ゾンビ世界で拠点を作って女の子ゾンビとイチャイチャするお話 作:フレキシブルコーギー
「とりあえず、帰ろう」
カケルは、この場でユイと絡新婦の間に立って調停するよりも、まずは拠点に戻ることを優先した。
ここは絡新婦の巣で、死体だらけの不気味な場所だ。長居する場所ではない。
「ライフルも拾わないとな。それと、集めていた食材も回収しないと」
カケルは部屋の奥に転がっている落としたライフルを探した。暗い中、懐中電灯で照らしながら歩き回る。
「あった」
最初に落としたライフルを発見。さらに、クラフトで生成した二本目のライフルも回収した。
二丁のライフルを背負い、カケルは次に食材の回収に取りかかろうとした。
だが――
「ギ……♡」
絡新婦がカケルの前に立ちはだかった。
微笑むと、指から細い糸を吐き出した。
シュルシュルシュルッ!
糸が生き物のように部屋中を駆け巡る。
そして床に散らばっていた缶詰、レトルト食品、真空パックの食材を次々と絡め取り、一カ所に集めていく。
「おお……!」
カケルは驚いた。
絡新婦の糸操作能力は、単に獲物を捕らえるだけではない。こうして、物を集めたり、運んだりすることもできるのだ。
そして、絡新婦はさらに動いた。
地下食品街の、カケルたちがまだ探索していなかった奥のエリアへと糸を伸ばす。そして――
ズルズルズルッ!
大量の食料品が、糸に絡め取られて引きずられてきた。
高級な缶詰、ワイン、チーズ、乾燥パスタ、オリーブオイル、スパイスの瓶、真空パックされた高級な肉――カケルたちが見つけられなかったデパ地下の奥深くに隠されていた食材が次々と集められてくる。
「すごい……こんなに……!」
カケルは、目を見張った。
絡新婦が集めてくれた食材の量は、カケルたちが集めた量の三倍以上はある。これだけあれば、2、3カ月は贅沢な食事ができるだろう。
「糸を操る能力……便利だな」
カケルは、感心した。
絡新婦は、カケルに褒められて嬉しそうに微笑み、糸で食材を包み込むように束ねた。
巨大なバックパックのように、食材を一つの塊にまとめ上げる。
「これなら、一度に運べるな。ありがとう」
カケルが礼を言うと絡新婦は頬を赤らめ、カケルの腕に再び抱きついた。
「……」
その様子を見ていたユイはさらにムスッとした表情になり、エンジェルストライクを肩に担いだまま、ぷいっと出口の方へと歩き出した。
「あ、ユイ、待ってくれ!」
カケルは絡新婦に抱きつかれたまま、慌ててユイの後を追った。
三人はデパ地下を後にし、地上へと戻った。
絡新婦が糸で束ねた大量の食材を、その蜘蛛の脚で器用に運んでいる。カケルは二丁のライフルを背負い、ユイはエンジェルストライクを手に、先頭を歩いている。
「……」
ユイは、まだ不機嫌そうだ。
時折、後ろを振り返り、カケルに抱きついている絡新婦をジト目で睨んでいる。
絡新婦は、それを見て、さらに挑発するようにカケルに頬を擦り寄せる。
「はぁ」
カケルは、深いため息をついた。
拠点に帰ったら、ユイの機嫌を直すのが一番の仕事になりそうだ。
そして。
街を抜け、学校の敷地が見えてくると――
「……ぁ……」
「……ぅ……」
林から、数十体の女ゾンビたちが姿を現した。
カケルを出迎えるためにぞろぞろと集まってくる。彼女たちはカケルのフェロモンに惹かれ、彼を守るために集まったゾンビたちだ。
だが……。
女ゾンビたちは、一斉に動きを止めた。
ユイの尋常ではない不機嫌オーラ。
そしてカケルに抱きついている、異形の存在――絡新婦。
「……」
女ゾンビたちは、本能的に危険を察知した。
ザザザザザッ!
次の瞬間にはまさに蜘蛛の子を散らすように、一斉に林の奥へと逃げ帰っていった。
「あ、おい……」
カケルは、慌てて呼び止めようとしたが、もう遅い。
女ゾンビたちは、あっという間に姿を消してしまった。
「可哀想なことをしたな」
カケルは、申し訳ない気持ちになった。
彼女たちは、ただカケルを迎えに来ただけなのに、修羅場の空気に巻き込まれてしまった。
「……」
ユイは、相変わらず不機嫌そうに先を歩いている。
絡新婦は、女ゾンビたちが逃げていくのを見て、得意げな表情を浮かべている。「私が勝った」と言っているかのように。
カケルは、再び深いため息をついた。
そして学校の校舎に入り、保健室へと戻った。
大量の食材を、絡新婦が糸を使って運び込む。缶詰、ワイン、チーズ、肉――それらを、保健室の隅に整然と並べていく。
「ライフルもここに置いて……」
カケルは二丁のライフルを壁に立てかけた。
そしてベッドにどさりと腰を下ろした。
「今回は、疲れたな」
肉体的にも精神的にも限界だった。
絡新婦との戦闘、そして五回にわたるセックス。全身が痛い。
「……」
ユイは、保健室の隅で、エンジェルストライクを抱えたまま、ぷいっとそっぽを向いている。
まだ、怒っている。
絡新婦は、カケルの隣に座り、自分の豊満な胸をあてるようにもたれかかる。
「ギ♡」
満足そうに、カケルの頭を撫でている。
「とりあえず、絡新婦とどう暮らすか、決めないとな」
カケルは頭を抱えた。
絡新婦は、もう離れる気はないだろう。そして中位種という強力な存在だ。拠点の防衛戦力としては、非常に頼りになる。
だが、問題は……。
「ユイの機嫌を、どう直すかだ……」
カケルは拗ねているユイをちらりと見た。
ユイは絶対にこちらを見ない。
「頭が痛い……はぁ」
♢ ♢ ♢
【現在の状況】
現在地: 学校内部(保健室)
新拠点: 廃校
お嫁さんゾンビ: 2人(ユイ・愛情度★★★★★、絡新婦・愛情度★★★★★)
保有物資: 大幅に増加(大量の高級食材が追加)
同行者: セーラー服の少女ゾンビ・ユイ(不機嫌MAX)、淫猥なる絡新婦(カケルに甘えている)
カケルの装備: ライフル×2、牛刀
拠点設備: 発電機、浄水装置、野菜栽培機、シャッター式バリケード×17窓、高級キングサイズベッド、広々としたお風呂
クラフトポイント: 595pt + 大量ボーナス(中位種制圧+セックス×5)= ???pt
時刻: 昼
重要な展開: 絡新婦が新たなお嫁さんとして加わった。ユイとの関係が険悪。
♢ ♢ ♢
カケルは、ベッドに横たわり、深呼吸をした。
絡新婦は、彼の隣で満足そうに身体を寄せており、ユイは相変わらず部屋の隅でぷいっとそっぽを向いている。
「少し休もう」
しばらく休憩した後、カケルは脳裏のクラフトメニューにアクセスした。
そして――
【現在のポイント: 2595pt】
「……!?」
カケルは、目を疑った。
以前は595ptだったはずだ。それが、今は2595pt。2000ptも増えている!?
「中位種を制圧したからか……?それとも、五回もセックスしたのが効いたのか……?」
おそらく、両方だろう。中位種という強敵を倒し、さらにセックスで完全に支配した。
その報酬が、2000ptという膨大なボーナスとなって返ってきたのだ。
いや待てよ。学校の前にいた中位種を倒しても別にボーナスはもらえなかったような……。何か法則があるのかもしれない。
「チャンスだ! 拠点を大幅に改築できる!」
カケルは、興奮を抑えきれなかった。
2595ptもあれば、重装備や防衛設備を大量に導入できる。
「よし、クラフトリストを確認しよう」
【クラフトメニュー - 最新版】
防衛設備
簡易タレット(自動迎撃): 150pt
低位種・中位種ゾンビを自動で迎撃する砲台。
重装タレット(対上位種用): 300pt
上位種ゾンビにも有効なダメージを与える強力な砲台。
防護シールド発生装置: 400pt
拠点全体を覆うエネルギーシールドを展開。一定時間、外敵の侵入を完全に防ぐ。
監視カメラシステム(再導入): 80pt
四方向を監視できるカメラシステム。旧拠点に置いてきたので再導入が必要。
★自動修復システム: 200pt【NEW】
拠点の損傷を自動で修復する。バリケードや壁の破損も数時間で回復。
生活設備
野菜栽培機(自動): 120pt【導入済み】
浄水装置: 100pt【導入済み】
改良型ベッド(ダブルサイズ): 70pt
高級ベッド(キングサイズ・快適性最大): 150pt【導入済み】
★調理設備(電熱式): 120pt【NEW】
温かい料理が作れる。冷蔵庫も付属。
お風呂(温水・広々): 200pt【導入済み】
★娯楽室: 180pt【NEW】
テレビ、ゲーム機、本棚などが揃った娯楽スペース。ストレス解消に最適。
★医療室(完全装備): 250pt【NEW】
手術台、医薬品、診察器具が揃った本格的な医療室。怪我や病気に対応可能。
武器・装備
改良型バット(釘付き): 50pt【導入済み】
対ゾンビライフル: 200pt【導入済み×2】
特殊弾薬(対上位種): 150pt
クロスボウ+矢セット: 80pt【導入済み】
★火炎放射器: 300pt【NEW】
広範囲を焼き払う強力な武器。
★グレネードランチャー: 400pt【NEW】
遠距離から爆発攻撃を行える。上位種にも多少有効。
ユイ・絡新婦専用アイテム【NEW】
可愛い服セット(ユイ用): 80pt【導入済み】
アクセサリーセット(ユイ用): 100pt【導入済み】
お菓子セット(ユイ用): 60pt【導入済み】
★絡新婦専用・人間変身薬: 500pt【NEW】
絡新婦が一時的に下半身も人間の姿になれる薬。持続時間12時間。再使用可能。
★絡新婦専用・糸強化薬: 200pt【NEW】
絡新婦の糸の強度と粘着力が2倍になる。防衛に最適。
拠点強化
倉庫拡張: 100pt
発電機: 150pt【導入済み】
要塞化改造: 500pt
拠点全体を鉄壁の要塞に改造。壁を強化し、防御力を大幅に向上。
地下シェルター増設: 400pt
緊急時に避難できる地下シェルターを増設。食料・水・医薬品を備蓄可能。
★屋上庭園: 150pt【NEW】
屋上を庭園に改造。野菜や果物を栽培できる。リラックス効果もあり。
特殊設備
娘ゾンビ育成室: 250pt
ゾンビ鑑定強化: 300pt
より詳細な情報が表示されるようになる。
ポイント増幅装置: 600pt
ユイや絡新婦とのセックスで得られるポイントが2倍になる。
「これだけあれば……かなり強化できるな。それにポイント増幅器だって?これさえあればクラフトポイントがかなり稼げるじゃないか……!」
カケルは膨大なクラフトポイントを前に、慎重に何を作るべきか考えた。
まずは今後のポイント獲得を効率化し、拠点の安全を盤石にすることが最優先だ。
「よし、決めた」
カケルは、以下の4つのアイテムを選択した。
ポイント増幅装置: 600pt
監視カメラシステム(再導入): 80pt
重装タレット(対上位種用): 300pt
防護シールド発生装置: 400pt
「クラフト実行!」
ヴォォォォォォンッ!
今までで最大規模の光が、保健室だけでなく、校舎全体を包み込んだ。
まず、玄関に水晶のようなオブジェが出現した。これがポイント増幅装置……のようだ。
カケルたちがセックスをする際に発生する特殊なエネルギーを増幅し、獲得ポイントを2倍にするという、まさにハーレムの王にふさわしい装置である。
次にカケルの脳内に複数のモニターが設置され、校舎の四方を映し出す。
屋上や校門に設置されたカメラからの映像だ。これで、拠点の外の様子を安全に確認できる監視カメラシステムが再導入された。
そして校舎の屋上、時計台の上には巨大で威圧的な砲台――重装タレットが出現した。自動で敵を捕捉し、上位種にさえ有効な強力な弾丸を撃ち出す、まさに拠点の切り札だ。
最後に、校舎の中庭に、巨大なアンテナのような装置が設置された。これが防護シールド発生装置だ。
緊急時には、学校全体を覆う青い半透明のエネルギーシールドを展開し、あらゆる物理攻撃から拠点を守ることができる。
【クラフトポイント消費】
合計消費ポイント: 1,380pt
残りポイント: 1,215pt
「すごい……これだけあれば、上位種が来ても簡単にはやられないぞ」
カケルは、拠点が鉄壁の要塞へと変貌を遂げたことに満足した。
だが、その満足感も、部屋の重苦しい空気の前ではすぐに消え去ってしまう。
「……」
ユイは、部屋の隅で膝を抱え、エンジェルストライクを抱きしめている。まだ、完全に拗ねている。
「ギ……♡」
絡新婦は、そんなユイの様子など気にもせず、カケルの腕に自分の豊満な乳房を押し付け、甘えた声を上げている。
拠点の防御は完璧になった。
だが、家庭内の防衛は、今まさに崩壊の危機に瀕していた。
「まだポイントは残っている……」
カケルは、1,215ptという残りポイントを見つめた。拠点の防衛は完璧になったが、今一番大切なのは――ユイの機嫌を直すことだ。
「ユイのために、何か作ってあげよう」
カケルは、まず屋上庭園を作ることに決めた。ユイは自然が好きだ。美しい花や緑に囲まれた場所を作れば、きっと喜んでくれるはずだ。
『屋上庭園 - 150pt』
『クラフト実行!』
ヴォンッ!
校舎の屋上が、光に包まれた。
そして、次の瞬間――屋上は美しい庭園へと生まれ変わった。
色とりどりの花が咲き乱れ、小さな噴水がせせらぎを奏でている。木製のベンチが置かれ、ちょっとした野菜や果物も栽培できるスペースがある。重装タレットがあっても、それを感じさせない、心安らぐ空間だ。
「よし、これでユイゆっくりできる場所ができた」
【残りポイント: 1,065pt】
そして、カケルは再びクラフトメニューを開いた。
ユイの機嫌を直すための、さらなるアイテムを探す。
【ユイの機嫌を直すための特別リスト】
ユイ専用・プレゼントアイテム
★ユイ専用・超豪華ドレスセット: 150pt【NEW】
絶世の美少女が着るにふさわしい、豪華なドレスと靴のセット。ユイが着れば、まるでお姫様のよう。
★ユイ専用・ぬいぐるみコレクション: 80pt【NEW】
大小様々な可愛いぬいぐるみがセットに。ユイが大好きな柔らかくて温かいものたち。
★ユイ専用・高級化粧品セット: 120pt【NEW】
最高級の化粧品とスキンケア用品。ユイをさらに美しくしてあげられる。
★ユイ専用・アクセサリー追加セット: 100pt
さらに豪華なアクセサリー。ティアラ、指輪、ブレスレット、髪飾りなど。
★ユイ専用・お菓子超豪華セット: 100pt【NEW】
チョコレート、ケーキ、マカロン、キャンディなど、あらゆる甘いものが揃った超豪華版。
ユイとの特別な体験
★デートスポット生成(校内): 200pt【NEW】
校舎内に、ロマンチックなデートスポットを生成。キャンドルライトディナーやプライベートシアターなど。
★ユイ専用・リラックスルーム: 180pt【NEW】
マッサージチェア、アロマディフューザー、ヒーリングミュージックが流れる癒しの空間。ユイだけのプライベートルーム。
★記念写真撮影セット: 100pt【NEW】
高品質カメラ、照明、背景セットなど。ユイとの思い出を形に残せる。
★二人だけの秘密の部屋: 250pt【NEW】
カケルとユイだけが入れる、完全にプライベートな隠し部屋。絡新婦も入れない。
★ユイへの愛の誓いのペンダント: 200pt【NEW】
カケルの愛が込められたペンダント。ユイに贈れば、愛情度がさらに上昇し、機嫌も回復する。
絡新婦をなんとかする系
★絡新婦の個室(別室): 150pt【NEW】
絡新婦専用の部屋を作る。ユイと物理的に距離を置ける。
★絡新婦・おとなしくなる首輪: 250pt【NEW】
絡新婦に装着させると、ユイへの挑発行動を控えるようになる。
「さて……何を作ろうか」
カケルは、リストを見つめながら考えた。
ユイの機嫌を直すには、どのアイテムが最も効果的だろうか。