※この作品はR-18です。

ゾンビ世界で拠点を作って女の子ゾンビとイチャイチャするお話   作:フレキシブルコーギー

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16話

赤く光る弾丸が、空中を飛んでいく。

 

「……外れた!?」

 

カケルはそう思った。

 

弾丸の軌道が、わずかに逸れている。

化け物の頭部から、数センチ横に――このままでは、肩を掠めるだけだ。

 

「くそっ……!」

 

だが、その瞬間。

 

空気が歪んだ。

 

「――っ!?」

 

カケルは、目を見開いた。

弾丸の周囲の空間が、ぐにゃりと曲がっている。ブラックホールのような――強力な重力場が発生しているかのように。

肉塊の貪食者の巨体が、弾丸へと引き寄せられた。

 

「オ、オオオオォォッ!?」

 

化け物が、悲鳴を上げた。

巨大な身体が、意志に反して弾丸の方へと引っ張られる。

首が、頭部が磁石に引き寄せられる鉄のように――赤い弾丸へと吸い込まれていく。

 

そして弾丸が化け物の頭部に触れた瞬間、爆発した。

 

赤い光が、一瞬だけ周囲を照らす。

次の瞬間、肉塊の貪食者の頭部が内側から弾け飛んだ。

 

「ギャアアアアアアッ!!」

 

断末魔の絶叫。

頭蓋が砕け、脳が飛び散り、血と肉片が四方八方に飛び散る。爆発の衝撃波が空気を震わせ、周囲のゾンビたちを吹き飛ばした。

そして巨大な身体が、ゆっくりと倒れていく。

地面が揺れた。

肉塊の貪食者は、もう動かない。完全に、死んだ。

 

「これが……特殊弾薬の力……!?」

 

カケルは、呆然と呟いた。

重力を操る弾丸。

外れても、ターゲットを引き寄せて命中させる。そして、頭部を内側から爆発させる。

これが、上位種ゾンビにも対抗できる特殊弾薬の力だったのだ。

 

「すげえ……一発150ptの価値はあるな……」

 

だが、感心している暇はなかった。

爆発の衝撃で、周囲の男ゾンビたちも巻き込まれていた。

肉塊の貪食者の近くにいた数十体の男ゾンビが、爆風で吹き飛ばされ肉片に叩きつけられ倒れている。

 

「男ゾンビが……減った!」

 

女ゾンビたちが優勢になっていた。

男ゾンビの数は爆発で大幅に減少している。残っているのは遠くにいた個体だけだ。女ゾンビたちは、それらを次々と襲い、押し倒し、排除していく。

 

「ユイ!」

 

カケルは、ユイの方を見た。

ユイもまだ戦っている。バットを振り回しクロスボウで矢を放ち、男ゾンビたちを倒していく。だが、まだ敵は残っている。

 

「加勢するぞ!」

 

カケルは、ライフルを肩に担ぎ、腰から牛刀を抜いた。

銃弾は残っているが、至近距離では刀の方が扱いやすい。カケルは、ユイの元へと駆け寄り、迫ってくる男ゾンビの首を斬りつけた。

黒い血が飛び散り、ゾンビが崩れ落ちる。

 

「ユイ、大丈夫か!?」

 

ユイは小さく頷いた。

彼女の身体には、傷一つない。見事な戦いぶりだ。

 

「よし、このまま一気に片付けるぞ!」

 

カケルとユイは背中合わせになって戦った。

カケルは牛刀を振るい、男ゾンビの首を斬り、頭を叩き割る。

ユイはバットを振り回し、クロスボウで矢を放ち、次々と敵を倒していく。

 

そして、女ゾンビたちも加勢してくれている。

彼女たちは、カケルを守るように周囲を囲み、男ゾンビたちを排除していく。

 

やがて……。

 

最後の男ゾンビが、倒れた。

 

「……はぁ……はぁ……」

 

カケルは、荒い息をついた。

周囲を見回すと、もう男ゾンビの姿はない。残っているのは、女ゾンビたちだけだ。

彼女たちは、カケルの周囲に集まり、じっとこちらを見つめている。

 

数えてみると――約30体ほど。

 

「お前たちは……」

 

カケルは、女ゾンビたちを見つめた。

彼女たちは、敵意を向けてこない。むしろ、カケルに惹かれているようだ。

瞳には、虚ろながらも――何か期待するような光が宿っている。

 

「俺を……守ってくれたのか?」

 

女ゾンビたちは、何も答えない。

ただ、じっとカケルを見つめ続けている。

 

 

 

♢   ♢   ♢

現在地: 大通り(学校正門前)

旧拠点: 郊外の一軒家(放棄)

新拠点候補: 廃校

お嫁さんゾンビ: 1人(ユイ)

保有物資: 大幅に増加(医薬品多数、食料品多数、水多数、衛生用品多数)

同行者: セーラー服の少女ゾンビ・ユイ(愛情度★★★★★、武器:改良型バット+クロスボウ)

カケルの装備: 対ゾンビライフル(特殊弾薬使用済み、通常弾残あり)、牛刀

周囲: 女ゾンビ約30体が、カケルを囲んでいる

戦闘結果: 肉塊の貪食者(中位種)撃破、男ゾンビ全滅

クラフトポイント: 200pt(残り)

時刻: 昼

♢   ♢   ♢

 

 

 

カケルは、女ゾンビたちを見回した。

別に発動するつもりはなかったが、視線を向けただけで――鑑定能力が勝手に発動してしまった。

視界の端に、透けた文字列が浮かび上がる。

 

【女ゾンビ①のステータス】

外見: 20代前半、OL風。黒いスーツとタイトスカート。肩までの黒髪。整った顔立ちで、生前は美人だったと思われる。身長160cm程度。胸は中程度の大きさ。

経験: あり(生前に複数人と経験済み)

弱点: 首筋、乳首、クリトリス

セックス回数: 生前で推定40~50回

オナニー回数: 生前で推定150回以上

処女か非処女か: 非処女

膣内の状態: 経験豊富。ひだが細かく入り組んでおり、締まりは良好。使い込まれているが、まだ十分に弾力がある。

子宮の状態: 健全。妊娠可能。

卵子の状態: 正常。

現在の心の声: 『……この匂い……好き……この人……欲しい……守りたい……触れたい……もっと近くに……』

 

【女ゾンビ②のステータス】

外見: 10代後半、女子高生。セーラー服姿。茶色のショートヘア。小柄で華奢な体つき。童顔で、可愛らしい雰囲気。身長155cm程度。胸は小さめ。

経験: なし

弱点: 耳たぶ、太ももの内側、クリトリス

セックス回数: 0回

オナニー回数: 生前で推定10回程度(興味はあったが、恥ずかしくてあまりできなかった)

処女か非処女か: 処女

膣内の状態: 未使用。膣壁は柔らかく、処女膜が無傷で残っている。狭く、初々しい。

子宮の状態: 健全。若く、妊娠可能。

卵子の状態: 正常。

現在の心の声: 『……ドキドキする……安心する……優しそう……もっと見ていたい……』

 

「……へぇ」

 

カケルは、思わず呟いた。

一人目は経験豊富なOL。二人目は処女の女子高生。どちらも、カケルに惹かれている。

 

「三人目も……」

 

カケルが次の女ゾンビに視線を向けようとした、その時だった。

 

「ぁぁぁぁ!!!」

 

突然、大きな叫び声が響いた。

 

「……!?」

 

カケルは、驚いて振り返った。

ユイが改良型バットを振り上げて叫んでいた。瞳には明確な怒りの色が宿っている。虚ろだったはずの瞳が、今は燃えるように輝いている。

 

「ユイ?」

 

カケルが名前を呼んだ瞬間――

ユイが、女ゾンビたちへと突進した。

 

「あぁぁぁっ!!」

 

バットを振り回し、女ゾンビたちを威嚇する。

クロスボウを構え、矢を放つ――女ゾンビの足元に突き刺さる。攻撃ではなく、威嚇だ。

 

「きぃぃっ! あぁっ!」

 

ユイは獣のように吠えた。

女ゾンビたちを追い払おうとしている。バットを振り回し、足を踏み鳴らし全身で拒絶の意志を示している。

 

「お、おい……ユイ!?」

 

カケルは、慌てて止めようとした。

だが、女ゾンビたちは――ユイの威嚇に怯え、後退し始めた。

じりじりと距離を取り、やがて逃げ出す。一体、二体、三体――次々と、女ゾンビたちが散り散りになっていく。

やがて女ゾンビたちは、全員姿を消した。

学校の中へ、周囲の建物へ、道路の向こうへ。それぞれ、バラバラに去っていった。残ったのは、カケルとユイだけだった。

 

「お、おい……ユイ」

 

カケルは、ユイの肩を掴んだ。ユイは、荒い息をついていた。

バットを握る手が、震えている。その瞳には、まだ怒りとそして、不安の色が残っていた。

 

「……嫉妬、したのか」

 

ユイは、カケルが他の女ゾンビを鑑定しているのを見て、嫉妬したのだ。

自分以外の女を見ている。それが、許せなかったのだろう。

 

「お前……」

 

カケルは、苦笑しながらユイの頭を撫でた。

 

「分かった、分かった。ごめんよユイ」

 

ユイは、ようやく落ち着きを取り戻した。

バットを下ろし、カケルの胸に顔を埋める。身体はまだ小刻みに震えていた。

 

「お前が一番大切だ。それは変わらない」

 

カケルは、ユイを優しく抱きしめた。

ユイは、小さく頷いた。

まるで、「ごめんなさい」と謝っているかのように。

 

「さて、女ゾンビたちは逃げちゃったな」

 

カケルは、周囲を見回した。

もう、女ゾンビの姿はない。せっかく味方になってくれたのに、ユイが追い払ってしまった。

まあ、仕方ない。あんなに大量に養えないし……。

 

「とりあえず、学校の中を確認するか」

 

カケルはユイの手を引いて学校の正門へと向かった。

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