ゾンビ世界で拠点を作って女の子ゾンビとイチャイチャするお話 作:フレキシブルコーギー
赤く光る弾丸が、空中を飛んでいく。
「……外れた!?」
カケルはそう思った。
弾丸の軌道が、わずかに逸れている。
化け物の頭部から、数センチ横に――このままでは、肩を掠めるだけだ。
「くそっ……!」
だが、その瞬間。
空気が歪んだ。
「――っ!?」
カケルは、目を見開いた。
弾丸の周囲の空間が、ぐにゃりと曲がっている。ブラックホールのような――強力な重力場が発生しているかのように。
肉塊の貪食者の巨体が、弾丸へと引き寄せられた。
「オ、オオオオォォッ!?」
化け物が、悲鳴を上げた。
巨大な身体が、意志に反して弾丸の方へと引っ張られる。
首が、頭部が磁石に引き寄せられる鉄のように――赤い弾丸へと吸い込まれていく。
そして弾丸が化け物の頭部に触れた瞬間、爆発した。
赤い光が、一瞬だけ周囲を照らす。
次の瞬間、肉塊の貪食者の頭部が内側から弾け飛んだ。
「ギャアアアアアアッ!!」
断末魔の絶叫。
頭蓋が砕け、脳が飛び散り、血と肉片が四方八方に飛び散る。爆発の衝撃波が空気を震わせ、周囲のゾンビたちを吹き飛ばした。
そして巨大な身体が、ゆっくりと倒れていく。
地面が揺れた。
肉塊の貪食者は、もう動かない。完全に、死んだ。
「これが……特殊弾薬の力……!?」
カケルは、呆然と呟いた。
重力を操る弾丸。
外れても、ターゲットを引き寄せて命中させる。そして、頭部を内側から爆発させる。
これが、上位種ゾンビにも対抗できる特殊弾薬の力だったのだ。
「すげえ……一発150ptの価値はあるな……」
だが、感心している暇はなかった。
爆発の衝撃で、周囲の男ゾンビたちも巻き込まれていた。
肉塊の貪食者の近くにいた数十体の男ゾンビが、爆風で吹き飛ばされ肉片に叩きつけられ倒れている。
「男ゾンビが……減った!」
女ゾンビたちが優勢になっていた。
男ゾンビの数は爆発で大幅に減少している。残っているのは遠くにいた個体だけだ。女ゾンビたちは、それらを次々と襲い、押し倒し、排除していく。
「ユイ!」
カケルは、ユイの方を見た。
ユイもまだ戦っている。バットを振り回しクロスボウで矢を放ち、男ゾンビたちを倒していく。だが、まだ敵は残っている。
「加勢するぞ!」
カケルは、ライフルを肩に担ぎ、腰から牛刀を抜いた。
銃弾は残っているが、至近距離では刀の方が扱いやすい。カケルは、ユイの元へと駆け寄り、迫ってくる男ゾンビの首を斬りつけた。
黒い血が飛び散り、ゾンビが崩れ落ちる。
「ユイ、大丈夫か!?」
ユイは小さく頷いた。
彼女の身体には、傷一つない。見事な戦いぶりだ。
「よし、このまま一気に片付けるぞ!」
カケルとユイは背中合わせになって戦った。
カケルは牛刀を振るい、男ゾンビの首を斬り、頭を叩き割る。
ユイはバットを振り回し、クロスボウで矢を放ち、次々と敵を倒していく。
そして、女ゾンビたちも加勢してくれている。
彼女たちは、カケルを守るように周囲を囲み、男ゾンビたちを排除していく。
やがて……。
最後の男ゾンビが、倒れた。
「……はぁ……はぁ……」
カケルは、荒い息をついた。
周囲を見回すと、もう男ゾンビの姿はない。残っているのは、女ゾンビたちだけだ。
彼女たちは、カケルの周囲に集まり、じっとこちらを見つめている。
数えてみると――約30体ほど。
「お前たちは……」
カケルは、女ゾンビたちを見つめた。
彼女たちは、敵意を向けてこない。むしろ、カケルに惹かれているようだ。
瞳には、虚ろながらも――何か期待するような光が宿っている。
「俺を……守ってくれたのか?」
女ゾンビたちは、何も答えない。
ただ、じっとカケルを見つめ続けている。
♢ ♢ ♢
現在地: 大通り(学校正門前)
旧拠点: 郊外の一軒家(放棄)
新拠点候補: 廃校
お嫁さんゾンビ: 1人(ユイ)
保有物資: 大幅に増加(医薬品多数、食料品多数、水多数、衛生用品多数)
同行者: セーラー服の少女ゾンビ・ユイ(愛情度★★★★★、武器:改良型バット+クロスボウ)
カケルの装備: 対ゾンビライフル(特殊弾薬使用済み、通常弾残あり)、牛刀
周囲: 女ゾンビ約30体が、カケルを囲んでいる
戦闘結果: 肉塊の貪食者(中位種)撃破、男ゾンビ全滅
クラフトポイント: 200pt(残り)
時刻: 昼
♢ ♢ ♢
カケルは、女ゾンビたちを見回した。
別に発動するつもりはなかったが、視線を向けただけで――鑑定能力が勝手に発動してしまった。
視界の端に、透けた文字列が浮かび上がる。
【女ゾンビ①のステータス】
外見: 20代前半、OL風。黒いスーツとタイトスカート。肩までの黒髪。整った顔立ちで、生前は美人だったと思われる。身長160cm程度。胸は中程度の大きさ。
経験: あり(生前に複数人と経験済み)
弱点: 首筋、乳首、クリトリス
セックス回数: 生前で推定40~50回
オナニー回数: 生前で推定150回以上
処女か非処女か: 非処女
膣内の状態: 経験豊富。ひだが細かく入り組んでおり、締まりは良好。使い込まれているが、まだ十分に弾力がある。
子宮の状態: 健全。妊娠可能。
卵子の状態: 正常。
現在の心の声: 『……この匂い……好き……この人……欲しい……守りたい……触れたい……もっと近くに……』
【女ゾンビ②のステータス】
外見: 10代後半、女子高生。セーラー服姿。茶色のショートヘア。小柄で華奢な体つき。童顔で、可愛らしい雰囲気。身長155cm程度。胸は小さめ。
経験: なし
弱点: 耳たぶ、太ももの内側、クリトリス
セックス回数: 0回
オナニー回数: 生前で推定10回程度(興味はあったが、恥ずかしくてあまりできなかった)
処女か非処女か: 処女
膣内の状態: 未使用。膣壁は柔らかく、処女膜が無傷で残っている。狭く、初々しい。
子宮の状態: 健全。若く、妊娠可能。
卵子の状態: 正常。
現在の心の声: 『……ドキドキする……安心する……優しそう……もっと見ていたい……』
「……へぇ」
カケルは、思わず呟いた。
一人目は経験豊富なOL。二人目は処女の女子高生。どちらも、カケルに惹かれている。
「三人目も……」
カケルが次の女ゾンビに視線を向けようとした、その時だった。
「ぁぁぁぁ!!!」
突然、大きな叫び声が響いた。
「……!?」
カケルは、驚いて振り返った。
ユイが改良型バットを振り上げて叫んでいた。瞳には明確な怒りの色が宿っている。虚ろだったはずの瞳が、今は燃えるように輝いている。
「ユイ?」
カケルが名前を呼んだ瞬間――
ユイが、女ゾンビたちへと突進した。
「あぁぁぁっ!!」
バットを振り回し、女ゾンビたちを威嚇する。
クロスボウを構え、矢を放つ――女ゾンビの足元に突き刺さる。攻撃ではなく、威嚇だ。
「きぃぃっ! あぁっ!」
ユイは獣のように吠えた。
女ゾンビたちを追い払おうとしている。バットを振り回し、足を踏み鳴らし全身で拒絶の意志を示している。
「お、おい……ユイ!?」
カケルは、慌てて止めようとした。
だが、女ゾンビたちは――ユイの威嚇に怯え、後退し始めた。
じりじりと距離を取り、やがて逃げ出す。一体、二体、三体――次々と、女ゾンビたちが散り散りになっていく。
やがて女ゾンビたちは、全員姿を消した。
学校の中へ、周囲の建物へ、道路の向こうへ。それぞれ、バラバラに去っていった。残ったのは、カケルとユイだけだった。
「お、おい……ユイ」
カケルは、ユイの肩を掴んだ。ユイは、荒い息をついていた。
バットを握る手が、震えている。その瞳には、まだ怒りとそして、不安の色が残っていた。
「……嫉妬、したのか」
ユイは、カケルが他の女ゾンビを鑑定しているのを見て、嫉妬したのだ。
自分以外の女を見ている。それが、許せなかったのだろう。
「お前……」
カケルは、苦笑しながらユイの頭を撫でた。
「分かった、分かった。ごめんよユイ」
ユイは、ようやく落ち着きを取り戻した。
バットを下ろし、カケルの胸に顔を埋める。身体はまだ小刻みに震えていた。
「お前が一番大切だ。それは変わらない」
カケルは、ユイを優しく抱きしめた。
ユイは、小さく頷いた。
まるで、「ごめんなさい」と謝っているかのように。
「さて、女ゾンビたちは逃げちゃったな」
カケルは、周囲を見回した。
もう、女ゾンビの姿はない。せっかく味方になってくれたのに、ユイが追い払ってしまった。
まあ、仕方ない。あんなに大量に養えないし……。
「とりあえず、学校の中を確認するか」
カケルはユイの手を引いて学校の正門へと向かった。