(完結済)元冒険者の俺、入り婿先の義理の娘に逆レイプされてしまう 作:埴輪庭
◇◇◇
意識が粘りつくような闇の底から浮かび上がる。
最初に感じたのは手首の痛みだった。布が食い込み、指先が痺れている。次に足首。同じように縛られて、引っ張っても動かない。
目を開いた。
天井が見える。蝋燭の炎がいくつも揺れ、壁に橙色の影を踊らせている。トリシャの寝室だ。あの赤い瞳を見た瞬間から記憶が途切れている。
体を起こそうとして、できないことに気づく。両腕はベッドの柵に布地で固く結びつけられ、頭上で交差させられている。両足首もベッドの左右の脚に別々に固定され、脚が大きく開かされた格好になっている。
裸だ。
一糸も纏っていない。冬の空気が剥き出しの肌を撫で、全身に鳥肌が立つ。だがそれよりもはるかに異常なのは、身体の内側で渦巻く熱だった。肌が燃えている。毛穴という毛穴から熱が噴き出し、心臓が早鐘を打つ。空気に触れるだけで腰の奥がじくりと疼く。まるで全身が性感帯になったかのように、シーツの繊維一本一本が肌を舐めてくる。
魅了の力。トリシャの赤い瞳に見つめられた瞬間から、身体中の感覚が限界まで引き上げられている。
「お目覚めですか、お母様」
声が降ってきた。
ベッドの脇にトリシャが立っている。白い寝巻き一枚。金色の髪が蝋燭の光を受けて揺れ、赤く発光する瞳がエレオノーラを見下ろしている。
「ト……リシャ、何を……」
「何もしていませんわ。まだ」
トリシャの白い指がエレオノーラの鎖骨に触れた。
稲妻が走る。
「ひッ──ああっ!」
鎖骨の窪みをなぞっただけ。それだけで腰の奥が引き攣り、背中が反り、声が漏れた。鎖骨を撫でられただけで下腹部がきゅうと収縮し、じわりと湿り始める。
「あら。もう身体が正直になっていらっしゃる」
トリシャの声に嘲笑が混じる。
「やめ……なさい……」
「やめる?」
指が鎖骨から首筋へと滑り上がる。耳の下の薄い皮膚に指の腹が触れた瞬間──
「あひぃッ! ん、くぅっ……!」
首筋を撫でられただけで全身が震え、腰がベッドの上で跳ねる。手首の布が食い込み、痛みと快感が入り混じって頭が真っ白になる。
トリシャの指がエレオノーラの胸元へと降りていく。鎖骨から胸の谷間を通り、左の乳房の膨らみの上縁を、指先でそうっとなぞる。
「んっ……ぁ……っ……」
「お母様。気を失っていらっしゃるあいだ、随分といろいろなことを仰っていましたわ」
エレオノーラの血の気が引いた。
「リュシアン……と。後ろから……って。はっきりと聞こえましたわ」
意識のないあいだに。あのことを。口が勝手に。
トリシャの指が乳首の周囲をくるりと一周する。触れそうで触れない。その焦らしだけで背筋が甘く痺れ、思考が霞んでいく。
「お父様には身体を許さないのに、従者には後ろを差し出すのですね」
「そ、それは……」
トリシャの指先が乳首に触れた。硬く尖った突起を人差し指でちょんと弾く。
「んぁぁッ!」
全身が跳ねる。乳首を指先で弾かれただけで腰が浮き、視界に火花が散り、口から泡のような声が溢れる。
トリシャの唇が左の乳首に降りた。ぞるり、と温かい舌先が乳輪を一周し、そのまま乳首を口に含んで吸い上げる。吸う力が強い。歯の縁が根元に軽く触れる痛みと、舌先が先端を転がす快感が交互に押し寄せてくる。もう片方の乳房は手で揉みしだかれ、指の間から白い肉がむにゅりと溢れる。
「ひあぁっ、あ、ああああッ!! やめ、やめてぇ……!」
トリシャが口を離す。唾液の糸が乳首と唇の間に架かり、蝋燭の光を受けてきらりと光って切れる。
「わたくしがこの離れで十年間どう過ごしていたか、お母様はご存じないのでしょうね。本邸のことも何も知らされず、ただ庭の薬草と書架の本だけが友達でしたの。それなのにお母様は毎晩毎晩、従者と」
トリシャの声が冷えている。嘲笑の下に、何か別の感情が滲む。
「違う……私は……」
「違わないわ。お母様が寝言で仰ったことですもの。嘘は仰らないでしょう?」
エレオノーラの胸が、快感とは別の痛みできしむ。
だが反論の言葉を紡ぐ前に、トリシャの舌がエレオノーラの腹を伝い降りていく。臍の窪みを舐め、下腹部の柔らかい肌を唇で吸い、太腿の付け根の──あと数センチでそこに届く位置を、舌先がちろちろと行き来する。
「ひっ……あ……ふっ……」
「こんなに溢れていらっしゃるのに。お母様のここ、ちゃんと見せてくださいませ」
トリシャの息がエレオノーラの秘裂に吹きかかる。温かい呼気が濡れた粘膜に触れ、全身がびくんと跳ねた。
舌が触れる。
下から上へ。ゆっくりと。裂け目に沿って舌先を這わせ、大陰唇の外側を舐め上げ、一番敏感な場所には触れず、反対側を舐め下ろす。
「あッ、あ、あああっ……! そこ……舐めないで……!」
舌が再び上る。今度は少し内側に分け入り、薄いひだを割って舐める。びちゃびちゃと水音が立つ。魅了で増幅された身体は触れるたびに新しい蜜を溢れさせ、トリシャの唇と顎を濡らしていく。
そして舌先が、小さく腫れ上がった突起に触れた。
「いやぁぁぁッ!!! だめッ、そこだけはッ! ああぁぁぁッ!!」
ちろちろと弾く。左右に、上下に、包皮ごと転がし、吸い上げる。エレオノーラの腰が痙攣し、太腿が閉じようとするが縛られて動かない。手首の布が千切れんばかりに張り、両目から涙が溢れ、涎が口の端から糸を引いて落ちる。
「イく、イくぅ──ッ! あ゛ッ、あ゛あ゛ぁぁッ!!!」
絶頂。二度、三度と波が来る。一度目が去る前に次が押し寄せ、意識が白い光に灼かれる。透明な液がとろりと溢れ、シーツに染みを広げていく。
トリシャが顔を上げた。口元がてらてらとエレオノーラの蜜で光っている。
「……お母様。こんなに甘いのですね」
トリシャが不意に、白い寝巻きの紐を解き始めた。するりと肩から滑り落ち、蝋燭の光の中に少女の白い裸身が晒される。発育の途上にある胸は小さいが形がよく、腰はくびれ、太腿は健康的にしなやかだ。
「な……何を……」
「お母様にも、わたくしを舐めていただきますわ」
トリシャがベッドの上に上がる。エレオノーラの身体を跨ぎ、向きを変え──頭と足を逆にして覆い被さった。
トリシャの秘裂がエレオノーラの顔の真上にある。蝋燭の光を受けて濡れた粘膜が桃色に光り、少女の匂いが鼻孔を満たす。あの甘い匂いとは別の、若い肌と蜜の匂い。
「嫌……やめ……」
「やめませんわ」
トリシャの腰が降りてくる。濡れた秘裂がエレオノーラの唇に押しつけられた。同時にトリシャの舌が再びエレオノーラの秘所に潜り込み、先ほどの続きを始める。
「んむッ──! んんぅッ──!」
鼻が塞がる。息ができない。口を開けるとトリシャの蜜がとろりと舌の上に流れ込み、甘酸っぱい味が口腔に広がる。抵抗しようにも手は縛られ、頭を動かそうにもトリシャの太腿がこめかみを挟んでいる。
だが──身体は拒絶していなかった。
魅了に蝕まれた神経が、口に押しつけられた柔らかい肉のひだに快感を見出してしまっている。舌が勝手に動き始める。トリシャの裂け目を下から上へとなぞり、小さな突起を探り当て、その周囲を舐め回す。
「あ……ッ、お母様、上手……っ」
トリシャの声が震えた。初めて、あの余裕に翳りが差す。しかしすぐに持ち直し、報復のようにエレオノーラの秘所を激しく舌で攻め立てる。ぐちゅぐちゅと二つの水音が寝室に重なり合い、二人の吐息と嬌声が溶け合う。
「ん、ぅ……っ、はぁ……っ、お母様……もっと……」
「んんぅッ、むぐ……ッ、ひぁ……ッ!」
エレオノーラの舌がトリシャの突起を吸い上げた瞬間、少女の身体がびくりと跳ね、太腿がエレオノーラの頭を強く締め上げる。
「やッ……わたくしの方が……先に……っ!」
トリシャが慌てたように舌を早める。互いの秘所を貪り合いながら、どちらが先に堕ちるかの鬩ぎ合い。エレオノーラの意識は朦朧としているが、舌だけは執拗に動き続ける。もはや快楽の中に溺れ、抵抗する意志そのものが蜜に溶けている。
「ぁ──ッ、イく……ッ!! お母様のせいで……っ!」
トリシャが先に達した。少女の細い身体が弓なりに反り、エレオノーラの顔に押しつけた腰をがくがくと震わせる。透明な蜜がエレオノーラの唇と顎を伝い、蜂蜜色の髪を汚していく。
その痙攣がエレオノーラの唇に伝わり、連鎖するように絶頂が来る。
「ん゛ぅぅぅッ!!!」
くぐもった絶叫。トリシャの股間に口を塞がれたまま果てた。
◆
トリシャが身体を起こし、エレオノーラの顔の上から退いた。両手で乱れた金色の髪をかき上げ、息を整えている。頬が紅潮し、赤い瞳が蝋燭の光の中でゆらゆらと揺れている。
エレオノーラは動けない。全身が汗と蜜にまみれ、蜂蜜色の髪が枕の上に散り、紫の瞳は焦点を失って天井を見つめている。口元にはトリシャの蜜が光り、胸が激しく上下するたびに汗の雫が鎖骨の窪みに溜まっていく。
だがトリシャは休息を許さなかった。
「お母様。まだ終わりませんわ」
縛られた足首の布が解かれる。だが安堵する間もなく、トリシャがエレオノーラの右脚を持ち上げ、自らの左脚と絡み合わせた。脚を鋏のように組み合わせ、互いの秘所を──向かい合わせにする。
「な……何を……」
「こうしたら、もっと近くなれますわ」
トリシャが腰を前に押し出す。
ぬるり、と。
互いの秘裂が触れ合った。
エレオノーラの裂け目と、トリシャの裂け目が、濡れた粘膜同士で直に重なる。柔らかく熱い肉のひだが互いに絡み合い、蜜が混ざり合い、ぬるぬると滑る。
「ひぁぁッ! あ、あああッ……!」
「んっ……あっ……お母様のここ、熱いですわ……」
トリシャが腰をゆっくりと前後に揺する。擦り合わせるたびに腫れ上がった突起同士が触れ合い、火花が散るような快感が双方の下腹部から背骨を駆け上がる。ぐちゅ、ぐちゅ、と互いの蜜が泡立つ水音が寝室を満たす。
「あッ、あッ、あッ──ダメ、もうダメ……っ!」
「ダメじゃない……もっと感じて、お母様……っ」
トリシャの動きが速くなる。腰を前後に振りながら、押しつける角度を変え、互いの最も敏感な場所を正確に擦り合わせる。エレオノーラの身体が痙攣し、組み合わされた脚がトリシャの腰を挟みつける。
「女同士でしかできないことも悪くはないでしょう?とある書にのっていたのですけれど」
トリシャの赤い瞳が蝋燭の光を飲み込むように輝く。その目に涙が光っているのを、エレオノーラの朦朧とした意識が捉える。
怒りだけではない。憎しみだけではない。この娘の中に渦巻いているのは──。
「イく、お母様と一緒に……イく……っ!」
「あ゛ぁッ──いやぁッ──イっ、イくぅぅぅッ!!!」
同時に。二人の身体が弓なりに反り、組み合わされた脚ごと痙攣する。互いの秘所から溢れた蜜が混ざり合い、シーツの上にぬるぬると広がっていく。
エレオノーラの意識が途切れかける。
◆
どれほど時間が経ったのか。
エレオノーラはまだベッドの上にいた。手首は再び縛り直され、足首も元通り固定されている。全身が汗と蜜と涙でぐちゃぐちゃに汚れ、シーツは冷たく湿っている。
身体の奥がまだ疼いている。何度絶頂しても消えない熱が、子宮の奥にどろどろと溜まっていた。
トリシャがベッドの下から何かを取り出す。
張り型だった。
男性器を模した形状。だが常軌を逸した大きさ。握った拳が入るほどの太さ。前腕の半ばまで届く長さ。漆のような光沢を帯びた黒い表面に血管の紋様が走り、先端の亀頭まで精密に造形されている。馬のそれを忠実に再現したかのような、凶器としか形容できない巨大さ。
「なっ……そんなもの……」
「入りますわ、お母様。もうこんなにほぐれていらっしゃるのですもの」
黒い先端がエレオノーラの秘裂に押し当てられる。油でぬるぬると光る亀頭が、溢れた蜜でてらてらの粘膜に触れた。太い。圧倒的に太い。入口を圧迫する感触だけで膣壁がきりきりと悲鳴を上げる。
「む、無理よッ……! こんなの入らな──あ゛ッ!!」
トリシャが腕に力を込める。ずぷ、と亀頭が入口をこじ開けた。裂けるかと思う圧迫感。だが魅了で増幅された身体は痛みすら快感に変換し始めている。
「あ゛ぁッ! あ゛あ゛あ゛ぁぁぁッ!! ──ぐ、うあぁッ!!」
ゆっくりと押し込まれていく。一寸、また一寸。膣壁が引き伸ばされ、内臓が押し退けられる感覚。子宮が押し上げられ、腹の中が満杯になっていく。
「あッ、あッ、あッ、あッ──ッ! お腹……お腹の中が……っ!」
「まだ半分も入っていませんわよ」
トリシャが引いて、突いて、引いて、突く。ぐちゅぐちゅぐちゅと猥雑な水音が室内を満たし、白い泡が太腿を伝い落ちる。子宮口に先端が突き当たるたびにエレオノーラの身体が激しく跳ね、口からは言葉にならない叫びだけが迸る。
「ほら、お母様。もっと鳴いてくださいまし。リュシアンの前では甘い声を出していらしたのでしょう? わたくしにも聞かせてくださいな」
「ちがっ……ぁ……あ゛ッ!! んひぃぃッ!!!」
もう何度目の絶頂かわからない。白い腹が痙攣し、膣が張り型を締め上げて離さない。液が噴水のように噴き出し、トリシャの白い肌と金色の髪を濡らす。
意識が明滅する中に、館の入口のほうから音がした。
扉が開く音。足音。
「トリシャ」
男の声。
ウォーレンだ。
足音が近づいてくる。
「トリシャ、いるのか」
トリシャの唇がゆっくりと弧を描く。赤い瞳が半開きの扉を見つめ、そして振り返り──
「あら」
扉が開いた。
「お父様、来てしまいましたのね」
「少々お待ちくださいな。今もう少しで──」
トリシャの右手が動く。
黒い張り型を握り直し、引いて、
叩き込んだ。
ずぶりと。
一息に。
エレオノーラの身体がベッドの上で弓なりに跳ね上がる。四肢を縛る布が軋み、ベッドの木枠がめきりと鳴る。白い腹が痙攣し──
「あ゛ぎゃぁあああああッッ!!!」
まるで断末魔の様な悲鳴が寝室に響いた。