそのたびに搾乳するように収縮して次の一発を引き出す。二発目。三発目。四発目。止まらない。溜め込んだものを──十年分の渇きを──全て吐き出すように、ウォーレンの精液はトリシャの腸の中に注がれ続けた。
腸に収まりきらなくなった精液が結合部の隙間から溢れ出す。白濁した液がトリシャの白い尻を伝い落ち、上の裂け目を汚しながら太腿を伝って、シーツの上に水溜まりを作っていく。
最後の一滴が搾り出されるまで、ウォーレンは少女の内部に留まっていた。
やがて竿を引き抜く。ずるり、という音。赤く充血した括約筋が閉じきれずに紅く開いたまま痙攣し、奥から精液がとろりとろりと流れ出す。ひくひくと収縮を繰り返す肛門の襞が、注ぎ込まれた白い液を少しずつ押し出していく。
トリシャはうつ伏せに崩れ落ちた。荒い息。金色の髪が汗で額に貼りつき、赤い瞳は半分閉じて虚ろに揺れている。唇の端に涎の糸が光り、頬は紅潮して涙の跡が幾筋も走っている。
だがその唇が──微かに笑った。
「お父様……」
赤い瞳がゆっくりと横を向く。すぐ隣で磔にされたまま気を失っているエレオノーラに──汗と体液にまみれた蜂蜜色の髪の女に、視線を投げる。
トリシャの唇が弧を描いた。
「お母様も……してほしいみたいですわよ」
白い指が、エレオノーラの太腿を撫でた。
ウォーレンの瞳孔が拡大する。獣の視線が、妻の裸体に固定された