ゾンビ世界で拠点を作って女の子ゾンビとイチャイチャするお話 作:フレキシブルコーギー
クラフトポイント獲得!
死鳥女の撃破・調教:3,000pt × 2(増幅器) = 6,000pt
合計獲得:6,000pt
【現在のクラフトポイント:17,500pt】
しばらく、カケルと死鳥女は、抱き合ったまま、余韻に浸っていた。
「……よし」
カケルは、ゆっくりと身体を起こした。
絡新婦の糸は、すでに解かれており、死鳥女は自由になっている。
「お前も、もう大丈夫か?」
カケルは、優しく囁いた。
死鳥女は、コクリと頷き、カケルに抱きついてきた。
処女を奪われ、中出しされた身体は、まだ余韻に震えているが、もう元気になったようだ。
瞳には、カケルへの愛情が溢れている。
「一緒に学校に帰ろう」
カケルは死鳥女の頭を優しく撫でた。
死鳥女は嬉しそうに、カケルの胸に顔を埋めた。
カケルは死鳥女を立たせようとしたが、死鳥女はカケルの背中に回り込み腕……いや、羽を伸ばしてきた。
「ん?おんぶしてほしいのか?」
カケルは微笑みながら死鳥女を背負った。
死鳥女の腕がカケルの首に絡みつき、翼がカケルの身体を包み込む。
「ラァ……♪」
死鳥女は嬉しそうに、カケルの首筋に顔を埋めた。
カケルの匂いを嗅ぎ幸せそうに、小さく歌を口ずさんでいる。
「なんだよ、めちゃくちゃ甘えてくるじゃないか」
カケルは苦笑しながら死鳥女の太ももを支えた。
死鳥女はカケルの背中でふにゃふにゃと身体をくねらせ、カケルに甘えまくっている。
ユイと絡新婦はそんな二人を、少し呆れたように見つめていた。
だがすぐに、二人は微笑みカケルの隣に並んだ。
「よし、帰るぞ」
カケルは死鳥女を背負ったまま学校へと歩き始めた。
その最中、カケルはとあることを考えていた。
「……6,000pt……基礎だけで3000ptか……」
ポイントが増えるのは嬉しい。
だが、カケルはある奇妙な違和感を覚えていた。
「何でポイントが、こんなに手に入りやすくなっているんだ」
カケルは死鳥女を背負いながらそう呟いた。
最初は1,000ptを溜めるのも大変だった。
セックスをして、少しずつポイントを貯めていた。
だが、今は違う。
基礎ポイントだけで3,000ptも手に入る。
ポイント増幅器は2倍にしているだけ。
……いやポイント増幅器の挙動もおかしい。あれは最初はセックスにだけ効果があった。説明にもそう書いてあった。
それが、いつの間にか中位種を撃破してもポイントがもらえるようになった。
「一体何故だ……?」
カケルは考え込んだ。
クラフトシステムは誰が作ったのか。
何のために存在するのか。
そして何故、ポイントが増えやすくなっているのか。
まるで誰かがカケルを強くしようとしているかのようだった。
だが、それは誰なのか。何のためなのか。
「分からない」
カケルは頭を振った。
今は考えても答えは出ない。
だがいつか、この謎を解き明かさなければならない気がした。
カケルは、死鳥女を背負いながら、学校へと歩き続けた。
♢ ♢ ♢
【現在の状況】
現在地: 公園→学校へ移動中
参加者: カケル、ユイ、絡新婦、哀歌の死鳥女(新しい仲間)
クラフトポイント: 17,500pt
時刻: 昼
物語の進展: カケルは死鳥女を仲間にし、学校に連れて帰ることにした。死鳥女は元気になり、カケルにおんぶしてもらいながら、めちゃくちゃ甘えている。四人は、学校へと帰っていく。
♢ ♢ ♢
学校に帰ると林のゾンビたちが、カケルたちを出迎えた。
仲間になった死鳥女を見て、驚きと喜びの表情を浮かべている。
カケルは全員を中庭に集め、死鳥女に能力を披露するよう促した。
「死鳥女、お前の力を見せてくれ」
カケルの言葉に死鳥女は、コクリと頷いた。
「ラァーーー!!」
死鳥女が甲高い叫び声を上げた。
その身体がふわりと空へと浮かび上がる。
死鳥女の翼が激しく羽ばたく。
グラウンドを何度も周回し、あっという間に移動する。
中庭の空を自由自在に飛び回る……。
目にも追えない高速飛行だ。
「すげぇ……」
カケルはその光景に思わず声を上げた。
次に死鳥女が、翼を大きく広げた。
「ラァーー!!」
翼から透明な風の刃が無数に放たれた。
その精度と速度は見事なものだ。
その後、死鳥女が口を開いた。
「ラァァァァァーーー!!!」
音波を纏った声が中庭全体に響き渡った。
空気がビリビリと震える。
ガラスは割れず、だが、その圧倒的な力は誰もが感じることができた。
林のゾンビたちは圧倒的な能力に少し怯えている。
そして、最後に――
死鳥女が静かに歌い始めた。
「ラァーラーラー♪ ラァーラーラー♪」
歌声は信じられないほど美しかった。
透き通った天使のような歌声。
めちゃくちゃ歌がうまい
聞く者を魅了し、陶酔させる絶対の歌声。
かつては獲物を魅了する武器だった歌が、今はカケルへの愛情を歌う最高の癒しとなっていた。
「綺麗だな……」
カケルは死鳥女の歌に完全に魅了されていた。
中庭に集まった全員が死鳥女の歌に耳を澄ませている……。
「よし、彼女の装備を整えてあげよう」
カケルはクラフトメニューを開き、死鳥女専用の武器、防具、特殊装備を確認した。
【死鳥女専用装備リスト】
【死鳥女専用武器】
★シンフォニアエッジ - 3,000pt
音波を刃化させた特殊武器。歌声と同期して風の刃の威力が倍増する。歌いながら戦闘できる。
効果: 歌声で風刃強化。遠距離攻撃力2倍。
【死鳥女専用防具】
★フェザーアーマー改 - 2,500pt
翼に装着する特殊防具。軽量でありながら高防御。飛行時の負担を軽減。
効果: 防御力1.5倍。飛行消費スタミナ50%減。
【死鳥女専用特殊装備】
★ハーモニーコア - 2,500pt
死鳥女の喉に埋め込む再生・強化コア。歌声の威力を2倍にし、喉の疲労を無くす。
効果: 歌声威力2倍。喉のダメージ無効。
★ヴォイスアンプリファイ - 1,500pt
音波の増幅装置。音波攻撃の範囲と威力が向上する。敵の聴覚を完全に奪える。
効果: 音波攻撃範囲2倍。敵を一時的に難聴状態に。
「……よし。値は張るが、全部買おう」
カケルは死鳥女の専用装備を全て購入することに決めた。
【シンフォニアエッジを購入しました。-3,000pt】
【フェザーアーマー改を購入しました。-2,500pt】
【ハーモニーコアを購入しました。-2,500pt】
【ヴォイスアンプリファイを購入しました。-1,500pt】
【合計消費: 9,500pt】
【現在のクラフトポイント: 8,000pt】
光が中庭に降り注ぎ、死鳥女の身体に新しい装備が装着された。
翼には白く輝くフェザーアーマー改が装着され、より美しくより強く見える。
喉には淡く光るハーモニーコアが埋め込まれ、その周りに音波を増幅するヴォイスアンプリファイが配置された。
そして翼の付け根には、シンフォニアエッジが装着され、歌声と一体化する準備が整った。
「ラァーー♪」
死鳥女が新しい装備を試すように、美しい歌声を上げた。
歌声はこれまでとは比べ物にならないほど、強く、美しく、響き渡った。
♢ ♢ ♢
【現在の状況】
現在地: 学校中庭
参加者: カケル、ユイ、絡新婦、哀歌の死鳥女(新装備装着)、林のゾンビたち
クラフトポイント: 8,000pt
死鳥女の新装備:
シンフォニアエッジ(専用武器)
フェザーアーマー改(専用防具)
ハーモニーコア(特殊装備)
ヴォイスアンプリファイ(特殊装備)
時刻: 昼
物語の進展: カケルは死鳥女に装備を全て購入した。死鳥女は新しい装備を装着した。
♢ ♢ ♢
カケルは悩んでいた。
現在のクラフトポイントは8,000pt。
このままセックスをすれば、さらに大量のポイントを稼げるだろう。
だが謎のポイントシステムについて調べるのも、重要に思える。
あるいは学校の防御をさらに強化して、安全を確保するのも良い。
「謎のシステムについて調べてみるか……」
カケルはユイ、絡新婦、死鳥女にそう告げた。
三人はカケルに従い学校の玄関へと向かった。
そこに設置されている水晶のようなオブジェ。
【ポイント増幅装置】
カケルは初めてじっくりと水晶を見つめた。
生成してから一度もちゃんと調べたことはなかったのだ。
「ん?」
カケルが水晶に顔を近づけると、内部に何か文字のようなものが浮かび上がった。
『汝が進む道を選ぶため試練を与え価値を問う。深く進めば進むほどより多くの恵みが得られん。未知なるものへの侵攻、相手との融合、境界線の超越。全てが価値であり全てが対価となり螺旋を描く。次の段階へ到達するまで慈悲深き手は更に多きを与え続けん。目を開き見よ。貴き者よ』
「……?」
カケルはその文字を読んでも意味がさっぱり分からなかった。
「深く進めば進むほど、より多くの恵みが得られん」
「未知なるものへの侵攻、相手との融合、境界線の超越」
「目を開き、見よ。貴き者よ」
「……何だこれ」
カケルは首を傾げた。
この水晶は何を言おうとしているのか。
なぜポイントが急に増やしやすくなったのか。
そもそも何故増幅器にこんなメッセージが存在するのか。
「とにかく、先に進むしかないのか」
カケルはそう呟き、水晶から目を離した。